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健治くんが幸いの光を見つけるとき、私たちも物語の中に幸いを見つけて溜息をつく。みんなの幸せを願いたくなるドラマ。
父親が母親の尊厳を傷つけるからと、母と妹と共に家を出た北原さん。
娘に執着する父親の気持ちは強くて、決して子供に対する愛がなかったわけではないことが伺える。
けれども、それは押し付けや思い込みの愛で、「逆らわないもの」が好きなんだよね。「家族」というステイタスが欲しいだけ。優秀な家族が欲しいだけ。
18歳になれば学校との契約も親ではなくて自分で結べる。そういう準備を全て自分で出来る北原さんは本当に素晴らしい。
この話の中で、「守られる者」になってしまっている母親に実は一番違和感がある。
逃げ出すだけで、夫が学校に来ることを阻止する手立ても取らなかったし、これからは娘たちが不幸にならないように、頑張って自立してもらいたい。
家の中で革命を起こしたのは長女だった。母親もしっかり闘わないと。
「実は僕、いい年をした大人になっていたんだ」と姉に語る健治くん。生徒たちを守れる存在になるために健治くんはどんどん成長する。
父親と本音で語れる日もきっと近い。そういう幸いを見守りたい。
めっちゃ面白い!! 今シーズン一番面白くて楽しみにしているドラマです
最初(1話、2話ぐらいまで)は、なんかイマイチなドラマかなと思ってしまったのですが、だんだん魅力がわかってきました。とても心に刺さる瞬間があります。 自分と違う誰かを拒絶して傷つけるのではなく、違いをきちんと理解しようとする、その違いを、尊重しようとする人達ばかり。人は違って当たり前。受け入れ、互いに尊重しあう、このドラマに流れる時間の雰囲気、とても好きです。
主人公とヒロインの2人が初々しくて可愛いです。特段ファンというわけではありませんが、このドラマの2人は可愛くて見てて癒されます。 ストーリーの方は……本当にあの社長が悪者なのか、そんな人の娘があんな素敵な娘さんになるかしらと、まだ何かあるのではと思いながらみています。
魚虎総合病院がどんどん変わっていく。始まった頃だったら、治療や手術への恐怖を持つ患者さんに4人も揃って励ましの言葉を掛けたりしただろうか。
茶屋坂先生はカッコいいだけではなく優しさで後輩を後押しする。
自分が手術した患者の回復をテレビで見て微笑む康二郎先生。
みんなが優しい。それは徳重イズムであり、赤池イズム。
「バッド・キアリ症候群」は命に関わる指定難病らしい。
徳重先生は正しく診断したし、赤池先生だって「一人で静かに死ぬ」ことができる病なんて無いと分かり切っているはず。
側にいてほしいね。できたら回復してほしい…。
「10のこと」を始めてから、あんなにキラキラ輝いていたのに、一瞬にして真っ暗になってしまったね。真っ黒真っ暗。
途中からこっちまで泣きたくなってしまった。ただただつらい。
「もし俺がそうだとしても十条さんは無いわ」は、別に貶めたわけではないと思うのだけれど、雀ちゃんにはきつい言葉だった。
言い訳だと分かっていても、悲しかったんだろうな。
閉じこもってしまった雀ちゃん。「しばらく週末に会うのはやめよう」どうしてこうなっちゃうのかなぁ。
好きな気持ちに嘘はないとお互いに分かっているはずなのに。
慶司の絶望した顔も悲しい。(田中くんも、たぶん、それなりにモヤっとしている)
幸せを手放さないでほしい。
次回予告までつらい!
何だか、どうせ普通の人間が何かしようとしても何もできないんでしょ?と、ただボーーッと見ている麻薬取締部特捜課。取り締まってるのはもはや麻薬じゃないじゃん(笑)
ジウの目的は初めから才木くんだと言うけれど、才木くんにそれほどの能力があると思えないまま最終回を迎える。
異能力者を抹殺する組織という2人組が白鴉とは無関係らしいのが物語的に邪魔すぎると思っていたのだけれど、長がジウだったってことは、この邪魔な存在も織り込み済みだったということ?
どこまでが作られた幻想で、どこが真実だかよく分からないので、死んじゃった人たちも最終回には無事に蘇ってくるような気すらしている。
とりあえず最終回は中村倫也くんの出番をもっと増やしてください。不足してるんだ。
第7回 自首した考さんは「誰か」を庇っているようにしか見えなかった。それはネルラだとずっと思っていたけれど、そうではなかったんだね。
たぶん、遡れば布勢の事件の原因にはゴーシュが関わっている気がする。
鈴木家の男たちは鈴木家の2人の男の子を守るために生きてきた。
そして2人の男の子はネルラを守るために戦ってきた……そう考えるのはロマンすぎるかな。
布勢が描いたネルラの絵は雨穴の『変な絵』のように不気味だった。あの絵の中に、ネルラが激高して布勢を突き飛ばした何かが描かれている。
考さんが描いた燭台は布勢の命を奪った燭台ではない。考さんは犯人ではない。庇ったのは……。
レオが生きていますように。
どんどん話が怖くなる。
川原 逮捕されろ!と呪いつつ迎えた第8話だったけれど、カヲルに謝り、ホスト職場見学までし、愛実先生のために毒父についてアドバイスをくれる姿を見ていたら怒る気が失せた(笑)案外かわいい。
ハラスメント担当の父親は、リアルハラスメント担当だった(停職処分受けてた・(笑))
愛実を監禁しようとする父親をお玉で殴る筒井真理子さま、好きです。
もっと様々な悲劇を想定して見ていたけれど、思っていたよりも平和なドラマなのかもしれない(甘い)
カヲルくんが無事に幸せになって、良い仕事についてくれればいいなぁ……と願いながら最終回に向かう
最終章に来て、ものすごく深い闇。その内容がこの手のドラマでよくある生い立ちに関する復讐とか、身内が殺されたなどではないのは好感度が高い。
救いたいのは伊垣の恩人である大先輩であり、名波さんの伯父の知り合いである。…その上、警察内部の重要機密に関わる事件の発端となった人だった。
ストーリーの軸がとても面白いし、後編も気になる。
青柳さんは助かると信じているけれど、単独行動はほんと止めて。
もう最終回らしいけれど、このキャストもキャラクターもとても良かったので、ぜひシリーズ化していただきたいです。
とにかく、最終回を待つ。
リンの子供らしい本音が見えるようになってきてから、どんどん同情が深くなってきたよね。
第8話 とりあえず、山崎先生、ご無事で何より!
先週は服なんか買いに行ってゆっくり食事しているシーンにイラっとしていたけれど、今日は刑事のくせに匿っている政宗とラーメンを食べに行ったり、危ういのは分かっているのに今一つ用意周到に出来ない須之内にイラっとする(笑)
そういう穴は多いのに、逃亡劇にはドキドキしてしまうよね。毎週、緊張と切なさで迎えるEDに被る主題歌の「us」で持っていかれる。
メイが健康でリンが無事に生きていければそれでいいと言う政宗だけれど、現段階でリンをここで手放したら、ちっとも安全な気がしないよね。
とにかく汐里が恐ろしくて恐ろしくて。子供のころから政宗の人生を食ってきた女。
安達祐実の演技力、改めて(見るたび)感嘆……
白鳥「ぼくは本質的にこの年齢の女子の方が狡いと思います」 保健師「悪気は無いんですけどねえ」 全体を観て、やはり島田琉菜のあざとさが目についた。自分の可愛さ綺麗さを知っているからだと思う。面談の頃から自分の家の不和を相談。 巌谷先生のマンションに行った時も、きちんとよそ行き服、整えた髪。とても突発的に家を飛び出した少女とは思えない。あの涙も抱きつきも、密室でのキスも計算尽くし…。まあ男なら年齢関係なく女のしたたかさに翻弄されるのは良くある話し。 でも巌谷は教師、色んな意味でミスが多かった。隙だらけだった。SNSのやり取りで島田が家へ行くと成ったのもマズかったと思う。親なら誰でも警察に通報すると思う。 諭旨免職になった巌谷が、島田を激しい言葉で突き離したのも良いと思いますが。 白鳥と幸々のぎこちない小学三年生の付き合い方に比べたら、島田はませていた。いや狡猾だった。 それに巌谷先生や大人達が振り回されていた。 白鳥や教師達が説明出来ないのも仕方ないと。
小3の恋だと山田先生に言われ、微笑ましく見守られる恋から始まり、生徒の片思いを封印して去って行く大人の恋で締める。
切ない恋の回。
健治くんはものすごく成長しているのだと思う。
理事長にあんな風に怒鳴られて、「出ていけ」と言われて。昔だったらきっと登校拒否になってしまうだろう。
けれど、今は学校へ行く。大事な人がたくさんいるから。
巌谷先生の潔白は生徒たちに伝える。「あなたたちだけでも信じてほしい」と。
先生の心も生徒たちの心も守る。そういう風に動けるのは素晴らしいこと。
巌谷先生は島田に「お前を好きになったことは一度もない。お前もだ。」「親も俺のことも見返すような大人になれ」と言ってあげた。
良い先生だった。こんなことで退職するのは理不尽以外の何物でもない。
先生には今後、孤独になってほしくない。仕事などに困るようなことにもなってほしくない。
健治くんはきっと「友達」として法律的な相談に乗る。
そして巌谷先生には健治くんに「大人の男」として相談に乗ってあげてほしい。
恋はムムス。人間関係もムムス……。みんな頑張ってほしい。
歌詞おじさん?あっ、崇おじさんか(笑。とうとう昭和40年代。 手塚治虫だって劇画タッチの後進に焦りを覚えはじめる頃なので、 完全に時代の流れに逆行している崇はいわんやおや。そんな所に元上官の言葉、 (意訳)『シンプル・イズ・ベストがお前の持ち味だ』金言ですなぁ…。
それにしても登美子さんはすっかり落ち着いたな。 茶道の家元として自立した女性になる事で、かつての男性依存はどこえやら。 息子も相応の収入を得て家庭をもっているので過干渉はしないし、 (崇の方は『三つ子の魂百までも』的な苦手意識がまだあるようだが) これで「孫の顔が見たい」なんて言われたらエライ事になるしね。
今、私が得た、金言満載の寛伯父話をひとつ。寺社にお供えする菓子を扱っている京都の菓子問屋の娘さんを、京都で医学の勉強をされていた時に見初められ、見知らぬ高知へ嫁ぐので、親戚筋の女性を伴って高知へ…だった奥様は、とっても素敵な、教養溢れる、人情味の有る女性だったそうです。寛ドクターも、勿論、非常に立派な方で…。寛伯父夫妻を軸にした、ドラマも見てみたい気になりました。いよいよラストスパートですネ!あんぱんも、きっと、頑張る人々に癒しをもたらす、世界は優しいを感じさせてくれそう…ただ…舟を編むの脚本家、蛭田氏の脚本で、あんぱんの別バージョンも、見てみたい今日この頃。中園氏の脚本も、悪くはないと思うんだけど…
健治くんが幸いの光を見つけるとき、私たちも物語の中に幸いを見つけて溜息をつく。みんなの幸せを願いたくなるドラマ。
父親が母親の尊厳を傷つけるからと、母と妹と共に家を出た北原さん。
娘に執着する父親の気持ちは強くて、決して子供に対する愛がなかったわけではないことが伺える。
けれども、それは押し付けや思い込みの愛で、「逆らわないもの」が好きなんだよね。「家族」というステイタスが欲しいだけ。優秀な家族が欲しいだけ。
18歳になれば学校との契約も親ではなくて自分で結べる。そういう準備を全て自分で出来る北原さんは本当に素晴らしい。
この話の中で、「守られる者」になってしまっている母親に実は一番違和感がある。
逃げ出すだけで、夫が学校に来ることを阻止する手立ても取らなかったし、これからは娘たちが不幸にならないように、頑張って自立してもらいたい。
家の中で革命を起こしたのは長女だった。母親もしっかり闘わないと。
「実は僕、いい年をした大人になっていたんだ」と姉に語る健治くん。生徒たちを守れる存在になるために健治くんはどんどん成長する。
父親と本音で語れる日もきっと近い。そういう幸いを見守りたい。
めっちゃ面白い!!
今シーズン一番面白くて楽しみにしているドラマです
最初(1話、2話ぐらいまで)は、なんかイマイチなドラマかなと思ってしまったのですが、だんだん魅力がわかってきました。とても心に刺さる瞬間があります。
自分と違う誰かを拒絶して傷つけるのではなく、違いをきちんと理解しようとする、その違いを、尊重しようとする人達ばかり。人は違って当たり前。受け入れ、互いに尊重しあう、このドラマに流れる時間の雰囲気、とても好きです。
主人公とヒロインの2人が初々しくて可愛いです。特段ファンというわけではありませんが、このドラマの2人は可愛くて見てて癒されます。
ストーリーの方は……本当にあの社長が悪者なのか、そんな人の娘があんな素敵な娘さんになるかしらと、まだ何かあるのではと思いながらみています。
魚虎総合病院がどんどん変わっていく。始まった頃だったら、治療や手術への恐怖を持つ患者さんに4人も揃って励ましの言葉を掛けたりしただろうか。
茶屋坂先生はカッコいいだけではなく優しさで後輩を後押しする。
自分が手術した患者の回復をテレビで見て微笑む康二郎先生。
みんなが優しい。それは徳重イズムであり、赤池イズム。
「バッド・キアリ症候群」は命に関わる指定難病らしい。
徳重先生は正しく診断したし、赤池先生だって「一人で静かに死ぬ」ことができる病なんて無いと分かり切っているはず。
側にいてほしいね。できたら回復してほしい…。
「10のこと」を始めてから、あんなにキラキラ輝いていたのに、一瞬にして真っ暗になってしまったね。真っ黒真っ暗。
途中からこっちまで泣きたくなってしまった。ただただつらい。
「もし俺がそうだとしても十条さんは無いわ」は、別に貶めたわけではないと思うのだけれど、雀ちゃんにはきつい言葉だった。
言い訳だと分かっていても、悲しかったんだろうな。
閉じこもってしまった雀ちゃん。「しばらく週末に会うのはやめよう」どうしてこうなっちゃうのかなぁ。
好きな気持ちに嘘はないとお互いに分かっているはずなのに。
慶司の絶望した顔も悲しい。(田中くんも、たぶん、それなりにモヤっとしている)
幸せを手放さないでほしい。
次回予告までつらい!
何だか、どうせ普通の人間が何かしようとしても何もできないんでしょ?と、ただボーーッと見ている麻薬取締部特捜課。取り締まってるのはもはや麻薬じゃないじゃん(笑)
ジウの目的は初めから才木くんだと言うけれど、才木くんにそれほどの能力があると思えないまま最終回を迎える。
異能力者を抹殺する組織という2人組が白鴉とは無関係らしいのが物語的に邪魔すぎると思っていたのだけれど、長がジウだったってことは、この邪魔な存在も織り込み済みだったということ?
どこまでが作られた幻想で、どこが真実だかよく分からないので、死んじゃった人たちも最終回には無事に蘇ってくるような気すらしている。
とりあえず最終回は中村倫也くんの出番をもっと増やしてください。不足してるんだ。
第7回 自首した考さんは「誰か」を庇っているようにしか見えなかった。それはネルラだとずっと思っていたけれど、そうではなかったんだね。
たぶん、遡れば布勢の事件の原因にはゴーシュが関わっている気がする。
鈴木家の男たちは鈴木家の2人の男の子を守るために生きてきた。
そして2人の男の子はネルラを守るために戦ってきた……そう考えるのはロマンすぎるかな。
布勢が描いたネルラの絵は雨穴の『変な絵』のように不気味だった。あの絵の中に、ネルラが激高して布勢を突き飛ばした何かが描かれている。
考さんが描いた燭台は布勢の命を奪った燭台ではない。考さんは犯人ではない。庇ったのは……。
レオが生きていますように。
どんどん話が怖くなる。
川原 逮捕されろ!と呪いつつ迎えた第8話だったけれど、カヲルに謝り、ホスト職場見学までし、愛実先生のために毒父についてアドバイスをくれる姿を見ていたら怒る気が失せた(笑)案外かわいい。
ハラスメント担当の父親は、リアルハラスメント担当だった(停職処分受けてた・(笑))
愛実を監禁しようとする父親をお玉で殴る筒井真理子さま、好きです。
もっと様々な悲劇を想定して見ていたけれど、思っていたよりも平和なドラマなのかもしれない(甘い)
カヲルくんが無事に幸せになって、良い仕事についてくれればいいなぁ……と願いながら最終回に向かう
最終章に来て、ものすごく深い闇。その内容がこの手のドラマでよくある生い立ちに関する復讐とか、身内が殺されたなどではないのは好感度が高い。
救いたいのは伊垣の恩人である大先輩であり、名波さんの伯父の知り合いである。…その上、警察内部の重要機密に関わる事件の発端となった人だった。
ストーリーの軸がとても面白いし、後編も気になる。
青柳さんは助かると信じているけれど、単独行動はほんと止めて。
もう最終回らしいけれど、このキャストもキャラクターもとても良かったので、ぜひシリーズ化していただきたいです。
とにかく、最終回を待つ。
リンの子供らしい本音が見えるようになってきてから、どんどん同情が深くなってきたよね。
第8話 とりあえず、山崎先生、ご無事で何より!
先週は服なんか買いに行ってゆっくり食事しているシーンにイラっとしていたけれど、今日は刑事のくせに匿っている政宗とラーメンを食べに行ったり、危ういのは分かっているのに今一つ用意周到に出来ない須之内にイラっとする(笑)
そういう穴は多いのに、逃亡劇にはドキドキしてしまうよね。毎週、緊張と切なさで迎えるEDに被る主題歌の「us」で持っていかれる。
メイが健康でリンが無事に生きていければそれでいいと言う政宗だけれど、現段階でリンをここで手放したら、ちっとも安全な気がしないよね。
とにかく汐里が恐ろしくて恐ろしくて。子供のころから政宗の人生を食ってきた女。
安達祐実の演技力、改めて(見るたび)感嘆……
白鳥「ぼくは本質的にこの年齢の女子の方が狡いと思います」
保健師「悪気は無いんですけどねえ」
全体を観て、やはり島田琉菜のあざとさが目についた。自分の可愛さ綺麗さを知っているからだと思う。面談の頃から自分の家の不和を相談。
巌谷先生のマンションに行った時も、きちんとよそ行き服、整えた髪。とても突発的に家を飛び出した少女とは思えない。あの涙も抱きつきも、密室でのキスも計算尽くし…。まあ男なら年齢関係なく女のしたたかさに翻弄されるのは良くある話し。
でも巌谷は教師、色んな意味でミスが多かった。隙だらけだった。SNSのやり取りで島田が家へ行くと成ったのもマズかったと思う。親なら誰でも警察に通報すると思う。
諭旨免職になった巌谷が、島田を激しい言葉で突き離したのも良いと思いますが。
白鳥と幸々のぎこちない小学三年生の付き合い方に比べたら、島田はませていた。いや狡猾だった。
それに巌谷先生や大人達が振り回されていた。
白鳥や教師達が説明出来ないのも仕方ないと。
小3の恋だと山田先生に言われ、微笑ましく見守られる恋から始まり、生徒の片思いを封印して去って行く大人の恋で締める。
切ない恋の回。
健治くんはものすごく成長しているのだと思う。
理事長にあんな風に怒鳴られて、「出ていけ」と言われて。昔だったらきっと登校拒否になってしまうだろう。
けれど、今は学校へ行く。大事な人がたくさんいるから。
巌谷先生の潔白は生徒たちに伝える。「あなたたちだけでも信じてほしい」と。
先生の心も生徒たちの心も守る。そういう風に動けるのは素晴らしいこと。
巌谷先生は島田に「お前を好きになったことは一度もない。お前もだ。」「親も俺のことも見返すような大人になれ」と言ってあげた。
良い先生だった。こんなことで退職するのは理不尽以外の何物でもない。
先生には今後、孤独になってほしくない。仕事などに困るようなことにもなってほしくない。
健治くんはきっと「友達」として法律的な相談に乗る。
そして巌谷先生には健治くんに「大人の男」として相談に乗ってあげてほしい。
恋はムムス。人間関係もムムス……。みんな頑張ってほしい。
歌詞おじさん?あっ、崇おじさんか(笑。とうとう昭和40年代。
手塚治虫だって劇画タッチの後進に焦りを覚えはじめる頃なので、
完全に時代の流れに逆行している崇はいわんやおや。そんな所に元上官の言葉、
(意訳)『シンプル・イズ・ベストがお前の持ち味だ』金言ですなぁ…。
それにしても登美子さんはすっかり落ち着いたな。
茶道の家元として自立した女性になる事で、かつての男性依存はどこえやら。
息子も相応の収入を得て家庭をもっているので過干渉はしないし、
(崇の方は『三つ子の魂百までも』的な苦手意識がまだあるようだが)
これで「孫の顔が見たい」なんて言われたらエライ事になるしね。
今、私が得た、金言満載の寛伯父話をひとつ。寺社にお供えする菓子を扱っている京都の菓子問屋の娘さんを、京都で医学の勉強をされていた時に見初められ、見知らぬ高知へ嫁ぐので、親戚筋の女性を伴って高知へ…だった奥様は、とっても素敵な、教養溢れる、人情味の有る女性だったそうです。寛ドクターも、勿論、非常に立派な方で…。寛伯父夫妻を軸にした、ドラマも見てみたい気になりました。いよいよラストスパートですネ!あんぱんも、きっと、頑張る人々に癒しをもたらす、世界は優しいを感じさせてくれそう…ただ…舟を編むの脚本家、蛭田氏の脚本で、あんぱんの別バージョンも、見てみたい今日この頃。中園氏の脚本も、悪くはないと思うんだけど…