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感情のふり幅が大きすぎて、どうしていいか分からないほど戸惑うラストと予告。1分前まで珠々ちゃん先生と一緒にルンルンしていたのに……。
生徒たちと健治くんがあんなに楽しみにしていた文化祭。天文部のプラネタリウムも出来は上々。
お父さんは悪意があったわけではなく、ただ授業参観のように健治くんを見に来た。
生徒たちに頼られて笑っている健治くんの姿はお父さんにとっても嬉しいものだったに違いない。
けれど訪問は突然過ぎた。健治くんには準備がいっぱい必要なんだよね。
一番楽しいはずの天文部でお父さんと再会し、お父さんと理事長が知り合いだったことも分かり「ムムス」は絶不調に。
おまけに理事長から真っすぐ投げつけられる「仇」という敵意に健治くんの心は痛む。
それでも健治くんは文化祭に戻った。それほどにここは安心できる場所。
珠々ちゃん先生ともたくさん話が出来た。そこは健治くんの「唯一無二の愛しい星空」。健治くんの世界は天文部がある限り平和。
けれども、ストーリーは珠々ちゃん先生と健治くんのカワイイ恋をウットリ見続けさせてくれない。
せっかく大学推薦を取ったのに、くだらない嫉妬や悪意で犯罪に巻き込まれそうな斎藤さん。
上手く行かない学校経営。教師の不足で回らない職員状況。
濱ソラリス高校が黒く染まっていくように見える。
スクールロイヤーとして、弁護士として、健治くんが逃げずにどう動くのか。珠々ちゃん先生がどうみんなに寄り添っていくのか。
星空で繋がるみんながまた一緒に空を仰げますように。
まだ最終回じゃないことにホッとする……
昨今の日曜劇場には珍しく、不要な対立構造のないドラマだったので、ものすごく見やすかった。
不要だと思っていた院長戦までもが、病院経営と医師の目標の理想論として綺麗にまとまった。
医療の根本は優しさが元であるという理想は実現してほしい。事業者としてはある程度切り捨てるのは当然だとしても。
どちらかを大悪人のように描かないことにホッとする。
大病に絶望して生きる意味を見出せない状態になってしまっている赤池先生に、徳重先生はドナーになることで寄り添う。
口だけではなく、ここまで育ててもらった恩師への感謝は身を切って示す。それを魚虎のみんなでフォローする。
このドラマの先生たちのプロのお仕事っぷりが好きだった。
「自分ではない誰かにほんのちょっとだけ優しくなる」
赤池先生は総合診療科についてラストそう語っていたけれど、このドラマもそういうドラマだった。
日曜劇場、ずっとこんなのでもいいんじゃないかな……。
中年すぎの里帰り。田舎の空気感は変わらぬまま。桜華やかな畦道、自然豊かな山里と、温かく迎えてくれる幼馴染み。
そして、懐かしい実家に戻ると、母が優しく迎えてくれる。「おけぇり。よぐ帰ってきたねぇ」だから自然と言ってしまうのである。「ただいま。ただいま、お母さん」。
初回の出だしは何が起きているのかよく分からなかったので普通の里帰りのように見ていた。
中井貴一版の時とは当然違う「設定」。でも同じ「お母さん」。
こんな商品に50万(2回だから100万!)も出せるお金持ちっぷりが羨ましいわ…と思うけれど、初回の徹も2回目の夏生も子供のようになって帰っていく。
優しい母と接して、その後の生活も優しい気持ちで過ごせるようになる……。分かるなぁ。親を失うと人間はアイデンティティを失ったような気持ちになる。
50万払ってでも自分を無条件で愛してくれる存在に会いたくなる。その気持ちが伝わる2話目。
ロケーションは十分美しいのに、家から外へ出るときは里の模型セット。可愛くて好き。
中井貴一、松嶋菜々子、とベテラン俳優の演技を毎回楽しめるのも良い企画。
来週は熟年離婚後の息子。佐々木蔵之介の演技が楽しみ。
真実の「お母さん」は一体どんな人なのか。話はどういう方向に向かうのか。期待している。
予告を見ていると、同僚の田中も本当に善人だよね。でも、何だかつらい展開っぽい。どこまでこんなにつらいのか(泣)
「相手の人生を背負う覚悟」を雀ちゃんに考えさせたくて家に呼んでくれた黒木。なんて良い友達。
雀ちゃんの気持ちは「俺は1人で生きる覚悟も2人で生きる覚悟もない……」とネガティブな方に寄ってしまう。
せっかく待っていてくれた慶司を拒否してしまった……
そして視聴者は2週目のつらい週末を迎えるのだった……。
1人で千年も生き続けてきた崇徳院が自分を殺してくれる人を生み出して育ててきたという話だった……。こんなの誰もコントロールできない(笑)
十分に育った才木の実力に満足して、洗礼を受けながら逮捕されるジウ。ほんと人騒がせすぎる。
話はよく分からないほど簡単に片付いたけれど、中村倫也くんが最高だったので見てよかったです。
(どうして生きてたのかよく分からないけれど、もういいや)
要の出征。面会シーンでも、ずっと軍帽被っている事に少し違和感。 30年後には土方副長(違)が五分刈り頭を披露してくれたのですが。 (アニメCVはドカベンや柏葉英二郎の人)
出征した夫に替わり次男にヴァイオリン指導をする蝶子。しかし音楽学校時代は 家で歌唱の自主練がちょろっと入ったぐらいで色恋沙汰ばかりだったからな…。 授業シーンとかしっかり描かれていたら『畑違いでも、やはり音楽学校出身』だが、 伏線描く尺がありながら描いていない為に脳内補完も逆に不可。
長男が亡くなって、お鉢が回ってくるの次男が気の毒~。野球道楽の爺さんが 初孫と同じチームに弟を無理やりねじ込んだ話を聞いたことがある。 兄が卒業した後の最後の大会で優勝したが人数に対してメダルが足りずで 補欠には未授与。中学に進学したら野球なんぞ、さっさと止めたとの事。 小学生の青春を徹頭徹尾、兄貴のオマケ、年寄の玩具にしたらそうなるわ。
もう一人の弟、ゴシュの死に布勢が関わっている。だから初めから考ちゃんとネルラは復讐計画を立てていた。そこからのここ……
みたいな真実だったら、わざと未成年のレオの手を汚させたってことになって、あまりにもエグい……
あの日、ネルラが殺されると思ったレオは布勢の後頭部を燭台で殴った。致命傷はそこ。
考さんは、その傷を誤魔化すように側頭を同じ燭台で殴り、布勢を階段から落とした。
警察は転落事故として事件を解決。黒川だけがネルラに疑いを持ち続ける……。
燭台を制作している日本で数少ないという工場で、3本の燭台が1本に折りたたまれる瞬間。驚いて声が出てしまった。
よくよく考えられた脚本の仕組み。大石先生、素晴らしい。
警察の捜査もいい加減だし、当時のレオはまだ子供。ここで自首しておけば今ごろはその事件の存在も忘れられ、きっと普通に仕事出来ている。
今さら真犯人が知れたら生活に影響が出すぎだよ……。
と、同情していたのだけれど。
ネルラのためにレオが殴り、レオのために考さんが殴った。
知っているのはレオと考さんだけ……じゃなかった。
正しく罪を暴いた幸太郎には離婚が言い渡され、ネルラは全てを知っている。
どこまで計画だったのか……。
本当に最後まで目が離せない。
寺井淳一と日野卓郎の入れ替わり……。水原佳南絵は寺井と共に日野を殺害、遺体をドラム缶で焼いた。 土門と尾藤の科学者コンビで事件は解決したが、 ……おかしい、日野は整形もしていないのに簡単に寺井に成り済ました。 日野と寺井、水原は大学時代の友人同士。共通の友人の部屋に行った時に、学生時代の写真が有った。 その友人に写真の人物聞けば、簡単に寺井の成り済ましが分かった筈。警察も何故日野の身元調査しなかった?最新科学のタッチDNA鑑定も必要無かったと思う。 原作本の「交換原理」をドラマ仕様にアレンジしたのに脚本家下手くそだから、しょーもない話しに成ってしまった。 比較するのも申し訳ないが、科捜研の榊マリ子なら遺体から復顔術を使いトリックを見破ったと思う。 それ以前に寺井水原の犯行が稚拙、脚本にも問題有った。
安達祐実無双な最終回だった……。ストーリーは奇想天外だけれど、根本に痛みのある話は切ないよね。
政宗が仏のように優しい。
身勝手な大人の犠牲になった子供たちが、身勝手ではない大人もいることを知る話。
「そんな馬鹿な」という気持ちになっても「でも面白い」で見続けた。
ラストの政宗は意味深。彼だけはずっと変わらずいてほしい。
「僕の伯父は元警察庁長官、現内閣官房長です。そして僕は…(略)にエコーがかかっちゃった最終回(笑)
そんなコメディタッチなシーンをきわめて真面目にやっちゃうシュールさも好きだった。
仲間は楽しくたのもしく。言い争いながらも助け合い。事件は凶悪でも人の繋がりはあきらめない。
説教臭くないのに沁みるセリフの数々に福田靖節。
生まれもキャリアも半端ないけれど、犯罪に対して常識的な正義感。使えるキャリアは正義のために使う、名波さんのキャラが最高に良かった。
名波さんのお立場を尊重しつつも卑屈になることなく良い先輩として接し続けた伊垣さんも素敵。
係長が官房長官に「これからもよろしく」と言われたということで、Season2に期待している。
毎回見ごたえあるエピソード、ありがとうございました。
亡くなられた方の帽子、半纏…やたら画面に出すなあ〜って思っていたけど、それって、アイディア浮かばない末の漫画のきっかけが、妻の被っていた帽子ってのに繋げる為の伏線…だったのかなあ〜?次郎さんの写真も、ある意味、これら伏線ズの一員なのかも…!脚本家さんって、色々考えられるんだなあ〜。勝手な私の解釈かもしれないけれど…。豪ちゃんの半纏も、なかなか良い仕事している気もする。蘭子の恋愛物語を膨らませたでしょ?どうかなあ…
【第7話】乾くんがだまされず、後輩・小山内くんがだまされた回(知っていたらしいけれど、痛そうだからもっと早く助けてあげて(笑))コスプレ、最高に可愛かったよ。
小宮山が真犯人だったということで二階堂さんは自首させるために手錠をかけなかったけれど、沖野の長年の人生を奪った罪は殺しと同等に重いと思う。
暴力から逃げ出せない人生を、相手を殺すことで(未遂)脱出できた。逃亡人生で初めて「人は優しいことを知った」と言う沖野。
人生は生まれで変わる。不公平なものなんだよ。
殴られて埋められそうだったのにコスプレで沖野を応援する小山内くん、良い子過ぎる……。
沖野の人生、立て直せるといいね。
今回も面白かった。
第35回
「何故、妻子まで殺した!」 いや、武士は力で戦ってこその武士がモットーな成実の配下だしそうなるわ。 成実も成実で、妻子も部下もほったらかして一人スローライフだし、拝領妻とか 力で事を押し進める人は下の者に対する配慮が大雑把よねぇ。 そういうのを描いた上で力がモノを言う様も描く。
秀吉に助命されて尻尾振ってた前回は、秀吉許すまじ!な最上とまた揉めそうだなぁ とか浅井と仲違いして後が怖そうだなぁと思っていましたが実際に太閤が亡くなると 五大老に入る実力がありながら五大老ではない政宗を取り込もうと 数多の勢力が勧誘モード。ここが石田三成との差なんだなー。
野心家の血が騒ぎ荒海の舵取りを楽しんでいる政宗に対して、 当初の目的地に何とか漕ぎつけようとして荒海に翻弄されていく三成。 二人の顔付きが一緒に生体解剖していた時に近づいてきたなー。
千代子さんは、知らない土地に嫁ぐので、おしんちゃんを伴って…って、御両親の配慮があった。おしんちゃん、きっと、結婚とか考えもせずに、ずっと千代子さんの元で、御世話したり、話相手でもあったり…なのかなって推測。御実家は裕福だと思うので、きっと、二人が、なに不自由なく暮らせるような支援もある…から敢えて、嵩夫妻は、遠くから見守って、付かず離れずの関係。だって、嵩って、超が付く優しさの塊の人。千代子さんへの配慮がないとは思えない私。
健治くんが幸いの光を見つけるとき、私たちも物語の中に幸いを見つけて溜息をつく。みんなの幸せを願いたくなるドラマ。
父親が母親の尊厳を傷つけるからと、母と妹と共に家を出た北原さん。
娘に執着する父親の気持ちは強くて、決して子供に対する愛がなかったわけではないことが伺える。
けれども、それは押し付けや思い込みの愛で、「逆らわないもの」が好きなんだよね。「家族」というステイタスが欲しいだけ。優秀な家族が欲しいだけ。
18歳になれば学校との契約も親ではなくて自分で結べる。そういう準備を全て自分で出来る北原さんは本当に素晴らしい。
この話の中で、「守られる者」になってしまっている母親に実は一番違和感がある。
逃げ出すだけで、夫が学校に来ることを阻止する手立ても取らなかったし、これからは娘たちが不幸にならないように、頑張って自立してもらいたい。
家の中で革命を起こしたのは長女だった。母親もしっかり闘わないと。
「実は僕、いい年をした大人になっていたんだ」と姉に語る健治くん。生徒たちを守れる存在になるために健治くんはどんどん成長する。
父親と本音で語れる日もきっと近い。そういう幸いを見守りたい。
感情のふり幅が大きすぎて、どうしていいか分からないほど戸惑うラストと予告。1分前まで珠々ちゃん先生と一緒にルンルンしていたのに……。
生徒たちと健治くんがあんなに楽しみにしていた文化祭。天文部のプラネタリウムも出来は上々。
お父さんは悪意があったわけではなく、ただ授業参観のように健治くんを見に来た。
生徒たちに頼られて笑っている健治くんの姿はお父さんにとっても嬉しいものだったに違いない。
けれど訪問は突然過ぎた。健治くんには準備がいっぱい必要なんだよね。
一番楽しいはずの天文部でお父さんと再会し、お父さんと理事長が知り合いだったことも分かり「ムムス」は絶不調に。
おまけに理事長から真っすぐ投げつけられる「仇」という敵意に健治くんの心は痛む。
それでも健治くんは文化祭に戻った。それほどにここは安心できる場所。
珠々ちゃん先生ともたくさん話が出来た。そこは健治くんの「唯一無二の愛しい星空」。健治くんの世界は天文部がある限り平和。
けれども、ストーリーは珠々ちゃん先生と健治くんのカワイイ恋をウットリ見続けさせてくれない。
せっかく大学推薦を取ったのに、くだらない嫉妬や悪意で犯罪に巻き込まれそうな斎藤さん。
上手く行かない学校経営。教師の不足で回らない職員状況。
濱ソラリス高校が黒く染まっていくように見える。
スクールロイヤーとして、弁護士として、健治くんが逃げずにどう動くのか。珠々ちゃん先生がどうみんなに寄り添っていくのか。
星空で繋がるみんながまた一緒に空を仰げますように。
まだ最終回じゃないことにホッとする……
昨今の日曜劇場には珍しく、不要な対立構造のないドラマだったので、ものすごく見やすかった。
不要だと思っていた院長戦までもが、病院経営と医師の目標の理想論として綺麗にまとまった。
医療の根本は優しさが元であるという理想は実現してほしい。事業者としてはある程度切り捨てるのは当然だとしても。
どちらかを大悪人のように描かないことにホッとする。
大病に絶望して生きる意味を見出せない状態になってしまっている赤池先生に、徳重先生はドナーになることで寄り添う。
口だけではなく、ここまで育ててもらった恩師への感謝は身を切って示す。それを魚虎のみんなでフォローする。
このドラマの先生たちのプロのお仕事っぷりが好きだった。
「自分ではない誰かにほんのちょっとだけ優しくなる」
赤池先生は総合診療科についてラストそう語っていたけれど、このドラマもそういうドラマだった。
日曜劇場、ずっとこんなのでもいいんじゃないかな……。
中年すぎの里帰り。田舎の空気感は変わらぬまま。桜華やかな畦道、自然豊かな山里と、温かく迎えてくれる幼馴染み。
そして、懐かしい実家に戻ると、母が優しく迎えてくれる。「おけぇり。よぐ帰ってきたねぇ」だから自然と言ってしまうのである。「ただいま。ただいま、お母さん」。
初回の出だしは何が起きているのかよく分からなかったので普通の里帰りのように見ていた。
中井貴一版の時とは当然違う「設定」。でも同じ「お母さん」。
こんな商品に50万(2回だから100万!)も出せるお金持ちっぷりが羨ましいわ…と思うけれど、初回の徹も2回目の夏生も子供のようになって帰っていく。
優しい母と接して、その後の生活も優しい気持ちで過ごせるようになる……。分かるなぁ。親を失うと人間はアイデンティティを失ったような気持ちになる。
50万払ってでも自分を無条件で愛してくれる存在に会いたくなる。その気持ちが伝わる2話目。
ロケーションは十分美しいのに、家から外へ出るときは里の模型セット。可愛くて好き。
中井貴一、松嶋菜々子、とベテラン俳優の演技を毎回楽しめるのも良い企画。
来週は熟年離婚後の息子。佐々木蔵之介の演技が楽しみ。
真実の「お母さん」は一体どんな人なのか。話はどういう方向に向かうのか。期待している。
予告を見ていると、同僚の田中も本当に善人だよね。でも、何だかつらい展開っぽい。どこまでこんなにつらいのか(泣)
「相手の人生を背負う覚悟」を雀ちゃんに考えさせたくて家に呼んでくれた黒木。なんて良い友達。
雀ちゃんの気持ちは「俺は1人で生きる覚悟も2人で生きる覚悟もない……」とネガティブな方に寄ってしまう。
せっかく待っていてくれた慶司を拒否してしまった……
そして視聴者は2週目のつらい週末を迎えるのだった……。
1人で千年も生き続けてきた崇徳院が自分を殺してくれる人を生み出して育ててきたという話だった……。こんなの誰もコントロールできない(笑)
十分に育った才木の実力に満足して、洗礼を受けながら逮捕されるジウ。ほんと人騒がせすぎる。
話はよく分からないほど簡単に片付いたけれど、中村倫也くんが最高だったので見てよかったです。
(どうして生きてたのかよく分からないけれど、もういいや)
要の出征。面会シーンでも、ずっと軍帽被っている事に少し違和感。
30年後には土方副長(違)が五分刈り頭を披露してくれたのですが。
(アニメCVはドカベンや柏葉英二郎の人)
出征した夫に替わり次男にヴァイオリン指導をする蝶子。しかし音楽学校時代は
家で歌唱の自主練がちょろっと入ったぐらいで色恋沙汰ばかりだったからな…。
授業シーンとかしっかり描かれていたら『畑違いでも、やはり音楽学校出身』だが、
伏線描く尺がありながら描いていない為に脳内補完も逆に不可。
長男が亡くなって、お鉢が回ってくるの次男が気の毒~。野球道楽の爺さんが
初孫と同じチームに弟を無理やりねじ込んだ話を聞いたことがある。
兄が卒業した後の最後の大会で優勝したが人数に対してメダルが足りずで
補欠には未授与。中学に進学したら野球なんぞ、さっさと止めたとの事。
小学生の青春を徹頭徹尾、兄貴のオマケ、年寄の玩具にしたらそうなるわ。
もう一人の弟、ゴシュの死に布勢が関わっている。だから初めから考ちゃんとネルラは復讐計画を立てていた。そこからのここ……
みたいな真実だったら、わざと未成年のレオの手を汚させたってことになって、あまりにもエグい……
あの日、ネルラが殺されると思ったレオは布勢の後頭部を燭台で殴った。致命傷はそこ。
考さんは、その傷を誤魔化すように側頭を同じ燭台で殴り、布勢を階段から落とした。
警察は転落事故として事件を解決。黒川だけがネルラに疑いを持ち続ける……。
燭台を制作している日本で数少ないという工場で、3本の燭台が1本に折りたたまれる瞬間。驚いて声が出てしまった。
よくよく考えられた脚本の仕組み。大石先生、素晴らしい。
警察の捜査もいい加減だし、当時のレオはまだ子供。ここで自首しておけば今ごろはその事件の存在も忘れられ、きっと普通に仕事出来ている。
今さら真犯人が知れたら生活に影響が出すぎだよ……。
と、同情していたのだけれど。
ネルラのためにレオが殴り、レオのために考さんが殴った。
知っているのはレオと考さんだけ……じゃなかった。
正しく罪を暴いた幸太郎には離婚が言い渡され、ネルラは全てを知っている。
どこまで計画だったのか……。
本当に最後まで目が離せない。
寺井淳一と日野卓郎の入れ替わり……。水原佳南絵は寺井と共に日野を殺害、遺体をドラム缶で焼いた。
土門と尾藤の科学者コンビで事件は解決したが、
……おかしい、日野は整形もしていないのに簡単に寺井に成り済ました。
日野と寺井、水原は大学時代の友人同士。共通の友人の部屋に行った時に、学生時代の写真が有った。
その友人に写真の人物聞けば、簡単に寺井の成り済ましが分かった筈。警察も何故日野の身元調査しなかった?最新科学のタッチDNA鑑定も必要無かったと思う。
原作本の「交換原理」をドラマ仕様にアレンジしたのに脚本家下手くそだから、しょーもない話しに成ってしまった。
比較するのも申し訳ないが、科捜研の榊マリ子なら遺体から復顔術を使いトリックを見破ったと思う。
それ以前に寺井水原の犯行が稚拙、脚本にも問題有った。
安達祐実無双な最終回だった……。ストーリーは奇想天外だけれど、根本に痛みのある話は切ないよね。
政宗が仏のように優しい。
身勝手な大人の犠牲になった子供たちが、身勝手ではない大人もいることを知る話。
「そんな馬鹿な」という気持ちになっても「でも面白い」で見続けた。
ラストの政宗は意味深。彼だけはずっと変わらずいてほしい。
「僕の伯父は元警察庁長官、現内閣官房長です。そして僕は…(略)にエコーがかかっちゃった最終回(笑)
そんなコメディタッチなシーンをきわめて真面目にやっちゃうシュールさも好きだった。
仲間は楽しくたのもしく。言い争いながらも助け合い。事件は凶悪でも人の繋がりはあきらめない。
説教臭くないのに沁みるセリフの数々に福田靖節。
生まれもキャリアも半端ないけれど、犯罪に対して常識的な正義感。使えるキャリアは正義のために使う、名波さんのキャラが最高に良かった。
名波さんのお立場を尊重しつつも卑屈になることなく良い先輩として接し続けた伊垣さんも素敵。
係長が官房長官に「これからもよろしく」と言われたということで、Season2に期待している。
毎回見ごたえあるエピソード、ありがとうございました。
亡くなられた方の帽子、半纏…やたら画面に出すなあ〜って思っていたけど、それって、アイディア浮かばない末の漫画のきっかけが、妻の被っていた帽子ってのに繋げる為の伏線…だったのかなあ〜?次郎さんの写真も、ある意味、これら伏線ズの一員なのかも…!脚本家さんって、色々考えられるんだなあ〜。勝手な私の解釈かもしれないけれど…。豪ちゃんの半纏も、なかなか良い仕事している気もする。蘭子の恋愛物語を膨らませたでしょ?どうかなあ…
【第7話】乾くんがだまされず、後輩・小山内くんがだまされた回(知っていたらしいけれど、痛そうだからもっと早く助けてあげて(笑))コスプレ、最高に可愛かったよ。
小宮山が真犯人だったということで二階堂さんは自首させるために手錠をかけなかったけれど、沖野の長年の人生を奪った罪は殺しと同等に重いと思う。
暴力から逃げ出せない人生を、相手を殺すことで(未遂)脱出できた。逃亡人生で初めて「人は優しいことを知った」と言う沖野。
人生は生まれで変わる。不公平なものなんだよ。
殴られて埋められそうだったのにコスプレで沖野を応援する小山内くん、良い子過ぎる……。
沖野の人生、立て直せるといいね。
今回も面白かった。
第35回
「何故、妻子まで殺した!」
いや、武士は力で戦ってこその武士がモットーな成実の配下だしそうなるわ。
成実も成実で、妻子も部下もほったらかして一人スローライフだし、拝領妻とか
力で事を押し進める人は下の者に対する配慮が大雑把よねぇ。
そういうのを描いた上で力がモノを言う様も描く。
秀吉に助命されて尻尾振ってた前回は、秀吉許すまじ!な最上とまた揉めそうだなぁ
とか浅井と仲違いして後が怖そうだなぁと思っていましたが実際に太閤が亡くなると
五大老に入る実力がありながら五大老ではない政宗を取り込もうと
数多の勢力が勧誘モード。ここが石田三成との差なんだなー。
野心家の血が騒ぎ荒海の舵取りを楽しんでいる政宗に対して、
当初の目的地に何とか漕ぎつけようとして荒海に翻弄されていく三成。
二人の顔付きが一緒に生体解剖していた時に近づいてきたなー。
千代子さんは、知らない土地に嫁ぐので、おしんちゃんを伴って…って、御両親の配慮があった。おしんちゃん、きっと、結婚とか考えもせずに、ずっと千代子さんの元で、御世話したり、話相手でもあったり…なのかなって推測。御実家は裕福だと思うので、きっと、二人が、なに不自由なく暮らせるような支援もある…から敢えて、嵩夫妻は、遠くから見守って、付かず離れずの関係。だって、嵩って、超が付く優しさの塊の人。千代子さんへの配慮がないとは思えない私。
健治くんが幸いの光を見つけるとき、私たちも物語の中に幸いを見つけて溜息をつく。みんなの幸せを願いたくなるドラマ。
父親が母親の尊厳を傷つけるからと、母と妹と共に家を出た北原さん。
娘に執着する父親の気持ちは強くて、決して子供に対する愛がなかったわけではないことが伺える。
けれども、それは押し付けや思い込みの愛で、「逆らわないもの」が好きなんだよね。「家族」というステイタスが欲しいだけ。優秀な家族が欲しいだけ。
18歳になれば学校との契約も親ではなくて自分で結べる。そういう準備を全て自分で出来る北原さんは本当に素晴らしい。
この話の中で、「守られる者」になってしまっている母親に実は一番違和感がある。
逃げ出すだけで、夫が学校に来ることを阻止する手立ても取らなかったし、これからは娘たちが不幸にならないように、頑張って自立してもらいたい。
家の中で革命を起こしたのは長女だった。母親もしっかり闘わないと。
「実は僕、いい年をした大人になっていたんだ」と姉に語る健治くん。生徒たちを守れる存在になるために健治くんはどんどん成長する。
父親と本音で語れる日もきっと近い。そういう幸いを見守りたい。