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ああ、温かいけれど寂しい話だった。チヨさんがこの仕事を「自然に」やっていたのはきっと、実子を待っているからで、その実子は健ちゃんなのかと思っていた。
健ちゃんは他の3人と同じ「クライアント」疑似兄弟の一人だった。
しかし健ちゃんだけが知っていたチヨさんの真実がある。
実の息子は海辺に住んでいたこと。あの震災から連絡が取れず、遺体も上がっていないこと。
チヨさんは「仕事」をしながら本当に子供たちを待っていた。
3人を見送る寂しそうな姿を見て、私は私自身の祖母が、お泊りの帰りにいつも駅まで送ってくれていつまでも手を振ってくれていた姿を思い出した。
チヨさんのもてなしも、笑顔も、優しさも本物だったから。一視聴者の私までおかしくなっている。
宮本信子さんの優勝です。
本当に気持ちのいい話だったなぁと思う。マイノリティの恋愛だからドキドキするということではなく、人間として前向きに生きる姿勢がずっと描かれてきたなと。
ここ何週もイジイジして自分の気持ちから逃げていたスズメちゃんが、やっと気持ちを声にする。
すず子もやっと喋ってくれた。本当にすず子はスズメちゃんの声そのものだったんだね!
マイノリティの恋であり、上司と部下であり、年齢も一回りりほど違う。
たくさんの障壁を超えられず佇むスズメちゃんに慶司はずっと声をかけ続けてきた。
ここ何週も、慶司の辛い顔が一番悲しかったよ。
「好きな人は何歳でも40でも可愛い」それが答え。
ずっと一緒に居て、ずっと幸せでいてほしいカップルだった。
スズメちゃんの可愛さは風間くんじゃなきゃ演じられなかったと思うし、庄司浩平くんの透明感と色気がなければこの慶司は出来上がらなかった。
素敵なカップルを素敵な2人が演じてくれて出来たドラマ。
本当に貴重な貴重なラブストーリーを見た気持ち。
9月24日はSP番組の企画があるそうでとても楽しみにしている。このドラマを通して中の人たちのこともますます好きになったから。
いつか、いつか、続きがまた見たい。もう40までじゃないけれど……
7話、アポロ11号のニール・アームストロングとバズ・オルドリンの喧嘩の逸話から始まった回。 みんなの提案で誰か最初に月面着陸するか決めたのに、たった1人、ひかりが抜けた途端に崩壊した天文部グループ。拾ったタクシーで運転手が偶然にも舎人五郎。天文学的な確率と語る五郎。 ひかりは突然いなく成ったが、どうしてすぐに探さなかったのか?自宅は?姿を消した、許せないという周の方が私は間違ってると思った。 部下の男の子が転職活動をしている。それを許すのは彼が勇気を持って行きたい道に進むからだろう。 今の飛鳥には彼の気持ちが分かる…。自分は壁の前で立ち止まったままだから。 ひかりは退院したばかりなのに、皆に謝りたいと言う。心身共に恢復してないひかりには相当辛いと思う。
飛鳥の口から初めて ひかりの名が出た時の周の反応が「ひかり?って「あの」ひかり?」だったので、何かあるのだろうなと思っていた。
そこが分からないと先に進めない……という所で謎が解けた第7・8回。
高校の時にみんなの前から突然消えたというのは、すでにその時からガンだったのね。
家庭の事情とかそういうことかと思っていた。長い闘病生活。退院してすぐみんなの所に戻ろうと思っていた。けれど「できなかった」と ひかりは言う。
ストレートの綺麗な髪もきっと抜けただろう。やせこけた姿で友達と会いたくない。多感な時期の少女のショックは語られなくても分かる気がした。
それでも、きっと宇宙の夢だけは生き甲斐だったと思う。
そして、何もかも話してほしかった。今度は何かあったら必ず言ってほしいと言う周に ひかりは「分かった」と答えるけれど、言えないことがあるんじゃないかな。
ガンの再発はそうそう甘い話ではない気がする。
そして、自分から疎遠にしてしまった飛鳥の前に姿を現したのだから……。時間はあまりないんじゃないかな。
ファミレスで偶然会った晴子の反応が気になる。
自分から「関われない」と言ったけれど、自分以外の仲間が自分に何も言わないで集まっているのを見てしまったら気分良くはないよね……。
最終回で何が起きるか分からない井上由美子先生作品なので、とりあえず無事で良かったね……。
プライドが高くて捨て癖もついているカヲルくんは本当はもう少し学力をつけてから進路を決めた方が良かった気がする(美容学校って座学も結構あるはず……)けれど、そこまで視聴者が心配しても仕方ないので、頑張ってとしか言えない。
最終回はちょっと忙しすぎた。この内容で2週やってもいいんじゃない?と思いつつ、主人公は愛実先生なのだと考えればこれでいいのかも。
愛実先生は十分に成長したし、仕事もパパが用意した仕事ではなくて自力で適職に辿り着いた。
小川家も両親揃って人格の成長が見られた。頼もしい。
あの高校と生徒たちには一言言ってやってもよかったよね。
個人的にラウールの演技をきっちり見たのは初めてかも知れないけれど、感情のふり幅広い演技、とても良かった。
カヲルくんの今後は不安だけれど、ラウの今後は俳優としても明るい。
そういう意味でも見れて良かった。
ヤムおんちゃんのツッコミが的確過ぎて笑う。 客観的にみてホラーと思った視聴者は一杯いるよな。
後、自分の都合だけで相手の所に押しかけたり話しかけたりが 主人公だからで許されている作品(「虎に翼」とか「ちゅらさん」とか)は 問題あるのだよ。「カーネーション」は女学校1週間で終わらせたのは凄く正しい。 奈津は糸子に調子を併せるような言動は絶対に取らないし、 安岡家には、お客からの貰い物をおすそ分けに言ったり、八重子さんと オシャレ関係で意気投合しているから問題無しだしね。
黒柳徹子さん登場~。モデルにした子供と本物が笑顔を交わす。 林檎が切欠で疎開先が決まる展開は30年後にもやりますが、そちらでは 戦況が悪化する前に娘を連れて帰郷した帰り道に御縁が出来る。 この時期から北海道の親は物語に絡まなくなり、戦後の数年間もここで暮らし娘が キャスト交替して主人公がシフトしていく展開なのですが史実に近いのはどちら?
そもそも先週の展開は、お母さんが独りでも夫婦で暮らした滝川に残りたいといって 「先生への恩返しだ。私らで面倒見るよ」と周囲が言い出すのならともかく、 「あまちゃん」で「ユイちゃんのお母さんは絶対に東京に行かせねねぇ!」 と言っているようなものだった。(地域に貢献する人材の方はどうでも良いの?) 「先生がいなくなって滝川の医療はどうなるんだ?」と 皆が不安がるだけでお父さんが果たしてきた役割の大きさが伝わるのに、 この作品はへっぽこのお母さんを妙に持ち上げてようとしている。
「世をこめて」が読まれれば梅園の勝利。「めぐりあいて」が読まれれば瑞沢の勝利。
緊張感絶頂の中で停電。読手・大江先生はどちらの札を持っているのか……。
始めは「どうして先輩たちは泣いているのか」よく分からなかった めぐるが、カルタ部に引き込まれ青春の渦に巻き込まれていく。
最初は不安で仕方なかった。『ちはやふる』はすでに青春の金字塔的映画として実写化されており、連ドラなんて要らないと思っていた。
けれども、青春は続く。時代を超えて後輩たちは先輩の意志を受け継いでいた。
意志、とは、 ちはやいわく、「カルタが大好き」であること。
大会は今も続き、近江神宮を目指していた。
映画『ちはやふる』のメンバーは、後輩を見守り育てる素晴らしい先輩になっており、今もカルタで繋がっている。
「タイパ」重視で部活など無駄だと思っていた めぐるはラスト、先輩たちの姿を見て「探していたものはここにあった」ことに気づく。
繋がっているのは空や宙や海だけではなく、カルタを続けてさえいれば高校を卒業してもみんないつでも会える。
毎週、泣きながら見ていた。自分がかつて持っていたもの、捨ててしまったもの、憧れているものが、このドラマに全部詰まっていた。
青春の金字塔の続編。堪能した。
この幸せな気持ちをもっともっと味わいたいから、いつかまた彼らの続きを見せてもらいたい。
続けるって尊いこと!続けるって大事なこと。
繋がっていられる関係を大事に生きてほしい。みんな。
映画から続く横山克さんの劇伴。ドラマを彩どる奏ちゃんの読手。みんなの涙と笑顔。
素敵なドラマをありがとうございました。
6話感想、「30に成ったら考えなあかん事沢山出て来る」「4人で居れば、そこが宇宙」。 高校生の様には生きて行けない。 「人工衛星の事ごめんな」と謝る周だが、再度飛鳥とも逢って、店を出したい彼の応援したい気持ちを正直に伝える。晴子の住所を調べて飛鳥に知らせてくれる周は良い友人だと思う。 晴子はシンママに成って今を生きるのが精一杯。 人工衛星の話しは迷惑だと言わんばかりの表情。それでも高校時代からの人工衛星の話しをして、押し続ける飛鳥が無神経にも見えてしまう…。 ひかりとの約束と現実の壁との板挟みにハマり身動き取れない飛鳥、半額ビールでトイレ寝落ちも無理ないと思う。
5話感想から、「4人で居ればそこは宇宙になった」。高校生の時は別世界に居る事も出来たが、大人になると、そうは行かない。飛鳥はマルチタスク仕事に加えて後輩浜野の世話も引き受ける。 「良いニュースと悪いニュース、どっちが先?」あまちゃんで出たセリフだ。 周と会う喫茶店のシーンが又良い。隣のテーブルの男二人のセリフが「儲かる」「AIを使った仮想通貨」「これからの人生」… 周は久々に会った友達から「小型人工衛星計画」を持ち掛けられて失望したと思う。 「そんな事の為に私を呼んだの」困惑が顔に浮かんでいた。それはそうだろうな…。 飛鳥に届いたipodの充電ケーブルが大きな箱で届く。届いた人工衛星の本もシワやヤケが有った。ネットオークションやフリマで買ったのだろうな。あるある話しですね…。
「現実見て行かなあかんやん」。
それはもっともなことで。 特に30代、子育て真最中の時は、趣味とか昔の夢とか推し事とか、全部放りだすしかなかったな。学生時代にやっていた事なんてどんどん忘れて行った。
ましてやシングルなら……。
現実が夢を侵食していく。よく分かる図式。
けれども、推し事があるから生きる活力になるのもまた現実で。のめり込んでみれば救われることも多い。
ただ経済的にはね……自分のお金を好きなように自分だけのために使えていた時代とは違う。
ヒカリのことを言えないと、他の2人は協力体制に傾かないかな。
4人で一緒にやってほしいけれども。
予告から健治くんがスクールロイヤーを辞めることになることは察しがついていたけれど、こういう結論で去ることになるとは思っていなかった。
あの理事長に理不尽に辞めさせられるのかと想像していたけれど、そんな陳腐な話ではない。健治くんは自分で選んだ。
そう考えると私も健治くんの成長を信じていなかったのかもしれない、と申し訳なく思う。
幼馴染みにただ預けられたものを運んだだけなのに、ヤクの運び人として鑑別所に収容されてしまった斎藤。
彼女は絶対にそんなことはしないと教師たちも健治くんも分かっている。しかし、運んだこと自体が「疑わしい」とされるこの案件で、母親が付けた弁護士は斎藤の無罪を主張することに消極的だった。
健治くんは考える。自分が斎藤の付添人になるためには、スクールロイヤーを辞めて弁護士にならなくてはならない。
そして決断した。「僕は今まで耳をふさいで、できるだけ安全に生きてきました」。それを辞めて、大事な人たちを守るために闘える人間になる決意。
「どこにいても星は必ずそこにあるし、僕も変わらず星を見ていますから」
泣いてしまったわ。健治くんの成長が素晴らしくて。
「この人がこういうからには特別な事情があるんだろう」と送り出してくれた生徒たちにも泣かされた。
みんな成長している。
斎藤さんは元より罪はなく、彼女の誠実さがよく分かる手紙を読むことで、「不処分」になった。
離れても大丈夫だとみんなが確信した、それがみんなが成長した証。
最終回は、成長する人たちの中、ひたすら保守を続ける学校と健治くんが闘う。
それはきっと、優しい結末になるのだと信じている。
【最終回】虐待児が親を刺してしまうギリギリの所で、ヒロインがどこからともなく家に入ってきて真剣白刃取りで助けて、説教までしちゃう……。
そういうところがイマイチぐっと来ないで終わったドラマ。
しかし、多くの子供が困難な家庭で育っていて、多くの助けが必要なことは確か。
.最終的に、きっと夏井は刑事に戻らないのだろうけれど、私はせっかくのこの経験を生かして、もっと児相と警察は連携できるようにした方が良いと思う。
そうしないと子どもたちと家庭の未来はいつまでも変わらない。
父の仇を討つという王道のリベンジ劇に、医療専門の転職エージェントという題材を組み合わせて楽しく見せてくれた3か月。
何より、事務&潜入スタッフの夜長と鳴木のノリツッコミのようなやり取りが楽しくて(笑)
会話のセリフの楽しさと役者さんの上手さで完走した。
嘘をついて人を操っていた悪人は淘汰されるという正しい勧善懲悪ストーリー。
鳴木の計画が図に当たる様子はスッキリしたし、バラバラに動きつつも仲間が一つの方向に動いている感覚が良かった。
このコンビは忘れ難いので、またぜひSPでも復活してほしい。
初回の松永も2話目の夏生も ちよさんにはハマっていたけれど、今回の室田はハマリ過ぎていた。
始めはキャストにイレギュラーな質問をしたりして困らせて遊んでいたのに……。疑い深い人間ほど騙されるってやつだよね。
しかし、自分勝手で離婚されたのがよく分かる甘えっぷりで、これじゃお母さんも疲れちゃう(笑)
里の墓に入りたいとまで言い出す困らせっぷり。まぁね……長年勤めた会社を退職しても誰も褒めてくれない生活の中で、里では母がうんとねぎらってくれた。
孤独な人ほど故郷がほしい。よく分かる。
ちよさんは本当に亡くなったのだろうか。お年的にはあり得るけれど、お客が夢中になりすぎたから……という可能性もある。
3人はどうするのか……。
ああ、温かいけれど寂しい話だった。チヨさんがこの仕事を「自然に」やっていたのはきっと、実子を待っているからで、その実子は健ちゃんなのかと思っていた。
健ちゃんは他の3人と同じ「クライアント」疑似兄弟の一人だった。
しかし健ちゃんだけが知っていたチヨさんの真実がある。
実の息子は海辺に住んでいたこと。あの震災から連絡が取れず、遺体も上がっていないこと。
チヨさんは「仕事」をしながら本当に子供たちを待っていた。
3人を見送る寂しそうな姿を見て、私は私自身の祖母が、お泊りの帰りにいつも駅まで送ってくれていつまでも手を振ってくれていた姿を思い出した。
チヨさんのもてなしも、笑顔も、優しさも本物だったから。一視聴者の私までおかしくなっている。
宮本信子さんの優勝です。
本当に気持ちのいい話だったなぁと思う。マイノリティの恋愛だからドキドキするということではなく、人間として前向きに生きる姿勢がずっと描かれてきたなと。
ここ何週もイジイジして自分の気持ちから逃げていたスズメちゃんが、やっと気持ちを声にする。
すず子もやっと喋ってくれた。本当にすず子はスズメちゃんの声そのものだったんだね!
マイノリティの恋であり、上司と部下であり、年齢も一回りりほど違う。
たくさんの障壁を超えられず佇むスズメちゃんに慶司はずっと声をかけ続けてきた。
ここ何週も、慶司の辛い顔が一番悲しかったよ。
「好きな人は何歳でも40でも可愛い」それが答え。
ずっと一緒に居て、ずっと幸せでいてほしいカップルだった。
スズメちゃんの可愛さは風間くんじゃなきゃ演じられなかったと思うし、庄司浩平くんの透明感と色気がなければこの慶司は出来上がらなかった。
素敵なカップルを素敵な2人が演じてくれて出来たドラマ。
本当に貴重な貴重なラブストーリーを見た気持ち。
9月24日はSP番組の企画があるそうでとても楽しみにしている。このドラマを通して中の人たちのこともますます好きになったから。
いつか、いつか、続きがまた見たい。もう40までじゃないけれど……
7話、アポロ11号のニール・アームストロングとバズ・オルドリンの喧嘩の逸話から始まった回。
みんなの提案で誰か最初に月面着陸するか決めたのに、たった1人、ひかりが抜けた途端に崩壊した天文部グループ。拾ったタクシーで運転手が偶然にも舎人五郎。天文学的な確率と語る五郎。
ひかりは突然いなく成ったが、どうしてすぐに探さなかったのか?自宅は?姿を消した、許せないという周の方が私は間違ってると思った。
部下の男の子が転職活動をしている。それを許すのは彼が勇気を持って行きたい道に進むからだろう。
今の飛鳥には彼の気持ちが分かる…。自分は壁の前で立ち止まったままだから。
ひかりは退院したばかりなのに、皆に謝りたいと言う。心身共に恢復してないひかりには相当辛いと思う。
飛鳥の口から初めて ひかりの名が出た時の周の反応が「ひかり?って「あの」ひかり?」だったので、何かあるのだろうなと思っていた。
そこが分からないと先に進めない……という所で謎が解けた第7・8回。
高校の時にみんなの前から突然消えたというのは、すでにその時からガンだったのね。
家庭の事情とかそういうことかと思っていた。長い闘病生活。退院してすぐみんなの所に戻ろうと思っていた。けれど「できなかった」と ひかりは言う。
ストレートの綺麗な髪もきっと抜けただろう。やせこけた姿で友達と会いたくない。多感な時期の少女のショックは語られなくても分かる気がした。
それでも、きっと宇宙の夢だけは生き甲斐だったと思う。
そして、何もかも話してほしかった。今度は何かあったら必ず言ってほしいと言う周に ひかりは「分かった」と答えるけれど、言えないことがあるんじゃないかな。
ガンの再発はそうそう甘い話ではない気がする。
そして、自分から疎遠にしてしまった飛鳥の前に姿を現したのだから……。時間はあまりないんじゃないかな。
ファミレスで偶然会った晴子の反応が気になる。
自分から「関われない」と言ったけれど、自分以外の仲間が自分に何も言わないで集まっているのを見てしまったら気分良くはないよね……。
最終回で何が起きるか分からない井上由美子先生作品なので、とりあえず無事で良かったね……。
プライドが高くて捨て癖もついているカヲルくんは本当はもう少し学力をつけてから進路を決めた方が良かった気がする(美容学校って座学も結構あるはず……)けれど、そこまで視聴者が心配しても仕方ないので、頑張ってとしか言えない。
最終回はちょっと忙しすぎた。この内容で2週やってもいいんじゃない?と思いつつ、主人公は愛実先生なのだと考えればこれでいいのかも。
愛実先生は十分に成長したし、仕事もパパが用意した仕事ではなくて自力で適職に辿り着いた。
小川家も両親揃って人格の成長が見られた。頼もしい。
あの高校と生徒たちには一言言ってやってもよかったよね。
個人的にラウールの演技をきっちり見たのは初めてかも知れないけれど、感情のふり幅広い演技、とても良かった。
カヲルくんの今後は不安だけれど、ラウの今後は俳優としても明るい。
そういう意味でも見れて良かった。
ヤムおんちゃんのツッコミが的確過ぎて笑う。
客観的にみてホラーと思った視聴者は一杯いるよな。
後、自分の都合だけで相手の所に押しかけたり話しかけたりが
主人公だからで許されている作品(「虎に翼」とか「ちゅらさん」とか)は
問題あるのだよ。「カーネーション」は女学校1週間で終わらせたのは凄く正しい。
奈津は糸子に調子を併せるような言動は絶対に取らないし、
安岡家には、お客からの貰い物をおすそ分けに言ったり、八重子さんと
オシャレ関係で意気投合しているから問題無しだしね。
黒柳徹子さん登場~。モデルにした子供と本物が笑顔を交わす。
林檎が切欠で疎開先が決まる展開は30年後にもやりますが、そちらでは
戦況が悪化する前に娘を連れて帰郷した帰り道に御縁が出来る。
この時期から北海道の親は物語に絡まなくなり、戦後の数年間もここで暮らし娘が
キャスト交替して主人公がシフトしていく展開なのですが史実に近いのはどちら?
そもそも先週の展開は、お母さんが独りでも夫婦で暮らした滝川に残りたいといって
「先生への恩返しだ。私らで面倒見るよ」と周囲が言い出すのならともかく、
「あまちゃん」で「ユイちゃんのお母さんは絶対に東京に行かせねねぇ!」
と言っているようなものだった。(地域に貢献する人材の方はどうでも良いの?)
「先生がいなくなって滝川の医療はどうなるんだ?」と
皆が不安がるだけでお父さんが果たしてきた役割の大きさが伝わるのに、
この作品はへっぽこのお母さんを妙に持ち上げてようとしている。
「世をこめて」が読まれれば梅園の勝利。「めぐりあいて」が読まれれば瑞沢の勝利。
緊張感絶頂の中で停電。読手・大江先生はどちらの札を持っているのか……。
始めは「どうして先輩たちは泣いているのか」よく分からなかった めぐるが、カルタ部に引き込まれ青春の渦に巻き込まれていく。
最初は不安で仕方なかった。『ちはやふる』はすでに青春の金字塔的映画として実写化されており、連ドラなんて要らないと思っていた。
けれども、青春は続く。時代を超えて後輩たちは先輩の意志を受け継いでいた。
意志、とは、 ちはやいわく、「カルタが大好き」であること。
大会は今も続き、近江神宮を目指していた。
映画『ちはやふる』のメンバーは、後輩を見守り育てる素晴らしい先輩になっており、今もカルタで繋がっている。
「タイパ」重視で部活など無駄だと思っていた めぐるはラスト、先輩たちの姿を見て「探していたものはここにあった」ことに気づく。
繋がっているのは空や宙や海だけではなく、カルタを続けてさえいれば高校を卒業してもみんないつでも会える。
毎週、泣きながら見ていた。自分がかつて持っていたもの、捨ててしまったもの、憧れているものが、このドラマに全部詰まっていた。
青春の金字塔の続編。堪能した。
この幸せな気持ちをもっともっと味わいたいから、いつかまた彼らの続きを見せてもらいたい。
続けるって尊いこと!続けるって大事なこと。
繋がっていられる関係を大事に生きてほしい。みんな。
映画から続く横山克さんの劇伴。ドラマを彩どる奏ちゃんの読手。みんなの涙と笑顔。
素敵なドラマをありがとうございました。
6話感想、「30に成ったら考えなあかん事沢山出て来る」「4人で居れば、そこが宇宙」。
高校生の様には生きて行けない。
「人工衛星の事ごめんな」と謝る周だが、再度飛鳥とも逢って、店を出したい彼の応援したい気持ちを正直に伝える。晴子の住所を調べて飛鳥に知らせてくれる周は良い友人だと思う。
晴子はシンママに成って今を生きるのが精一杯。
人工衛星の話しは迷惑だと言わんばかりの表情。それでも高校時代からの人工衛星の話しをして、押し続ける飛鳥が無神経にも見えてしまう…。
ひかりとの約束と現実の壁との板挟みにハマり身動き取れない飛鳥、半額ビールでトイレ寝落ちも無理ないと思う。
5話感想から、「4人で居ればそこは宇宙になった」。高校生の時は別世界に居る事も出来たが、大人になると、そうは行かない。飛鳥はマルチタスク仕事に加えて後輩浜野の世話も引き受ける。
「良いニュースと悪いニュース、どっちが先?」あまちゃんで出たセリフだ。
周と会う喫茶店のシーンが又良い。隣のテーブルの男二人のセリフが「儲かる」「AIを使った仮想通貨」「これからの人生」…
周は久々に会った友達から「小型人工衛星計画」を持ち掛けられて失望したと思う。
「そんな事の為に私を呼んだの」困惑が顔に浮かんでいた。それはそうだろうな…。
飛鳥に届いたipodの充電ケーブルが大きな箱で届く。届いた人工衛星の本もシワやヤケが有った。ネットオークションやフリマで買ったのだろうな。あるある話しですね…。
「現実見て行かなあかんやん」。
それはもっともなことで。
特に30代、子育て真最中の時は、趣味とか昔の夢とか推し事とか、全部放りだすしかなかったな。学生時代にやっていた事なんてどんどん忘れて行った。
ましてやシングルなら……。
現実が夢を侵食していく。よく分かる図式。
けれども、推し事があるから生きる活力になるのもまた現実で。のめり込んでみれば救われることも多い。
ただ経済的にはね……自分のお金を好きなように自分だけのために使えていた時代とは違う。
ヒカリのことを言えないと、他の2人は協力体制に傾かないかな。
4人で一緒にやってほしいけれども。
予告から健治くんがスクールロイヤーを辞めることになることは察しがついていたけれど、こういう結論で去ることになるとは思っていなかった。
あの理事長に理不尽に辞めさせられるのかと想像していたけれど、そんな陳腐な話ではない。健治くんは自分で選んだ。
そう考えると私も健治くんの成長を信じていなかったのかもしれない、と申し訳なく思う。
幼馴染みにただ預けられたものを運んだだけなのに、ヤクの運び人として鑑別所に収容されてしまった斎藤。
彼女は絶対にそんなことはしないと教師たちも健治くんも分かっている。しかし、運んだこと自体が「疑わしい」とされるこの案件で、母親が付けた弁護士は斎藤の無罪を主張することに消極的だった。
健治くんは考える。自分が斎藤の付添人になるためには、スクールロイヤーを辞めて弁護士にならなくてはならない。
そして決断した。「僕は今まで耳をふさいで、できるだけ安全に生きてきました」。それを辞めて、大事な人たちを守るために闘える人間になる決意。
「どこにいても星は必ずそこにあるし、僕も変わらず星を見ていますから」
泣いてしまったわ。健治くんの成長が素晴らしくて。
「この人がこういうからには特別な事情があるんだろう」と送り出してくれた生徒たちにも泣かされた。
みんな成長している。
斎藤さんは元より罪はなく、彼女の誠実さがよく分かる手紙を読むことで、「不処分」になった。
離れても大丈夫だとみんなが確信した、それがみんなが成長した証。
最終回は、成長する人たちの中、ひたすら保守を続ける学校と健治くんが闘う。
それはきっと、優しい結末になるのだと信じている。
【最終回】虐待児が親を刺してしまうギリギリの所で、ヒロインがどこからともなく家に入ってきて真剣白刃取りで助けて、説教までしちゃう……。
そういうところがイマイチぐっと来ないで終わったドラマ。
しかし、多くの子供が困難な家庭で育っていて、多くの助けが必要なことは確か。
.最終的に、きっと夏井は刑事に戻らないのだろうけれど、私はせっかくのこの経験を生かして、もっと児相と警察は連携できるようにした方が良いと思う。
そうしないと子どもたちと家庭の未来はいつまでも変わらない。
父の仇を討つという王道のリベンジ劇に、医療専門の転職エージェントという題材を組み合わせて楽しく見せてくれた3か月。
何より、事務&潜入スタッフの夜長と鳴木のノリツッコミのようなやり取りが楽しくて(笑)
会話のセリフの楽しさと役者さんの上手さで完走した。
嘘をついて人を操っていた悪人は淘汰されるという正しい勧善懲悪ストーリー。
鳴木の計画が図に当たる様子はスッキリしたし、バラバラに動きつつも仲間が一つの方向に動いている感覚が良かった。
このコンビは忘れ難いので、またぜひSPでも復活してほしい。
初回の松永も2話目の夏生も ちよさんにはハマっていたけれど、今回の室田はハマリ過ぎていた。
始めはキャストにイレギュラーな質問をしたりして困らせて遊んでいたのに……。疑い深い人間ほど騙されるってやつだよね。
しかし、自分勝手で離婚されたのがよく分かる甘えっぷりで、これじゃお母さんも疲れちゃう(笑)
里の墓に入りたいとまで言い出す困らせっぷり。まぁね……長年勤めた会社を退職しても誰も褒めてくれない生活の中で、里では母がうんとねぎらってくれた。
孤独な人ほど故郷がほしい。よく分かる。
ちよさんは本当に亡くなったのだろうか。お年的にはあり得るけれど、お客が夢中になりすぎたから……という可能性もある。
3人はどうするのか……。