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自分のズルは見過ごしやすい。他人のズルはよく見える! もし今の自分の人生が、人生を書き換えやり直す能力を持ってしまった誰かに よって歪められていたりするとゾッとしませんねぇ(笑。 過ぎ去った時間は3000万どころか国家予算を投じた所で本来、戻らないのだし。 五十嵐パートは先週までで今週から、ずっと凛ちゃんパートなのかね? 主人公に振り回された彼女の復讐譚になっていくのだろうか…。
「気味が悪い」と言われることに敏感に反応してしまう鹿乃子さんの優しさ。だからこそ何とか嘘を解いてあげようとしたのだろうけれど、「お人形の人」は想像以上に手ごわそう。 今回は、かなり長い間「嘘」に対する反応が無かったので、なかなか分かりづらい。
・人懐こい品子さんは「私」であって品子さんではない。 ・品子さんは双子ではない。 ・亡くなったイネさんは人形を一体持ち出していた。 ・毒を飲んで倒れていたのは人形。
以上の証言は嘘ではない。
双子じゃないなら三つ子以上では?と考えていたけれど、Twitter(X)で多くの方が言っていらしたように人格乖離なのかも。
後編に続く……。いつもよりもちょっと怪奇っぽさが強い。
夫からモラハラを受けているのかとばかり思っていた妻のしたたかさが見物だった。さすが佐津川さん。
それを言い当てた神波先生の、上から人を刺すような目線が今回も良い。
もう一方の裁判で不実な人妻に対して「経済だけをあてにした結婚の不条理」を糾弾しつつ、依頼人の妻に向かって同じ言葉をぶつけ続ける。
今時でも「東大卒の血」を欲するお家柄が存在するのかどうかは分からないけれど、そんな精子だけを欲しがるような男との結婚が「それでいい」はずもなく、結局は離婚に踏み切る。
「無精子であること」に口止め料5憶。そこまでして隠さなきゃならないの……大変なお家柄だね。
趣里さんが演じる神波先生が本当に悪魔のように正しくて気持ちいい。
体がデカすぎて尾行に向かないのに(笑)今や部下のように使われている杉浦先生にも癒されてる(笑)
絢子さんは団地に住んで53年。入った頃は当時の皇太子夫妻も内覧に来られた、話題のモダンな住宅だった。
そこで子どもを育て、子どもは巣立ち、夫は亡くなり、近所の人たちと支え合って暮らした。
団地は人生の縮図。他人の人生はやがて自分自身が迎える人生。子育て問題から介護問題まで、ここに全てが詰まっている。
団地が無くなるというのは故郷が無くなるということに等しい。
娘の老後まで心配して、団地の建て替え計画に積極的に賛同してきたノエチの父。
親が亡くなった後、娘は一人になり、収入も多くはない。
それはなっちゃんも同じで、親はいくつになっても子どもを心配する。
そして、ノエチとなっちゃんは現代のプレ老後世代の問題を提起しているのだった。
ホンワカしたご近所ドラマというわけではなく、頭の痛い問題がたくさん散りばめられている。
来週最終回、故郷を失うような寂しさもあるし、2人の今後が自分に被さって来たかと思うほどの不安も感じる。
どういう閉め方をするのか、人生を覗いてみたい。
「心を診る気なんてない」牧野先生が、「気持ちが前に向くことが治療につながる」と結論付ける時の照れくさそうな顔。
牧野先生は子どもを変に甘やかさず、きちんとした真実を順序立てて伝えてくれる。
「お前は子供だから弟に対して責任取れない」だから「弟の病気はお前の責任じゃない」
そう言われた時の啓ちゃんがどんなにホッとしたか。
息子の病気に神経質になりすぎて、娘を放置する母親を恨むでもなく、弟に嫉妬をぶつけることもなく、啓は本当に「出来過ぎた」娘だった。
「息子が病に打ち勝って登校できるようになる日」を長い気持ちで待つ母の気持ちを思い出させてくれた牧野先生のおかげで、母であることを取り戻した啓のお母さん。
闘病が長い子どもを持つのは大変なストレスだろうけれど、どうかこの賢くて優しい娘の方にも目を向けて上げて欲しい。
視聴者も祈りに近い気持ちでこの家族と接することが出来そうな結論で良かった。
(でも探してくれた学校やみんなに、まず親として礼を言おうか……)
息子が親に失望…いや、絶望する瞬間をまさにまさに、見てしまったわ。高いピアノを「一生懸命働いた金」で買ってくれた「はず」の両親。
純一くんは泣きながら謝ったんだよ。自分は逮捕されるのかと怯え、犯罪者にならないと安心し、両親に感謝して頑張っていた。
金はどんなシーンでも、信頼関係を失くす。
ソラの家でもそうだった。祖母の金を奪ったソラ。そのせいで祖母は亡くなった。
そりゃ、お母さんも絶縁するわ。
免許のコピーを回収できないという甘さで、ついに家の住所まで知られてしまう祐子。
ソラは捕まった。蒲池のように沈められるかもしれないのに、一体いつまで上手く逃げられている気持ちでいるんだろう。
警察に駆け込める機会も今が最後だよ。
闇バイトに手を出しそうな人にこそ見て欲しいドラマなんだけれどな……。
牧村さん、信用できねぇ…絶対に天音くん(の外の人)と繋がってるし…と思ったら、ラップあるし!絶対に盗聴器かカメラ仕込まれた~~……の回。
だけど、もしかしたら彼ら、ライオンくんをDVから守る勢の可能性もあるものね(天音くんの様子は怖いんだけど)
動物園で、トラブルに負けずに自分の絵のパフォーマンスを行う みっくんの成長をホッコリしながら見ていた前半と、ライオンくんの父親の本性が怖そうな後半で、全く違う。
どちらも本当に面白いし、最終的には3人のプライドを守りたいと祈りながら見る。
愛生は本当に死んでしまったのか……息子を逃がして自分は犠牲になったのか。
分からないけれど、きっとこの3人で一緒に居れば安全なのだと。みっくんもライオンを助けるのだと。
そういう話なのだと思う。守られるばかりではなく、行動する人たちになるんだね、きっと。
未来の自分が現れた時点でタイムワープが存在する作品ではあるのだが、 これまで現実的な話をしていただけにファンタジー成分が急に増えると…。 掃除機の発明がタイムマシンに繋がる?よく解らん。 ゴミが、どこに消えるのか?造った奴にも、よく解らん。そんな無茶な。 SF映画でよくやっている伝送装置の方が、まだ説得力があったかな。
やっぱり、ふっかくん(冬月)生きてたでしょ……なんとややこしい。
先週、これでもかこれでもかと夫のモラハラっぷりを見せられたので、宏樹にあまり同情できず……上手いな、脚本と演出(笑)
自分の子供を抱いたら泣いてしまうほどブラックな環境に病んでいた宏樹。これからどんどん可哀想になっていくんだろうな。
とりあえず私は子どもが幸せならそれでいいので、子どもだけは不幸にしないでね。
宏樹と血液型が合うことを祈るわ。(新生児の間は母の胎内の血液を多く受けちゃってるので…でOKよw)
奈緒さんに元々ボクシングの素養があったのかどうかは知らないけれど、全く出来ないところから、ちょっと様になっていく様子まで、変化があまりにも上手くて。
本当にすごい人だなと改めてしみじみ思う。
ベタベタのストーリーが多い中、お仕事描写がいかに「らしいか」で勝負がつくようなTBS火曜22時ラブストーリー枠。
今期は、ラブはクズ王子らしく、お仕事描写は裏まで「らしく」、人間物語としても見ごたえある。
スポーツとお仕事とラブストーリーの相性良いところをグイグイ押し上げたような作りで、見ていてワクワクする。
先が楽しみ。
福本莉子ちゃんって本当にこういう可愛いホラー人形みたいな役が合うよね(えっ、もちろん褒めている)、もうまんまヒルコ。
タイムホールの有無は、「これはありそう……」だけれど追及はせず。解決できないことがあってもいいじゃないですか。で終わる。
でも、自分を庇ってくれた教授の愛に応えたくて、会いたくて、亡き人と再会するためのメタバースを作る。常見さんが切なくて可愛かった。
時を超えたメールは……巫女の豊玉姫から来たものなんでしょうね。
ヒルコ班とゼンケツ班と、よく分からない巫女と、全面戦争が起きそうなSPEC的世界観になってきた。
面白い!落ち着いた竜也もアリスちゃんも良い。
「同類」という依存に巻き込まれず、自らハブを増やしていき、みんなの力を得て火星で働き続けたオポチュニティーのように独立して生きる。
起立性調節障害で教室へ行けず、親に邪魔にされ、居場所を保健室にしか見いだせない佳純を藤竹先生は科学クラブに引き入れた。
火星の写真を撮り続けたオポチュニティは、独りで寂しかったわけではない。想定されていた寿命よりも遥かに長く働き、みんなに支えられてたくさんの仕事をした。
クラブの記録を託した佳純に、新しいハブを。
大げさな嘆きも説教もなく、静かに語ることで生徒たちを引き込んでいく藤竹先生の溢れ出る信頼感。
あの柳田くんが人と関わり、たくさんの笑顔を見せてくれるようになった。
それを見ているだけで幸せな気持ちになれる。
藤竹先生が窪田正孝で本当に良かった。
貝原秘書が出て来るなんて聞いてない!!どこ登ってんの、早く帰ってきて!!
カリヤンとか、ニ↑ッ↓タくんとか、総理夫人とか、出て来るたびに懐かしくて沸くけれど、今回は「R」なので色は全く違いそう。
西荻弓絵脚本に木村ひさし演出がハマって最高に不気味なコメディだった前作『民王』と比べるとどうしても平凡に見えてしまう部分はあるけれど……
国民全体と入れ替わる……が「次は私かも?」というワクワクで見られるならば成功かも。
菅田くんがいつかナレだけじゃなくて翔君として再登場してくれるのを待つ。
緒形直人登場〜。 「カーネーション」にも1カットだけ「優のお父ちゃん」として出ていた。 次回のアホボン達の相談にのる前フリで、糸子が「ええ子や…」と呟いたのは、 ヒロインじゃなくて二世の悲哀を背負った緒形氏の事だったりしましたが、 今回も、お仕事が何かと大変みたい。
途中で子役時代の過去パートに入るのは「芋タコなんきん」以来だけど、 導入での脚本と俳優パワーの差が大きい。しかしウザいギャルの露出が減った だけでも大分、観易くなる事実。
私だったら推しが整形だって分かったらどう思うだろ、と考えた。
顔だけで俳優を好きになることは無いのでその才能を愛すれば顔はどうでもいい……けれど顔が好きで応援しているアイドルもいるので、そこが整形だったら、ちょっとショックかな。
でも、作ったら私が好きな顔になったと考えたら経緯はどうでもいいかな(笑)
それも今が整形にも寛容な令和だから……と考えると、タレントにとっても良い時代なのかも。
もっともアイドルは職業柄、容姿がファンを掴む大きな要素であることは間違いないので、シホさんが過去を捨てたい気持ちになるのは分かる。
顔のために自分の作品と感性を捨てるか、過去を取り戻すか……
「私が書きました」と毅然と発言したシホさんを見て、誇りを取り戻したことがハッキリわかった。良い演出。
神波先生は「勝てればいいんだ」と言いつつ、人の心にきちんと寄り添う。
素敵なキャラクター。
自分のズルは見過ごしやすい。他人のズルはよく見える!
もし今の自分の人生が、人生を書き換えやり直す能力を持ってしまった誰かに
よって歪められていたりするとゾッとしませんねぇ(笑。
過ぎ去った時間は3000万どころか国家予算を投じた所で本来、戻らないのだし。
五十嵐パートは先週までで今週から、ずっと凛ちゃんパートなのかね?
主人公に振り回された彼女の復讐譚になっていくのだろうか…。
「気味が悪い」と言われることに敏感に反応してしまう鹿乃子さんの優しさ。だからこそ何とか嘘を解いてあげようとしたのだろうけれど、「お人形の人」は想像以上に手ごわそう。
今回は、かなり長い間「嘘」に対する反応が無かったので、なかなか分かりづらい。
・人懐こい品子さんは「私」であって品子さんではない。
・品子さんは双子ではない。
・亡くなったイネさんは人形を一体持ち出していた。
・毒を飲んで倒れていたのは人形。
以上の証言は嘘ではない。
双子じゃないなら三つ子以上では?と考えていたけれど、Twitter(X)で多くの方が言っていらしたように人格乖離なのかも。
後編に続く……。いつもよりもちょっと怪奇っぽさが強い。
夫からモラハラを受けているのかとばかり思っていた妻のしたたかさが見物だった。さすが佐津川さん。
それを言い当てた神波先生の、上から人を刺すような目線が今回も良い。
もう一方の裁判で不実な人妻に対して「経済だけをあてにした結婚の不条理」を糾弾しつつ、依頼人の妻に向かって同じ言葉をぶつけ続ける。
今時でも「東大卒の血」を欲するお家柄が存在するのかどうかは分からないけれど、そんな精子だけを欲しがるような男との結婚が「それでいい」はずもなく、結局は離婚に踏み切る。
「無精子であること」に口止め料5憶。そこまでして隠さなきゃならないの……大変なお家柄だね。
趣里さんが演じる神波先生が本当に悪魔のように正しくて気持ちいい。
体がデカすぎて尾行に向かないのに(笑)今や部下のように使われている杉浦先生にも癒されてる(笑)
絢子さんは団地に住んで53年。入った頃は当時の皇太子夫妻も内覧に来られた、話題のモダンな住宅だった。
そこで子どもを育て、子どもは巣立ち、夫は亡くなり、近所の人たちと支え合って暮らした。
団地は人生の縮図。他人の人生はやがて自分自身が迎える人生。子育て問題から介護問題まで、ここに全てが詰まっている。
団地が無くなるというのは故郷が無くなるということに等しい。
娘の老後まで心配して、団地の建て替え計画に積極的に賛同してきたノエチの父。
親が亡くなった後、娘は一人になり、収入も多くはない。
それはなっちゃんも同じで、親はいくつになっても子どもを心配する。
そして、ノエチとなっちゃんは現代のプレ老後世代の問題を提起しているのだった。
ホンワカしたご近所ドラマというわけではなく、頭の痛い問題がたくさん散りばめられている。
来週最終回、故郷を失うような寂しさもあるし、2人の今後が自分に被さって来たかと思うほどの不安も感じる。
どういう閉め方をするのか、人生を覗いてみたい。
「心を診る気なんてない」牧野先生が、「気持ちが前に向くことが治療につながる」と結論付ける時の照れくさそうな顔。
牧野先生は子どもを変に甘やかさず、きちんとした真実を順序立てて伝えてくれる。
「お前は子供だから弟に対して責任取れない」だから「弟の病気はお前の責任じゃない」
そう言われた時の啓ちゃんがどんなにホッとしたか。
息子の病気に神経質になりすぎて、娘を放置する母親を恨むでもなく、弟に嫉妬をぶつけることもなく、啓は本当に「出来過ぎた」娘だった。
「息子が病に打ち勝って登校できるようになる日」を長い気持ちで待つ母の気持ちを思い出させてくれた牧野先生のおかげで、母であることを取り戻した啓のお母さん。
闘病が長い子どもを持つのは大変なストレスだろうけれど、どうかこの賢くて優しい娘の方にも目を向けて上げて欲しい。
視聴者も祈りに近い気持ちでこの家族と接することが出来そうな結論で良かった。
(でも探してくれた学校やみんなに、まず親として礼を言おうか……)
息子が親に失望…いや、絶望する瞬間をまさにまさに、見てしまったわ。高いピアノを「一生懸命働いた金」で買ってくれた「はず」の両親。
純一くんは泣きながら謝ったんだよ。自分は逮捕されるのかと怯え、犯罪者にならないと安心し、両親に感謝して頑張っていた。
金はどんなシーンでも、信頼関係を失くす。
ソラの家でもそうだった。祖母の金を奪ったソラ。そのせいで祖母は亡くなった。
そりゃ、お母さんも絶縁するわ。
免許のコピーを回収できないという甘さで、ついに家の住所まで知られてしまう祐子。
ソラは捕まった。蒲池のように沈められるかもしれないのに、一体いつまで上手く逃げられている気持ちでいるんだろう。
警察に駆け込める機会も今が最後だよ。
闇バイトに手を出しそうな人にこそ見て欲しいドラマなんだけれどな……。
牧村さん、信用できねぇ…絶対に天音くん(の外の人)と繋がってるし…と思ったら、ラップあるし!絶対に盗聴器かカメラ仕込まれた~~……の回。
だけど、もしかしたら彼ら、ライオンくんをDVから守る勢の可能性もあるものね(天音くんの様子は怖いんだけど)
動物園で、トラブルに負けずに自分の絵のパフォーマンスを行う みっくんの成長をホッコリしながら見ていた前半と、ライオンくんの父親の本性が怖そうな後半で、全く違う。
どちらも本当に面白いし、最終的には3人のプライドを守りたいと祈りながら見る。
愛生は本当に死んでしまったのか……息子を逃がして自分は犠牲になったのか。
分からないけれど、きっとこの3人で一緒に居れば安全なのだと。みっくんもライオンを助けるのだと。
そういう話なのだと思う。守られるばかりではなく、行動する人たちになるんだね、きっと。
未来の自分が現れた時点でタイムワープが存在する作品ではあるのだが、
これまで現実的な話をしていただけにファンタジー成分が急に増えると…。
掃除機の発明がタイムマシンに繋がる?よく解らん。
ゴミが、どこに消えるのか?造った奴にも、よく解らん。そんな無茶な。
SF映画でよくやっている伝送装置の方が、まだ説得力があったかな。
やっぱり、ふっかくん(冬月)生きてたでしょ……なんとややこしい。
先週、これでもかこれでもかと夫のモラハラっぷりを見せられたので、宏樹にあまり同情できず……上手いな、脚本と演出(笑)
自分の子供を抱いたら泣いてしまうほどブラックな環境に病んでいた宏樹。これからどんどん可哀想になっていくんだろうな。
とりあえず私は子どもが幸せならそれでいいので、子どもだけは不幸にしないでね。
宏樹と血液型が合うことを祈るわ。(新生児の間は母の胎内の血液を多く受けちゃってるので…でOKよw)
奈緒さんに元々ボクシングの素養があったのかどうかは知らないけれど、全く出来ないところから、ちょっと様になっていく様子まで、変化があまりにも上手くて。
本当にすごい人だなと改めてしみじみ思う。
ベタベタのストーリーが多い中、お仕事描写がいかに「らしいか」で勝負がつくようなTBS火曜22時ラブストーリー枠。
今期は、ラブはクズ王子らしく、お仕事描写は裏まで「らしく」、人間物語としても見ごたえある。
スポーツとお仕事とラブストーリーの相性良いところをグイグイ押し上げたような作りで、見ていてワクワクする。
先が楽しみ。
福本莉子ちゃんって本当にこういう可愛いホラー人形みたいな役が合うよね(えっ、もちろん褒めている)、もうまんまヒルコ。
タイムホールの有無は、「これはありそう……」だけれど追及はせず。解決できないことがあってもいいじゃないですか。で終わる。
でも、自分を庇ってくれた教授の愛に応えたくて、会いたくて、亡き人と再会するためのメタバースを作る。常見さんが切なくて可愛かった。
時を超えたメールは……巫女の豊玉姫から来たものなんでしょうね。
ヒルコ班とゼンケツ班と、よく分からない巫女と、全面戦争が起きそうなSPEC的世界観になってきた。
面白い!落ち着いた竜也もアリスちゃんも良い。
「同類」という依存に巻き込まれず、自らハブを増やしていき、みんなの力を得て火星で働き続けたオポチュニティーのように独立して生きる。
起立性調節障害で教室へ行けず、親に邪魔にされ、居場所を保健室にしか見いだせない佳純を藤竹先生は科学クラブに引き入れた。
火星の写真を撮り続けたオポチュニティは、独りで寂しかったわけではない。想定されていた寿命よりも遥かに長く働き、みんなに支えられてたくさんの仕事をした。
クラブの記録を託した佳純に、新しいハブを。
大げさな嘆きも説教もなく、静かに語ることで生徒たちを引き込んでいく藤竹先生の溢れ出る信頼感。
あの柳田くんが人と関わり、たくさんの笑顔を見せてくれるようになった。
それを見ているだけで幸せな気持ちになれる。
藤竹先生が窪田正孝で本当に良かった。
貝原秘書が出て来るなんて聞いてない!!どこ登ってんの、早く帰ってきて!!
カリヤンとか、ニ↑ッ↓タくんとか、総理夫人とか、出て来るたびに懐かしくて沸くけれど、今回は「R」なので色は全く違いそう。
西荻弓絵脚本に木村ひさし演出がハマって最高に不気味なコメディだった前作『民王』と比べるとどうしても平凡に見えてしまう部分はあるけれど……
国民全体と入れ替わる……が「次は私かも?」というワクワクで見られるならば成功かも。
菅田くんがいつかナレだけじゃなくて翔君として再登場してくれるのを待つ。
緒形直人登場〜。
「カーネーション」にも1カットだけ「優のお父ちゃん」として出ていた。
次回のアホボン達の相談にのる前フリで、糸子が「ええ子や…」と呟いたのは、
ヒロインじゃなくて二世の悲哀を背負った緒形氏の事だったりしましたが、
今回も、お仕事が何かと大変みたい。
途中で子役時代の過去パートに入るのは「芋タコなんきん」以来だけど、
導入での脚本と俳優パワーの差が大きい。しかしウザいギャルの露出が減った
だけでも大分、観易くなる事実。
私だったら推しが整形だって分かったらどう思うだろ、と考えた。
顔だけで俳優を好きになることは無いのでその才能を愛すれば顔はどうでもいい……けれど顔が好きで応援しているアイドルもいるので、そこが整形だったら、ちょっとショックかな。
でも、作ったら私が好きな顔になったと考えたら経緯はどうでもいいかな(笑)
それも今が整形にも寛容な令和だから……と考えると、タレントにとっても良い時代なのかも。
もっともアイドルは職業柄、容姿がファンを掴む大きな要素であることは間違いないので、シホさんが過去を捨てたい気持ちになるのは分かる。
顔のために自分の作品と感性を捨てるか、過去を取り戻すか……
「私が書きました」と毅然と発言したシホさんを見て、誇りを取り戻したことがハッキリわかった。良い演出。
神波先生は「勝てればいいんだ」と言いつつ、人の心にきちんと寄り添う。
素敵なキャラクター。