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溜まってしまっていたケンティ店長を見た。
古き良き昭和的近所付き合いが再現されたマンションと町で、親が忙しくて孤食になりがちな子どもには大人の目が届き、年寄りに弁当を届けることで独居老人のパトロールにもなるという、素晴らしい取り組み。
ただ、コンプライアンスで縛られる現代では、年寄りを走らせて怪我したらどうするとか、余所の子供に怪我させたら責任とれるのかとか、たくさん問題が出てきそう。
そしてこういう場って大抵は高校生の溜まり場になってしまって、いつしか閉鎖されちゃったりするんですよね……。現実は厳しい。
店長の存在で町が浄化されているようにすら見える秩序ある世界観で、これはこれで見ていて気持ちいいし、ちょっと泣ける。
こういう世界に本当になれば、人も町もコンビニも、みんな助かるよね。
人を照らす あかりさんの尊さはずっと見てきたけれど、茉莉もなるほど女神だった。
「特別な存在になれない」と泣いていた雨宮に「強く優しい」とエールを送る茉莉。
暴露系YouTuber 透のことも亡くなった相方のこともちゃんと知っていた茉莉。
「あなたは何に困っていますか?」茉莉のASK と、「誰も死ななくていい。生きててよかったって思える世界を私が作るから。」というあかりさんのメッセージはセット。
みんな彼女たちの言葉に力を貰う。通り魔すら。
暴露系YouTuberなんて良い印象はなかったけれど、絶望や暗い願望と共に生きてきた物語がきちんとあった。
このドラマは誰一人として物語がない作りにはしない。
だからその物語に惹かれて先を見ようとするんだよね。
幹事長も…茉莉の父も、ただの悪役ではないだろう。何を秘めているから、あんなに敵を作っているんだか……。
人生はいつどこで誰を傷つけるか分からない。
未央が出したコーン茶を飲んでユメの母が死んだとしても、無理やり飲ませたわけではないし、アレルギーを知らなかった未央のせいではない。けれども飲ませたのが未央であることは確か。
同じように、未央の母が落ちたのはユメのせいだと分かったけれど、でも近藤の頭の上に降ってきたのは未央の母なのだ。そう考えると近藤の妻だって近藤自身だってやはり複雑だよね。
けれども、未央はもうユメを許して終わりにしたい。たぶん、近藤も。
自分自身の身の振り方もあるので、何とか裁判に持ち込みたい近藤の妻。
終わらせてあげたいなぁと思う。
ユメの母が金を出すというのだから、それをいい機会にして、全て終わらせればいいのに……。
基本的には気持ちのいいスポーツドラマだけれど、親子の繋がりもガッツリテーマ化されている。
進行性の病気を抱えた車椅子ラガーに、味方のはずの家族からの疎外感。
ありがちな女家族の中の男親の寂しさ、なんだけれど、病気を抱えているので余計卑屈に考えてしまう。
実はパパにサプライズしたくて……という有りがちな解決だけれどまんまんと泣かされる。
「どんな情けない背中でも子供は親の背中を見ていたい」親である人たちは背筋が伸びるね。素敵な脚本。
突然親になった伍鉄も関係構築に苦労しているけれど、関りを避けずに向かい合うことで解決しつつある……。
でも、問題は山積み。来週からはちょっと辛いかも。
一番心配なのは涼くんの心臓です。
秀吉、切腹の危機を先代秀吉に助けられる? 前半の小一郎中心の辺りはまた現代調になっていたけど後半はさすがの竹中直人。 存在感といい炎の演出としい力入っていて、こちらは大河ぽかった。 そうなると、やっぱりマイナー主人公は影が薄くなっちゃうけどね。
大体、助命嘆願なんて後の展開を考えるとなー…。
ドラマ自体は小池栄子さんの勢いそのままにスピード感と惚けた感じが面白かった。
けれども受刑者の人権問題もあって、賛否両論の難しいテーマになりそう。
「受刑者にとって一番楽しみなのは食。だから大きさや量は争いの元になる」だろうね……。自由も楽しみも失ってここに居るのは仕方ないけれど、唯一の生きがいには貪欲になるよね。
だから「食」を絶てば死ねると考えている受刑者もいるだろう。「生きるために食べるのよ」も通用しないデリケートな世界。
所長は「受刑者たちは犯罪を起こす前は心に傷を負っていた人たち」と言ったけれど、全員がそうとは限らないし、なかなか難しい……よくNHKがこれをやることになったね、とは思う。
三ツ星イタリアンシェフになるはずだった銀林さんが、受刑者たちの心も込みでどう料理するか楽しみ。
役所の生活相談員が、あそこまで個人の事情を知っているのはおかしいでしょう。エスパーじゃなければ、誰かかなり近しい人から情報を得ているに違いない。
予告で「秦野小夜子は敵だよ?」って稔が言っていたけれど、だとしたら秦野に情報を与えているかも知れないその人物も敵だよね……つらい。
ストーリーは「復讐」で動いているし、秦野の「とんとん」は催眠か何かのように思えるけれど、そうやって人の心や命を動かしているんだね。
不気味だけれど、この流れをSFや超常現象にしないでほしい。
人間ドラマとして見ていきたいし……真が秦野に会う理由にはちゃんと目的があるのだと思いたい。
縁談…ちゃんと直されてて…良き!さて、その縁談、長男次男とか言い始めて、いやあ〜な気分にさせられた金曜日。上手くエピソードを重ねた脚本…なんでしょうが…。手術を受ける気に持っていけた御手柄りんなんですが、脚本家さんの意図は分かるつもりだけど…ううむ…イマイチ刺さらなかった、私には。来週からの展開に期待。
林太郎さん……このままじゃメロ昼ドラになっちゃうから戻ってきて!
元々、幽霊だったころからKei の婚約放棄発言には全く共感していなくてウットリもできなかったのだけれど、意識が戻ってからもこれじゃ、ただの不倫じゃん……。
藤子さんが可哀そうすぎるので、ノートをさっさと渡して薬膳教室は辞めよう?
もっとも、あゆみには早く離婚して坪倉とは縁を切ってほしい。
母親も悪時に加担しているみたいだし、シェフも何か探っているし、最終回を待たずに渉は逮捕されちゃう予感。
Keiと あゆみの今後よりも坪倉家の今後が気になる。……あとは、林太郎さんの再登場もどうなるのか知りたい!
外傷性気胸をボールペンで応急処置って理論上は可能だけど実践はどうだろう? 医療措置そのものより医療と政治の関わりや 志のある若手議員の話の方が重要だった話。
美津母、演壇…?…えんだん…縁談…!。ふふふ……同音異義語の多い日本語……さて、やり手の母は、娘を玉の輿へと導けるのか?そうそう、子宮筋腫と判明し、子宮ごと除去する日の手術前検査の時に、不意に涙が止まらなくなった診察台の私。ドクターが去られた後、診察台にしばらく私をそのまま置いて、数分間独りにして下さった看護婦さんの優しさを思い出した木曜の朝…です。
色々と問題提起したり最近、報道されている事件を意識したりしているけど、 どうにも作劇と噛み合っていないというかギャグが滑っていると言うか…。
爆弾が偽物で元スケバン刑事(違)課長にそれをあっさり見抜かれる辺りとか 規制が色々と厳しくなって刑事ドラマというジャンルがパワーダウンしている 象徴的な展開だったように思う。
思ったよりも早くバレてビックリしている。
でも夫婦が同じ部署で働けないのは「時代が古い」という問題ではないと思う。そもそも別姓問題とは関係ないし……。
警察官が同じ部署で働けないのは機密の問題や危険性の問題だと聞いたことがある。夫婦一度に危険な目に遭う可能性もあるわけで家庭が消滅してしまうものね。
そういう危機は分かっていての今なのだから、設定に問題あるのでは。しかし、池田のおマヌケさには笑った……。
2人の婚姻関係で引っ張るドラマだと思っていたのに来週からどうするんだろ。
渚くんは、やはり出来た子で出来た人間だった。自分が「母を喜ばせたい」という枷を自分自身にかけていたこと、上手く行かなくて八つ当たりしたこと、きちんと自分で理解している。
父を失ってから母が大切に頑張って育ててきてくれたこと、なにより母を好きなことを理解している。甘えなど無くて、もちろん待山さんが背負わせたわけではなくて、2人で頑張ってきたことを何も否定しなくてもいい関係だった。
同じように。大江戸先生の元妻・澪さんは20年間も大江戸先生を支えてきた。そのことを恥だとも後悔もしていない。
ただ自分だけ上手く行かないことに苛立ちをぶつけてしまっただけ。
ぶつかり合える関係は正常に続く関係。
どちらも2人で別の道を進んでも良いブリになれるといいね。
気持ちの良い人たちの成長物語、心から応援したい。
「理不尽をぶっ飛ばす」国民の誰もがそういう政治家を求めているし、理不尽な目に遭わなくても済む政治を求めている。
けれども、身を削ってそういう活動をしてくれる人自身の生活やメンタルはどう保証されるのか…。
雲井蛍はかつて無所属で当選し、理不尽に向かって勇敢に闘った。けれども、自分すら知らなかった身内の傷をスキャンダルネタとして掘り出され、札束と共に辞任させられる。
人心は「物語」に弱く、人の後ろに物語を見て応援したり、炎上させたりする。
蛍さんの言うとおり、キャリアも潰され子供を預ける場も確保できない子育て環境は何十年も変わらず、整うことがない。
これは現実で、結局あれこれ補助を出して国民に子供を作らせようとするクセにその後のことはちっとも重要視されないんだよね。
蛍さんが市民の理不尽を引き受けて闘っている間、働く母・蛍さんの家庭は負担を強いられていた。
女性議員にのしかかる この現実を政治家はもっと考えた方がいい。
十分に傷を負っている蛍さんが、茉莉に推されて あかりさんのために戻って来てくれる。
茉莉はいつも「傷つけさせない。私が守る」と言うけれど、自分自身も散々やられた末に今ここに居るのに本当に「完膚なきまでに叩き潰す」ことができるのかしら。
過去に何かしら抱え、それを今だに言えない あかりさんの傷がほじくり返されることだけが恐い。
溜まってしまっていたケンティ店長を見た。
古き良き昭和的近所付き合いが再現されたマンションと町で、親が忙しくて孤食になりがちな子どもには大人の目が届き、年寄りに弁当を届けることで独居老人のパトロールにもなるという、素晴らしい取り組み。
ただ、コンプライアンスで縛られる現代では、年寄りを走らせて怪我したらどうするとか、余所の子供に怪我させたら責任とれるのかとか、たくさん問題が出てきそう。
そしてこういう場って大抵は高校生の溜まり場になってしまって、いつしか閉鎖されちゃったりするんですよね……。現実は厳しい。
店長の存在で町が浄化されているようにすら見える秩序ある世界観で、これはこれで見ていて気持ちいいし、ちょっと泣ける。
こういう世界に本当になれば、人も町もコンビニも、みんな助かるよね。
人を照らす あかりさんの尊さはずっと見てきたけれど、茉莉もなるほど女神だった。
「特別な存在になれない」と泣いていた雨宮に「強く優しい」とエールを送る茉莉。
暴露系YouTuber 透のことも亡くなった相方のこともちゃんと知っていた茉莉。
「あなたは何に困っていますか?」茉莉のASK と、「誰も死ななくていい。生きててよかったって思える世界を私が作るから。」というあかりさんのメッセージはセット。
みんな彼女たちの言葉に力を貰う。通り魔すら。
暴露系YouTuberなんて良い印象はなかったけれど、絶望や暗い願望と共に生きてきた物語がきちんとあった。
このドラマは誰一人として物語がない作りにはしない。
だからその物語に惹かれて先を見ようとするんだよね。
幹事長も…茉莉の父も、ただの悪役ではないだろう。何を秘めているから、あんなに敵を作っているんだか……。
人生はいつどこで誰を傷つけるか分からない。
未央が出したコーン茶を飲んでユメの母が死んだとしても、無理やり飲ませたわけではないし、アレルギーを知らなかった未央のせいではない。けれども飲ませたのが未央であることは確か。
同じように、未央の母が落ちたのはユメのせいだと分かったけれど、でも近藤の頭の上に降ってきたのは未央の母なのだ。そう考えると近藤の妻だって近藤自身だってやはり複雑だよね。
けれども、未央はもうユメを許して終わりにしたい。たぶん、近藤も。
自分自身の身の振り方もあるので、何とか裁判に持ち込みたい近藤の妻。
終わらせてあげたいなぁと思う。
ユメの母が金を出すというのだから、それをいい機会にして、全て終わらせればいいのに……。
基本的には気持ちのいいスポーツドラマだけれど、親子の繋がりもガッツリテーマ化されている。
進行性の病気を抱えた車椅子ラガーに、味方のはずの家族からの疎外感。
ありがちな女家族の中の男親の寂しさ、なんだけれど、病気を抱えているので余計卑屈に考えてしまう。
実はパパにサプライズしたくて……という有りがちな解決だけれどまんまんと泣かされる。
「どんな情けない背中でも子供は親の背中を見ていたい」親である人たちは背筋が伸びるね。素敵な脚本。
突然親になった伍鉄も関係構築に苦労しているけれど、関りを避けずに向かい合うことで解決しつつある……。
でも、問題は山積み。来週からはちょっと辛いかも。
一番心配なのは涼くんの心臓です。
秀吉、切腹の危機を先代秀吉に助けられる?
前半の小一郎中心の辺りはまた現代調になっていたけど後半はさすがの竹中直人。
存在感といい炎の演出としい力入っていて、こちらは大河ぽかった。
そうなると、やっぱりマイナー主人公は影が薄くなっちゃうけどね。
大体、助命嘆願なんて後の展開を考えるとなー…。
ドラマ自体は小池栄子さんの勢いそのままにスピード感と惚けた感じが面白かった。
けれども受刑者の人権問題もあって、賛否両論の難しいテーマになりそう。
「受刑者にとって一番楽しみなのは食。だから大きさや量は争いの元になる」だろうね……。自由も楽しみも失ってここに居るのは仕方ないけれど、唯一の生きがいには貪欲になるよね。
だから「食」を絶てば死ねると考えている受刑者もいるだろう。「生きるために食べるのよ」も通用しないデリケートな世界。
所長は「受刑者たちは犯罪を起こす前は心に傷を負っていた人たち」と言ったけれど、全員がそうとは限らないし、なかなか難しい……よくNHKがこれをやることになったね、とは思う。
三ツ星イタリアンシェフになるはずだった銀林さんが、受刑者たちの心も込みでどう料理するか楽しみ。
役所の生活相談員が、あそこまで個人の事情を知っているのはおかしいでしょう。エスパーじゃなければ、誰かかなり近しい人から情報を得ているに違いない。
予告で「秦野小夜子は敵だよ?」って稔が言っていたけれど、だとしたら秦野に情報を与えているかも知れないその人物も敵だよね……つらい。
ストーリーは「復讐」で動いているし、秦野の「とんとん」は催眠か何かのように思えるけれど、そうやって人の心や命を動かしているんだね。
不気味だけれど、この流れをSFや超常現象にしないでほしい。
人間ドラマとして見ていきたいし……真が秦野に会う理由にはちゃんと目的があるのだと思いたい。
縁談…ちゃんと直されてて…良き!さて、その縁談、長男次男とか言い始めて、いやあ〜な気分にさせられた金曜日。上手くエピソードを重ねた脚本…なんでしょうが…。手術を受ける気に持っていけた御手柄りんなんですが、脚本家さんの意図は分かるつもりだけど…ううむ…イマイチ刺さらなかった、私には。来週からの展開に期待。
林太郎さん……このままじゃメロ昼ドラになっちゃうから戻ってきて!
元々、幽霊だったころからKei の婚約放棄発言には全く共感していなくてウットリもできなかったのだけれど、意識が戻ってからもこれじゃ、ただの不倫じゃん……。
藤子さんが可哀そうすぎるので、ノートをさっさと渡して薬膳教室は辞めよう?
もっとも、あゆみには早く離婚して坪倉とは縁を切ってほしい。
母親も悪時に加担しているみたいだし、シェフも何か探っているし、最終回を待たずに渉は逮捕されちゃう予感。
Keiと あゆみの今後よりも坪倉家の今後が気になる。……あとは、林太郎さんの再登場もどうなるのか知りたい!
外傷性気胸をボールペンで応急処置って理論上は可能だけど実践はどうだろう?
医療措置そのものより医療と政治の関わりや
志のある若手議員の話の方が重要だった話。
美津母、演壇…?…えんだん…縁談…!。ふふふ……同音異義語の多い日本語……さて、やり手の母は、娘を玉の輿へと導けるのか?そうそう、子宮筋腫と判明し、子宮ごと除去する日の手術前検査の時に、不意に涙が止まらなくなった診察台の私。ドクターが去られた後、診察台にしばらく私をそのまま置いて、数分間独りにして下さった看護婦さんの優しさを思い出した木曜の朝…です。
色々と問題提起したり最近、報道されている事件を意識したりしているけど、
どうにも作劇と噛み合っていないというかギャグが滑っていると言うか…。
爆弾が偽物で元スケバン刑事(違)課長にそれをあっさり見抜かれる辺りとか
規制が色々と厳しくなって刑事ドラマというジャンルがパワーダウンしている
象徴的な展開だったように思う。
思ったよりも早くバレてビックリしている。
でも夫婦が同じ部署で働けないのは「時代が古い」という問題ではないと思う。そもそも別姓問題とは関係ないし……。
警察官が同じ部署で働けないのは機密の問題や危険性の問題だと聞いたことがある。夫婦一度に危険な目に遭う可能性もあるわけで家庭が消滅してしまうものね。
そういう危機は分かっていての今なのだから、設定に問題あるのでは。しかし、池田のおマヌケさには笑った……。
2人の婚姻関係で引っ張るドラマだと思っていたのに来週からどうするんだろ。
渚くんは、やはり出来た子で出来た人間だった。自分が「母を喜ばせたい」という枷を自分自身にかけていたこと、上手く行かなくて八つ当たりしたこと、きちんと自分で理解している。
父を失ってから母が大切に頑張って育ててきてくれたこと、なにより母を好きなことを理解している。甘えなど無くて、もちろん待山さんが背負わせたわけではなくて、2人で頑張ってきたことを何も否定しなくてもいい関係だった。
同じように。大江戸先生の元妻・澪さんは20年間も大江戸先生を支えてきた。そのことを恥だとも後悔もしていない。
ただ自分だけ上手く行かないことに苛立ちをぶつけてしまっただけ。
ぶつかり合える関係は正常に続く関係。
どちらも2人で別の道を進んでも良いブリになれるといいね。
気持ちの良い人たちの成長物語、心から応援したい。
「理不尽をぶっ飛ばす」国民の誰もがそういう政治家を求めているし、理不尽な目に遭わなくても済む政治を求めている。
けれども、身を削ってそういう活動をしてくれる人自身の生活やメンタルはどう保証されるのか…。
雲井蛍はかつて無所属で当選し、理不尽に向かって勇敢に闘った。けれども、自分すら知らなかった身内の傷をスキャンダルネタとして掘り出され、札束と共に辞任させられる。
人心は「物語」に弱く、人の後ろに物語を見て応援したり、炎上させたりする。
蛍さんの言うとおり、キャリアも潰され子供を預ける場も確保できない子育て環境は何十年も変わらず、整うことがない。
これは現実で、結局あれこれ補助を出して国民に子供を作らせようとするクセにその後のことはちっとも重要視されないんだよね。
蛍さんが市民の理不尽を引き受けて闘っている間、働く母・蛍さんの家庭は負担を強いられていた。
女性議員にのしかかる この現実を政治家はもっと考えた方がいい。
十分に傷を負っている蛍さんが、茉莉に推されて あかりさんのために戻って来てくれる。
茉莉はいつも「傷つけさせない。私が守る」と言うけれど、自分自身も散々やられた末に今ここに居るのに本当に「完膚なきまでに叩き潰す」ことができるのかしら。
過去に何かしら抱え、それを今だに言えない あかりさんの傷がほじくり返されることだけが恐い。