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有木野と織田の関係は今までも何となく匂わされてきたけれど、4年前に一体なにがあったのか。有木野、織田、そして八柳の関係、東新宿署へ移動してきた魑魅魍魎・阿川の関係のほぼ全容が語られた。
5年前の意訳事件。阿川がボランティアと繋がり、外国人労働者売買に手を貸していたことを知ってしまった織田が情報を漏洩させ、その罪を有木野が被っているというのが表向きの話。
モンチさんが消されたタイミングが、まるで阿川がやったみたいなんだけれど……。
たぶん、阿川には阿川の事情があるのだろうと想像する。
最後の山を登りに来たという阿川。きっと、彼も織田の復讐を遂げに来たのだろう……と信じている。
真相が知れたら闇は深く、物語は暗く落ちてきた。
面白いけれど、織田が報われるラストに向かうといいなぁ。
フラッシュモブから始まってサプライズで終わる回。フラッシュモブなんてみんなで計画して協力しなければできないもので、それは病院の仕事と似ているかも。
いつも無言でテキパキ動く榎本先生は優秀だけれど決してリーダー向きではなくて、城崎先生はそれも分かっていて見守っている。
某朝ドラでも見た、内科から麻酔科から薬剤師、栄養士まで含めたカンファレンス。
各部署の話を聞きつつ、関連する部署にも話を振って、勉強しながら解決に向ける。
まどかを指導しつつ、榎本先生にも同時にアドバイスを送る。病院全体の仕事の繋がりについていつも考えている。
ひいては町の医療まで。360度以上見渡している城崎先生の医療に対する視野が広すぎて尊敬する。
ここの救急に運ばれたら絶対に助けてもらえそう。
先輩から同期の仲間まで、いい繋がりで研修医1年目を終えたまどかたち。
次は新しい「お客様」を迎えるのねぇ…。素晴らしい先輩たちの背中を見ていても、教える立場は大変そうだね。
蔦重って、半世紀以上前のNHKドラマにも出ていたんですね。 「NHK劇場 写楽はどこへ行った」 「天と地と」の前年に既にカラー映像導入ですから結構、力入っていそう。 佐藤慶、山形勲、岸田今日子と正に圧巻のキャスティング。
昔、救急車を妨害されたせいで亡くなった母のためにお肉とワインで男たちに復讐する「サキ」って人がいてだな……。
という話は置いといて。こういうドラマは定期的にやっておいた方が変なイタズラ防止の啓発にはなるのかも。
クレーマー系インフルエンサー小宮にムカムカしたり、虚偽通報親父にイライラしたり、全体的に怒りで盛り上がった末にどちらにも少しずつバチが当たったのはスッキリ(笑)
現場の苦労をフォローもしない上の態度は最悪。対クレームのために何でも謝罪すればいいってことではない。
虚偽通報か判断に迷っても、現場の人たちは信じて受けてくれる。その安心感がなければ私たちは救急を頼れない。
感謝するべきだし、変なクレームは業務を邪魔すること。そういう事実がストレートに伝わる良い回だった。
「一人ずつ晒し首にして見せしめにするべきです」 「ワシは私怨で雲霧を捉えるつもりは無い」 まあ、私怨は別にしても火付け盗賊改めの実績を考えれば、 それぐらい非情な手段を辞さない覚悟が必要なのではないかと。 雲霧一党に二人目の犠牲者!しかし大熊屋の助勢で三人捕まえたのが前フリで、 大熊屋からの火縄銃の差し入れもあってと全部、大熊屋のお膳立て。 囮や陽動にもホイホイ引っかかるし、式部の部下達のヘッポコぶりは、 「何年、雲霧追いかけているんだよ?」と空しいツッコミ気分ばかりが湧いてくる。
大熊屋の逆恨み心情も、やたらと強調されるし盗人というダークヒーローを 主人公にして勧善懲悪路線を強調されてもな。池波作品って、こんなのだっけ?
大人のドラマやねぇ。誰もが生活があり、誰かの生活を支えてもいる。 ただ、多数派が形成されると『長いモノには巻かれる』が横行し、 巻かれてる奴が勝ち組を僭称して他人にもそれを押し付けてくるのがムカつく。 船長よ、海の男の誇りとは何ぞや!
海咲の大好きだった父にも、反発してきた継父にも長崎の漁師の血が流れている。 最終的にそれを見届け、受けれ入れていく形になりそう。
銀行ドラマよりも経済のお勉強になりそうな回だった(笑)大人の事情も絡んで始めから優勝校が決まっているようなビジコンにあえて挑戦する3-2 。
やはり高偏差値校なんだよなぁ……と見るたび思う。みんな向学意欲が高くて、自分の意見を持っている。そして答弁する力がある。
反抗的に見えていた冬木にも「経済を語りたい」家庭の事情があった。きちんと話し、きちんと聞いてもらうことで、リーマンショック後からの世界の預金事情や投資の大切さが伝わる。
ものすごく大切な体験授業を学校内で受けることが出来る。素晴らしい教育。教師は口は出さずインスピレーションが湧くように後押しする。
御上学級は、やはり素晴らしい。
勉学に向かうこういうキラキラした子どもたちの意欲が、大人の事情で潰されるようなことは絶対にあってはならないと心から思う。
ビジコン発表の時、槙野は本当に心から楽しんでいたし、御上の目は潤んでいた。
たぶん、常連校を推さなきゃならなかったのに「私の仕事は信頼が大事だから」と隣徳を1位にしてくれた中岡(イイ人な林泰文さん)。評価されるべきものが、きちんと評価される世界は気持ちいい。
真っすぐにしてくれる環境にいなければ子供は歪んでいく。真山弓弦が渋谷くんを刺したのは本当に「誰でも良かった」。無差別刺殺。
そうした結果、渋谷くんもまた弓弦と同じく父に虐待された子どもだったという運命のいたずら。
悔やんでも悔やみきれない話。
では、兄が目の前で死ぬという体験をしてしまった御上は果たして真っすぐ生きてきたと言えるのか。
次回からいよいよ核心に触れて行きそう。
初回からずっと、母と再婚相手に嫌悪感を抱き、家を出て疎遠にしてきた海咲の行動にモヤモヤして来たけれど、ここに来てやっと真相が全て明かされた。
海咲の色弱障害もここで繋がった。
海咲は父が死亡した船舶事故の相手方だった辻村と母が結婚したことを「生活のため」だと思い込んでいた。思春期らしい潔癖感。
実際は、事故は父の色覚異常のせいで起きていたことだったんだね。信号の赤と緑の区別がつかなかった。
辻村は「操縦間違いとは言い切れない」と証言してくれていた。松浦さんも残された海咲たちの暮らしを考えて証言してくれていた。
「辻村と会ってとことん話した方が良い」と松浦さんに言われる。
亡くなった父が大きな手で背中をなでてくれる海辺のシーンがとても綺麗だった。
勘違いだったとしても、海咲は父に寄り添ってここまで生きてきたのだと。思いが昇華するシーン。
全3話のラストで、ようやく「ネグレクト親父は何やってたんだよ?」の父親に会うことができた。
再婚相手が動物アレルギーで、犬を大切にする娘と一緒に暮らすことがつらかった。だから中学生の娘の方を放置したのですか。
「俺も辛かったんだ」知らんがな。子どもにまともに教育を受けさせることと食べさせることは親の義務だよ。聡里は塩撒いていいわと思いました。
15歳までは養育費を払っていたという話が出てきたけれど当たり前じゃん……「ありがとう」を言う必要もないわ。
アレルギーの親は犬好きの娘を育てなくてもいい……などネグレクトの言い訳にもならなくてビックリした。
母方の祖母が亡くなり、家は継いだとしても固定資産税を払わなくてはならないし、子どもではなくて孫なのでたぶん遺族年金も貰えないし、この子は今後どうやって学校に通ったり生活したりするのだろうと心配でしかない。
15歳まで養育費を払ってくれてありがとう、じゃなく、その父親から現在までの生活費と学費を取るべき。
未読なので分からないけれど、たぶん原作には描かれていた細かい設定が たったの3話で描き切れず、拾うところだけ拾った結果「経済的になんか変」な話になってしまったのだろうと推測される。
聡里という1人の引きこもりの少女が獣医学科に入り、動物や学生と触れ合う成長物語として、北海道の豊かなロケーションは見ごたえあったけれど、そういう設定が気になって仕方ない結果になった。
暗い実家話をバッサリ削って、大事な飼い犬を失って引きこもりになった親のいない子が祖母と大自然と友達の力を借りて北海道で立ち直っていく物語……で良かったのでは、と思う。
楽に見える 今サーキットが出てきた
屋台のあの客の声が鹿男よりも喪黒福造だった……。あの声を聞かせておいて、実は森崎ウィンでしたとか、そういうトリックはやめて欲しいよね(決めつけ)
先週の流れでは警察での尋問からの染田の遺体……のようだったけれど、その間にあんなにもたくさんのことがあったのだと。そこに遡る話だった。
・染田は家業を潰して妻子に出て行かれ、「薬」に手を出して春生に救ってもらった。 ・染田は誰かに(屋台の喪黒)脅されて警察で自分が書き替えたと証言していた。
・心麦は林川歌と生年が違うが、春生の妻は他人に心麦を紹介するたびに「たくさん食べるから他の子より大きいんです」と言っていたみたい
・春生は遠藤力郎の冤罪に気づいていた。
・喪黒は検察とも繋がっている
そして、赤沢は何か「特別な水」を飲んでいる。
これって、最初から警察と「薬」が繋がる何かを隠ぺいするために起きたことなのでは……
もっとも、誰のやっていることも言っていることも基本的には信用できないので、まだまだ分からないことが多すぎて。
面白いね。
第22週 全151話中、もっと笑かしてもらった本日回。例によって糸子視点と善作視点で 解釈がひっくり返る作りですが、これはキーアイテムとなったケーキも同様。 第4週:洋物嫌いの善作がコーヒーを気に入り美味さを語る(苦党)。 第6週:酒量が増える父を軽んじる糸子の言動に妹達がドン引き。静子が窘める。 第7週:サエのお土産のケーキに妹達、大喜び(甘党)。 父をぶった切るに辺り妹達を味方につける根回しとしてケーキを買ってきた糸子。 妹達から栗を独占し、妹達の学費稼ぎの為にも神戸に赴こうとしないのに、 こういう時だけ「ケーキ買ってきたんや!」。まあ俺が善ちゃんでも殴る(爆。 妹達を子分程度にしか認識していない糸子の長子特有の傲慢さは実例経験アリ。 糸やんは長子の重責は背負っているので(一応)プラマイゼロではあるし、自分に 無い才能を持った妹達に対して姉として、どうあるべきか真剣に考え行動し成長 していく優子に感情移入しやすくする仕掛け。その優子もケーキを買ってきた。 「勝手、言うてんのは解ってます」家業を継ぐはずだった自分が前言を撤回する 事で心証を悪くするであろう母の気持ちが少しでも和らげばと考えた。つくづく、 「女学校卒業したらパッチ屋」「パッチ屋修行が終わったら神戸」等等、 自分がやりたい事の為には約束を破る事等、屁とも思わない糸子と真逆の性格。
https://i.imgur.com/SW2mNUh.jpg 糸子も戦中戦後にかけ周囲との軋轢を経験、一通りの社会性は身に着けていますが、あくまで世間に対して仮面を被るようになったレベル。餌で釣るだけでは人心を得られない事までは学んだが目下をシンパにして己の発言力強化する行動の本質までは変わらない。そんな糸子の三十年を優子は十年で飛び越えてしまう。 従業員への心情配慮に加え、直子の想い、聡子の居場所や将来、更に母に要求された覚悟と力を示しながら母への気遣いも忘れない優子。しかし娘に気遣われれば気遣われるほど、糸子はコスイ根回しをしていた自分の狭量さと否が応でも向き合わなければならなくなる。 お父ちゃんに何度、殴られてもへこたれなかった糸子、実は精神攻撃に弱かった。 そして優子は自分の生まれる前の経緯までは全く知らないし気休め程度の気持ち だったが、『ひっくり返された』という結果を鮮明に思い出したばかりだった糸子 の自制を促し想像以上の効果を上げた。善作が糸子を諫め孫を守った! 『自分の都合でしか物事を考えられんオマエに優子を責める資格なんぞ無い!!』 遺影の善作が糸子を睨みつけている事を示すカット。(先週の「ちゃう!」演出が伏線ね)娘達や北村に偉そうな事をほざきまくっていたら50を過ぎて、お父ちゃんに叱られてしまった糸子。恥ズイ、恥ず過ぎる…。 ホント、ここまで来たら一周回って逆に面白い。主人公が大真面目に馬鹿をやっている作品の方が他人様を小馬鹿にしてウケを狙っている作品より100倍面白い。 小原糸子、やはり朝ドラ史上最強(狂?凶?)のエンターテイナーである。
朝ドラは、介護離職した17年前から、楽しみに観ています。全2作の「ブギウギ」、「虎に翼」は、とても感動しました。しかし、今回の作品は、オリジナル脚本なので、小さなエピソードの積み重ねで、物足りない気持ちで観ています。特に、今週のエピソードには、必然性が感じられない。管理栄養士は、医者ではないから、退院後に、別の病気が見つかっても、責任を感じる必然性はなく、患者の家族から文句を言われるという話はとてもおかしく感じる。脚本家の力不足だと痛感する。
宮地くんの無駄遣い苦笑い 話は見やすい
ストーリーは面白いが、刑事の役者さんのセリフが聞き取りづらくて集中できない。 こういうドラマは一瞬のセリフに意味があったりするので、音声だけは妥協しないで撮り直してほしい。 なにか事情があってのことでしたらすみません。
有木野と織田の関係は今までも何となく匂わされてきたけれど、4年前に一体なにがあったのか。有木野、織田、そして八柳の関係、東新宿署へ移動してきた魑魅魍魎・阿川の関係のほぼ全容が語られた。
5年前の意訳事件。阿川がボランティアと繋がり、外国人労働者売買に手を貸していたことを知ってしまった織田が情報を漏洩させ、その罪を有木野が被っているというのが表向きの話。
モンチさんが消されたタイミングが、まるで阿川がやったみたいなんだけれど……。
たぶん、阿川には阿川の事情があるのだろうと想像する。
最後の山を登りに来たという阿川。きっと、彼も織田の復讐を遂げに来たのだろう……と信じている。
真相が知れたら闇は深く、物語は暗く落ちてきた。
面白いけれど、織田が報われるラストに向かうといいなぁ。
フラッシュモブから始まってサプライズで終わる回。フラッシュモブなんてみんなで計画して協力しなければできないもので、それは病院の仕事と似ているかも。
いつも無言でテキパキ動く榎本先生は優秀だけれど決してリーダー向きではなくて、城崎先生はそれも分かっていて見守っている。
某朝ドラでも見た、内科から麻酔科から薬剤師、栄養士まで含めたカンファレンス。
各部署の話を聞きつつ、関連する部署にも話を振って、勉強しながら解決に向ける。
まどかを指導しつつ、榎本先生にも同時にアドバイスを送る。病院全体の仕事の繋がりについていつも考えている。
ひいては町の医療まで。360度以上見渡している城崎先生の医療に対する視野が広すぎて尊敬する。
ここの救急に運ばれたら絶対に助けてもらえそう。
先輩から同期の仲間まで、いい繋がりで研修医1年目を終えたまどかたち。
次は新しい「お客様」を迎えるのねぇ…。素晴らしい先輩たちの背中を見ていても、教える立場は大変そうだね。
蔦重って、半世紀以上前のNHKドラマにも出ていたんですね。
「NHK劇場 写楽はどこへ行った」
「天と地と」の前年に既にカラー映像導入ですから結構、力入っていそう。
佐藤慶、山形勲、岸田今日子と正に圧巻のキャスティング。
昔、救急車を妨害されたせいで亡くなった母のためにお肉とワインで男たちに復讐する「サキ」って人がいてだな……。
という話は置いといて。こういうドラマは定期的にやっておいた方が変なイタズラ防止の啓発にはなるのかも。
クレーマー系インフルエンサー小宮にムカムカしたり、虚偽通報親父にイライラしたり、全体的に怒りで盛り上がった末にどちらにも少しずつバチが当たったのはスッキリ(笑)
現場の苦労をフォローもしない上の態度は最悪。対クレームのために何でも謝罪すればいいってことではない。
虚偽通報か判断に迷っても、現場の人たちは信じて受けてくれる。その安心感がなければ私たちは救急を頼れない。
感謝するべきだし、変なクレームは業務を邪魔すること。そういう事実がストレートに伝わる良い回だった。
「一人ずつ晒し首にして見せしめにするべきです」
「ワシは私怨で雲霧を捉えるつもりは無い」
まあ、私怨は別にしても火付け盗賊改めの実績を考えれば、
それぐらい非情な手段を辞さない覚悟が必要なのではないかと。
雲霧一党に二人目の犠牲者!しかし大熊屋の助勢で三人捕まえたのが前フリで、
大熊屋からの火縄銃の差し入れもあってと全部、大熊屋のお膳立て。
囮や陽動にもホイホイ引っかかるし、式部の部下達のヘッポコぶりは、
「何年、雲霧追いかけているんだよ?」と空しいツッコミ気分ばかりが湧いてくる。
大熊屋の逆恨み心情も、やたらと強調されるし盗人というダークヒーローを
主人公にして勧善懲悪路線を強調されてもな。池波作品って、こんなのだっけ?
大人のドラマやねぇ。誰もが生活があり、誰かの生活を支えてもいる。
ただ、多数派が形成されると『長いモノには巻かれる』が横行し、
巻かれてる奴が勝ち組を僭称して他人にもそれを押し付けてくるのがムカつく。
船長よ、海の男の誇りとは何ぞや!
海咲の大好きだった父にも、反発してきた継父にも長崎の漁師の血が流れている。
最終的にそれを見届け、受けれ入れていく形になりそう。
銀行ドラマよりも経済のお勉強になりそうな回だった(笑)大人の事情も絡んで始めから優勝校が決まっているようなビジコンにあえて挑戦する3-2 。
やはり高偏差値校なんだよなぁ……と見るたび思う。みんな向学意欲が高くて、自分の意見を持っている。そして答弁する力がある。
反抗的に見えていた冬木にも「経済を語りたい」家庭の事情があった。きちんと話し、きちんと聞いてもらうことで、リーマンショック後からの世界の預金事情や投資の大切さが伝わる。
ものすごく大切な体験授業を学校内で受けることが出来る。素晴らしい教育。教師は口は出さずインスピレーションが湧くように後押しする。
御上学級は、やはり素晴らしい。
勉学に向かうこういうキラキラした子どもたちの意欲が、大人の事情で潰されるようなことは絶対にあってはならないと心から思う。
ビジコン発表の時、槙野は本当に心から楽しんでいたし、御上の目は潤んでいた。
たぶん、常連校を推さなきゃならなかったのに「私の仕事は信頼が大事だから」と隣徳を1位にしてくれた中岡(イイ人な林泰文さん)。評価されるべきものが、きちんと評価される世界は気持ちいい。
真っすぐにしてくれる環境にいなければ子供は歪んでいく。真山弓弦が渋谷くんを刺したのは本当に「誰でも良かった」。無差別刺殺。
そうした結果、渋谷くんもまた弓弦と同じく父に虐待された子どもだったという運命のいたずら。
悔やんでも悔やみきれない話。
では、兄が目の前で死ぬという体験をしてしまった御上は果たして真っすぐ生きてきたと言えるのか。
次回からいよいよ核心に触れて行きそう。
初回からずっと、母と再婚相手に嫌悪感を抱き、家を出て疎遠にしてきた海咲の行動にモヤモヤして来たけれど、ここに来てやっと真相が全て明かされた。
海咲の色弱障害もここで繋がった。
海咲は父が死亡した船舶事故の相手方だった辻村と母が結婚したことを「生活のため」だと思い込んでいた。思春期らしい潔癖感。
実際は、事故は父の色覚異常のせいで起きていたことだったんだね。信号の赤と緑の区別がつかなかった。
辻村は「操縦間違いとは言い切れない」と証言してくれていた。松浦さんも残された海咲たちの暮らしを考えて証言してくれていた。
「辻村と会ってとことん話した方が良い」と松浦さんに言われる。
亡くなった父が大きな手で背中をなでてくれる海辺のシーンがとても綺麗だった。
勘違いだったとしても、海咲は父に寄り添ってここまで生きてきたのだと。思いが昇華するシーン。
全3話のラストで、ようやく「ネグレクト親父は何やってたんだよ?」の父親に会うことができた。
再婚相手が動物アレルギーで、犬を大切にする娘と一緒に暮らすことがつらかった。だから中学生の娘の方を放置したのですか。
「俺も辛かったんだ」知らんがな。子どもにまともに教育を受けさせることと食べさせることは親の義務だよ。聡里は塩撒いていいわと思いました。
15歳までは養育費を払っていたという話が出てきたけれど当たり前じゃん……「ありがとう」を言う必要もないわ。
アレルギーの親は犬好きの娘を育てなくてもいい……などネグレクトの言い訳にもならなくてビックリした。
母方の祖母が亡くなり、家は継いだとしても固定資産税を払わなくてはならないし、子どもではなくて孫なのでたぶん遺族年金も貰えないし、この子は今後どうやって学校に通ったり生活したりするのだろうと心配でしかない。
15歳まで養育費を払ってくれてありがとう、じゃなく、その父親から現在までの生活費と学費を取るべき。
未読なので分からないけれど、たぶん原作には描かれていた細かい設定が たったの3話で描き切れず、拾うところだけ拾った結果「経済的になんか変」な話になってしまったのだろうと推測される。
聡里という1人の引きこもりの少女が獣医学科に入り、動物や学生と触れ合う成長物語として、北海道の豊かなロケーションは見ごたえあったけれど、そういう設定が気になって仕方ない結果になった。
暗い実家話をバッサリ削って、大事な飼い犬を失って引きこもりになった親のいない子が祖母と大自然と友達の力を借りて北海道で立ち直っていく物語……で良かったのでは、と思う。
楽に見える
今サーキットが出てきた
屋台のあの客の声が鹿男よりも喪黒福造だった……。あの声を聞かせておいて、実は森崎ウィンでしたとか、そういうトリックはやめて欲しいよね(決めつけ)
先週の流れでは警察での尋問からの染田の遺体……のようだったけれど、その間にあんなにもたくさんのことがあったのだと。そこに遡る話だった。
・染田は家業を潰して妻子に出て行かれ、「薬」に手を出して春生に救ってもらった。
・染田は誰かに(屋台の喪黒)脅されて警察で自分が書き替えたと証言していた。
・心麦は林川歌と生年が違うが、春生の妻は他人に心麦を紹介するたびに「たくさん食べるから他の子より大きいんです」と言っていたみたい
・春生は遠藤力郎の冤罪に気づいていた。
・喪黒は検察とも繋がっている
そして、赤沢は何か「特別な水」を飲んでいる。
これって、最初から警察と「薬」が繋がる何かを隠ぺいするために起きたことなのでは……
もっとも、誰のやっていることも言っていることも基本的には信用できないので、まだまだ分からないことが多すぎて。
面白いね。
第22週
全151話中、もっと笑かしてもらった本日回。例によって糸子視点と善作視点で
解釈がひっくり返る作りですが、これはキーアイテムとなったケーキも同様。
第4週:洋物嫌いの善作がコーヒーを気に入り美味さを語る(苦党)。
第6週:酒量が増える父を軽んじる糸子の言動に妹達がドン引き。静子が窘める。
第7週:サエのお土産のケーキに妹達、大喜び(甘党)。
父をぶった切るに辺り妹達を味方につける根回しとしてケーキを買ってきた糸子。
妹達から栗を独占し、妹達の学費稼ぎの為にも神戸に赴こうとしないのに、
こういう時だけ「ケーキ買ってきたんや!」。まあ俺が善ちゃんでも殴る(爆。
妹達を子分程度にしか認識していない糸子の長子特有の傲慢さは実例経験アリ。
糸やんは長子の重責は背負っているので(一応)プラマイゼロではあるし、自分に
無い才能を持った妹達に対して姉として、どうあるべきか真剣に考え行動し成長
していく優子に感情移入しやすくする仕掛け。その優子もケーキを買ってきた。
「勝手、言うてんのは解ってます」家業を継ぐはずだった自分が前言を撤回する
事で心証を悪くするであろう母の気持ちが少しでも和らげばと考えた。つくづく、
「女学校卒業したらパッチ屋」「パッチ屋修行が終わったら神戸」等等、
自分がやりたい事の為には約束を破る事等、屁とも思わない糸子と真逆の性格。
https://i.imgur.com/SW2mNUh.jpg
糸子も戦中戦後にかけ周囲との軋轢を経験、一通りの社会性は身に着けていますが、あくまで世間に対して仮面を被るようになったレベル。餌で釣るだけでは人心を得られない事までは学んだが目下をシンパにして己の発言力強化する行動の本質までは変わらない。そんな糸子の三十年を優子は十年で飛び越えてしまう。
従業員への心情配慮に加え、直子の想い、聡子の居場所や将来、更に母に要求された覚悟と力を示しながら母への気遣いも忘れない優子。しかし娘に気遣われれば気遣われるほど、糸子はコスイ根回しをしていた自分の狭量さと否が応でも向き合わなければならなくなる。
お父ちゃんに何度、殴られてもへこたれなかった糸子、実は精神攻撃に弱かった。
そして優子は自分の生まれる前の経緯までは全く知らないし気休め程度の気持ち
だったが、『ひっくり返された』という結果を鮮明に思い出したばかりだった糸子
の自制を促し想像以上の効果を上げた。善作が糸子を諫め孫を守った!
『自分の都合でしか物事を考えられんオマエに優子を責める資格なんぞ無い!!』
遺影の善作が糸子を睨みつけている事を示すカット。(先週の「ちゃう!」演出が伏線ね)娘達や北村に偉そうな事をほざきまくっていたら50を過ぎて、お父ちゃんに叱られてしまった糸子。恥ズイ、恥ず過ぎる…。
ホント、ここまで来たら一周回って逆に面白い。主人公が大真面目に馬鹿をやっている作品の方が他人様を小馬鹿にしてウケを狙っている作品より100倍面白い。
小原糸子、やはり朝ドラ史上最強(狂?凶?)のエンターテイナーである。
朝ドラは、介護離職した17年前から、楽しみに観ています。全2作の「ブギウギ」、「虎に翼」は、とても感動しました。しかし、今回の作品は、オリジナル脚本なので、小さなエピソードの積み重ねで、物足りない気持ちで観ています。特に、今週のエピソードには、必然性が感じられない。管理栄養士は、医者ではないから、退院後に、別の病気が見つかっても、責任を感じる必然性はなく、患者の家族から文句を言われるという話はとてもおかしく感じる。脚本家の力不足だと痛感する。
宮地くんの無駄遣い苦笑い
話は見やすい
ストーリーは面白いが、刑事の役者さんのセリフが聞き取りづらくて集中できない。
こういうドラマは一瞬のセリフに意味があったりするので、音声だけは妥協しないで撮り直してほしい。
なにか事情があってのことでしたらすみません。