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このドラマを初めて見てなんか懐かしい気持ちその後、だんだんと引き込まれるくらいの素朴な展開、まっさらな気持ちになってます。 こころ洗われます。旦那と次は一緒にみます
回を追うごとに東新宿高校定時制の生徒たちが好きになっていく。「学生生活」そのものにやる気が出てきた柳田くんの笑顔が輝く科学部シーン。
だからこそ、「定時制」「なんて」。「俺たち」「なんて」。と、蔑まれたり自虐し始めたりすることは辛い。
定時制だから、学生のコンテストにも試合にも辞退させられる理不尽。「先例がない」。作ればいいじゃないか。
今回は暗い空気を麻衣さんが吹き飛ばしてくれた。
「色々言ってくる人たちは助けてくれない。助けてくれない人間の言う事なんか気にして腐っている間はない。今やらなきゃいけないことがたくさんあるから。」
「自分なんか、とか、決めつけているのは自分なんじゃないの?大事なのは自分が何をしたいかでしょ。」
柳田くんが勢いで言っていた「火星を作る」に取り組むことになった科学部。
「失敗はありえません」「どうしてだ」「まだ誰もやったことがないからです」
とにかくやってみる。やりたいことがある。
前を向き始めた人たちのドラマは素敵だ。
神波先生の弁護方針は必ず社会問題の核心を突いてくる。橋部敦子脚本の優しさと気持ちよさ。
スポーツ特待制度自体は素晴らしいと思っている。得意なことを生かして進学でき、未来に繋げられる良き制度。
ただ、問題点は「その特性が生かせないと金返せになる」学校が多いこと(学校によって制度は違う)
学校によっては、部を辞めた時点で入学金まで遡って取られるところもある。これは本当に見直すべき。人間は故障するよ。
結局、体罰があったかどうかは謎のまま。それは個人の曖昧な感覚もあるし、曖昧な訴えには個人の利にまで繋がる無関係な要因も絡んでくるから。
「そんなことはどうでもいい」と神波先生は言う。本当に体罰がある時は、今度こそきちんと誰かが訴えればいい。
今は、チームワークが戻ったことが一番喜ばしいこと。
いい話だった。
最近、岡崎紗絵さんがメチャクチャ好き。ひたむきで、強くて可愛い、カッコよ女子の体現、そのまんまなキャラが似合うこと。このドラマでも、ゆいさんは素敵なキャラ。
しかし、裏黒キャラが多くて驚く。特にラストシーンのお墓のお花……えっ、そうなんです?
撫は、ひっどい……とは思うものの「なんであの子ばかり」という ほこ美への嫌悪感は分からなくもない(笑)
何でもグイグイ顔出してきて、一人だけ とてもいい子そうで、そしてモテる。「なんであの子ばっかり」と思う人もいるよね。
そう思わせるウザさもまた上手い奈緒さん。
面白いな。このドラマ。恋愛ものとしてというよりも、成長ものとして楽しい。
今日の話を見るまで、この島が飲み水をどうしているかなど考えたこともなかったな…。コンクリートの人工島だから緑がないことも。言われなければ気づかないほど、恵まれた環境に慣れている本土の私たち。
台風も。あの地域ならば被害がひどくて当然。
炭鉱の島にはたくさんの試練があり、狭くてプライバシーの無い長屋に詰められた生活の中で、同好会活動。学校のよう。
新宿に生きるホストの玲央と、昭和初期の端島を繋ぐ閉塞感も伝わった。水もある、どこにでも行ける、なのに同じところをグルグル回っている借金漬けの玲央。
百合子が引っ掻き回す島の幼馴染たちの恋愛模様も、台風との攻防戦も、息をのんで見てしまった。
台風で制限された水がやっとまた配給になって、「ようやく飲めた水は美味しかっただろうね」と尋ねる玲央に「まさか。薬臭いのを無理やり飲んでいたのよ。そんなもんよ。」と答える いづみさん。
水を飲む映像が百合子と被っているので、いずみさんが百合子のように見えるけれど……まだそうと決まったわけではないし(笑)
家族も出てきて、そっちの謎解きも楽しみに。
統一教会に家族が洗脳された人の家族の苦労ってこんなのよね…。 「マー姉ちゃん」でも母親が宗教サイコパスだったけど、コッチは恋愛信者。 デービットって往年の世界名作劇場の時に登場したオリキャラが由来か?
もっともらしい御託の置手紙並べて消えたが、子供に寄生するな。 それは自分の力で選んだ道を切り開いてから言え。自分で稼いだ金でやれ。 凉も大概ですが母親は輪をかけて酷かった。 そもそも逐一、イタキャラや主要キャラを出さなければ場を盛り上げられない、 その時点で脚本の程度が知れる。「ちむどんどん」とイイ勝負になってきたかな。 主人公が金の心配をしている分、マシなのか五十歩百歩なのか。
はぁ……自由で楽しいドラマだったな。こういう場所で自分が好きな人たちと死ぬまで生きていきたい。誰もが望むパラダイス。
デベロッパーの撤退で、突如中止になった団地の建て替え。「こうなればいいのに」が実現される夢のような展開。
えっ、でも団地は老朽化していたんでしょ。あり得ない……とは思うものの。
建物は心配だけれど、55過ぎた人たちが、今から知りもしない環境に引越して、知らない人たちと関係を作ったり、知らない土地で生きていくのが楽しいかといったら、とても考えられない。
もし地震などの災害があったとしても、死ぬまで好きな場所に居たい。そういう究極の選択なのかもと考えたら、私だったらそっちを選びそう。
ここまでのエピソードが詰まった春菜ちゃんのエンチューブ。
東山さんの善良さが浮き彫りになるクリスマス。みんながどこかで繋がっていることが分かる場所。
テレビが壊れても何時間もセルフ紅白できる親友。
良いドラマだったな。ずっとずっと見続けていたい。
家も、子どもが居ることも知られているのに、よくこんな危ないことを続けていられるよね。純一くんが巻き込まれて攫われたりする可能性は考えないのかな。
坂本を尾行して、ボスの存在を奥島さんにリークするのも罪悪感からではなく、自らの関りを隠すため。
こんなに純一くんから軽蔑されているのに、これ以上何を隠したいんだろう。
掛け子のバイトまでさせられちゃって、もう完全に一味になっている。
ボスが捕まったって闇バイトの事務所はすぐに夜逃げし、また再開される。もう自首するしか安全な逃げ道はないのに。
しかし闇バイトの捜査って、本当にこんな引退間近のお年寄り刑事と女性と2人だけなのかな……。本当に警察がこの程度の事件だと思っているならなめてるよね。
佐々木家はこの先、子どもを含めて全員沈められてしまうかも知れない。引っかかった家ではターゲットの老人が殺されるかも知れない。
事件は現実にドラマ外でも起きている。ドラマの題材としても1クールに何本も放送されている。
このドラマの結末も、今後の警察の対応も、この先には期待している。この危ない「仕事」がなくなり関わっている全ての人間が守られるように。
ママ・愛生とライオンくんがどういう約束でここへやって来たかは知らないが、橘愛生の遺体発見のニュースを見ても「ママが死んだ」とハッキリ打ち明けられず、泣くこともできないライオンくん……ただただ可哀想。
何も分かっていないのかと思っていた みっくんは、分かっていた。ニュースの橘愛生が誰なのか。そしてライオンくんは誰の子どもなのか。
ライオンくんが、ここに来た時に5歳であったことも分かっていた みっくん。数字にはすこぶる強い。
ライオンくんのために開く誕生会。「お誕生日は一年に一回、美味しいものを食べて楽しい気持ちになろう」。お母さんの言葉も、ちゃんと覚えている。
繊細で優しい。
川から出た遺体は愛生のものではなかった。
では、彼女は何処に潜伏しているのか。なぜライオンくんを手放したのか。
ミステリーと人間ドラマの塩梅が良い。
宏樹に子どもの名前を付けて欲しいとか言い出す美羽の托卵っぷりが凄いぞ。
「俺を父親にしてくれ」と言い出す宏樹が可哀想。初回のモラハラっぷりが記憶から飛んで行く。
あなたは立派なニセ家族です。
冬月も帰ってきたら一番に美羽の所に行きなさいよ。
「あなたは父親よ」
冬月にはどう言うのだろう。
残酷だけど楽しみ。
ギャルを頭ごなしに否定する父と元ギャルの母が何故、結婚したのだろう? 母親の「アンタは黙って!」には「おしん」で若い頃の自分に似た主人公を 自己投影の対象にして孫の言葉にまったく耳を貸さなかった、 くに婆と同ベクトルのものを感じる訳で。
で、黙らせた結果として傷害事件となった自覚はあるのか 「歩の言い分も聞かんと…」とマイルドな言動にシフトしたが、 かといって自分が夫に替わって娘の本音を聞き出したりはしないのね。 「カーネーション」では経済力で家長として君臨している糸子に対して、 北村が優子や直子が本音を語り易いように上手く会話を切り出したものでしたが…。
来週からは農業編?
成る程、企業家一年生となった五十嵐が、かぐや姫レースに参加する流れか。 ま、人生の選択肢を変えた所で自分が変わらない限り結果は同じというのは、 広瀬アリスがやさぐれていた民放ドラマでも、やっていましたねー。 高橋の五十嵐は役所ではロボットしか話し相手がおらずなのに加えて、 結婚30年後に離婚をつきつけられている事が判明しましたが、 この種の家庭にも職場にも居場所がない中年サラリーマンは未来社会どころか、 半世紀前から存在はしていました。ただ惰性で夫婦を続けるより選択肢として、 離婚率が高まっている点が大きな違い。 「夢追い人になっていれば自分は変われた」とまでは考えていたが結婚生活が どうなっていたかまでは考えていなかったか、考えないようにしてきたのか 色々と正念場です。
色気を隠して理知とエリート感としたたかさを表現した橋本マナミさん、とても素敵だった(中の役はDVで駄目だけれど)
超常現象のような異常事件には必ず科学的根拠がある、ということで「連続飛び降り事件」の原因は、違法薬物。
夫が浮気をしていた事実を公表されるよりも、夫が薬物をやっていたという事実の方がまだ公表に耐えられるという妻のプライドの方向が恐ろしい。
事実は科学的に解決されたけれど、ヒルコ(豊玉姫)の所業は科学では解決できなさそう。
ここはSPEC の再来で(局違い)よろしくお願いしたい。
なるほど…「国民の誰かと無作為に入れ替わる」目的が見えてきた。こうして国民の実情をきちんと知ることは物凄く大事なことだと思う。
現職の大臣や議員もみんなこうなればいいのに…と本気で思ってしまった第二話。
初回はただ入れ替わるネタ的に面白かっただけで、前作に比べると甘い気がしていたけれど、闇バイトに手を出してしまう若者と入れ替わったことで総理が「貧しくて孤独な若者」を肌で知ることができた。
「借金は返せない額じゃない」と豊かな人が上から言ってしまう無神経さにはあきれていたけれど、泰山さんにはそれを返すためにバリバリ働くバイタリティも、今の仕事をあきらめずに会社を立て直すポジティブ志向もあった。
後ろ向きにしか動けず、孤独に耐えられず、闇バイトで一気に稼げる気がして飛びついてしまう……入れ替わった若者にも諦めずに政治を考える力が付いた。
これこそ有意義な入れ替わり。お互いにお互いの苦労や生活レベルを知るのは大切なこと。
今期の民王は面白いな、と期待できそうな回で良かった!
定時制では世代間の分断が度々問題になる。実は教室だけの問題ではなく、世界の、人間の、ネットの中でも、日々起きている分断。
「自分たちがどれだけ恵まれているか分かっていない」と言う長嶺さんにも分かっていない、「若い子たち」の事情。
どの世代のどの時代にも恵まれてる面と恵まれない面がある。どんな人間にも「個人として事情がある」それが示された。
結局、人の分断は理解不足から始まるし、一つの世界で生きていこうと思えば相手を理解することは大切。
とても分かりやすく、世界を平和にする方法が示される回だった。
イッセー尾形節の長嶺さんの話は、高校にも行けずに集団就職した時代に生きたからこそ身についた向学心の重さを知る語りでしみじみ身に染みた。
高校を出るのなんて当たり前のこの時代にも、学校を出られなかった事情がそれぞれにある。
理解の後の和解シーンが温かい。
このドラマの主人公は藤竹先生だけれど、先生は静かに生徒たちをサポートし、話を聞き、推測して微笑むだけで教室の力になっている。
生徒たちは自分たちの問題は自分たちで考えて解決する。先生はお膳立てをするだけ。何という優しくて深い教育ドラマ。
このドラマを初めて見てなんか懐かしい気持ちその後、だんだんと引き込まれるくらいの素朴な展開、まっさらな気持ちになってます。 こころ洗われます。旦那と次は一緒にみます
回を追うごとに東新宿高校定時制の生徒たちが好きになっていく。「学生生活」そのものにやる気が出てきた柳田くんの笑顔が輝く科学部シーン。
だからこそ、「定時制」「なんて」。「俺たち」「なんて」。と、蔑まれたり自虐し始めたりすることは辛い。
定時制だから、学生のコンテストにも試合にも辞退させられる理不尽。「先例がない」。作ればいいじゃないか。
今回は暗い空気を麻衣さんが吹き飛ばしてくれた。
「色々言ってくる人たちは助けてくれない。助けてくれない人間の言う事なんか気にして腐っている間はない。今やらなきゃいけないことがたくさんあるから。」
「自分なんか、とか、決めつけているのは自分なんじゃないの?大事なのは自分が何をしたいかでしょ。」
柳田くんが勢いで言っていた「火星を作る」に取り組むことになった科学部。
「失敗はありえません」「どうしてだ」「まだ誰もやったことがないからです」
とにかくやってみる。やりたいことがある。
前を向き始めた人たちのドラマは素敵だ。
神波先生の弁護方針は必ず社会問題の核心を突いてくる。橋部敦子脚本の優しさと気持ちよさ。
スポーツ特待制度自体は素晴らしいと思っている。得意なことを生かして進学でき、未来に繋げられる良き制度。
ただ、問題点は「その特性が生かせないと金返せになる」学校が多いこと(学校によって制度は違う)
学校によっては、部を辞めた時点で入学金まで遡って取られるところもある。これは本当に見直すべき。人間は故障するよ。
結局、体罰があったかどうかは謎のまま。それは個人の曖昧な感覚もあるし、曖昧な訴えには個人の利にまで繋がる無関係な要因も絡んでくるから。
「そんなことはどうでもいい」と神波先生は言う。本当に体罰がある時は、今度こそきちんと誰かが訴えればいい。
今は、チームワークが戻ったことが一番喜ばしいこと。
いい話だった。
最近、岡崎紗絵さんがメチャクチャ好き。ひたむきで、強くて可愛い、カッコよ女子の体現、そのまんまなキャラが似合うこと。このドラマでも、ゆいさんは素敵なキャラ。
しかし、裏黒キャラが多くて驚く。特にラストシーンのお墓のお花……えっ、そうなんです?
撫は、ひっどい……とは思うものの「なんであの子ばかり」という ほこ美への嫌悪感は分からなくもない(笑)
何でもグイグイ顔出してきて、一人だけ とてもいい子そうで、そしてモテる。「なんであの子ばっかり」と思う人もいるよね。
そう思わせるウザさもまた上手い奈緒さん。
面白いな。このドラマ。恋愛ものとしてというよりも、成長ものとして楽しい。
今日の話を見るまで、この島が飲み水をどうしているかなど考えたこともなかったな…。コンクリートの人工島だから緑がないことも。言われなければ気づかないほど、恵まれた環境に慣れている本土の私たち。
台風も。あの地域ならば被害がひどくて当然。
炭鉱の島にはたくさんの試練があり、狭くてプライバシーの無い長屋に詰められた生活の中で、同好会活動。学校のよう。
新宿に生きるホストの玲央と、昭和初期の端島を繋ぐ閉塞感も伝わった。水もある、どこにでも行ける、なのに同じところをグルグル回っている借金漬けの玲央。
百合子が引っ掻き回す島の幼馴染たちの恋愛模様も、台風との攻防戦も、息をのんで見てしまった。
台風で制限された水がやっとまた配給になって、「ようやく飲めた水は美味しかっただろうね」と尋ねる玲央に「まさか。薬臭いのを無理やり飲んでいたのよ。そんなもんよ。」と答える いづみさん。
水を飲む映像が百合子と被っているので、いずみさんが百合子のように見えるけれど……まだそうと決まったわけではないし(笑)
家族も出てきて、そっちの謎解きも楽しみに。
統一教会に家族が洗脳された人の家族の苦労ってこんなのよね…。
「マー姉ちゃん」でも母親が宗教サイコパスだったけど、コッチは恋愛信者。
デービットって往年の世界名作劇場の時に登場したオリキャラが由来か?
もっともらしい御託の置手紙並べて消えたが、子供に寄生するな。
それは自分の力で選んだ道を切り開いてから言え。自分で稼いだ金でやれ。
凉も大概ですが母親は輪をかけて酷かった。
そもそも逐一、イタキャラや主要キャラを出さなければ場を盛り上げられない、
その時点で脚本の程度が知れる。「ちむどんどん」とイイ勝負になってきたかな。
主人公が金の心配をしている分、マシなのか五十歩百歩なのか。
はぁ……自由で楽しいドラマだったな。こういう場所で自分が好きな人たちと死ぬまで生きていきたい。誰もが望むパラダイス。
デベロッパーの撤退で、突如中止になった団地の建て替え。「こうなればいいのに」が実現される夢のような展開。
えっ、でも団地は老朽化していたんでしょ。あり得ない……とは思うものの。
建物は心配だけれど、55過ぎた人たちが、今から知りもしない環境に引越して、知らない人たちと関係を作ったり、知らない土地で生きていくのが楽しいかといったら、とても考えられない。
もし地震などの災害があったとしても、死ぬまで好きな場所に居たい。そういう究極の選択なのかもと考えたら、私だったらそっちを選びそう。
ここまでのエピソードが詰まった春菜ちゃんのエンチューブ。
東山さんの善良さが浮き彫りになるクリスマス。みんながどこかで繋がっていることが分かる場所。
テレビが壊れても何時間もセルフ紅白できる親友。
良いドラマだったな。ずっとずっと見続けていたい。
家も、子どもが居ることも知られているのに、よくこんな危ないことを続けていられるよね。純一くんが巻き込まれて攫われたりする可能性は考えないのかな。
坂本を尾行して、ボスの存在を奥島さんにリークするのも罪悪感からではなく、自らの関りを隠すため。
こんなに純一くんから軽蔑されているのに、これ以上何を隠したいんだろう。
掛け子のバイトまでさせられちゃって、もう完全に一味になっている。
ボスが捕まったって闇バイトの事務所はすぐに夜逃げし、また再開される。もう自首するしか安全な逃げ道はないのに。
しかし闇バイトの捜査って、本当にこんな引退間近のお年寄り刑事と女性と2人だけなのかな……。本当に警察がこの程度の事件だと思っているならなめてるよね。
佐々木家はこの先、子どもを含めて全員沈められてしまうかも知れない。引っかかった家ではターゲットの老人が殺されるかも知れない。
事件は現実にドラマ外でも起きている。ドラマの題材としても1クールに何本も放送されている。
このドラマの結末も、今後の警察の対応も、この先には期待している。この危ない「仕事」がなくなり関わっている全ての人間が守られるように。
ママ・愛生とライオンくんがどういう約束でここへやって来たかは知らないが、橘愛生の遺体発見のニュースを見ても「ママが死んだ」とハッキリ打ち明けられず、泣くこともできないライオンくん……ただただ可哀想。
何も分かっていないのかと思っていた みっくんは、分かっていた。ニュースの橘愛生が誰なのか。そしてライオンくんは誰の子どもなのか。
ライオンくんが、ここに来た時に5歳であったことも分かっていた みっくん。数字にはすこぶる強い。
ライオンくんのために開く誕生会。「お誕生日は一年に一回、美味しいものを食べて楽しい気持ちになろう」。お母さんの言葉も、ちゃんと覚えている。
繊細で優しい。
川から出た遺体は愛生のものではなかった。
では、彼女は何処に潜伏しているのか。なぜライオンくんを手放したのか。
ミステリーと人間ドラマの塩梅が良い。
宏樹に子どもの名前を付けて欲しいとか言い出す美羽の托卵っぷりが凄いぞ。
「俺を父親にしてくれ」と言い出す宏樹が可哀想。初回のモラハラっぷりが記憶から飛んで行く。
あなたは立派なニセ家族です。
冬月も帰ってきたら一番に美羽の所に行きなさいよ。
「あなたは父親よ」
冬月にはどう言うのだろう。
残酷だけど楽しみ。
ギャルを頭ごなしに否定する父と元ギャルの母が何故、結婚したのだろう?
母親の「アンタは黙って!」には「おしん」で若い頃の自分に似た主人公を
自己投影の対象にして孫の言葉にまったく耳を貸さなかった、
くに婆と同ベクトルのものを感じる訳で。
で、黙らせた結果として傷害事件となった自覚はあるのか
「歩の言い分も聞かんと…」とマイルドな言動にシフトしたが、
かといって自分が夫に替わって娘の本音を聞き出したりはしないのね。
「カーネーション」では経済力で家長として君臨している糸子に対して、
北村が優子や直子が本音を語り易いように上手く会話を切り出したものでしたが…。
来週からは農業編?
成る程、企業家一年生となった五十嵐が、かぐや姫レースに参加する流れか。
ま、人生の選択肢を変えた所で自分が変わらない限り結果は同じというのは、
広瀬アリスがやさぐれていた民放ドラマでも、やっていましたねー。
高橋の五十嵐は役所ではロボットしか話し相手がおらずなのに加えて、
結婚30年後に離婚をつきつけられている事が判明しましたが、
この種の家庭にも職場にも居場所がない中年サラリーマンは未来社会どころか、
半世紀前から存在はしていました。ただ惰性で夫婦を続けるより選択肢として、
離婚率が高まっている点が大きな違い。
「夢追い人になっていれば自分は変われた」とまでは考えていたが結婚生活が
どうなっていたかまでは考えていなかったか、考えないようにしてきたのか
色々と正念場です。
色気を隠して理知とエリート感としたたかさを表現した橋本マナミさん、とても素敵だった(中の役はDVで駄目だけれど)
超常現象のような異常事件には必ず科学的根拠がある、ということで「連続飛び降り事件」の原因は、違法薬物。
夫が浮気をしていた事実を公表されるよりも、夫が薬物をやっていたという事実の方がまだ公表に耐えられるという妻のプライドの方向が恐ろしい。
事実は科学的に解決されたけれど、ヒルコ(豊玉姫)の所業は科学では解決できなさそう。
ここはSPEC の再来で(局違い)よろしくお願いしたい。
なるほど…「国民の誰かと無作為に入れ替わる」目的が見えてきた。こうして国民の実情をきちんと知ることは物凄く大事なことだと思う。
現職の大臣や議員もみんなこうなればいいのに…と本気で思ってしまった第二話。
初回はただ入れ替わるネタ的に面白かっただけで、前作に比べると甘い気がしていたけれど、闇バイトに手を出してしまう若者と入れ替わったことで総理が「貧しくて孤独な若者」を肌で知ることができた。
「借金は返せない額じゃない」と豊かな人が上から言ってしまう無神経さにはあきれていたけれど、泰山さんにはそれを返すためにバリバリ働くバイタリティも、今の仕事をあきらめずに会社を立て直すポジティブ志向もあった。
後ろ向きにしか動けず、孤独に耐えられず、闇バイトで一気に稼げる気がして飛びついてしまう……入れ替わった若者にも諦めずに政治を考える力が付いた。
これこそ有意義な入れ替わり。お互いにお互いの苦労や生活レベルを知るのは大切なこと。
今期の民王は面白いな、と期待できそうな回で良かった!
定時制では世代間の分断が度々問題になる。実は教室だけの問題ではなく、世界の、人間の、ネットの中でも、日々起きている分断。
「自分たちがどれだけ恵まれているか分かっていない」と言う長嶺さんにも分かっていない、「若い子たち」の事情。
どの世代のどの時代にも恵まれてる面と恵まれない面がある。どんな人間にも「個人として事情がある」それが示された。
結局、人の分断は理解不足から始まるし、一つの世界で生きていこうと思えば相手を理解することは大切。
とても分かりやすく、世界を平和にする方法が示される回だった。
イッセー尾形節の長嶺さんの話は、高校にも行けずに集団就職した時代に生きたからこそ身についた向学心の重さを知る語りでしみじみ身に染みた。
高校を出るのなんて当たり前のこの時代にも、学校を出られなかった事情がそれぞれにある。
理解の後の和解シーンが温かい。
このドラマの主人公は藤竹先生だけれど、先生は静かに生徒たちをサポートし、話を聞き、推測して微笑むだけで教室の力になっている。
生徒たちは自分たちの問題は自分たちで考えて解決する。先生はお膳立てをするだけ。何という優しくて深い教育ドラマ。