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ユーザードラマレビュー一覧(3ページ目)

アバター にゃんこ先生 2025/12/30

昨年の『光る君へ』も今年の『べらぼう』も共に背景が「文化の時代」との点は同じですね⤵。文化の時代は平和で安定した世の中からしか花開かないとの不思議な特性があって、しかもカラフルな点と主役(担い手)もそれまでとは異なる点も似ていますね。作品を締め括る「道長様、嵐が来るわ」「拍子木、聞こえねぇんだけど」の二つの台詞は新たな時代と社会そして主役の交代の到来を示す鮮やかな幕切れでしたね。

アバター にゃんこ先生 2025/12/30

朝ドラの『あんぱん』が太陽なら夜ドラの『舟を編む-私、辞書つくります-』は月の様な関係。絵から言葉を紡ぐ仕事も、言葉と言葉の架け橋をする仕事も向こう側に居る人の姿を想像する事から始まって元の場所に帰り着く、旅の物語と感じています。ドラマの登場人物は何れも世渡り下手で不器用な人達ばかり。けれどその不器用さが逆に互いの持つ魅力に惹かれるくすぐったくて面映ゆい様な不思議な関係と広がりにつながっていく。まるで紙辞書や組細工の世界そのものの様で、時にハラハラドキドキさせてもきちんと丁寧な仕上がりに纏める。記憶に残る秀逸な作品でした。

巨炎 巨炎 2025/12/29

第7&8週

師匠、遂に立つ!そして徒然戦隊結成!…と一筋縄ではいかない。
「落語家になりたかったら、お母ちゃんを倒していき!」
この糸子さん、性格は全然違うけど微妙に後の鬼のお母ちゃんと被るな…。そして
「それは明るく前向きな女の子のやる事や」(byお父ちゃん)は裏を返せば
「馬力と勢いだけが取り柄のいきあたりばったり」(by善ちゃん)という事よね。
この時点では「ちゅらさん」辺りへの皮肉だったのでしょうが。四草のバイト先から
天狗屋の講座を見学、自主勉強に励むB子。落語家の師匠に認められる為に、
まず自分が落語を理解しようとする。やっぱり本質的に優しいしイイ子だよね。
このB子の立ち位置が、亡き祖父の庇護を受けながら糸子お母ちゃんを涙ながらに
打ち果して自分の道を切り開く優子へと受け継がれていくんですね(爆。
優子はB子程、不器用でも無いし根気もあったが、それでも優等生の仮面の下に
妹の才能の影になっていく事への恐れ、B子と同質の葛藤を抱えていた。もっとも
直子が当初、ブイブイ言わせていたのは姉が試行錯誤しながら作ってくれた道を
後追いしていたから。比べてA子はどうだろう?女子大生なり立ての女の子が
スカウトされてグラビアアイドルやモデルぐらいならまだしも半年そこいらで、
TVのお天気お姉さん(=業界人)?学業との両立などはどうなっているのか。
B子は主役だけに描写の積み重ねが丁寧だけどA子は準主役としては、やはり微妙。
一応、家庭の内情等は次第に描かれていますが。

また本作がDVD売り上げトップの一方で視聴率ワースト記録を更新したのもの納得。
第1週で描かれた、お爺ちゃん子としてのキャラ立てや祖父と父との経緯が当初、
落語家志望を反対していた父が師匠に頼み込む流れに帰結する様は見事!…が本来、
『亡き○○の見えざる手』は解る視聴者だけが断片的情報から余韻として
感じ取っていく所を台詞と映像、回想カットの多様で全面に押し出し情報過多と
なった事で、ながら観視聴者を遠ざけてしまった。
なお「カーネーション」では台詞の外に更に膨大な情報をつぎ込み、視聴者側にも
行間を線で捉えていく大河ドラマレベルの感覚が要求される事になり「ちりとて」で
理解力が限界にきた視聴者が後半に入り批判するようになる一方で、元々
朝ドラに深いモノを求めない浮遊層は取っ付きやくなって視聴率は右肩上がり。
(実際には、この三層にも様々な段階があります)
「カーネ」系譜で再び藤本脚本の「カムカム」では、やはり伏線が多用されるが
その多くは寝かせっぱなしで個々の有機的結びつきも弱く小技の手数で勝負した形。
これが浮遊層に対する相性は一番、良かった事は今秋組まれたBK作品特集での
アンケート結果にも反映されています。もっとも「カムカム」が一番、新しい一方で
「ちりとて」は再放送枠拡大の時期に扱われなかった事も影響しているでしょうが。
特にBS12枠はゴールデンタイムに一週間分いっき放送でしたから「ちりとて」や
「カーネーション」は朝ドラ本放送の時より視聴者との相性が良かったぐらい。

くう 2025/12/28

劇場版前のSPドラマ(ストーリー的に「前」だった。公開が早いから私はもう観てしまったじゃん……ちなみに劇場版にコージは出て来ませんっ!)。

https://filmarks.com/movies/122939/reviews/209413306

お帰り、皆実さん。

もう忘れていた人のための丁寧な今までのお話説明、ありがとう。

近年、ドラマや映画のネタになりがちな「SNSやテレビで切り取られた情報を真実だと思い込んで他人を責める人たち」に言及する話だった。

しかし、テレビドラマがテレビ局の情報改ざんについて説教しても……と思っちゃうくらい近年ひどいですよね。私たちはもう何も信じられないよ。なので私は好きな人の言葉以外は何も信じないことにしました(なにそれ)

皆実さんと護道さんのバディとしての活躍もあり、このシリーズが好きだった人にとっては楽しい年末になったのではないでしょうか。

劇場版もぜひ楽しんで。

南高卒 2025/12/27

土スタが、銀二郎さんの中の人だった…みたらし団子爆食いして、東京で成功後の恰幅の良い銀二郎に…って。役者さんは、体重増減されるのも、仕事なんですねぇって思ったし、銀二郎を、益々好きになってしまいました。当たり役、はまり役だった…大河ドラマでは、お祖父様お父上の存在が、邪魔してるなぁ…なあんて感じてしまったけど…。では、二度目になってしまいましたが、皆様、良いお年をお迎えください。

巨炎 巨炎 2025/12/27

第6週

(精神的に)倒れてしまった師匠の為に弟子達が結集。
「澪つくし」の時の展開に似ているな~。
つまりB子がピンクとなって徒然戦隊が結成されていくのだろうか…?

イチ押しはレッドポジの草原兄さん。さすが本物の林家一門が演じるだけあって
噺家が表舞台では見せない自分の生活を持った普通の人間感を自然体で発揮。
草々を探して宅に訪れたB子は奥さんにも出会い、
こうして師匠夫人に至る道が少しずつ固まってくるのでしょうか。

南高卒 2025/12/26

今年最後のばけばけ・・いやあ…泣けて泣けて…。しじみしじみ、いや、しみじみ良い脚本に、素晴らしい演者の方々に…今週の私のイチオシ役者は、エリー、いや、イライザ役のシャーロットさん!こんなに演技力がおありなんですね!マ、今、マッサンでの演技も拝見して、改めて凄く良いって感心させられるっていうか、当方の事情から、今年は人生初の暇有り生活のお陰で、ながら視聴でないからってのは原因ではあるかもだけど…。早く、両朝ドラの、続きが見たいっ!皆様、良いお年をお迎えください。

巨炎 巨炎 2025/12/26

第4&5週

草々との間にフラグが立ちそうで折れて帰郷。失恋の傷を家族に癒してもらおうと
思っていた事を恥じるけど、この時点で成長というか根はイイ子である事が伺える。
本人は相変わらずネガティブ思考だけど傍から見れば今回のB子はラッキーガール。
短大蹴ったおかげで学費が浮いて、下宿先の家賃は自分のバイト代だから一応は
自立している訳で料理や三味線の腕前も向上と半年間の成長としては上等で
お爺ちゃんの命日にプロの落語家も呼び込んだ。

対してA子はどうなんでしょう?
今の所、B子のコンプレックスを刺激する為だけに動かされている印象。
「A子の事が嫌いなわけやないんです」でも惹かれる程の個性もまだ無い。
父親の方が箸造りを地域産業と伝統工芸の両面から残していかなければならい事や
不詳の息子の事等、色々な考えや悩みが伺える。昔、観た記憶では
この辺り以降にA子がどんな風に描かれたのか全く覚えていませんが…。

巨炎 巨炎 2025/12/25

第3週

好きこそものの上手なれ。子役、高校時代のお弁当が伏線になってますね。
女子は特に自分で料理に挑戦する事が多い年頃ですが、A子は母親の華やかで
美味しそうな料理を見て自分も作ってみたいと思い、手際が良い事もあって
メキメキ上達。B子はお母ちゃんの料理の嗜好に辟易していて不器用だった。
努力が結果に結びついてこそモチベーションも保たれる。A子とB子は極論なので
家業を手伝うニュートラルな順子ちゃんを間に入れると…。そして渡瀬師匠キタ~。

https://i.imgur.com/jGUkaLd.jpg

貫地谷しほりにとって俳優のそして人生の師匠。自身も兄への劣等感を抱いていた
そうですがカッコいい一辺倒の大門哲也氏より演技の幅も懐もあったと思う。

しかし本作ネックは落語を意識した仰々しい作為的場面が目立つ事。
それ故にB子と糸子のナチュラルなやり取りが際立つとも言えますが。
傍で見ている師匠、落語より面白いと思ってません?

https://i.imgur.com/uI4cSHd.jpg

「何で、もっと美人に産んでくれんかったんや!」
B子よ、アンタはA子もかくやの可憐さだった、お母ちゃんの若い頃を知らんのや。
「お母ちゃんみたいになりとうないんや」発言の裏には半ば無自覚な
『A子みたいになりたい』的意識が伺える。結局、自分はどこまでいっても自分で
しかないという事を理解し受け止めていくには時間がかかる。B子が圓楽師匠の妻
になるのは「BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽」ちょい先の話。

巨炎 巨炎 2025/12/23

第50回

前半は鬼母の、後半は主人公の晩年と臨終。今更、いう事も無し。
しかし岩下志麻と沢口靖子のツーショットシーンは…。
鎌倉と足利の初代将軍正妻が祖母と孫娘ですか。
夫の浮気に悩まされる所も一緒だね。

巨炎 巨炎 2025/12/23

BS11&12枠閉鎖、「どんど晴れ」は論外、「マッサン」もええわで下火の再放送。
年末年始にどこまでいけるか本作をDVDレンタルで観直してみます。
ちょくちょくは観てましたが本放送の頃は朝ドラをちゃんと観ておらず、
BS3再放送の時はスケジュールが合わずでした。

第1&2週

最初3回までは作話的部分が目立って低調。同姓同名が同じクラスで席も近くが
高校時代まで続くとか学校側は何をやっている?録音テープは懐かしいけど、
昭和50年代でTVを誰も観ない(=生活感が弱い)。
が、祖父と父の大喧嘩から色々なものが見え始める。片や元「花神」の桂小五郎、
片やプレ「八重の桜」の権八おとっつま。長州と会津の溝は深い(爆。
そしてお爺ちゃん子B子の「お母ちゃんみたいになりとうないんや!」発言に父が
怒りを爆発させたシーンが序盤のピーク。松重さん、大河で何故これが無い。

B子はリアルで等身大の主人公。不器用で間が悪い事が多くてネガティブで捻た所が
あり母の押しつけがましさに苛立ち、地雷を踏んで父にぶたれる。親近感湧くわ~。

この時期からAK作品は主役の影に他人様を貶める作品が目立ち始めたので、
そのアンチテーゼの意味も大きく、これを更に発展させたのが「カーネーション」。
しかし米倉さん即退場で存在感最強の江波杏子さんはそちらで「小原の猿」としか
糸子の事を呼ばないのは彼女なりの拘りがあったかもしれません。濱田マリさんに
とって「カーネーション」が特別なように江波さんにとっては本作?

くう 2025/12/23

先週までは きゅうちゃんと龍二が心配で仕方なかったけれど、終わった今、キバタンが心配で仕方ない。

きゅうちゃんとりゅうちゃんの物語には泣けた。きゅうちゃんは龍二を信用して逝ったし、死んでも泣かないと言っていた龍二はきゅうちゃんのために泣いた。

生き残って2人で自由に暮らしてほしかった。どんなに悪いことをしていたとしても……。

だって用意周到に全部始めから仕組んで、欲しい物を手に入れて、人の命も思い出も吸い取って元気に生きている女もいるでしょ。それに比べたら、きゅうりゅうコンビは善良だよね。

「シマセゲラ」は確かに2度も水町を救った。「危険な目に合わせるヒーローの顔は見たくない」という予告付きで、顔を見せることもできなかった隣の都成。

水町の恐さは折田とよく似ている。みんな、この危険な2人に振り回された……凄い話。

面白かった。若い良い役者が思い切り集まったドラマだった。オシャレだった。…それ以上に怖かった。

苦い青春。

巨炎 巨炎 2025/12/21

怪談で段階的にフラグを立てていく。向き合って語り、聞くわびさびの文化。
ここが現代のホラー映画(=絶叫系)を並んで観ているカップルと違う所。

今年、朝ドラ関係で大きなニュースは「すずらん」の遠野なぎこが亡くなった事。
これで「あすか」と世紀末二作品の主演女優が共に40代で不慮の死を遂げた事に。
特に「あすか」の竹内結子は朝ドラ主演前年に「リング」で呪いのビデオの
最初の犠牲者である女子高生役として押し入れで変死体となって発見されますが、
二十数年後に私生活で寝室のクローゼット内で自殺死体が発見される事に…。
訃報の際には一視聴者として追悼記念の朝ドラ再放送を期待しましたが、
業界側の人からすれば凄まじく怖いよな。ちなみ「あすか」とは、

https://i.imgur.com/BHdDjl2.jpg
https://i.imgur.com/7MmLTcW.jpg

「真田太平記」の稲姫と「真田丸」の本田忠勝の間に生まれた
「真田丸」の茶々姫が京都和菓子の世界をひっかき割す話。

大河ドラマでも橋田寿賀子一周忌で「おんな太閤記」が放送された時は気付きません
でしたが「独眼竜政宗」「武田信玄」に次ぐ視聴率ナンバー3の「春日局」は
全然、顧みられない。大原麗子の孤独死が原因で業界タブーなのでしょうか。
「とと姉ちゃん」にレギュラー出演したピエール瀧は「あまちゃん」10周年辺りで
恩赦(?)が出たようで生きていれば浮かぶ瀬もある。
一番、ヤバいのは死者のスキャンダルなのかもしれない。

くう 2025/12/20

ラスト、閉じ込められた花音ちゃんを誰かが救ってくれる。光が差すラスト……のように見えるけれど、こうなる前に配慮すべきは学校であり、この学校の思慮の浅さに呆れる。

イジメに対するイジメ返しは終わらない戦争や復讐合戦と同じ。周囲の空気に踊らされる子供には配慮は出来ない。大事なのは子供自身の配慮ではなく、大人の指導。

そういう意味では、あの先生に対する仕打ちが一番納得行った。

本当に面白い展開で、みんなが見るべきテーマだったと思う。でも、見るのは大人。被害者は子供。

大人はしつこいくらい子供に関わるべき……という、子供にはあまり口出ししない令和の世相にとって難しいテーマだった。

たくさんの課題をずっと抱えている虐め問題。戦争だって無くならないのに、これに正しい解答は出ない。

でも、指導者がしつこいくらい関わって行くことで子供はきっと変わる。虐め問題は大人が試される問題だと思う。

役者の皆さんには毎回ドキドキさせられたし、素晴らしかった。普遍的なテーマを語ることは意義のあることで、事件自体はミステリーでも、答えの出ないリアルさは味わえた。

南高卒 2025/12/19

今、木俣冬さんという方の、朝日新聞の三谷幸喜さんのコラムの内容込みの解説を拝読。なんか、目から鱗って表現に近い感じの衝撃を受けてしまいました。この作品の良さは、視聴させて頂いただけでは全く分からなかったけど、木俣冬さんの解説で受けた感動は、全部視聴した私だったからこそ受けることの出来た、腑に落ち感が、カ・イ・カ・ン・・・・不思議な体験をさせて頂いたドラマとなりにけり。