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北大路欣也がこんなちょい役ですか? 不手際をごまかすために橋を落す !!!? ありえない筋書き 謎解きするはずの再審シーンが1秒も無い! Unbelievable(アンビリーバブル)なドラマでした。
大友先生劇場な最終回(笑)結局、全部話は大友先生の手のひらで転がっていたのだった。
個人的には大友先生と海斗くんは異母兄弟なのだと勝手に思っていたので(勝手すぎる…)全然違って拍子抜け(笑)でもラストは納得。というか、こうなるべき。
海斗くんがはんなり改心してしまった(というより「ちょっと魔が差しだけ」くらいのレベルにおとなしくなってたw)のは、どうかと思うし、あの人、本当に逮捕される要素ないの?って感じだったけれど(改ざんや隠ぺいは罪状つかないの?)、まぁ去ってくれたのでよかったかな。
諸悪の根源を絶たなきゃ何も変わらないのは真実で、会長が追いやられたのも良かったけれど……
ハッキリ言って、こんな爺さんになってから「社会的な死」を与えられてもあまり痛くないだろうから、もっと身体的経済的に何か復讐してやっても良かったかな。
みさきちゃんのことも、木下さんのことも、海斗は割と甘く許された感じに収まってしまい、そこは納得いかない。(出家してほしいくらい…
何だかんだ、毎週ツッコんだけれど面白いドラマだった(ツッコみ……)
赤楚くんでもこんなに嫌いになれるんだ!と感心するほど能天気な悪役がハマった赤楚くん。
悪役もシッカリこなすことは知ってた!安定の錦戸くん。
素敵な対決だった。次は天堂記念病院以外のところでのバディが見たい。
戦災孤児は「カーネ」ではチョロとでた程度だった。 「純ちゃんの応援歌」がかなり扱った方だが、 それでもせいぜい10歳そこらまでだったからなぁ…。
「動物は大人しいんだ!虐める奴が悪いんだ!」と 野生動物と愛玩動物を安易に同一に扱う奴がいるわけだが、 懐いていると思っていたら襲ってくる事例は多々、ある訳で。
行政が大事!というのは解るけど、やっぱりキャラの厚みがあんまり無いね。 まー、地震とかと違って台風は情報開示すれば逃げられる人は逃げる訳だが、 東京一極集中がこういう事態への対応困難度を上げている。 その根底には地方を盛り上げよう!という人が少数派で、 地方にはいい仕事が無いから東京へ行こう!が多数派の事情がある訳で 最後は自己責任になっちゃうんじゃないかと。
派遣医師の調節とか災害対応のDMATが既にあるので個人に今更、 お願いするようなものでも無いぞ。全国から一斉に来られても 交通機関が機能しない中では人材が無駄になってしまうし。 (大概は1週間ぐらいのローテーションで持ち回りとなる)
意外なことに、命について深く考えることも、「継承」に遺伝子は不要なことも、基が一番まじめに考えている。
悠子よりも、親の自覚が芽生え始めた基が神のように見えてきた(笑)
義母から「罪悪感の共有」を埋め込まれた悠子がどんどんおかしくなっていく。
「子どもを作りやすい状態にしたのは私たち」「ストレスを与えたのはあなた」と、搾取ばかりしてきたように基に語っているけれど、そもそも無理強いしたわけではなく「契約」したのはリキ自身。
この人の口から「どうして女ばかり」というセリフが出て来ることに嫌悪感を覚えて、あっ、と気づく。これじゃ草桶のお義母さまと同じよね……。
寝た男たちに次々と「責任」を問う連絡をし始めるリキ。結果、男たちは何の責任も負おうと考えていなかった。
どいつもこいつも……という物語だけれど、人間ってこんな風に自分勝手なものだろうなと思う。
人間の切り取り方が凄い手腕で行われる。長田育恵さんの脚本は素晴らしい。
「子どものことを考える」そういう結末に向かってほしいと願う
予告の「私の今日が明日につながる」を聞いて、そうなればいいのに。そうなってほしいと熱望してしまう。
大迫先生も結局はミヤビ先生の回復と安全を心から願っていることが分かったし、誰も「敵」ではない。
医局のみんなで笑ったり、食べたり、冗談言ったり……そういう風景が涙が出るほど愛しいからこそ、そんな中で「昨日のこの人たち」が分からないことが物凄く寂しい。
脳腫瘍からのてんかん発作で入院してきた患者さんの記憶障害を目の当たりにして、三瓶先生だけではなく、みんながミヤビ先生の回復を祈り願う。
もしも愛する人が全て忘れてしまっても、こちらの記憶にはずっと残っている。前頭前野で一緒に存在している。
それは暖かくて優しくて、さびしいこと。
最終回に来てほしくないけれど、とにかく……どういう結末を迎えるのか見守る覚悟
「私もいい歳ですし、子供も産みたいし」 こういう台詞を父と娘の間にサラッと入れるのが大石脚本。 父娘でこういう会話が出来るのって昭和までかな?
まひろパートと道長パートで上手くバランスを取っているのが相変わらず上手い。 「ふたりっ子」も香子と麗子だったし、この人はW主人公ぐらいが丁度いいかも。 「オードリー」は梓君と姉弟主役ぐらいだったら良かったかね…。 宋が攻めてきたら…という想定をしている辺りが「平清盛」の頃との世相の違い?
糸井一家殺人事件の真犯人は、もう彼らとは無関係なんだよね。彼らは警察ではないので。
彼らは次は今回の事件を反省して正しく裁くだろう。全ては、命をかけて司法を正そうとした桃瀬のために。
羽木社長殺人事件の証拠を隠ぺいしたとして逮捕された明墨……。どう考えても、それって自分の身を切って伊達原の膿を出す気でしょ?白木さんも絶対に劇団・明墨でしょ……
と、予想していた通りになったけれど、展開にはハラハラしたな。予想には確証が無かったし、証明に至る展開が秀逸だった。
いつの間にか糸井一家殺人事件の裁判と化していた羽木社長殺人証拠隠ぺい事件。
残されていた隠しカメラ映像。糸井一家事件のアリバイになる盗撮映像を破壊した伊達原は自らが自分を映した盗撮映像によって危機に陥る。
明墨の隠ぺいを糾弾しようとして自らの隠ぺいを明るみに出されるお粗末さ。
しかし、最後まで全く反省の色が無かったので、この人こそサイコパスなのかも。
野村萬斎さんの毎回趣向を凝らした突拍子もない演出も(主題歌に合わせて歌いだしたり、シン・ゴジラやったり(笑))連ドラのアクセントとして楽しかった。
演出のデカさに突っ込んだこともあったけれど、毎回クライマックスの『HANATABA』がかかると一気に名作に引き上げられてきた。
周りがどうだろうがフラットを保つ匠海くんと堀田さんの演技の自然さも良かった。
今度は赤峰くんが明墨メソッドに従い、同じことを先生に言うのね。「私があなたを無罪にしてあげる」
力まず、臆せず、強く太い声。匠海くん、さすがです。
ハセヒロの曲者感やミステリアスな演技も本当に好きだった。ラストシーンまで堪能した。久々の地上波主演、ありがとう。
面白い日曜劇場だった。土下座なく、顔芸控えた演出。私はこっちが好き。
犯罪行為や詐欺行為は許されるものではないが、このドラマに関しては「可哀想だから見逃してやっても?」に頷いてしまう。
正義のあまりの子どもっぽい純粋さに、朝ドラが語る「純度の高い正論」を見てしまった……。
変な袋被りながら言うセリフではないけれど(正義、今日ずっと何か被っていたし(笑))
普段サスペンスばかり見ているせいで光一やトミヤマが出てくるたびに誰か消されるのではとヒヤヒヤするけれど、日下部さんとトミヤマはいきなり見ていられないようなアクションシーンを繰り広げちゃうし、光一のお付きは足をくじいちゃうし、結局、何だかんだ笑って終わる。
誰も憎めない。裏を返せばみんなただの普通~~の善人。
頭なんて良くても悪くてもどうでもいい。みんなが幸せになってもらいたいんだ。
そう願えるドラマがあるって、素晴らしい。
待ってましたの野村周平回。
野村周平だからこその猟奇性、野村周平だからこその「鼠男」間違い。
野村周平だからこその熱さと切なさ。
このドラマ始まって以来、初めての怒り…森野さん。治ってきているイップス。
弟の慧くんがやったのかやっていないのか、で最終回。
楽しみ。
『Reリベンジ』…じゃなくて、『リベンジ(したかった……)』かな。
結局、木下さんを突き落としたのは誰だったのだろう。あれが自死扱いだなんて、『イップス』から2人呼んできた方が良いのではーー。
若林先生の証人出席を抑えただけで自分たちが助かると思っているらしい海斗くんからはつくづく甘さと傲慢さしか見えず、ラストに向かう展開には、やっとスッキリした気分。
最初は病院関係者に陥れられて何か月も監禁されていた主人公。すっごく可哀想だったのに、今となっては可哀想の欠片もない。
ダークヒーローじゃなくて完全に姑息な悪役なのよね。
一番悲しいのは、彼が病院理事長の椅子に座るだけの何のキャリアも資格も持っていなかったこと。
元々家を継ぐ意思もなかった・医療免許もない・事務すらやったことはなく・経営の手腕もない……
あるのは、病院関係の「血筋」だけ。
次回は最終回。大友先生がこの病院に執着する理由は明かされるのかな。
面白かった!
復讐だったりハメられていたり、今期の21時22時枠のドラマと被る部分も多いミステリーだったので、初めはちょっと引き気味に見ていたのだけれど、結果、3本の中で一番見応えあったかも。
繰り返される猟奇的事件の犯人候補が次々と変わる様子も定番ながら楽しめたし、親を失って陥れられた主人公の気持ちにも寄り添いやすかった。
悪は悪、の中に善人も正義もきちんと存在し、最後は正しい者が勝つ。気持ちいい終わり方。
主要キャストの方々は皆さん良いグルーブ感で、犯人候補として怪しさ満点、特に織田梨沙さんは「何でこの位置?」からの最終回のあの様相。流石です。
主人公の2人は回を追うごとに良い相棒になって、この先も一緒に活躍しそうなラスト……タイトル的には難しいのかも知れないけれど、ぜひこのコンピでSeason2をお待ちしています。
美月、錠島と会って何をするかと言えばボールを投げつけるだけ。 殺陣の自主トレらしいが何を目的か非常に曖昧な描写。 結局、杉本と晋八でストーリーを回すのは何も変わらず…。
美月が一番、真剣に行動したのは子役終盤の君ちゃんと家出した時で、 そこまで真剣な女優志望に見えないワン・オブ・ゼム状態の主人公を 逸話の少ない大河主人公よろしく主要人物の周りをウロチョロさせて、 また同業者に敵視させる展開と、もう11週目に入っているのだがな…。
寅子なんて「もう私、30…」と口走りながら弟君と意見交換しつつ 家を支えているのだが梓君は最近どうしたんだろう?
もしかしたら、リキに対して母親のような愛情が芽生えてしまったのだろうかと思えるほど甲斐甲斐しく世話をし、話を親身に聞いてやっていた お義母様の口から出る「あれは違う人種」。
とにかく、これは「人間恐い」物語。
「私の孫になるんだから、あなたに会ってみたかった」とニコニコと押しかけ、マメに作り置き料理し、つわりの面倒を見てやり、身の上話を聞いていたのに…。
「1千万は、産んだら消えてもらうための金」「どうしようもない人間」って、差別発言の連続。
それでも、まだ「あんな女の子どもは要らないわ」とは言わないんだね。血筋はそれほど尊いか。
基は教え子の親と話して、もう気づいているはず。
「親の血で子どもの人生や才能は決まらない」「子どもは遺伝子の奴隷じゃない」
ついに基にリキの子種の事を話してしまった悠子さん。
この人の思考も、ただの逃げだったか……。
でも、もう引き返せないよね。この夫婦は責任を持って血の繋がらない子どもたちを育てるべき。
リキも気づくべき。自分は自ら望んで搾取されただけで、子宮貸しは人助けでも何でもないと。
一番可哀想なのは、そんな風に生まれた子どもたち。
ミヤビ先生に身の上を語りながら、ミヤビ先生のノーマンズランドに苦しみ、光と影の話にありし日を思い出し、もうグチャグチャになりながら抱きしめられる三瓶先生……
芝居には到底思えず、心から語り合うシーンの末に抱きしめ、抱きしめられる姿が自然すぎた。
だからこそ、ラストのひと言が衝撃すぎる。こんなに思い合っている、その最中に突然「どなたです」。
これはもう……手術、したいよね。
「手術しようと思う、その情熱と衝動が、三瓶先生の持つ爆弾」西島のじじいはそれを仕掛けようとし、大迫先生はそれを留めて来た。
ずっと相槌打ちながら三瓶先生の話を丁寧に聞くミヤビ先生を見ていて、三瓶先生じゃなくともこの記憶を取り戻させてあげたいと願う。
なんとか手術して成功することはできないものか……。
救われて欲しい。
北大路欣也がこんなちょい役ですか?
不手際をごまかすために橋を落す !!!? ありえない筋書き
謎解きするはずの再審シーンが1秒も無い!
Unbelievable(アンビリーバブル)なドラマでした。
大友先生劇場な最終回(笑)結局、全部話は大友先生の手のひらで転がっていたのだった。
個人的には大友先生と海斗くんは異母兄弟なのだと勝手に思っていたので(勝手すぎる…)全然違って拍子抜け(笑)でもラストは納得。というか、こうなるべき。
海斗くんがはんなり改心してしまった(というより「ちょっと魔が差しだけ」くらいのレベルにおとなしくなってたw)のは、どうかと思うし、あの人、本当に逮捕される要素ないの?って感じだったけれど(改ざんや隠ぺいは罪状つかないの?)、まぁ去ってくれたのでよかったかな。
諸悪の根源を絶たなきゃ何も変わらないのは真実で、会長が追いやられたのも良かったけれど……
ハッキリ言って、こんな爺さんになってから「社会的な死」を与えられてもあまり痛くないだろうから、もっと身体的経済的に何か復讐してやっても良かったかな。
みさきちゃんのことも、木下さんのことも、海斗は割と甘く許された感じに収まってしまい、そこは納得いかない。(出家してほしいくらい…
何だかんだ、毎週ツッコんだけれど面白いドラマだった(ツッコみ……)
赤楚くんでもこんなに嫌いになれるんだ!と感心するほど能天気な悪役がハマった赤楚くん。
悪役もシッカリこなすことは知ってた!安定の錦戸くん。
素敵な対決だった。次は天堂記念病院以外のところでのバディが見たい。
戦災孤児は「カーネ」ではチョロとでた程度だった。
「純ちゃんの応援歌」がかなり扱った方だが、
それでもせいぜい10歳そこらまでだったからなぁ…。
「動物は大人しいんだ!虐める奴が悪いんだ!」と
野生動物と愛玩動物を安易に同一に扱う奴がいるわけだが、
懐いていると思っていたら襲ってくる事例は多々、ある訳で。
行政が大事!というのは解るけど、やっぱりキャラの厚みがあんまり無いね。
まー、地震とかと違って台風は情報開示すれば逃げられる人は逃げる訳だが、
東京一極集中がこういう事態への対応困難度を上げている。
その根底には地方を盛り上げよう!という人が少数派で、
地方にはいい仕事が無いから東京へ行こう!が多数派の事情がある訳で
最後は自己責任になっちゃうんじゃないかと。
派遣医師の調節とか災害対応のDMATが既にあるので個人に今更、
お願いするようなものでも無いぞ。全国から一斉に来られても
交通機関が機能しない中では人材が無駄になってしまうし。
(大概は1週間ぐらいのローテーションで持ち回りとなる)
意外なことに、命について深く考えることも、「継承」に遺伝子は不要なことも、基が一番まじめに考えている。
悠子よりも、親の自覚が芽生え始めた基が神のように見えてきた(笑)
義母から「罪悪感の共有」を埋め込まれた悠子がどんどんおかしくなっていく。
「子どもを作りやすい状態にしたのは私たち」「ストレスを与えたのはあなた」と、搾取ばかりしてきたように基に語っているけれど、そもそも無理強いしたわけではなく「契約」したのはリキ自身。
この人の口から「どうして女ばかり」というセリフが出て来ることに嫌悪感を覚えて、あっ、と気づく。これじゃ草桶のお義母さまと同じよね……。
寝た男たちに次々と「責任」を問う連絡をし始めるリキ。結果、男たちは何の責任も負おうと考えていなかった。
どいつもこいつも……という物語だけれど、人間ってこんな風に自分勝手なものだろうなと思う。
人間の切り取り方が凄い手腕で行われる。長田育恵さんの脚本は素晴らしい。
「子どものことを考える」そういう結末に向かってほしいと願う
予告の「私の今日が明日につながる」を聞いて、そうなればいいのに。そうなってほしいと熱望してしまう。
大迫先生も結局はミヤビ先生の回復と安全を心から願っていることが分かったし、誰も「敵」ではない。
医局のみんなで笑ったり、食べたり、冗談言ったり……そういう風景が涙が出るほど愛しいからこそ、そんな中で「昨日のこの人たち」が分からないことが物凄く寂しい。
脳腫瘍からのてんかん発作で入院してきた患者さんの記憶障害を目の当たりにして、三瓶先生だけではなく、みんながミヤビ先生の回復を祈り願う。
もしも愛する人が全て忘れてしまっても、こちらの記憶にはずっと残っている。前頭前野で一緒に存在している。
それは暖かくて優しくて、さびしいこと。
最終回に来てほしくないけれど、とにかく……どういう結末を迎えるのか見守る覚悟
「私もいい歳ですし、子供も産みたいし」
こういう台詞を父と娘の間にサラッと入れるのが大石脚本。
父娘でこういう会話が出来るのって昭和までかな?
まひろパートと道長パートで上手くバランスを取っているのが相変わらず上手い。
「ふたりっ子」も香子と麗子だったし、この人はW主人公ぐらいが丁度いいかも。
「オードリー」は梓君と姉弟主役ぐらいだったら良かったかね…。
宋が攻めてきたら…という想定をしている辺りが「平清盛」の頃との世相の違い?
糸井一家殺人事件の真犯人は、もう彼らとは無関係なんだよね。彼らは警察ではないので。
彼らは次は今回の事件を反省して正しく裁くだろう。全ては、命をかけて司法を正そうとした桃瀬のために。
羽木社長殺人事件の証拠を隠ぺいしたとして逮捕された明墨……。どう考えても、それって自分の身を切って伊達原の膿を出す気でしょ?白木さんも絶対に劇団・明墨でしょ……
と、予想していた通りになったけれど、展開にはハラハラしたな。予想には確証が無かったし、証明に至る展開が秀逸だった。
いつの間にか糸井一家殺人事件の裁判と化していた羽木社長殺人証拠隠ぺい事件。
残されていた隠しカメラ映像。糸井一家事件のアリバイになる盗撮映像を破壊した伊達原は自らが自分を映した盗撮映像によって危機に陥る。
明墨の隠ぺいを糾弾しようとして自らの隠ぺいを明るみに出されるお粗末さ。
しかし、最後まで全く反省の色が無かったので、この人こそサイコパスなのかも。
野村萬斎さんの毎回趣向を凝らした突拍子もない演出も(主題歌に合わせて歌いだしたり、シン・ゴジラやったり(笑))連ドラのアクセントとして楽しかった。
演出のデカさに突っ込んだこともあったけれど、毎回クライマックスの『HANATABA』がかかると一気に名作に引き上げられてきた。
周りがどうだろうがフラットを保つ匠海くんと堀田さんの演技の自然さも良かった。
今度は赤峰くんが明墨メソッドに従い、同じことを先生に言うのね。「私があなたを無罪にしてあげる」
力まず、臆せず、強く太い声。匠海くん、さすがです。
ハセヒロの曲者感やミステリアスな演技も本当に好きだった。ラストシーンまで堪能した。久々の地上波主演、ありがとう。
面白い日曜劇場だった。土下座なく、顔芸控えた演出。私はこっちが好き。
犯罪行為や詐欺行為は許されるものではないが、このドラマに関しては「可哀想だから見逃してやっても?」に頷いてしまう。
正義のあまりの子どもっぽい純粋さに、朝ドラが語る「純度の高い正論」を見てしまった……。
変な袋被りながら言うセリフではないけれど(正義、今日ずっと何か被っていたし(笑))
普段サスペンスばかり見ているせいで光一やトミヤマが出てくるたびに誰か消されるのではとヒヤヒヤするけれど、日下部さんとトミヤマはいきなり見ていられないようなアクションシーンを繰り広げちゃうし、光一のお付きは足をくじいちゃうし、結局、何だかんだ笑って終わる。
誰も憎めない。裏を返せばみんなただの普通~~の善人。
頭なんて良くても悪くてもどうでもいい。みんなが幸せになってもらいたいんだ。
そう願えるドラマがあるって、素晴らしい。
待ってましたの野村周平回。
野村周平だからこその猟奇性、野村周平だからこその「鼠男」間違い。
野村周平だからこその熱さと切なさ。
このドラマ始まって以来、初めての怒り…森野さん。治ってきているイップス。
弟の慧くんがやったのかやっていないのか、で最終回。
楽しみ。
『Reリベンジ』…じゃなくて、『リベンジ(したかった……)』かな。
結局、木下さんを突き落としたのは誰だったのだろう。あれが自死扱いだなんて、『イップス』から2人呼んできた方が良いのではーー。
若林先生の証人出席を抑えただけで自分たちが助かると思っているらしい海斗くんからはつくづく甘さと傲慢さしか見えず、ラストに向かう展開には、やっとスッキリした気分。
最初は病院関係者に陥れられて何か月も監禁されていた主人公。すっごく可哀想だったのに、今となっては可哀想の欠片もない。
ダークヒーローじゃなくて完全に姑息な悪役なのよね。
一番悲しいのは、彼が病院理事長の椅子に座るだけの何のキャリアも資格も持っていなかったこと。
元々家を継ぐ意思もなかった・医療免許もない・事務すらやったことはなく・経営の手腕もない……
あるのは、病院関係の「血筋」だけ。
次回は最終回。大友先生がこの病院に執着する理由は明かされるのかな。
面白かった!
復讐だったりハメられていたり、今期の21時22時枠のドラマと被る部分も多いミステリーだったので、初めはちょっと引き気味に見ていたのだけれど、結果、3本の中で一番見応えあったかも。
繰り返される猟奇的事件の犯人候補が次々と変わる様子も定番ながら楽しめたし、親を失って陥れられた主人公の気持ちにも寄り添いやすかった。
悪は悪、の中に善人も正義もきちんと存在し、最後は正しい者が勝つ。気持ちいい終わり方。
主要キャストの方々は皆さん良いグルーブ感で、犯人候補として怪しさ満点、特に織田梨沙さんは「何でこの位置?」からの最終回のあの様相。流石です。
主人公の2人は回を追うごとに良い相棒になって、この先も一緒に活躍しそうなラスト……タイトル的には難しいのかも知れないけれど、ぜひこのコンピでSeason2をお待ちしています。
美月、錠島と会って何をするかと言えばボールを投げつけるだけ。
殺陣の自主トレらしいが何を目的か非常に曖昧な描写。
結局、杉本と晋八でストーリーを回すのは何も変わらず…。
美月が一番、真剣に行動したのは子役終盤の君ちゃんと家出した時で、
そこまで真剣な女優志望に見えないワン・オブ・ゼム状態の主人公を
逸話の少ない大河主人公よろしく主要人物の周りをウロチョロさせて、
また同業者に敵視させる展開と、もう11週目に入っているのだがな…。
寅子なんて「もう私、30…」と口走りながら弟君と意見交換しつつ
家を支えているのだが梓君は最近どうしたんだろう?
もしかしたら、リキに対して母親のような愛情が芽生えてしまったのだろうかと思えるほど甲斐甲斐しく世話をし、話を親身に聞いてやっていた お義母様の口から出る「あれは違う人種」。
とにかく、これは「人間恐い」物語。
「私の孫になるんだから、あなたに会ってみたかった」とニコニコと押しかけ、マメに作り置き料理し、つわりの面倒を見てやり、身の上話を聞いていたのに…。
「1千万は、産んだら消えてもらうための金」「どうしようもない人間」って、差別発言の連続。
それでも、まだ「あんな女の子どもは要らないわ」とは言わないんだね。血筋はそれほど尊いか。
基は教え子の親と話して、もう気づいているはず。
「親の血で子どもの人生や才能は決まらない」「子どもは遺伝子の奴隷じゃない」
ついに基にリキの子種の事を話してしまった悠子さん。
この人の思考も、ただの逃げだったか……。
でも、もう引き返せないよね。この夫婦は責任を持って血の繋がらない子どもたちを育てるべき。
リキも気づくべき。自分は自ら望んで搾取されただけで、子宮貸しは人助けでも何でもないと。
一番可哀想なのは、そんな風に生まれた子どもたち。
ミヤビ先生に身の上を語りながら、ミヤビ先生のノーマンズランドに苦しみ、光と影の話にありし日を思い出し、もうグチャグチャになりながら抱きしめられる三瓶先生……
芝居には到底思えず、心から語り合うシーンの末に抱きしめ、抱きしめられる姿が自然すぎた。
だからこそ、ラストのひと言が衝撃すぎる。こんなに思い合っている、その最中に突然「どなたです」。
これはもう……手術、したいよね。
「手術しようと思う、その情熱と衝動が、三瓶先生の持つ爆弾」西島のじじいはそれを仕掛けようとし、大迫先生はそれを留めて来た。
ずっと相槌打ちながら三瓶先生の話を丁寧に聞くミヤビ先生を見ていて、三瓶先生じゃなくともこの記憶を取り戻させてあげたいと願う。
なんとか手術して成功することはできないものか……。
救われて欲しい。