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するぞ、するぞ。今日の寅子からは橋田寿賀子臭がプンプンするぞ!
後半戦。三年が経過しても殆ど何も変わらず今度は大映倒産と大映ドラマじみた話?
必殺を制作した松竹は「仕置人殺人事件」以降も 「清兵衛流極意 – 明治泥棒物語 -」を原作とする「助け人走る」、 オイルショックを意識した「暗闇仕留人」を経た一年余りの冷却期間の後、 ギャンブルブームを意識した「必殺必中仕事屋稼業」でシリーズ名の復活と、 柔軟かつアグレッシブな制作体制を維持していましたが本作では 過去のヒット作リメイクに走って大コケ。朝ドラの枠組みで見ても 同じ時代劇ネタでも「カムカム」と比べてとにかく後ろ向き。 一回、ヒット作主演になっただけで大物俳優気取りの錠島がコケるのはまだしも、 作品の良心ともいうべき杉本や晋八も冷や飯食いという有様。 梓君も一度は自立したのに大学合格後も何故、実家に留まっているのだろう?
美月絡みで都合が悪くなると実母に助言&助力を請いにくるのに 「椿屋の美月ちゃん」と平素は事ある毎にマウントを取りたがる滝乃も相変わらず。 愛子さんの方が子供もそろそろ自立する年頃と割り切っているのだし、自分が梓君 ならク〇ババと顔を合わせるのも声を聞くのも嫌なので大学の寮にでも入る。 「ふたりっ子」で毒要素を背負った麗子でも下町暮らしから抜け出す為に 色々と行動していたものなのだが…。
予告映像があまりにカッコ良かったので、ものすごく期待していた。初回の印象は、予告通りの不気味さと恐ろしさ。夏にこういう深夜帯ドラマを放送していただけるのは嬉しい。
刑事の成田凌はワケありで、激しくて真っすぐで悩み深い。好きなキャラ。メイサちゃんの刑事もとてもいい。
何より19人疑似兄弟の生き残り、ネグレクトの犠牲者・花音役の吉川愛ちゃんが最高に気味が悪くて良い。他の兄弟の気持ち悪さももっと見たい。
真夏に良いホラー。楽しみ。
前作の記憶がほぼ無いくらいの状態なので、今回はニノは渡海先生ではなくて天城先生だという前情報を頂いても「そうなんだ(?)」くらいの反応だった。
しかし主役が変わっても周りは渡海先生を覚えているし、世界観が変わったわけではないのね。佐伯教授なんて新病院のセンター長に推挙しちゃうくらい。
もしかしたら、これはやはり……記憶を失った渡海先生なのでは……(ない)でも双子説はありえる。
渡海先生も大概金に汚かった記憶だけれど、天城先生もそうらしい。今後も毎回「手術してやろうかゲーム」をするのだろうか。それは要らない気がする……
患者の身の上話もちょっと長かったな。延長がなくなってスッキリ収まった回を楽しみたい。
キャラクターは個性溢れる楽しさ。医師の涼真はいい感じ。1クール楽しみ。
くうさんの、感想が、こんなにも待ち遠しく感じるとは…。なかなか私の中のモヤモヤを表現して下さっている感想に出逢えず…。虎翼は、とっても素晴らしい脚本だと、心酔してきていただけに、今週は、きつかった…でも、くうさんの文章に、救われた気分。
『笑うマトリョーシカ』第2話 大して話が進んだわけではないのに圧倒的に面白い。鈴木の事故なんてどうせ自作自演でしょと思っていたけれど、そんなことではないらしい。
「僕はもう大切な人を失いたくないんだ。うん。」と鈴木の手を取る清家一郎のうさんくささ。手を取るその仕草も、誰かから教わった様式なのよね、たぶん。
国民の信頼を得る演説をするためのパフォーマンス。手の動き。そこまで鈴木に操られている……。
ハヌッセンはヒトラーを操り27歳でナチスドイツに君臨させ、そして43歳で暗殺される。誰に?ヒトラーに。
清家は操られているだけではない。ハヌッセンすら計画から外す黒幕が現れる。出会いは27歳。突然出会った女性・美恵子。笑顔が「恐い」。
この不気味な演出と恐怖をあおるリアリティがこのドラマの秀逸なところ。
こうなると、事故から軽症で戻ってきた青山くんも信用できなくなる……。
マトリョーシカの中心にいる小さな悪魔は何処にいるのか。どういう顔をしているのか。振り回される道上の今後も心配。
うさんくさくて恐くて誰も信用できなくて、今のところ今期一、面白い。
上がってこない寅子株。仕事はしているので、その点だけはマシですが。 何故、穂高先生の方が老体鞭うって謝罪に来るのか。 男女云々より社会人としての規範の問題で本来なら先生の葬儀に参列拒否される ぐらいの事。それでなお自分を曲げないか?悔恨の念を背負い続けるか? というレベルでなければ感情移入は出来ない。
寅子の言い分、自体にもさして重みが感じられない。 先日、再放送終了した「ゲゲゲ」の夫婦は自分達にも余裕が無い中で時代に 淘汰されていく人達の力になろうとして喜びも苦しみも分かち合ってきたから メジャーデビューに際し、皆の想いを背負って立つ感慨ひとしおだった。 寅子の場合、梅子さんはともかく、よねさんや崔香淑は隔意を示していて 分かち合ったのは喜びだけだった訳で…。この辺り来週に同性からの糾弾が やっとこ入りそうで、いい加減に痛い目を見て欲しいところ。
先生の器量に最後まで甘えっぱなしで、 『男に護られているのがお似合いだ』的状況を卒業出来ないようでは、 よねさんとの和解はおぼつかない。
高スペックなのにやる気のないヒロインが、事件のピースが合うと完成された推理オタクになって活躍してしまう……演出が面白かった!
初回の印象が、ちょっと前クールの「イップス」と被った。おされな部屋(店)で事件とは外れた井戸端会話を繰り返しつつ事件が解決に導かれる。舞台的装置。
ヒロイン枠に3人必要なのかどうかは初回ではわからなかったけれど、松岡茉優さんは1話の中で多彩な人格を演じる、さすがの演技力。
面倒な事案を掘り起こしてくる、やりすぎの杉田・泉澤祐希くんも良いキャラ。得体のしれない安達順平を演じる今回も怪しいイケメン白洲迅。
肝心の事件が甘い気がするのだけど、楽しく見れたのは確かなので次回にも期待している。
『王様のレストラン』のようなED映像に、ああ、クドカン本当に久しぶりにフジでやるんだなぁ、と実感。
2回目をじっくり見て「人は平等なのか」で泣きそう。
日本では同情される傾向の外国人労働者は、日本人の就労機会を食っている。反社の烙印は更生しても消えることなく社会生活の機会を奪う。
アメリカではそもそも保険や治療の内容すらステイタスで差がある。
でも、どんな人間も戦場では平等だし、どんな人間の命も医者の前では等しい。そういう話。テーマは極めて真面目で社会派。
重たいテーマであるから、ベースがコメディでも重めに傾く。これでいいと思う。
安定のキャスト陣はTBSよりはNHK作品寄り(笑)ビックリするほど朝ドラから来てる。
嘘くさいほど荒々しい日系アメリカ人の軍医は小池さんにピッタリの豪快さ。優三さんとは似ても似つかないチャラい美容外科医の太賀くんもいい。馬場っちの位置づけがものすごく好き。岡部たかしさんは朝ドラ父さんよりも哲学がありそう(笑)
失敗しそうな女医は、人間的にはとても応援できそう。無理に笑わせてくれなくても楽しいし、無理に泣かされなくても悲しい。クドカンの味がここにちゃんとある。
サザンのEDも最高にカッコよかった。先が楽しみな初回。
今回はさすがになぁ…。穂高先生にどうしろと? 母親が娘の相談相手になってくれた桂場に勝ってに食って掛かって 家族の恩人となった時は礼も言わなかった事は前にも書いたが、 やはり、恵まれた立場にありながら虐げられた世の女性達の代表のようなつもりな 母親似の所が今もあるのかね。
これのどこが東洋で一番、平和な街だ(爆。 しかし医療描写は多分、全部正しい。 身元不明意識不明の患者は確認できるものがないか荷物チェック、ボディチェック。 「1,2,3」で皆で移し替え、傷口に消毒液を使いすぎると組織が痛むので、 水洗浄で傷口を見え易くして局所麻酔、縫合が上手く出来ないならホッチキス。
大真面目に馬鹿をやっている作品。どっちかと言えば昭和のノリな気もするが…。 橋本愛はNPO所属。NHKドラマの時のように花嫁は殺人犯になったりしないかな?
わあー、リキちゃんお見事‼ ある意味、神回じゃない? それで双子の設定ね。一人か双子かは最初の契約書にないし、神のみぞ知る領域。草桶との契約も果たしたわけだし、リキに芽生えた母性も納得させる、凄く公平で平等な結末。これはリキちゃんに一本だね。(子供の幸せとか、ありきたりな意見はすっ飛ばしてます)
誰も成長しない話だった。だから酷いドラマということではなく、不快なのに揺さぶられる。登場人物は自分のことで精いっぱいだが、視聴者は、子どもにこんなことはしてはいけないと大いに学んだ。有意義でしょう。
基は血のつながりを超えて子どもを育てようと決めた。成長にも見えたが、結局それは「草桶の子」であり、リキの感情を無視した花束や乳母の要求は人の心を解さない。
悠子は初めから醸し出していたエセ聖母っぷりを最後まで発揮。「今までこの計画から自分だけ外されていたけれど、子どもたちを見てやっと一つになれた気がする」。子どもたちが、たぶん草桶の血筋の部外者だから。最後まで自分本位。
リキは「自分自身が売った感情のない母胎」から自我を取り戻した。「痛かった。大変だった。傷も残った。子どもたちは可愛い。離れたくない」だから「機械だと思われたくない」
子どもの契約は本当は1人。だから思いのままに子どもを1人連れて行く。
自我を取り戻したのは良かったけれど、自分のためであって子どものためではない。
誰もが何かあったらこの子たちを捨ててしまいそうな危うさの中で話は終わる。
本来、ドナーと患者は会わないもので、それは感情のない機械でなければ必ず何かあるから。契約には全てプランテが間に入るべきだった。なのにあの会社は途中から全く出てこない。
こんな代理母制度は認められてはならない。子どもの幸せは一番に考えられるべき。
物語を見ている人間にとっては学ぶことがたくさんある。
子どもは一番美しい宝。
赤ちゃんの顔は大きく、体や手は小さく、愛らしい声で泣く。これは動物的な本能で守らせるための可愛さなのだと聞いたことがある。可愛いは正義なのは本当。
しかし子供はいつまでも赤ちゃんではない。お金もかかる。反抗もする。
この子たちがずっと不自由なく生きていける環境を与えられるように祈ってやまない。
静かで心揺さぶられる劇伴、感情を逆なでさせられる素晴らしい演技、目が離せない展開。気持ちの悪い名作。
長田育恵脚本はやはり人間を分かっている。
夏が「私が決めていいでしょう?」と堕胎を告げる水季に「分かった」と言ってしまった時点で、こうなってしまったんだよな……と思いながら見ていたけれど、さすがに水季の「一人計画」には辟易としてしまった。正直、とても面倒くさい。
なのに水季の遺族はみんな「月岡さん」を知っている。地獄のホラー葬儀。
母親も「うちの娘のわがままで勝手に産んで」とは分かっていながらも何か言いたくなる気持ちは分かるけれど、「娘の7年間を察しろ」と言われても、それはちょっと無理では。
就活に入ったばかりの学生の夏を思いやったと言われれば綺麗だけれど、さよならしといて、娘に家の場所は教えてる。恐いわ。
こんな「察しろ」は何かのスペックでもなきゃ到底無理だし、これから先ね、今の彼女・弥生も実家も巻き込んで、かりそめの父子になっていくんだよね。
察してあげたいのは、たった6歳の無邪気な子どもの気持ちだよ。お友達にはパパが居るのに自分には居ない。買い物に行けばみんなパパに抱っこされているのに自分には居ない。どれだけ寂しいか。
親の面倒くささのせいで子どもに悲しみを呼び込んだ。これが一番不幸なこと。
脚本は『Silent』の生方さん。優しいのに残酷で、美しいのにモヤモヤする空気感が同じ。
子どもを黙って産んだ水季はもう居ないので責めても文句言っても仕方ない。
最終的には、正直、夏よりも弥生さんよりも、海ちゃんの幸せを願うわ。
元カノの名前は「ミズキ」で母親が大竹しのぶ。 朝ドラ再放送がネット上で物議を醸しているのを狙ったとしか思えませんが、 大竹しのぶはマイナスイメージ払拭ねらいか活用か。
個人的には後者であって欲しい。 ヤル事、やっていながら中絶書類のサインも別れ話も言われるままだった主人公は 全く幸せになって欲しくないので、どんどん追詰めてくれ。
それにしても「silent」の脚本家で今度は目黒氏演じる男の方が主役か…。
するぞ、するぞ。今日の寅子からは橋田寿賀子臭がプンプンするぞ!
後半戦。三年が経過しても殆ど何も変わらず今度は大映倒産と大映ドラマじみた話?
必殺を制作した松竹は「仕置人殺人事件」以降も
「清兵衛流極意 – 明治泥棒物語 -」を原作とする「助け人走る」、
オイルショックを意識した「暗闇仕留人」を経た一年余りの冷却期間の後、
ギャンブルブームを意識した「必殺必中仕事屋稼業」でシリーズ名の復活と、
柔軟かつアグレッシブな制作体制を維持していましたが本作では
過去のヒット作リメイクに走って大コケ。朝ドラの枠組みで見ても
同じ時代劇ネタでも「カムカム」と比べてとにかく後ろ向き。
一回、ヒット作主演になっただけで大物俳優気取りの錠島がコケるのはまだしも、
作品の良心ともいうべき杉本や晋八も冷や飯食いという有様。
梓君も一度は自立したのに大学合格後も何故、実家に留まっているのだろう?
美月絡みで都合が悪くなると実母に助言&助力を請いにくるのに
「椿屋の美月ちゃん」と平素は事ある毎にマウントを取りたがる滝乃も相変わらず。
愛子さんの方が子供もそろそろ自立する年頃と割り切っているのだし、自分が梓君
ならク〇ババと顔を合わせるのも声を聞くのも嫌なので大学の寮にでも入る。
「ふたりっ子」で毒要素を背負った麗子でも下町暮らしから抜け出す為に
色々と行動していたものなのだが…。
予告映像があまりにカッコ良かったので、ものすごく期待していた。初回の印象は、予告通りの不気味さと恐ろしさ。夏にこういう深夜帯ドラマを放送していただけるのは嬉しい。
刑事の成田凌はワケありで、激しくて真っすぐで悩み深い。好きなキャラ。メイサちゃんの刑事もとてもいい。
何より19人疑似兄弟の生き残り、ネグレクトの犠牲者・花音役の吉川愛ちゃんが最高に気味が悪くて良い。他の兄弟の気持ち悪さももっと見たい。
真夏に良いホラー。楽しみ。
前作の記憶がほぼ無いくらいの状態なので、今回はニノは渡海先生ではなくて天城先生だという前情報を頂いても「そうなんだ(?)」くらいの反応だった。
しかし主役が変わっても周りは渡海先生を覚えているし、世界観が変わったわけではないのね。佐伯教授なんて新病院のセンター長に推挙しちゃうくらい。
もしかしたら、これはやはり……記憶を失った渡海先生なのでは……(ない)でも双子説はありえる。
渡海先生も大概金に汚かった記憶だけれど、天城先生もそうらしい。今後も毎回「手術してやろうかゲーム」をするのだろうか。それは要らない気がする……
患者の身の上話もちょっと長かったな。延長がなくなってスッキリ収まった回を楽しみたい。
キャラクターは個性溢れる楽しさ。医師の涼真はいい感じ。1クール楽しみ。
くうさんの、感想が、こんなにも待ち遠しく感じるとは…。なかなか私の中のモヤモヤを表現して下さっている感想に出逢えず…。虎翼は、とっても素晴らしい脚本だと、心酔してきていただけに、今週は、きつかった…でも、くうさんの文章に、救われた気分。
『笑うマトリョーシカ』第2話 大して話が進んだわけではないのに圧倒的に面白い。鈴木の事故なんてどうせ自作自演でしょと思っていたけれど、そんなことではないらしい。
「僕はもう大切な人を失いたくないんだ。うん。」と鈴木の手を取る清家一郎のうさんくささ。手を取るその仕草も、誰かから教わった様式なのよね、たぶん。
国民の信頼を得る演説をするためのパフォーマンス。手の動き。そこまで鈴木に操られている……。
ハヌッセンはヒトラーを操り27歳でナチスドイツに君臨させ、そして43歳で暗殺される。誰に?ヒトラーに。
清家は操られているだけではない。ハヌッセンすら計画から外す黒幕が現れる。出会いは27歳。突然出会った女性・美恵子。笑顔が「恐い」。
この不気味な演出と恐怖をあおるリアリティがこのドラマの秀逸なところ。
こうなると、事故から軽症で戻ってきた青山くんも信用できなくなる……。
マトリョーシカの中心にいる小さな悪魔は何処にいるのか。どういう顔をしているのか。振り回される道上の今後も心配。
うさんくさくて恐くて誰も信用できなくて、今のところ今期一、面白い。
上がってこない寅子株。仕事はしているので、その点だけはマシですが。
何故、穂高先生の方が老体鞭うって謝罪に来るのか。
男女云々より社会人としての規範の問題で本来なら先生の葬儀に参列拒否される
ぐらいの事。それでなお自分を曲げないか?悔恨の念を背負い続けるか?
というレベルでなければ感情移入は出来ない。
寅子の言い分、自体にもさして重みが感じられない。
先日、再放送終了した「ゲゲゲ」の夫婦は自分達にも余裕が無い中で時代に
淘汰されていく人達の力になろうとして喜びも苦しみも分かち合ってきたから
メジャーデビューに際し、皆の想いを背負って立つ感慨ひとしおだった。
寅子の場合、梅子さんはともかく、よねさんや崔香淑は隔意を示していて
分かち合ったのは喜びだけだった訳で…。この辺り来週に同性からの糾弾が
やっとこ入りそうで、いい加減に痛い目を見て欲しいところ。
先生の器量に最後まで甘えっぱなしで、
『男に護られているのがお似合いだ』的状況を卒業出来ないようでは、
よねさんとの和解はおぼつかない。
高スペックなのにやる気のないヒロインが、事件のピースが合うと完成された推理オタクになって活躍してしまう……演出が面白かった!
初回の印象が、ちょっと前クールの「イップス」と被った。おされな部屋(店)で事件とは外れた井戸端会話を繰り返しつつ事件が解決に導かれる。舞台的装置。
ヒロイン枠に3人必要なのかどうかは初回ではわからなかったけれど、松岡茉優さんは1話の中で多彩な人格を演じる、さすがの演技力。
面倒な事案を掘り起こしてくる、やりすぎの杉田・泉澤祐希くんも良いキャラ。得体のしれない安達順平を演じる今回も怪しいイケメン白洲迅。
肝心の事件が甘い気がするのだけど、楽しく見れたのは確かなので次回にも期待している。
『王様のレストラン』のようなED映像に、ああ、クドカン本当に久しぶりにフジでやるんだなぁ、と実感。
2回目をじっくり見て「人は平等なのか」で泣きそう。
日本では同情される傾向の外国人労働者は、日本人の就労機会を食っている。反社の烙印は更生しても消えることなく社会生活の機会を奪う。
アメリカではそもそも保険や治療の内容すらステイタスで差がある。
でも、どんな人間も戦場では平等だし、どんな人間の命も医者の前では等しい。そういう話。テーマは極めて真面目で社会派。
重たいテーマであるから、ベースがコメディでも重めに傾く。これでいいと思う。
安定のキャスト陣はTBSよりはNHK作品寄り(笑)ビックリするほど朝ドラから来てる。
嘘くさいほど荒々しい日系アメリカ人の軍医は小池さんにピッタリの豪快さ。優三さんとは似ても似つかないチャラい美容外科医の太賀くんもいい。馬場っちの位置づけがものすごく好き。岡部たかしさんは朝ドラ父さんよりも哲学がありそう(笑)
失敗しそうな女医は、人間的にはとても応援できそう。無理に笑わせてくれなくても楽しいし、無理に泣かされなくても悲しい。クドカンの味がここにちゃんとある。
サザンのEDも最高にカッコよかった。先が楽しみな初回。
今回はさすがになぁ…。穂高先生にどうしろと?
母親が娘の相談相手になってくれた桂場に勝ってに食って掛かって
家族の恩人となった時は礼も言わなかった事は前にも書いたが、
やはり、恵まれた立場にありながら虐げられた世の女性達の代表のようなつもりな
母親似の所が今もあるのかね。
これのどこが東洋で一番、平和な街だ(爆。
しかし医療描写は多分、全部正しい。
身元不明意識不明の患者は確認できるものがないか荷物チェック、ボディチェック。
「1,2,3」で皆で移し替え、傷口に消毒液を使いすぎると組織が痛むので、
水洗浄で傷口を見え易くして局所麻酔、縫合が上手く出来ないならホッチキス。
大真面目に馬鹿をやっている作品。どっちかと言えば昭和のノリな気もするが…。
橋本愛はNPO所属。NHKドラマの時のように花嫁は殺人犯になったりしないかな?
わあー、リキちゃんお見事‼ ある意味、神回じゃない? それで双子の設定ね。一人か双子かは最初の契約書にないし、神のみぞ知る領域。草桶との契約も果たしたわけだし、リキに芽生えた母性も納得させる、凄く公平で平等な結末。これはリキちゃんに一本だね。(子供の幸せとか、ありきたりな意見はすっ飛ばしてます)
誰も成長しない話だった。だから酷いドラマということではなく、不快なのに揺さぶられる。登場人物は自分のことで精いっぱいだが、視聴者は、子どもにこんなことはしてはいけないと大いに学んだ。有意義でしょう。
基は血のつながりを超えて子どもを育てようと決めた。成長にも見えたが、結局それは「草桶の子」であり、リキの感情を無視した花束や乳母の要求は人の心を解さない。
悠子は初めから醸し出していたエセ聖母っぷりを最後まで発揮。「今までこの計画から自分だけ外されていたけれど、子どもたちを見てやっと一つになれた気がする」。子どもたちが、たぶん草桶の血筋の部外者だから。最後まで自分本位。
リキは「自分自身が売った感情のない母胎」から自我を取り戻した。「痛かった。大変だった。傷も残った。子どもたちは可愛い。離れたくない」だから「機械だと思われたくない」
子どもの契約は本当は1人。だから思いのままに子どもを1人連れて行く。
自我を取り戻したのは良かったけれど、自分のためであって子どものためではない。
誰もが何かあったらこの子たちを捨ててしまいそうな危うさの中で話は終わる。
本来、ドナーと患者は会わないもので、それは感情のない機械でなければ必ず何かあるから。契約には全てプランテが間に入るべきだった。なのにあの会社は途中から全く出てこない。
こんな代理母制度は認められてはならない。子どもの幸せは一番に考えられるべき。
物語を見ている人間にとっては学ぶことがたくさんある。
子どもは一番美しい宝。
赤ちゃんの顔は大きく、体や手は小さく、愛らしい声で泣く。これは動物的な本能で守らせるための可愛さなのだと聞いたことがある。可愛いは正義なのは本当。
しかし子供はいつまでも赤ちゃんではない。お金もかかる。反抗もする。
この子たちがずっと不自由なく生きていける環境を与えられるように祈ってやまない。
静かで心揺さぶられる劇伴、感情を逆なでさせられる素晴らしい演技、目が離せない展開。気持ちの悪い名作。
長田育恵脚本はやはり人間を分かっている。
夏が「私が決めていいでしょう?」と堕胎を告げる水季に「分かった」と言ってしまった時点で、こうなってしまったんだよな……と思いながら見ていたけれど、さすがに水季の「一人計画」には辟易としてしまった。正直、とても面倒くさい。
なのに水季の遺族はみんな「月岡さん」を知っている。地獄のホラー葬儀。
母親も「うちの娘のわがままで勝手に産んで」とは分かっていながらも何か言いたくなる気持ちは分かるけれど、「娘の7年間を察しろ」と言われても、それはちょっと無理では。
就活に入ったばかりの学生の夏を思いやったと言われれば綺麗だけれど、さよならしといて、娘に家の場所は教えてる。恐いわ。
こんな「察しろ」は何かのスペックでもなきゃ到底無理だし、これから先ね、今の彼女・弥生も実家も巻き込んで、かりそめの父子になっていくんだよね。
察してあげたいのは、たった6歳の無邪気な子どもの気持ちだよ。お友達にはパパが居るのに自分には居ない。買い物に行けばみんなパパに抱っこされているのに自分には居ない。どれだけ寂しいか。
親の面倒くささのせいで子どもに悲しみを呼び込んだ。これが一番不幸なこと。
脚本は『Silent』の生方さん。優しいのに残酷で、美しいのにモヤモヤする空気感が同じ。
子どもを黙って産んだ水季はもう居ないので責めても文句言っても仕方ない。
最終的には、正直、夏よりも弥生さんよりも、海ちゃんの幸せを願うわ。
元カノの名前は「ミズキ」で母親が大竹しのぶ。
朝ドラ再放送がネット上で物議を醸しているのを狙ったとしか思えませんが、
大竹しのぶはマイナスイメージ払拭ねらいか活用か。
個人的には後者であって欲しい。
ヤル事、やっていながら中絶書類のサインも別れ話も言われるままだった主人公は
全く幸せになって欲しくないので、どんどん追詰めてくれ。
それにしても「silent」の脚本家で今度は目黒氏演じる男の方が主役か…。