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千姫がヒロイン。千姫は可愛い。可愛いは正義! つまり千姫を困らせていた豊臣が前半悪だったが終盤には家康が超悪になる話。 うーん、確かにワルになる覚悟が無い息子には任せられんね。 幸村が武田信玄の名を持ち出したように合理主義で武田騎馬軍団を蹂躙した 長篠の戦いの経験が生きた訳だ。 金持ってイイ武器を揃えた側が一方的に攻撃するような戦の何が楽しいのか?
ただ序盤の戦いを「真田丸」の時のように内情を描かく事無く サラッと済ませると野戦で兵力三倍の徳川が勝つのは当たり前なだけに、 豊臣側が戦闘狂のおバカ集団に見えてくるんだが…。
店長の家庭に入り込んでいく深愛と、ハルキの人生を変えるほどの凶悪ストーカーちふゆは、ほぼ同じ路線なんだけどね……
自分の父と深愛の関係を知っているのに、深愛を信用しきっているハルキがちょっと滑稽。
深愛の母の異常さが、DV家族にすら依存してしまう超依存症であることはよく分かり、その親から育てられた深愛だからこうなったのだということもよく分った……悪縁母子。
ハルキは一番正常だと思っていたんだけれど、環境が悪すぎて気の毒だ。早く家を出て遠くへ逃げるといいよね。そして深愛のことも忘れて欲しい。
ドロドロの次回予告……。
https://i.imgur.com/bIz1Ur3.jpg
「才ある者が一代で築いた家が一代で滅ぶのを見てきた故…」 正に経験者は語る! しかし武に自身がある強き者なら乱世を泳ぎ渡るのも高揚感があって、 面白いかもしれませんが弱者なら確かに平和が一番と思うよな。 徳川親子二代に渡ってヘッポコとか、 徳で治める事を今川に主張させて瀬名に継承させた事とか、 武で治める信長をパワハラキャラにまでした事が姪に当たる淀殿にまで繋がるとか、 各話&各描写にツッコミ所はありましたが全体ではそれなりに筋が通った幕引き?
40年前の「徳川家康」は主人公が聖人君子的過ぎると言われたそうで。 近所のレンタルショップに一応、置いていますが、 「家康」メンバーの多くが翌年、水曜時代劇に移った「宮本武蔵」は見当たらず、 大河ドラマ黒歴史と言われた「MUSASHI」が解禁となっていたりします。
茨田氏は三尺四方の中で歌うのが『らしい』ので。 楽団作って歌うの構わないのですが。 スズ子は三尺四方越え踊りながら歌うのが、『らしい』のです。 六郎の戦死判るのは。 もっと先。 まだ戦争続いてます。 楽団をどうこうするよりも。 官憲の目が厳しい。 三尺四方問題解決の方が先。 ではっ!
シロさんが惜しみなくケンジへの愛を溢れさせてくれている、不安のない回……彼女が戻って来た田渕くんの雑だけれど思いやりある対応にもホッコリする。幸せだらけの回。
人生の転機として新しい仕事に取り組むパートナーに、「俺一人だけが作って一人で食べなくちゃいけなくて寂しい」などと言い出さない、人生を理解しているシロさん、尊い。
「仕事はほどほどに、美味しいものを食べて生活を一緒に楽しむ」主義の2人だって、仕事が楽しい時期はある。
必要とされて、新しいことにチャレンジする。それもまたいい人生だと分かっているから。
シロさんはケンジも修先生も応援し、自分自身の転機も受け入れる。
それでも、相手の体を気遣い、一緒に食事を楽しみ、暮らしていくのは今までと同じ。
たまにはガッツリ食べたい、気持ちで作った油淋鶏。今回も良いレシピ。
私、初回の感想で、りっくんはストーカーなのではって言いましたよね!!(あ、しらん?)うわぁ……
「回復したら全部終わってしまう」それを一番恐れていたのは吾良さんよりもりっくんだったってことかも……。
みちる親子を追い出そうとする しおりにお母さんがバシッと「出て行きなさい」と言ってくれて、とてもスッキリし、出て行ってしまった みちるを りっくんも探し回ってくれてメチャクチャ好感度上がった後のこれ。
りっくんが吾良さんの愛人ではないとしたら、みちるもただ救われたというだけの人なので吾良不倫疑惑は無かったということ。
優弥くんも離婚できていないらしいし、こんがらがっていた糸は結局吾良さんと繋がっていたという視聴者撹乱状態。
夫婦が元に戻るならば平和だ。けれど、疑似家族の崩壊は悲しい。
4人共通の友である美鳥ちゃんなのだから5人で住めば……と先週は思ったけれど、そうではなく。美鳥ちゃんは一人一人の美鳥ちゃんなのだった。
だから「5人で会いましょう」ではなく、一人一人と会いましょう、という約束をした ゆくえさん、やはり思慮深い人。
椿さんの印象、みんなに嫌われる乱暴者だった美鳥ちゃん。椿さんの花屋でだけ優しさを見せた美鳥ちゃん。
「喧嘩でケガした」と言っていた美鳥ちゃんは、親に虐待されていた、ということが分かってくる。
では、従妹だった夜々は知らなかったのかというと、幼すぎて知らなかった。美鳥ちゃんは夜々が子供の頃にひと夏だけ預かっていたお姉さん。親戚をたらい回しにされていた。
攻撃的な美鳥ちゃんも、クールな美鳥ちゃんも、優しい美鳥ちゃんも……その生い立ちから作られた人格なのだと納得する。
人は誰でも見る方向によって形が違い、「みんな」に同じように思われている人間などいない。
どんな生い立ちであっても、今の美鳥ちゃんが一人で何でもできて、自分だけが住みたい家を買うことを喜べる人ならば、それでいい。
頑張ったね……と美鳥ちゃんに声をかけたくなる話。
今は落ち着いた、今は攻撃性もない、ナイーブさと折れない強さも併せ持つ、多方向な大人の女を演じる田中麗奈さんがとても良い。
訂正。悠作は弟がいたか。従兄弟が家業を継ぐ気が無いので純基に声がかかったか。 まあ、一人息子がここまでクズ駄目人間なら親御さんは首括るしか無かったか…。 まだ労働意欲は持っている義父や息子が霞んでしまうクズ街道邁進の悠作。 友人も妻も義父も毒舌ツッコミすら入れない失望感を真剣に受け止めているなら、 もっと沈痛な表情になると思うのですが、経済面で依存出来て当然と思っていた 寄生対象を失う事への恐怖から引き攣っているとしか見えんです。 大熱演だねぇ、 吉岡秀隆。渥美清も草場の陰で喜んでいるよ多分。
クズもここまでくると一周回って面白いという事で、 自分のクズ駄目人間ぶりを漫画のネタにして起死回生があるのか?
確かに11年も描いていなければ漫画家だと名乗ることも難しい気がするけれど、土門さんと万里江さんの推しの力だけでそれが成り立っていたんだよねぇ……
たぶん、そのことには悠作も気づいているとは思うのだけど。
土門さんから「もう来ない」と言われ、万里江さんに失望を与え、ついに義父・達男から引導渡される。
「娘と離婚してやってくれないか」
もしかしたら悠作はこれを待っていたのではないかと、今になって思うのだった。
悠作も結構、万里江さんの本当の幸せについて、きちんと考えているのでは……それで長い間ダラダラと引き延ばしていたのでは。
まぁ……それは深読みしすぎかもしれないけれど、きっとそういう部分もあると思うのよ。
何でも言い合えるように見える家族にも、本当は言い合えない部分はあった。それも家族の姿。秘密がないなんてあり得ない。
「万里江さんと別れようとして別れられない」漫画で復帰できることを祈ってる。
国会中継で二日遅れたものの今週より3話/日放送。 16時半から時間帯変更で衰退していくのかと思えば、盛り返してきた。 14時~15時で毎日観れるのは完全に爺ちゃん婆ちゃんになるだろうし、 ターゲット層を絞って功を奏したのでしょうか。
もっとも前番組のしょうもない姉ちゃんのフラフラ恋愛劇を観て喜ぶ、 お年寄りはいなかっただろうし本作はコテコテの日本人家族を描いて、 「ここが変だよ!日本人!!」と主人公につっ込ませる作劇が面白いか。
やさぐれた態度で江戸へ下って来た偽和宮にどこまでも寄り添う家茂さまのお優しさ。
どうしても降嫁したくなかった兄宮の身代わりとして、「母がついてきてくれる」それだけを希望に大奥へやってきた。
それでも母の愛は遠く離れた京の兄の元にある。
孤独で自己肯定感の低いこの宮に、寄り添い、励まし、「必要な」「大事な人である」ことを伝える。仏のような上さま。
すっかり打ち解けた夫婦にこのあと何が待っているかは、男女逆転しない大奥でもよく描かれることで……。
せめて今は、家定・天璋院ラインから続く、優しい大奥の人たちを見ていたい。
幕末への動きは流れるように早く、赤面疱瘡は過去のもの。政の場に男の姿が増えてくるほど女性への視線が侮蔑に満ちてくる。
凛とした佇まいで御上の前へ参ずる家茂さまのお姿が眩しい。
何故だかとても誇らしく感じられてしまう。史実であるかのように。
口約束だけで女を五年間縛った記憶喪失男を糾弾する大沢たかお。 俺の方がマシだっただろう!と言わんばかりですねぇ(爆。
様々なピースがハマって全体像が見えてくる…というのは最初から分かっていた。 むしろ形が合わないピース同士を無理やり引っ付けた歪さが目立ってきた。 記憶喪失男の過去を台詞だけで済ませて、それはドラマじゃない。
「あなたたちはいいわねぇ」「国のお金で暮らしてる」。だから市民を守ってくれているわけなんだけれど。実際に、税金で食ってるなどと言う人がいるので本当に気の毒になる。
まさに「公務員なめないでくださいね」案件。
犯罪を犯した時点で「こんな国が悪い」せいではないし、弱者を食い物にして生きることを当たり前だと考える女がきちんと捕まった結末だけはホッとした。
初めは、通訳30万!暴利だ!と、思ったけれど、暴利ではないんだね。正しく言葉を分かってあげなければ被害者であることは分からない。
海外で自分の言葉が通じず、犯罪者に仕立て上げられたら。殺されてしまったら。と考えたら本当に怖いこと。
こういうところには絶対にケチらないでほしいと思った。
あと……「1億円は渡した上で守ってあげる」が正解なのではないかと思うと、ちょっとモヤモヤする……。
筒井真理子さんが今回も素晴らしい悪女っぷり。
前時間他局の『下剋上球児』でもやっていたけれど、やはり自己肯定感って大事だなって。
自分に自信がないと周りにまで低く見られてしまう。
背筋を伸ばすためにやっていたベリーダンスを否定されて、背中が曲がってしまい会社に行けなくなった田中さん。
笙野は心配する朱里ちゃんに「田中さんは大丈夫」と言い、田中さん自身には「田中さんが好かれていないとしたら、それは田中さんが自分をきちんと宣伝していないから」と言い、ステージに上がれなくなった田中さんのためにダラブッカで穴を埋めてくれる。
笙野がものすごい成長を見せて、ものすっごく株が上がった回。
それは小西も同じで。さすが朱里を推しているだけあって誰よりも朱里を理解している。
しまいには朱里の元カレまで理解してしまいそう……前田公輝がまた当て馬で終わってしまいそうで怖い(笑)
人はいくらでも成長するし、人と関わることで変わることができる。
そういう話なのかも知れない。
演技も演出も球児ドキュメントのように自然に自然に成されていて、だから本当の試合や練習を見ているように夢中になってしまう。
高校生たちの純粋な努力や、育っていく向上心に泣く。
だから本当に南雲くんの過去が雑音でしかなくて(笑)
「人の過去の失敗を許そう」というテーマも持つことはよく分ったのだけれど、せめてもっと違う「失敗」に出来なかったのかな……と、今でも思ってしまう。
うっかりして単位を落として、ちょっと偽造してみたら通っちゃって、なんとなく教師を続けてしまったの、「大失敗」の内容が……
まぁ……生徒たちの頑張りのために、なるべく忘れて見ようとしているので思い出させないで?
千姫がヒロイン。千姫は可愛い。可愛いは正義!
つまり千姫を困らせていた豊臣が前半悪だったが終盤には家康が超悪になる話。
うーん、確かにワルになる覚悟が無い息子には任せられんね。
幸村が武田信玄の名を持ち出したように合理主義で武田騎馬軍団を蹂躙した
長篠の戦いの経験が生きた訳だ。
金持ってイイ武器を揃えた側が一方的に攻撃するような戦の何が楽しいのか?
ただ序盤の戦いを「真田丸」の時のように内情を描かく事無く
サラッと済ませると野戦で兵力三倍の徳川が勝つのは当たり前なだけに、
豊臣側が戦闘狂のおバカ集団に見えてくるんだが…。
店長の家庭に入り込んでいく深愛と、ハルキの人生を変えるほどの凶悪ストーカーちふゆは、ほぼ同じ路線なんだけどね……
自分の父と深愛の関係を知っているのに、深愛を信用しきっているハルキがちょっと滑稽。
深愛の母の異常さが、DV家族にすら依存してしまう超依存症であることはよく分かり、その親から育てられた深愛だからこうなったのだということもよく分った……悪縁母子。
ハルキは一番正常だと思っていたんだけれど、環境が悪すぎて気の毒だ。早く家を出て遠くへ逃げるといいよね。そして深愛のことも忘れて欲しい。
ドロドロの次回予告……。
https://i.imgur.com/bIz1Ur3.jpg
「才ある者が一代で築いた家が一代で滅ぶのを見てきた故…」
正に経験者は語る!
しかし武に自身がある強き者なら乱世を泳ぎ渡るのも高揚感があって、
面白いかもしれませんが弱者なら確かに平和が一番と思うよな。
徳川親子二代に渡ってヘッポコとか、
徳で治める事を今川に主張させて瀬名に継承させた事とか、
武で治める信長をパワハラキャラにまでした事が姪に当たる淀殿にまで繋がるとか、
各話&各描写にツッコミ所はありましたが全体ではそれなりに筋が通った幕引き?
40年前の「徳川家康」は主人公が聖人君子的過ぎると言われたそうで。
近所のレンタルショップに一応、置いていますが、
「家康」メンバーの多くが翌年、水曜時代劇に移った「宮本武蔵」は見当たらず、
大河ドラマ黒歴史と言われた「MUSASHI」が解禁となっていたりします。
茨田氏は三尺四方の中で歌うのが『らしい』ので。
楽団作って歌うの構わないのですが。
スズ子は三尺四方越え踊りながら歌うのが、『らしい』のです。
六郎の戦死判るのは。
もっと先。
まだ戦争続いてます。
楽団をどうこうするよりも。
官憲の目が厳しい。
三尺四方問題解決の方が先。
ではっ!
シロさんが惜しみなくケンジへの愛を溢れさせてくれている、不安のない回……彼女が戻って来た田渕くんの雑だけれど思いやりある対応にもホッコリする。幸せだらけの回。
人生の転機として新しい仕事に取り組むパートナーに、「俺一人だけが作って一人で食べなくちゃいけなくて寂しい」などと言い出さない、人生を理解しているシロさん、尊い。
「仕事はほどほどに、美味しいものを食べて生活を一緒に楽しむ」主義の2人だって、仕事が楽しい時期はある。
必要とされて、新しいことにチャレンジする。それもまたいい人生だと分かっているから。
シロさんはケンジも修先生も応援し、自分自身の転機も受け入れる。
それでも、相手の体を気遣い、一緒に食事を楽しみ、暮らしていくのは今までと同じ。
たまにはガッツリ食べたい、気持ちで作った油淋鶏。今回も良いレシピ。
私、初回の感想で、りっくんはストーカーなのではって言いましたよね!!(あ、しらん?)うわぁ……
「回復したら全部終わってしまう」それを一番恐れていたのは吾良さんよりもりっくんだったってことかも……。
みちる親子を追い出そうとする しおりにお母さんがバシッと「出て行きなさい」と言ってくれて、とてもスッキリし、出て行ってしまった みちるを りっくんも探し回ってくれてメチャクチャ好感度上がった後のこれ。
りっくんが吾良さんの愛人ではないとしたら、みちるもただ救われたというだけの人なので吾良不倫疑惑は無かったということ。
優弥くんも離婚できていないらしいし、こんがらがっていた糸は結局吾良さんと繋がっていたという視聴者撹乱状態。
夫婦が元に戻るならば平和だ。けれど、疑似家族の崩壊は悲しい。
4人共通の友である美鳥ちゃんなのだから5人で住めば……と先週は思ったけれど、そうではなく。美鳥ちゃんは一人一人の美鳥ちゃんなのだった。
だから「5人で会いましょう」ではなく、一人一人と会いましょう、という約束をした ゆくえさん、やはり思慮深い人。
椿さんの印象、みんなに嫌われる乱暴者だった美鳥ちゃん。椿さんの花屋でだけ優しさを見せた美鳥ちゃん。
「喧嘩でケガした」と言っていた美鳥ちゃんは、親に虐待されていた、ということが分かってくる。
では、従妹だった夜々は知らなかったのかというと、幼すぎて知らなかった。美鳥ちゃんは夜々が子供の頃にひと夏だけ預かっていたお姉さん。親戚をたらい回しにされていた。
攻撃的な美鳥ちゃんも、クールな美鳥ちゃんも、優しい美鳥ちゃんも……その生い立ちから作られた人格なのだと納得する。
人は誰でも見る方向によって形が違い、「みんな」に同じように思われている人間などいない。
どんな生い立ちであっても、今の美鳥ちゃんが一人で何でもできて、自分だけが住みたい家を買うことを喜べる人ならば、それでいい。
頑張ったね……と美鳥ちゃんに声をかけたくなる話。
今は落ち着いた、今は攻撃性もない、ナイーブさと折れない強さも併せ持つ、多方向な大人の女を演じる田中麗奈さんがとても良い。
訂正。悠作は弟がいたか。従兄弟が家業を継ぐ気が無いので純基に声がかかったか。
まあ、一人息子がここまでクズ駄目人間なら親御さんは首括るしか無かったか…。
まだ労働意欲は持っている義父や息子が霞んでしまうクズ街道邁進の悠作。
友人も妻も義父も毒舌ツッコミすら入れない失望感を真剣に受け止めているなら、
もっと沈痛な表情になると思うのですが、経済面で依存出来て当然と思っていた
寄生対象を失う事への恐怖から引き攣っているとしか見えんです。
大熱演だねぇ、 吉岡秀隆。渥美清も草場の陰で喜んでいるよ多分。
クズもここまでくると一周回って面白いという事で、
自分のクズ駄目人間ぶりを漫画のネタにして起死回生があるのか?
確かに11年も描いていなければ漫画家だと名乗ることも難しい気がするけれど、土門さんと万里江さんの推しの力だけでそれが成り立っていたんだよねぇ……
たぶん、そのことには悠作も気づいているとは思うのだけど。
土門さんから「もう来ない」と言われ、万里江さんに失望を与え、ついに義父・達男から引導渡される。
「娘と離婚してやってくれないか」
もしかしたら悠作はこれを待っていたのではないかと、今になって思うのだった。
悠作も結構、万里江さんの本当の幸せについて、きちんと考えているのでは……それで長い間ダラダラと引き延ばしていたのでは。
まぁ……それは深読みしすぎかもしれないけれど、きっとそういう部分もあると思うのよ。
何でも言い合えるように見える家族にも、本当は言い合えない部分はあった。それも家族の姿。秘密がないなんてあり得ない。
「万里江さんと別れようとして別れられない」漫画で復帰できることを祈ってる。
国会中継で二日遅れたものの今週より3話/日放送。
16時半から時間帯変更で衰退していくのかと思えば、盛り返してきた。
14時~15時で毎日観れるのは完全に爺ちゃん婆ちゃんになるだろうし、
ターゲット層を絞って功を奏したのでしょうか。
もっとも前番組のしょうもない姉ちゃんのフラフラ恋愛劇を観て喜ぶ、
お年寄りはいなかっただろうし本作はコテコテの日本人家族を描いて、
「ここが変だよ!日本人!!」と主人公につっ込ませる作劇が面白いか。
やさぐれた態度で江戸へ下って来た偽和宮にどこまでも寄り添う家茂さまのお優しさ。
どうしても降嫁したくなかった兄宮の身代わりとして、「母がついてきてくれる」それだけを希望に大奥へやってきた。
それでも母の愛は遠く離れた京の兄の元にある。
孤独で自己肯定感の低いこの宮に、寄り添い、励まし、「必要な」「大事な人である」ことを伝える。仏のような上さま。
すっかり打ち解けた夫婦にこのあと何が待っているかは、男女逆転しない大奥でもよく描かれることで……。
せめて今は、家定・天璋院ラインから続く、優しい大奥の人たちを見ていたい。
幕末への動きは流れるように早く、赤面疱瘡は過去のもの。政の場に男の姿が増えてくるほど女性への視線が侮蔑に満ちてくる。
凛とした佇まいで御上の前へ参ずる家茂さまのお姿が眩しい。
何故だかとても誇らしく感じられてしまう。史実であるかのように。
口約束だけで女を五年間縛った記憶喪失男を糾弾する大沢たかお。
俺の方がマシだっただろう!と言わんばかりですねぇ(爆。
様々なピースがハマって全体像が見えてくる…というのは最初から分かっていた。
むしろ形が合わないピース同士を無理やり引っ付けた歪さが目立ってきた。
記憶喪失男の過去を台詞だけで済ませて、それはドラマじゃない。
「あなたたちはいいわねぇ」「国のお金で暮らしてる」。だから市民を守ってくれているわけなんだけれど。実際に、税金で食ってるなどと言う人がいるので本当に気の毒になる。
まさに「公務員なめないでくださいね」案件。
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初めは、通訳30万!暴利だ!と、思ったけれど、暴利ではないんだね。正しく言葉を分かってあげなければ被害者であることは分からない。
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こういうところには絶対にケチらないでほしいと思った。
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筒井真理子さんが今回も素晴らしい悪女っぷり。
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自分に自信がないと周りにまで低く見られてしまう。
背筋を伸ばすためにやっていたベリーダンスを否定されて、背中が曲がってしまい会社に行けなくなった田中さん。
笙野は心配する朱里ちゃんに「田中さんは大丈夫」と言い、田中さん自身には「田中さんが好かれていないとしたら、それは田中さんが自分をきちんと宣伝していないから」と言い、ステージに上がれなくなった田中さんのためにダラブッカで穴を埋めてくれる。
笙野がものすごい成長を見せて、ものすっごく株が上がった回。
それは小西も同じで。さすが朱里を推しているだけあって誰よりも朱里を理解している。
しまいには朱里の元カレまで理解してしまいそう……前田公輝がまた当て馬で終わってしまいそうで怖い(笑)
人はいくらでも成長するし、人と関わることで変わることができる。
そういう話なのかも知れない。
演技も演出も球児ドキュメントのように自然に自然に成されていて、だから本当の試合や練習を見ているように夢中になってしまう。
高校生たちの純粋な努力や、育っていく向上心に泣く。
だから本当に南雲くんの過去が雑音でしかなくて(笑)
「人の過去の失敗を許そう」というテーマも持つことはよく分ったのだけれど、せめてもっと違う「失敗」に出来なかったのかな……と、今でも思ってしまう。
うっかりして単位を落として、ちょっと偽造してみたら通っちゃって、なんとなく教師を続けてしまったの、「大失敗」の内容が……
まぁ……生徒たちの頑張りのために、なるべく忘れて見ようとしているので思い出させないで?