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お迎えが近い事をムシの知らせで感じたように若い世代向けにサロンを残す糸子。 146回は第7週で「娘に看板を残して去った」善作と同等の空気感を醸し出す唯一の回。 147回は、その行為の立脚点である第2週を理解した事を示す回。 個人的には全話の中でもトップ3の内容ですが同時にここまで、やるかと…。
撫子の会の中で父に言及。 善作が清三郎に「これからは洋服の時代」と宣告された11回の総括となるイベント。 更に父を喪った譲の相談相手を玉枝さんの如く買って出る糸子。第25週が伏線と…。
「譲、お前ナンボや?」「はぁ、45です」
そんなやり取りの後に思い出写真から更にその先の二階の改装に併せ(!) 一階に移し替えてきた家族の遺影まで糸子は視線を走らせる。
https://i.imgur.com/UL3khK6.jpg
直後、栄ノ助を含めた三人のカットが変化して画面右隅に思い出写真の一部が映る。 映像は示す。糸子と譲、遺影が『ぼぼ』一列に並んでいるという事を。 映像は語る。糸子は45才の譲越しに在りし日の父を見ているという事を。 最後は譲の席が隣に移り糸子と譲、遺影の善作が『完全に』一列に並ぶ。
「なあ、譲。キラキラを剥がされて剥き出しになってしもうた四十男の本性は(↓)」
https://i.imgur.com/1WDnjJ8.jpg
「アンタが思うてるより、もっと、ずっと綺麗なもんなんやで」
あの日、いつも母と二階で寝る父が何故、祖母の寝所で小さくなっていたのか。 神戸の祖父と不仲な事を知っていて往復で態度が変わっていた事も見ていたのに 何も解っていなかった糸子。善作も子供に戻ってハルさんに甘えたかった。 その気持ちを抑え、自分は家長であり娘達の父親なのだと一人耐えていた。 決して強い人ではなかった父、 それでも歯を食いしばり生涯に渡り自分を支えてくれた父を想う糸子。 玉枝さんと千代さん、『二人の母』を介し77年かけて、ここまで辿り着きました。
くぅさんの第3話のレビュー、本当にそうだと同意します。 でもそれを発達障害を想起させる人物(男の子も・・・)を配して描くのは「なんだかなぁ~」という気もしています。ドラマのメッセージには共感していて今期のドラマの中ではダントツに視聴を楽しみしているのですが。
『獣になれない私たち』第3話 #獣になれない私たち #けもなれ 見ている方の気持ちも試されるドラマ。
3話まで来て、晶はちっとも変わらず。
会社は母親に見つかるのが嫌で転職できないのかと思い込んでいたけれども、別にそういうことではないらしい。つまり、ズルズル行っているだけ。
京谷の元カノは人の荷物をオクに出したり、自分の面胴すら見られないのにペットを飼いだす始末。
「誰もがそう出来るわけじゃない」
というのは、よく分る。私自身が断捨離できない人間なので、このドラマはものすごく痛い。
でも、いつかは捨てなきゃならないんだよね……。
ラストの呉羽の行動が許せなく感じるのは、私自身が晶と京谷のハッピーエンドを望んでいるからなんだろうなぁと思った。
それは未練なんですよね。
新しい方向に踏み出す勇気は難しい。
ショーの最後に吉沢さんを見ている奈津。彼女の中に戦時にどん底だった自分を、 そして相変わらずのサルの小原には自分を立ち直らせてくれた玉枝さんを見る。
糸子視点では吉沢さんのヴィックは根岸先生を彷彿とさせて以下、 背の高い看護婦さん⇒サエ、妊婦さん⇒八重子さん、 神戸でショッピングが趣味のお婆ちゃん⇒貞子さん、 夫を亡くしたお婆ちゃん⇒千代さん。 小篠綾子さんが残した「私は沢山の宝物を貰った」という言葉の意味。 思い出に拘らなくなったのは思い出が心の一部となり形に拘らなくなったという事。 単細胞だった小原糸子がここまで心豊かな人間になった。
自分等はまだ理屈で捉えている所がありますが本放送時に年配女性のブログレビューで 『この病院ショーこそ神エピソード。皆、糸子の中に居るよ』 と本質を感覚で見抜いた意見があった事に驚かされました。
本作が後半に入りネット上で批判する意見が出てきたのは本物過ぎたという事。 某アニメ監督T氏が「アニメばかり観ては駄目」と苦言を呈したのに近い。 本を読み、舞台や映画といった性質の事なる脚本に触れ、何より家族間の問題や社会人 として苦い経験もあり、といった諸々の中で培われた『行間を読む』感覚がある人と 台詞中心に表面的作劇だけを見ているドラマ通な人で捉え方にどんどん差が出てくる。
戦時体験者が抱えた心の闇、それすらひっくるめた晩年の成熟。 制作側に人間心理に対する並外れた洞察があってこそありえた朝ドラの枠組みを 超えた傑作でした。こんなの、もう一回作れといっても絶対、無理!
結局、中坊の妄想ドラマかなぁ。
女教師のケツ追っかける事で頭一杯の男子生徒は実際、珍しくないでしょうが
高校生並の容姿と背丈で頭脳明晰ってねぇ。
俺はお前らとは違うんだよ気分に浸りたい感が満載。
この番組をリアルタイムで観る中坊の試験順位は下から数えたほうが早い。
チート設定で優秀なら『デスノ』の月ぐらい、でっかい事をやってくれ。
『僕らは奇跡でできている』第3話 #僕らは奇跡でできている #僕キセ やはり今期の面倒くさいドラマ群の答えを全部くれる存在だと思う。
人目など気にせず自分の生活に一生懸命になる事、毛をむしることなど忘れるくらい生活を充実させること。
好きな事を見つけること。他己評価を気にせず自分を愛する事。
嘘をついてついてきた子どもは親に怒られるのが嫌で、自由になるための嘘をつく。
親が「他の子」と自分の子を比べて落ち込むのも当たり前の事で、誰もそれは責めない。
自由に怒ればいい。いつか気づけばいい。
みんな誰かが悪いと責めることはなく、一輝さんと同じように自分を好きになれる世界を目指す。
とてつもなく優しくて、性善説に満ちている。
このドラマを見ていると自由への欲求が高まって、解放される気がする。
責任を追及される展開になりませんように。そういう方向にならないといいな。
『ぺっぴんさん』よりは重く、『カーネーション』よりは軽い戦時。
萬平さんの福子に対する呼び方が「お前」に変わっているのは 克子布美枝が茂を「ウチの人」と呼ぶようになっていったのを思い出す。 似た者母娘のやり取りに家族とは、こういうモノかと今になって納得したり 染まってきましたな…。
『ハラスメントゲーム』第2話 #ハラスメントゲーム 「若くてフレッシュ」な新人コンシェルジュたちが、社長から容姿ハラを受けたベテランパートたちの怒りを買う……という、女の職場あるあるハラ。
女の集団の中で長年働いてきた身には染みわたる面倒くささで胃が痛い。
けれども、「考えが甘い集団ストライキが悪い」とか「仕切るボスが悪い」という単純な構造で話が終わらなくて良かった。
やはり、井上由美子先生、色々な人間の痛みを知っているなぁ、と思う。
解決は上層部の派閥争い絡み……
最終的にはスカッと行きたいですね。楽しみにしてる。
糸子、伊達に歳は食っておらず。
「選ばれた勝ち組に患者さんの気持ちは分らない」的態度の総婦長に 「患者さんの助けになりたいんです。力を貸して下さい」と頭を下げて応じます。 岸和田を去る直前に皆で撮った記念写真を持ってきた八重子さんに 奈津と再会した際に言及しているのが伏線で 『千代さんの母性を受け継いだ優子にボロ負けして玉枝さんに泣きつく』 『玉枝さんと和解する時に脇に置いた勘助への悔恨と向き合う』経験が成熟して 戦時~戦後にかけて玉枝さんと決裂してから和解するまでの経験が完全に血肉となった。 当時、糸子は「根岸先生の教えと、かけ離れた所に来てしまった」と ぼやいてもいたので、これも今回のファッションショーに繋がると…。
結局、オノマチ糸子ラストとなる第22週のイベントが全て晩年の伏線。 玉枝さんが四半世紀ぶりに勘助に言及する⇒第23週。 自分の事を下に見出した優子&直子に腹を立て里香が居合わせる⇒第24週。 最終週に残っているのは千代さんが人生の最後に善作と再会しかない訳です(笑。
糸子の目指すべき到達点が善作にとって人生の師であるハルさんなら これが、その最後の1ピース。 ハルさんがどのような経緯でハルさんに至ったのかは不明ですが 『善作は案外、ヘタレ』 『ハルさんは意外と金(=商売)に煩い』 『夫は早くに亡くなったのか会話に全く出てこない』 これらは全て玉枝さんに共通する要素。 濱田マリのクランクアップ後に判明する『第二の母』の存在意義。 そりゃ、濱田さんも「カーネーション」イチオシになりますわ。 キャサリンと玉枝さんでは作品内での重要性が違う。
『下町ロケット』第2話 #下町ロケット 買収?特許侵害?業務協力?「やりたくてやってるんじゃないんだ!!」?お金ないけど人助け……
何かの再放送を見ているような気分に何度もさせられるけれども、「頑張る人を応援したい」「真剣な思いを救いたい」という熱さがなんとなく心地良くて、見たような気がするのも聞いたような気がするのもスルーしつつ見終るのだった……。
まぁ……だって、時代劇ってこんなもんですよね。
嫌いじゃないぜ!
…でも、もう少し他のパターンも欲しいぜ!
1話はひたすら、ツラい〜晶は絶対幸せになって!と願う展開でしたが、2話は別の意味でもっとツラかった 晶がBBQで焼いてる姿見て、彼女に理不尽に集まってくる要求は、彼女自身が引き寄せてるって思いました。飲み会のご注文聞きもやり過ぎ。良い子アピールにすら見てる。京谷とのことも、恋の始まりがアレなら幸せになれないでしょう。むしろ朱里に共感してしまう。仕事辞めてしんどい精神状態にいる朱里を裏切った京谷とそれに加担した晶 しかも晶は状況知ってたし この2人は良い人と思われてるらしいし自分でもそう思ってるかもしれないけど、根は割とロクデナシですよ、、、、
この先どうなるんだろう〜 野木さんだからきっと納得できる形にはしてくれると思うんだけど、全く予想できません。だから逆に楽しみです(^^)
『雲霧仁左衛門4』第7回 #雲霧仁左衛門 スピンオフだろうが何だろうが、このシリーズが好き。
「金に魅入られた者は金に滅ぶ」 「権力に魅入られた者は権力に滅ぶ」
悪政を許せなかった源八郎くんが取り込まれそうになった雲霧の正義は安部式部にもある。
わしは安部式部。 安部式部はわし。
追い追われる関係を止めればどちらもきっと楽なのに……
と思いつつ、今期も終わるのである。
オリジナルでもいいから続けてほしいんだ。また。
『結婚相手は抽選で』第3話 #結婚相手は抽選で そもそもが少子化対策なのだから、特に「結婚」しなくても精子と卵子を集めて国が育てればいいと思うのだった。研究や育てるための人材が必要になって就職難も一緒に解決。めでたい。
……という設定に根本からケチ付けても仕方ないのは、ともかく。
「犯罪者の血筋」は対象から除外されているのに子どもを生めない方が対象になっているのは本当におかしい。その対象の方々も「おかしい」ことが分かっている。抜けが大きすぎる法律。
国は個人の幸せや個性や傷などどうでもいいらしい。この辺は現実にも通ずる。もちろん個人個人を配慮していたら国は成り立たない。けれども、強制的に国事に参加されるという罰ゲーム設定はなんだかなぁ……。
極めてリアルな世界観と山田悠介的サバイバル世界がゴッチャになったものを見ているような感覚。
面白いけれども、モヤッとする。
立ちあがる主人公に期待。
『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐』第2話 #ドロ刑 初回ほどのどんでん返しの面白さは無かったけれども(ベッドは意外だったけど(笑))、ゆるく笑える話だった。
ケムさんがどんどん斑目くんのお父さん化していて、面白いし、13係のキャラもみんな可愛い。
あだ名が覚えきれないので、毎回あだ名をテロップで表示してください(爆)
「S」が誰だか気づき始めた皇子山くんとか、その辺がどう絡んで来るのか楽しみ。
『このマンガがすごい!』 第3回 森川葵の『NHKにようこそ!』 #このマンガがすごい モリリンがめちゃめちゃ可愛かった(笑)って以外はまぁ普通に面白かった。
原作は未読ですが、森川さんのこういうキャラは割と見ている気もします(笑)
実写化したらぜひやっていただきたい。原作、読んでみようかな。
お迎えが近い事をムシの知らせで感じたように若い世代向けにサロンを残す糸子。
146回は第7週で「娘に看板を残して去った」善作と同等の空気感を醸し出す唯一の回。
147回は、その行為の立脚点である第2週を理解した事を示す回。
個人的には全話の中でもトップ3の内容ですが同時にここまで、やるかと…。
撫子の会の中で父に言及。
善作が清三郎に「これからは洋服の時代」と宣告された11回の総括となるイベント。
更に父を喪った譲の相談相手を玉枝さんの如く買って出る糸子。第25週が伏線と…。
「譲、お前ナンボや?」「はぁ、45です」
そんなやり取りの後に思い出写真から更にその先の二階の改装に併せ(!)
一階に移し替えてきた家族の遺影まで糸子は視線を走らせる。
https://i.imgur.com/UL3khK6.jpg
直後、栄ノ助を含めた三人のカットが変化して画面右隅に思い出写真の一部が映る。
映像は示す。糸子と譲、遺影が『ぼぼ』一列に並んでいるという事を。
映像は語る。糸子は45才の譲越しに在りし日の父を見ているという事を。
最後は譲の席が隣に移り糸子と譲、遺影の善作が『完全に』一列に並ぶ。
「なあ、譲。キラキラを剥がされて剥き出しになってしもうた四十男の本性は(↓)」
https://i.imgur.com/1WDnjJ8.jpg
「アンタが思うてるより、もっと、ずっと綺麗なもんなんやで」
あの日、いつも母と二階で寝る父が何故、祖母の寝所で小さくなっていたのか。
神戸の祖父と不仲な事を知っていて往復で態度が変わっていた事も見ていたのに
何も解っていなかった糸子。善作も子供に戻ってハルさんに甘えたかった。
その気持ちを抑え、自分は家長であり娘達の父親なのだと一人耐えていた。
決して強い人ではなかった父、
それでも歯を食いしばり生涯に渡り自分を支えてくれた父を想う糸子。
玉枝さんと千代さん、『二人の母』を介し77年かけて、ここまで辿り着きました。
くぅさんの第3話のレビュー、本当にそうだと同意します。
でもそれを発達障害を想起させる人物(男の子も・・・)を配して描くのは「なんだかなぁ~」という気もしています。ドラマのメッセージには共感していて今期のドラマの中ではダントツに視聴を楽しみしているのですが。
『獣になれない私たち』第3話 #獣になれない私たち #けもなれ
見ている方の気持ちも試されるドラマ。
3話まで来て、晶はちっとも変わらず。
会社は母親に見つかるのが嫌で転職できないのかと思い込んでいたけれども、別にそういうことではないらしい。つまり、ズルズル行っているだけ。
京谷の元カノは人の荷物をオクに出したり、自分の面胴すら見られないのにペットを飼いだす始末。
「誰もがそう出来るわけじゃない」
というのは、よく分る。私自身が断捨離できない人間なので、このドラマはものすごく痛い。
でも、いつかは捨てなきゃならないんだよね……。
ラストの呉羽の行動が許せなく感じるのは、私自身が晶と京谷のハッピーエンドを望んでいるからなんだろうなぁと思った。
それは未練なんですよね。
新しい方向に踏み出す勇気は難しい。
ショーの最後に吉沢さんを見ている奈津。彼女の中に戦時にどん底だった自分を、
そして相変わらずのサルの小原には自分を立ち直らせてくれた玉枝さんを見る。
糸子視点では吉沢さんのヴィックは根岸先生を彷彿とさせて以下、
背の高い看護婦さん⇒サエ、妊婦さん⇒八重子さん、
神戸でショッピングが趣味のお婆ちゃん⇒貞子さん、
夫を亡くしたお婆ちゃん⇒千代さん。
小篠綾子さんが残した「私は沢山の宝物を貰った」という言葉の意味。
思い出に拘らなくなったのは思い出が心の一部となり形に拘らなくなったという事。
単細胞だった小原糸子がここまで心豊かな人間になった。
自分等はまだ理屈で捉えている所がありますが本放送時に年配女性のブログレビューで
『この病院ショーこそ神エピソード。皆、糸子の中に居るよ』
と本質を感覚で見抜いた意見があった事に驚かされました。
本作が後半に入りネット上で批判する意見が出てきたのは本物過ぎたという事。
某アニメ監督T氏が「アニメばかり観ては駄目」と苦言を呈したのに近い。
本を読み、舞台や映画といった性質の事なる脚本に触れ、何より家族間の問題や社会人
として苦い経験もあり、といった諸々の中で培われた『行間を読む』感覚がある人と
台詞中心に表面的作劇だけを見ているドラマ通な人で捉え方にどんどん差が出てくる。
戦時体験者が抱えた心の闇、それすらひっくるめた晩年の成熟。
制作側に人間心理に対する並外れた洞察があってこそありえた朝ドラの枠組みを
超えた傑作でした。こんなの、もう一回作れといっても絶対、無理!
結局、中坊の妄想ドラマかなぁ。
女教師のケツ追っかける事で頭一杯の男子生徒は実際、珍しくないでしょうが
高校生並の容姿と背丈で頭脳明晰ってねぇ。
俺はお前らとは違うんだよ気分に浸りたい感が満載。
この番組をリアルタイムで観る中坊の試験順位は下から数えたほうが早い。
チート設定で優秀なら『デスノ』の月ぐらい、でっかい事をやってくれ。
『僕らは奇跡でできている』第3話 #僕らは奇跡でできている #僕キセ
やはり今期の面倒くさいドラマ群の答えを全部くれる存在だと思う。
人目など気にせず自分の生活に一生懸命になる事、毛をむしることなど忘れるくらい生活を充実させること。
好きな事を見つけること。他己評価を気にせず自分を愛する事。
嘘をついてついてきた子どもは親に怒られるのが嫌で、自由になるための嘘をつく。
親が「他の子」と自分の子を比べて落ち込むのも当たり前の事で、誰もそれは責めない。
自由に怒ればいい。いつか気づけばいい。
みんな誰かが悪いと責めることはなく、一輝さんと同じように自分を好きになれる世界を目指す。
とてつもなく優しくて、性善説に満ちている。
このドラマを見ていると自由への欲求が高まって、解放される気がする。
責任を追及される展開になりませんように。そういう方向にならないといいな。
『ぺっぴんさん』よりは重く、『カーネーション』よりは軽い戦時。
萬平さんの福子に対する呼び方が「お前」に変わっているのは
克子布美枝が茂を「ウチの人」と呼ぶようになっていったのを思い出す。似た者母娘のやり取りに家族とは、こういうモノかと今になって納得したり
染まってきましたな…。
『ハラスメントゲーム』第2話 #ハラスメントゲーム
「若くてフレッシュ」な新人コンシェルジュたちが、社長から容姿ハラを受けたベテランパートたちの怒りを買う……という、女の職場あるあるハラ。
女の集団の中で長年働いてきた身には染みわたる面倒くささで胃が痛い。
けれども、「考えが甘い集団ストライキが悪い」とか「仕切るボスが悪い」という単純な構造で話が終わらなくて良かった。
やはり、井上由美子先生、色々な人間の痛みを知っているなぁ、と思う。
解決は上層部の派閥争い絡み……
最終的にはスカッと行きたいですね。楽しみにしてる。
糸子、伊達に歳は食っておらず。
「選ばれた勝ち組に患者さんの気持ちは分らない」的態度の総婦長に
「患者さんの助けになりたいんです。力を貸して下さい」と頭を下げて応じます。
岸和田を去る直前に皆で撮った記念写真を持ってきた八重子さんに
奈津と再会した際に言及しているのが伏線で
『千代さんの母性を受け継いだ優子にボロ負けして玉枝さんに泣きつく』
『玉枝さんと和解する時に脇に置いた勘助への悔恨と向き合う』経験が成熟して
戦時~戦後にかけて玉枝さんと決裂してから和解するまでの経験が完全に血肉となった。
当時、糸子は「根岸先生の教えと、かけ離れた所に来てしまった」と
ぼやいてもいたので、これも今回のファッションショーに繋がると…。
結局、オノマチ糸子ラストとなる第22週のイベントが全て晩年の伏線。
玉枝さんが四半世紀ぶりに勘助に言及する⇒第23週。
自分の事を下に見出した優子&直子に腹を立て里香が居合わせる⇒第24週。
最終週に残っているのは千代さんが人生の最後に善作と再会しかない訳です(笑。
糸子の目指すべき到達点が善作にとって人生の師であるハルさんなら
これが、その最後の1ピース。
ハルさんがどのような経緯でハルさんに至ったのかは不明ですが
『善作は案外、ヘタレ』
『ハルさんは意外と金(=商売)に煩い』
『夫は早くに亡くなったのか会話に全く出てこない』
これらは全て玉枝さんに共通する要素。
濱田マリのクランクアップ後に判明する『第二の母』の存在意義。
そりゃ、濱田さんも「カーネーション」イチオシになりますわ。
キャサリンと玉枝さんでは作品内での重要性が違う。
『下町ロケット』第2話 #下町ロケット
買収?特許侵害?業務協力?「やりたくてやってるんじゃないんだ!!」?お金ないけど人助け……
何かの再放送を見ているような気分に何度もさせられるけれども、「頑張る人を応援したい」「真剣な思いを救いたい」という熱さがなんとなく心地良くて、見たような気がするのも聞いたような気がするのもスルーしつつ見終るのだった……。
まぁ……だって、時代劇ってこんなもんですよね。
嫌いじゃないぜ!
…でも、もう少し他のパターンも欲しいぜ!
1話はひたすら、ツラい〜晶は絶対幸せになって!と願う展開でしたが、2話は別の意味でもっとツラかった
晶がBBQで焼いてる姿見て、彼女に理不尽に集まってくる要求は、彼女自身が引き寄せてるって思いました。飲み会のご注文聞きもやり過ぎ。良い子アピールにすら見てる。京谷とのことも、恋の始まりがアレなら幸せになれないでしょう。むしろ朱里に共感してしまう。仕事辞めてしんどい精神状態にいる朱里を裏切った京谷とそれに加担した晶 しかも晶は状況知ってたし この2人は良い人と思われてるらしいし自分でもそう思ってるかもしれないけど、根は割とロクデナシですよ、、、、
この先どうなるんだろう〜 野木さんだからきっと納得できる形にはしてくれると思うんだけど、全く予想できません。だから逆に楽しみです(^^)
『雲霧仁左衛門4』第7回 #雲霧仁左衛門
スピンオフだろうが何だろうが、このシリーズが好き。
「金に魅入られた者は金に滅ぶ」
「権力に魅入られた者は権力に滅ぶ」
悪政を許せなかった源八郎くんが取り込まれそうになった雲霧の正義は安部式部にもある。
わしは安部式部。
安部式部はわし。
追い追われる関係を止めればどちらもきっと楽なのに……
と思いつつ、今期も終わるのである。
オリジナルでもいいから続けてほしいんだ。また。
『結婚相手は抽選で』第3話 #結婚相手は抽選で
そもそもが少子化対策なのだから、特に「結婚」しなくても精子と卵子を集めて国が育てればいいと思うのだった。研究や育てるための人材が必要になって就職難も一緒に解決。めでたい。
……という設定に根本からケチ付けても仕方ないのは、ともかく。
「犯罪者の血筋」は対象から除外されているのに子どもを生めない方が対象になっているのは本当におかしい。その対象の方々も「おかしい」ことが分かっている。抜けが大きすぎる法律。
国は個人の幸せや個性や傷などどうでもいいらしい。この辺は現実にも通ずる。もちろん個人個人を配慮していたら国は成り立たない。けれども、強制的に国事に参加されるという罰ゲーム設定はなんだかなぁ……。
極めてリアルな世界観と山田悠介的サバイバル世界がゴッチャになったものを見ているような感覚。
面白いけれども、モヤッとする。
立ちあがる主人公に期待。
『ドロ刑 ‐警視庁捜査三課‐』第2話 #ドロ刑
初回ほどのどんでん返しの面白さは無かったけれども(ベッドは意外だったけど(笑))、ゆるく笑える話だった。
ケムさんがどんどん斑目くんのお父さん化していて、面白いし、13係のキャラもみんな可愛い。
あだ名が覚えきれないので、毎回あだ名をテロップで表示してください(爆)
「S」が誰だか気づき始めた皇子山くんとか、その辺がどう絡んで来るのか楽しみ。
『このマンガがすごい!』 第3回 森川葵の『NHKにようこそ!』 #このマンガがすごい
モリリンがめちゃめちゃ可愛かった(笑)って以外はまぁ普通に面白かった。
原作は未読ですが、森川さんのこういうキャラは割と見ている気もします(笑)
実写化したらぜひやっていただきたい。原作、読んでみようかな。