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こっちは娘とその恋人まで夜逃げ人生送りそうで逆に4話で話が纏まるのかと。 「大全力」が長丁場は続かないといってしまえば、それまで?
しかし、「両親のように冴えない人生を送りたくない」というエマななみちゃん。 親を尊敬して見習いたいと思っても、反面教師としてなるまいと思っても 結果だけを見て過程を研究しないと、上手くいかないものです。 良く言えば人が良い、悪く言えば人を見る目が無い所は親譲り…。
『あなたの番です』第1話 #あなたの番です 交換殺人の話だと聞いていたので、このマンションに入ること自体が交換殺人の条件なのかと思っていたのですが、どうなんでしょ。
とりあえず、主人公夫婦のどちらかがどちらかと考えると、集会に出たナナではなくて、夫の翔太の方かな。婚姻届を出したいのは財産狙い。
……というか、毎週1人誰かが死ぬのを名物にしたいらしいですが、引っ越し初日のあの毒々しい集会は急ぎ過ぎじゃないでしょうか。半年も連ドラするのに(笑)
秋元せんせー企画ということで、どんどん破綻しなければいいなって思ってます。
とりあえず、次回も見ようかなとは思えました(安藤政信も出てるし!!!)
一番、濃い竹中直人がいきなり死亡! 初回のインパクトで引き込みたいのは解りますがイキナリ切り札使っていない? とにかくキャラを沢山、出す事に腐心してストーリー密度がかなり低かった第一回。
竹中氏を筆頭に田中、生瀬、三倉佳奈ぐらいはキャストで覚えられるけど後は 全員を胡散臭く見せたい演出が空回っている印象。 そもそも母親と息子に見られてもおかしくない主人公夫婦も 少し猜疑心の色眼鏡をかけて見れば充分、胡散臭い。 これで2クール、引っ張るの? 例によってHuHu配信でしか解らないストーリーというのも最近、セコイなぁ…。
正午の「官兵衛」枠から早朝再放送に。シリーズ認知度を高めるというより 地上波夕方の朝ドラ同様、『ファンの人は観たかったらどうぞ』で少し投げやり?
20世紀最後の大河。総決算なのか二番煎じなのか。 前世紀はドラマ作り優先で力量のある役者は何度も主役級を演じている。 ただ彼らも年は取るし、引き出しにも限界はある。(漫画家と同じか) 過去の当たり役の印象が強いほど新たな個性や存在感を出すのも難しい。 ジェームス脚本で津川雅彦の家康というと「政宗」を思い出しますが 髭の蓄えが増して、演技も仰々しさが目立つでしょうか。 まー、対峙する淀が小川真由美だし。妹の江も岩下志麻だし。 父や姉さん女房に頭が上がらない秀忠役の西田敏行が見せるヘタレぶりと 要所での戦国武将らしさの二面性が一番、新鮮かも。
でも家康が褌姿で秀忠に詰め寄ったり、「吉宗」は合戦の無い時代で こういうコミカル演出はテンションを保つのに重要でしたが本作はやり過ぎに見え ナチュラル感のある三谷作品に比べてもウケ狙い感が強い。 中村梅雀演じる徳川史編纂を行っている光圀がナレーション役ですが直に登場して 時代性無視で外来語を平気で使ったり最近、こういう作品を観た事があります(笑。 本作も序盤は津川&西田のW主演、女性陣も小川&岩下&草笛で 合戦もやっているのですが、これが終盤の家光治世になると…だったりする。
ショーケンさんの遺作となった現行大河はストックホルム編以後はどうなるか。 しばらく大河はこの二本で観ていきます。
面白い面白いって、あっちこっちで目にしたので、視聴。いやあ〜、楽しいドラマ!BL物とか…かなり苦手って決め付けている感の有る私です…時代について行けぬ…ですが、田中美佐子さんちの家族の反応が、新鮮っていうか…こんな感じの応対が自然に出来るのって、良い感じ!原作知らなくても、すっかり魅了されました。甘い物は苦手なので、苺ジャムは、残念ながら……。
月9が期待はずれで1話めは今期一番の面白さでした。山Pの役も今までで一番好きかもしれません。(もう少し声を張ってくれるともっといいんだけど)
『きのう何食べた?』第2話 #きのう何食べた #何食べ スタッフは「原作を大切にドラマを作る」と何かで読んだ気がします。本当に、あれがそのまま実写になって動いている気がします。
キャスティングの段階では、佳代子さんが田中美佐子さん?と思っていたのですが、見るほどにハマっていました。(しかし、近隣で襲われる事件が起きているという下りが抜けたので、ただの被害妄想過剰なおばさんみたいになっちゃってました(笑))
まぁ、本当に2話目にして内野さんの演技力の高さと器用さにますます目を奪われています。人が変わるんだもんなぁ。
ジャムは上手くいったことがないのですが、またやってみようかな、と思いました。ホント、料理がしたくなるドラマです。
『インハンド』第1話 #インハンド 見終って、すぐに「面白かったーー」と言ってしまいました(笑)医療ものも疫病・寄生虫も目新しいわけではないけれども、切り口として新鮮でした。
このドラマでたくさん新しい知識を得られそうな気がします。原作者の先生もきっとたくさん勉強していらっしゃるのでしょう。
映像的にちょっとキツい「虫」部分はかわゆいアニメで作られ、そこも違和感なかった。
何よりも、紐倉、高家、牧野のトリオのやり取りが楽しい。見ていたいと思えるキャラクターたち。
説教臭くなりがちな事件解決部分も、見応え聞き応えありました。劇伴がとても良いので見ている側も自然に盛り上がれます。
さすが手堅いスタッフだなぁと思いました。
紐倉せんせーの動物部屋には『ファンタビ』のスキャマンダー先生の魔法動物部屋を思い出しました。楽しい。
義手の説明も楽しみにしています。
ストロベリーナイト・サーガ 第1話 同じ話をやるにしても、もう少し雰囲気や設定を変えるのかなぁと思っていたんですけど、直球勝負だとオリジナルに思い入れのある人にとっては疑問しか浮かばないですよね。今回はダブル主演ということなので、これからはもう少し亀梨が前に出てくると思うけど、このままだと厳しいです。話自体は面白いので(といっても映像化された話は事前に内容が分かっちゃってますが)オリジナル未見の人にとってはいいのかもしれないですけどね。竹内結子がいかにこの役にハマっていたかを再確認する2時間でした。
複数の原作小説をハイブリットさせたり、ドラマありきで原作執筆を依頼したりだった 大河ドラマも20世紀末になると息切れ&ネタ切れ感が。司馬遼太郎原作付きですが、 その原作者に「頭が切れる故にその場の思い付きに飛びついてしまう」等と 酷評されている徳川慶喜は大河ドラマの主役向きとは思えない。 (本作でも島津公に「自分の立場が大事なだけで信念など無い」と言われているが…)
城下に趣き火消し親方夫婦と懇意になるのは「暴れん坊将軍」にあやかっているのか (数年前に制作された「吉宗」は逆に差別化を図って成功した) しかし女房のれんによる語り口「慶喜さん」「あちきらには関わり無い事だけどさ」 「後で知ったんだけど」等、視聴者に主人公への親近感を持ってもらおうという演出が 逆にオバチャンの井戸端会議のようでテンションが下がりました。
主演の本木雅弘は慶喜のイメージにはあっていましたが面白味に欠け 兄役の内野聖陽や養母役の岸田今日子の方が印象に残った作品。
あれ、リメイクなのですか。 旧作の予備知識無しで観ましたが前半はメンバー同士の個性や関係性が曖昧で 後半は犯人判明後の展開が間延びして初回SPにしても75~90分程度の内容では…?
江口洋介がそれ程、有能ではなくパワハラ&セクハラな言動だけど 「お嬢ちゃん」「仲良しグループ」の言葉に妙に説得力があって 態度&人間がデカく見えてしまう。要するに他のキャスト&キャラの存在感がね。
『向かいのバズる家族』第2話 #向かいのバズる家族 #ムカバズ 平成最後のクール。SNSを描くドラマや映画は飽和状態です、が、ピントがずれている物も多い。でも、このドラマは本当によく描いていると思います。
家族に見られていない母は動画で見られていることに生き甲斐を持ち、姉は他人の不幸の上にバズったことでヒロイン気分を味わっている。創作現場にいる父はSNSを恐れ、弟はよくあるネット正義感からTL監視人になっている。
子どもたちが成長しきった家族は一緒の家に住みながらバラバラ。みんな、それぞれに孤独。
リアリティありありな設定に、ナマハゲチョップとミュージカルの気持ち悪いファンタジー演出、最高に面白い!!
今のところ、今期、1、2の面白さです。先が読めないのもいい。楽しみです!
「ストロベリーナイト・サーガ」1話 年をとると1年前のことなど昨日のことに思え、7年前のことは一週間前に思えてしまい・・・ ということで、前作を知っていると、そうそうこんな内容だったと意外と鮮明に思い出されて新鮮味がなかったのが残念。 主要登場人物が若すぎるイケメンすぎる!すぎる!すぎるぞーーー!(笑) ストロベリーナイト「サーガ」と付けのだから映像化されていない原作が観たいです。 なのに来週は「ソウルケイジ」なのね・・・(汗)
『ストロベリーナイト・サーガ』第1話 #ストロベリーナイトサーガ キャストはみんな好きなのですが……あの前作を知っている身としては、覚悟していた以上の違和感でした。
あれほど好きだったドラマのキャラクターが同名同位置で違う外見で出て来るのだから、もう、違う顔の家族が帰って来るようなもんです!
「慣れること」に全神経を注ぐ初回……そういう意味では、以前と全く同じストーリーが来たことは話に集中しなくてもいい分助かったのかも(いいのか、それで(笑))
リメイクには後10年くらい早かったのではないでしょうかね……前作の内容も見ている内にどんどん鮮明になってきて、犯人分っちゃってます状態でした。
前作レビュー→
https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-2479.html
初見の人にとっては、もしかしたら面白かったかも…と思える意外性はあると思います(だって、でも、それは原作由来だから…)
まだ見ていない話もやるはず!なので、一応見ます(しかし次回は前作の第9話(確か)です…)
バブル崩壊の余波なのか?だった日野富子を主役にした3クール大河。 長らく最低視聴率記録タイトルホルダー作でもありました。 ただ酒呑童子に孕まされた日野家の私生児という設定は創作であっても面白く 目を患い入れ替わりで放逐される妹富子=森女との関係など 北条政子がヒロインな「草燃える」からの影響と、後年の「平清盛」への影響が窺える。 キャラも京マチ子演じる日野重子、萬屋錦之介による山名宗全、野村萬斎の細川勝元、 草刈正雄の真田パパ日野勝光と粒ぞろい。能楽文化や呪術風習の演出も良好。 大体、マイナー時代のダークな作劇で低視聴率は当たり前。
もっとも幼少期を過ごした里の思い出を鬼女である富子のリミッターとした事が アンチテーゼ的立場である森女との関係も含め主役の存在を中途半端にしたでしょうか。 「草燃える」ではオリキャラの伊東祐之が政子を巡って源頼朝に憎悪をたぎらせるも 最終的には憎しみも権力欲も捨て去り盲目の琵琶法師になる様を 親友で好青年だった北条義時が権力の亡者と化していくのと対比させて描いた。 https://i.imgur.com/52NSQTQ.jpg この例になぞらえれば、富子の義兄にして初恋の幼馴染である伊吹三郎を森女と添わせ 富と権力を掌握した主人公が最も望んだ物を手に入れる彼女こそ真の勝者とすべきが 夫の義政や細川勝元が森女になびく一方、肝心の治五郎先生三郎は律儀に独身。
この辺りは脚本の市川森一がヒューマニズム路線である故の限界だったでしょうか。 同氏には子供の頃からウルトラシリーズで、お世話になっているし 「黄金の日日」や「風の隼人」等、主人公が反体制派の作品は面白いのですが 「草燃える」や「平清盛」のように体制派主人公を権力批判的テーマの 反面教師にするほど突き抜けた動かしかたが出来なかったようです。
こっちは娘とその恋人まで夜逃げ人生送りそうで逆に4話で話が纏まるのかと。
「大全力」が長丁場は続かないといってしまえば、それまで?
しかし、「両親のように冴えない人生を送りたくない」という
エマななみちゃん。親を尊敬して見習いたいと思っても、反面教師としてなるまいと思っても
結果だけを見て過程を研究しないと、上手くいかないものです。
良く言えば人が良い、悪く言えば人を見る目が無い所は親譲り…。
『あなたの番です』第1話 #あなたの番です
交換殺人の話だと聞いていたので、このマンションに入ること自体が交換殺人の条件なのかと思っていたのですが、どうなんでしょ。
とりあえず、主人公夫婦のどちらかがどちらかと考えると、集会に出たナナではなくて、夫の翔太の方かな。婚姻届を出したいのは財産狙い。
……というか、毎週1人誰かが死ぬのを名物にしたいらしいですが、引っ越し初日のあの毒々しい集会は急ぎ過ぎじゃないでしょうか。半年も連ドラするのに(笑)
秋元せんせー企画ということで、どんどん破綻しなければいいなって思ってます。
とりあえず、次回も見ようかなとは思えました(安藤政信も出てるし!!!)
一番、濃い竹中直人がいきなり死亡!
初回のインパクトで引き込みたいのは解りますがイキナリ切り札使っていない?
とにかくキャラを沢山、出す事に腐心してストーリー密度がかなり低かった第一回。
竹中氏を筆頭に田中、生瀬、三倉佳奈ぐらいはキャストで覚えられるけど後は
全員を胡散臭く見せたい演出が空回っている印象。
そもそも母親と息子に見られてもおかしくない主人公夫婦も
少し猜疑心の色眼鏡をかけて見れば充分、胡散臭い。
これで2クール、引っ張るの?
例によってHuHu配信でしか解らないストーリーというのも最近、セコイなぁ…。
正午の「官兵衛」枠から早朝再放送に。シリーズ認知度を高めるというより
地上波夕方の朝ドラ同様、『ファンの人は観たかったらどうぞ』で少し投げやり?
20世紀最後の大河。総決算なのか二番煎じなのか。
前世紀はドラマ作り優先で力量のある役者は何度も主役級を演じている。
ただ彼らも年は取るし、引き出しにも限界はある。(漫画家と同じか)
過去の当たり役の印象が強いほど新たな個性や存在感を出すのも難しい。
ジェームス脚本で津川雅彦の家康というと「政宗」を思い出しますが
髭の蓄えが増して、演技も仰々しさが目立つでしょうか。
まー、対峙する淀が小川真由美だし。妹の江も岩下志麻だし。
父や姉さん女房に頭が上がらない秀忠役の西田敏行が見せるヘタレぶりと
要所での戦国武将らしさの二面性が一番、新鮮かも。
でも家康が褌姿で秀忠に詰め寄ったり、「吉宗」は合戦の無い時代で
こういうコミカル演出はテンションを保つのに重要でしたが本作はやり過ぎに見え
ナチュラル感のある三谷作品に比べてもウケ狙い感が強い。
中村梅雀演じる徳川史編纂を行っている光圀がナレーション役ですが直に登場して
時代性無視で外来語を平気で使ったり最近、こういう作品を観た事があります(笑。
本作も序盤は津川&西田のW主演、女性陣も小川&岩下&草笛で
合戦もやっているのですが、これが終盤の家光治世になると…だったりする。
ショーケンさんの遺作となった現行大河はストックホルム編以後はどうなるか。
しばらく大河はこの二本で観ていきます。
面白い面白いって、あっちこっちで目にしたので、視聴。いやあ〜、楽しいドラマ!BL物とか…かなり苦手って決め付けている感の有る私です…時代について行けぬ…ですが、田中美佐子さんちの家族の反応が、新鮮っていうか…こんな感じの応対が自然に出来るのって、良い感じ!原作知らなくても、すっかり魅了されました。甘い物は苦手なので、苺ジャムは、残念ながら……。
月9が期待はずれで1話めは今期一番の面白さでした。山Pの役も今までで一番好きかもしれません。(もう少し声を張ってくれるともっといいんだけど)
『きのう何食べた?』第2話 #きのう何食べた #何食べ
スタッフは「原作を大切にドラマを作る」と何かで読んだ気がします。本当に、あれがそのまま実写になって動いている気がします。
キャスティングの段階では、佳代子さんが田中美佐子さん?と思っていたのですが、見るほどにハマっていました。(しかし、近隣で襲われる事件が起きているという下りが抜けたので、ただの被害妄想過剰なおばさんみたいになっちゃってました(笑))
まぁ、本当に2話目にして内野さんの演技力の高さと器用さにますます目を奪われています。人が変わるんだもんなぁ。
ジャムは上手くいったことがないのですが、またやってみようかな、と思いました。ホント、料理がしたくなるドラマです。
『インハンド』第1話 #インハンド
見終って、すぐに「面白かったーー」と言ってしまいました(笑)医療ものも疫病・寄生虫も目新しいわけではないけれども、切り口として新鮮でした。
このドラマでたくさん新しい知識を得られそうな気がします。原作者の先生もきっとたくさん勉強していらっしゃるのでしょう。
映像的にちょっとキツい「虫」部分はかわゆいアニメで作られ、そこも違和感なかった。
何よりも、紐倉、高家、牧野のトリオのやり取りが楽しい。見ていたいと思えるキャラクターたち。
説教臭くなりがちな事件解決部分も、見応え聞き応えありました。劇伴がとても良いので見ている側も自然に盛り上がれます。
さすが手堅いスタッフだなぁと思いました。
紐倉せんせーの動物部屋には『ファンタビ』のスキャマンダー先生の魔法動物部屋を思い出しました。楽しい。
義手の説明も楽しみにしています。
ストロベリーナイト・サーガ 第1話
同じ話をやるにしても、もう少し雰囲気や設定を変えるのかなぁと思っていたんですけど、直球勝負だとオリジナルに思い入れのある人にとっては疑問しか浮かばないですよね。今回はダブル主演ということなので、これからはもう少し亀梨が前に出てくると思うけど、このままだと厳しいです。話自体は面白いので(といっても映像化された話は事前に内容が分かっちゃってますが)オリジナル未見の人にとってはいいのかもしれないですけどね。竹内結子がいかにこの役にハマっていたかを再確認する2時間でした。
複数の原作小説をハイブリットさせたり、ドラマありきで原作執筆を依頼したりだった
大河ドラマも20世紀末になると息切れ&ネタ切れ感が。司馬遼太郎原作付きですが、
その原作者に「頭が切れる故にその場の思い付きに飛びついてしまう」等と
酷評されている徳川慶喜は大河ドラマの主役向きとは思えない。
(本作でも島津公に「自分の立場が大事なだけで信念など無い」と言われているが…)
城下に趣き火消し親方夫婦と懇意になるのは「暴れん坊将軍」にあやかっているのか
(数年前に制作された「吉宗」は逆に差別化を図って成功した)
しかし女房のれんによる語り口「慶喜さん」「あちきらには関わり無い事だけどさ」
「後で知ったんだけど」等、視聴者に主人公への親近感を持ってもらおうという演出が
逆にオバチャンの井戸端会議のようでテンションが下がりました。
主演の本木雅弘は慶喜のイメージにはあっていましたが面白味に欠け
兄役の内野聖陽や養母役の岸田今日子の方が印象に残った作品。
あれ、リメイクなのですか。
旧作の予備知識無しで観ましたが前半はメンバー同士の個性や関係性が曖昧で
後半は犯人判明後の展開が間延びして初回SPにしても75~90分程度の内容では…?
江口洋介がそれ程、有能ではなくパワハラ&セクハラな言動だけど
「お嬢ちゃん」「仲良しグループ」の言葉に妙に説得力があって
態度&人間がデカく見えてしまう。要するに他のキャスト&キャラの存在感がね。
『向かいのバズる家族』第2話 #向かいのバズる家族 #ムカバズ
平成最後のクール。SNSを描くドラマや映画は飽和状態です、が、ピントがずれている物も多い。でも、このドラマは本当によく描いていると思います。
家族に見られていない母は動画で見られていることに生き甲斐を持ち、姉は他人の不幸の上にバズったことでヒロイン気分を味わっている。創作現場にいる父はSNSを恐れ、弟はよくあるネット正義感からTL監視人になっている。
子どもたちが成長しきった家族は一緒の家に住みながらバラバラ。みんな、それぞれに孤独。
リアリティありありな設定に、ナマハゲチョップとミュージカルの気持ち悪いファンタジー演出、最高に面白い!!
今のところ、今期、1、2の面白さです。先が読めないのもいい。楽しみです!
「ストロベリーナイト・サーガ」1話
年をとると1年前のことなど昨日のことに思え、7年前のことは一週間前に思えてしまい・・・
ということで、前作を知っていると、そうそうこんな内容だったと意外と鮮明に思い出されて新鮮味がなかったのが残念。
主要登場人物が若すぎるイケメンすぎる!すぎる!すぎるぞーーー!(笑)
ストロベリーナイト「サーガ」と付けのだから映像化されていない原作が観たいです。
なのに来週は「ソウルケイジ」なのね・・・(汗)
『ストロベリーナイト・サーガ』第1話 #ストロベリーナイトサーガ
キャストはみんな好きなのですが……あの前作を知っている身としては、覚悟していた以上の違和感でした。
あれほど好きだったドラマのキャラクターが同名同位置で違う外見で出て来るのだから、もう、違う顔の家族が帰って来るようなもんです!
「慣れること」に全神経を注ぐ初回……そういう意味では、以前と全く同じストーリーが来たことは話に集中しなくてもいい分助かったのかも(いいのか、それで(笑))
リメイクには後10年くらい早かったのではないでしょうかね……前作の内容も見ている内にどんどん鮮明になってきて、犯人分っちゃってます状態でした。
前作レビュー→
https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-2479.html
初見の人にとっては、もしかしたら面白かったかも…と思える意外性はあると思います(だって、でも、それは原作由来だから…)
まだ見ていない話もやるはず!なので、一応見ます(しかし次回は前作の第9話(確か)です…)
バブル崩壊の余波なのか?だった日野富子を主役にした3クール大河。
長らく最低視聴率記録タイトルホルダー作でもありました。
ただ酒呑童子に孕まされた日野家の私生児という設定は創作であっても面白く
目を患い入れ替わりで放逐される妹富子=森女との関係など
北条政子がヒロインな「草燃える」からの影響と、後年の「平清盛」への影響が窺える。
キャラも京マチ子演じる日野重子、萬屋錦之介による山名宗全、野村萬斎の細川勝元、
草刈正雄の
真田パパ日野勝光と粒ぞろい。能楽文化や呪術風習の演出も良好。大体、マイナー時代のダークな作劇で低視聴率は当たり前。
もっとも幼少期を過ごした里の思い出を鬼女である富子のリミッターとした事が
アンチテーゼ的立場である森女との関係も含め主役の存在を中途半端にしたでしょうか。
「草燃える」ではオリキャラの伊東祐之が政子を巡って源頼朝に憎悪をたぎらせるも
最終的には憎しみも権力欲も捨て去り盲目の琵琶法師になる様を
親友で好青年だった北条義時が権力の亡者と化していくのと対比させて描いた。
https://i.imgur.com/52NSQTQ.jpg
この例になぞらえれば、富子の義兄にして初恋の幼馴染である伊吹三郎を森女と添わせ
富と権力を掌握した主人公が最も望んだ物を手に入れる彼女こそ真の勝者とすべきが
夫の義政や細川勝元が森女になびく一方、肝心の
治五郎先生三郎は律儀に独身。この辺りは脚本の市川森一がヒューマニズム路線である故の限界だったでしょうか。
同氏には子供の頃からウルトラシリーズで、お世話になっているし
「黄金の日日」や「風の隼人」等、主人公が反体制派の作品は面白いのですが
「草燃える」や「平清盛」のように体制派主人公を権力批判的テーマの
反面教師にするほど突き抜けた動かしかたが出来なかったようです。