みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
『カーネーション』113・114話 #カーネーション 114話の終盤。この回の、リエを抱いて現れた優子がもう神々しくて。新山千春、なんなの!!って思ったのをよく覚えている。大好きなシーンの1つ。
優子と直子が新しいモードの世界をお互いに理解し、仲が悪くても同志として、そして姉妹として共鳴し合っていることをシミジミと感じ取る聡子。
前回の「もう、さびしい」が効いてくる。
テニスの大きな大会でどんなに優勝を重ねても、その苦労を解ってくれる人も喜んでくれる人も家にはおらず。
ああ、「面倒くさい」は寂しくて可哀想、といつも思いながら生きてきたけれども、「機嫌良くて手が掛からない」も可哀想なんだな……と親として理解する。
聡子も見てやれよ、ダメだな糸子……とは思うものの、そんな表面だけの苦労を慰められたり誉められたりしても意味がないんだよね。
この家で一番輝くのは服飾に対する賞状で、その苦労しかみんな理解してくれない。当たり前。
職業婦人の話であり、親子の話であり、そして家族と服飾の歴史であるこのドラマのテーマはここより前の時代からこの先の時代まで普遍的に存在し続ける。
だから、いつまでも懐かしくて新しい。
台風や地震のため優子が一区切りついて直子&聡子パートからスタートという皮肉。 しかし今週は2日だ。後番組は未見作で無い限り観ない気がしてきました…。
糸子、人生2度目の上京。直子との初対決は不戦勝に終わる。 拙い接客、従業員との関係は最悪。糸子基準で見ると直子の性格が客商売に向かないで済ませてしまいますが、糸子が当たり前のようにやってきた事が実は凄い事だらけ。ショーウインドウ一つ取っても直子は実家にあったから自分もやった程度の感覚でしょうが、糸子の立脚点がお客目線なのに対して直子は自分達の才能を見て欲しいという自己顕示欲が前に出過ぎて逆効果になってしまう。
正に偉大な家長。…が、これは母親とイコールでは無い。 上京の切欠は直子を案じた千代さんの進言だし、若者に奢りまくってきた千代さんを呆れていたのに同じ事をしているだけだし、次女や三女の前でオヤジ属性を振りまいてるし。エピソード全体で糸子の母親劣等生ぶりを語った事が踏まえられれば次回のラストに全てが氷解する。
https://i.imgur.com/ZUtomIj.jpg
「聡子が何も言わんもんやさかい…」シレッと言い訳をする糸やん。 仕事と家庭は別とよく言われますが糸子の場合は通常と逆なんですね。 戦時の妹達にせよ、現在の娘達にせよ接し方が職場の厳しい上司の新人に対するソレ。 『先輩の仕事は見て覚え!報告・連絡・相談キッチリやれ!!』 だからパッチ屋修行はあれ程、生き生きしていましたが家庭では勝手が違う。 力だけで家長として君臨し、場当たり的に母親を演じた所で本物には敵わない。 三姉妹のキャストは女子プロレスラーの川崎亜沙美に注目が集まりがちですが制作側が 最も重視したのは新山千春。彼女と『MOTHER』のオノマチを対比させる事で 千代さんから優子に受け継がれた母性が糸子に欠落している様が浮き彫りになる。
https://i.imgur.com/dwM9Pce.jpg
ママタレなら別に新山千春でなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、それは彼女が「GMK」で主演だったからではないかと。ちなみに「GMK」とは『地元に帰ろう』ではなく『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(金子修介監督作品)の略。 実際、優子は母を凌ぎ、デザイナー志向の強い妹達を牽引して 全国規模の経営者という清三郎(=宝田明)の所まで上り詰める訳でして…。 三姉妹編はゴジラ映画が封切られた昭和29年秋よりスタート。 画像は東京初上陸したゴジラに踏みつぶされる列車内部。
最後の第10話まで全部拝見し、ディスクに保存しました。
特に第9話・10歳亜美ちゃんセクハラ被害の。
『透明な子』が心に残りました。
義理とは言えお父さんが、犯人です。
母親はやりきれない思いでしょう。
幸い娘の周りには温かい風が吹いてるので。
彼女のトラウマは消せはしないでしょうが、薄れるのでは?
今日から夕方の『カーネーション』再放送がまた始まり、暫くしたら終わります。
次の同枠は新米看護師アオイちゃんと、信頼できる産婦人科医由比先生も出てる『あさが来た』です。
両ドラマがNHK朝ドラ、№1,2と信じる私にとって朗報です。
大相撲や高校野球ん時は、中止にしないで。
夜中かBSで放送して欲しいなぁぁぁ。
ではっ!
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第10話 #トーキョーエイリアンブラザーズ 最後まで優しいドラマでしたね。
不器用な人たちが一生懸命生きている様が愛しくて。
心の仕組みは誰にも分らない。 何百年生きていても人間は毎日発見ばかり。
器用そうに立ち回っていても夏なしでは世界に馴染めなかった冬。
冬のいない世界でも優しさと好奇心で居場所を作って行った夏。
「ただいま」と言える人が居る幸せをこの星で味わう。
EDの『COSMIC☆HUMAN』までが毎週なんだか切なくて、ああ、いいドラマだったなぁって。
本当に好きだった。 終って寂しいです。
今更ながら最終回。エマも少し出てくる程度で エリーの語りと殆ど喋らない玉鉄の演技でラストを締めました。 いい幕引きです。ラストだけなら「ゲゲゲ」より上だったかも(笑。
マッサン視点で描かれる経営の難しさや生みの苦しみ、 エリー視点で描かれる日本人の長所や短所、戦争描写。 他作品に無い光る部分も多い一方で失業編やエマの初恋など 本筋に関わりが薄い部分を引き延ばしているダメダメな所もあって 玉石混合の作品ではありますが観終って「良かった」と思えるはいい事。 これ以降は「あさが来た」ですら中盤から 「カーネ」や本作の焼き直しが目立ってきたし 「まんぷく」がBK復権の作品になって欲しい所です。
『雲霧仁左衛門4』第3回 #雲霧仁左衛門 天一坊事件の顛末は知っていたものの、関わった人たち全ての死が悲しいです、切ないです。
良かれと思って静に金を渡してしまったことで静に不幸を呼んでしまった熊五郎の涙と共に泣き、利用されて磔になる顛末に悔しさと怒り。
どんな時代でも弱い者は利用されて捨てられ、強い者もより強い者に利用されて捨てられる。
闇に突き落とされただけに、次回からの雲霧の動きに期待……。もう希望はないけれど。
『サバイバル・ウェディング』第9話 #サバイバルウェディング
編集長とくっつくエンドじゃなくて良かったわ……
もしそうなっていたらキャスト的に順当すぎて引いてたわ。
しかも、「祐一の犠牲で仕事が出来なくなった」とか「祐一のために離れてあげる」とか、逃げ意識のすり替えで「仕事を選んだ」エンドになっていたらどうしようかと思っていたので……。
そういうことのない、きちんとした脚本に安心しました。本当に。
ラストは、人生のパートナーとしての終わりだというのに編集長の方がヒロインの隣を占めていて、ああ、やっぱりこれは、さやかと編集長の物語なのだと思えました。
主だった2人は必ず恋愛ベースで一緒になって終らなきゃいけないわけではないですよね。
そうしなかった潔さを賞賛したいです。爽やかな余韻をありがとう。
『不惑のスクラム』第4話 #不惑のスクラム 尾崎を歌わせたのは、マルさんを戻してあげるための猿芝居。麦田くんも受け止めやすくなるように。みんなも心のケジメをつけることができるように。
ついにウタさんが……
ヤンチャーズを作ったウタさんの思い、みんなが自分のように誇れるものと仲間を持てるようにという願い、死んでもずっと傍にいるという優しさ。
「だからマルさんを頼む」なんてベタなドラマっぽい遺書ではないけれども、みんながそれぞれきちんと受け止める。
けれども、
「自分だけは許さない」「でもラグビーはやりたいから続ける」
そういう麦田くんの宣言に誰も説教しないの、それはそれでいいと思った。
気持ちに強制はしない。
いつか、気が済む日が来るといいな。
『透明なゆりかご』第8話・9話 #透明なゆりかご
2話一気見。 8話は誇りを持って得た天職を妊娠出産のために失う怖さと身体の変化に戸惑う「キャリアウーマン」たちが描かれる。
産みたくても産めない人がいて。産みたいけれども変らぬ自分を保ちたい人もいて。
それが贅沢なことなのかどうか、子どもたちが幼児の頃までは仕事よりも子どもと居ることを選んだ私には分らない。
けれども、由比先生の言葉が全ての答えを出してくれている気がした。
「産むと決めた段階で、そもそも 選択の余地はないんです」
妊娠を無事に過ごし、無事に出産する。 だって、産むと決めたのだから。
「働く女性が出産後も仕事を続けられる一番いい方法って何だと思いますか?」
と望月さんに問う由比先生。
「保育園を増やすとか」
「それもあるかもしれません。
でも、
女性が復帰したいと思った時、いつでも戻れる職場を作る事じゃないかと僕は思うんです」
「あなたは ウチに必要な人です。」
このひと言じゃないかな。
産んで戻ったら、もう要らない人になっていることを、みんなが恐れるんじゃないかな。
「必要な人」
そう言われ続けることが人としての尊厳を保っていく希望になる。
9話は性暴力の話でキツたった。
けれども、解決はなぜか優しく感じる。
「易しい」のではなく、「優しい。」
救いの手があることを被害者たちが知る話。
そして、ここでも、あおいが母から「必要な大切な子」であることを言い聞かされる。
どんな人間もどんな子どもも「必要な人」でありたい。
その気持ちを包んでいくドラマ。
『探偵が早すぎる』第10話 #探偵が早すぎる 面白かったですね~。最終回は勧善懲悪。 愛を知らない大陀羅一家の結末はなかなかシュールでした。(兄妹)はちょっと可哀想だったけれど(笑)
片平なぎささんの悪役演技が、本当に居そうな金持ち守銭奴で、でも色っぽくて素敵だった。
そして滝藤さんが本当ーーに楽しそうで! 滝藤さんを見ているだけでこっちも楽しかったです。
ラストは別れの寂しさでつい泣けてしまった。 ぜひぜひSeason2を!
もうすぐ終了ですね。 なんか観ていて妙に草臥れるドラマでした。 自分にとっては普通にムカつく鈴愛より、律がわけわからんキャラクター過ぎて それこそ、マグマ大使ならぬガチモンの宇宙人なのではってレベルです。
なんだかわからないので嫌ではないけど 人との付き合い方も、プロポーズのタイミングも、妻子への対応も、終盤へ来てのキャラ変もついていけません。
このドラマには後日談があって、 律は扇風機を作るとか言って実は、何やら怪しげな地球調査機器をつくっていた
我が子として送り込まれた仲間とともに、迎えに来た宇宙船であの元学校の校庭から 鈴愛の見守る中故郷へと飛び立ち、自分の星へと帰還する。
鈴愛を含めて関わった人たちの記憶を消し蒼き地球を船から眺めている。
鈴愛は失った半神を記憶の片隅に覚えていて 律だけが見る地球の青さを感じる。半分、青い。でどうでしょう。ってくらい謎でした。
次週は震災、描くのかな、なんだか嫌です。最近は観ながら洗濯とか家事してます。
『義母と娘のブルース』第10話 #義母と娘のブルース #ぎぼむす 何とも言えない良い余韻に包まれた最終回でした。
親子は血が繋がっていようがいまいがいずれ別れるものだけれども、それは「行ってらっしゃい」であってお別れでも解散でもない。
母が子どもを育てながら自らも楽しみ自分のための思い出を紡いでいく「エゴ」も血が繋がっていようが同じことだし、利用?というよりもお互いを「上手く使って」幸せになって行くのが理想なんですよね。
お互いが一番幸せになるように気遣いあう母と子。一番の幸せをお互いに。
しかし、作品の空気はベタベタ湿っぽくはなく、いつも2人のおかしさに笑わせてもらった。
胸打たれて泣いたことも、笑ったことも、全部、このドラマを見ていた者にとっての幸せな思い出になりました。
「素敵な親子」というよりも、それぞれが独立した「素敵な人間」。
奇妙な設定ながら、親子、家族の在り方をしっかり教えていただいた気がしています。
いやぁ、楽しかった!ほんとに楽しいドラマだった!お仕事シーンも丁寧だし、笑って泣いて、色んな事を教えられて。そして愛に溢れたドラマでした!
『健康で文化的な最低限度の生活』第10話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ 「生保」という誰もが興味は持ちつつもよく分らず、使われようによっては反感すら買う部分を取り上げ、真摯に問題に立ち向かうケースワーカーたちを甘くない視線で描いてきた……
と、思っていたのだけど。最終回は何だか「上手くまとめた」みたいになっちゃった感覚。
施設育ちの母が施設育ちになりそうだった娘に対し、自らを反省して謝るという展開は、先週のヤル気満々描写と比べると変わり過ぎて引くレベル。
(といいつつ、松本まりかさまと子役さんの演技でウルウルしちゃったんですが。)
元凶だったはずのおばあさんとの和解や、ショートステイだったはずの身の上はどうなった……。
正直、このテーマは親子の情がうんたらよりも、貧しい家庭の介護問題をきちんと見たかった(その方が現代の問題提起として合ってますよね……)
最終回以外は、個人的には秀作だったと思っています。役者さんがとても良かった。
もう一歩、「情」で片づけるのではなく社会派であってほしかった。
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第9話 #トーキョーエイリアンブラザーズ あの冬が、「夏の幸せ」を考えて言葉にする日が来るとは……
「優しさ」も「幸せ」も「憎しみ」も知らなかったわけでは無くて、最初からきっと持っていた。
「そういうのって面倒くさいじゃーーん」と言いつつ、冬が誰よりも傷ついてここに辿り着いた気がします。
最終回だと思い込んでいたのでラストの展開に泣きそうでしたが、もう一週あった(笑)
でも、終わってしまうのは寂しい。 きっと温かい最終回になるんだろうなぁ。
『カーネーション』113・114話 #カーネーション
114話の終盤。この回の、リエを抱いて現れた優子がもう神々しくて。新山千春、なんなの!!って思ったのをよく覚えている。大好きなシーンの1つ。
優子と直子が新しいモードの世界をお互いに理解し、仲が悪くても同志として、そして姉妹として共鳴し合っていることをシミジミと感じ取る聡子。
前回の「もう、さびしい」が効いてくる。
テニスの大きな大会でどんなに優勝を重ねても、その苦労を解ってくれる人も喜んでくれる人も家にはおらず。
ああ、「面倒くさい」は寂しくて可哀想、といつも思いながら生きてきたけれども、「機嫌良くて手が掛からない」も可哀想なんだな……と親として理解する。
聡子も見てやれよ、ダメだな糸子……とは思うものの、そんな表面だけの苦労を慰められたり誉められたりしても意味がないんだよね。
この家で一番輝くのは服飾に対する賞状で、その苦労しかみんな理解してくれない。当たり前。
職業婦人の話であり、親子の話であり、そして家族と服飾の歴史であるこのドラマのテーマはここより前の時代からこの先の時代まで普遍的に存在し続ける。
だから、いつまでも懐かしくて新しい。
台風や地震のため優子が一区切りついて直子&聡子パートからスタートという皮肉。
しかし今週は2日だ。後番組は未見作で無い限り観ない気がしてきました…。
糸子、人生2度目の上京。直子との初対決は不戦勝に終わる。
拙い接客、従業員との関係は最悪。糸子基準で見ると直子の性格が客商売に向かないで済ませてしまいますが、糸子が当たり前のようにやってきた事が実は凄い事だらけ。ショーウインドウ一つ取っても直子は実家にあったから自分もやった程度の感覚でしょうが、糸子の立脚点がお客目線なのに対して直子は自分達の才能を見て欲しいという自己顕示欲が前に出過ぎて逆効果になってしまう。
正に偉大な家長。…が、これは母親とイコールでは無い。
上京の切欠は直子を案じた千代さんの進言だし、若者に奢りまくってきた千代さんを呆れていたのに同じ事をしているだけだし、次女や三女の前でオヤジ属性を振りまいてるし。エピソード全体で糸子の母親劣等生ぶりを語った事が踏まえられれば次回のラストに全てが氷解する。
https://i.imgur.com/ZUtomIj.jpg
「聡子が何も言わんもんやさかい…」シレッと言い訳をする糸やん。
仕事と家庭は別とよく言われますが糸子の場合は通常と逆なんですね。
戦時の妹達にせよ、現在の娘達にせよ接し方が職場の厳しい上司の新人に対するソレ。
『先輩の仕事は見て覚え!報告・連絡・相談キッチリやれ!!』
だからパッチ屋修行はあれ程、生き生きしていましたが家庭では勝手が違う。
力だけで家長として君臨し、場当たり的に母親を演じた所で本物には敵わない。
三姉妹のキャストは女子プロレスラーの川崎亜沙美に注目が集まりがちですが制作側が
最も重視したのは新山千春。彼女と『MOTHER』のオノマチを対比させる事で
千代さんから優子に受け継がれた母性が糸子に欠落している様が浮き彫りになる。
https://i.imgur.com/dwM9Pce.jpg
ママタレなら別に新山千春でなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、それは彼女が「GMK」で主演だったからではないかと。ちなみに「GMK」とは『地元に帰ろう』ではなく『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(金子修介監督作品)の略。
実際、優子は母を凌ぎ、デザイナー志向の強い妹達を牽引して
全国規模の経営者という清三郎(=宝田明)の所まで上り詰める訳でして…。
三姉妹編はゴジラ映画が封切られた昭和29年秋よりスタート。
画像は東京初上陸したゴジラに踏みつぶされる列車内部。
最後の第10話まで全部拝見し、ディスクに保存しました。
特に第9話・10歳亜美ちゃんセクハラ被害の。
『透明な子』が心に残りました。
義理とは言えお父さんが、犯人です。
母親はやりきれない思いでしょう。
幸い娘の周りには温かい風が吹いてるので。
彼女のトラウマは消せはしないでしょうが、薄れるのでは?
今日から夕方の『カーネーション』再放送がまた始まり、暫くしたら終わります。
次の同枠は新米看護師アオイちゃんと、信頼できる産婦人科医由比先生も出てる『あさが来た』です。
両ドラマがNHK朝ドラ、№1,2と信じる私にとって朗報です。
大相撲や高校野球ん時は、中止にしないで。
夜中かBSで放送して欲しいなぁぁぁ。
ではっ!
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第10話 #トーキョーエイリアンブラザーズ
最後まで優しいドラマでしたね。
不器用な人たちが一生懸命生きている様が愛しくて。
心の仕組みは誰にも分らない。
何百年生きていても人間は毎日発見ばかり。
器用そうに立ち回っていても夏なしでは世界に馴染めなかった冬。
冬のいない世界でも優しさと好奇心で居場所を作って行った夏。
「ただいま」と言える人が居る幸せをこの星で味わう。
EDの『COSMIC☆HUMAN』までが毎週なんだか切なくて、ああ、いいドラマだったなぁって。
本当に好きだった。
終って寂しいです。
今更ながら最終回。エマも少し出てくる程度で
エリーの語りと殆ど喋らない玉鉄の演技でラストを締めました。
いい幕引きです。ラストだけなら「ゲゲゲ」より上だったかも(笑。
マッサン視点で描かれる経営の難しさや生みの苦しみ、
エリー視点で描かれる日本人の長所や短所、戦争描写。
他作品に無い光る部分も多い一方で失業編やエマの初恋など
本筋に関わりが薄い部分を引き延ばしているダメダメな所もあって
玉石混合の作品ではありますが観終って「良かった」と思えるはいい事。
これ以降は「あさが来た」ですら中盤から
「カーネ」や本作の焼き直しが目立ってきたし
「まんぷく」がBK復権の作品になって欲しい所です。
『雲霧仁左衛門4』第3回 #雲霧仁左衛門
天一坊事件の顛末は知っていたものの、関わった人たち全ての死が悲しいです、切ないです。
良かれと思って静に金を渡してしまったことで静に不幸を呼んでしまった熊五郎の涙と共に泣き、利用されて磔になる顛末に悔しさと怒り。
どんな時代でも弱い者は利用されて捨てられ、強い者もより強い者に利用されて捨てられる。
闇に突き落とされただけに、次回からの雲霧の動きに期待……。もう希望はないけれど。
『サバイバル・ウェディング』第9話 #サバイバルウェディング
編集長とくっつくエンドじゃなくて良かったわ……
もしそうなっていたらキャスト的に順当すぎて引いてたわ。
しかも、「祐一の犠牲で仕事が出来なくなった」とか「祐一のために離れてあげる」とか、逃げ意識のすり替えで「仕事を選んだ」エンドになっていたらどうしようかと思っていたので……。
そういうことのない、きちんとした脚本に安心しました。本当に。
ラストは、人生のパートナーとしての終わりだというのに編集長の方がヒロインの隣を占めていて、ああ、やっぱりこれは、さやかと編集長の物語なのだと思えました。
主だった2人は必ず恋愛ベースで一緒になって終らなきゃいけないわけではないですよね。
そうしなかった潔さを賞賛したいです。爽やかな余韻をありがとう。
『不惑のスクラム』第4話 #不惑のスクラム
尾崎を歌わせたのは、マルさんを戻してあげるための猿芝居。麦田くんも受け止めやすくなるように。みんなも心のケジメをつけることができるように。
ついにウタさんが……
ヤンチャーズを作ったウタさんの思い、みんなが自分のように誇れるものと仲間を持てるようにという願い、死んでもずっと傍にいるという優しさ。
「だからマルさんを頼む」なんてベタなドラマっぽい遺書ではないけれども、みんながそれぞれきちんと受け止める。
けれども、
「自分だけは許さない」「でもラグビーはやりたいから続ける」
そういう麦田くんの宣言に誰も説教しないの、それはそれでいいと思った。
気持ちに強制はしない。
いつか、気が済む日が来るといいな。
『透明なゆりかご』第8話・9話 #透明なゆりかご
2話一気見。
8話は誇りを持って得た天職を妊娠出産のために失う怖さと身体の変化に戸惑う「キャリアウーマン」たちが描かれる。
産みたくても産めない人がいて。産みたいけれども変らぬ自分を保ちたい人もいて。
それが贅沢なことなのかどうか、子どもたちが幼児の頃までは仕事よりも子どもと居ることを選んだ私には分らない。
けれども、由比先生の言葉が全ての答えを出してくれている気がした。
「産むと決めた段階で、そもそも 選択の余地はないんです」
妊娠を無事に過ごし、無事に出産する。
だって、産むと決めたのだから。
「働く女性が出産後も仕事を続けられる一番いい方法って何だと思いますか?」
と望月さんに問う由比先生。
「保育園を増やすとか」
「それもあるかもしれません。
でも、
女性が復帰したいと思った時、いつでも戻れる職場を作る事じゃないかと僕は思うんです」
「あなたは ウチに必要な人です。」
このひと言じゃないかな。
産んで戻ったら、もう要らない人になっていることを、みんなが恐れるんじゃないかな。
「必要な人」
そう言われ続けることが人としての尊厳を保っていく希望になる。
9話は性暴力の話でキツたった。
けれども、解決はなぜか優しく感じる。
「易しい」のではなく、「優しい。」
救いの手があることを被害者たちが知る話。
そして、ここでも、あおいが母から「必要な大切な子」であることを言い聞かされる。
どんな人間もどんな子どもも「必要な人」でありたい。
その気持ちを包んでいくドラマ。
『探偵が早すぎる』第10話 #探偵が早すぎる
面白かったですね~。最終回は勧善懲悪。
愛を知らない大陀羅一家の結末はなかなかシュールでした。(兄妹)はちょっと可哀想だったけれど(笑)
片平なぎささんの悪役演技が、本当に居そうな金持ち守銭奴で、でも色っぽくて素敵だった。
そして滝藤さんが本当ーーに楽しそうで!
滝藤さんを見ているだけでこっちも楽しかったです。
ラストは別れの寂しさでつい泣けてしまった。
ぜひぜひSeason2を!
もうすぐ終了ですね。
なんか観ていて妙に草臥れるドラマでした。
自分にとっては普通にムカつく鈴愛より、律がわけわからんキャラクター過ぎて
それこそ、マグマ大使ならぬガチモンの宇宙人なのではってレベルです。
なんだかわからないので嫌ではないけど
人との付き合い方も、プロポーズのタイミングも、妻子への対応も、終盤へ来てのキャラ変もついていけません。
このドラマには後日談があって、
律は扇風機を作るとか言って実は、何やら怪しげな地球調査機器をつくっていた
我が子として送り込まれた仲間とともに、迎えに来た宇宙船であの元学校の校庭から
鈴愛の見守る中故郷へと飛び立ち、自分の星へと帰還する。
鈴愛を含めて関わった人たちの記憶を消し蒼き地球を船から眺めている。
鈴愛は失った半神を記憶の片隅に覚えていて
律だけが見る地球の青さを感じる。半分、青い。でどうでしょう。ってくらい謎でした。
次週は震災、描くのかな、なんだか嫌です。最近は観ながら洗濯とか家事してます。
『義母と娘のブルース』第10話 #義母と娘のブルース #ぎぼむす
何とも言えない良い余韻に包まれた最終回でした。
親子は血が繋がっていようがいまいがいずれ別れるものだけれども、それは「行ってらっしゃい」であってお別れでも解散でもない。
母が子どもを育てながら自らも楽しみ自分のための思い出を紡いでいく「エゴ」も血が繋がっていようが同じことだし、利用?というよりもお互いを「上手く使って」幸せになって行くのが理想なんですよね。
お互いが一番幸せになるように気遣いあう母と子。一番の幸せをお互いに。
しかし、作品の空気はベタベタ湿っぽくはなく、いつも2人のおかしさに笑わせてもらった。
胸打たれて泣いたことも、笑ったことも、全部、このドラマを見ていた者にとっての幸せな思い出になりました。
「素敵な親子」というよりも、それぞれが独立した「素敵な人間」。
奇妙な設定ながら、親子、家族の在り方をしっかり教えていただいた気がしています。
いやぁ、楽しかった!ほんとに楽しいドラマだった!お仕事シーンも丁寧だし、笑って泣いて、色んな事を教えられて。そして愛に溢れたドラマでした!
『健康で文化的な最低限度の生活』第10話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ
「生保」という誰もが興味は持ちつつもよく分らず、使われようによっては反感すら買う部分を取り上げ、真摯に問題に立ち向かうケースワーカーたちを甘くない視線で描いてきた……
と、思っていたのだけど。最終回は何だか「上手くまとめた」みたいになっちゃった感覚。
施設育ちの母が施設育ちになりそうだった娘に対し、自らを反省して謝るという展開は、先週のヤル気満々描写と比べると変わり過ぎて引くレベル。
(といいつつ、松本まりかさまと子役さんの演技でウルウルしちゃったんですが。)
元凶だったはずのおばあさんとの和解や、ショートステイだったはずの身の上はどうなった……。
正直、このテーマは親子の情がうんたらよりも、貧しい家庭の介護問題をきちんと見たかった(その方が現代の問題提起として合ってますよね……)
最終回以外は、個人的には秀作だったと思っています。役者さんがとても良かった。
もう一歩、「情」で片づけるのではなく社会派であってほしかった。
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第9話 #トーキョーエイリアンブラザーズ
あの冬が、「夏の幸せ」を考えて言葉にする日が来るとは……
「優しさ」も「幸せ」も「憎しみ」も知らなかったわけでは無くて、最初からきっと持っていた。
「そういうのって面倒くさいじゃーーん」と言いつつ、冬が誰よりも傷ついてここに辿り着いた気がします。
最終回だと思い込んでいたのでラストの展開に泣きそうでしたが、もう一週あった(笑)
でも、終わってしまうのは寂しい。
きっと温かい最終回になるんだろうなぁ。