みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
第4週
「ワシは今日で退場やさかい、後の展開はワシのせいちゃうよ…」 「誰も、おっちゃんのせいや言うてへんやん」 「い~や。その目はワシを責める目や…」 今日は金太、明日は稔、明後日は勘助と3日間で怒涛の退場ラッシュですが、 その後には孫の代まで祟る橘兄妹のやらかしが待っている訳で…。
https://i.imgur.com/XuqIune.jpg
本放送の頃から感じていましたが橘の味の再現に今になって試行錯誤する安子は 「教えて貰えるん待っとたらあかんで!自分から出来る事、覚えていきや!!」 と糸子に叱られていた清子&光子レベルのキャラ(世代も一致)ですね。 糸子レベルなら、やる気がない兄貴ばかり調理場に立てる事に絶対、文句言う(笑。 店番ぐらいはしていたので極端に過保護だった訳ではないのですが。
清子&光子は「カーネ」で出番に反比例して最も没個性なキャラでした。 顔と髪型で判別できるようにはなっていましたが間違えて覚えている人もいそう…。 糸子に意見する時も二人がかりで半泣き(静子が黙っているのは中立というより、 姉を敵に回すリスクを避けたいのだろう)、最強の長女から見た年の離れた妹達の 存在感なんてそんなもので、清子&光子レベルのスペックしかない安子が 糸子レベルの行動を起こそうとすると、やはり色々と無理が生じるのでしょう。 勇との再婚を受け入れていれば雉真家の全面的バックアップを受けられただろうに。
宇喜之さんがダルマじゃなくてヒルコだった(泣)と思っていたけれど、これはお札で成り代わっているだけだった。
来週は最終回。終われるの!?来年もやってもいいのよ。
神がどんどん痛い目に遭っていて、特に豊玉姫が可哀想……。
二宮さんがヒルコの実態だというのは確定でよろしいのですよね。
最終的には「あなたなら」と託された荒波さん(彼は本当に人間なの?)と二宮さんの対決になるのだろうか。
人間を信じられないヒルコ……虐待のことなど考えたら神なんて居ても役に立たないし人間は最低だと思うようになっても仕方ないよね。
人間は生きていてもいいのだと思えるような話になると良いな。
泣いた。泣いたわ。鼻水バリバリ出た。「見た目」「学歴」。パッと見だけで分かるもので人間の優劣を決める人間が、いかに浅はかか。自分で自分の価値を下げまくってるくせに上から目線(石神な)。そんなことも超越して、自分が夢中になれるものをただただ追い求めた結果、JAXAにつながるような結果になって、おばちゃん号泣して鼻水バリバリやってんけど、彼らの今後も、JAXA編も、見たいのよ。それや。それに尽きるわ。
ずっと見守っていたい人たちのドラマが終わってしまった。彼らは科学など興味もなく、ただ好奇心や寂しさを埋めるために足を踏み入れ、夢中になる喜びを知った。
視聴者は彼らのその成長をずっとずっと見ていたよ。集大成の最終回。
なぜかずっと泣いていた。
全員がたくさんの障害を乗り越えて、ただ教室に火星を作りたい、そして「すごいこと」をやってみたい、という素朴な願望でここまでやって来た。
始まりは教室に青空を作ることだった。
柳田は言う。
「俺たちを科学に誘ってくれたのは顧問の先生でした」「俺は先生に誘われて、そのドアを開けた」「それがこんな場所に繋がってるなんて思ってもみなかった」
「所詮 定時制」を下に見る石神教授に向かって静かに言う。「ここまで来たから貴女にも会えた」
みんなただ一生懸命に好奇心を追い求めてここまで来ただけ。前向きになれることと仲間を見つけただけ。
「定時制」にざわめく他校の生徒たちも、みんな真剣に聞いてくれていた。
垣根のない世界の尊さを見た。
顧問役の窪田はもちろん、真摯に定時制の生徒たちと向き合う先生役の役者さんたち、それぞれの親身を抱えつつキラキラ成長していく生徒役を演じた若い役者さんたち、みんな素晴らしい。
素敵な3か月をありがとうございます。
今ならアマプラに全話あるので、見逃した方はぜひ。
先週まで観れた内容だったのは震災を体験した人達に描写がシフトしていた為か…。 結自身の話は、やはり微妙。せっかく専門学校の話で上向きだったのに、 あれだけ引っ張った九州でのギャル話に比べ、ものの2週で卒業&就職、 しかも「他人の目を気にしないギャル魂」と言っておいてコレは…。 結局、ギャルなんて十代の頃のオイタという事だろうか。 橋本環奈の目下の隈だけは現在、就職難の結の精神状態にマッチしているが(汗。
父が昔実行した弁護における手法を手に取るように理解している神波先生。
やはり並みの親子ではないし、オセロは今も続いている。
「呪いの絵」と言われる「ゴッホかも知れない「無題」の絵」が贋作なのか贋作なら返金しろという交渉。
粒来は、これを「本物かどうかはともかく」「価値ある絵にしてしまう」手法で依頼人の利益を守った。
結局、世の中にとって「価値」など曖昧なもので、高名な画家の名が付けば高額になる。高名な画家の絵ではなくとも何かしらの付加価値が付けば高額になる。
人は曖昧な情報に踊らされる。
この絵に「価値」を付けたのは、贋作だと訴えていた持ち主自身の死。(藤原氏の呪いよね(笑))
最初から、これはゴッホの絵などではなく、亡くなった修復作家の妻が作り上げた虚像。
みんな、それに踊らされ、結果、彼女は100憶を手にし、彼女を愛して絵を買った男は呪いの絵を手に入れている。
本当に面白かったこのドラマも後2回。最終章のテーマは環境汚染と現地住民。場所は群馬。
古美門先生の南モンブランを思い出すわ。
最後まで楽しみ。
神戸編に入って大分、持ち直してい入るけどギャル要素だけは本当にいらない…。 そもそも、このギャルというのが自分達の価値観に酔っている感じで 他人を自分の物差しだけで測って、やたら押しつけがましい。 「他人にどんな目で見られようとも気にしない」とか他人の迷惑を顧みないとも 捉えられるし、それで九州では良いギャルと悪いギャルで分けようとしていた。
野球要素もストレートの調子が、ちょっと悪くなってド素人の主人公が 思い付きでした助言が正しいみたいなのはどうなんだ?
坑内に残ってしまうのは進平ではなくて「写真がない」鉄平の方だと思っていたよね……。爆発にも巻き込まれず、みんなをリードしてエスコートして、1人になったところであんなことに。
やはり、こういう場ではペアで行動しないといけないんだよね。リーダーシップのある人に「大丈夫大丈夫」と言われると大丈夫な気がしてしまう。でも、大丈夫ではなかった。
自分たちの命ほど大事な炭鉱を閉めること、ショックの怒りで炭鉱長に詰め寄る一平父さんを見ていて、「命ほど大切な炭鉱よりも大事な息子たちが中に残ってるよーー!」と言いたくなってしまう。
進平とリナの可愛い赤ちゃん。その成長を祝うシーンは「子どもをこれ以上失わないこと」への祈りだった。
鉄平が炭坑を閉め、今、上がってくる海水で兄が流れようとしている。
海底には、絶対に上がってこないと言われている「アレ」も沈んでいる。
海に眠るダイヤモンド、とは一体何なのでしょう……。
もしも何とかなるなら。進平が生きているという奇跡を見せて欲しい。
あの写真に写っていない鉄平は、どこへ行ったのだろう……。
笑顔が無くても、出来る限りマイちゃんを観察しサポートする牧野先生。牧野先生のアドバイスを真摯に受け止め子供と接する芳野先生、不安を抱えながらもゆっくり子どもの変化を待つ両親。
芳野先生の言葉をちゃんと理解して、マイちゃんに笑顔で接するミサちゃん。優しい世界の人たちの辛抱強い包み方に、たくさん勉強させられた。
場面緘黙。「話したいのに話せない、歌いたいのに歌えない」マイちゃんも不安で苦しいんだよね。そして親も苦しい。
子どもがこんな年齢だった時に、私はこの両親のように気長でも優しくもなかった。このドラマに出てくる人たちをみんな尊敬したい。
篠谷先生も、芳野先生も、みんな「牧野先生が居てくれて本当に良かった」と言ってくれる。
医師として子供たちと向き合う以上に、人として人と向き合う。そういうことを学んでいく牧野先生も微笑ましい。
優しさに触れるたびに自然と泣けるドラマだ。
どんな理不尽さよりも暴力は一番最低の事だ。「人を殴ったことはない」のが大抵の人間の「普通」で、だから腕力や武力で押さえられたら抵抗は出来ない。怯えるしかない。
女を平気で殴れる男はもう一線を越えているし、子供を殴れる人間は終わっている。
樺島がやっと取り押さえられた。警察が正しくお仕事してくれる図。このドラマで初めてスカッとできたかも。
けれども祥吾の暴力は止まらない。
「愁人には二度と暴力は振るわない」などと言えるのは今だけのことで、ライオン自身が逃げ出そうとすれば、必ず暴力で止めようとする。
祥吾の育った環境がどんなに理不尽でも、それを子供に押し付けてはダメでしょ。
「家族」依存だと柚留木は言うけれど、暴力を伴うものはただの依存とは言えないと思う。
「家族」へ向かう祥吾の想いは依存よりも「甘え」そして「我儘」。
人が自分と同じくらい孤独でないと許せない、その想いは暴力。
「愁人を置いて行け。そうしないと」「離婚はしない」と愛生の腕をつかむ祥吾。向井理のDV演技に凄味があり過ぎてゾッとしてしまった。
ライオンの安全なプライドを求める みっくんも、みっくんを守る洸人も、ライオンも。幸せになってほしい。
あと2話。
真琴がやっと「あなたを許すわ(上から)」みたいになったのに、今度は冬月の女でもないのに美羽を「許せません」と詰めて来る莉紗。 そもそも、冬月が死んだままにされていたのは、あなたのせいなんですけど?忘れてる?
美羽に詰めて来る女、みんな面倒くさすぎる。
図書館で冬月が宏樹に逮捕( )された図は面白過ぎた(笑)
宏樹は宏樹でモラハラの記憶はすっ飛んでるし、真琴は自分のせいで今の状態になっていることを忘れてるようだし、莉紗も自分のしたことはどうでもいいみたいだし、みんなどうかしている……。
「私はあなたのことを許せません!」あなたに許してもらわなくてもいいから、早くどこか行ってほしい。会社を辞める話はどうなったんだよ。
美羽は托卵を決心した時くらい悪い顔に戻って強くなってほしい。不倫を正義に変えなさい。
殴ってやりたいクズ悟!と思いながら見ていた前回。でも、その悟にすら憐れみを感じる。悟は海里を好きだった。海里も悟を好きだった。だからそのショックは計り知れない。これが一番の復讐でしょう。
いつの間にか兄に代わって海里は悟の兄になっていたんだよね。こんな形で出会わなければ。
せっかく受賞したのに。海里は、こうなったらもう幸せを選べない。ほこ美のために離れるしかない…。
試合中の事故なのに。……と思うけれど、家族にとってはそれじゃ済まない恨みは残るだろう。
ただ許すだけで、みんな幸せになれるのに。難しいな…。
アメリカで、学もなく権威もない一青年が研究発表の場で名を挙げられた、それを見た藤竹先生が日本でそれを実現したくて始めた科学部。「どんな人間でもその気になれば必ず何かを生み出せる」。
藤竹先生はそれを「実験」と呼び、柳田くんを傷つけた「失敗」を詫びた。
それは失礼な話よ。柳田くんは、とっくにそんな段階を超えていた。
暴力では何も解決しないことも知っているし、希望を捨てないことも知っている。
それを教えたのは藤竹先生自身。
柳田くんに諭されて「楽しかった」と泣く藤竹先生。先生が大事な生徒に希望を与えられた瞬間。教師冥利に尽きるね。
彼らはあきらめない。やることはただ、教室で火星を作ること。
学歴も権威も何もない教室でも、やりたいことは出来る。誰にも邪魔されず明日を目指すことは出来る。
いくらでも「その気にさせる」を実行すればいい。いくらでも希望を持てばいい。
ここは「あきらめたものを取り戻す場所」。
生徒たちの想いが熱くて、回想シーンの入れ方が人の記憶のように優しくて、見ている人間をいくらでも幸せにしてくれる。
来週は最終回。 いつまでも見守っていたいけれど、とりあえず素敵な発表を楽しみにしている。
ラスト、うわぁ……と言ってしまった。負のオーラ纏った人たちがやらかすことの恐ろしさ。
悟、何なん……と思っていたけれど、やはり亡くなった人関係だったのね。弟?
「誰もが幸せだと思うことが幸せなわけじゃない!」「幸せは自分でつかむ」と言うお母さんの話に心掴まれて見ていた後だけに……(大葉さんは……お疲れさまでした…)
スポーツの試合の中で起きたことは選手個人のせいではない。
分かってはいるけれど当事者の家族は割り切れない。
前へ進もうとする人の足を引っ張る過去が付きまとい続けるのはイヤだねぇ……。
ほっこ、目を覚まして!
闇バイトを真似た「闇バイトごっこ」という新たなくだらないいたずらを題材にした裁判だと思っていたら。
「くだらない子供のいたずら」を大人に仕掛けたつもりだった少年は、大人の凶悪事件の犯人確定のために使われていた。
最終的には、その検察の思惑すら超える、世の中から弾かれたシニア女性と、親に顧みられない少年の繋がりを描くヒューマンストーリーがあった。
橋部脚本として常に核にある孤独な人と人との繋がりを描き、しかも、それすらをネタにするゲーマー弁護士の独断場に変換させる。
物語の流れが秀逸過ぎた。
「友達を選べ」というのは毒親のセリフとしてよく出て来るフレーズだけれど、友達が犯罪者まがいの人間かどうかは本当にきちんと見極めた方が良い。
「未成年だから何をやっても大丈夫」という思想が根底に在る人間とは本当に本当に付き合わない方が良いよ。
でも……更生する機会は確かにある。そこまで1時間の中で描かれていた。
名作回。
第4週
「ワシは今日で退場やさかい、後の展開はワシのせいちゃうよ…」
「誰も、おっちゃんのせいや言うてへんやん」
「い~や。その目はワシを責める目や…」
今日は金太、明日は稔、明後日は勘助と3日間で怒涛の退場ラッシュですが、
その後には孫の代まで祟る橘兄妹のやらかしが待っている訳で…。
https://i.imgur.com/XuqIune.jpg
本放送の頃から感じていましたが橘の味の再現に今になって試行錯誤する安子は
「教えて貰えるん待っとたらあかんで!自分から出来る事、覚えていきや!!」
と糸子に叱られていた清子&光子レベルのキャラ(世代も一致)ですね。
糸子レベルなら、やる気がない兄貴ばかり調理場に立てる事に絶対、文句言う(笑。
店番ぐらいはしていたので極端に過保護だった訳ではないのですが。
清子&光子は「カーネ」で出番に反比例して最も没個性なキャラでした。
顔と髪型で判別できるようにはなっていましたが間違えて覚えている人もいそう…。
糸子に意見する時も二人がかりで半泣き(静子が黙っているのは中立というより、
姉を敵に回すリスクを避けたいのだろう)、最強の長女から見た年の離れた妹達の
存在感なんてそんなもので、清子&光子レベルのスペックしかない安子が
糸子レベルの行動を起こそうとすると、やはり色々と無理が生じるのでしょう。
勇との再婚を受け入れていれば雉真家の全面的バックアップを受けられただろうに。
宇喜之さんがダルマじゃなくてヒルコだった(泣)と思っていたけれど、これはお札で成り代わっているだけだった。
来週は最終回。終われるの!?来年もやってもいいのよ。
神がどんどん痛い目に遭っていて、特に豊玉姫が可哀想……。
二宮さんがヒルコの実態だというのは確定でよろしいのですよね。
最終的には「あなたなら」と託された荒波さん(彼は本当に人間なの?)と二宮さんの対決になるのだろうか。
人間を信じられないヒルコ……虐待のことなど考えたら神なんて居ても役に立たないし人間は最低だと思うようになっても仕方ないよね。
人間は生きていてもいいのだと思えるような話になると良いな。
泣いた。泣いたわ。鼻水バリバリ出た。「見た目」「学歴」。パッと見だけで分かるもので人間の優劣を決める人間が、いかに浅はかか。自分で自分の価値を下げまくってるくせに上から目線(石神な)。そんなことも超越して、自分が夢中になれるものをただただ追い求めた結果、JAXAにつながるような結果になって、おばちゃん号泣して鼻水バリバリやってんけど、彼らの今後も、JAXA編も、見たいのよ。それや。それに尽きるわ。
ずっと見守っていたい人たちのドラマが終わってしまった。彼らは科学など興味もなく、ただ好奇心や寂しさを埋めるために足を踏み入れ、夢中になる喜びを知った。
視聴者は彼らのその成長をずっとずっと見ていたよ。集大成の最終回。
なぜかずっと泣いていた。
全員がたくさんの障害を乗り越えて、ただ教室に火星を作りたい、そして「すごいこと」をやってみたい、という素朴な願望でここまでやって来た。
始まりは教室に青空を作ることだった。
柳田は言う。
「俺たちを科学に誘ってくれたのは顧問の先生でした」「俺は先生に誘われて、そのドアを開けた」「それがこんな場所に繋がってるなんて思ってもみなかった」
「所詮 定時制」を下に見る石神教授に向かって静かに言う。「ここまで来たから貴女にも会えた」
みんなただ一生懸命に好奇心を追い求めてここまで来ただけ。前向きになれることと仲間を見つけただけ。
「定時制」にざわめく他校の生徒たちも、みんな真剣に聞いてくれていた。
垣根のない世界の尊さを見た。
顧問役の窪田はもちろん、真摯に定時制の生徒たちと向き合う先生役の役者さんたち、それぞれの親身を抱えつつキラキラ成長していく生徒役を演じた若い役者さんたち、みんな素晴らしい。
素敵な3か月をありがとうございます。
今ならアマプラに全話あるので、見逃した方はぜひ。
先週まで観れた内容だったのは震災を体験した人達に描写がシフトしていた為か…。
結自身の話は、やはり微妙。せっかく専門学校の話で上向きだったのに、
あれだけ引っ張った九州でのギャル話に比べ、ものの2週で卒業&就職、
しかも「他人の目を気にしないギャル魂」と言っておいてコレは…。
結局、ギャルなんて十代の頃のオイタという事だろうか。
橋本環奈の目下の隈だけは現在、就職難の結の精神状態にマッチしているが(汗。
父が昔実行した弁護における手法を手に取るように理解している神波先生。
やはり並みの親子ではないし、オセロは今も続いている。
「呪いの絵」と言われる「ゴッホかも知れない「無題」の絵」が贋作なのか贋作なら返金しろという交渉。
粒来は、これを「本物かどうかはともかく」「価値ある絵にしてしまう」手法で依頼人の利益を守った。
結局、世の中にとって「価値」など曖昧なもので、高名な画家の名が付けば高額になる。高名な画家の絵ではなくとも何かしらの付加価値が付けば高額になる。
人は曖昧な情報に踊らされる。
この絵に「価値」を付けたのは、贋作だと訴えていた持ち主自身の死。(藤原氏の呪いよね(笑))
最初から、これはゴッホの絵などではなく、亡くなった修復作家の妻が作り上げた虚像。
みんな、それに踊らされ、結果、彼女は100憶を手にし、彼女を愛して絵を買った男は呪いの絵を手に入れている。
本当に面白かったこのドラマも後2回。最終章のテーマは環境汚染と現地住民。場所は群馬。
古美門先生の南モンブランを思い出すわ。
最後まで楽しみ。
神戸編に入って大分、持ち直してい入るけどギャル要素だけは本当にいらない…。
そもそも、このギャルというのが自分達の価値観に酔っている感じで
他人を自分の物差しだけで測って、やたら押しつけがましい。
「他人にどんな目で見られようとも気にしない」とか他人の迷惑を顧みないとも
捉えられるし、それで九州では良いギャルと悪いギャルで分けようとしていた。
野球要素もストレートの調子が、ちょっと悪くなってド素人の主人公が
思い付きでした助言が正しいみたいなのはどうなんだ?
坑内に残ってしまうのは進平ではなくて「写真がない」鉄平の方だと思っていたよね……。爆発にも巻き込まれず、みんなをリードしてエスコートして、1人になったところであんなことに。
やはり、こういう場ではペアで行動しないといけないんだよね。リーダーシップのある人に「大丈夫大丈夫」と言われると大丈夫な気がしてしまう。でも、大丈夫ではなかった。
自分たちの命ほど大事な炭鉱を閉めること、ショックの怒りで炭鉱長に詰め寄る一平父さんを見ていて、「命ほど大切な炭鉱よりも大事な息子たちが中に残ってるよーー!」と言いたくなってしまう。
進平とリナの可愛い赤ちゃん。その成長を祝うシーンは「子どもをこれ以上失わないこと」への祈りだった。
鉄平が炭坑を閉め、今、上がってくる海水で兄が流れようとしている。
海底には、絶対に上がってこないと言われている「アレ」も沈んでいる。
海に眠るダイヤモンド、とは一体何なのでしょう……。
もしも何とかなるなら。進平が生きているという奇跡を見せて欲しい。
あの写真に写っていない鉄平は、どこへ行ったのだろう……。
笑顔が無くても、出来る限りマイちゃんを観察しサポートする牧野先生。牧野先生のアドバイスを真摯に受け止め子供と接する芳野先生、不安を抱えながらもゆっくり子どもの変化を待つ両親。
芳野先生の言葉をちゃんと理解して、マイちゃんに笑顔で接するミサちゃん。優しい世界の人たちの辛抱強い包み方に、たくさん勉強させられた。
場面緘黙。「話したいのに話せない、歌いたいのに歌えない」マイちゃんも不安で苦しいんだよね。そして親も苦しい。
子どもがこんな年齢だった時に、私はこの両親のように気長でも優しくもなかった。このドラマに出てくる人たちをみんな尊敬したい。
篠谷先生も、芳野先生も、みんな「牧野先生が居てくれて本当に良かった」と言ってくれる。
医師として子供たちと向き合う以上に、人として人と向き合う。そういうことを学んでいく牧野先生も微笑ましい。
優しさに触れるたびに自然と泣けるドラマだ。
どんな理不尽さよりも暴力は一番最低の事だ。「人を殴ったことはない」のが大抵の人間の「普通」で、だから腕力や武力で押さえられたら抵抗は出来ない。怯えるしかない。
女を平気で殴れる男はもう一線を越えているし、子供を殴れる人間は終わっている。
樺島がやっと取り押さえられた。警察が正しくお仕事してくれる図。このドラマで初めてスカッとできたかも。
けれども祥吾の暴力は止まらない。
「愁人には二度と暴力は振るわない」などと言えるのは今だけのことで、ライオン自身が逃げ出そうとすれば、必ず暴力で止めようとする。
祥吾の育った環境がどんなに理不尽でも、それを子供に押し付けてはダメでしょ。
「家族」依存だと柚留木は言うけれど、暴力を伴うものはただの依存とは言えないと思う。
「家族」へ向かう祥吾の想いは依存よりも「甘え」そして「我儘」。
人が自分と同じくらい孤独でないと許せない、その想いは暴力。
「愁人を置いて行け。そうしないと」「離婚はしない」と愛生の腕をつかむ祥吾。向井理のDV演技に凄味があり過ぎてゾッとしてしまった。
ライオンの安全なプライドを求める みっくんも、みっくんを守る洸人も、ライオンも。幸せになってほしい。
あと2話。
真琴がやっと「あなたを許すわ(上から)」みたいになったのに、今度は冬月の女でもないのに美羽を「許せません」と詰めて来る莉紗。
そもそも、冬月が死んだままにされていたのは、あなたのせいなんですけど?忘れてる?
美羽に詰めて来る女、みんな面倒くさすぎる。
図書館で冬月が宏樹に逮捕( )された図は面白過ぎた(笑)
宏樹は宏樹でモラハラの記憶はすっ飛んでるし、真琴は自分のせいで今の状態になっていることを忘れてるようだし、莉紗も自分のしたことはどうでもいいみたいだし、みんなどうかしている……。
「私はあなたのことを許せません!」あなたに許してもらわなくてもいいから、早くどこか行ってほしい。会社を辞める話はどうなったんだよ。
美羽は托卵を決心した時くらい悪い顔に戻って強くなってほしい。不倫を正義に変えなさい。
殴ってやりたいクズ悟!と思いながら見ていた前回。でも、その悟にすら憐れみを感じる。悟は海里を好きだった。海里も悟を好きだった。だからそのショックは計り知れない。これが一番の復讐でしょう。
いつの間にか兄に代わって海里は悟の兄になっていたんだよね。こんな形で出会わなければ。
せっかく受賞したのに。海里は、こうなったらもう幸せを選べない。ほこ美のために離れるしかない…。
試合中の事故なのに。……と思うけれど、家族にとってはそれじゃ済まない恨みは残るだろう。
ただ許すだけで、みんな幸せになれるのに。難しいな…。
アメリカで、学もなく権威もない一青年が研究発表の場で名を挙げられた、それを見た藤竹先生が日本でそれを実現したくて始めた科学部。「どんな人間でもその気になれば必ず何かを生み出せる」。
藤竹先生はそれを「実験」と呼び、柳田くんを傷つけた「失敗」を詫びた。
それは失礼な話よ。柳田くんは、とっくにそんな段階を超えていた。
暴力では何も解決しないことも知っているし、希望を捨てないことも知っている。
それを教えたのは藤竹先生自身。
柳田くんに諭されて「楽しかった」と泣く藤竹先生。先生が大事な生徒に希望を与えられた瞬間。教師冥利に尽きるね。
彼らはあきらめない。やることはただ、教室で火星を作ること。
学歴も権威も何もない教室でも、やりたいことは出来る。誰にも邪魔されず明日を目指すことは出来る。
いくらでも「その気にさせる」を実行すればいい。いくらでも希望を持てばいい。
ここは「あきらめたものを取り戻す場所」。
生徒たちの想いが熱くて、回想シーンの入れ方が人の記憶のように優しくて、見ている人間をいくらでも幸せにしてくれる。
来週は最終回。
いつまでも見守っていたいけれど、とりあえず素敵な発表を楽しみにしている。
ラスト、うわぁ……と言ってしまった。負のオーラ纏った人たちがやらかすことの恐ろしさ。
悟、何なん……と思っていたけれど、やはり亡くなった人関係だったのね。弟?
「誰もが幸せだと思うことが幸せなわけじゃない!」「幸せは自分でつかむ」と言うお母さんの話に心掴まれて見ていた後だけに……(大葉さんは……お疲れさまでした…)
スポーツの試合の中で起きたことは選手個人のせいではない。
分かってはいるけれど当事者の家族は割り切れない。
前へ進もうとする人の足を引っ張る過去が付きまとい続けるのはイヤだねぇ……。
ほっこ、目を覚まして!
闇バイトを真似た「闇バイトごっこ」という新たなくだらないいたずらを題材にした裁判だと思っていたら。
「くだらない子供のいたずら」を大人に仕掛けたつもりだった少年は、大人の凶悪事件の犯人確定のために使われていた。
最終的には、その検察の思惑すら超える、世の中から弾かれたシニア女性と、親に顧みられない少年の繋がりを描くヒューマンストーリーがあった。
橋部脚本として常に核にある孤独な人と人との繋がりを描き、しかも、それすらをネタにするゲーマー弁護士の独断場に変換させる。
物語の流れが秀逸過ぎた。
「友達を選べ」というのは毒親のセリフとしてよく出て来るフレーズだけれど、友達が犯罪者まがいの人間かどうかは本当にきちんと見極めた方が良い。
「未成年だから何をやっても大丈夫」という思想が根底に在る人間とは本当に本当に付き合わない方が良いよ。
でも……更生する機会は確かにある。そこまで1時間の中で描かれていた。
名作回。