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コロナ禍で増えた語句が存在し、『大渡海』披露パーティに松本先生とお話しできる令和版『舟を編む』。「なんて」素敵なドラマだったでしょう。
「恋愛」の語釈も香具矢さんの京都行きも、令和版じゃなければきっと出会えなかった結論。
「紙の辞書がこの時代に必要なのか」という問題も議論された。本当に一歩一歩解決して進んできた。
この、たった10話の中に、岸部みどりの成長と、令和と言う時代の見方を織り込んで出来上がった『大渡海』は、原作の大渡海とは中身が全く違いそうで興味深い。
しかし普遍的なことは「言葉は人を繋ぐ」ということ。これだけは時代は変わらず確か。
言葉を紡いで伝えることを私たちはあきらめてはいけないと学ぶことが出来た。
日本語を大切にしたい気持ちになる、美しいドラマだった。
食がテーマの第3話。 会社の若い社員は店や食のブランドに拘り、立ち食い蕎麦を馬鹿にする。評価に敏感なので「ウナギ」に関しては厳しい(笑)
重大事に部長だけが鰻重を食べたと追及してくる取引先社員に、有事だからこそ食べるべき、と諭す上司。
「平時でも有事でもちゃんと食べられる人間が生き残る」
これは正しい。健康状態でも精神状態でも、年齢でも。人は食べられている限りは大丈夫。
ユウジは特別なご飯を作って励ましてほしいと美香に頼み、美香は真ん中に黄身が寄るように卵をゆでる。これも思いやり。
食の傾向で人を見る。これは体験と選り好み。
でも、「とにかく毎日食べよう!」と父は言う。
ゆったりと。美味しいと思えるものを。
ラストには部下たちがみんなで立ち食い蕎麦屋へ入っているのにホッコリする。
ゴボ天乗せ温かいの。刻みの揚げも。
美味しいものを食べさせられる実家でいたい。
今日もいい話。
浜田信也さん、今日もアビゲイル扱いしてごめんなさい(でも今日もやってることが果てしなくアビゲイル……)
花咲舞が交替しちゃって、先週の始めの方はちょっと抵抗あったけれど、すぐに慣れた。今田美桜さんの大きな目力にピッタリな役。
今期は女の敵は女?がテーマらしいけれど、別に性別分断は要らないのよね。しかし前回も特に女は敵ではなく、今回は仕事っぷりが報われず転職土産を目論んだ中年社員の哀愁。
やったことは背任行為と迷惑行為で許されることではないが、長年真面目に働いてきた行員に報いず不満を溜めさせた末の情報漏洩。
目立つスタンドプレイは出世の対象になり、黙々と正しいことをし続ける人を見ない。
そういうことをしていると、復讐を目論む人間も出て来るよ?という話だった。
人の心は恐いんだからな。
花咲は以前と変わらず、青くて真面目に突進する。新・相馬さんとの相性も良く、今回も見応えあった(水曜22時に戻って欲しい……)
寅子やよねの視点で男のムカつく所が目立ちやすいが、 猪爪家男子や優三やお父ちゃん(違)とか一応、男の優しさは描かれていて、 ただ女性側がその点に感謝しているか否かが、ちょっと微妙である。 ヤジを飛ばした挙句、股間を蹴られて蹲る等、日本男児として恥を知れ!! みたいな意見もあったと思う。学長がそこまで見越していたか否かは不明ですが。
(付き人除く)五人で並んで歩いていくとか、お約束演出だなー。 よねさんはアオレンジャーとかコンドルのジョーとか、そういうポジ。 自分を捨てて男に走った姉さんとか女のイヤラシサも見てきたからなぁ…。
外の人たちからの「風化させない」にクドカンさんはたぶん常に違和感を持っている。
「大変だったのはあんただけじゃないしね。だった、って過去形じゃないし。今も大変だしね。」
家も親も失くした話をすると「大変だったね」と人は言う。けれど、この町の人たちは言わない。だって現在進行形でずっと大変だから。
半助からの報告を神のように弄ぶ三木本。仮設住宅の住人の目の前でホームレスの家を取り壊す行政。
「底辺」を嘲笑う層に怒り、どんな状況でも人の心だけは無くさない人たちに泣かされる。ハッチバックが開いた時……
気持ちの良い優しさに溢れる回だった。
けれど……報告は本当にしなくて大丈夫かな……不安になる。
女子高生が弁護士だなんて奇想天外すぎる気がして期待値低かったのだけれど(失礼)、身近な事件と闇バイトの掛け合わせでとても面白かった初回。
痴漢冤罪は「やっていない」証明が難しくほぼ無罪は勝ち取れないという。それをここまでハッキリキッパリ証明する手腕がなかなか痛快。
ヒロイン周りのキャラクターも立っていて、何よりペアになる大東くんの位置が最高に頼もしい。
今後の事件エピソードも楽しみ。
「俺もきっと君を好きになる」でも!明日になったら今日の記憶なくなるかも知れないじゃん!!(それは別……)
まだ29なのに良いことないってあんた、9と19しか超えてないだろう!
ボーダーも壁も作らないことが幸せ。他人の仕事ぶりを「幸せじゃない」認定したり、ホワイトにまでハラスメントとか言い出すこの世界、面倒くさくてバスに乗りたい!
松下洸平は見たいけれど、桜すら初めてというセリフにロマンよりも恐さを感じてしまった。そこは覚えててほしい……
秘密とは一体何なのか。ミステリー……
このドラマのEDが終わった後って優しい気持ちになるよね。ホナミと無事を祈りながらVR世界に浸りたい。
思わず現実のホナミに会いに行ってしまったナオキが知るホナミの正体。
「僕が愛したホナミは穂波だった」
男性なのでは?とは思っていたけれど、70のおじさんとは……。陰から見て帰るのかと思ったけれど、お茶もしてしまう。
落ち着いた年上の紳士はもうすぐ手術をするのだという。
命の終わりが近いことが、サ終になるVR世界に旅立った切っ掛け。
「大丈夫。僕がついてる」
と力強く言うナオキ。
呼吸器をつけて眠っている姿のまままたVR世界に旅立てそう。
成功して、あの世界でまた一緒に遊べると良いなぁ。お砂糖の仲。
目覚めたら誰もいない病院で、山中でヒッチハイクしてみれば、何とあれから5か月も経っていたことが分かる…。えっ、ホラーかタイムリープもの??
父の葬儀の最中に一人息子が消えたのに世間は大騒ぎしとらんのか、と思ったら、全て仕組まれたことで、自分から失踪したことにされていたらしい。事情を説明するも、カノジョすら信じてくれない。ひどい。
自分が監禁されていた山の中の病院で睡眠薬の点滴を発見したり、血が付いたシャツもそのまま保管されてたり、「父に毒を盛ったかもしれない」と証言してくれそうな看護師を見つけたり……
証拠になりそうなことはたくさんあるのに、「信じてもらえないから」と警察に行かない。無能警察のドラマ見すぎ!
たぶん、あの病院に指紋くらい残っているから、ちゃんと警察に行こう?
自分の代わりに理事に納まった大友の過去を調べたりして、何だか「そこじゃない」感でいっぱい。
まずは自分の命すら危険だったかも知れないって、ちゃんと気づいて~~……今期のツッコみドラマかな……。
中川大志くんの演技の確かさを再確認する「怒れない川端」回。
『きれいのくに』の加藤拓也監督作品。悪夢のような奇抜な設定の中に現代社会の「穴」が見える。
穴は救済の場。という言い分がとても教祖らしい。どういう物だかまるで分らないくせに。
帰って来た人間は誰も居ないのに、これは本当に救済なのか。
一度も怒ったことがなかった、怒るという行為が理解できなかった川端が、教祖のアドバイスで初めて怒る。
怒ることができなかったのは、両親に押さえつけられていたからだという。
その両親はいち早く穴に入り、だから自分も入ろうかと思った川端。
「親の思う通り」の人生はまだ続いているのでは。
面白かった。
最後、みんなは穴の中で再会するのかな。
男子学生連中に邪魔されたのは、どうやら史実らしいです。まるで小学生男子。 昔の明治大学の男子学生って最低だったんだなと思った。この時代の大学生ってもっと世間の尊敬を集めていたと思っていたけれど、人によるのか。 私は、昔男子校だった共学高校を卒業したのだが、古い先生が「それまでの荒くれ者たちが女子が入ったとたんに紳士的になった。女性の力は偉大だ。」みたいなことを言っていた。 人によるし学校の校風によるのだな。明治大学は良く言えば質実剛健、悪く言えば男尊女卑の権化。
カオリの十三回忌。ご両親はお気の毒だけれど、視聴者知ってる……カオリが面倒くささで自滅したことを……。
奏の前に急に現れた真樹が、ほんっとーーに「急」すぎて(手ぶらで身軽だし!!)幽霊かと思った(爆)
先週も急に消えたし、実はカオリと一緒に死んでいました、という話でも不思議ではない……。
だから、父さんの前に実際に十年ぶりに現れた時は「生きてる!!」ことに一番ビックリした(若いし 笑)
祐希と知美は真樹があの後どうしたのか知っていそう。
結局……みんな何かしらの大事な理由で奏と真樹を会わせたくないのでしょ。
貴志さんのプロポーズも「2人を会わせない作戦」の一環だったら嫌だな。
先週も書いたけれど、怒鳴り合いざわめくシーンにテーマの曲調が合わな過ぎて……(いや、本当に林檎は大好きなんだけど!)
どうも怪しいとしか思えなかったセレブ姉妹の結末。今回も瞬さんのカンが生き、検証して解決に持って行く流れ。
1話半解決だから展開自体はサクっとしているけれど、犯罪者の痛さはさすがの東野圭吾。
自分は何も悪いことしてなかったのに、ただ幸せになりたかっただけなのに、って……いや、あなたは捨てたでしょ。それを捨てたり損壊したりするのは罪だから。
そして、次のエピソードでは、もっと罪の意識の低い女が現れる。
自分の行動が切っ掛けで大事故になってるのに、歩行者だから罪に問われないって……人の命を何とも思っていない。
「私は何も悪くない」がこの作品のテーマなのかな。被害者がただただ気の毒。
前回の「奇跡の耳」の話が次とちょっとだけ繋がっているのが面白い。今回も?
ナレーションが寅子の内面を代弁する時だけ糸子に戻る(爆。 直に参戦出来ないのがもどかしいという感情が爆発して 寅子の方がナレに突き動かされて蹴りを入れそう。 それで、お父ちゃんが怒る訳?
人の悲しみや喜びに真摯に向き合うドラマだった。
事故によって記憶障害を負うことになった主人公が、外部からやって来た脳外科医に背中を押されて「あきらめる人生」から「記憶のある人生」へ踏み出す。
昨日のことを忘れてしまうので、毎日つけているノートの日記だけを頼りに看護助手の仕事をしているミヤビ。
転任してきた三瓶は言う。
起きたことは忘れても、「強い感情」は忘れない。
2年前までの記憶はあるのだからと、脳梗塞の患者の手術を行った。
患者さんを救いたい気持ち。外科医を再び続けられた喜び。失った時の悲しみ……。感情を揺さぶられることで今日が明日に繋がる。
看護助手を馬鹿にする分断勢力も、障がいを負ったヒロインを排除する勢力もない。
みんなが自然とヒロインを支えて動く。優しい環境のおかげで毎回起こる患者の物語に集中できそう。
静かな感動で終わる……だけではなく、三瓶先生は「戻って来た」ことと、ミヤビの恋人だった?ことを匂わせるラスト。
ミステリーとしても楽しめそう。
杉咲花さんの感情揺さぶられる表情と、支える若葉竜也くん(民放連ドラ久々で嬉しい!)の確かな演技に魅せられる。
良作。
コロナ禍で増えた語句が存在し、『大渡海』披露パーティに松本先生とお話しできる令和版『舟を編む』。「なんて」素敵なドラマだったでしょう。
「恋愛」の語釈も香具矢さんの京都行きも、令和版じゃなければきっと出会えなかった結論。
「紙の辞書がこの時代に必要なのか」という問題も議論された。本当に一歩一歩解決して進んできた。
この、たった10話の中に、岸部みどりの成長と、令和と言う時代の見方を織り込んで出来上がった『大渡海』は、原作の大渡海とは中身が全く違いそうで興味深い。
しかし普遍的なことは「言葉は人を繋ぐ」ということ。これだけは時代は変わらず確か。
言葉を紡いで伝えることを私たちはあきらめてはいけないと学ぶことが出来た。
日本語を大切にしたい気持ちになる、美しいドラマだった。
食がテーマの第3話。
会社の若い社員は店や食のブランドに拘り、立ち食い蕎麦を馬鹿にする。評価に敏感なので「ウナギ」に関しては厳しい(笑)
重大事に部長だけが鰻重を食べたと追及してくる取引先社員に、有事だからこそ食べるべき、と諭す上司。
「平時でも有事でもちゃんと食べられる人間が生き残る」
これは正しい。健康状態でも精神状態でも、年齢でも。人は食べられている限りは大丈夫。
ユウジは特別なご飯を作って励ましてほしいと美香に頼み、美香は真ん中に黄身が寄るように卵をゆでる。これも思いやり。
食の傾向で人を見る。これは体験と選り好み。
でも、「とにかく毎日食べよう!」と父は言う。
ゆったりと。美味しいと思えるものを。
ラストには部下たちがみんなで立ち食い蕎麦屋へ入っているのにホッコリする。
ゴボ天乗せ温かいの。刻みの揚げも。
美味しいものを食べさせられる実家でいたい。
今日もいい話。
浜田信也さん、今日もアビゲイル扱いしてごめんなさい(でも今日もやってることが果てしなくアビゲイル……)
花咲舞が交替しちゃって、先週の始めの方はちょっと抵抗あったけれど、すぐに慣れた。今田美桜さんの大きな目力にピッタリな役。
今期は女の敵は女?がテーマらしいけれど、別に性別分断は要らないのよね。しかし前回も特に女は敵ではなく、今回は仕事っぷりが報われず転職土産を目論んだ中年社員の哀愁。
やったことは背任行為と迷惑行為で許されることではないが、長年真面目に働いてきた行員に報いず不満を溜めさせた末の情報漏洩。
目立つスタンドプレイは出世の対象になり、黙々と正しいことをし続ける人を見ない。
そういうことをしていると、復讐を目論む人間も出て来るよ?という話だった。
人の心は恐いんだからな。
花咲は以前と変わらず、青くて真面目に突進する。新・相馬さんとの相性も良く、今回も見応えあった(水曜22時に戻って欲しい……)
寅子やよねの視点で男のムカつく所が目立ちやすいが、
猪爪家男子や優三やお父ちゃん(違)とか一応、男の優しさは描かれていて、
ただ女性側がその点に感謝しているか否かが、ちょっと微妙である。
ヤジを飛ばした挙句、股間を蹴られて蹲る等、日本男児として恥を知れ!!
みたいな意見もあったと思う。学長がそこまで見越していたか否かは不明ですが。
(付き人除く)五人で並んで歩いていくとか、お約束演出だなー。
よねさんはアオレンジャーとかコンドルのジョーとか、そういうポジ。
自分を捨てて男に走った姉さんとか女のイヤラシサも見てきたからなぁ…。
外の人たちからの「風化させない」にクドカンさんはたぶん常に違和感を持っている。
「大変だったのはあんただけじゃないしね。だった、って過去形じゃないし。今も大変だしね。」
家も親も失くした話をすると「大変だったね」と人は言う。けれど、この町の人たちは言わない。だって現在進行形でずっと大変だから。
半助からの報告を神のように弄ぶ三木本。仮設住宅の住人の目の前でホームレスの家を取り壊す行政。
「底辺」を嘲笑う層に怒り、どんな状況でも人の心だけは無くさない人たちに泣かされる。ハッチバックが開いた時……
気持ちの良い優しさに溢れる回だった。
けれど……報告は本当にしなくて大丈夫かな……不安になる。
女子高生が弁護士だなんて奇想天外すぎる気がして期待値低かったのだけれど(失礼)、身近な事件と闇バイトの掛け合わせでとても面白かった初回。
痴漢冤罪は「やっていない」証明が難しくほぼ無罪は勝ち取れないという。それをここまでハッキリキッパリ証明する手腕がなかなか痛快。
ヒロイン周りのキャラクターも立っていて、何よりペアになる大東くんの位置が最高に頼もしい。
今後の事件エピソードも楽しみ。
「俺もきっと君を好きになる」でも!明日になったら今日の記憶なくなるかも知れないじゃん!!(それは別……)
まだ29なのに良いことないってあんた、9と19しか超えてないだろう!
ボーダーも壁も作らないことが幸せ。他人の仕事ぶりを「幸せじゃない」認定したり、ホワイトにまでハラスメントとか言い出すこの世界、面倒くさくてバスに乗りたい!
松下洸平は見たいけれど、桜すら初めてというセリフにロマンよりも恐さを感じてしまった。そこは覚えててほしい……
秘密とは一体何なのか。ミステリー……
このドラマのEDが終わった後って優しい気持ちになるよね。ホナミと無事を祈りながらVR世界に浸りたい。
思わず現実のホナミに会いに行ってしまったナオキが知るホナミの正体。
「僕が愛したホナミは穂波だった」
男性なのでは?とは思っていたけれど、70のおじさんとは……。陰から見て帰るのかと思ったけれど、お茶もしてしまう。
落ち着いた年上の紳士はもうすぐ手術をするのだという。
命の終わりが近いことが、サ終になるVR世界に旅立った切っ掛け。
「大丈夫。僕がついてる」
と力強く言うナオキ。
呼吸器をつけて眠っている姿のまままたVR世界に旅立てそう。
成功して、あの世界でまた一緒に遊べると良いなぁ。お砂糖の仲。
目覚めたら誰もいない病院で、山中でヒッチハイクしてみれば、何とあれから5か月も経っていたことが分かる…。えっ、ホラーかタイムリープもの??
父の葬儀の最中に一人息子が消えたのに世間は大騒ぎしとらんのか、と思ったら、全て仕組まれたことで、自分から失踪したことにされていたらしい。事情を説明するも、カノジョすら信じてくれない。ひどい。
自分が監禁されていた山の中の病院で睡眠薬の点滴を発見したり、血が付いたシャツもそのまま保管されてたり、「父に毒を盛ったかもしれない」と証言してくれそうな看護師を見つけたり……
証拠になりそうなことはたくさんあるのに、「信じてもらえないから」と警察に行かない。無能警察のドラマ見すぎ!
たぶん、あの病院に指紋くらい残っているから、ちゃんと警察に行こう?
自分の代わりに理事に納まった大友の過去を調べたりして、何だか「そこじゃない」感でいっぱい。
まずは自分の命すら危険だったかも知れないって、ちゃんと気づいて~~……今期のツッコみドラマかな……。
中川大志くんの演技の確かさを再確認する「怒れない川端」回。
『きれいのくに』の加藤拓也監督作品。悪夢のような奇抜な設定の中に現代社会の「穴」が見える。
穴は救済の場。という言い分がとても教祖らしい。どういう物だかまるで分らないくせに。
帰って来た人間は誰も居ないのに、これは本当に救済なのか。
一度も怒ったことがなかった、怒るという行為が理解できなかった川端が、教祖のアドバイスで初めて怒る。
怒ることができなかったのは、両親に押さえつけられていたからだという。
その両親はいち早く穴に入り、だから自分も入ろうかと思った川端。
「親の思う通り」の人生はまだ続いているのでは。
面白かった。
最後、みんなは穴の中で再会するのかな。
男子学生連中に邪魔されたのは、どうやら史実らしいです。まるで小学生男子。
昔の明治大学の男子学生って最低だったんだなと思った。この時代の大学生ってもっと世間の尊敬を集めていたと思っていたけれど、人によるのか。
私は、昔男子校だった共学高校を卒業したのだが、古い先生が「それまでの荒くれ者たちが女子が入ったとたんに紳士的になった。女性の力は偉大だ。」みたいなことを言っていた。
人によるし学校の校風によるのだな。明治大学は良く言えば質実剛健、悪く言えば男尊女卑の権化。
カオリの十三回忌。ご両親はお気の毒だけれど、視聴者知ってる……カオリが面倒くささで自滅したことを……。
奏の前に急に現れた真樹が、ほんっとーーに「急」すぎて(手ぶらで身軽だし!!)幽霊かと思った(爆)
先週も急に消えたし、実はカオリと一緒に死んでいました、という話でも不思議ではない……。
だから、父さんの前に実際に十年ぶりに現れた時は「生きてる!!」ことに一番ビックリした(若いし 笑)
祐希と知美は真樹があの後どうしたのか知っていそう。
結局……みんな何かしらの大事な理由で奏と真樹を会わせたくないのでしょ。
貴志さんのプロポーズも「2人を会わせない作戦」の一環だったら嫌だな。
先週も書いたけれど、怒鳴り合いざわめくシーンにテーマの曲調が合わな過ぎて……(いや、本当に林檎は大好きなんだけど!)
どうも怪しいとしか思えなかったセレブ姉妹の結末。今回も瞬さんのカンが生き、検証して解決に持って行く流れ。
1話半解決だから展開自体はサクっとしているけれど、犯罪者の痛さはさすがの東野圭吾。
自分は何も悪いことしてなかったのに、ただ幸せになりたかっただけなのに、って……いや、あなたは捨てたでしょ。それを捨てたり損壊したりするのは罪だから。
そして、次のエピソードでは、もっと罪の意識の低い女が現れる。
自分の行動が切っ掛けで大事故になってるのに、歩行者だから罪に問われないって……人の命を何とも思っていない。
「私は何も悪くない」がこの作品のテーマなのかな。被害者がただただ気の毒。
前回の「奇跡の耳」の話が次とちょっとだけ繋がっているのが面白い。今回も?
ナレーションが寅子の内面を代弁する時だけ糸子に戻る(爆。
直に参戦出来ないのがもどかしいという感情が爆発して
寅子の方がナレに突き動かされて蹴りを入れそう。
それで、お父ちゃんが怒る訳?
人の悲しみや喜びに真摯に向き合うドラマだった。
事故によって記憶障害を負うことになった主人公が、外部からやって来た脳外科医に背中を押されて「あきらめる人生」から「記憶のある人生」へ踏み出す。
昨日のことを忘れてしまうので、毎日つけているノートの日記だけを頼りに看護助手の仕事をしているミヤビ。
転任してきた三瓶は言う。
起きたことは忘れても、「強い感情」は忘れない。
2年前までの記憶はあるのだからと、脳梗塞の患者の手術を行った。
患者さんを救いたい気持ち。外科医を再び続けられた喜び。失った時の悲しみ……。感情を揺さぶられることで今日が明日に繋がる。
看護助手を馬鹿にする分断勢力も、障がいを負ったヒロインを排除する勢力もない。
みんなが自然とヒロインを支えて動く。優しい環境のおかげで毎回起こる患者の物語に集中できそう。
静かな感動で終わる……だけではなく、三瓶先生は「戻って来た」ことと、ミヤビの恋人だった?ことを匂わせるラスト。
ミステリーとしても楽しめそう。
杉咲花さんの感情揺さぶられる表情と、支える若葉竜也くん(民放連ドラ久々で嬉しい!)の確かな演技に魅せられる。
良作。