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『ノーサイド・ゲーム』第1話 #ノーサイドゲーム このスタッフのドラマは毎回同じ演出だとか同じようなストーリー構成だとか同じような役者だとか思いつつ、うっかりウルウルしてしまうもんなのですが、正直、この初回にはグッと来るものが無かったのです。
その原因が、今回意外と顔芸演出が抑えられているからか、自分にラグビーへの関心が薄すぎるせいなのか、でも反骨精神を求めるストーリーはいつも通りで慣れ過ぎたせいなのか、ちょっと分りませんでした。
できたら、2話目までにもう一度見て、自分がこんなに冷めている原因を探りたいです(笑)
しかし、決してつまらなかったということではなく、先は楽しみですし、大泉洋、上川隆也ペアは期待通りの良いキャラ作りでした。
次週からは大谷亮平さんも眞栄田郷敦(マッケンの弟さん)も出るということで、キャスト的にも楽しみ。
早朝なので見落としたり、観ている途中でうたた寝もしてしまう事も 多々、ある中で関ケ原が終わってしまった。また大阪冬の陣&夏の陣が残っていますが。 先日のNHKでは「真田丸」映像が使われていましたが本作で幸村はどうだったか…?
津川家康の古狸と西田秀忠のヘタレ狸の親子関係を中心に室内劇の比重が高い。 江戸を離れて四カ月、大きな武功も無いまま京の若い娘をあてがわれて 極妻なお江が怖い訳では無い!と強調しつつ 「一人を選んだら角が立つ」と言って三人を引きさがらせた後に 気に入った一人をご所望な二代目のヘタレっぷりに涙が浮かんでくる…。
台詞や仕草に品が無いものも多く最近ならNG演出とネット上で叩かれるかも?
『仮面同窓会』第6話 #仮面同窓会 日比野真理は殺されたわけではなくて自殺だった。その理由は「I.L.Y」。真理は死の寸前まで八真人のことを好きだった。
となると、お腹の子どもに関する復讐?
「鉄の結束」は樫村に対する復讐かと思えば、色々と繋がる気はする……
とりあえず、まだストーカー男の件、希一が怪しい件、美郷だって怪しい件、多重人格の件など、色々とあるけれども、ますます面白くなってまいりました。
演出は相変わらず不気味で、このままホラー落ちでも行けるかも~~。
先週予告で見せた布美枝の涙はこれだったか…。 新居はボロ屋で不安定な夫の仕事、「女には解らん」な態度、 耐えてきた気持ちがいつ折れるのかと思ったら、さしずめ『北風と太陽』?
不安なのは茂も同じだった。 東京に慣れていない妻を気にかける気持ちがありながらも、 出版社でのやり取りが気持ちが荒れ気味だった夫。 片や妻は東京にも故郷と同じ暖かさがある事を知り孤独を癒される。
まだまだ不器用でぎこちないながら夫婦は一歩踏みだした。 3週間、お休みですが区切りとしてはイイ所です。 それにしても時代が「なつぞら」より数年後とは信じられませんな(笑。
白河院作造の臨終。死なば仏だろうか。 そして今度は自分の時代が来た感、ムンムンの庄司。
「俺がどんな思いで小作の仕事を…」 「お前が金を送ったのは親父だ。俺は何もしてもらっていない」 おしんが送った金で立った新居に住まいながらダブルスタンダード。 貧乏で心が荒んだという点を加味しても何で、 おしんは清く正しく長男は(その嫁も含めて)、こうなるかなぁ…。
私の兄等もプライドばかり高くて弟や妹を自分の子分程度にしか扱わない 器の小さい奴なので時代背景を加味すれば納得は出来ますが共感はゼロ。
橋田寿賀子、数年後の大河ドラマ「いのち」では地主の娘であるヒロインが 「小作人である俺達の気持ちがお嬢様に解るか!」と糾弾されるのですが 妹に対して同じ台詞を言うような奴は完全にアウトだよなぁ。
『ゲゲゲの女房』第24回~27回 #ゲゲゲの女房 新婚の家は都内の田舎、買い物に向かう道の寂しさ、ボロボロの家、裏手は墓場。もう、水木先生の作品作りに最高の環境(笑)
「漫画」にも夢を持って嫁いできた新妻は、夫が描く不気味な絵にも恐れおののく。わかる(笑)
「本を何冊も出している」片腕の実業作家……の実情は貸本漫画家。話は違いすぎるが一度来てしまったら帰るわけにもいかない。(いや、現代なら帰りますよね。私なら帰る!)
本物の都会の奥様生活を送っている姉は、訪ねてきて目を白黒。でも、「お父さんには言わんでね。心配するから。」
優しい子…というのもあるけれども、行き遅れたから帰れないという気持ちもあるけれども、布美枝の中に、まだ新しい生活への微かな期待が残っている。
図々しいイタチ、図々しい義兄、(「図々しい」ばかりだ(笑))「こみち書房」の美智子さん、東京のキャラクターが賑やかに揃っていく。
面白おかしく、にぎやかに、図々しく…人情漫画がテレビの中で展開される。楽しい。
『わたし旦那をシェアしてた』第1話 #わたし旦那をシェアしてた #旦シェア こうなったらこうなるだろうという想定内ではあるけれども、なかなか面白かった初回。小池栄子さん、りょうさん、岡本玲さん、それぞれ個性ある「内縁の妻」、最高です。これなら取り揃えたくなる気持ちも分かる(笑)
しかし、事は殺人事件も絡んで来るので簡単には行きませんよね。3人の中に犯人がいなければいいのだけれど。
それより謎なのが夏木マリ。彼女は一体どんな権限があって遺言状を開くことができるのでしょうか。あれは封もされていなかったように見えたし、効力ないのでは?
それぞれがきちんと弁護士をつけて慰謝料を取った方がいい気がします。
確かに金は取られておらず、精神的にも経済的にも支えになってもらい、自分自身が「事実婚」を認めたかも知れないけれども、「妻である」と思い込まされた年月と出会いの機会を奪われているので立派に詐欺と言えるのでは。
(それじゃドラマにならないけど(爆))
「そう言われたらすぐに納得してしまうのね」そんな女だからダメンズ捕まえるのよ……という追い打ちは上手かった。きちんと設定された脚本です。
ただ、この後、初回以上に物語を転がしていくのが難しそうなので、どうなるのか2話以降の様子見。
でも、次回を楽しみに見ます。
九州から夫の父がやって来た…。この作品にしては珍しく平穏な空気。 田中裕子のコミカルな仕草はアドリブ? これまで厳しく思えた使用人の源兵ヱが実は合格点をくれていてスムーズに進む。
「女房は飯が作るのが上手い女に限るなぁ!」
等と言いながら男三人が美味そうに酒と夕食を囲んでいる様は 後から出てくる姑の存在を示唆しているようで、ちょい怖い。
一方では白河院危篤の電報。おしんにとっては、あんな親でも親か。
見~た~なぁ~!!
駆け落ちの果てに幽霊屋敷に辿り着いたのかと錯覚してしまう新婚生活。 廃墟の空き家と勘違いされても文句の言えない新居。 裏手は墓地。ドンドンと壁が叩かれ、挙句は主が妖怪達を生みだしている。 でもAK作品で、こういう上質なブラックユーモアは最近、無いねぇ。
しかし茂や兄貴のあっけらかんぶりは飯田家程に裕福では無かった戦時を 体験している男達の、この時代に特有の陽気なタフさにも思えます。 この館の女主人となる最初の一歩を踏みだした布美枝の前途は多難。
こういう経験をしてくれば、「まんぷく」であまり動じなかった訳です。 松坂慶子さんには後で借りを返す事にして今は存分に世話になろう。
高橋克実さん、主演男優賞ですってよ!おめでとう!私は、ドラマを数多く見てないので、他の主演男優さん達とは比較出来ないのですが、このドラマで、高橋克実さんってば、素晴らしい俳優さんなのねってのが、分かりました。梅ちゃん先生のお父さんは、苦手だった……でも、基本、おちゃらけキャラの高橋克実さん、ずっと前から、私は大好きです!
『ゲゲゲの女房』第22回・23回 #ゲゲゲの女房 「何かあったらもうこれが今生の別れになる」そんな距離。母と家族との別れにはそんな覚悟もあり、優しさと愛情にただ泣ける。
甥は「一緒に帰ろう」と言い、母は娘婿にすがって「くれぐれも」頼む。こういうシーンが有り触れたベタベタしたシーンにならないドラマ、何という魔法。
列車の中では間が持たぬぎこちなさ。今から考えると、図々しい夫の「親友」イタチが居た事は、むしろ幸いかも。
遠すぎる距離、続かぬ会話、わけの分らぬ「親友」。
束の間、高級車で東京観光気分を味わえたのは良かったね……でも。昔も今もそうだけれど「都内」は広い。
布美枝の「東京」は安来よりも田舎で、二階建ての屋敷はとんでもないボロ家だった。
顔も知らぬ人とたった5日で結婚を決めるって、こういうこと……。
驚愕する布美枝を見ていて、こっちも何だか逃げて帰りたくなったわ(笑)
つくづくインフラ格差が激しい時代。 糸子が特急8時間で二度目の上京をした頃でしたから大阪で乗換えれば 半日ぐらいではつきそうなのに村井夫婦はやっぱり節約なのですね。 そんな道中にも無駄な会話で尺を稼ぐ事も無く 茂の視点で見られる飯田家の温かさや時に垣間見える戦争の傷跡、 この時代だからこそ描く事の出来る場面を繋いでいく。
が…、社長の息子というので結婚したら自営業の零細企業で 高級車は友人から借りていたというパターンか? 胡散臭い自称「親友」、故郷よりも田舎。 その自称「親友」には姉のプレゼントたる送迎車で目を付けられるわ…。 (でも、この車の埃落しを茂が手伝っているのが何気にイイ)
『ゲゲゲの女房』第18回~21回 #ゲゲゲの女房 住み慣れた我が家を離れて、見知らぬ東京の男に嫁ぐ。どんな気持ちなのだろう。現代からはそんな結婚は想像もできない。
しかし、村井家、飯田家、両家とも、親の愛情はたっぷり描かれた末の結婚式。「きっと良い人たち」「きっと幸せになれる」そういう確信が実家の様子から窺える作りは秀逸。
打ち掛けの丈が足りない花嫁、靴下に穴が開いた花婿、結婚式のドタバタが妙に可笑しい。「ベタなネタ」というのはベタに描くからベタなんだなぁと思い知る(笑)
記念写真の時に、夫に寄り添うと、扇子が義手に当たって「コツン」と音がした。
それが結婚式で、「この先何度も…」を予感させるエピソード。楽しみなだけではない……未来の「生活」の実感。
のんのんばあさんと狐の話は、このドラマに度々差し挟まれる民話や怪談話。「日本」が生活と共にある。「神様」が共にある。このドラマの好きなところ。
口うるさく息子を気遣い、くれぐれもと頭を下げるイカル義母の気持ちも、今はとても理解できる。母として、一番傍に居る人に息子を大事にしてもらいたい。当たり前の願望よね。親心よね。
ノッポのヒロインが見知らぬ土地に嫁ぐとか 朝食はパン派と御飯派で対立とか、つくづく後の作品のルーツっぽい。
結婚式の最中に子供時分に見た父と母の関係を思い出していた直後の布美枝には 村井家での一日にカルチャーショック連発の内容。 でも姑の嫁イビリとか夫を挟んで姑と対決が無いのは救いですね。
イカルさんから見れば年はそこそこ食っているといっても息子より十歳下、 背が高いといっても息子を凌ぐほどでも無いし、 そこそこ美人で気立ても良く家事も年季が入っているから中々の優良物件。
明日より東京編になりそうだけど大変なのは、むしろこれから。
反撃篇からタイトルのニュアンスが変わってきたのでしょうか。
前半を交換殺人に参加した人達全員にとっての「あなたの(殺す)番です」から
後半は復讐者・翔太視点で「あなたの(殺される)番です」。
翔太の常識の無さをちゃっかりリサーチする新キャラ二階堂君。
片手でノーパソ持って、もう一方の手だけでブラインドタッチなんて良く出来るなぁ。
そういえばⅬっぽかった早苗の息子さんが月っぽい髪型になっていました。
逮捕⇒退場にならない辺り、まだ絡んでくるのか?
『ノーサイド・ゲーム』第1話 #ノーサイドゲーム
このスタッフのドラマは毎回同じ演出だとか同じようなストーリー構成だとか同じような役者だとか思いつつ、うっかりウルウルしてしまうもんなのですが、正直、この初回にはグッと来るものが無かったのです。
その原因が、今回意外と顔芸演出が抑えられているからか、自分にラグビーへの関心が薄すぎるせいなのか、でも反骨精神を求めるストーリーはいつも通りで慣れ過ぎたせいなのか、ちょっと分りませんでした。
できたら、2話目までにもう一度見て、自分がこんなに冷めている原因を探りたいです(笑)
しかし、決してつまらなかったということではなく、先は楽しみですし、大泉洋、上川隆也ペアは期待通りの良いキャラ作りでした。
次週からは大谷亮平さんも眞栄田郷敦(マッケンの弟さん)も出るということで、キャスト的にも楽しみ。
早朝なので見落としたり、観ている途中でうたた寝もしてしまう事も
多々、ある中で関ケ原が終わってしまった。また大阪冬の陣&夏の陣が残っていますが。
先日のNHKでは「真田丸」映像が使われていましたが本作で幸村はどうだったか…?
津川家康の古狸と西田秀忠のヘタレ狸の親子関係を中心に室内劇の比重が高い。
江戸を離れて四カ月、大きな武功も無いまま京の若い娘をあてがわれて
極妻なお江が怖い訳では無い!と強調しつつ
「一人を選んだら角が立つ」と言って三人を引きさがらせた後に
気に入った一人をご所望な二代目のヘタレっぷりに涙が浮かんでくる…。
台詞や仕草に品が無いものも多く最近ならNG演出とネット上で叩かれるかも?
『仮面同窓会』第6話 #仮面同窓会
日比野真理は殺されたわけではなくて自殺だった。その理由は「I.L.Y」。真理は死の寸前まで八真人のことを好きだった。
となると、お腹の子どもに関する復讐?
「鉄の結束」は樫村に対する復讐かと思えば、色々と繋がる気はする……
とりあえず、まだストーカー男の件、希一が怪しい件、美郷だって怪しい件、多重人格の件など、色々とあるけれども、ますます面白くなってまいりました。
演出は相変わらず不気味で、このままホラー落ちでも行けるかも~~。
先週予告で見せた布美枝の涙はこれだったか…。
新居はボロ屋で不安定な夫の仕事、「女には解らん」な態度、
耐えてきた気持ちがいつ折れるのかと思ったら、さしずめ『北風と太陽』?
不安なのは茂も同じだった。
東京に慣れていない妻を気にかける気持ちがありながらも、
出版社でのやり取りが気持ちが荒れ気味だった夫。
片や妻は東京にも故郷と同じ暖かさがある事を知り孤独を癒される。
まだまだ不器用でぎこちないながら夫婦は一歩踏みだした。
3週間、お休みですが区切りとしてはイイ所です。
それにしても時代が「なつぞら」より数年後とは信じられませんな(笑。
白河院作造の臨終。死なば仏だろうか。そして今度は自分の時代が来た感、ムンムンの庄司。
「俺がどんな思いで小作の仕事を…」
「お前が金を送ったのは親父だ。俺は何もしてもらっていない」
おしんが送った金で立った新居に住まいながらダブルスタンダード。
貧乏で心が荒んだという点を加味しても何で、
おしんは清く正しく長男は(その嫁も含めて)、こうなるかなぁ…。
私の兄等もプライドばかり高くて弟や妹を自分の子分程度にしか扱わない
器の小さい奴なので時代背景を加味すれば納得は出来ますが共感はゼロ。
橋田寿賀子、数年後の大河ドラマ「いのち」では地主の娘であるヒロインが
「小作人である俺達の気持ちがお嬢様に解るか!」と糾弾されるのですが
妹に対して同じ台詞を言うような奴は完全にアウトだよなぁ。
『ゲゲゲの女房』第24回~27回 #ゲゲゲの女房
新婚の家は都内の田舎、買い物に向かう道の寂しさ、ボロボロの家、裏手は墓場。もう、水木先生の作品作りに最高の環境(笑)
「漫画」にも夢を持って嫁いできた新妻は、夫が描く不気味な絵にも恐れおののく。わかる(笑)
「本を何冊も出している」片腕の実業作家……の実情は貸本漫画家。話は違いすぎるが一度来てしまったら帰るわけにもいかない。(いや、現代なら帰りますよね。私なら帰る!)
本物の都会の奥様生活を送っている姉は、訪ねてきて目を白黒。でも、「お父さんには言わんでね。心配するから。」
優しい子…というのもあるけれども、行き遅れたから帰れないという気持ちもあるけれども、布美枝の中に、まだ新しい生活への微かな期待が残っている。
図々しいイタチ、図々しい義兄、(「図々しい」ばかりだ(笑))「こみち書房」の美智子さん、東京のキャラクターが賑やかに揃っていく。
面白おかしく、にぎやかに、図々しく…人情漫画がテレビの中で展開される。楽しい。
『わたし旦那をシェアしてた』第1話 #わたし旦那をシェアしてた #旦シェア
こうなったらこうなるだろうという想定内ではあるけれども、なかなか面白かった初回。小池栄子さん、りょうさん、岡本玲さん、それぞれ個性ある「内縁の妻」、最高です。これなら取り揃えたくなる気持ちも分かる(笑)
しかし、事は殺人事件も絡んで来るので簡単には行きませんよね。3人の中に犯人がいなければいいのだけれど。
それより謎なのが夏木マリ。彼女は一体どんな権限があって遺言状を開くことができるのでしょうか。あれは封もされていなかったように見えたし、効力ないのでは?
それぞれがきちんと弁護士をつけて慰謝料を取った方がいい気がします。
確かに金は取られておらず、精神的にも経済的にも支えになってもらい、自分自身が「事実婚」を認めたかも知れないけれども、「妻である」と思い込まされた年月と出会いの機会を奪われているので立派に詐欺と言えるのでは。
(それじゃドラマにならないけど(爆))
「そう言われたらすぐに納得してしまうのね」そんな女だからダメンズ捕まえるのよ……という追い打ちは上手かった。きちんと設定された脚本です。
ただ、この後、初回以上に物語を転がしていくのが難しそうなので、どうなるのか2話以降の様子見。
でも、次回を楽しみに見ます。
九州から夫の父がやって来た…。この作品にしては珍しく平穏な空気。
田中裕子のコミカルな仕草はアドリブ?
これまで厳しく思えた使用人の源兵ヱが実は合格点をくれていてスムーズに進む。
「女房は飯が作るのが上手い女に限るなぁ!」
等と言いながら男三人が美味そうに酒と夕食を囲んでいる様は
後から出てくる姑の存在を示唆しているようで、ちょい怖い。
一方では白河院危篤の電報。おしんにとっては、あんな親でも親か。
見~た~なぁ~!!
駆け落ちの果てに幽霊屋敷に辿り着いたのかと錯覚してしまう新婚生活。
廃墟の空き家と勘違いされても文句の言えない新居。
裏手は墓地。ドンドンと壁が叩かれ、挙句は主が妖怪達を生みだしている。
でもAK作品で、こういう上質なブラックユーモアは最近、無いねぇ。
しかし茂や兄貴のあっけらかんぶりは飯田家程に裕福では無かった戦時を
体験している男達の、この時代に特有の陽気なタフさにも思えます。
この館の女主人となる最初の一歩を踏みだした布美枝の前途は多難。
こういう経験をしてくれば、「まんぷく」であまり動じなかった訳です。
松坂慶子さんには後で借りを返す事にして今は存分に世話になろう。
高橋克実さん、主演男優賞ですってよ!おめでとう!私は、ドラマを数多く見てないので、他の主演男優さん達とは比較出来ないのですが、このドラマで、高橋克実さんってば、素晴らしい俳優さんなのねってのが、分かりました。梅ちゃん先生のお父さんは、苦手だった……でも、基本、おちゃらけキャラの高橋克実さん、ずっと前から、私は大好きです!
『ゲゲゲの女房』第22回・23回 #ゲゲゲの女房
「何かあったらもうこれが今生の別れになる」そんな距離。母と家族との別れにはそんな覚悟もあり、優しさと愛情にただ泣ける。
甥は「一緒に帰ろう」と言い、母は娘婿にすがって「くれぐれも」頼む。こういうシーンが有り触れたベタベタしたシーンにならないドラマ、何という魔法。
列車の中では間が持たぬぎこちなさ。今から考えると、図々しい夫の「親友」イタチが居た事は、むしろ幸いかも。
遠すぎる距離、続かぬ会話、わけの分らぬ「親友」。
束の間、高級車で東京観光気分を味わえたのは良かったね……でも。昔も今もそうだけれど「都内」は広い。
布美枝の「東京」は安来よりも田舎で、二階建ての屋敷はとんでもないボロ家だった。
顔も知らぬ人とたった5日で結婚を決めるって、こういうこと……。
驚愕する布美枝を見ていて、こっちも何だか逃げて帰りたくなったわ(笑)
つくづくインフラ格差が激しい時代。
糸子が特急8時間で二度目の上京をした頃でしたから大阪で乗換えれば
半日ぐらいではつきそうなのに村井夫婦はやっぱり節約なのですね。
そんな道中にも無駄な会話で尺を稼ぐ事も無く
茂の視点で見られる飯田家の温かさや時に垣間見える戦争の傷跡、
この時代だからこそ描く事の出来る場面を繋いでいく。
が…、社長の息子というので結婚したら自営業の零細企業で
高級車は友人から借りていたというパターンか?
胡散臭い自称「親友」、故郷よりも田舎。
その自称「親友」には姉のプレゼントたる送迎車で目を付けられるわ…。
(でも、この車の埃落しを茂が手伝っているのが何気にイイ)
『ゲゲゲの女房』第18回~21回 #ゲゲゲの女房
住み慣れた我が家を離れて、見知らぬ東京の男に嫁ぐ。どんな気持ちなのだろう。現代からはそんな結婚は想像もできない。
しかし、村井家、飯田家、両家とも、親の愛情はたっぷり描かれた末の結婚式。「きっと良い人たち」「きっと幸せになれる」そういう確信が実家の様子から窺える作りは秀逸。
打ち掛けの丈が足りない花嫁、靴下に穴が開いた花婿、結婚式のドタバタが妙に可笑しい。「ベタなネタ」というのはベタに描くからベタなんだなぁと思い知る(笑)
記念写真の時に、夫に寄り添うと、扇子が義手に当たって「コツン」と音がした。
それが結婚式で、「この先何度も…」を予感させるエピソード。楽しみなだけではない……未来の「生活」の実感。
のんのんばあさんと狐の話は、このドラマに度々差し挟まれる民話や怪談話。「日本」が生活と共にある。「神様」が共にある。このドラマの好きなところ。
口うるさく息子を気遣い、くれぐれもと頭を下げるイカル義母の気持ちも、今はとても理解できる。母として、一番傍に居る人に息子を大事にしてもらいたい。当たり前の願望よね。親心よね。
ノッポのヒロインが見知らぬ土地に嫁ぐとか
朝食はパン派と御飯派で対立とか、つくづく後の作品のルーツっぽい。
結婚式の最中に子供時分に見た父と母の関係を思い出していた直後の布美枝には
村井家での一日にカルチャーショック連発の内容。
でも姑の嫁イビリとか夫を挟んで姑と対決が無いのは救いですね。
イカルさんから見れば年はそこそこ食っているといっても息子より十歳下、
背が高いといっても息子を凌ぐほどでも無いし、
そこそこ美人で気立ても良く家事も年季が入っているから中々の優良物件。
明日より東京編になりそうだけど大変なのは、むしろこれから。
反撃篇からタイトルのニュアンスが変わってきたのでしょうか。
前半を交換殺人に参加した人達全員にとっての「あなたの(殺す)番です」から
後半は復讐者・翔太視点で「あなたの(殺される)番です」。
翔太の常識の無さをちゃっかりリサーチする新キャラ二階堂君。
片手でノーパソ持って、もう一方の手だけでブラインドタッチなんて良く出来るなぁ。
そういえばⅬっぽかった早苗の息子さんが月っぽい髪型になっていました。
逮捕⇒退場にならない辺り、まだ絡んでくるのか?