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やっぱり裏主人公は横山寝取られ上皇だよなぁ…。 あの手、この手でストーリーを引っ張ってくださり有難うございます。 根が真面目な相手を取りこむ手腕とか、さすがです。
働き盛り向けの鬱憤晴らしドラマ。銀行員としてのリアリティはどうかしりませんが キャラ描写は社会人としてアルアル感、満載でした。 部下やお客の生活、気にかけなければならないと本当に大変。 真山さんみたいに言ってくれる人がいると助かります。
逆に自分だけが大事な癖に取り繕いで職員の意見を代表しているような顔をする輩もいて そういうタイプが後から、やってくるようでは組織は本当に末期だったりする。 三友銀行はそうならなければ良いですね。
『大富豪同心』第7回 #大富豪同心 よく時代劇を見ていて思うんですけど、火つけを寸前で止めても、後で撒かれた油が臭くて仕方ないですよね木造だし。(そういう問題じゃない)
気絶がどんどん堂にいってきて、分っているのに笑うしかない(爆)。個人的には卯之吉っつぁんよりもノーセキュリティなおじいさまの屋敷が心配です。
みすずさまとは上手く行ってほしいですねぇ。時代劇の定番あれこれが妙に面白いドラマです。
おしんにも、そろそろ結婚話が出てきましたが独立した髪結いは順調。 大変なのは旦那が外で遊んでいる加代の方。ここでは母親がいきり立つ。
女学校に通わせた時にも思いましたが御両親はちゃんと娘の事を見ているなぁ。 加代自身は「家の仕事はちゃんとしているし…」、 復調した婆様は「子供ができれば落ち着く」。 家があり家族はそれに併せるという価値観を改めない大ボスが相変わらずで 加代は無理に旧世代の価値観を受け容れた歪がでてきているし 旦那もそういう隠然たる支配体制の家に婿養子で、そりゃ息が詰まるわ。
現代パートの乙羽おしんは多少は旦那にも同情的なようで、 加代の孫を自分の孫よりも可愛がった訳ですが、結局、その子に話し相手に なってもらないながら自分の息子と向き合いもせず放浪中。で、 「浩太さんと添わせてあげればよかったかねぇ…」 なんだろう、この台詞。浩太はどう見ても加代に友達以上の感情は持っていなかったし 問題なのは加代の初恋を宙ぶらりんのままにさせた事なのに。
要所に光る所があっても、この作品が駄目に思うのは脚本家が 高い視点と上から目線をはき違えていると感じるからでしょうか。 厳しい時代だったのは確かだけれど、それで全てを括ってよいとは思えない。 「カーネーション」や「ゲゲゲ」には厳しさの中にも懐の深さや暖かさがあった。 おばばが死んだ時に家族一人一人が抱いた喪失感は加賀屋にはあるかな…?
『仮面同窓会』第4話 #仮面同窓会 カズの死にざまは、洋輔の兄や日比野真理を思い起こす描写であり、やはり洋輔の別人格がみんな転落死させているのかなぁと思える。
けれども、場所はビルの下なのね…誰かが遺体を動かした?(しかし、そんなことは警察にすぐにバレそうだが)
美郷と手を繋いで逃げるEDが一蓮托生っぽくて、やはり彼女も関係しているのだろうなぁ。
洋輔がやったと見せかけて真犯人は全て美郷という可能性もあるのかしら。まだまだ先が読めません。
でも、なんにせよ、やるなら希一からやればみんな生きやすくなるのに(笑)
『俺のスカート、どこ行った?』第10話(最終回) #俺のスカートどこ行った #俺スカ 初めは古田新太の主演ということでテレ東金曜24系のようなオシャレ斬新系ドラマをちょっと想像していたのだけど、始まってみれば内容はやはり日テレ系学園ものという感じでした(笑)
ベタもキャストの魅力とセリフの面白さで見やすくなり、楽しい1クールでした。先生方ももちろん、生徒たち、特にジャニーズの3人は、それぞれとても魅力的でした。
物事をナーバスな方向でしか見ることが出来ずにイジメなどで闇を作る。それを「子どもたちがあきらめた大人の力」で解決したノブオ。こういう大人の存在が若者を前向きにし、未来を救う。それは真実だと思います。
ノブオの運命がリセットされた(?)と思えたラストまで清々しい、いい最終回でした。
『きのう何食べた?』第11話 #きのう何食べた #何食べ ワンクールのドラマで、またクリスマス。その時間経過の間にシロさんは家にゲイの友人を迎え入れるようになり、親はケンジと会ってみたいと思うようになっている。
「親の気持ちはゲイでもノンケでも同じ。」
そう、赤ちゃんを見たいだけではなく、親は自分の子どもから「子どもは要らない」なんて言葉を聞きたくない。自分の結婚生活と子育て生活を全否定されている気持ちになるショック。
シロさんは、きちんと分っている。
「ゲイだと知った時、きっと可哀想な子だと思っただろう」「次に自分の子育てのせいだと思っただろう」
自分だけではなく、親の幸せのために、今現在の自分の幸せを見せに行く。
ゲイでもノンケでも、子どもが共に暮らす人と幸せにやっているのだと確信できることが親にとっての幸せ。
いい話。4人の芝居も温かくて泣けた。
最終回は寂しいな。
『ゲゲゲの女房』第7~10回 #ゲゲゲの女房 女なのに背が高い、年が過ぎている、子どもがいない…そういう事が当たり前のようにささやかれる時代を描くと同時に、この時代の「お見合い結婚」に女性がどうときめいていったのかもシッカリ描く。
見合い相手を覗きに行ってはウキウキし、破談になってはガックリする。気を使ったりなぐさめたり、なぐさめきれなくて落ち込んだり、家族それぞれのそんな描写もまた可笑しくて温かくて優しくて泣ける。「時代物」をきちんと描く意義。
「背がどうのと言って会ってもみないような家は向こうが落第」毅然とそういってくれたおばばさまの最期と、見送る父の号泣。野際さんの語りだから、余計に泣けてしまう。日本語の美しいドラマ。
35円の即席ラーメン販売シーンは、終わったばかりの『まんぷく』を思い出す。あの実演販売の片隅に、こんなお姉さんがいたのかも知れないね。
『インハンド』第11話(最終回) #インハンド 最終回のための最終回という感じで、納まりよく全て解決。こんなにザッと進めるのなら何話かかけて2クールやってくれても良かった(ものすごく、そうして欲しかった)
主要キャラクターの3人の友情は微笑ましく、センス良いセリフの掛け合い、愛すべき人間性に毎週ワクワクしながら見た。演出も映像の引きも全て好み。
頑なな主人公の心を解かしていく案件の数々に納得の行くエピソード作り。良いドラマでした。
菌や寄生虫を排除するばかりの神経質すぎる潔癖社会への警告も見て取れた。共存することで人間も強くなっていくのね。
色々と書きたいけれども、今は終わって寂しいとしか言えない。Season2をお待ちしています!
「カーネーション」と被る描写が多いなと思っていたら 「なっちゃんの写真館」(ノッポのヒロインで父が政界出馬)や 「まんぷく」(福ちゃんフェイスの友人とラーメン販売)も入ってきました。 そして、この時代のインフラ地域差が興味深い。第2週前半(昭和20年代後半)は 第1週の戦時と殆ど変わらない空気感で後半から昭和30年代半ばで微妙に違う。 そして価値観の変化も…。
家族想いで頑張り屋さんな布美枝は「私もお姉ちゃんみたいに」な想いできた模様。 家業の戦力となり、昔の自分ポジに来た妹に慕われ、洋服を着てカジュアルなお洒落も。 でも、お姉ちゃんは化粧やお洒落を殆どしない農家のオバチャンになっても、 やっぱり綺麗で一歩ずつ近づいているつもりでいても遠い。 ここから前半は古い価値観にぶち当たってコケ、後半は女性の社会進出にも乗れず 作ってきたはずの自分の居場所が次第に無くなってくるのを感じる布美枝。 相変わらず内気で間の悪い所に、克服してきたつもりの要領の悪さも出てきて ネガティブ街道一直線。
自分はどこまでいっても自分でしかない。 当たり前の事だけど、その現実を受け止めるには相応の煮え湯を飲まなければいけない。 源さんもお袋さんに、もう自分は一人前だと認めて欲しかったんだろうね。
うわっ!今日の金曜朝は、なつぞら画面に釘付け!面白かったわあ…。明日以降も、急に期待し始めました。昨日までは、又、美形俳優追加かあ…なつってば、モテモテ…美人って、良いよねえ…って、冷めた想いで見流してた……
『緊急取調室』THIRD SEASON 第10話(最終回) #緊急取調室 #キントリ 管理官ーーー!!の続きから、事件の正体まで何本建てもの前後編。見応えありました。
吉田鋼太郎さんも吉川愛ちゃんも素晴らし過ぎる。独演会のようにならないのはキントリメンバーが当然演技で受けるだけの実力者揃いだから。
レギュラーとゲストの演技で魅せるという、このシリーズの一番特徴的で素晴らしい所が凝縮されたような最終回でした。
ラストは、まだ続けそうな終わりで視聴者的にもスッキリ。お疲れ様でした。また会える日が楽しみです!
『ストロベリーナイト・サーガ』第11話(最終回) #ストロベリーナイト Yahoo!テレビのあらすじには「姫川と菊田、2人の関係の行方は」とか書いてあったけれども、結婚してるんだからどうにもならないし(しないでほしい)、どうにもならなくて良かったです(笑)←原作でも別にどうにもなってない。
姫川のお仕事ドラマとしては良かったと思っています。ブルーマーダーとは、ある意味、組織というブラック企業の犠牲者。
開始前は二階堂ふみちゃんの姫、若いし小さいし私には受け入れられないーーと思っていましたが、やはり演技で成りきる人は凄い。
こんな所で自分語り……と思いつつ、クライマックスの語りには見入ってしまいました。
最終回らしい最終回ではなかったけれども、これで終わりでいいのではないでしょうか。「インビジブルレイン」のその先まで放映したことですし、これで姫川シリーズは実写化終わりということで。
お疲れ様でした。
この病院、院長いたんだ。事務長もいたんだ…。 てっきり安田先生が個人で経営しているクリニックかと(笑。
都議会議員の術後糖尿病管理。 病識が薄く自分に甘い性格はこの病気を重症化させる人に多い。 だから術前は内科病棟に入院していたのだが、この時点で病院スタッフ側に要注意人物と マークされそうで、そんな患者を熱意有り余ってトラブルを起こすはるかに担当させる? まあ、はるかなら自分の担当患者でなくてもシュークリームふっ飛ばしやるだろうけど。 解決もベタで最終回に箔をつけようとスケールを大きくした医療方面は少し大味。
逆に婚活パートは最後、意外と良かった。 当初は婚期を焦るお局様に見えた夏美が指導した、はるかの影響を受けたのか 終盤には言動が若々しく柔和になっていました。 まあ相手がバツイチとはいえ沢村師長だし、ここは素直にオメデトウ。
実際、白衣の天使と言われても激務で出会いも少ない職種。 看護婦さん同士で連絡、取り合って結婚&出産&育児という所まで視野に入れて 環境や条件のいい勤め先を考えるケースも割と多いようです。 自衛官や介護職にも言える事ですが、体を張って尽したり守ったりしてくれるのを そういう仕事だからと当たり前に甘受する人ばかりだと後継者不足で社会は衰退します。
第1週を通じて家族全員が主役という形を出して後に行く程、テンションが上がる。 本作に批判的意見はヒロインが前に出ず影が薄い事なのですが (クドカン主演の劇場版は完全に夫婦に絞っていた) ヒロインが暫定主役な朝ドラ作品は昔はちょくちょくあったんだけど。
自己主張が強い父と姉に挟まれ右往左往しつつ家族のために出来る事を 真剣に考える布美枝ちゃん。むしろお姉さんの自由奔放さにイラッときますが 彼女も父が普段、見せない誠実さを見合い相手に感じ男を見る目が上がった。
「モロッコ」を観て恋に恋して父への反発もあって逢引相手はBF以上ではなかったか…。 でも内気な布美枝の目には姉の結婚こそが理想の結婚に映ったんでしょうねぇ。 これが第2週以降に影響を与えそう。
『NHK朝ドラ ゲゲゲの女房』第3回~6回(再放送) #ゲゲゲの女房 お見合い大嫌い!朝ドラ世界の中で、モデルの人の人生通りに見合い結婚を貫いたストーリーは、恋愛モードよりも出会いの形の大切さを教えてくれる。
横暴ともいえる方法で見合いを推し進める父親は、令和から見たらとんでもない暴君だけれども、戦中戦後のことを考えたら農家に入る事は娘の幸せを願う親以外の何者でもない。
見合い相手はユキエの妹が見合いを断ったことを黙っていて自分が全部背負ってくれる男気のある青年。
「台所しか居場所のない母の人生」は、「台所」という家の重要な場所に居場所がある人生だともいえる。子どもたちが思っているよりも夫婦はずっと仲が良い。よくあること。
ヒロインは決して出しゃばるわけではないが、運命に導かれて試行錯誤を繰り返す。そして家を支える人になって行く。
「この時代の幸せな家族」をきちんと温かく描き、現代目線でも微笑ましく見ることが出来る、脚本の妙。山本むつみさんの世界はやはり奥深い。
やっぱり裏主人公は横山寝取られ上皇だよなぁ…。
あの手、この手でストーリーを引っ張ってくださり有難うございます。
根が真面目な相手を取りこむ手腕とか、さすがです。
働き盛り向けの鬱憤晴らしドラマ。銀行員としてのリアリティはどうかしりませんが
キャラ描写は社会人としてアルアル感、満載でした。
部下やお客の生活、気にかけなければならないと本当に大変。
真山さんみたいに言ってくれる人がいると助かります。
逆に自分だけが大事な癖に取り繕いで職員の意見を代表しているような顔をする輩もいて
そういうタイプが後から、やってくるようでは組織は本当に末期だったりする。
三友銀行はそうならなければ良いですね。
『大富豪同心』第7回 #大富豪同心
よく時代劇を見ていて思うんですけど、火つけを寸前で止めても、後で撒かれた油が臭くて仕方ないですよね木造だし。(そういう問題じゃない)
気絶がどんどん堂にいってきて、分っているのに笑うしかない(爆)。個人的には卯之吉っつぁんよりもノーセキュリティなおじいさまの屋敷が心配です。
みすずさまとは上手く行ってほしいですねぇ。時代劇の定番あれこれが妙に面白いドラマです。
おしんにも、そろそろ結婚話が出てきましたが独立した髪結いは順調。
大変なのは旦那が外で遊んでいる加代の方。ここでは母親がいきり立つ。
女学校に通わせた時にも思いましたが御両親はちゃんと娘の事を見ているなぁ。
加代自身は「家の仕事はちゃんとしているし…」、
復調した婆様は「子供ができれば落ち着く」。
家があり家族はそれに併せるという価値観を改めない大ボスが相変わらずで
加代は無理に旧世代の価値観を受け容れた歪がでてきているし
旦那もそういう隠然たる支配体制の家に婿養子で、そりゃ息が詰まるわ。
現代パートの乙羽おしんは多少は旦那にも同情的なようで、
加代の孫を自分の孫よりも可愛がった訳ですが、結局、その子に話し相手に
なってもらないながら自分の息子と向き合いもせず放浪中。で、
「浩太さんと添わせてあげればよかったかねぇ…」
なんだろう、この台詞。浩太はどう見ても加代に友達以上の感情は持っていなかったし
問題なのは加代の初恋を宙ぶらりんのままにさせた事なのに。
要所に光る所があっても、この作品が駄目に思うのは脚本家が
高い視点と上から目線をはき違えていると感じるからでしょうか。
厳しい時代だったのは確かだけれど、それで全てを括ってよいとは思えない。
「カーネーション」や「ゲゲゲ」には厳しさの中にも懐の深さや暖かさがあった。
おばばが死んだ時に家族一人一人が抱いた喪失感は加賀屋にはあるかな…?
『仮面同窓会』第4話 #仮面同窓会
カズの死にざまは、洋輔の兄や日比野真理を思い起こす描写であり、やはり洋輔の別人格がみんな転落死させているのかなぁと思える。
けれども、場所はビルの下なのね…誰かが遺体を動かした?(しかし、そんなことは警察にすぐにバレそうだが)
美郷と手を繋いで逃げるEDが一蓮托生っぽくて、やはり彼女も関係しているのだろうなぁ。
洋輔がやったと見せかけて真犯人は全て美郷という可能性もあるのかしら。まだまだ先が読めません。
でも、なんにせよ、やるなら希一からやればみんな生きやすくなるのに(笑)
『俺のスカート、どこ行った?』第10話(最終回) #俺のスカートどこ行った #俺スカ
初めは古田新太の主演ということでテレ東金曜24系のようなオシャレ斬新系ドラマをちょっと想像していたのだけど、始まってみれば内容はやはり日テレ系学園ものという感じでした(笑)
ベタもキャストの魅力とセリフの面白さで見やすくなり、楽しい1クールでした。先生方ももちろん、生徒たち、特にジャニーズの3人は、それぞれとても魅力的でした。
物事をナーバスな方向でしか見ることが出来ずにイジメなどで闇を作る。それを「子どもたちがあきらめた大人の力」で解決したノブオ。こういう大人の存在が若者を前向きにし、未来を救う。それは真実だと思います。
ノブオの運命がリセットされた(?)と思えたラストまで清々しい、いい最終回でした。
『きのう何食べた?』第11話 #きのう何食べた #何食べ
ワンクールのドラマで、またクリスマス。その時間経過の間にシロさんは家にゲイの友人を迎え入れるようになり、親はケンジと会ってみたいと思うようになっている。
「親の気持ちはゲイでもノンケでも同じ。」
そう、赤ちゃんを見たいだけではなく、親は自分の子どもから「子どもは要らない」なんて言葉を聞きたくない。自分の結婚生活と子育て生活を全否定されている気持ちになるショック。
シロさんは、きちんと分っている。
「ゲイだと知った時、きっと可哀想な子だと思っただろう」「次に自分の子育てのせいだと思っただろう」
自分だけではなく、親の幸せのために、今現在の自分の幸せを見せに行く。
ゲイでもノンケでも、子どもが共に暮らす人と幸せにやっているのだと確信できることが親にとっての幸せ。
いい話。4人の芝居も温かくて泣けた。
最終回は寂しいな。
『ゲゲゲの女房』第7~10回 #ゲゲゲの女房
女なのに背が高い、年が過ぎている、子どもがいない…そういう事が当たり前のようにささやかれる時代を描くと同時に、この時代の「お見合い結婚」に女性がどうときめいていったのかもシッカリ描く。
見合い相手を覗きに行ってはウキウキし、破談になってはガックリする。気を使ったりなぐさめたり、なぐさめきれなくて落ち込んだり、家族それぞれのそんな描写もまた可笑しくて温かくて優しくて泣ける。「時代物」をきちんと描く意義。
「背がどうのと言って会ってもみないような家は向こうが落第」毅然とそういってくれたおばばさまの最期と、見送る父の号泣。野際さんの語りだから、余計に泣けてしまう。日本語の美しいドラマ。
35円の即席ラーメン販売シーンは、終わったばかりの『まんぷく』を思い出す。あの実演販売の片隅に、こんなお姉さんがいたのかも知れないね。
『インハンド』第11話(最終回) #インハンド
最終回のための最終回という感じで、納まりよく全て解決。こんなにザッと進めるのなら何話かかけて2クールやってくれても良かった(ものすごく、そうして欲しかった)
主要キャラクターの3人の友情は微笑ましく、センス良いセリフの掛け合い、愛すべき人間性に毎週ワクワクしながら見た。演出も映像の引きも全て好み。
頑なな主人公の心を解かしていく案件の数々に納得の行くエピソード作り。良いドラマでした。
菌や寄生虫を排除するばかりの神経質すぎる潔癖社会への警告も見て取れた。共存することで人間も強くなっていくのね。
色々と書きたいけれども、今は終わって寂しいとしか言えない。Season2をお待ちしています!
「カーネーション」と被る描写が多いなと思っていたら
「なっちゃんの写真館」(ノッポのヒロインで父が政界出馬)や
「まんぷく」(福ちゃんフェイスの友人とラーメン販売)も入ってきました。
そして、この時代のインフラ地域差が興味深い。第2週前半(昭和20年代後半)は
第1週の戦時と殆ど変わらない空気感で後半から昭和30年代半ばで微妙に違う。
そして価値観の変化も…。
家族想いで頑張り屋さんな布美枝は「私もお姉ちゃんみたいに」な想いできた模様。
家業の戦力となり、昔の自分ポジに来た妹に慕われ、洋服を着てカジュアルなお洒落も。
でも、お姉ちゃんは化粧やお洒落を殆どしない農家のオバチャンになっても、
やっぱり綺麗で一歩ずつ近づいているつもりでいても遠い。
ここから前半は古い価値観にぶち当たってコケ、後半は女性の社会進出にも乗れず
作ってきたはずの自分の居場所が次第に無くなってくるのを感じる布美枝。
相変わらず内気で間の悪い所に、克服してきたつもりの要領の悪さも出てきて
ネガティブ街道一直線。
自分はどこまでいっても自分でしかない。
当たり前の事だけど、その現実を受け止めるには相応の煮え湯を飲まなければいけない。
源さんもお袋さんに、もう自分は一人前だと認めて欲しかったんだろうね。
うわっ!今日の金曜朝は、なつぞら画面に釘付け!面白かったわあ…。明日以降も、急に期待し始めました。昨日までは、又、美形俳優追加かあ…なつってば、モテモテ…美人って、良いよねえ…って、冷めた想いで見流してた……
『緊急取調室』THIRD SEASON 第10話(最終回) #緊急取調室 #キントリ
管理官ーーー!!の続きから、事件の正体まで何本建てもの前後編。見応えありました。
吉田鋼太郎さんも吉川愛ちゃんも素晴らし過ぎる。独演会のようにならないのはキントリメンバーが当然演技で受けるだけの実力者揃いだから。
レギュラーとゲストの演技で魅せるという、このシリーズの一番特徴的で素晴らしい所が凝縮されたような最終回でした。
ラストは、まだ続けそうな終わりで視聴者的にもスッキリ。お疲れ様でした。また会える日が楽しみです!
『ストロベリーナイト・サーガ』第11話(最終回) #ストロベリーナイト
Yahoo!テレビのあらすじには「姫川と菊田、2人の関係の行方は」とか書いてあったけれども、結婚してるんだからどうにもならないし(しないでほしい)、どうにもならなくて良かったです(笑)←原作でも別にどうにもなってない。
姫川のお仕事ドラマとしては良かったと思っています。ブルーマーダーとは、ある意味、組織というブラック企業の犠牲者。
開始前は二階堂ふみちゃんの姫、若いし小さいし私には受け入れられないーーと思っていましたが、やはり演技で成りきる人は凄い。
こんな所で自分語り……と思いつつ、クライマックスの語りには見入ってしまいました。
最終回らしい最終回ではなかったけれども、これで終わりでいいのではないでしょうか。「インビジブルレイン」のその先まで放映したことですし、これで姫川シリーズは実写化終わりということで。
お疲れ様でした。
この病院、院長いたんだ。事務長もいたんだ…。
てっきり安田先生が個人で経営しているクリニックかと(笑。
都議会議員の術後糖尿病管理。
病識が薄く自分に甘い性格はこの病気を重症化させる人に多い。
だから術前は内科病棟に入院していたのだが、この時点で病院スタッフ側に要注意人物と
マークされそうで、そんな患者を熱意有り余ってトラブルを起こすはるかに担当させる?
まあ、はるかなら自分の担当患者でなくてもシュークリームふっ飛ばしやるだろうけど。
解決もベタで最終回に箔をつけようとスケールを大きくした医療方面は少し大味。
逆に婚活パートは最後、意外と良かった。
当初は婚期を焦るお局様に見えた夏美が指導した、はるかの影響を受けたのか
終盤には言動が若々しく柔和になっていました。
まあ相手がバツイチとはいえ沢村師長だし、ここは素直にオメデトウ。
実際、白衣の天使と言われても激務で出会いも少ない職種。
看護婦さん同士で連絡、取り合って結婚&出産&育児という所まで視野に入れて
環境や条件のいい勤め先を考えるケースも割と多いようです。
自衛官や介護職にも言える事ですが、体を張って尽したり守ったりしてくれるのを
そういう仕事だからと当たり前に甘受する人ばかりだと後継者不足で社会は衰退します。
第1週を通じて家族全員が主役という形を出して後に行く程、テンションが上がる。
本作に批判的意見はヒロインが前に出ず影が薄い事なのですが
(クドカン主演の劇場版は完全に夫婦に絞っていた)
ヒロインが暫定主役な朝ドラ作品は昔はちょくちょくあったんだけど。
自己主張が強い父と姉に挟まれ右往左往しつつ家族のために出来る事を
真剣に考える布美枝ちゃん。むしろお姉さんの自由奔放さにイラッときますが
彼女も父が普段、見せない誠実さを見合い相手に感じ男を見る目が上がった。
「モロッコ」を観て恋に恋して父への反発もあって逢引相手はBF以上ではなかったか…。
でも内気な布美枝の目には姉の結婚こそが理想の結婚に映ったんでしょうねぇ。
これが第2週以降に影響を与えそう。
『NHK朝ドラ ゲゲゲの女房』第3回~6回(再放送) #ゲゲゲの女房
お見合い大嫌い!朝ドラ世界の中で、モデルの人の人生通りに見合い結婚を貫いたストーリーは、恋愛モードよりも出会いの形の大切さを教えてくれる。
横暴ともいえる方法で見合いを推し進める父親は、令和から見たらとんでもない暴君だけれども、戦中戦後のことを考えたら農家に入る事は娘の幸せを願う親以外の何者でもない。
見合い相手はユキエの妹が見合いを断ったことを黙っていて自分が全部背負ってくれる男気のある青年。
「台所しか居場所のない母の人生」は、「台所」という家の重要な場所に居場所がある人生だともいえる。子どもたちが思っているよりも夫婦はずっと仲が良い。よくあること。
ヒロインは決して出しゃばるわけではないが、運命に導かれて試行錯誤を繰り返す。そして家を支える人になって行く。
「この時代の幸せな家族」をきちんと温かく描き、現代目線でも微笑ましく見ることが出来る、脚本の妙。山本むつみさんの世界はやはり奥深い。