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白河院作造の臨終。死なば仏だろうか。 そして今度は自分の時代が来た感、ムンムンの庄司。
「俺がどんな思いで小作の仕事を…」 「お前が金を送ったのは親父だ。俺は何もしてもらっていない」 おしんが送った金で立った新居に住まいながらダブルスタンダード。 貧乏で心が荒んだという点を加味しても何で、 おしんは清く正しく長男は(その嫁も含めて)、こうなるかなぁ…。
私の兄等もプライドばかり高くて弟や妹を自分の子分程度にしか扱わない 器の小さい奴なので時代背景を加味すれば納得は出来ますが共感はゼロ。
橋田寿賀子、数年後の大河ドラマ「いのち」では地主の娘であるヒロインが 「小作人である俺達の気持ちがお嬢様に解るか!」と糾弾されるのですが 妹に対して同じ台詞を言うような奴は完全にアウトだよなぁ。
『ゲゲゲの女房』第24回~27回 #ゲゲゲの女房 新婚の家は都内の田舎、買い物に向かう道の寂しさ、ボロボロの家、裏手は墓場。もう、水木先生の作品作りに最高の環境(笑)
「漫画」にも夢を持って嫁いできた新妻は、夫が描く不気味な絵にも恐れおののく。わかる(笑)
「本を何冊も出している」片腕の実業作家……の実情は貸本漫画家。話は違いすぎるが一度来てしまったら帰るわけにもいかない。(いや、現代なら帰りますよね。私なら帰る!)
本物の都会の奥様生活を送っている姉は、訪ねてきて目を白黒。でも、「お父さんには言わんでね。心配するから。」
優しい子…というのもあるけれども、行き遅れたから帰れないという気持ちもあるけれども、布美枝の中に、まだ新しい生活への微かな期待が残っている。
図々しいイタチ、図々しい義兄、(「図々しい」ばかりだ(笑))「こみち書房」の美智子さん、東京のキャラクターが賑やかに揃っていく。
面白おかしく、にぎやかに、図々しく…人情漫画がテレビの中で展開される。楽しい。
『わたし旦那をシェアしてた』第1話 #わたし旦那をシェアしてた #旦シェア こうなったらこうなるだろうという想定内ではあるけれども、なかなか面白かった初回。小池栄子さん、りょうさん、岡本玲さん、それぞれ個性ある「内縁の妻」、最高です。これなら取り揃えたくなる気持ちも分かる(笑)
しかし、事は殺人事件も絡んで来るので簡単には行きませんよね。3人の中に犯人がいなければいいのだけれど。
それより謎なのが夏木マリ。彼女は一体どんな権限があって遺言状を開くことができるのでしょうか。あれは封もされていなかったように見えたし、効力ないのでは?
それぞれがきちんと弁護士をつけて慰謝料を取った方がいい気がします。
確かに金は取られておらず、精神的にも経済的にも支えになってもらい、自分自身が「事実婚」を認めたかも知れないけれども、「妻である」と思い込まされた年月と出会いの機会を奪われているので立派に詐欺と言えるのでは。
(それじゃドラマにならないけど(爆))
「そう言われたらすぐに納得してしまうのね」そんな女だからダメンズ捕まえるのよ……という追い打ちは上手かった。きちんと設定された脚本です。
ただ、この後、初回以上に物語を転がしていくのが難しそうなので、どうなるのか2話以降の様子見。
でも、次回を楽しみに見ます。
九州から夫の父がやって来た…。この作品にしては珍しく平穏な空気。 田中裕子のコミカルな仕草はアドリブ? これまで厳しく思えた使用人の源兵ヱが実は合格点をくれていてスムーズに進む。
「女房は飯が作るのが上手い女に限るなぁ!」
等と言いながら男三人が美味そうに酒と夕食を囲んでいる様は 後から出てくる姑の存在を示唆しているようで、ちょい怖い。
一方では白河院危篤の電報。おしんにとっては、あんな親でも親か。
見~た~なぁ~!!
駆け落ちの果てに幽霊屋敷に辿り着いたのかと錯覚してしまう新婚生活。 廃墟の空き家と勘違いされても文句の言えない新居。 裏手は墓地。ドンドンと壁が叩かれ、挙句は主が妖怪達を生みだしている。 でもAK作品で、こういう上質なブラックユーモアは最近、無いねぇ。
しかし茂や兄貴のあっけらかんぶりは飯田家程に裕福では無かった戦時を 体験している男達の、この時代に特有の陽気なタフさにも思えます。 この館の女主人となる最初の一歩を踏みだした布美枝の前途は多難。
こういう経験をしてくれば、「まんぷく」であまり動じなかった訳です。 松坂慶子さんには後で借りを返す事にして今は存分に世話になろう。
高橋克実さん、主演男優賞ですってよ!おめでとう!私は、ドラマを数多く見てないので、他の主演男優さん達とは比較出来ないのですが、このドラマで、高橋克実さんってば、素晴らしい俳優さんなのねってのが、分かりました。梅ちゃん先生のお父さんは、苦手だった……でも、基本、おちゃらけキャラの高橋克実さん、ずっと前から、私は大好きです!
『ゲゲゲの女房』第22回・23回 #ゲゲゲの女房 「何かあったらもうこれが今生の別れになる」そんな距離。母と家族との別れにはそんな覚悟もあり、優しさと愛情にただ泣ける。
甥は「一緒に帰ろう」と言い、母は娘婿にすがって「くれぐれも」頼む。こういうシーンが有り触れたベタベタしたシーンにならないドラマ、何という魔法。
列車の中では間が持たぬぎこちなさ。今から考えると、図々しい夫の「親友」イタチが居た事は、むしろ幸いかも。
遠すぎる距離、続かぬ会話、わけの分らぬ「親友」。
束の間、高級車で東京観光気分を味わえたのは良かったね……でも。昔も今もそうだけれど「都内」は広い。
布美枝の「東京」は安来よりも田舎で、二階建ての屋敷はとんでもないボロ家だった。
顔も知らぬ人とたった5日で結婚を決めるって、こういうこと……。
驚愕する布美枝を見ていて、こっちも何だか逃げて帰りたくなったわ(笑)
つくづくインフラ格差が激しい時代。 糸子が特急8時間で二度目の上京をした頃でしたから大阪で乗換えれば 半日ぐらいではつきそうなのに村井夫婦はやっぱり節約なのですね。 そんな道中にも無駄な会話で尺を稼ぐ事も無く 茂の視点で見られる飯田家の温かさや時に垣間見える戦争の傷跡、 この時代だからこそ描く事の出来る場面を繋いでいく。
が…、社長の息子というので結婚したら自営業の零細企業で 高級車は友人から借りていたというパターンか? 胡散臭い自称「親友」、故郷よりも田舎。 その自称「親友」には姉のプレゼントたる送迎車で目を付けられるわ…。 (でも、この車の埃落しを茂が手伝っているのが何気にイイ)
『ゲゲゲの女房』第18回~21回 #ゲゲゲの女房 住み慣れた我が家を離れて、見知らぬ東京の男に嫁ぐ。どんな気持ちなのだろう。現代からはそんな結婚は想像もできない。
しかし、村井家、飯田家、両家とも、親の愛情はたっぷり描かれた末の結婚式。「きっと良い人たち」「きっと幸せになれる」そういう確信が実家の様子から窺える作りは秀逸。
打ち掛けの丈が足りない花嫁、靴下に穴が開いた花婿、結婚式のドタバタが妙に可笑しい。「ベタなネタ」というのはベタに描くからベタなんだなぁと思い知る(笑)
記念写真の時に、夫に寄り添うと、扇子が義手に当たって「コツン」と音がした。
それが結婚式で、「この先何度も…」を予感させるエピソード。楽しみなだけではない……未来の「生活」の実感。
のんのんばあさんと狐の話は、このドラマに度々差し挟まれる民話や怪談話。「日本」が生活と共にある。「神様」が共にある。このドラマの好きなところ。
口うるさく息子を気遣い、くれぐれもと頭を下げるイカル義母の気持ちも、今はとても理解できる。母として、一番傍に居る人に息子を大事にしてもらいたい。当たり前の願望よね。親心よね。
ノッポのヒロインが見知らぬ土地に嫁ぐとか 朝食はパン派と御飯派で対立とか、つくづく後の作品のルーツっぽい。
結婚式の最中に子供時分に見た父と母の関係を思い出していた直後の布美枝には 村井家での一日にカルチャーショック連発の内容。 でも姑の嫁イビリとか夫を挟んで姑と対決が無いのは救いですね。
イカルさんから見れば年はそこそこ食っているといっても息子より十歳下、 背が高いといっても息子を凌ぐほどでも無いし、 そこそこ美人で気立ても良く家事も年季が入っているから中々の優良物件。
明日より東京編になりそうだけど大変なのは、むしろこれから。
反撃篇からタイトルのニュアンスが変わってきたのでしょうか。
前半を交換殺人に参加した人達全員にとっての「あなたの(殺す)番です」から
後半は復讐者・翔太視点で「あなたの(殺される)番です」。
翔太の常識の無さをちゃっかりリサーチする新キャラ二階堂君。
片手でノーパソ持って、もう一方の手だけでブラインドタッチなんて良く出来るなぁ。
そういえばⅬっぽかった早苗の息子さんが月っぽい髪型になっていました。
逮捕⇒退場にならない辺り、まだ絡んでくるのか?
『あなたの番です』第11話 #あなたの番です 「反撃篇」が始まりました。登場人物がドッと増えちゃうのかなぁと思ったら、さすがにこんな事故物件に入って来るのは風変わりな大学院生のみ。横浜流星くん、AIオタクな変人キャラ、意外とハマってます。
既存の住居人は、尾野を筆頭にますます気持ち悪く、最終的に辿り着いた木下あかねも怪し過ぎて犯人にならなさそう~。これはただのゴミを集めたって話で終わりそう。
それよりも、先週の特別編のラストの画像、尾野にそっくりな喋りの件はどうなったんだろう。あれがサイバーで解析できませんでした、終了ーーっていうのも何だかねぇ。
警察も信頼できないからなぁ……。
そういえば、反撃篇では1話に1人死ぬ設定は無くなったんでしょうか。何だか騙されてる気がするーー(笑)
『仮面同窓会』第5話 #仮面同窓会 カズが殺された。しかし、洋輔が揉めていた場所と遺体の発見現場はズレており、誰かが動かしたなら警察はその痕跡も調べるはず。
先週までは希一の仕業だと思っていたけれども、希一は本気でカズに同情しているみたいで、意外と単純で犯罪能力が低そう。
ラストには美郷と洋輔と、車にはねられた同窓生(すいません、名前ど忘れ)が同時に「串刺しジョージ」を見るという、一気に美郷と洋輔が犯人候補から外れる展開に……。
単純に考えると、犯人は八真人ってことになった。
さぁ……単純に考えていいのかどうか。
日比野真理は本当に自殺なのかという問題もあるし。
イジメにも屈することがない意志の強い少女が飛び降りなどするか……と考えたら、他に突き落とした人が居そうですね。
毎回、犯人候補の焦点が変わるので面白いです。先が見えないのも、不気味なEDも良い。
『きのう何食べた?』第12話(最終回) #きのう何食べた #何食べ 結局、男女であろうがゲイであろうが、食事を共にし、料理を楽しみ、「美味しい」「ありがとう」と言えるカップルはずっと続くと思うのだ。食事って本当に大切なもの。
それを丁寧に丁寧に描くこの作品は、人の真理をついている。
ケンジとシロさんにずっと一緒にご飯を食べ続けてほしいと心から思える。
食の楽しみを分っている両親は、2人への理解も早い。きっと、ずっと仲良くつき合い続けられるよね。
原作の良さも当然ながら、役者さんの上手さで作品を引き上げた。本当にいいドラマだった。
ああ……なんか、脱力するほど終わって寂しい……。
志賀廣太郎さんのご回復を心から願いつつ。
またいつか、続きを見せていただきたいな。と心から思います。
おしんも自ら結婚を口にし始めましたが…、 切欠が上京してきた父・作造による金の無心とは。 ここまでパルピが無いのは逆に新鮮ではありますが。
娘が東京で稼いでいると見るや送ってくる金は 「お前が帰ってきた時の事を考えて」と言いながら自分や長男のために使い、 過労の入院明けなのに送金を途絶えさせた挙句、良い着物を着ていると難癖、 子供の骨までしゃぶる気か、さすが怪物・白河院。 「なつぞら」の親に感謝する気持ちゼロな頼朝と対決させたくなりますわ…。
長い小作人暮らしで心根が荒んでしまっている人が当時、沢山いたのは 納得出来ますが加賀屋の婆様を否定したくなくて作造は否定する 脚本家の意図が感じられて何だか嫌だなぁ。
白河院作造の臨終。死なば仏だろうか。そして今度は自分の時代が来た感、ムンムンの庄司。
「俺がどんな思いで小作の仕事を…」
「お前が金を送ったのは親父だ。俺は何もしてもらっていない」
おしんが送った金で立った新居に住まいながらダブルスタンダード。
貧乏で心が荒んだという点を加味しても何で、
おしんは清く正しく長男は(その嫁も含めて)、こうなるかなぁ…。
私の兄等もプライドばかり高くて弟や妹を自分の子分程度にしか扱わない
器の小さい奴なので時代背景を加味すれば納得は出来ますが共感はゼロ。
橋田寿賀子、数年後の大河ドラマ「いのち」では地主の娘であるヒロインが
「小作人である俺達の気持ちがお嬢様に解るか!」と糾弾されるのですが
妹に対して同じ台詞を言うような奴は完全にアウトだよなぁ。
『ゲゲゲの女房』第24回~27回 #ゲゲゲの女房
新婚の家は都内の田舎、買い物に向かう道の寂しさ、ボロボロの家、裏手は墓場。もう、水木先生の作品作りに最高の環境(笑)
「漫画」にも夢を持って嫁いできた新妻は、夫が描く不気味な絵にも恐れおののく。わかる(笑)
「本を何冊も出している」片腕の実業作家……の実情は貸本漫画家。話は違いすぎるが一度来てしまったら帰るわけにもいかない。(いや、現代なら帰りますよね。私なら帰る!)
本物の都会の奥様生活を送っている姉は、訪ねてきて目を白黒。でも、「お父さんには言わんでね。心配するから。」
優しい子…というのもあるけれども、行き遅れたから帰れないという気持ちもあるけれども、布美枝の中に、まだ新しい生活への微かな期待が残っている。
図々しいイタチ、図々しい義兄、(「図々しい」ばかりだ(笑))「こみち書房」の美智子さん、東京のキャラクターが賑やかに揃っていく。
面白おかしく、にぎやかに、図々しく…人情漫画がテレビの中で展開される。楽しい。
『わたし旦那をシェアしてた』第1話 #わたし旦那をシェアしてた #旦シェア
こうなったらこうなるだろうという想定内ではあるけれども、なかなか面白かった初回。小池栄子さん、りょうさん、岡本玲さん、それぞれ個性ある「内縁の妻」、最高です。これなら取り揃えたくなる気持ちも分かる(笑)
しかし、事は殺人事件も絡んで来るので簡単には行きませんよね。3人の中に犯人がいなければいいのだけれど。
それより謎なのが夏木マリ。彼女は一体どんな権限があって遺言状を開くことができるのでしょうか。あれは封もされていなかったように見えたし、効力ないのでは?
それぞれがきちんと弁護士をつけて慰謝料を取った方がいい気がします。
確かに金は取られておらず、精神的にも経済的にも支えになってもらい、自分自身が「事実婚」を認めたかも知れないけれども、「妻である」と思い込まされた年月と出会いの機会を奪われているので立派に詐欺と言えるのでは。
(それじゃドラマにならないけど(爆))
「そう言われたらすぐに納得してしまうのね」そんな女だからダメンズ捕まえるのよ……という追い打ちは上手かった。きちんと設定された脚本です。
ただ、この後、初回以上に物語を転がしていくのが難しそうなので、どうなるのか2話以降の様子見。
でも、次回を楽しみに見ます。
九州から夫の父がやって来た…。この作品にしては珍しく平穏な空気。
田中裕子のコミカルな仕草はアドリブ?
これまで厳しく思えた使用人の源兵ヱが実は合格点をくれていてスムーズに進む。
「女房は飯が作るのが上手い女に限るなぁ!」
等と言いながら男三人が美味そうに酒と夕食を囲んでいる様は
後から出てくる姑の存在を示唆しているようで、ちょい怖い。
一方では白河院危篤の電報。おしんにとっては、あんな親でも親か。
見~た~なぁ~!!
駆け落ちの果てに幽霊屋敷に辿り着いたのかと錯覚してしまう新婚生活。
廃墟の空き家と勘違いされても文句の言えない新居。
裏手は墓地。ドンドンと壁が叩かれ、挙句は主が妖怪達を生みだしている。
でもAK作品で、こういう上質なブラックユーモアは最近、無いねぇ。
しかし茂や兄貴のあっけらかんぶりは飯田家程に裕福では無かった戦時を
体験している男達の、この時代に特有の陽気なタフさにも思えます。
この館の女主人となる最初の一歩を踏みだした布美枝の前途は多難。
こういう経験をしてくれば、「まんぷく」であまり動じなかった訳です。
松坂慶子さんには後で借りを返す事にして今は存分に世話になろう。
高橋克実さん、主演男優賞ですってよ!おめでとう!私は、ドラマを数多く見てないので、他の主演男優さん達とは比較出来ないのですが、このドラマで、高橋克実さんってば、素晴らしい俳優さんなのねってのが、分かりました。梅ちゃん先生のお父さんは、苦手だった……でも、基本、おちゃらけキャラの高橋克実さん、ずっと前から、私は大好きです!
『ゲゲゲの女房』第22回・23回 #ゲゲゲの女房
「何かあったらもうこれが今生の別れになる」そんな距離。母と家族との別れにはそんな覚悟もあり、優しさと愛情にただ泣ける。
甥は「一緒に帰ろう」と言い、母は娘婿にすがって「くれぐれも」頼む。こういうシーンが有り触れたベタベタしたシーンにならないドラマ、何という魔法。
列車の中では間が持たぬぎこちなさ。今から考えると、図々しい夫の「親友」イタチが居た事は、むしろ幸いかも。
遠すぎる距離、続かぬ会話、わけの分らぬ「親友」。
束の間、高級車で東京観光気分を味わえたのは良かったね……でも。昔も今もそうだけれど「都内」は広い。
布美枝の「東京」は安来よりも田舎で、二階建ての屋敷はとんでもないボロ家だった。
顔も知らぬ人とたった5日で結婚を決めるって、こういうこと……。
驚愕する布美枝を見ていて、こっちも何だか逃げて帰りたくなったわ(笑)
つくづくインフラ格差が激しい時代。
糸子が特急8時間で二度目の上京をした頃でしたから大阪で乗換えれば
半日ぐらいではつきそうなのに村井夫婦はやっぱり節約なのですね。
そんな道中にも無駄な会話で尺を稼ぐ事も無く
茂の視点で見られる飯田家の温かさや時に垣間見える戦争の傷跡、
この時代だからこそ描く事の出来る場面を繋いでいく。
が…、社長の息子というので結婚したら自営業の零細企業で
高級車は友人から借りていたというパターンか?
胡散臭い自称「親友」、故郷よりも田舎。
その自称「親友」には姉のプレゼントたる送迎車で目を付けられるわ…。
(でも、この車の埃落しを茂が手伝っているのが何気にイイ)
『ゲゲゲの女房』第18回~21回 #ゲゲゲの女房
住み慣れた我が家を離れて、見知らぬ東京の男に嫁ぐ。どんな気持ちなのだろう。現代からはそんな結婚は想像もできない。
しかし、村井家、飯田家、両家とも、親の愛情はたっぷり描かれた末の結婚式。「きっと良い人たち」「きっと幸せになれる」そういう確信が実家の様子から窺える作りは秀逸。
打ち掛けの丈が足りない花嫁、靴下に穴が開いた花婿、結婚式のドタバタが妙に可笑しい。「ベタなネタ」というのはベタに描くからベタなんだなぁと思い知る(笑)
記念写真の時に、夫に寄り添うと、扇子が義手に当たって「コツン」と音がした。
それが結婚式で、「この先何度も…」を予感させるエピソード。楽しみなだけではない……未来の「生活」の実感。
のんのんばあさんと狐の話は、このドラマに度々差し挟まれる民話や怪談話。「日本」が生活と共にある。「神様」が共にある。このドラマの好きなところ。
口うるさく息子を気遣い、くれぐれもと頭を下げるイカル義母の気持ちも、今はとても理解できる。母として、一番傍に居る人に息子を大事にしてもらいたい。当たり前の願望よね。親心よね。
ノッポのヒロインが見知らぬ土地に嫁ぐとか
朝食はパン派と御飯派で対立とか、つくづく後の作品のルーツっぽい。
結婚式の最中に子供時分に見た父と母の関係を思い出していた直後の布美枝には
村井家での一日にカルチャーショック連発の内容。
でも姑の嫁イビリとか夫を挟んで姑と対決が無いのは救いですね。
イカルさんから見れば年はそこそこ食っているといっても息子より十歳下、
背が高いといっても息子を凌ぐほどでも無いし、
そこそこ美人で気立ても良く家事も年季が入っているから中々の優良物件。
明日より東京編になりそうだけど大変なのは、むしろこれから。
反撃篇からタイトルのニュアンスが変わってきたのでしょうか。
前半を交換殺人に参加した人達全員にとっての「あなたの(殺す)番です」から
後半は復讐者・翔太視点で「あなたの(殺される)番です」。
翔太の常識の無さをちゃっかりリサーチする新キャラ二階堂君。
片手でノーパソ持って、もう一方の手だけでブラインドタッチなんて良く出来るなぁ。
そういえばⅬっぽかった早苗の息子さんが月っぽい髪型になっていました。
逮捕⇒退場にならない辺り、まだ絡んでくるのか?
『あなたの番です』第11話 #あなたの番です
「反撃篇」が始まりました。登場人物がドッと増えちゃうのかなぁと思ったら、さすがにこんな事故物件に入って来るのは風変わりな大学院生のみ。横浜流星くん、AIオタクな変人キャラ、意外とハマってます。
既存の住居人は、尾野を筆頭にますます気持ち悪く、最終的に辿り着いた木下あかねも怪し過ぎて犯人にならなさそう~。これはただのゴミを集めたって話で終わりそう。
それよりも、先週の特別編のラストの画像、尾野にそっくりな喋りの件はどうなったんだろう。あれがサイバーで解析できませんでした、終了ーーっていうのも何だかねぇ。
警察も信頼できないからなぁ……。
そういえば、反撃篇では1話に1人死ぬ設定は無くなったんでしょうか。何だか騙されてる気がするーー(笑)
『仮面同窓会』第5話 #仮面同窓会
カズが殺された。しかし、洋輔が揉めていた場所と遺体の発見現場はズレており、誰かが動かしたなら警察はその痕跡も調べるはず。
先週までは希一の仕業だと思っていたけれども、希一は本気でカズに同情しているみたいで、意外と単純で犯罪能力が低そう。
ラストには美郷と洋輔と、車にはねられた同窓生(すいません、名前ど忘れ)が同時に「串刺しジョージ」を見るという、一気に美郷と洋輔が犯人候補から外れる展開に……。
単純に考えると、犯人は八真人ってことになった。
さぁ……単純に考えていいのかどうか。
日比野真理は本当に自殺なのかという問題もあるし。
イジメにも屈することがない意志の強い少女が飛び降りなどするか……と考えたら、他に突き落とした人が居そうですね。
毎回、犯人候補の焦点が変わるので面白いです。先が見えないのも、不気味なEDも良い。
『きのう何食べた?』第12話(最終回) #きのう何食べた #何食べ
結局、男女であろうがゲイであろうが、食事を共にし、料理を楽しみ、「美味しい」「ありがとう」と言えるカップルはずっと続くと思うのだ。食事って本当に大切なもの。
それを丁寧に丁寧に描くこの作品は、人の真理をついている。
ケンジとシロさんにずっと一緒にご飯を食べ続けてほしいと心から思える。
食の楽しみを分っている両親は、2人への理解も早い。きっと、ずっと仲良くつき合い続けられるよね。
原作の良さも当然ながら、役者さんの上手さで作品を引き上げた。本当にいいドラマだった。
ああ……なんか、脱力するほど終わって寂しい……。
志賀廣太郎さんのご回復を心から願いつつ。
またいつか、続きを見せていただきたいな。と心から思います。
おしんも自ら結婚を口にし始めましたが…、
切欠が上京してきた父・作造による金の無心とは。
ここまでパルピが無いのは逆に新鮮ではありますが。
娘が東京で稼いでいると見るや送ってくる金は
「お前が帰ってきた時の事を考えて」と言いながら自分や長男のために使い、
過労の入院明けなのに送金を途絶えさせた挙句、良い着物を着ていると難癖、
子供の骨までしゃぶる気か、さすが怪物・白河院。
「なつぞら」の親に感謝する気持ちゼロな頼朝と対決させたくなりますわ…。
長い小作人暮らしで心根が荒んでしまっている人が当時、沢山いたのは
納得出来ますが加賀屋の婆様を否定したくなくて作造は否定する
脚本家の意図が感じられて何だか嫌だなぁ。