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『妖怪シェアハウス』最終回
小芝風花さんのコメディエンヌっぷり炸裂する傑作だった。最終回は白目テレパシー会話も披露。
けれど一番美しいと感じたのは原島嫁バージョンのお酌シーン。表情も色っぽくて素敵だけれど、とにかくワンカットワンカット構図が美しかったドラマ。
自分たちの宝物()を天狗に捧げ、澪のために譲バージョンと原島バージョンを見せてくれた妖怪たち。
澪が選んだのは結局、愛されて安泰な道ではなく、自分で選び、切り開いていく道。
常識にとらわれず、他人の評価を気にせず、自分の本質を隠さず、欠点とも共存していく。
やはり、「おばけの学校は試験も何もなくて楽しいなーー」という水木先生の詞は真理だよなぁ……。
回想シーンを見ていたら澪の成長がよく分かって、本当に頑張ったなと思えてしまった。
役者さん、世界観、すべて愛しいドラマだった。
『レンタルなんもしない人』第10話
食べて文句言うだけだったジルベールがご飯を作ってるぅ……なんてワクワクしていいような話ではなく。この世から一番消えてほしい集団虐めの話。
依頼人が相手を殺してしまうほどの悔しさも悲しさも理解でき、この子が罪に問われるなら虐めている方は何なのだと強く思う。
この人が過去を悔いて、誰もいない部屋で人の気配もなく生きて来た期間、虐めていた人間は恐らく何の後悔もなく笑って人生を送っているのだろう。そんな不公平の中でも人は生きて行かなければならない。
いつもなんもしない、なんも気の利いたことも言えない、ただ場所に寄り添うだけのレンタルさんが初めて「繋がり」を作った回。誰しも、今日会えた人に明日も会えるとは限らないのだから。
若いのに余生を生きるような佇まいの依頼人を演じた磯村くんが本当に上手い。レンタルさん@まっすーと本当にお友達になれそう。
レンタルさんの家は、保育園に入れられると思うんだ。妻は子どもが居たら働けず、夫は鬱で仕事が出来ない。手続きすれば……。
次回はアンチとついに直接対決。
女性新聞記者となるのは20週過ぎてからなのが、ちょっと驚いた。 取材先のイベントも会話で済まされるケースが多かったのは予算の都合? 主人公を中心に明治の様々な事件を扱った作品という意味の方が強かったかな。
中田監督のオリジナルホラーと割り切ったほうが観やすいか…。 黒木瞳が普通にいい母親で終わるはずは絶対にない!
初回は本格医療ドラマを期待させたが、ツッコミどころだらけのブラックドラマ。
パワハラしか能がない事務長を親子二代に渡って信頼してきた~? 升氏も「こういう設定のキャラだったっけ?」と内心、首をかしげていたのでは。 沼田を摘発すべき立場なのに沼田の隠れ蓑になっていたのでは。 刺客云々は大仰な設定だったがブラックな職場にはそういう所でしか 雇われなくなっている人も自然と集まってくるものなんでしょうよ。
衣食住に困窮すれば心が荒みやすいが、サービスやシステムが飽和状態で 感謝の気持ちを忘れた人々が織りなすギスギスドラマとなりました。 陽子先生自殺の件など、節制の「せ」の字もなく三十代で動脈硬化を悪化させ 当事者に圧力をかけて偽証を強要、マスコミに叩かれそうになったら取り下げ。 (「医療裁判の是非を問う!患者遺族は本当に正義か?」とかいいネタ) 「二十四の瞳」で大石先生をいびっていたオバハンが主人公が怪我をした途端、 自分が性悪と後ろ指を指されないかと態度をコロッと変えたのを思い出す。
『正直者が馬鹿を見る』みたいで、どうも終始、モヤッとさせられました。
障害が大きいほど恋の炎は燃え上がるのか、風前の灯火か。
明日より早朝枠で始まる「澪つくし」は朝ドラ版ロミジュリと言われたそうだが 津川雅彦演じるヒロインの父も、草笛光子演じる相方の母も度量のある人で 結婚に反対しても険悪な仲だった訳ではない。 (むしろ若い二人が元凶で若い衆が喧嘩していた記憶が…) 比べるとマチルダ(違)女将、自分の半分の人生も生きていない娘さんを 公の場で罵り悪びれもしない等、器の小ささを露呈しまくり。
「有森の姉ちゃんより数倍、やばい」「案外、芯の弱い所がある」 達彦君は母親をちゃんと見ているな。有森家では厳しい正論を言う笛子に対し年少者達が結束して反抗する構図がしばしあるが、笛子に他人を受け入れる度量と優しさがあるため根深い溝はできない。剣道を嗜む場面は彼女が精神的にも強い女性である事を示している。対してマチルダ女将は権威を背景に他人を攻撃して自分を守ってきた。 今なら「子供のため」と言いながら自分本位に旦那やご近所に咬みつく毒母か。
これまでは入り婿の亡夫が周囲との緩衝材になっていたし時代も比較的安定していた。しかし愛知はまだのどかだが東京では既に軍靴の足音。新当主が独裁者の操り人形では動乱の時代は乗り切れず、「おしん」の加賀屋路線。「あさが来た」も宮崎あおいは本来なら野垂死にしてもおかしくなかったが、さて…。
『恐怖新聞』第4話
どうも、まだるっこしいな……刑事がそんなに恐怖新聞がほしいなら、詩弦に言ってサインさせてもらえばいいだけの話じゃん……。来週、桃香と手を組むらしいけれど喜んで購読権差し上げるからやめて。
しかし、想像以上のゲスさだった刑事。ああいう人が手に入れたら、いくらでも悪用できちゃう。だから寿命を吸い取る。ある意味、善意の仕組み。
勇介は何か他に思惑があるのかと思っていたのに本当にただの浮気だったらしいし、突然の改心が母と同様怪しいし、登場人物全員に新聞を配ってやりたい。
どうも、母がまだ信用できず、結局、やはり母が密かに刷っているのでは……。ドラマの中で一人、恐怖を担っている坂口涼太郎くんが夢に出そうな不気味さで良い。
『ディア・ペイシェント』最終回
田中哲司さんの怪演に尽きる……。誰かが座間さまに情報を流していたことは想像できていたし、それが沼田であることも予想の範囲内だけれど、まさか金を使ってやらせていたとはね……
その方向はちょっとどうかと思う。(えっ、そのお金とやらも前任の病院から出ていたのなら、それが証拠になるのでは?)
もちろん、座間さまも金目的だけではなく、介護の苦悩が行動をエスカレートさせていたわけだけれど、生活保護を受けたくないプライドの高さは悪事で金を得ることに対しては動かなかったのかな。
介護地獄は理解しているし、座間さんの苦悩は十分わかるけれど、千晶先生に対する数々の暴力行為、ストーキング、業務妨害、名誉棄損は、結果オーライにはならないと思う。ドラマじゃなければ、これで病気になったり死んでしまったりしていたかも知れないわけでそれも見越して「仕事からも生きることからも逃げない女」として目を付けられたのだから本当に悪質だ。
犯罪は、どんな環境だろうとどんな事情があろうと裁かれるべき。佐々井記念病院のセキュリティの酷さも結果オーライになってしまった事にはモヤモヤする。
もちろん、介護が必要な人たちへ差し伸べる手が必要だというドラマであることは理解した上で、どんな職業でもどんな性別でも安心して働ける環境を提言するドラマであって欲しかった。
システマは「自分の身は自分で守れよ、誰も守ってくれないよ」に見えてしまったわ。だったら病院はせめてシステマ受講料を出してください。
ドラマとしては面白かった。
『恐怖新聞』第3話
はぁ、恐怖新聞って「助かりました」とかいうホンワカニュースもお届けするものなの?(笑)とかツッコんでたら彼氏は浮気してるし、どこをツッコめばいいのか……
子どもが辛い話は嫌だなぁ思っていたけれども、いくら何でも甘いよね……もう少し怖いオチが欲しかった。……と思ったら、坂口涼太郎くんがほとんど演出なしに普通に恐い(笑)そうか、あんたがこのドラマの鬼形かい
お母さんが暗闇の中で新聞刷っててくれても良かったんだけど、そうならないのね…普通に良い人になってしまった。ちょっとつまらない。
ホルスは正義感と真っ正直とロマンと。先輩はツンデレと神降ろしと慈愛と。ブレないキャラの可愛さ。警察という組織がどう崩壊しようと、我が道を真面目に歩く第6係。
抱えた過去は正し、出世したくても間違った方向へは行かない。室長が無事で良かった。富野の純粋な思いに涙。
波瑠さんがもう、男の子みたいなホルスにしか見えなくて。可愛くて可愛くて、このままこの世界だけに閉じ込めたい。
谷原さん@国木田さんも着任したばかり。
ぜひまたSeason3を!!待ってる。
『私たちはどうかしている』第6話
有島くん(違)に触れてももらえなかったという女将にちょっと同情してしまったけれど、来客中に虫干しだとか言い出すし、おじいさまを殺しかけて平気で居座るの #どうかしている
七桜のお母さんには同情していたのに、愛人の身分で押しかけていたとはどうかしている……これ、女将にとっては復讐物語、それに復讐する娘の物語だったらしい。だけどテイストは昼ドラ(笑)
何をやってもかまわないけれど、(生まれていなくても)盛り上げのために子供を犠牲にするのはやめて。
『ディア・ペイシェント』第9話
「憐れみと同情」と「親切と慈愛」は、紙一重なのよね。とは、よく思う。貧困、過労、障害、孤独……世間に対する劣等感が救済に対する壁を作る。
介護の闇が座間の人格を捻じ曲げ、救いの手を遠ざける。よくニュースで見るような介護の末の悲劇は確かにこういう所から起きているのだと思う。
かといって、座間の狂人的危険行為を認めることはできないけれど、今まで敵のように描かれてきた座間や事務長の裏の部分に憐れみの光が射す回だった。
でも、結局は自分が強くなるしかないんだよ、なんてことは言えない。介護がどんなに大変なものかはよく知っている。自分の場合は末期で3か月くらい、しかも垣間見る程度のずるい関わり方だったけれど、あれがいつ終わるかも知れないほど続くと思ったらね……。
国は在宅介護を推奨するが、それは底の知れぬ闇だし、在宅でも施設でも結局は金のある者勝ちになっている。座間の妬みや苦しみ、悲しみがギュウギュウに伝わった。哲司さん、本当に凄いよ。
やっと事務長追い出せたぜ!と思ったけれど、こっちはこっちで必要悪だった部分もあるし……。世の中ままならない。
しかし事務の沼田が院内情報の漏洩源のようで。これもまたドロドロした欲望や妬みゆえなのかしら。
最終回。
まゆみが一番成長し、独立した「まゆみ物語」だと知った最終回。
竜一は殺人犯だし、竜二は金を動かしたり会社を転覆させようとしたりして役人として何かしら罪に問われるだろうし、源平も罪を言及されて動画で流されたから失墜したんでしょ……なぜみんな娑婆に居るのか謎過ぎた。
記者も主人公たちも、みんな向こう見ずすぎてツッコみどころいっぱい……。
ところどころ差しはさまれる子どもの頃の回想シーンを見ながら、結局、この仲良しで揺るぎない兄妹愛や両親との家族愛が物語の冒頭に根付いていないから、懐かしさも悲しさも悔しさも伝わりにくいんだよなぁと思った。初回を丸々子役時代に使った『白夜行』が名作である所以。
正直、美佐、要らないくらいだったよね……女性パートはまゆみと凛子がいれば十分だったのでは。
何だかんだツッコみつつ最後まで楽しく(?)見た。竜一はもう一回整形するべきだったけれど玉木さまと一生の兄弟は眼福だった。復讐は甘々で迂闊で負け犬でも、キャストは勝ち。
『SUITS/スーツ2』第10話
織田さんが「ぶっ飛んだ脚本」のようなことをCMでしきりに言っていた気がするけれど、まさかぶっ飛んだ距離を移動する話だったとは…(違う…、ぃゃ違わない……)
ボストンとは一体どこにあるのでしょう。東京かっ!
コロナ対策か鈴木せんせーの祖母ちゃんの葬儀が広いお空の下のキリスト教式で日本感ないなぁと思ったら、次のシーンはボストン、間をおかず東京、そしてファームから鈴木せんせーのお部屋へ……この どこでもドア状態よ。
加えて、鈴木せんせーの破天荒描写。キスシーンを求めている視聴者がいるのかも知れないけれど、相手はブレないようお願いします。
上杉せんせーが再び追い出され、新章に入ったと思ったら次回は最終章。コロナ期ドラマの飛び方、恐ろしい……。
懐かしさと楽しさと未来への期待感……そのまんま抱えたラスト。私はこの、続いていく感じのラストが好き。終わらない青春がちゃんとそこにあった。
最後はオヤジと若者の恋愛話に寄っちゃうのかと思ったけれど、そういう事ではなかったね。まぁ、オヤジと学生の恋愛話も、それは青春だし。しかしガタローは大人だった。最後まで、同級生であり、保護者である、ちゃんとした大人だった。
さくらの親離れとガタローの子離れも、このハードルが無ければ超えられなかったかも知れないし。「親バカ」であり馬鹿じゃないガタローの人生も「自分自身のために」これからも続いていくんだろうなと思えた。
みんな、ずっと一緒に住んでいてくれてもいいよね。この形で、SPドラマでもいつかやってほしい。
楽しかった!
『妖怪シェアハウス』最終回
小芝風花さんのコメディエンヌっぷり炸裂する傑作だった。最終回は白目テレパシー会話も披露。
けれど一番美しいと感じたのは原島嫁バージョンのお酌シーン。表情も色っぽくて素敵だけれど、とにかくワンカットワンカット構図が美しかったドラマ。
自分たちの宝物()を天狗に捧げ、澪のために譲バージョンと原島バージョンを見せてくれた妖怪たち。
澪が選んだのは結局、愛されて安泰な道ではなく、自分で選び、切り開いていく道。
常識にとらわれず、他人の評価を気にせず、自分の本質を隠さず、欠点とも共存していく。
やはり、「おばけの学校は試験も何もなくて楽しいなーー」という水木先生の詞は真理だよなぁ……。
回想シーンを見ていたら澪の成長がよく分かって、本当に頑張ったなと思えてしまった。
役者さん、世界観、すべて愛しいドラマだった。
『レンタルなんもしない人』第10話
食べて文句言うだけだったジルベールがご飯を作ってるぅ……なんてワクワクしていいような話ではなく。この世から一番消えてほしい集団虐めの話。
依頼人が相手を殺してしまうほどの悔しさも悲しさも理解でき、この子が罪に問われるなら虐めている方は何なのだと強く思う。
この人が過去を悔いて、誰もいない部屋で人の気配もなく生きて来た期間、虐めていた人間は恐らく何の後悔もなく笑って人生を送っているのだろう。そんな不公平の中でも人は生きて行かなければならない。
いつもなんもしない、なんも気の利いたことも言えない、ただ場所に寄り添うだけのレンタルさんが初めて「繋がり」を作った回。誰しも、今日会えた人に明日も会えるとは限らないのだから。
若いのに余生を生きるような佇まいの依頼人を演じた磯村くんが本当に上手い。レンタルさん@まっすーと本当にお友達になれそう。
レンタルさんの家は、保育園に入れられると思うんだ。妻は子どもが居たら働けず、夫は鬱で仕事が出来ない。手続きすれば……。
次回はアンチとついに直接対決。
女性新聞記者となるのは20週過ぎてからなのが、ちょっと驚いた。
取材先のイベントも会話で済まされるケースが多かったのは予算の都合?
主人公を中心に明治の様々な事件を扱った作品という意味の方が強かったかな。
中田監督のオリジナルホラーと割り切ったほうが観やすいか…。
黒木瞳が普通にいい母親で終わるはずは絶対にない!
初回は本格医療ドラマを期待させたが、ツッコミどころだらけのブラックドラマ。
パワハラしか能がない事務長を親子二代に渡って信頼してきた~?
升氏も「こういう設定のキャラだったっけ?」と内心、首をかしげていたのでは。
沼田を摘発すべき立場なのに沼田の隠れ蓑になっていたのでは。
刺客云々は大仰な設定だったがブラックな職場にはそういう所でしか
雇われなくなっている人も自然と集まってくるものなんでしょうよ。
衣食住に困窮すれば心が荒みやすいが、サービスやシステムが飽和状態で
感謝の気持ちを忘れた人々が織りなすギスギスドラマとなりました。
陽子先生自殺の件など、節制の「せ」の字もなく三十代で動脈硬化を悪化させ
当事者に圧力をかけて偽証を強要、マスコミに叩かれそうになったら取り下げ。
(「医療裁判の是非を問う!患者遺族は本当に正義か?」とかいいネタ)
「二十四の瞳」で大石先生をいびっていたオバハンが主人公が怪我をした途端、
自分が性悪と後ろ指を指されないかと態度をコロッと変えたのを思い出す。
『正直者が馬鹿を見る』みたいで、どうも終始、モヤッとさせられました。
障害が大きいほど恋の炎は燃え上がるのか、風前の灯火か。
明日より早朝枠で始まる「澪つくし」は朝ドラ版ロミジュリと言われたそうだが
津川雅彦演じるヒロインの父も、草笛光子演じる相方の母も度量のある人で
結婚に反対しても険悪な仲だった訳ではない。
(むしろ若い二人が元凶で若い衆が喧嘩していた記憶が…)
比べるとマチルダ(違)女将、自分の半分の人生も生きていない娘さんを
公の場で罵り悪びれもしない等、器の小ささを露呈しまくり。
「有森の姉ちゃんより数倍、やばい」「案外、芯の弱い所がある」
達彦君は母親をちゃんと見ているな。有森家では厳しい正論を言う笛子に対し年少者達が結束して反抗する構図がしばしあるが、笛子に他人を受け入れる度量と優しさがあるため根深い溝はできない。剣道を嗜む場面は彼女が精神的にも強い女性である事を示している。対してマチルダ女将は権威を背景に他人を攻撃して自分を守ってきた。
今なら「子供のため」と言いながら自分本位に旦那やご近所に咬みつく毒母か。
これまでは入り婿の亡夫が周囲との緩衝材になっていたし時代も比較的安定していた。しかし愛知はまだのどかだが東京では既に軍靴の足音。新当主が独裁者の操り人形では動乱の時代は乗り切れず、「おしん」の加賀屋路線。「あさが来た」も宮崎あおいは本来なら野垂死にしてもおかしくなかったが、さて…。
『恐怖新聞』第4話
どうも、まだるっこしいな……刑事がそんなに恐怖新聞がほしいなら、詩弦に言ってサインさせてもらえばいいだけの話じゃん……。来週、桃香と手を組むらしいけれど喜んで購読権差し上げるからやめて。
しかし、想像以上のゲスさだった刑事。ああいう人が手に入れたら、いくらでも悪用できちゃう。だから寿命を吸い取る。ある意味、善意の仕組み。
勇介は何か他に思惑があるのかと思っていたのに本当にただの浮気だったらしいし、突然の改心が母と同様怪しいし、登場人物全員に新聞を配ってやりたい。
どうも、母がまだ信用できず、結局、やはり母が密かに刷っているのでは……。ドラマの中で一人、恐怖を担っている坂口涼太郎くんが夢に出そうな不気味さで良い。
『ディア・ペイシェント』最終回
田中哲司さんの怪演に尽きる……。誰かが座間さまに情報を流していたことは想像できていたし、それが沼田であることも予想の範囲内だけれど、まさか金を使ってやらせていたとはね……
その方向はちょっとどうかと思う。(えっ、そのお金とやらも前任の病院から出ていたのなら、それが証拠になるのでは?)
もちろん、座間さまも金目的だけではなく、介護の苦悩が行動をエスカレートさせていたわけだけれど、生活保護を受けたくないプライドの高さは悪事で金を得ることに対しては動かなかったのかな。
介護地獄は理解しているし、座間さんの苦悩は十分わかるけれど、千晶先生に対する数々の暴力行為、ストーキング、業務妨害、名誉棄損は、結果オーライにはならないと思う。ドラマじゃなければ、これで病気になったり死んでしまったりしていたかも知れないわけでそれも見越して「仕事からも生きることからも逃げない女」として目を付けられたのだから本当に悪質だ。
犯罪は、どんな環境だろうとどんな事情があろうと裁かれるべき。佐々井記念病院のセキュリティの酷さも結果オーライになってしまった事にはモヤモヤする。
もちろん、介護が必要な人たちへ差し伸べる手が必要だというドラマであることは理解した上で、どんな職業でもどんな性別でも安心して働ける環境を提言するドラマであって欲しかった。
システマは「自分の身は自分で守れよ、誰も守ってくれないよ」に見えてしまったわ。だったら病院はせめてシステマ受講料を出してください。
ドラマとしては面白かった。
『恐怖新聞』第3話
はぁ、恐怖新聞って「助かりました」とかいうホンワカニュースもお届けするものなの?(笑)とかツッコんでたら彼氏は浮気してるし、どこをツッコめばいいのか……
子どもが辛い話は嫌だなぁ思っていたけれども、いくら何でも甘いよね……もう少し怖いオチが欲しかった。……と思ったら、坂口涼太郎くんがほとんど演出なしに普通に恐い(笑)そうか、あんたがこのドラマの鬼形かい
お母さんが暗闇の中で新聞刷っててくれても良かったんだけど、そうならないのね…普通に良い人になってしまった。ちょっとつまらない。
ホルスは正義感と真っ正直とロマンと。先輩はツンデレと神降ろしと慈愛と。ブレないキャラの可愛さ。警察という組織がどう崩壊しようと、我が道を真面目に歩く第6係。
抱えた過去は正し、出世したくても間違った方向へは行かない。室長が無事で良かった。富野の純粋な思いに涙。
波瑠さんがもう、男の子みたいなホルスにしか見えなくて。可愛くて可愛くて、このままこの世界だけに閉じ込めたい。
谷原さん@国木田さんも着任したばかり。
ぜひまたSeason3を!!待ってる。
『私たちはどうかしている』第6話
有島くん(違)に触れてももらえなかったという女将にちょっと同情してしまったけれど、来客中に虫干しだとか言い出すし、おじいさまを殺しかけて平気で居座るの #どうかしている
七桜のお母さんには同情していたのに、愛人の身分で押しかけていたとはどうかしている……これ、女将にとっては復讐物語、それに復讐する娘の物語だったらしい。だけどテイストは昼ドラ(笑)
何をやってもかまわないけれど、(生まれていなくても)盛り上げのために子供を犠牲にするのはやめて。
『ディア・ペイシェント』第9話
「憐れみと同情」と「親切と慈愛」は、紙一重なのよね。とは、よく思う。貧困、過労、障害、孤独……世間に対する劣等感が救済に対する壁を作る。
介護の闇が座間の人格を捻じ曲げ、救いの手を遠ざける。よくニュースで見るような介護の末の悲劇は確かにこういう所から起きているのだと思う。
かといって、座間の狂人的危険行為を認めることはできないけれど、今まで敵のように描かれてきた座間や事務長の裏の部分に憐れみの光が射す回だった。
でも、結局は自分が強くなるしかないんだよ、なんてことは言えない。介護がどんなに大変なものかはよく知っている。自分の場合は末期で3か月くらい、しかも垣間見る程度のずるい関わり方だったけれど、あれがいつ終わるかも知れないほど続くと思ったらね……。
国は在宅介護を推奨するが、それは底の知れぬ闇だし、在宅でも施設でも結局は金のある者勝ちになっている。座間の妬みや苦しみ、悲しみがギュウギュウに伝わった。哲司さん、本当に凄いよ。
やっと事務長追い出せたぜ!と思ったけれど、こっちはこっちで必要悪だった部分もあるし……。世の中ままならない。
しかし事務の沼田が院内情報の漏洩源のようで。これもまたドロドロした欲望や妬みゆえなのかしら。
最終回。
『竜の道 二つの顔の復讐者』最終回
まゆみが一番成長し、独立した「まゆみ物語」だと知った最終回。
竜一は殺人犯だし、竜二は金を動かしたり会社を転覆させようとしたりして役人として何かしら罪に問われるだろうし、源平も罪を言及されて動画で流されたから失墜したんでしょ……なぜみんな娑婆に居るのか謎過ぎた。
記者も主人公たちも、みんな向こう見ずすぎてツッコみどころいっぱい……。
ところどころ差しはさまれる子どもの頃の回想シーンを見ながら、結局、この仲良しで揺るぎない兄妹愛や両親との家族愛が物語の冒頭に根付いていないから、懐かしさも悲しさも悔しさも伝わりにくいんだよなぁと思った。初回を丸々子役時代に使った『白夜行』が名作である所以。
正直、美佐、要らないくらいだったよね……女性パートはまゆみと凛子がいれば十分だったのでは。
何だかんだツッコみつつ最後まで楽しく(?)見た。竜一はもう一回整形するべきだったけれど玉木さまと一生の兄弟は眼福だった。復讐は甘々で迂闊で負け犬でも、キャストは勝ち。
『SUITS/スーツ2』第10話
織田さんが「ぶっ飛んだ脚本」のようなことをCMでしきりに言っていた気がするけれど、まさかぶっ飛んだ距離を移動する話だったとは…(違う…、ぃゃ違わない……)
ボストンとは一体どこにあるのでしょう。東京かっ!
コロナ対策か鈴木せんせーの祖母ちゃんの葬儀が広いお空の下のキリスト教式で日本感ないなぁと思ったら、次のシーンはボストン、間をおかず東京、そしてファームから鈴木せんせーのお部屋へ……この どこでもドア状態よ。
加えて、鈴木せんせーの破天荒描写。キスシーンを求めている視聴者がいるのかも知れないけれど、相手はブレないようお願いします。
上杉せんせーが再び追い出され、新章に入ったと思ったら次回は最終章。コロナ期ドラマの飛び方、恐ろしい……。
懐かしさと楽しさと未来への期待感……そのまんま抱えたラスト。私はこの、続いていく感じのラストが好き。終わらない青春がちゃんとそこにあった。
最後はオヤジと若者の恋愛話に寄っちゃうのかと思ったけれど、そういう事ではなかったね。まぁ、オヤジと学生の恋愛話も、それは青春だし。しかしガタローは大人だった。最後まで、同級生であり、保護者である、ちゃんとした大人だった。
さくらの親離れとガタローの子離れも、このハードルが無ければ超えられなかったかも知れないし。「親バカ」であり馬鹿じゃないガタローの人生も「自分自身のために」これからも続いていくんだろうなと思えた。
みんな、ずっと一緒に住んでいてくれてもいいよね。この形で、SPドラマでもいつかやってほしい。
楽しかった!