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無駄に恋バナをやる朝ドラが多い中、やるなぁ。 喜美ちゃんの初恋の意味は圭介さん退場後に、むしろ生きてきた。 初めての失恋後にプレ初恋な草間さんとの再会。 二人の会話やここに至るまでの展開で 主人公が少しずつ大人になっていくのが解る。 これでこそ連続ドラマ。
しかし来週辺りに信楽のジョージが何かやらかしそうで怖い。
『同期のサクラ』第4話 #同期のサクラ こじらせ蓮太郎回。同僚や上司を根拠なく見下し「誰も俺をわかってくれない」「分かってくれないから話しかけないし会社も辞める、引きこもる」「でも家族も馬鹿みたいだから嫌い」っていうのは敵を作っても仕方ない。けれども、社内で部下の悪口を撒いたり、プレゼンの時間まで嘘を吐くのは上司としていただけなさすぎる。
イジメは生産性を下げる最もくだらない背任行為。この件に関しては、部長は謝ってほしかったし降格させてもいいくらい……、でもサクラの目的はそこでは無いんだよね。
自分を理解しない周りが悪いと思っている人はどこへ行っても同じなので、これを引っ張り出してくれたサクラの素直さが素晴らしい。50からの遅咲きの活躍。きっとそうなるだけの才能があると分かるからサクラはそう言ったわけで。何せ「一度も嘘を吐いた事がない」のだから。
同期も何だかんだ、みんな付き合ってくれるいい人たち。サクラが社長になれば一番上手く回りそうだな、この会社(笑)
「私はただ家の掃除をして、藍子の世話をして、たまに漫画の手伝いをしているだけで…」 それを人件費に換算すると相当なものだと思うのですが。ブシムスだってねぇ(笑。 それを大した事では無いと思えるのが布美枝の強さ。
三年で漫画家として全てを出し尽くした河合さん。 『私にはもう何もない』 布美枝も最初は同じような気持ちを抱えていました。 お姉ちゃん達にコンプレックスを抱き、要領が悪くて家族の中で目立つ事も無く それでも酒屋を営む実家を縁の下を黙々と支えてきた経験があるからこそ イトツさんが頭を下げる優良物件にまでなった。 三年間、真剣に打ち込んだ漫画家魂も後の人生に生きてくるのでしょう。 (南明奈さんは先月、御結婚されました。旦那とは茂&はるこぐらいの年の差)
河合さんが春風のように去り、遂にきました大手出版社! 長かったなぁ…。いえいえ、これからです。
『G線上のあなたと私』第3話 #G線上のあなたと私 切ないーー!「時間を無駄にすることになります」キッパリ言ってくれたのは良いことだけれども、こんな言われ方、人生上でされたことない。
流れるような会話劇に笑ったり、まだ拙い発表会にハラハラしたり……そうやってそれぞれの人生をいつの間にか友人のように応援してしまう。
姑の脳梗塞で大事な時間を奪われる主婦、年上の想い人のために全力を尽くす大学生、自分探し止まらぬ30代……それぞれの苦悩。
来られなかった幸恵さんの存在が発表会の舞台に在って良かった。この3人は3人でこの時間の共有を続けてほしいよ。
バランスが崩れる危うさもまた人生。生活感のあるストーリーに少しのファンタジー。良いドラマ。
https://i.imgur.com/V1o1VTR.jpg 「これが若さか…」By27歳の赤い彗星
オバサン達をキレ気味にリード。 姉になっていたかもしれない先生に速攻、突貫して自爆。 最後は母性本能くすぐりまくりな表情で壁ドン。 ストーリーは色々な要素が詰め込まれていましたが中川大志が全てでした。
次回から新ステージ?次の目標は何でしょう。
『まだ結婚できない男』第4話 #まだ結婚できない男 親に対して「人生を荒らされている」と感じる人はどんな世代でも往々にして存在しそう。でも結果的には「いつまで側に居られるか分からない」で折れる。折れる以上に切なくなる。そう言われれば誰でも桑野さんのように子供の顔に戻っちゃう。ある意味ズルいひと言。
舌平目を煮付けにされちゃうのも、あと何年あるか分からないこと。プレゼントを渡せるのも何年あるか分からないこと。
ちょっとしんみりして泣けてしまった。
「結婚してやってくれ」ではなくて「息子が孤独にならないように付き合ってやってくれ」という親心。素敵なお母さんだな、やっぱり。
自分の親とは上手くいかないけれども人の親には癒される。これもアルアルで、血が繋がっているからこそ相容れない事は多いよね。
……と分かっていながらも、桑野さんが羨ましい。ついそう思っちゃう。このドラマの優しさと人の繋がりの温かさを最高に味わえた回。
再見して驚いたのはボンビー低空飛行期間が思いのほか長かった事。 後半に入っても冒頭の見合いから3年半のペースは「ひよっこ」に次ぐかもしれない。
第13週の帰郷編では新旧世代の歩み寄りが描かれましたが第14週は消えていく旧世代。 一歩ずつ妻となり母となる布美枝。 太一は友人達と文芸活動に勤しみ、務め先も新工場に。 対して上京した若者達にとって母親替りの受け皿だったプレブシムスは去って行く。 布美枝の母たるブシムスとして再登場する「まんぷく」まで、さようなら。 転居先で貸本屋再開は難しいかもしれないけど思い出の品々は簡単には手放せない。
そして第15週は時代の波に乗れなかった新世代の話。 鈴愛より余程、応援しがいのある河合さんを通じて漫画の世界の厳しさが描かれる。
くうさんが、月曜スカーレットの感想を書いてしまわれ、いだてん40回がスルーされた…どうしたの?徳井の件で、視聴止められた?…しかし、我らがくうさんが、そんな事、される訳はなかった…感涙…。いつにも増して、完璧なレビュー、堪能!しかし…初回から、ぜ〜んぶ、視聴し直したく思ったのであった。ま、出来ぬ事ではないが、これは老後の楽しみにとっておかなきゃ…今それをすると、日常生活が送れなくなる…。
『シャーロック』第4話 #シャーロック 4話目にして、相変わらずトリックはどうなんだと思うけれども、音楽や絵作りがカッコ良いので良いもの見た気分になって終わる(笑)最後までこうやって何だかんだ楽しめてしまえそう。
自分が育てた天才に嫉妬して自分の手でぶっ潰す。クズだなぁと思うけれども、こういう痛々しさはやはり井上由美子脚本の上手いところ。
今日はちょっとウルっとなった……だからきっと、このドラマ、結構好きだと思う。
故ジェミリー・ブレッドは「ボクシングは紳士のスポーツだ!」と言って ファイティングポーズを取ったものでした。
世界タイトルマッチのドタキャンともなれば 「ふざけるなー!」「金返せー!」と怒号が飛び交うでしょうに 皆さん、紳士ですねぇ。唯一人を除いて。
今回の話は30分ぐらいのどころで大筋のオチは読めたかな? 会長が大学時代から優子さんにベタ惚れしていた明確な証拠があり あれが伏線だったのか!と唸らせられたら、もうチョイ評価は上だったか…。
全てが終わった爽やかな空。しかし、それは復讐の完遂を意味しているのでは? 飯島家の家名が残ったとしても、それは浪人の血に置き変わっている。
孝助は自分の父をロクデナシと言った。 だが、彼も立派な侍になって息子の所に戻りたかったのではないか? 少なくとも本作に登場した連中よりはマシな奴だったかもしれない。
本作で一番、不可解なのは平左衛門の一人娘である、お露が思いつめて入水ならともかく 恋焦がれ死にという怪死を遂げている事。これが無ければ新三郎に仕えた 伴蔵&お峰は多少、欲の皮が突っ張る程度の仲睦まじい夫婦だったかもしれない。
お国ですら正妻の病死が無ければ野心を胸に抑えていたやもしれず、若く純粋な孝助と お露以外の面子は些細な切っ掛けで欲望を暴走させ破滅に向かって転がり落ちていった。
怪談はこういう台詞で説明されない、しきれない余韻があってこそですね。
真田丸 最終回第三十回「大阪城炎上」
大御所に迫る真田幸村! 星野秀忠は父を守る名誉挽回の見せ場があったけど西田秀忠はこの辺、スルー。 にしても津川家康、老体に鞭打って逃げ回った挙句、 「幸村の首なんぞ犬の餌!」とか殆どラスボスの言動です。
千姫を気遣いながら父に何とか抗おうとする秀忠と 息子の将軍としての器量を試す家康の水面下鍔迫り合い。 8歳の孫(家康にとっては曾孫)の処刑決定とか 決める方もアレですが、実行する人も相当に嫌だったろうなぁ。 途絶える太閤の血筋。しかし秀吉も似たような事はやってきたので因果が巡る世の無常。
元々、室内劇の比重が高い訳ですが今回は合戦シーンも迫力があり ボンボン要素と武将らしさを併せ持った尾上秀頼、 鬼女の目にも涙な小川淀の散り際と見所、盛り沢山でした。
『グランメゾン東京』第2話 完全「半沢」スタッフではないはずなのに、やはり出てきたあのスタッフの香り……。そして拭い去れない昭和の香り(笑)とりあえずこのドラマでは「絶対に〇〇できない!」と宣言されたことは案外簡単に引っくり返るのだとよく分かりました。
同じように主役の人ザ・ヒーローのストーリーでも、フジの鈴木雅之班の方が高まる作りが上手いよね……と、しみじみ感じた次第です。
綺麗なディナーよりも賄映像が美味しそうでいいね。
『令和元年版 怪談牡丹燈籠』第四話(最終回) #怪談牡丹燈籠 #nhkbsp 第4回は怪談らしい部分はほぼなく、欲と業が身を滅ぼす話。新三郎にお露を紹介した山本先生には罰は当たらず仕舞いなのーー?と思っていたけれども、立派に巣窟の一塊になり下がった。欲を出せば滅ぶ。お手本のような話。
若葉竜也が演じる孝助のラストの表情にはちょっと鳥肌立った。真面目堅物、忠誠心と清さでラストまで殿のために突っ走った……
けれども、そもそも孝助にとっては飯島の殿は仇だった。そう考えると、飯島は後継ぎも残らず一族滅んだことになり孝助の父の敵討も成就したことになる。もしかしたら本物の亡霊は孝助にこそ憑いていたのでは……。
お国の「お前には分かるはずもない」「好きなだけ生きるがよい」に、負け組・負け戦の儚さ。
面白く美しいものをたっぷり堪能したひと月。
ただただ、一刻も早く、この感動を吐きだしたい…本当に、こんな歴史的な事実に基づく大河ドラマなの?…凄すぎて……。表現し難い感情のまま…投稿…。
無駄に恋バナをやる朝ドラが多い中、やるなぁ。
喜美ちゃんの初恋の意味は圭介さん退場後に、むしろ生きてきた。
初めての失恋後にプレ初恋な草間さんとの再会。
二人の会話やここに至るまでの展開で
主人公が少しずつ大人になっていくのが解る。
これでこそ連続ドラマ。
しかし来週辺りに信楽のジョージが何かやらかしそうで怖い。
『同期のサクラ』第4話 #同期のサクラ
こじらせ蓮太郎回。同僚や上司を根拠なく見下し「誰も俺をわかってくれない」「分かってくれないから話しかけないし会社も辞める、引きこもる」「でも家族も馬鹿みたいだから嫌い」っていうのは敵を作っても仕方ない。けれども、社内で部下の悪口を撒いたり、プレゼンの時間まで嘘を吐くのは上司としていただけなさすぎる。
イジメは生産性を下げる最もくだらない背任行為。この件に関しては、部長は謝ってほしかったし降格させてもいいくらい……、でもサクラの目的はそこでは無いんだよね。
自分を理解しない周りが悪いと思っている人はどこへ行っても同じなので、これを引っ張り出してくれたサクラの素直さが素晴らしい。50からの遅咲きの活躍。きっとそうなるだけの才能があると分かるからサクラはそう言ったわけで。何せ「一度も嘘を吐いた事がない」のだから。
同期も何だかんだ、みんな付き合ってくれるいい人たち。サクラが社長になれば一番上手く回りそうだな、この会社(笑)
「私はただ家の掃除をして、藍子の世話をして、たまに漫画の手伝いをしているだけで…」
それを人件費に換算すると相当なものだと思うのですが。ブシムスだってねぇ(笑。
それを大した事では無いと思えるのが布美枝の強さ。
三年で漫画家として全てを出し尽くした河合さん。
『私にはもう何もない』
布美枝も最初は同じような気持ちを抱えていました。
お姉ちゃん達にコンプレックスを抱き、要領が悪くて家族の中で目立つ事も無く
それでも酒屋を営む実家を縁の下を黙々と支えてきた経験があるからこそ
イトツさんが頭を下げる優良物件にまでなった。
三年間、真剣に打ち込んだ漫画家魂も後の人生に生きてくるのでしょう。
(南明奈さんは先月、御結婚されました。旦那とは茂&はるこぐらいの年の差)
河合さんが春風のように去り、遂にきました大手出版社!
長かったなぁ…。いえいえ、これからです。
『G線上のあなたと私』第3話 #G線上のあなたと私
切ないーー!「時間を無駄にすることになります」キッパリ言ってくれたのは良いことだけれども、こんな言われ方、人生上でされたことない。
流れるような会話劇に笑ったり、まだ拙い発表会にハラハラしたり……そうやってそれぞれの人生をいつの間にか友人のように応援してしまう。
姑の脳梗塞で大事な時間を奪われる主婦、年上の想い人のために全力を尽くす大学生、自分探し止まらぬ30代……それぞれの苦悩。
来られなかった幸恵さんの存在が発表会の舞台に在って良かった。この3人は3人でこの時間の共有を続けてほしいよ。
バランスが崩れる危うさもまた人生。生活感のあるストーリーに少しのファンタジー。良いドラマ。
https://i.imgur.com/V1o1VTR.jpg
「これが若さか…」By27歳の赤い彗星
オバサン達をキレ気味にリード。
姉になっていたかもしれない先生に速攻、突貫して自爆。
最後は母性本能くすぐりまくりな表情で壁ドン。
ストーリーは色々な要素が詰め込まれていましたが中川大志が全てでした。
次回から新ステージ?次の目標は何でしょう。
『まだ結婚できない男』第4話 #まだ結婚できない男
親に対して「人生を荒らされている」と感じる人はどんな世代でも往々にして存在しそう。でも結果的には「いつまで側に居られるか分からない」で折れる。折れる以上に切なくなる。そう言われれば誰でも桑野さんのように子供の顔に戻っちゃう。ある意味ズルいひと言。
舌平目を煮付けにされちゃうのも、あと何年あるか分からないこと。プレゼントを渡せるのも何年あるか分からないこと。
ちょっとしんみりして泣けてしまった。
「結婚してやってくれ」ではなくて「息子が孤独にならないように付き合ってやってくれ」という親心。素敵なお母さんだな、やっぱり。
自分の親とは上手くいかないけれども人の親には癒される。これもアルアルで、血が繋がっているからこそ相容れない事は多いよね。
……と分かっていながらも、桑野さんが羨ましい。ついそう思っちゃう。このドラマの優しさと人の繋がりの温かさを最高に味わえた回。
再見して驚いたのはボンビー低空飛行期間が思いのほか長かった事。
後半に入っても冒頭の見合いから3年半のペースは「ひよっこ」に次ぐかもしれない。
第13週の帰郷編では新旧世代の歩み寄りが描かれましたが第14週は消えていく旧世代。
一歩ずつ妻となり母となる布美枝。
太一は友人達と文芸活動に勤しみ、務め先も新工場に。
対して上京した若者達にとって母親替りの受け皿だったプレブシムスは去って行く。
布美枝の母たるブシムスとして再登場する「まんぷく」まで、さようなら。
転居先で貸本屋再開は難しいかもしれないけど思い出の品々は簡単には手放せない。
そして第15週は時代の波に乗れなかった新世代の話。
鈴愛より余程、応援しがいのある河合さんを通じて漫画の世界の厳しさが描かれる。
くうさんが、月曜スカーレットの感想を書いてしまわれ、いだてん40回がスルーされた…どうしたの?徳井の件で、視聴止められた?…しかし、我らがくうさんが、そんな事、される訳はなかった…感涙…。いつにも増して、完璧なレビュー、堪能!しかし…初回から、ぜ〜んぶ、視聴し直したく思ったのであった。ま、出来ぬ事ではないが、これは老後の楽しみにとっておかなきゃ…今それをすると、日常生活が送れなくなる…。
『シャーロック』第4話 #シャーロック
4話目にして、相変わらずトリックはどうなんだと思うけれども、音楽や絵作りがカッコ良いので良いもの見た気分になって終わる(笑)最後までこうやって何だかんだ楽しめてしまえそう。
自分が育てた天才に嫉妬して自分の手でぶっ潰す。クズだなぁと思うけれども、こういう痛々しさはやはり井上由美子脚本の上手いところ。
今日はちょっとウルっとなった……だからきっと、このドラマ、結構好きだと思う。
故ジェミリー・ブレッドは「ボクシングは紳士のスポーツだ!」と言って
ファイティングポーズを取ったものでした。
世界タイトルマッチのドタキャンともなれば
「ふざけるなー!」「金返せー!」と怒号が飛び交うでしょうに
皆さん、紳士ですねぇ。唯一人を除いて。
今回の話は30分ぐらいのどころで大筋のオチは読めたかな?
会長が大学時代から優子さんにベタ惚れしていた明確な証拠があり
あれが伏線だったのか!と唸らせられたら、もうチョイ評価は上だったか…。
全てが終わった爽やかな空。しかし、それは復讐の完遂を意味しているのでは?
飯島家の家名が残ったとしても、それは浪人の血に置き変わっている。
孝助は自分の父をロクデナシと言った。
だが、彼も立派な侍になって息子の所に戻りたかったのではないか?
少なくとも本作に登場した連中よりはマシな奴だったかもしれない。
本作で一番、不可解なのは平左衛門の一人娘である、お露が思いつめて入水ならともかく
恋焦がれ死にという怪死を遂げている事。これが無ければ新三郎に仕えた
伴蔵&お峰は多少、欲の皮が突っ張る程度の仲睦まじい夫婦だったかもしれない。
お国ですら正妻の病死が無ければ野心を胸に抑えていたやもしれず、若く純粋な孝助と
お露以外の面子は些細な切っ掛けで欲望を暴走させ破滅に向かって転がり落ちていった。
怪談はこういう台詞で説明されない、しきれない余韻があってこそですね。
真田丸 最終回第三十回「大阪城炎上」大御所に迫る真田幸村!
星野秀忠は父を守る名誉挽回の見せ場があったけど西田秀忠はこの辺、スルー。
にしても津川家康、老体に鞭打って逃げ回った挙句、
「幸村の首なんぞ犬の餌!」とか殆どラスボスの言動です。
千姫を気遣いながら父に何とか抗おうとする秀忠と
息子の将軍としての器量を試す家康の水面下鍔迫り合い。
8歳の孫(家康にとっては曾孫)の処刑決定とか
決める方もアレですが、実行する人も相当に嫌だったろうなぁ。
途絶える太閤の血筋。しかし秀吉も似たような事はやってきたので因果が巡る世の無常。
元々、室内劇の比重が高い訳ですが今回は合戦シーンも迫力があり
ボンボン要素と武将らしさを併せ持った尾上秀頼、
鬼女の目にも涙な小川淀の散り際と見所、盛り沢山でした。
『グランメゾン東京』第2話
完全「半沢」スタッフではないはずなのに、やはり出てきたあのスタッフの香り……。そして拭い去れない昭和の香り(笑)とりあえずこのドラマでは「絶対に〇〇できない!」と宣言されたことは案外簡単に引っくり返るのだとよく分かりました。
同じように主役の人ザ・ヒーローのストーリーでも、フジの鈴木雅之班の方が高まる作りが上手いよね……と、しみじみ感じた次第です。
綺麗なディナーよりも賄映像が美味しそうでいいね。
『令和元年版 怪談牡丹燈籠』第四話(最終回) #怪談牡丹燈籠 #nhkbsp
第4回は怪談らしい部分はほぼなく、欲と業が身を滅ぼす話。新三郎にお露を紹介した山本先生には罰は当たらず仕舞いなのーー?と思っていたけれども、立派に巣窟の一塊になり下がった。欲を出せば滅ぶ。お手本のような話。
若葉竜也が演じる孝助のラストの表情にはちょっと鳥肌立った。真面目堅物、忠誠心と清さでラストまで殿のために突っ走った……
けれども、そもそも孝助にとっては飯島の殿は仇だった。そう考えると、飯島は後継ぎも残らず一族滅んだことになり孝助の父の敵討も成就したことになる。もしかしたら本物の亡霊は孝助にこそ憑いていたのでは……。
お国の「お前には分かるはずもない」「好きなだけ生きるがよい」に、負け組・負け戦の儚さ。
面白く美しいものをたっぷり堪能したひと月。
ただただ、一刻も早く、この感動を吐きだしたい…本当に、こんな歴史的な事実に基づく大河ドラマなの?…凄すぎて……。表現し難い感情のまま…投稿…。