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『G線上のあなたと私』第4話 #G線上のあなたと私 毎週、ドラマが終わると、自分の大切な友達の人生を覗き見たような気分になる……。理人くんのシャッタードンも手手手手手手繋ぎもドキドキするけれども、恋愛面よりも、人間物語として切なく温かい。こういう友達は手放さないでほしい!
片思いから抜け出せない学生がいて、破談と失職の泥沼にいる元OLがいて、姑の介護の始まりにキリキリする主婦がいる。全ての年代に共感できるキャラ作りとセリフの秀逸さよ。
介護も姑も知らない也映子はお気楽かも知れないが、3人が3人で居る時間に癒されてきたことは間違いなく、この繋がりは介護生活を乗り越える心の糧になる。
一緒に弾けなくても顔を出してくれた幸恵さん。みんな繋がっていてよ、という視聴者の気持ちと繋がっていたいキャラの気持ちが被る。泣いた。
ここから新しい展開になるんだろうけれども、3人は3人でいて欲しいな。そして3人とも幸せになってほしいな。
第一章は今回まででも良くね? 何はともあれ世の中も人生も恋愛だけで成り立っているのではなく 就職、介護と色々あるもので三人の新たな側面が見えてきました。
最初に二年前の「カルテット」を思い出し、 次に一年前の「中学聖日記」を思い出しましたが、 自分の駄目さ加減を自覚して足掻いて少しずつでも地に足をつけ(そして、たまに転倒) という展開の本作の方が各キャラへの共感度は高い。
次回からこそ第二章という感じですが 理人君はとりあえずお兄さん夫婦から独立しようね♪
『まだ結婚できない男』第5話 #まだ結婚できない男 避けようとしてもなぜか出会ってしまう桑野さんの吸引力(笑)何だかんだと「イイコト教えてくれる人」だということがよく分かりました(笑)
結婚したら親族が増えることを楽しむか「結婚後の災難」と思うかは個人個人で違うこと。でも「イイ人と出会って幸せな結婚を」というのだけが夢だと、桑野が言っていた通り災難だらけの人生になりそう。
お友達は考え直して良かったです。みんなも商売繁盛の御利益があって良かった(笑)オチまで楽しめる回でした。
『シャーロック』第5話 #シャーロック 何重にも気持ち悪い話だった(面白くないという意味では無い)。事件そのものも気持ち悪いし、解決篇も気持ち悪い。母親がやった遺体処理も気持ち悪いし、何よりも真犯人が野放しなのが最高に気持ち悪い。
過保護でも絶対的に愛はあり、母親が罪だというのならば逃げている父親だって罪だ。母の気持ちが痛々しくて、同情に耐えない。全て母のせいにされたネットニュースには怒りしかない。
結局、世間的実力者であるというパワハラ男の父親への忖度であんなニュースになっているわけですよね。あのお母さんはこの先もずっと報われない。若宮は自分を医師だと思っているのなら、母親のフォローをしてあげてほしい。
トリックとしては今週も首をかしげるけれども、人間ドラマとしては重くも秀逸。若村さんの演技には魅入った。ゲストの演技を楽しむという意味でも見応えある。
若村麻由美さん、大熱演! 女性脚本家だけに女性犯人の時の方が展開が捻られて面白いでしょうか。 しかし建設会社ってパワハラが横行しているのかなぁ…。
警察から報酬が支払われている事が今回、明言されましたが それが警部個人のモノか組織からのモノかは不明。 しかも、それを家賃や生活費に全く当てていないような会話だが。
精神科医はああいう絵柄を診察に本当に使うらしい。 「刑事コロンボ」第一作(精神科医が愛人と共謀して本妻を殺害する)の オープニング画像を思い出してしまいました。
『少年寅次郎』第2回・第3回 #少年寅次郎 二話続けて見た。もう泣きっぱなし。「寅さんに子ども時代とか今さら必要なのかね?」とか思っていてすいません。これはまさしく寅さんの子ども時代だった。
これを見たら、さくらが「男はつらいよ」シリーズであんな寅さんに感謝したり、心配して慕い続けている理由がよく分かるよねぇ……。
母ちゃんの実子である兄ちゃんも、当の母ちゃんも、みんな寅次郎を愛して大事にしてくれている。家族も地域もみんなで子どもを育てる。そういう時代の大らかさと優しさが溢れているドラマ。
それでも引け目がある子供心。来週はそこを突いたエピソードになるみたい。
子役さんが本当に渥美清の子ども時代みたいで(笑)さくら役の子役さんも倍賞千恵子の面影ありすぎ。よく見つけてきたなぁ。
そして何よりも、あの若さにして「店の女将」「3人の母」「子を失くす親」を完璧に表現する井上真央ちゃんが素晴らしい。
世界観は懐かしく、エピソードは優しく切なく温かく、役者さんはピッタリ。「男はつらいよ」を初めから見直したくなる。いいねぇ。粋だわ。
『歪んだ波紋』第1話 #歪んだ波紋 「一生背負うんです。背負い続けるしかないと思います。」間違えた記事を上げたらどうするのかと子どもたちに問われて。今まさに渦中に居る沢村の答え。
背負うつもりになっただけじゃダメなの。回収しなくては。誤報のせいで人生を壊した人たちを救わなくては。あんな小さな訂正文1つで何が伝わるというのだろう。
とはいえ、沢村はまさに背負わされただけ。中島や桐野はどう考えているのか。「扱いやすい男」って他人にとって一番失礼な評価。
ニュースウェブの三反園に責められていたけれども、最近ではネットニュース(ニュースとも言えないような単なる私感記事)も酷いからなぁ。拡散力と、訂正を拡散できない性質も問題だし。ここが今後どう絡んでくるのかも楽しみ。
重厚な絵作りに信頼感溢れるキャスト。また見応えのある社会派ドラマが来た。
Juice=Juiceライブシーンの必要性は……これから語られるのかな。
「浅瀬に留まるな」という父の言葉。
松田優作なら発行部数を稼ぐためには手段を選ばないか、 正義のジャーナリズム魂に燃えるの二択でギラギラしたキャラになりそう。 逆に組織の一員として働いている内に悪事に加担してしまったかもしれないキャラは 感情を表に出さない能面的な松田龍平の方が合っているかもしれません。
それにしても小芝風花が人妻~?殆ど若妻を通り越して幼な妻。 こんな可愛い奥さんを社会的に抹殺しかかったとは。 主人公も最後に首括ったりしませんかね。
初回で凄く引き込まれましたが地下アイドルのシーンは要るか?
フランス料理より600~700円の美味い定食を気楽に食う方が好きな主義。 「天皇の料理番」は相手が天皇陛下だろうが外国のお客さんだろうが 市井の人だろうが食べてくれる人の立場に立つ姿勢に共感したのであり、 「俺の美学についてこい!」な天才シェフの主人公に特に惹かれないですな。 (何に拘って会話しているのかも、良く解らん…)
イイ歳して相変わらず喧嘩売るような口調のキムタク、 伝説の猟師も流通を押さえるセコイ敵も併せているな。
医療ドラマの時のように命がかかっている訳では無く 十歳以上年下の松ケンの方が大人に見えてしまったのに比べれば 沢村一樹など兄貴分として上手く付きあってあげている感じでマシか…。
徳井さん…結構出ておられましたね…。編集は完璧で、違和感皆無。でも、だからこそ、クドカン脚本のママだったら、どんだけぶっ飛んで面白かったんかなあ…って思ったりします。ただ、とりあえず、ほっとした…楽しい素敵な、大河ドラマを引き続き維持した!って思えた、文化の日のいだてん。
黒澤明が山本周五郎の原作小説を映像化した内容をリメイクした その更にオリジナル続編。要するに「雲霧」と似たようなパターン。 …しかし、その歪みが既に出ています。前作で赤ひげ先生を最も信奉していて 薄給でも頑張ってくれる森半太夫が何の説明も無く退場、新人に入れ替わっている。
役者陣トータルの力量で旧作に敵わないのは仕方ありませんが 連続ドラマならではの尺を使って各キャラを肉付けする事が出来た。 この恩恵を最も受けたのが旧劇場版では保本登に後任を押し付け冒頭で退場したのが 出戻りのカイ・シデン的キャラとして見せ場が増えた津川玄三。 逆に割を食ったのが故・土屋嘉男のキャスティング故にお杉との色恋沙汰が 過不足無いサイドストーリーとなっていた森半太夫でした。
原典通りに登は元カノの妹と一緒になるのに 『何故、お杉を半太夫ではなく登とイイ仲っぽく描いてるの?』という 前作の脚色がここにきて尾を引いた形。 (NHKのせいで「まだ結婚できない男」にされた半太夫の姿を見続けるのも忍びないが) 登の新婚家庭も養生所で共働きの半太夫&お杉と対比させて描いた方が面白いと 思うのですが前作の時点では当然、続編の構想などは無かったのでしょう。
それで赤ひげが登達と三人纏めて手術をしたり 十年前に瀕死の母を診てくれなかったと恨みを抱く女がそれを目の当たりにしたり ドラマチック過剰な描き方になっている感じがあるような。 「雲霧」以上に旧作が伝説的作品だけに、いじり過ぎは危険だと思うのですがさて?
『赤ひげ2』第1回 #赤ひげ2 #赤ひげ 「あの女が痛みを感じているのはどこだ」去定先生は完治しなければ追い出さない。およねの心の傷はまだ癒え始めたばかり。
一期から続く、生きる厳しさと優しさ、貧しさと情けが混濁する話。初回からあの小石川養生所が帰ってきたんだという安心感がある。
およねに刺されると分かっていて、なぜ受け入れたのか。「賭けてみたんだ。たまには賭けもいいもんだ。」命の現場をその目で見て、自分の母親がなぜ助けられなかったのか納得したから。命と死の重さを理解しているはずのおよねは人の命を奪ったりしない。
いつも全力で命と向き合っている。その誠実さはきちんと見ている人には分かる。もう少し、口が優しく軽くなれば、こういう事態も減るだろうけれども…その不器用さが愛しいのだと皆分かっているのよね。江戸版「結婚できない男」。尾崎将也先生の脚本が冴える。
『俺の話は長い』第4話 #俺の話は長い 「アイスと夜の散歩」「バーニャカウダと犬の散歩」またサブタイトルがいいよねぇ……。結婚できない男ならぬ就職しない男のコジれたうんちくを面白おかしく聞くゆるいホームドラマ…だけれども、その中に決してゆるくない各立場のキャラたちが居る。
誰の言い分も分かるし、誰の言い分も諭したくなる。みんなが誰かに上からで、みんなが誰かに卑屈になっている。
視聴者それぞれの立場で言い分が変わるドラマ。面白いわ。人間は誰も正しくも間違ってもいないと優しく教えてくれる。好き。
『おっさんずラブ -in the sky-』第1話 #おっさんずラブ 1話で2度コーヒーぶっかけられるはるたん……。ってか、はるたんじゃないのかな、今回は(笑)
Season1は「コメディ」とジャンル付けながらも恋愛面で切なく、次々と発覚する事実に意外性もあって、まさに1話で笑ったり泣いたりな物語だった気がするんですが……
今作はガッチガッチのコメディで初回からガンガン行くんですね。(もう女性キャスト要らないんじゃ^^;)
千葉ちゃん目当てで見て行きます。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第3回 #ミスジコチョー 今回もコストカットが製品に異常をもたらせる話。節約は大事だけれども間違ったコストカッターは人間も機械も疲弊させるのよね。
とにかく、自殺のための放火じゃなくて良かったですよ。このバンドもきちんとした事故報告してもらわなければ自分の失敗を責めて立ち直れずに終わっていた。
真奈子先生が学ぶ失敗学は、ただ失敗を次に生かすというだけではなく、立ち直るための力をつける学問。
失敗したら。 1.まず失敗から逃げる 2.愚痴る 3.よく眠る 4.美味しい物を食べる
それが立ち上がる力をつける心得。
見習いたい。
『G線上のあなたと私』第4話 #G線上のあなたと私
毎週、ドラマが終わると、自分の大切な友達の人生を覗き見たような気分になる……。理人くんのシャッタードンも手手手手手手繋ぎもドキドキするけれども、恋愛面よりも、人間物語として切なく温かい。こういう友達は手放さないでほしい!
片思いから抜け出せない学生がいて、破談と失職の泥沼にいる元OLがいて、姑の介護の始まりにキリキリする主婦がいる。全ての年代に共感できるキャラ作りとセリフの秀逸さよ。
介護も姑も知らない也映子はお気楽かも知れないが、3人が3人で居る時間に癒されてきたことは間違いなく、この繋がりは介護生活を乗り越える心の糧になる。
一緒に弾けなくても顔を出してくれた幸恵さん。みんな繋がっていてよ、という視聴者の気持ちと繋がっていたいキャラの気持ちが被る。泣いた。
ここから新しい展開になるんだろうけれども、3人は3人でいて欲しいな。そして3人とも幸せになってほしいな。
第一章は今回まででも良くね?
何はともあれ世の中も人生も恋愛だけで成り立っているのではなく
就職、介護と色々あるもので三人の新たな側面が見えてきました。
最初に二年前の「カルテット」を思い出し、
次に一年前の「中学聖日記」を思い出しましたが、
自分の駄目さ加減を自覚して足掻いて少しずつでも地に足をつけ(そして、たまに転倒)
という展開の本作の方が各キャラへの共感度は高い。
次回からこそ第二章という感じですが
理人君はとりあえずお兄さん夫婦から独立しようね♪
『まだ結婚できない男』第5話 #まだ結婚できない男
避けようとしてもなぜか出会ってしまう桑野さんの吸引力(笑)何だかんだと「イイコト教えてくれる人」だということがよく分かりました(笑)
結婚したら親族が増えることを楽しむか「結婚後の災難」と思うかは個人個人で違うこと。でも「イイ人と出会って幸せな結婚を」というのだけが夢だと、桑野が言っていた通り災難だらけの人生になりそう。
お友達は考え直して良かったです。みんなも商売繁盛の御利益があって良かった(笑)オチまで楽しめる回でした。
『シャーロック』第5話 #シャーロック
何重にも気持ち悪い話だった(面白くないという意味では無い)。事件そのものも気持ち悪いし、解決篇も気持ち悪い。母親がやった遺体処理も気持ち悪いし、何よりも真犯人が野放しなのが最高に気持ち悪い。
過保護でも絶対的に愛はあり、母親が罪だというのならば逃げている父親だって罪だ。母の気持ちが痛々しくて、同情に耐えない。全て母のせいにされたネットニュースには怒りしかない。
結局、世間的実力者であるというパワハラ男の父親への忖度であんなニュースになっているわけですよね。あのお母さんはこの先もずっと報われない。若宮は自分を医師だと思っているのなら、母親のフォローをしてあげてほしい。
トリックとしては今週も首をかしげるけれども、人間ドラマとしては重くも秀逸。若村さんの演技には魅入った。ゲストの演技を楽しむという意味でも見応えある。
若村麻由美さん、大熱演!
女性脚本家だけに女性犯人の時の方が展開が捻られて面白いでしょうか。
しかし建設会社ってパワハラが横行しているのかなぁ…。
警察から報酬が支払われている事が今回、明言されましたが
それが警部個人のモノか組織からのモノかは不明。
しかも、それを家賃や生活費に全く当てていないような会話だが。
精神科医はああいう絵柄を診察に本当に使うらしい。
「刑事コロンボ」第一作(精神科医が愛人と共謀して本妻を殺害する)の
オープニング画像を思い出してしまいました。
『少年寅次郎』第2回・第3回 #少年寅次郎
二話続けて見た。もう泣きっぱなし。「寅さんに子ども時代とか今さら必要なのかね?」とか思っていてすいません。これはまさしく寅さんの子ども時代だった。
これを見たら、さくらが「男はつらいよ」シリーズであんな寅さんに感謝したり、心配して慕い続けている理由がよく分かるよねぇ……。
母ちゃんの実子である兄ちゃんも、当の母ちゃんも、みんな寅次郎を愛して大事にしてくれている。家族も地域もみんなで子どもを育てる。そういう時代の大らかさと優しさが溢れているドラマ。
それでも引け目がある子供心。来週はそこを突いたエピソードになるみたい。
子役さんが本当に渥美清の子ども時代みたいで(笑)さくら役の子役さんも倍賞千恵子の面影ありすぎ。よく見つけてきたなぁ。
そして何よりも、あの若さにして「店の女将」「3人の母」「子を失くす親」を完璧に表現する井上真央ちゃんが素晴らしい。
世界観は懐かしく、エピソードは優しく切なく温かく、役者さんはピッタリ。「男はつらいよ」を初めから見直したくなる。いいねぇ。粋だわ。
『歪んだ波紋』第1話 #歪んだ波紋
「一生背負うんです。背負い続けるしかないと思います。」間違えた記事を上げたらどうするのかと子どもたちに問われて。今まさに渦中に居る沢村の答え。
背負うつもりになっただけじゃダメなの。回収しなくては。誤報のせいで人生を壊した人たちを救わなくては。あんな小さな訂正文1つで何が伝わるというのだろう。
とはいえ、沢村はまさに背負わされただけ。中島や桐野はどう考えているのか。「扱いやすい男」って他人にとって一番失礼な評価。
ニュースウェブの三反園に責められていたけれども、最近ではネットニュース(ニュースとも言えないような単なる私感記事)も酷いからなぁ。拡散力と、訂正を拡散できない性質も問題だし。ここが今後どう絡んでくるのかも楽しみ。
重厚な絵作りに信頼感溢れるキャスト。また見応えのある社会派ドラマが来た。
Juice=Juiceライブシーンの必要性は……これから語られるのかな。
「浅瀬に留まるな」という父の言葉。
松田優作なら発行部数を稼ぐためには手段を選ばないか、
正義のジャーナリズム魂に燃えるの二択でギラギラしたキャラになりそう。
逆に組織の一員として働いている内に悪事に加担してしまったかもしれないキャラは
感情を表に出さない能面的な松田龍平の方が合っているかもしれません。
それにしても小芝風花が人妻~?殆ど若妻を通り越して幼な妻。
こんな可愛い奥さんを社会的に抹殺しかかったとは。
主人公も最後に首括ったりしませんかね。
初回で凄く引き込まれましたが地下アイドルのシーンは要るか?
フランス料理より600~700円の美味い定食を気楽に食う方が好きな主義。
「天皇の料理番」は相手が天皇陛下だろうが外国のお客さんだろうが
市井の人だろうが食べてくれる人の立場に立つ姿勢に共感したのであり、
「俺の美学についてこい!」な天才シェフの主人公に特に惹かれないですな。
(何に拘って会話しているのかも、良く解らん…)
イイ歳して相変わらず喧嘩売るような口調のキムタク、
伝説の猟師も流通を押さえるセコイ敵も併せているな。
医療ドラマの時のように命がかかっている訳では無く
十歳以上年下の松ケンの方が大人に見えてしまったのに比べれば
沢村一樹など兄貴分として上手く付きあってあげている感じでマシか…。
徳井さん…結構出ておられましたね…。編集は完璧で、違和感皆無。でも、だからこそ、クドカン脚本のママだったら、どんだけぶっ飛んで面白かったんかなあ…って思ったりします。ただ、とりあえず、ほっとした…楽しい素敵な、大河ドラマを引き続き維持した!って思えた、文化の日のいだてん。
黒澤明が山本周五郎の原作小説を映像化した内容をリメイクした
その更にオリジナル続編。要するに「雲霧」と似たようなパターン。
…しかし、その歪みが既に出ています。前作で赤ひげ先生を最も信奉していて
薄給でも頑張ってくれる森半太夫が何の説明も無く退場、新人に入れ替わっている。
役者陣トータルの力量で旧作に敵わないのは仕方ありませんが
連続ドラマならではの尺を使って各キャラを肉付けする事が出来た。
この恩恵を最も受けたのが旧劇場版では保本登に後任を押し付け冒頭で退場したのが
出戻りのカイ・シデン的キャラとして見せ場が増えた津川玄三。
逆に割を食ったのが故・土屋嘉男のキャスティング故にお杉との色恋沙汰が
過不足無いサイドストーリーとなっていた森半太夫でした。
原典通りに登は元カノの妹と一緒になるのに
『何故、お杉を半太夫ではなく登とイイ仲っぽく描いてるの?』という
前作の脚色がここにきて尾を引いた形。
(NHKのせいで「まだ結婚できない男」にされた半太夫の姿を見続けるのも忍びないが)
登の新婚家庭も養生所で共働きの半太夫&お杉と対比させて描いた方が面白いと
思うのですが前作の時点では当然、続編の構想などは無かったのでしょう。
それで赤ひげが登達と三人纏めて手術をしたり
十年前に瀕死の母を診てくれなかったと恨みを抱く女がそれを目の当たりにしたり
ドラマチック過剰な描き方になっている感じがあるような。
「雲霧」以上に旧作が伝説的作品だけに、いじり過ぎは危険だと思うのですがさて?
『赤ひげ2』第1回 #赤ひげ2 #赤ひげ
「あの女が痛みを感じているのはどこだ」去定先生は完治しなければ追い出さない。およねの心の傷はまだ癒え始めたばかり。
一期から続く、生きる厳しさと優しさ、貧しさと情けが混濁する話。初回からあの小石川養生所が帰ってきたんだという安心感がある。
およねに刺されると分かっていて、なぜ受け入れたのか。「賭けてみたんだ。たまには賭けもいいもんだ。」命の現場をその目で見て、自分の母親がなぜ助けられなかったのか納得したから。命と死の重さを理解しているはずのおよねは人の命を奪ったりしない。
いつも全力で命と向き合っている。その誠実さはきちんと見ている人には分かる。もう少し、口が優しく軽くなれば、こういう事態も減るだろうけれども…その不器用さが愛しいのだと皆分かっているのよね。江戸版「結婚できない男」。尾崎将也先生の脚本が冴える。
『俺の話は長い』第4話 #俺の話は長い
「アイスと夜の散歩」「バーニャカウダと犬の散歩」またサブタイトルがいいよねぇ……。結婚できない男ならぬ就職しない男のコジれたうんちくを面白おかしく聞くゆるいホームドラマ…だけれども、その中に決してゆるくない各立場のキャラたちが居る。
誰の言い分も分かるし、誰の言い分も諭したくなる。みんなが誰かに上からで、みんなが誰かに卑屈になっている。
視聴者それぞれの立場で言い分が変わるドラマ。面白いわ。人間は誰も正しくも間違ってもいないと優しく教えてくれる。好き。
『おっさんずラブ -in the sky-』第1話 #おっさんずラブ
1話で2度コーヒーぶっかけられるはるたん……。ってか、はるたんじゃないのかな、今回は(笑)
Season1は「コメディ」とジャンル付けながらも恋愛面で切なく、次々と発覚する事実に意外性もあって、まさに1話で笑ったり泣いたりな物語だった気がするんですが……
今作はガッチガッチのコメディで初回からガンガン行くんですね。(もう女性キャスト要らないんじゃ^^;)
千葉ちゃん目当てで見て行きます。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第3回 #ミスジコチョー
今回もコストカットが製品に異常をもたらせる話。節約は大事だけれども間違ったコストカッターは人間も機械も疲弊させるのよね。
とにかく、自殺のための放火じゃなくて良かったですよ。このバンドもきちんとした事故報告してもらわなければ自分の失敗を責めて立ち直れずに終わっていた。
真奈子先生が学ぶ失敗学は、ただ失敗を次に生かすというだけではなく、立ち直るための力をつける学問。
失敗したら。
1.まず失敗から逃げる
2.愚痴る
3.よく眠る
4.美味しい物を食べる
それが立ち上がる力をつける心得。
見習いたい。