本サイトにはプロモーションが含まれています

ユーザードラマレビュー一覧(257ページ目)

くう 2021/03/22

『監察医 朝顔2』第20話 最終回

なぜ「震災後の家族の捜索」と「監察医」がセットなのかは、「亡くなった人の最期の声を聞く」という遺体を迷子にさせないためのテーマとして繋がっているからだとは理解していたけれど、最終回でもっと理解が深まった。

森本くんを刺した犯人が学校に立てこもったのも、その犠牲になったボランティアの青年が朝顔の元へ運び込まれるのも、ちょっと唐突だと思っていたけれど、「心臓移植」の顛末で分かった気がする。

ずっと「歯」や「骨」という体のパーツをテーマにしてきたストーリー。身体の一部もその人の全てなんだね。そして、その一部は全部という考えは「声」にまで広がる。

1年後。つぐみの卒園式に参加する桑原夫妻の手には新しい命が抱かれていて。すっかり表情を失くした平さんはつぐみの歌声だけに笑顔で反応する。結婚式はただの視聴者サービスでも泣かせるための演出でもなく、家族がこれからも一緒に生きていくための団結の儀式。

若い夫婦が姑と子と暮す二世代家族は昭和以前では日本の当たり前の家族の形だったが、万木家の家族形態は一周回って新しかった。「親」も「夫」も「妻」も仕事を持ち、あるいは家事をやり、当たり前のように仕事を分担して共存する。

病気になれば助け、困ったら励まし、仲良く一緒に生きる。つぐみちゃんもいずれは当たり前のように家事をするだろうし、みんなが出来る範囲で出来ることをする。仕事も苦しみも楽しさもシェアする暮らし。

こういうのがこれからの時代の「同居生活」になっていくのはとても好ましい。そういう家族の形も提案してくれた。

悲惨な事件も多かったけれど、いつも何かを提案し続けてくれる優しいドラマだった。この家族が大好き。いつまでも幸せでいてほしい。

巨炎 巨炎 2021/03/22

柴田恭兵は丸刈りにならないのかな…。という訳で昭和19年、梅木に赤紙が届く。
先週ラストに昭和13年から三年後の太平洋戦争勃発、本日2話で更に三年。
ここにきてトントン拍子ですがラブストーリーの面から言えば仕方が無い。
「三、四年で戻ってくる」と言ったまま帰らない人々を想う、かをるさん。
その中に無論、惣吉もいるが初恋の燃える感情が風化している事も自覚。
これを前半のペースで描くと視聴者まで「惣吉?ああ、そんな奴もいたなぁ」に
なってしまいます(笑)。実際には彼が再退場して1週間程度なんだよね。

コストダウンの醤油に涙する久兵衛さん。
闇市に手を出したハマの旦那さんのため署長にかけあう久兵衛さん。
何だか逆境にあって以前のエネルギッシュさを取り戻したような…。
アキの婚約者の戦死報告。ハマの連れ子もパイロット志願の青年。
ポイントを押さえて時代の流れを感じさせ、フィナーレも近い。

くう 2021/03/21

『天国と地獄~サイコな2人~』最終回

陸が身を引くような形で去って行ったのは寂しいけれど、私はあの陸は陸ではないと思っている。だって、送ってくれたのは……陸ではなかったのだよ。最期、あんなに師匠の近くに居続けた陸。陸自身もどこか風来坊で行き場がない人であって、ある意味、空集合を自分の中に飼っていたのかも知れない。

もしもそうだとしたら……東朔也はやっと自由になって、空集合という存在ではなく風のように生きていけるのかも。

セク原が意外なくらいの正義漢でウットリしたわ。そうだよね。空集合だと思っていた朔也が初めて最期に挙げた彼自身の声を「庇う」という行為で無にしてはならない。それが悪でも。

ラストのひと言まで楽しませてくれるドラマだった。この2人には恋愛関係よりも相棒が合う。

笑ったり、ハラハラしたりしながら、いつも最後には切ない気持ちで見続けた。先が読めなくて考察なんて必要ないドラマだった。

やっぱりね、森下さんはTBSがいい。名作。

くう 2021/03/21

なんだ!たったの3回で終わりとは…本当にSP.。女は中年以降の人生も素敵よね!という『ジルバ』が終わった後に始まった女の中年以降は恐いよ「リカ28歳です」。(しかもリカじゃなくてレミだし)

おかしなリカちゃんが生まれる要因となったおかしな母親を描く歪んだ家族の物語。変な話だけれどスピード感と不気味さがいい。やっぱりオトナの土ドラはこういう方向が好き(笑)

高岡早紀さんは相変わらず美しいな。(28歳じゃないけど!)

巨炎 巨炎 2021/03/21

弄られキャラだけど愛されキャラでもある栄一郎君。
(ここが「ちゅらさん」の末弟と違う所…)
久しぶりにメインを張った久兵衛さんとの戦傷を切欠に親子交流、
かをるからはとねさんまで針を通してくれた千人針。
とねも次男との結婚を立場上、許す訳にはいかなかったアミの婚約に安堵、
アミも顔を合わせられなかった善吉に子供が生まれたことをホッとしたよう。

滑走路設営での双方から労働力徴収(後で一緒に博打)に始まり、
漁師と陸者で小競り合いをしている余裕すらなくなり、
共に銚子を生きた人々を戦争という荒波がいよいよ飲み込んでいく。

ラスト2週は来週、一挙、放映です。いやー、盛り上がる。

くう 2021/03/20

ここ倫の最終回を泣きながら見ていた。このラストカットの美しさ……。逢沢は絶対に幸せを掴むし、どんな時代も強く生き抜く。彼らがどこまでも行くことが出来るのは、たかやなの倫理があるから。

卒業後はマスクの世界。彼らは高校を卒業しても半リモート生活を送っていて、未来は先が見えない。

けれども、自分の頭で考える葦を得た生徒たちはキラキラしていて、もしかしたら一番弱くて一番みんなから力を貰っていたのはたかやななのかも知れないと思えた。

静かだけれど心揺さぶられる劇伴が本当に好きだった。

考えて生きていくことをあきらめない。その大切さを学ぶ。名作。

くう 2021/03/19

『俺の家の話』第9話

このドラマを見ていると、つい「私の親の時はこうだったああだった」と俺の家の話をしたくなってしまい、ああ、きっとドラマを見ている人たちそれぞれに「俺の家の話」があるよね、と思うのだった。

親が横暴だった話、在宅介護、セカンドエンディングノートならぬセカンド遺書がthirdもforthも出てきたり、最期はみんなで話しかけていたり、亡くなる前から葬儀の計画、揉めた戒名……どこの家でもある俺の話。

そしてクドカンファミリーの話でもある。きっと。絶対。それを長瀬のモノローグで〆るこのドラマ。宮藤さんは、このドラマが終わったらどう変化するのだろう。

みんなが最期に言いたいことをぶつけられるのは観山家ならでは。馬鹿息子上等である。みんな最高に親孝行だよ。

最終回は寂しい。ずっとこの家と、長瀬を見ていたい。

巨炎 巨炎 2021/03/19

元春君、「元春だけがいない街」を望む。2カ月程度ですけどね。
「店が潰れている!やっぱり不幸?」とかフェイク展開上手いな。
なぎさちゃんがリミッターになる事でロードムービーな夢も叶えたか。

一番、幸せになって欲しく無かった主人公の成長があってホッとしました。
自分の不甲斐無さを死にたいぐらい噛みしめて
「俺は幸せになりたい」トリップから「皆を不幸にしたくない」トリップへ。
大阪で一人暮らしの元春はもう趣味だったゲームもやらない。
妻子の事を自分の事として捉えられるようになるメンタルの土壌が固まっていく。
澪もそうだけど、男女平等が謳われ共働き夫婦も当たり前になったからこそ、
相互依存では無く自立した者同士の相互補完が重要というのも納得でしょうか。

桑原君と対極な元春君のダメンズぶりを見ていると「朝顔」の陰画的ドラマですが
ラストに陰陽が逆転した趣もあります。数年後に一戸建てマイホーム、
お母さんは認知症を患う事も無く育児の頼もしいサポーターは
出来過ぎな感もありますが、何はともあれ皆さん、お疲れ様でした。

アバター 南高卒 2021/03/19

NHKあさイチで、中村勘九郎さんの息子さん達が、色々な話をしたり踊ったり、又、楽しそうに歌舞伎愛を熱弁したりするビデオを流されたんです。すると、華丸さんが、俺の家の話ですねって言われ、勘九郎さんも、はい、俺の家の話です。って言われた直後に、ブリザード!って言われたんです!それを、誰もフォローせず、スルーされたけど、華丸さんも勘九郎さんも、俺の家の話ファンみたいです。能と歌舞伎って、日本の伝統芸能だから、勘九郎さん、興味あるよねえ…。あ!宮藤官九郎さん脚本だから、いだてん主人公だった勘九郎さんは、当然、視聴されて当たり前かあ…。とにかく、NHKで、俺の家の話、ブリザード!だったので、感涙!

くう 2021/03/19

開始直後はホルガ村とか言ってごめんなさい。今では別にホルガ村でもこの村は素敵だし住みたいと思っている。(あっ…でも、そもそもホルガ村ってそういう所かも……

ついに「その時」が日常の中で突然訪れて。「男2人を従える」を憧れられている真空先生に付きそう診療所の男2人が本当に優しくて心強くて、人間愛に溢れていて泣いてしまったわ。

医者でも患者でも、この村に必要。

そう言ってくれる人が居る世界はなんて優しいのだろう。

戻って来た時の真空先生の「ただいま」は、もっとサラッとした感じをイメージしていたので、「サラッと言ったつもりだけどちょっとだけ泣き声になってしまった声」だったのに持って行かれてしまった。

高畑充希、恐ろしい子……

この関係がずっと続く感じのラストがラストまで本当に良かった。幸せな気持ちでいっぱい。

岡田惠和さんが描く幸せな仲間が暮らす箱庭はいいな。本当に、いいな。また見たいな、と思う。

くう 2021/03/19

アイロンはね……記憶形状シャツでOKさ……。そもそも結婚生活って笑って生きていけるばかりではないのでお互いに何かと呑み込まなきゃならないのは確か。でも、それって普通の人間関係でもそうだよね。

澪が追いかけてきているのは分かっていたけれど、わざわざ澪を見に行く元春も元春だし、わりとガツガツアタックしてくる澪の元からの性質もあるし、この夫婦はこういう運命なのだという結論。

巻き込まれて一周鬼嫁にさせられた沙也佳さんとか、当て馬にさせられた津山主任とか、気の毒で仕方ない。みんな幸せな世界線になって良かった。

たぶん、時間軸のどこかに父親が犯罪者の沙也佳さんや双子のパパじゃない津山主任も浮いているのだろうけれど、どんな世界でも元春と澪は周りを掻きまわしているのだね……きっと。

小池さんの話が思っていたよりずっと重くて……こういう人こそ上手く行くまで戻りたいだろうなと思った。

人生には戻りたい瞬間はある。けれども、関わる人は同じらしい。だったら戻らなくてもいいかな……。

どんな性格でもどんな世界線でも大倉の顔は好きです。

巨炎 巨炎 2021/03/18

脚本家は、かつて邦画版「DEATH NOTE」を手掛けたのですね。
でも「デスノ」は松ケンにより存在感抜群のⅬが命をかけて主人公を否定した
シナリオがあったからこそ盛り上がったんだよね。

それが涼子先生の場合は真木よう子にそこまでのキャストパワーは無く
実は恋人の仇のラスボスだったというオチも無く、
結局は終始、当たり障りの無い言動でSPを否定しただけ…。

教育現場が膿を全て取りだす荒療治が必要な程、病んでいるのなら、
治療の副作用ともいうべ代償の描写から逃げたらアカンでしょうに…。
犯罪者の巣窟で校長まで不起訴扱いとしながら更迭される学校が
次の日からは何事も無かったように生徒は登下校して授業が繰り返される。
学校一つ潰してでも社会に投げかけるべきテーマとか、あったかなぁ?
序盤は真剣に観ましたが何時の間にか、ながら観で終了。

アバター 南高卒 2021/03/17

ちょっとね…水曜日の段階では、あまりにも…で、コメントのしようがない展開でした……。本当に、金曜日、見てきて良かったって、朝ドラファンを歓喜させられる脚本になっているのか?……疑問符だらけで気の重い水曜日の1日を、過ごしました。おちょやん応援団の一員を自負していた私ですが……ため息…………

巨炎 巨炎 2021/03/17

今度こそ、お嫁さん!と思った矢先に召集令状が届いた英一郎君。
やっぱり嫡男と認識されていないのでは…?

軍靴の足音が大きくなるのに並行して梅木の成長が描かれる。
惣吉の見送りに走る妻に、また荒れるかと思いきや落ち着いた態度。
ハマの一件を水に流してもらえた感謝に加え、身を引く恋敵に感じ入ったらしい。
でも惣吉の方は、かをるへの想いはあっても、自分の手も汚さずに精神的に
追い詰めておいてクズ呼ばわりしたアンタへの罪悪感など微塵も無いようだが~?
梅木の人の良さに涙がちょちょぎれそうですが、ただ立ち直るだけではなく
アキへの悪口を言う女中頭を窘め、女遊びをつけ込まれた英一郎への助け舟と
以前には無かった逞しさを備えて貫禄すら漂ってまいりました。
主役だろうが脇役だろうが真面目で誠実な人間が成長して勝利を手にする展開は
観ていて小気味良い。「カーネーション」も、そんなだった。

https://i.imgur.com/LfOPPaX.jpg

「未亡人は、もう懲り懲りです」
夫への好感度と時代への危機感が同時に膨らんでくる、かをるさん。
ただ、吉武家での姑介護同様に現在の育児が触り程度のサラッとした扱い。
「カーネ」では千代さんが持つ『母の力』、果たしてきた『母の役割』を
受け継ぐ優子がそれらを仕事の世界に応用していく様が巧みに描かれましたが、
「澪つくし」の場合は男性脚本家故の限界があるやもしれません。

巨炎 巨炎 2021/03/16

最後は仕事と恋愛が等価で並んだかな?
まあ仕事や夢に真剣な人が魅力的で、そこに恋が芽生えるというスタンス。
強いて言えば仕事描写は鬼編集長に死に物狂いで主人公達が
ついていかなければならない前半に比べて熱量が後半、低下したのが残念。
(スタッフのスキルが上がったとも解釈できるが)

後、後日談の白石嬢のファッションや髪型はちょっと無理があるなぁ。
やっぱり地味顔、地味服がカジュアルで似合っとる。