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一番、バイオリンを弾いていない話でしたが 一番、会話が面白かったような気がする今回。
まだ結婚にファンタジーを見ている20代、現実を見過ぎている40代、 両者の狭間にある30歳前後。これで家族にも話せないような事を話し合ったり ツッコミを入れたりできる間柄なのは第一章で紆余曲折ありながら 共に演奏の練習に励んできたから。成程、積み重ねてきた時間は大切だ。
一方でそれぞれの家庭における人間関係にも変化の兆し。 こういうメインの三人(+一人)が自分達、内輪だけで完結しているのでは 無い所がイイ感じです。でも、これだけで済む話にも思えない…。
『まだ結婚できない男』第6話 #まだ結婚できない男 やっくん判明、おめでとう\(^o^)/(薬丸さんに謝る事もできて良かったね、通報されなくて良かったね(笑))
桑野さんが「やっくん」を訴えずに許したのは、人間関係を構築できず、上手く行かない事は全部世間のせいにする「やっくん」に自分が建築士になれていなかったらというifを見たからかも知れない。辛辣な桑野語録とは裏腹に、不器用な人の気持ちは察する桑野さん。だから好きなのかも。
「人の悩みは煎じ詰めれば金か人間関係」これ真理。家族の問題は多くの人が直面する。他人から見ればどんな話も笑いごとなんだろうな。
「母親への胎内回帰願望を大仏の胎内で満たしている」とか「人が不愉快になるツッコみを入れる石」とか今週も名言(いや、迷言)いっぱい。毎回毎回、何だかんだ後味は良い。温かい人たちの中で、不器用は何とか息をする。
『ハル ~総合商社の女~』第4話 相変わらずお仕事描写が人情まんせーな感じだけれども、今回はテーマが映画制作興行会社だったことと、映画作りの夢は捨てないという、人情というよりも希望のある話で面白かった。ゲストの満島真之介くんも青い役がとても良かった。このドラマ始まって以来初めての満足感(笑)
しかし、別に私生児でもない(はず)の父子を産まれてからずっと会わせていなかったり、養育費どうなってんだよっ、初めての対面かよ、何で隠してるんだよっ、と何度もツッコみたくなるこの面倒な設定のせいで入り込めない(笑)ホント、このワケ分からない設定、どうして作ったのかな……。
隠しているから部下に見られて要らぬ詮索もされるし(こうなるのは知ってた!!)、いつまで引っ張るのだろう。次回からはゲスト次第で考えようと思います。
事件が解明されたからといって誰が救われたという事はない重い話。
ただ謎解き以外に興味はないように見える獅子雄が 「そのコンプレックスがあったから、ここまで来れたんじゃないのか?」と 今回の犯人には、さりげないフォローを入れていて、 過去エピに比べれば元・精神科医の設定が生かされた若宮が 女の子の話し相手になるコントラストは良かった。
結婚前から美人でチヤホヤされる事がされることが当たり前で ステータスに対する執着とプライドが高い母親(相変わらず、さすがの女性脚本家)。 騒ぎを起こしてしまった娘さんも、親へのコンプレックスをバネにして 内面も綺麗な女性に成長して欲しい所。 最近、「こんな親から、さっさと自立しよう」と思いたくなるドラマが多い(笑。
『シャーロック』第6話 #シャーロック 「そんなことで?」と思うけれども、「そんなこと」が多くの犯罪の原因になっていることを考えれば、あんな冤罪を被せた女は本当に罪深い。
しかも、自分を好きだと言ってきた男子を犯罪者に仕立てた学生の頃と、娘の人生を全く顧みない現在と、全く変わっていない性格の悪さ……ブレなすぎてうらやましいくらいだ。催眠をデッチあげる娘も娘だけれども、あの親の子だと思えば緩い方(笑)
若宮くんは「家だけがキミの世界じゃないよ」と言っていたけれども、「親と家族」というアイデンティティを形成する場が空虚である事は人間の一生を傷つける。この子の人生は前途多難。
さすがの天才子役・吉川愛ちゃん、落ち着いた役から鬼畜までこなす和田正人くんと、ゲストの演技は見応え十分。
個人的には守谷ーティはあまりどうでもいいんだけど、それがないと「シャーロック」にならないからダメなのかな(笑)
『リカ』第5話 #リカ やだ、スマホの留守電に上限があるのなんて初めて知った(爆)第2章(?)神宮寺たかお@本間隆雄編の初回。何か、この1話でほぼ終わっちゃいそうなスピードでグイグイ来る(笑)
小池徹平ちゃんの時と違って、嘘をついて自分から近づいているから同情できないぞ、たかお(笑)でも、これ、取材費をお支払いしても離れて行ってくれないよね。
嘘を吐かれて妻子もいて38どころか名前すら違うのに、それでも「運命の相手」だと思えちゃうの?それはちょっと狂信的過ぎる気がする。
リカの男選びの焦点がよく分からないわ。まぁ、何やらかすのか分からないので見続けます(笑)
半太夫がデリートされて急患が次々と運び込まれるキャパオーバー展開が続く「2」。 その分、キャラ変わったと思うぐらい津川玄三が大人になってきた感。
しかし、「何故、嘘を教えた!」と言った赤ひげ先生は逆の対応をしていたら 「何故、今、本当の事を教える!」と言いそうな気がするんですが…。 水面下アフターケアも江戸版「結婚できない男」が部下を巻き込んでいるように見える。 「アイツ(玄三)の気持ちなんぞワシはとうに気づいとる」とか既に確信犯?
それにしても救急外来と一般外来の境界も無く、介護&福祉担当ソーシャルワーカーも 居ないという現代のブラック企業よりも過酷な職場(汗。 同心を無能キャラにして医者に捕り物紛いをさせる、ナンチャッテ医療時代劇に 比べると何と真っ当に理不尽な世界観なのでしょう(笑。
とはいえ「大岡越前」では奉行と大先生は無二の親友なのだし 無知と貧困に立ち向かう為には行政との連携をしっかりとろうよ。 弱みは握ってるんでしょー!?まるで補給も救援もない死の行軍のようだ…。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第4回 #ミスジコチョー あらあら前後編になっていた。ラストの真奈子先生、自信たっぷりでカッコ良かったな。でも、その映像は大丈夫なのかな。その映像こそ偽物じゃないのかな。
勘当されて長いこと実家とご無沙汰していた息子が、金のために病院を訴える。胡散臭い話ではあるけれども、「調査中です」と言っているのに「画像は偽物ですよね」と決めつける取材陣あるある~~。
救命やっていた松雪さんのメス持つ姿、久々に見た。「私失敗しないので」と言って欲しかったわ。来週、楽しみ、解決篇。
子役時代から見合い結婚を描いた島根編の3週間が序章で 第17週からOP画像が変化して新展開の後半を示唆。 まさか貧乏神と全26週の半分の期間も戦っていたとは…。
高度経済成長期という時代の陰に追いやられた人達。 苦楽を共にする人々が時代の波に押し流されていく中、懸命にしがみついてきた漫画道。 息子が片腕になった時の手紙を読み直して涙ぐむイカルさん。 娘が「ウチの人は本物の漫画家ですけん!」と叫んだ事を思い出す源さん。
去っていった人達も「自分達の分まで堂々とスポットライトを浴びて欲しい」 と願っている様が目に浮かぶようです。
段階的にプレ「男はつらいよ」になっていきますね~。
寅さん&さくらちゃんだけではなくプレタコ社長も頭髪以外は顔立ちが良く似てる。 後に寅さんが妹と撮った写真を旅先で「故郷の女房と子供」と紹介してしまった理由や あの河原の土手には色々な思い出が詰まっているのも納得。
ちなみに劇場版のプレ編なのだろう。 なにせドラマ版では寅さん、ハブに咬まれて死んでしまったし、 (「蛇絡みで、そんなドジやらねえよ!」という意味?) おいちゃん&おばちゃんが隠居して、とら屋は喫茶店に立ち替わってしまった。
本作でも兄ちゃんと爺ちゃんが退場してしまったが父ちゃん&母ちゃんは大丈夫?
真剣佑くん、上手くなりましたよね。 葵くんみたいな役がよく似合う。
美形で口も達者で一見世渡り上手そうに見えた葵くん。 人を小馬鹿にしたような発言はこんな生い立ちがあったんだなあ。 前回の蓮太郎くんのときもそうだけれど、 サクラはその人の長所をきちんと言葉にしてあげられる。 そして徹底的に味方になってあげられる。
私は、朝ドラのヒロインみたいな、徹底的に前向きで周囲がなんと言おうとあきらめずに… みたいなキャラクターが苦手で、 これまでこの脚本家の方が描く個性の強いヒロインも似たような雰囲気だったのだけど、 サクラは引くところは引くし、キレるし、好感が持てる。 蓮太郎くん回での「了解でーす」は笑った。 きっとサクラは1年1年成長しているのだろう。 サクラの真っ直ぐさに、影響を受けない人物が存在するのも、またいい。 パワハラ上司や葵くんの父みたいな。 ご都合主義でないところもまたよくて、次回も見ようと思わせる。
ユリちゃんの、ムカつくけれど気になるみたいな恋、いいね。
さすがは遊川脚本。 官僚のクソ親父とクソ兄貴のイイ所を描いて歩み寄りなんてさせない。 そもそも、弟の会社に顔を出して何かしらの契約を結ぶ訳でも無いのだから 一人来れば済む事で、あの長男とかオヤジにイイ顔して追従してきたんだろうなぁ。
葵君は生来、お母さん似なのでしょうね。 それで父や兄を目標にした事で無理が生じた。 自分は国を支える選ばれた人間。地位は努力の結果。だから能無し共は黙って従え。 人に真剣に感謝したり、対等に向き合う事の価値を理解できない奴がそんなに偉いのか。 ホント、お母さん同様に家は出よう。
『死役所』第4話 #死役所 初デートは切なかったなぁ。子どもにはあんな死に方せず、幸せになってほしいです。余計な後日談がないだけに、ますます切なさが募る。あの男の子、これからの人生がトラウマでいっぱい……。
それに引き換え、ヒロインの行動が「余計」すぎて(笑)
ホントに他人のことなんて放っておけと思うし、調べてどうしたいのか、ヒロインのやっている事に全く共感できないので、さっさと成仏しろ、とつい思ってしまう。
まぁ原作ありきだし、死役所の人たちの事をヒロインが調べなきゃドラマにならないんでしょうね。すいません。
……と、ここで今週は終りだと思い込んでレビューをUPしたらCM明けがあって、ミチルさんが成仏してしまいました(笑)別にヒロインじゃなかったのかな。
余計な詮索する人が居らず、死役所内部の話になる来週からの方が面白そう。
『同期のサクラ』第5話 #同期のサクラ 同期一人一人にとって、サクラの存在の有りがたさ。愚痴は話し半分にスルーし、良い所は取り上げ、他者に対して徹底的に味方になってくれ、間違いは正してくれる。こんな素敵な友達、居ないね。
葵くんのような人間はとことん奥まで知ってあげないと、上辺のパワーキャラクターに嫌気がさしてしまう。
いつも上ばかり見ているのは父に認められたいから。他者を見下すのはこの父に育てられた結果。いつもヘラヘラ明るくしているのは父に好かれたいから。兄に勝ちたい追いつきたい愛情がほしい、なのに、馬鹿親!!
父と兄に初めて反論する時の新田真剣佑くんの声の出し方。か細くて情けなくて、泣きそうで……凄いね、泣けたわ。
「勝ちより価値」。サクラの力で味方の存在に安心し、同期が居てくれることに感謝する。あの家は出た方がいいね。
サクラが意識不明になっている件は引っ張り続けるのね。とても気になる。たぶん明かされるのは最終回近くだけれど。
やはり「カーネーション」と陰陽的関係なのでしょうか。 株価大暴落の常治を善作と比較する意見がチラホラあるようですが、 そもそも通わせてくれた女学校をとっとと中退する糸子と 学費を自分で稼いででも進学を考える喜美子が正反対な性格の主人公なのが根本的問題。
善ちゃんやブシムスが愛されキャラなのは、常識外れの行動を取る主人公の方が元凶で 我が子に振り回されて文句を言いながら付きあってあげている、本質的に優しいのだ。 常治も家族を愛しているけど、その有様が自分本位。 実際、善作は糸子を集金に使ったけど料金滞納は先方だった訳だし、 娘の為に反物全てを売り払ってミシン購入など、暴かれた常治の悪行と正反対。
喜美子が下す決断が、父を中心とした暖かい家族と離れたくないから 妹達の学費稼ぎのために父を説得しようと考えなかった糸子の対極とすれば 荒木荘の面々が実家に長女として負担をかけられまくっている喜美子を 末っ子のように見守ってくれる疑似家族と設定されているのが解ります。 両親ポジの二人の頼りなさは同じでも信楽よりマシだし、やはり大久保さん。 三週間で実家に戻る方が辛い気持ちの主人公に視聴者を共感させたのだから 脚本&キャストと作り手の地力を感じますね。
一番、バイオリンを弾いていない話でしたが
一番、会話が面白かったような気がする今回。
まだ結婚にファンタジーを見ている20代、現実を見過ぎている40代、
両者の狭間にある30歳前後。これで家族にも話せないような事を話し合ったり
ツッコミを入れたりできる間柄なのは第一章で紆余曲折ありながら
共に演奏の練習に励んできたから。成程、積み重ねてきた時間は大切だ。
一方でそれぞれの家庭における人間関係にも変化の兆し。
こういうメインの三人(+一人)が自分達、内輪だけで完結しているのでは
無い所がイイ感じです。でも、これだけで済む話にも思えない…。
『まだ結婚できない男』第6話 #まだ結婚できない男
やっくん判明、おめでとう\(^o^)/(薬丸さんに謝る事もできて良かったね、通報されなくて良かったね(笑))
桑野さんが「やっくん」を訴えずに許したのは、人間関係を構築できず、上手く行かない事は全部世間のせいにする「やっくん」に自分が建築士になれていなかったらというifを見たからかも知れない。辛辣な桑野語録とは裏腹に、不器用な人の気持ちは察する桑野さん。だから好きなのかも。
「人の悩みは煎じ詰めれば金か人間関係」これ真理。家族の問題は多くの人が直面する。他人から見ればどんな話も笑いごとなんだろうな。
「母親への胎内回帰願望を大仏の胎内で満たしている」とか「人が不愉快になるツッコみを入れる石」とか今週も名言(いや、迷言)いっぱい。毎回毎回、何だかんだ後味は良い。温かい人たちの中で、不器用は何とか息をする。
『ハル ~総合商社の女~』第4話
相変わらずお仕事描写が人情まんせーな感じだけれども、今回はテーマが映画制作興行会社だったことと、映画作りの夢は捨てないという、人情というよりも希望のある話で面白かった。ゲストの満島真之介くんも青い役がとても良かった。このドラマ始まって以来初めての満足感(笑)
しかし、別に私生児でもない(はず)の父子を産まれてからずっと会わせていなかったり、養育費どうなってんだよっ、初めての対面かよ、何で隠してるんだよっ、と何度もツッコみたくなるこの面倒な設定のせいで入り込めない(笑)ホント、このワケ分からない設定、どうして作ったのかな……。
隠しているから部下に見られて要らぬ詮索もされるし(こうなるのは知ってた!!)、いつまで引っ張るのだろう。次回からはゲスト次第で考えようと思います。
事件が解明されたからといって誰が救われたという事はない重い話。
ただ謎解き以外に興味はないように見える獅子雄が
「そのコンプレックスがあったから、ここまで来れたんじゃないのか?」と
今回の犯人には、さりげないフォローを入れていて、
過去エピに比べれば元・精神科医の設定が生かされた若宮が
女の子の話し相手になるコントラストは良かった。
結婚前から美人でチヤホヤされる事がされることが当たり前で
ステータスに対する執着とプライドが高い母親(相変わらず、さすがの女性脚本家)。
騒ぎを起こしてしまった娘さんも、親へのコンプレックスをバネにして
内面も綺麗な女性に成長して欲しい所。
最近、「こんな親から、さっさと自立しよう」と思いたくなるドラマが多い(笑。
『シャーロック』第6話 #シャーロック
「そんなことで?」と思うけれども、「そんなこと」が多くの犯罪の原因になっていることを考えれば、あんな冤罪を被せた女は本当に罪深い。
しかも、自分を好きだと言ってきた男子を犯罪者に仕立てた学生の頃と、娘の人生を全く顧みない現在と、全く変わっていない性格の悪さ……ブレなすぎてうらやましいくらいだ。催眠をデッチあげる娘も娘だけれども、あの親の子だと思えば緩い方(笑)
若宮くんは「家だけがキミの世界じゃないよ」と言っていたけれども、「親と家族」というアイデンティティを形成する場が空虚である事は人間の一生を傷つける。この子の人生は前途多難。
さすがの天才子役・吉川愛ちゃん、落ち着いた役から鬼畜までこなす和田正人くんと、ゲストの演技は見応え十分。
個人的には守谷ーティはあまりどうでもいいんだけど、それがないと「シャーロック」にならないからダメなのかな(笑)
『リカ』第5話 #リカ
やだ、スマホの留守電に上限があるのなんて初めて知った(爆)第2章(?)神宮寺たかお@本間隆雄編の初回。何か、この1話でほぼ終わっちゃいそうなスピードでグイグイ来る(笑)
小池徹平ちゃんの時と違って、嘘をついて自分から近づいているから同情できないぞ、たかお(笑)でも、これ、取材費をお支払いしても離れて行ってくれないよね。
嘘を吐かれて妻子もいて38どころか名前すら違うのに、それでも「運命の相手」だと思えちゃうの?それはちょっと狂信的過ぎる気がする。
リカの男選びの焦点がよく分からないわ。まぁ、何やらかすのか分からないので見続けます(笑)
半太夫がデリートされて急患が次々と運び込まれるキャパオーバー展開が続く「2」。
その分、
キャラ変わったと思うぐらい津川玄三が大人になってきた感。しかし、「何故、嘘を教えた!」と言った赤ひげ先生は逆の対応をしていたら
「何故、今、本当の事を教える!」と言いそうな気がするんですが…。
水面下アフターケアも江戸版「結婚できない男」が部下を巻き込んでいるように見える。
「アイツ(玄三)の気持ちなんぞワシはとうに気づいとる」とか既に確信犯?
それにしても救急外来と一般外来の境界も無く、介護&福祉担当ソーシャルワーカーも
居ないという現代のブラック企業よりも過酷な職場(汗。
同心を無能キャラにして医者に捕り物紛いをさせる、ナンチャッテ医療時代劇に
比べると何と真っ当に理不尽な世界観なのでしょう(笑。
とはいえ「大岡越前」では奉行と大先生は無二の親友なのだし
無知と貧困に立ち向かう為には行政との連携をしっかりとろうよ。
弱みは握ってるんでしょー!?まるで補給も救援もない死の行軍のようだ…。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第4回 #ミスジコチョー
あらあら前後編になっていた。ラストの真奈子先生、自信たっぷりでカッコ良かったな。でも、その映像は大丈夫なのかな。その映像こそ偽物じゃないのかな。
勘当されて長いこと実家とご無沙汰していた息子が、金のために病院を訴える。胡散臭い話ではあるけれども、「調査中です」と言っているのに「画像は偽物ですよね」と決めつける取材陣あるある~~。
救命やっていた松雪さんのメス持つ姿、久々に見た。「私失敗しないので」と言って欲しかったわ。来週、楽しみ、解決篇。
子役時代から見合い結婚を描いた島根編の3週間が序章で
第17週からOP画像が変化して新展開の後半を示唆。
まさか貧乏神と全26週の半分の期間も戦っていたとは…。
高度経済成長期という時代の陰に追いやられた人達。
苦楽を共にする人々が時代の波に押し流されていく中、懸命にしがみついてきた漫画道。
息子が片腕になった時の手紙を読み直して涙ぐむイカルさん。
娘が「ウチの人は本物の漫画家ですけん!」と叫んだ事を思い出す源さん。
去っていった人達も「自分達の分まで堂々とスポットライトを浴びて欲しい」
と願っている様が目に浮かぶようです。
段階的にプレ「男はつらいよ」になっていきますね~。
寅さん&さくらちゃんだけではなくプレタコ社長も頭髪以外は顔立ちが良く似てる。
後に寅さんが妹と撮った写真を旅先で「故郷の女房と子供」と紹介してしまった理由や
あの河原の土手には色々な思い出が詰まっているのも納得。
ちなみに劇場版のプレ編なのだろう。
なにせドラマ版では寅さん、ハブに咬まれて死んでしまったし、
(「蛇絡みで、そんなドジやらねえよ!」という意味?)
おいちゃん&おばちゃんが隠居して、とら屋は喫茶店に立ち替わってしまった。
本作でも兄ちゃんと爺ちゃんが退場してしまったが父ちゃん&母ちゃんは大丈夫?
真剣佑くん、上手くなりましたよね。
葵くんみたいな役がよく似合う。
美形で口も達者で一見世渡り上手そうに見えた葵くん。
人を小馬鹿にしたような発言はこんな生い立ちがあったんだなあ。
前回の蓮太郎くんのときもそうだけれど、
サクラはその人の長所をきちんと言葉にしてあげられる。
そして徹底的に味方になってあげられる。
私は、朝ドラのヒロインみたいな、徹底的に前向きで周囲がなんと言おうとあきらめずに…
みたいなキャラクターが苦手で、
これまでこの脚本家の方が描く個性の強いヒロインも似たような雰囲気だったのだけど、
サクラは引くところは引くし、キレるし、好感が持てる。
蓮太郎くん回での「了解でーす」は笑った。
きっとサクラは1年1年成長しているのだろう。
サクラの真っ直ぐさに、影響を受けない人物が存在するのも、またいい。
パワハラ上司や葵くんの父みたいな。
ご都合主義でないところもまたよくて、次回も見ようと思わせる。
ユリちゃんの、ムカつくけれど気になるみたいな恋、いいね。
さすがは遊川脚本。
官僚のクソ親父とクソ兄貴のイイ所を描いて歩み寄りなんてさせない。
そもそも、弟の会社に顔を出して何かしらの契約を結ぶ訳でも無いのだから
一人来れば済む事で、あの長男とかオヤジにイイ顔して追従してきたんだろうなぁ。
葵君は生来、お母さん似なのでしょうね。
それで父や兄を目標にした事で無理が生じた。
自分は国を支える選ばれた人間。地位は努力の結果。だから能無し共は黙って従え。
人に真剣に感謝したり、対等に向き合う事の価値を理解できない奴がそんなに偉いのか。
ホント、お母さん同様に家は出よう。
『死役所』第4話 #死役所
初デートは切なかったなぁ。子どもにはあんな死に方せず、幸せになってほしいです。余計な後日談がないだけに、ますます切なさが募る。あの男の子、これからの人生がトラウマでいっぱい……。
それに引き換え、ヒロインの行動が「余計」すぎて(笑)
ホントに他人のことなんて放っておけと思うし、調べてどうしたいのか、ヒロインのやっている事に全く共感できないので、さっさと成仏しろ、とつい思ってしまう。
まぁ原作ありきだし、死役所の人たちの事をヒロインが調べなきゃドラマにならないんでしょうね。すいません。
……と、ここで今週は終りだと思い込んでレビューをUPしたらCM明けがあって、ミチルさんが成仏してしまいました(笑)別にヒロインじゃなかったのかな。
余計な詮索する人が居らず、死役所内部の話になる来週からの方が面白そう。
『同期のサクラ』第5話 #同期のサクラ
同期一人一人にとって、サクラの存在の有りがたさ。愚痴は話し半分にスルーし、良い所は取り上げ、他者に対して徹底的に味方になってくれ、間違いは正してくれる。こんな素敵な友達、居ないね。
葵くんのような人間はとことん奥まで知ってあげないと、上辺のパワーキャラクターに嫌気がさしてしまう。
いつも上ばかり見ているのは父に認められたいから。他者を見下すのはこの父に育てられた結果。いつもヘラヘラ明るくしているのは父に好かれたいから。兄に勝ちたい追いつきたい愛情がほしい、なのに、馬鹿親!!
父と兄に初めて反論する時の新田真剣佑くんの声の出し方。か細くて情けなくて、泣きそうで……凄いね、泣けたわ。
「勝ちより価値」。サクラの力で味方の存在に安心し、同期が居てくれることに感謝する。あの家は出た方がいいね。
サクラが意識不明になっている件は引っ張り続けるのね。とても気になる。たぶん明かされるのは最終回近くだけれど。
やはり「カーネーション」と陰陽的関係なのでしょうか。
株価大暴落の常治を善作と比較する意見がチラホラあるようですが、
そもそも通わせてくれた女学校をとっとと中退する糸子と
学費を自分で稼いででも進学を考える喜美子が正反対な性格の主人公なのが根本的問題。
善ちゃんやブシムスが愛されキャラなのは、常識外れの行動を取る主人公の方が元凶で
我が子に振り回されて文句を言いながら付きあってあげている、本質的に優しいのだ。
常治も家族を愛しているけど、その有様が自分本位。
実際、善作は糸子を集金に使ったけど料金滞納は先方だった訳だし、
娘の為に反物全てを売り払ってミシン購入など、暴かれた常治の悪行と正反対。
喜美子が下す決断が、父を中心とした暖かい家族と離れたくないから
妹達の学費稼ぎのために父を説得しようと考えなかった糸子の対極とすれば
荒木荘の面々が実家に長女として負担をかけられまくっている喜美子を
末っ子のように見守ってくれる疑似家族と設定されているのが解ります。
両親ポジの二人の頼りなさは同じでも信楽よりマシだし、やはり大久保さん。
三週間で実家に戻る方が辛い気持ちの主人公に視聴者を共感させたのだから
脚本&キャストと作り手の地力を感じますね。