みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
第11週
草原兄さんの面倒見の良さは才能というより人徳なんではなかろうか。 師匠も兄弟子もフォローしてくる所ではフォローし、叱るべき時には叱る。 小梅お婆ちゃんも厳しさと懐を兼ね備え、ウジウジしている本音を正直に話せる 順子ちゃんとA子がB子を羨んでいるとすれば人に恵まれている所。多分。
何せA子のキャラがB子視点の側面しか描かれていない。兄貴と少し話すぐらいで 家族との関係は不明瞭だし、キャスター志望の夢とか突然に語られても(汗。 親御さんは夢があるなら尚の事、大学はちゃんと卒業するように言うだろうに。 「あまちゃん」でユイちゃんが「高校卒業してからアイドルデビューじゃ遅い」と 親と揉めて専業主婦の母親に対して暴言を吐いた挙句に手を上げられた件は明らかに 本作を意識していました。アキとユイを並行して描いた三陸編は良かったな…。 ユイ役の橋本愛は脚本に貶められて尚、光る原石のオーラと茶髪ヤンキー等の 不本意な役もやり遂げるプロ根性があった事が後の大成に繋がりました。 A子は「カーネ」で優子が超えた優秀な凡人の枠を超えられなかった事を、
「これが学園や小浜のアイドルで私が憧れたA子の姿を見た最後になりました」
と「おしん」で竜三が自殺した時のように先の展開を語ってしまうのは 本作の良い所なのか悪い所なのか。 脚本に大事にされていないキャラという点で多少は同情心も沸きますが。
元日SP 良いミステリーだった。 意外性もあり、過去の相棒カイトくんへのリスペクトもあり、そして意外にも相棒らしい解決だった。
やっぱり右京さんの正義感は良いな。
今年もよろしくお願いします!
第9週&10週
内弟子となったB子を中心に兄弟子たちと師匠も描く。 「喜代美ちゃんは落語をやりたいんか?落語家になりたいんか?」 やっぱり草原兄さんは家庭持ちかつ弟弟子のフォローをしてきた年季が伺える。 下に意識が向く分、外向きは苦手。いや外面の良い内弁慶で弟妹を子分のように 見下す現実の兄を知る身としてはB子が結構、羨ましい。草々が来て最後に師匠。 「内弟子でありながら母親に甘える何ぞあってはならん!」 珍しく怒ったかと思えば流石。渡瀬師匠は貫地谷しほりに撮影スタッフへの配慮など しっかり指導したという事。娘を持った父親気分を迷いながらも楽しんでいる風。
A子も『恋する乙女』な側面が付加されてキャラがちょっと立ってきたかな? A子と草々が結ばれたりすれば、B子は本当に『私には落語しかない』という 女落語家として大成する「ふたりっ子」の香子路線だったかもね…。 人間、全てを手にするという訳にはなかなかにいかない。ましてB子のキャパでは。
昨年の『光る君へ』も今年の『べらぼう』も共に背景が「文化の時代」との点は同じですね⤵。文化の時代は平和で安定した世の中からしか花開かないとの不思議な特性があって、しかもカラフルな点と主役(担い手)もそれまでとは異なる点も似ていますね。作品を締め括る「道長様、嵐が来るわ」「拍子木、聞こえねぇんだけど」の二つの台詞は新たな時代と社会そして主役の交代の到来を示す鮮やかな幕切れでしたね。
朝ドラの『あんぱん』が太陽なら夜ドラの『舟を編む-私、辞書つくります-』は月の様な関係。絵から言葉を紡ぐ仕事も、言葉と言葉の架け橋をする仕事も向こう側に居る人の姿を想像する事から始まって元の場所に帰り着く、旅の物語と感じています。ドラマの登場人物は何れも世渡り下手で不器用な人達ばかり。けれどその不器用さが逆に互いの持つ魅力に惹かれるくすぐったくて面映ゆい様な不思議な関係と広がりにつながっていく。まるで紙辞書や組細工の世界そのものの様で、時にハラハラドキドキさせてもきちんと丁寧な仕上がりに纏める。記憶に残る秀逸な作品でした。
第7&8週
師匠、遂に立つ!そして徒然戦隊結成!…と一筋縄ではいかない。 「落語家になりたかったら、お母ちゃんを倒していき!」 この糸子さん、性格は全然違うけど微妙に後の鬼のお母ちゃんと被るな…。そして 「それは明るく前向きな女の子のやる事や」(byお父ちゃん)は裏を返せば 「馬力と勢いだけが取り柄のいきあたりばったり」(by善ちゃん)という事よね。 この時点では「ちゅらさん」辺りへの皮肉だったのでしょうが。四草のバイト先から 天狗屋の講座を見学、自主勉強に励むB子。落語家の師匠に認められる為に、 まず自分が落語を理解しようとする。やっぱり本質的に優しいしイイ子だよね。 このB子の立ち位置が、亡き祖父の庇護を受けながら糸子お母ちゃんを涙ながらに 打ち果して自分の道を切り開く優子へと受け継がれていくんですね(爆。 優子はB子程、不器用でも無いし根気もあったが、それでも優等生の仮面の下に 妹の才能の影になっていく事への恐れ、B子と同質の葛藤を抱えていた。もっとも 直子が当初、ブイブイ言わせていたのは姉が試行錯誤しながら作ってくれた道を 後追いしていたから。比べてA子はどうだろう?女子大生なり立ての女の子が スカウトされてグラビアアイドルやモデルぐらいならまだしも半年そこいらで、 TVのお天気お姉さん(=業界人)?学業との両立などはどうなっているのか。 B子は主役だけに描写の積み重ねが丁寧だけどA子は準主役としては、やはり微妙。 一応、家庭の内情等は次第に描かれていますが。
また本作がDVD売り上げトップの一方で視聴率ワースト記録を更新したのもの納得。 第1週で描かれた、お爺ちゃん子としてのキャラ立てや祖父と父との経緯が当初、 落語家志望を反対していた父が師匠に頼み込む流れに帰結する様は見事!…が本来、 『亡き○○の見えざる手』は解る視聴者だけが断片的情報から余韻として 感じ取っていく所を台詞と映像、回想カットの多様で全面に押し出し情報過多と なった事で、ながら観視聴者を遠ざけてしまった。 なお「カーネーション」では台詞の外に更に膨大な情報をつぎ込み、視聴者側にも 行間を線で捉えていく大河ドラマレベルの感覚が要求される事になり「ちりとて」で 理解力が限界にきた視聴者が後半に入り批判するようになる一方で、元々 朝ドラに深いモノを求めない浮遊層は取っ付きやくなって視聴率は右肩上がり。 (実際には、この三層にも様々な段階があります) 「カーネ」系譜で再び藤本脚本の「カムカム」では、やはり伏線が多用されるが その多くは寝かせっぱなしで個々の有機的結びつきも弱く小技の手数で勝負した形。 これが浮遊層に対する相性は一番、良かった事は今秋組まれたBK作品特集での アンケート結果にも反映されています。もっとも「カムカム」が一番、新しい一方で 「ちりとて」は再放送枠拡大の時期に扱われなかった事も影響しているでしょうが。 特にBS12枠はゴールデンタイムに一週間分いっき放送でしたから「ちりとて」や 「カーネーション」は朝ドラ本放送の時より視聴者との相性が良かったぐらい。
劇場版前のSPドラマ(ストーリー的に「前」だった。公開が早いから私はもう観てしまったじゃん……ちなみに劇場版にコージは出て来ませんっ!)。
https://filmarks.com/movies/122939/reviews/209413306
お帰り、皆実さん。
もう忘れていた人のための丁寧な今までのお話説明、ありがとう。
近年、ドラマや映画のネタになりがちな「SNSやテレビで切り取られた情報を真実だと思い込んで他人を責める人たち」に言及する話だった。
しかし、テレビドラマがテレビ局の情報改ざんについて説教しても……と思っちゃうくらい近年ひどいですよね。私たちはもう何も信じられないよ。なので私は好きな人の言葉以外は何も信じないことにしました(なにそれ)
皆実さんと護道さんのバディとしての活躍もあり、このシリーズが好きだった人にとっては楽しい年末になったのではないでしょうか。
劇場版もぜひ楽しんで。
土スタが、銀二郎さんの中の人だった…みたらし団子爆食いして、東京で成功後の恰幅の良い銀二郎に…って。役者さんは、体重増減されるのも、仕事なんですねぇって思ったし、銀二郎を、益々好きになってしまいました。当たり役、はまり役だった…大河ドラマでは、お祖父様お父上の存在が、邪魔してるなぁ…なあんて感じてしまったけど…。では、二度目になってしまいましたが、皆様、良いお年をお迎えください。
第6週
(精神的に)倒れてしまった師匠の為に弟子達が結集。 「澪つくし」の時の展開に似ているな~。 つまりB子がピンクとなって徒然戦隊が結成されていくのだろうか…?
イチ押しはレッドポジの草原兄さん。さすが本物の林家一門が演じるだけあって 噺家が表舞台では見せない自分の生活を持った普通の人間感を自然体で発揮。 草々を探して宅に訪れたB子は奥さんにも出会い、 こうして師匠夫人に至る道が少しずつ固まってくるのでしょうか。
今年最後のばけばけ・・いやあ…泣けて泣けて…。しじみしじみ、いや、しみじみ良い脚本に、素晴らしい演者の方々に…今週の私のイチオシ役者は、エリー、いや、イライザ役のシャーロットさん!こんなに演技力がおありなんですね!マ、今、マッサンでの演技も拝見して、改めて凄く良いって感心させられるっていうか、当方の事情から、今年は人生初の暇有り生活のお陰で、ながら視聴でないからってのは原因ではあるかもだけど…。早く、両朝ドラの、続きが見たいっ!皆様、良いお年をお迎えください。
第4&5週
草々との間にフラグが立ちそうで折れて帰郷。失恋の傷を家族に癒してもらおうと 思っていた事を恥じるけど、この時点で成長というか根はイイ子である事が伺える。 本人は相変わらずネガティブ思考だけど傍から見れば今回のB子はラッキーガール。 短大蹴ったおかげで学費が浮いて、下宿先の家賃は自分のバイト代だから一応は 自立している訳で料理や三味線の腕前も向上と半年間の成長としては上等で お爺ちゃんの命日にプロの落語家も呼び込んだ。
対してA子はどうなんでしょう? 今の所、B子のコンプレックスを刺激する為だけに動かされている印象。 「A子の事が嫌いなわけやないんです」でも惹かれる程の個性もまだ無い。 父親の方が箸造りを地域産業と伝統工芸の両面から残していかなければならい事や 不詳の息子の事等、色々な考えや悩みが伺える。昔、観た記憶では この辺り以降にA子がどんな風に描かれたのか全く覚えていませんが…。
第3週
好きこそものの上手なれ。子役、高校時代のお弁当が伏線になってますね。 女子は特に自分で料理に挑戦する事が多い年頃ですが、A子は母親の華やかで 美味しそうな料理を見て自分も作ってみたいと思い、手際が良い事もあって メキメキ上達。B子はお母ちゃんの料理の嗜好に辟易していて不器用だった。 努力が結果に結びついてこそモチベーションも保たれる。A子とB子は極論なので 家業を手伝うニュートラルな順子ちゃんを間に入れると…。そして渡瀬師匠キタ~。
https://i.imgur.com/jGUkaLd.jpg
貫地谷しほりにとって俳優のそして人生の師匠。自身も兄への劣等感を抱いていた そうですがカッコいい一辺倒の大門哲也氏より演技の幅も懐もあったと思う。
しかし本作ネックは落語を意識した仰々しい作為的場面が目立つ事。 それ故にB子と糸子のナチュラルなやり取りが際立つとも言えますが。 傍で見ている師匠、落語より面白いと思ってません?
https://i.imgur.com/uI4cSHd.jpg
「何で、もっと美人に産んでくれんかったんや!」 B子よ、アンタはA子もかくやの可憐さだった、お母ちゃんの若い頃を知らんのや。 「お母ちゃんみたいになりとうないんや」発言の裏には半ば無自覚な 『A子みたいになりたい』的意識が伺える。結局、自分はどこまでいっても自分で しかないという事を理解し受け止めていくには時間がかかる。B子が圓楽師匠の妻 になるのは「BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽」ちょい先の話。
第50回
前半は鬼母の、後半は主人公の晩年と臨終。今更、いう事も無し。 しかし岩下志麻と沢口靖子のツーショットシーンは…。 鎌倉と足利の初代将軍正妻が祖母と孫娘ですか。 夫の浮気に悩まされる所も一緒だね。
BS11&12枠閉鎖、「どんど晴れ」は論外、「マッサン」もええわで下火の再放送。 年末年始にどこまでいけるか本作をDVDレンタルで観直してみます。 ちょくちょくは観てましたが本放送の頃は朝ドラをちゃんと観ておらず、 BS3再放送の時はスケジュールが合わずでした。
第1&2週
最初3回までは作話的部分が目立って低調。同姓同名が同じクラスで席も近くが 高校時代まで続くとか学校側は何をやっている?録音テープは懐かしいけど、 昭和50年代でTVを誰も観ない(=生活感が弱い)。 が、祖父と父の大喧嘩から色々なものが見え始める。片や元「花神」の桂小五郎、 片やプレ「八重の桜」の権八おとっつま。長州と会津の溝は深い(爆。 そしてお爺ちゃん子B子の「お母ちゃんみたいになりとうないんや!」発言に父が 怒りを爆発させたシーンが序盤のピーク。松重さん、大河で何故これが無い。
B子はリアルで等身大の主人公。不器用で間が悪い事が多くてネガティブで捻た所が あり母の押しつけがましさに苛立ち、地雷を踏んで父にぶたれる。親近感湧くわ~。
この時期からAK作品は主役の影に他人様を貶める作品が目立ち始めたので、 そのアンチテーゼの意味も大きく、これを更に発展させたのが「カーネーション」。 しかし米倉さん即退場で存在感最強の江波杏子さんはそちらで「小原の猿」としか 糸子の事を呼ばないのは彼女なりの拘りがあったかもしれません。濱田マリさんに とって「カーネーション」が特別なように江波さんにとっては本作?
先週までは きゅうちゃんと龍二が心配で仕方なかったけれど、終わった今、キバタンが心配で仕方ない。
きゅうちゃんとりゅうちゃんの物語には泣けた。きゅうちゃんは龍二を信用して逝ったし、死んでも泣かないと言っていた龍二はきゅうちゃんのために泣いた。
生き残って2人で自由に暮らしてほしかった。どんなに悪いことをしていたとしても……。
だって用意周到に全部始めから仕組んで、欲しい物を手に入れて、人の命も思い出も吸い取って元気に生きている女もいるでしょ。それに比べたら、きゅうりゅうコンビは善良だよね。
「シマセゲラ」は確かに2度も水町を救った。「危険な目に合わせるヒーローの顔は見たくない」という予告付きで、顔を見せることもできなかった隣の都成。
水町の恐さは折田とよく似ている。みんな、この危険な2人に振り回された……凄い話。
面白かった。若い良い役者が思い切り集まったドラマだった。オシャレだった。…それ以上に怖かった。
苦い青春。
第11週
草原兄さんの面倒見の良さは才能というより人徳なんではなかろうか。
師匠も兄弟子もフォローしてくる所ではフォローし、叱るべき時には叱る。
小梅お婆ちゃんも厳しさと懐を兼ね備え、ウジウジしている本音を正直に話せる
順子ちゃんとA子がB子を羨んでいるとすれば人に恵まれている所。多分。
何せA子のキャラがB子視点の側面しか描かれていない。兄貴と少し話すぐらいで
家族との関係は不明瞭だし、キャスター志望の夢とか突然に語られても(汗。
親御さんは夢があるなら尚の事、大学はちゃんと卒業するように言うだろうに。
「あまちゃん」でユイちゃんが「高校卒業してからアイドルデビューじゃ遅い」と
親と揉めて専業主婦の母親に対して暴言を吐いた挙句に手を上げられた件は明らかに
本作を意識していました。アキとユイを並行して描いた三陸編は良かったな…。
ユイ役の橋本愛は脚本に貶められて尚、光る原石のオーラと茶髪ヤンキー等の
不本意な役もやり遂げるプロ根性があった事が後の大成に繋がりました。
A子は「カーネ」で優子が超えた優秀な凡人の枠を超えられなかった事を、
「これが学園や小浜のアイドルで私が憧れたA子の姿を見た最後になりました」
と「おしん」で竜三が自殺した時のように先の展開を語ってしまうのは
本作の良い所なのか悪い所なのか。
脚本に大事にされていないキャラという点で多少は同情心も沸きますが。
元日SP 良いミステリーだった。
意外性もあり、過去の相棒カイトくんへのリスペクトもあり、そして意外にも相棒らしい解決だった。
やっぱり右京さんの正義感は良いな。
今年もよろしくお願いします!
第9週&10週
内弟子となったB子を中心に兄弟子たちと師匠も描く。
「喜代美ちゃんは落語をやりたいんか?落語家になりたいんか?」
やっぱり草原兄さんは家庭持ちかつ弟弟子のフォローをしてきた年季が伺える。
下に意識が向く分、外向きは苦手。いや外面の良い内弁慶で弟妹を子分のように
見下す現実の兄を知る身としてはB子が結構、羨ましい。草々が来て最後に師匠。
「内弟子でありながら母親に甘える何ぞあってはならん!」
珍しく怒ったかと思えば流石。渡瀬師匠は貫地谷しほりに撮影スタッフへの配慮など
しっかり指導したという事。娘を持った父親気分を迷いながらも楽しんでいる風。
A子も『恋する乙女』な側面が付加されてキャラがちょっと立ってきたかな?
A子と草々が結ばれたりすれば、B子は本当に『私には落語しかない』という
女落語家として大成する「ふたりっ子」の香子路線だったかもね…。
人間、全てを手にするという訳にはなかなかにいかない。ましてB子のキャパでは。
昨年の『光る君へ』も今年の『べらぼう』も共に背景が「文化の時代」との点は同じですね⤵。文化の時代は平和で安定した世の中からしか花開かないとの不思議な特性があって、しかもカラフルな点と主役(担い手)もそれまでとは異なる点も似ていますね。作品を締め括る「道長様、嵐が来るわ」「拍子木、聞こえねぇんだけど」の二つの台詞は新たな時代と社会そして主役の交代の到来を示す鮮やかな幕切れでしたね。
朝ドラの『あんぱん』が太陽なら夜ドラの『舟を編む-私、辞書つくります-』は月の様な関係。絵から言葉を紡ぐ仕事も、言葉と言葉の架け橋をする仕事も向こう側に居る人の姿を想像する事から始まって元の場所に帰り着く、旅の物語と感じています。ドラマの登場人物は何れも世渡り下手で不器用な人達ばかり。けれどその不器用さが逆に互いの持つ魅力に惹かれるくすぐったくて面映ゆい様な不思議な関係と広がりにつながっていく。まるで紙辞書や組細工の世界そのものの様で、時にハラハラドキドキさせてもきちんと丁寧な仕上がりに纏める。記憶に残る秀逸な作品でした。
第7&8週
師匠、遂に立つ!そして徒然戦隊結成!…と一筋縄ではいかない。
「落語家になりたかったら、お母ちゃんを倒していき!」
この糸子さん、性格は全然違うけど微妙に後の鬼のお母ちゃんと被るな…。そして
「それは明るく前向きな女の子のやる事や」(byお父ちゃん)は裏を返せば
「馬力と勢いだけが取り柄のいきあたりばったり」(by善ちゃん)という事よね。
この時点では「ちゅらさん」辺りへの皮肉だったのでしょうが。四草のバイト先から
天狗屋の講座を見学、自主勉強に励むB子。落語家の師匠に認められる為に、
まず自分が落語を理解しようとする。やっぱり本質的に優しいしイイ子だよね。
このB子の立ち位置が、亡き祖父の庇護を受けながら糸子お母ちゃんを涙ながらに
打ち果して自分の道を切り開く優子へと受け継がれていくんですね(爆。
優子はB子程、不器用でも無いし根気もあったが、それでも優等生の仮面の下に
妹の才能の影になっていく事への恐れ、B子と同質の葛藤を抱えていた。もっとも
直子が当初、ブイブイ言わせていたのは姉が試行錯誤しながら作ってくれた道を
後追いしていたから。比べてA子はどうだろう?女子大生なり立ての女の子が
スカウトされてグラビアアイドルやモデルぐらいならまだしも半年そこいらで、
TVのお天気お姉さん(=業界人)?学業との両立などはどうなっているのか。
B子は主役だけに描写の積み重ねが丁寧だけどA子は準主役としては、やはり微妙。
一応、家庭の内情等は次第に描かれていますが。
また本作がDVD売り上げトップの一方で視聴率ワースト記録を更新したのもの納得。
第1週で描かれた、お爺ちゃん子としてのキャラ立てや祖父と父との経緯が当初、
落語家志望を反対していた父が師匠に頼み込む流れに帰結する様は見事!…が本来、
『亡き○○の見えざる手』は解る視聴者だけが断片的情報から余韻として
感じ取っていく所を台詞と映像、回想カットの多様で全面に押し出し情報過多と
なった事で、ながら観視聴者を遠ざけてしまった。
なお「カーネーション」では台詞の外に更に膨大な情報をつぎ込み、視聴者側にも
行間を線で捉えていく大河ドラマレベルの感覚が要求される事になり「ちりとて」で
理解力が限界にきた視聴者が後半に入り批判するようになる一方で、元々
朝ドラに深いモノを求めない浮遊層は取っ付きやくなって視聴率は右肩上がり。
(実際には、この三層にも様々な段階があります)
「カーネ」系譜で再び藤本脚本の「カムカム」では、やはり伏線が多用されるが
その多くは寝かせっぱなしで個々の有機的結びつきも弱く小技の手数で勝負した形。
これが浮遊層に対する相性は一番、良かった事は今秋組まれたBK作品特集での
アンケート結果にも反映されています。もっとも「カムカム」が一番、新しい一方で
「ちりとて」は再放送枠拡大の時期に扱われなかった事も影響しているでしょうが。
特にBS12枠はゴールデンタイムに一週間分いっき放送でしたから「ちりとて」や
「カーネーション」は朝ドラ本放送の時より視聴者との相性が良かったぐらい。
劇場版前のSPドラマ(ストーリー的に「前」だった。公開が早いから私はもう観てしまったじゃん……ちなみに劇場版にコージは出て来ませんっ!)。
https://filmarks.com/movies/122939/reviews/209413306
お帰り、皆実さん。
もう忘れていた人のための丁寧な今までのお話説明、ありがとう。
近年、ドラマや映画のネタになりがちな「SNSやテレビで切り取られた情報を真実だと思い込んで他人を責める人たち」に言及する話だった。
しかし、テレビドラマがテレビ局の情報改ざんについて説教しても……と思っちゃうくらい近年ひどいですよね。私たちはもう何も信じられないよ。なので私は好きな人の言葉以外は何も信じないことにしました(なにそれ)
皆実さんと護道さんのバディとしての活躍もあり、このシリーズが好きだった人にとっては楽しい年末になったのではないでしょうか。
劇場版もぜひ楽しんで。
土スタが、銀二郎さんの中の人だった…みたらし団子爆食いして、東京で成功後の恰幅の良い銀二郎に…って。役者さんは、体重増減されるのも、仕事なんですねぇって思ったし、銀二郎を、益々好きになってしまいました。当たり役、はまり役だった…大河ドラマでは、お祖父様お父上の存在が、邪魔してるなぁ…なあんて感じてしまったけど…。では、二度目になってしまいましたが、皆様、良いお年をお迎えください。
第6週
(精神的に)倒れてしまった師匠の為に弟子達が結集。
「澪つくし」の時の展開に似ているな~。
つまりB子がピンクとなって徒然戦隊が結成されていくのだろうか…?
イチ押しはレッドポジの草原兄さん。さすが本物の林家一門が演じるだけあって
噺家が表舞台では見せない自分の生活を持った普通の人間感を自然体で発揮。
草々を探して宅に訪れたB子は奥さんにも出会い、
こうして師匠夫人に至る道が少しずつ固まってくるのでしょうか。
今年最後のばけばけ・・いやあ…泣けて泣けて…。しじみしじみ、いや、しみじみ良い脚本に、素晴らしい演者の方々に…今週の私のイチオシ役者は、エリー、いや、イライザ役のシャーロットさん!こんなに演技力がおありなんですね!マ、今、マッサンでの演技も拝見して、改めて凄く良いって感心させられるっていうか、当方の事情から、今年は人生初の暇有り生活のお陰で、ながら視聴でないからってのは原因ではあるかもだけど…。早く、両朝ドラの、続きが見たいっ!皆様、良いお年をお迎えください。
第4&5週
草々との間にフラグが立ちそうで折れて帰郷。失恋の傷を家族に癒してもらおうと
思っていた事を恥じるけど、この時点で成長というか根はイイ子である事が伺える。
本人は相変わらずネガティブ思考だけど傍から見れば今回のB子はラッキーガール。
短大蹴ったおかげで学費が浮いて、下宿先の家賃は自分のバイト代だから一応は
自立している訳で料理や三味線の腕前も向上と半年間の成長としては上等で
お爺ちゃんの命日にプロの落語家も呼び込んだ。
対してA子はどうなんでしょう?
今の所、B子のコンプレックスを刺激する為だけに動かされている印象。
「A子の事が嫌いなわけやないんです」でも惹かれる程の個性もまだ無い。
父親の方が箸造りを地域産業と伝統工芸の両面から残していかなければならい事や
不詳の息子の事等、色々な考えや悩みが伺える。昔、観た記憶では
この辺り以降にA子がどんな風に描かれたのか全く覚えていませんが…。
第3週
好きこそものの上手なれ。子役、高校時代のお弁当が伏線になってますね。
女子は特に自分で料理に挑戦する事が多い年頃ですが、A子は母親の華やかで
美味しそうな料理を見て自分も作ってみたいと思い、手際が良い事もあって
メキメキ上達。B子はお母ちゃんの料理の嗜好に辟易していて不器用だった。
努力が結果に結びついてこそモチベーションも保たれる。A子とB子は極論なので
家業を手伝うニュートラルな順子ちゃんを間に入れると…。そして渡瀬師匠キタ~。
https://i.imgur.com/jGUkaLd.jpg
貫地谷しほりにとって俳優のそして人生の師匠。自身も兄への劣等感を抱いていた
そうですがカッコいい一辺倒の
大門哲也氏より演技の幅も懐もあったと思う。しかし本作ネックは落語を意識した仰々しい作為的場面が目立つ事。
それ故にB子と糸子のナチュラルなやり取りが際立つとも言えますが。
傍で見ている師匠、落語より面白いと思ってません?
https://i.imgur.com/uI4cSHd.jpg
「何で、もっと美人に産んでくれんかったんや!」
B子よ、アンタはA子もかくやの可憐さだった、お母ちゃんの若い頃を知らんのや。
「お母ちゃんみたいになりとうないんや」発言の裏には半ば無自覚な
『A子みたいになりたい』的意識が伺える。結局、自分はどこまでいっても自分で
しかないという事を理解し受け止めていくには時間がかかる。B子が圓楽師匠の妻
になるのは「BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽」ちょい先の話。
第50回
前半は鬼母の、後半は主人公の晩年と臨終。今更、いう事も無し。
しかし岩下志麻と沢口靖子のツーショットシーンは…。
鎌倉と足利の初代将軍正妻が祖母と孫娘ですか。
夫の浮気に悩まされる所も一緒だね。
BS11&12枠閉鎖、「どんど晴れ」は論外、「マッサン」もええわで下火の再放送。
年末年始にどこまでいけるか本作をDVDレンタルで観直してみます。
ちょくちょくは観てましたが本放送の頃は朝ドラをちゃんと観ておらず、
BS3再放送の時はスケジュールが合わずでした。
第1&2週
最初3回までは作話的部分が目立って低調。同姓同名が同じクラスで席も近くが
高校時代まで続くとか学校側は何をやっている?録音テープは懐かしいけど、
昭和50年代でTVを誰も観ない(=生活感が弱い)。
が、祖父と父の大喧嘩から色々なものが見え始める。片や元「花神」の桂小五郎、
片やプレ「八重の桜」の権八おとっつま。長州と会津の溝は深い(爆。
そしてお爺ちゃん子B子の「お母ちゃんみたいになりとうないんや!」発言に父が
怒りを爆発させたシーンが序盤のピーク。松重さん、大河で何故これが無い。
B子はリアルで等身大の主人公。不器用で間が悪い事が多くてネガティブで捻た所が
あり母の押しつけがましさに苛立ち、地雷を踏んで父にぶたれる。親近感湧くわ~。
この時期からAK作品は主役の影に他人様を貶める作品が目立ち始めたので、
そのアンチテーゼの意味も大きく、これを更に発展させたのが「カーネーション」。
しかし米倉さん即退場で存在感最強の江波杏子さんはそちらで「小原の猿」としか
糸子の事を呼ばないのは彼女なりの拘りがあったかもしれません。濱田マリさんに
とって「カーネーション」が特別なように江波さんにとっては本作?
先週までは きゅうちゃんと龍二が心配で仕方なかったけれど、終わった今、キバタンが心配で仕方ない。
きゅうちゃんとりゅうちゃんの物語には泣けた。きゅうちゃんは龍二を信用して逝ったし、死んでも泣かないと言っていた龍二はきゅうちゃんのために泣いた。
生き残って2人で自由に暮らしてほしかった。どんなに悪いことをしていたとしても……。
だって用意周到に全部始めから仕組んで、欲しい物を手に入れて、人の命も思い出も吸い取って元気に生きている女もいるでしょ。それに比べたら、きゅうりゅうコンビは善良だよね。
「シマセゲラ」は確かに2度も水町を救った。「危険な目に合わせるヒーローの顔は見たくない」という予告付きで、顔を見せることもできなかった隣の都成。
水町の恐さは折田とよく似ている。みんな、この危険な2人に振り回された……凄い話。
面白かった。若い良い役者が思い切り集まったドラマだった。オシャレだった。…それ以上に怖かった。
苦い青春。