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ユーザードラマレビュー一覧(249ページ目)

巨炎 巨炎 2020/12/15

仕事のラスボス神子社長。無情ではないが甘くも無く切れ者な一面もあり、
例のバツイチシーンは浅羽より大人である事を示す意味があったか…(笑。
勝ち負けよりも認め合う事。仕事はそれで纏まりそうだが恋愛はそうはいかない。

里保が浅羽から身を引いた事が樹木&新谷にまで波及と、ここは予想通り。
恋愛の形は様々なのだから何でもアケスケに話せる関係も
互いを尊敬し合える関係もアリであり浅羽が最初から
「彼女(樹木)の事は好きだが妹みたいなもので、あくまで『LIKE』だ」と
断言してしまえば、それまでのハズ。その辺りを曖昧にしたまま、
新谷と交際している樹木にちょっかいをかけてきたのが問題。

里保も新谷も、中盤には樹木も失恋の感情を噛みしめていて
恋愛の切なさが伝わってくるだけに浅羽がスゲー、卑怯な人間に見えてくる。
仕事がデキる人間の欠点と言えば、それまでなのですが、
「テメーも甘く無い感情をとっくり味わえ!!」と言いたくなる。

くう 2020/12/15

『姉ちゃんの恋人』第8話

元カノ、ほんと無理に車停めてまで出てこないで…と思ったけれど、これを乗り越えなきゃ真人が生きていけないと言うから仕方ない。「俺の大事な人」と桃子を紹介するの、すごくイイ。

「キミが幸せにならないと俺がやった事が無駄になってしまうから幸せになって欲しい」という真人、「メリークリスマス」と言ってあげる桃子、なんかもう、すごく優しい。

この彼女だって、たぶん思い出すたびに不幸が襲う辛い人生だっただろう。その上、嘘をついて彼を犯罪者にし、恋も婚約も壊れた。

けれど、偽証だよ。被害者だから偽証の罪を犯していいということにはならないよ。……と、「自分で死んだ」お父さんの話を聞くとますます怒りがこみあげてしまう。

そしてドラマ内で二度目の襲撃に遭う真人。

桃子が襲われずに済んだから同じことにはならなかったけれど、襲われていたら……。

ドラマの世界は優しい世界だけれど、犯罪シーンだけがリアルで辛い。これを糾弾せずに本当に幸せはやってくるのかな。

犯罪は犯罪で、きちんと裁かれる方向に持って行きたい…そういう話じゃないけれど。不幸は現実に起きているのだから。

巨炎 巨炎 2020/12/15

これの、どこか『純情』なんだ?『きらり』!?と本作が最も物議を醸した
恋多き女・桜子と義兄・冬吾がプチ不倫関係となる第22週。

芸術家の相手は一般人か同じ分野のどちらかだと思うのです。
笛子は「絵の事は解らんけど、絵を描いている冬吾が好き」と言っているし、
桜子の初恋は斉藤先生、婚約者となったのは達彦君でした。
芸術家と一口に言っても画家は視覚、音楽家は聴覚主体と似て非なるもので
守りたかったモノをことごとく失っていた桜子は心の隙間を埋めたかった。
(この辺り「カーネーション」と同じだよね)達彦が奇跡的生還を遂げると
結局は元鞘に収まるので、冬吾役の西島秀俊にしてみれば後に出演した、
つまり朝ドラ不倫男達の大河ドラマ「八重の桜」における
『最初の亭主は兄貴の替り』の逆パターンという事になります。そもそも
主人公死亡エンドに向けての伏線だったのではなかろうかと…。

元々は太宰治の娘さんが若くして亡くなった叔母をモデルに執筆した原作小説が
基盤であり、昨年に公開された邦画『人間失格 太宰治と3人の女たち』では
主人公が結核を患い、奥さんが妹の葬儀に出席するシーンが描かれています。

http://ningenshikkaku-movie.com/

冬吾は以前に兵役検査で肺に結核病巣を指摘されている事を
今回は結核を患った先人画家の事も語っていてさもありなんといった感じ(汗。
しかし同邦画の太宰は吐血して押しの強い愛人の手で無理心中を完遂されるのに
対して冬吾は保菌者であっても自身は発病する事も無く最後まで、
のうのうと生き残るのが(ある意味、太宰テイストですが)どうにもなぁ…。
西島秀俊は「八重の桜」でも自分は脚本に守られながら周囲の女達を不幸にして
いる感じがしたし、「とと姉」でサッサと退場してくれたのは本当に良かった。

https://i.imgur.com/KKPKQWw.jpg

朝ドラでも音さんに無理心中、強行してもらいたくなります!!

くう 2020/12/14

『監察医 朝顔2』第7話

結構引っ張った「聖奈」の件がやっと解決……。このエピソードで確実に伝わったのは、普段から信頼される仕事をしてきた朝顔だからこそ、こういう時にもみんなから任されるということ。
それは桑原くんもしかり。普段から信頼される仕事をしてきたから、犯人のはずが無いと信じてもらえている。

丁寧な暮らしと丁寧な仕事は繋がるものだなぁ。そして、どんな時でも誰かがやらなければならない仕事。お互いにそれを理解できている夫婦が今回も尊い。

しかし、「聖奈」に一人で会いに行ったのは処罰されても仕方ない迂闊さだったよね……長野への転任はこの家族の事を考えると嫌がらせにすら思えてしまうけれど。

事件が一つ終わり、父は妻の実家へ、妻の元へ帰る。お別れの日はいつものように手作りの普通のお昼。買い物の話。
「嫌な予感」も「孤独」もこのドラマではやめてほしかった……。

年越しがつらい。

巨炎 巨炎 2020/12/14

職場のエースで、家庭でも母親の朝顔が父と二人っきりの時は娘に戻る…。
これが後半シーズンまで影響しそうです。
しかし令和の時代に未だにビデオテープのお父さんは強者ですな。
私の父は映画館世代で『録画して観る』という習性が身につかず
実家には衛星チューナーはあってもHDDやDVDプレイヤーは無い…。

チーム捜査の勝利で監察官を無言の敗北に追いやったけど、
おしい刑事はやっぱり、この件が尾を引いての左遷だろうか?
妻に「真也」と呼んでもらえないまま飛ばされるのは不憫すぎる…。

くう 2020/12/14

『極主夫道』第10話 最終回

ああ……楽しかったなぁ……。終わっちゃった喪失感が大きすぎる。

向日葵ちゃんの件は、何とか一家がこっちに向かっていた件はどこ行ったんだよ!!(爆)というチョーー円満解決。

えへん虫のカチコミシーンは「ルパンの娘」の円城寺ミュージカル天国シーンに匹敵するカオス名シーン(笑)

羊羹を余命3か月と言う医者に眞島さんのキャスティングありがとうの壮絶勘違い。からのラストラジオ体操で締め。

コメディなのに変なコメディ演技には行かず、急に泣かせる陳腐な脚本にも寄らず、終始シュールに淡々とやっていくことが笑いを誘うという、センスのいい演出が最高だった。

また会いたいなぁ……この一家に。きっと会えると信じてる。最後まで最高に楽しかった!

巨炎 巨炎 2020/12/13

あら、上条君は死体遺棄による書類送検だけだった…。
引っ掻き回した挙句に微罪オチなんですが全4回でキャラの掘り下げは丁寧。
日曜劇場が最近、視聴者を無駄に引っ掻き回す事に終始している感が強いしね。

ベテランオヤジと婦警の凸凹コンビは信頼関係が増したし、クソ親父~!!
わざわざ警察に押し掛けて「アイツを絶対に放免しないでくれ!」
正にキング・オブ・クズ!こういう奴が何の罪にも問われず生き残る。
全体が暖かい締めとなったので逆に、このムカつき具合は適度なスパイス。
最近は途中でイイ奴になったり、そこそこフォローされたりするパターンが
多いので、ここまでクズを徹底してくれるのは、いっそ清々しいねぇ(笑。

くう 2020/12/13

『危険なビーナス』第10話 最終回

結局、「危険な警察」じゃん(爆)明人が「楓さんは恐ろしい」と言っていたのは「楓さん(の演技力)は恐ろしい」ってことかい……。

Twitterで言われて気づいたのですが、本当だったら今日は「麒麟」で本能寺が燃えていたかも知れなかったわけで、一日で二度信長を燃やすためのキャスティングだったのかしら~~シャレかっ(笑)

コヒさんがただのコヒさんじゃないことは、キャスティングの段階でみんな気づいてた……もっと分からない感じのキャストでよろしくお願いします。

楓さんは明人の妻になり切ったと言っていたけれど、義兄にあんなに気を持たせる嫁とかいないから、もっと研究してほしい(笑)

そして、あんな迂闊な伯朗くんに何だか振られたような形になってる蔭山さんが一番悲劇。

ツッコみどころだらけだったけれど、あの絵は父との思い出だから処分しなかったという母の話だけは、染み入る物があった。

日曜の夜に伯朗くんにツッコみながら見る分には楽しいドラマだった。ありがとう。

くう 2020/12/13

毎回子どもたちがここにやって来る環境が辛いけれど、今回特に鬼畜親家庭すぎる……。でも現実にある話しなんだよね。全ての子どもに幸せな環境を…

くう 2020/12/12

『35歳の少女』第10話

ファンタジーとしては良い話だったと思うのだけど、マナちゃんはコンクールを受賞し、望美は結婚式の司会から突然のアナウンサー……

あまりに最終回が簡単で、突然何年も経過して全て片付いてしまう何かの朝ドラみたいだったよ……

白髪になったたママの笑顔で全てよし。ってことにしたい。

もう一回見直そ……

巨炎 巨炎 2020/12/12

津川雅彦と草笛光子の共演という大河並のシーン。
二人そろって煙草吸いまくる。
女性の方から「火ィ、貸して」とか一応、水商売だよね(笑。

「子供達、皆に裏切られて父は孤独なんです」

結局、物別れに終わった久兵衛へのフォローを義母に入れるかをるさんですが
英一郎君は何かやったっけ?確かに学業が赤点モノで久兵衛は一応、長男の彼に
跡目を継がせるつもりは(当人も)無いようですが、律子とかをるが
明らかに父の期待を裏切ったのに対して、英一郎は前提となる期待の描写が皆無。
イイ奴だけに、これはちょっと酷いのでは…。

若手漁師の事故死や造船費の高騰等、吉武家での問題は外部から発生する
家全体の案件ばかりで、かをるの嫁としての苦労は全く描かれなかった矢先、
父方の叔父である村長への相談という形で漸く、オハチが回ってきました。
でも次週に続くで、そしたら13週目!気が付けば折り返しだよ…。
子役時代も無かったので時代モノでありながら劇中は三年程しか経過していない。
こうなると惣吉にはさっさと海の藻屑お空のお星様になってもらって
かをるには久兵衛の所に出戻って欲しくなります…。

くう 2020/12/10

『ルパンの娘』2 第9話

ララルララルラッタラッタラーーーララルララルラッタラッタラーーーーラルララーー……あーー楽しかったなーー。6割ミュージカルな円城寺切なさ物語特別編。別に2時間やってくれても構わなかったのよ。

劇場版があるとはいえ、ドラマはこれで最後なのだろうか。アンちゃんが活躍する姿ももっと見たかった。

そして、ぷっこんで来た最終話のラスト……。劇場版に向けて、そんな深刻な展開に??

……ならないといいな。全編ミュージカルでよくてよ。楽しみ。

キャストスタッフの皆様、今回も変で豪華でカオスで素敵なドラマをありがとう。

ちょびおさん@古美門事務所 ちょびおさん@古美門事務所 2020/12/09

もしかしてもしかして…ええかも知れんな…まだ2週目やから油断はできへんけども。多くを語らずに登場人物気持ちやバックグラウンドを表せるし、いいタイミングのツッコミ。期待してまうわ…期待してええんやろか…

巨炎 巨炎 2020/12/09

いや、見事見事。「カーネ」を別格とすれば「ちりとて」級はいってる15分。
千代が礼儀を身に着ければ世間も応えてくれる冒頭に始まり、
光と影のコントラスト演出で強調されるメリハリある展開、
千代と一平、それぞれのドラマをリンクさせつつ並行して描く様、
特に初代天海が息子を気にかけつつ息子を理解せずに逝くのが…。
(①仮病を見抜けない。②みつえと仲良しな事も知らない)

何より現実にリンクさせた舞台が実際に面白い。
「わろてんか」が一番、駄目だったのは面白く無い笑い話を
一人笑っている主人公に視聴者が全く感情移入出来なかった事(爆。

後、夕方には白衣の天使な否子姉ちゃんが大女優設定に吹いた。

くう 2020/12/08

『姉ちゃんの恋人』第7話

「私の恋人になってください」からの投げキステレテレイチャコラも、真実を知った弟たちの反応も「桃子が君を好きなら私も好き」と言ってくれる日南子先輩も、みんな優しい優しすぎる幸せ世界。いつまでも浸っていたい。

だから、要らないんだけどなぁ…元カノ。もちろん、この人が悪いわけではないし、被害者だし、救われてしいけれど、でも、それはドラマが終ってから別世界でやってくれて構わないから~~……

しかし岡田脚本世界は案外ゆるくないのだった。はらちゃんたちも世界は楽しいだけじゃない現実とぶつかったよね。

でも、彼女、赤信号で停めた車からわざわざ降りてこないでくれよ、と願いつつ……あまり深刻さを引っ張らない次回を望む。