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「かをるが惣吉に引導を渡してきよった!」お父さん、大喜び。 でも最後は未練タラタラみたいで、そこがちょっと消化不良。
やっぱりというか惣吉の本性はゴーイング・マイ・ウェイのボンボン。 荒くれ漁師達を束ねるため多少の批判はねじ伏せる強さは身に着けてきたけど 他人を受け容れる器量を求められず、何よりホームでしか戦った事が無い。 最初に肩がぶつかる程度のアクションを起こし、挑発された相手が 自分の土俵に上がってきたら自信満々で受けて立つというパターンばかり。 それでいて入り婿や駆け落ちといったアウェーの戦いには応じない。 この台詞中心の「点」で観ると梅木が悪印象になるが、言動を「線」で観ると 評価がひっくり返るのは制作側の確信犯よねぇ…。やっぱ「カーネ」に近い。 梅木に対して勝ち誇った顔とか、律子と強引に復縁を果たして 河原畑を見下した水橋のそれと全く同じ。
ボロボロの梅木は酒浸りになり結婚前のハマとの関係まで自ら暴露。 自分に愛想が尽きて妻も清々すると思ったろうが、かをるは知っている。 結婚前の「猫被り」等、誰でもする。前の夫は自分の意に沿わぬ妻に手を上げたが 今の夫はそのような事は絶対にしない。前の夫は好きな女に通い詰める弟を 自分を棚上げして殴りつけたが、今の夫は義弟を立てようしてくれた。 弱い人間故に人の弱さを知る梅木の優しさや誠実さを惣吉が踏みにじっている。 かをるには、それが許せない。
ただ惣吉の強さや逞しさが本物なら賭けてみたい気持ちもあっただろう。 律子の件を蒸し返されたかをるは心中するぐらいの覚悟で駆け落ちを持ちかけた。 自分達が世間の汚名を被って去れば、残った梅木や子供達は同情される。 こうなると惣吉は及び腰。裸一貫で世間に立ち向かう、そんな勝ち目のない戦いで 醜態をさらしてかをるを失望させるリスクは負えない。 惚れた女の前で自分の全てをさらけ出す。梅木に出来た事は惣吉には出来ない。 他を見ても律子に見合う男になろうと自分を変えた小浜、アキと添い遂げる事は 諦めても力になろうとした善吉、結果どうあろうと惚れた女のため歯を食いしばり 自分に納得できるまで戦う男達に対して、惣吉は戦いもせず高みに立とうとした。
美しい思い出となって去って行くのは一応のケジメか。 でも綺麗な所に立ったまま人を追い詰めるような事をしたツケだしな…。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第7話
「兄ちゃんの反抗期」が想定外に中坊っぽくて笑えた(笑)今からタバコかよ(笑)しかし、闇SNSを両親と祖父に見られたら、あたしゃ二度と家に帰れないよ(笑)
「自分なら放っておいてほしかった」と言うモコミ、「自分が頑張って店を続けて兄を待つ」と言うモコミ。それは全て俊祐の闇落ち対策からはズレてるよね……と思いつつも、このビミョーなズレがドラマ内で受け入れられていることに違和感。
彼のような人はものすごい承認欲求の塊だから、たぶん放っておかれたくはないのだと思う。自分の居ない店が普通に回っていたら本気で出て行くだろう。
そういう意味では、帰って来た時、「どこ行ってたの?何してたの?」と矢継ぎ早に聞いていた母の対応は正しいかも。こうやって心配していて欲しいんだよね。
「普通の」アレンジメントを「無理して」行っていたモコミは「常識」の洗礼を受けて世界を閉ざす。
子どもがだんだん大人になり、世間に染まってお人形の声が聞こえなくなるのと同じ。
この現象をこのドラマの世界はどう捉えるのか。最終回の結末が気になる。
斗真のモノローグは落ち着いて、安定感あるなぁ……と昔から思っている。ラスト。綺麗にまとまった。もう少しメチャクチャでも良かったかも(笑)
脚本家の葛藤や苦労がよく分かり、これを見たら「脚本誰だよ!」とか二度と言えなくなりそう(でも言うかも、すいません(笑))
夫婦関係に無駄なドタバタ感がなく、奥さん出来てる感じも好きだった。子どもたちも、きちんと家の事もやる至って良い子。ただでさえ仕事で苦労している主人公にそれ以上無駄なプレッシャーを与えない設定が好き。
福田靖先生の脚本が私は好き。10年を超えて活躍する脚本家。だからこそ書けたユーモラスとリアリティの混在世界だった。
この枠、良い皮切りになったのでは。岡田くんの『富豪教師Q』もぜひ見てみたい。
土スタに、杉咲花さん成田凌さん、トランペッターで福助君の出演でした。いやあ…楽しかった!来週の見所を、杉咲花さんが最後に言われたんですが、クズ父のテルヲ登場ではあるけれど、金曜日には、二人の関係が良い方向へと…っていうような事と解釈出来ました。クズ父は、もうお腹いっぱいの気分ではありますが、見守ります。花籠の人の解明が有るのか?も、期待しつつ……
『ここは今から倫理です。』第7話
「常識は既に或る信仰である」はぁ……集団が虐めに至るまでを何と分かりやすく描くのか。高柳先生の授業は万人が受けるべき。
集団でしか成し遂げられない善もあれば集団だからこそ出来てしまう悪もある。仲良しクラス全体で作っているグループチャットなんて本当に面倒くさいと思う一方で、集団の中で上手く生きていけるスマートさも羨ましく思う。
最大多数の最大幸福の中で違和感を感じながらも抵抗はしきれない。私は南香緒里と同じ。
ひとり主義が寂しいと思う人間はそもそもきっとひとり主義じゃないんだ。
「倫理とは、どうすればよりよく生きられるのか考える学問です」
学生の時に、そう考えながら授業を受けていればよかった。いい教師との出会いは人生を豊かにする。
どんな主義の下でも幸福になれる選択を求めて、最後の授業の結論を見たい。
『俺の家の話』第8話
命の終わりにこの世に思い出を置いて行こうとするこのドラマと、長瀬のクドカンドラマの思い出を視聴者に置いて行こうとする演出が被って……なんかもう、泣くしかないよね。
いつ人生が終わりを迎えるか分からないのに、家族の心が離れて行ってしまうの、切ない。一番団結していて欲しい時にバラバラになってしまうのは切ない。
人生はままならない。最期の時に家族が泣きながら枕元を囲んでくれるなんて幻。…でも、観山家はたぶん大丈夫だけれどね。
自分の親父の最期や、いろんな事を思い出すドラマだ。
照る照るはうすに親父を送って、数々の思い出に泣く寿一。親が居る場所こそが実家で、親がいなくなった家はすでに実家ではないとしみじみ思う。
帰るのも思い出すのもわりと簡単で、そういう所がこの枠らしかったけれど、江戸で仙夏さんを見守り、送り出し、そこで仙夏さんと令和を思いながら生を閉じたのだろう長兵衛の事を考えると切ない。
最後の最後になって長兵衛が漢だった。時代を超えて子孫が寿乃と巡り会う展開が仁のよう。なんだこの感動の後味……もう長兵衛がいきなり主人公でもいいくらい。
そして最後まで鳥居の旦那が可愛すぎた。とにかく、ドラマ中、一番成長したのは社長だ。
最後は色々と簡単だったけれど、おじさんだけは全て覚えている魔法使い感が田中にピッタリ。
キャストも新鮮で、毎回楽しかったな。終わって名残惜しい。
「にじいろカルテ」第8話
「俺はいつもそうなんです。3人でずっと仲良しだと思っていたのに……」朔先生と真空先生が恋愛関係だと思い込んだ太陽くんの「昔から俺以外仲良し」嘆きがカワイイ(笑)
そして、真空先生の「男女なんて超えて3人で一緒に居たい、愛してる」の叫び。なんだか、もう……いいなぁ。なんて素敵な村。なんて素敵な人たち。
始まった時はホルガ村とか言っちゃってごめんね(でも、まだちょっと、そうかもって思ってる、あれはあれで愛だからな!)
「5」と「3」は似ているのだと初めて知った(笑)
最終回、寂しいな。
元春が陥れられていく図、『半沢直樹』かと思ったよ。助けて渡真利くん!!そして古美門せんせい!!!……元春は審査しろと言ったのに、いいからいいからで融資を受けて、クビを免れた支店長、どうかしてる世界。
沙也加と離婚し、グイグイ来る澪を払いのけ、会社はクビになって、ついにこっちの世界に居る必要が無くなった。
これは、時空の歪みがカエレ(・∀・)と言っているのでしょう。そして……澪も一緒についてくるよね。
こっちの澪は、自分も依存していたと理解している。でも、こっちの澪の金切り声も同じ事になる可能性高そう。
結局、そんなに上手くいくものなのかな。戻ったら、戻ったところに澪がいるはずだし、整合性ってものをどうするのか、そっちが心配になって来た(笑)
久兵衛と律子、今生の別れであった。ナレで思いっきりネタバレ。 二・二六事件の余波で満州に飛ばされた夫を追って大陸に渡る律子。 ただ懐妊、出産していれば、むしろ坂東家に身を寄せていたかもしれない。 かをるも惣吉を夢に見てしまう等、姉妹揃って『娘』を卒業出来ておらず、 『母』になれるかの試練の時という意味だろうか?
吉武家でも惣吉がスパイ活動にスカウトされて、とねさん曰く 「独り者だから目を付けられるんだ。 若旦那は何故、後妻を貰わないのかと、皆言っているよ」 そうそう、こういうツッコミが無いから惣吉に感情移入出来なかったのだ。 善吉も奥さんを可愛がっているようだし、アミちゃんも出征する職人と婚約。 周囲が現実を割り切り前に進んでいく中で一人、青少年している惣吉。 元凶である事が客観的に描かれるようになったとも言えますが(笑。
追い出されたボスは近所で下っ端の仕事って、それはスイーツドラマでやった! ボス帰還作戦なんて悠長にやっていたのは、 まだ新体制による新雑誌創刊前の状態だからだと思いたい…。
しかし、これは後半のタメでした。 恋愛>>>仕事だった医療ドラマ。恋愛≧仕事だったスイーツドラマときて とうとうファッションドラマで仕事>恋愛の下剋上展開(笑。 『甘いモノは別腹』ならぬ『恋は別冊』って、そういう意味か。
仕事が辛くてたまらなかった時の出会いから恋が始まったのに何という皮肉。 恋敵キャラも単なる咬ませ犬にならずに最後まで絡む。次回は最終回です。
『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』第9話
酷い生徒、酷い教師、そして酷い親の回。毎回、わりと簡単に解決したりして、モヤっとしてきたけれど、今日も自分の理想を押し付けすぎる親たちがアッサリ改心。
来週最終回って、小川先生の死の真相とか、木島校長の容態とか、浅村は実は黒幕とか、山口紗弥加がただのイイ人なはずがないとか、そういう事も来週一挙に解決できるのか!!
初回はイジメ生徒をがんがんタイホーーしたりしてスッキリするドラマだと思っていたのに、何だか徐々に雑になっていった気がするのは気のせいかな。
……三枝くんが実は黒幕だったという展開にも期待している(絶対なさそう)
『監察医 朝顔2』第18話
幼児虐待の話は、家族に愛されて幸せなつぐみちゃんを見れば見るほど辛かったけれど、悲しんでいるのかいないのか、本当に遺体に帰って欲しくないのか欲しいのか。そんなことは人の行動だけでは分からない……という話。
平さんも朝顔も。お母さんに会うまでは、本当は遺骨で帰って来てほしかったかどうかは分からない。
小さな綺麗な可愛い骨。帰って来てくれて良かった。帰れて良かった。
万木家にお帰りなさい。そして新しい命、おめでとう、の回だった。
この家族なら、どんな魂でも子供でも愛して行くだろうという幸せと共に、老いて亡くなっていく命も描く。
最終回はどうなるのかな。
『天国と地獄~サイコな2人~』第8話
純粋に入れ替わりは日高と望月だけだったらしい。考察とは一体……。高橋一生が綾瀬はるかの手をグイっと引き寄せているのに、中身は女の子にしか見えないので不要なドキドキ感はない、2人の入れ替わり演技が素晴らしすぎる(と毎週言ってる)
師匠が空集合@東朔也だったことは確定。師匠を見捨てられない陸くんが優しい。一方、望月に寄り添っていた八巻くんは捕まってしまった。殺されるよりは……いいよね。
ワンコのお腹から日高の乳歯が出て来たことで、捜査は一気に進展。逮捕される前に入れ替わってやろうというのだから、日高はやはり善良な人間。
余命の少ない空集合はどうなるのか。「居ないことにされた人間」の復讐が神の手で成されていると考えると……いけない事だと思いつつも、やはり同情してしまう。
誰も、みんな、自分の存在を失くされたくないよ。
転げ落ちた2人は……入れ替われていない感じ。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第6話
兄ちゃん…闇SNSがリアルに侵食してきてる……。そうとう溜まっていた様子はずっと描かれてきたけれど、一気に爆発しすぎて唖然としてしまった。「演じて」きたのね。
あのお母さんから毒気がスッカリ抜けて、フリーターの役者志望の彼すら応援モードだというのに、一人毒を吐く兄ちゃん。
兄ちゃんは「大丈夫?」という役のはずだったし、誰よりもしっかり者で、ボンヤリした父とセカセカした母を諫め、世間ずれした妹を救い、だれよりも家族の上位置に居るつもりだった。
実際に子どもの頃はいじめられる妹を庇うのにも苦労しただろうし。爆発は仕方ないかなぁ。しかし「家」に囚われすぎていて切ない。
もっと彼女や世間や、外に目を向ければ生きやすくなっただろうに。家中がモコミを心配していることが兄をモンスターにしていったのだろう。
「誰よりもお花の気持ちがわかる」と言い切っていたモコミは人の気持ちが分からない。そこは先週までの「誰よりもモコミを分かっている」と言い切るお母さんと被る部分がある。
これも家族の物語なのね。
「かをるが惣吉に引導を渡してきよった!」お父さん、大喜び。
でも最後は未練タラタラみたいで、そこがちょっと消化不良。
やっぱりというか惣吉の本性はゴーイング・マイ・ウェイのボンボン。
荒くれ漁師達を束ねるため多少の批判はねじ伏せる強さは身に着けてきたけど
他人を受け容れる器量を求められず、何よりホームでしか戦った事が無い。
最初に肩がぶつかる程度のアクションを起こし、挑発された相手が
自分の土俵に上がってきたら自信満々で受けて立つというパターンばかり。
それでいて入り婿や駆け落ちといったアウェーの戦いには応じない。
この台詞中心の「点」で観ると梅木が悪印象になるが、言動を「線」で観ると
評価がひっくり返るのは制作側の確信犯よねぇ…。やっぱ「カーネ」に近い。
梅木に対して勝ち誇った顔とか、律子と強引に復縁を果たして
河原畑を見下した水橋のそれと全く同じ。
ボロボロの梅木は酒浸りになり結婚前のハマとの関係まで自ら暴露。
自分に愛想が尽きて妻も清々すると思ったろうが、かをるは知っている。
結婚前の「猫被り」等、誰でもする。前の夫は自分の意に沿わぬ妻に手を上げたが
今の夫はそのような事は絶対にしない。前の夫は好きな女に通い詰める弟を
自分を棚上げして殴りつけたが、今の夫は義弟を立てようしてくれた。
弱い人間故に人の弱さを知る梅木の優しさや誠実さを惣吉が踏みにじっている。
かをるには、それが許せない。
ただ惣吉の強さや逞しさが本物なら賭けてみたい気持ちもあっただろう。
律子の件を蒸し返されたかをるは心中するぐらいの覚悟で駆け落ちを持ちかけた。
自分達が世間の汚名を被って去れば、残った梅木や子供達は同情される。
こうなると惣吉は及び腰。裸一貫で世間に立ち向かう、そんな勝ち目のない戦いで
醜態をさらしてかをるを失望させるリスクは負えない。
惚れた女の前で自分の全てをさらけ出す。梅木に出来た事は惣吉には出来ない。
他を見ても律子に見合う男になろうと自分を変えた小浜、アキと添い遂げる事は
諦めても力になろうとした善吉、結果どうあろうと惚れた女のため歯を食いしばり
自分に納得できるまで戦う男達に対して、惣吉は戦いもせず高みに立とうとした。
美しい思い出となって去って行くのは一応のケジメか。
でも綺麗な所に立ったまま人を追い詰めるような事をしたツケだしな…。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第7話
「兄ちゃんの反抗期」が想定外に中坊っぽくて笑えた(笑)今からタバコかよ(笑)しかし、闇SNSを両親と祖父に見られたら、あたしゃ二度と家に帰れないよ(笑)
「自分なら放っておいてほしかった」と言うモコミ、「自分が頑張って店を続けて兄を待つ」と言うモコミ。それは全て俊祐の闇落ち対策からはズレてるよね……と思いつつも、このビミョーなズレがドラマ内で受け入れられていることに違和感。
彼のような人はものすごい承認欲求の塊だから、たぶん放っておかれたくはないのだと思う。自分の居ない店が普通に回っていたら本気で出て行くだろう。
そういう意味では、帰って来た時、「どこ行ってたの?何してたの?」と矢継ぎ早に聞いていた母の対応は正しいかも。こうやって心配していて欲しいんだよね。
「普通の」アレンジメントを「無理して」行っていたモコミは「常識」の洗礼を受けて世界を閉ざす。
子どもがだんだん大人になり、世間に染まってお人形の声が聞こえなくなるのと同じ。
この現象をこのドラマの世界はどう捉えるのか。最終回の結末が気になる。
斗真のモノローグは落ち着いて、安定感あるなぁ……と昔から思っている。ラスト。綺麗にまとまった。もう少しメチャクチャでも良かったかも(笑)
脚本家の葛藤や苦労がよく分かり、これを見たら「脚本誰だよ!」とか二度と言えなくなりそう(でも言うかも、すいません(笑))
夫婦関係に無駄なドタバタ感がなく、奥さん出来てる感じも好きだった。子どもたちも、きちんと家の事もやる至って良い子。ただでさえ仕事で苦労している主人公にそれ以上無駄なプレッシャーを与えない設定が好き。
福田靖先生の脚本が私は好き。10年を超えて活躍する脚本家。だからこそ書けたユーモラスとリアリティの混在世界だった。
この枠、良い皮切りになったのでは。岡田くんの『富豪教師Q』もぜひ見てみたい。
土スタに、杉咲花さん成田凌さん、トランペッターで福助君の出演でした。いやあ…楽しかった!来週の見所を、杉咲花さんが最後に言われたんですが、クズ父のテルヲ登場ではあるけれど、金曜日には、二人の関係が良い方向へと…っていうような事と解釈出来ました。クズ父は、もうお腹いっぱいの気分ではありますが、見守ります。花籠の人の解明が有るのか?も、期待しつつ……
『ここは今から倫理です。』第7話
「常識は既に或る信仰である」はぁ……集団が虐めに至るまでを何と分かりやすく描くのか。高柳先生の授業は万人が受けるべき。
集団でしか成し遂げられない善もあれば集団だからこそ出来てしまう悪もある。仲良しクラス全体で作っているグループチャットなんて本当に面倒くさいと思う一方で、集団の中で上手く生きていけるスマートさも羨ましく思う。
最大多数の最大幸福の中で違和感を感じながらも抵抗はしきれない。私は南香緒里と同じ。
ひとり主義が寂しいと思う人間はそもそもきっとひとり主義じゃないんだ。
「倫理とは、どうすればよりよく生きられるのか考える学問です」
学生の時に、そう考えながら授業を受けていればよかった。いい教師との出会いは人生を豊かにする。
どんな主義の下でも幸福になれる選択を求めて、最後の授業の結論を見たい。
『俺の家の話』第8話
命の終わりにこの世に思い出を置いて行こうとするこのドラマと、長瀬のクドカンドラマの思い出を視聴者に置いて行こうとする演出が被って……なんかもう、泣くしかないよね。
いつ人生が終わりを迎えるか分からないのに、家族の心が離れて行ってしまうの、切ない。一番団結していて欲しい時にバラバラになってしまうのは切ない。
人生はままならない。最期の時に家族が泣きながら枕元を囲んでくれるなんて幻。…でも、観山家はたぶん大丈夫だけれどね。
自分の親父の最期や、いろんな事を思い出すドラマだ。
照る照るはうすに親父を送って、数々の思い出に泣く寿一。親が居る場所こそが実家で、親がいなくなった家はすでに実家ではないとしみじみ思う。
帰るのも思い出すのもわりと簡単で、そういう所がこの枠らしかったけれど、江戸で仙夏さんを見守り、送り出し、そこで仙夏さんと令和を思いながら生を閉じたのだろう長兵衛の事を考えると切ない。
最後の最後になって長兵衛が漢だった。時代を超えて子孫が寿乃と巡り会う展開が仁のよう。なんだこの感動の後味……もう長兵衛がいきなり主人公でもいいくらい。
そして最後まで鳥居の旦那が可愛すぎた。とにかく、ドラマ中、一番成長したのは社長だ。
最後は色々と簡単だったけれど、おじさんだけは全て覚えている魔法使い感が田中にピッタリ。
キャストも新鮮で、毎回楽しかったな。終わって名残惜しい。
「にじいろカルテ」第8話
「俺はいつもそうなんです。3人でずっと仲良しだと思っていたのに……」朔先生と真空先生が恋愛関係だと思い込んだ太陽くんの「昔から俺以外仲良し」嘆きがカワイイ(笑)
そして、真空先生の「男女なんて超えて3人で一緒に居たい、愛してる」の叫び。なんだか、もう……いいなぁ。なんて素敵な村。なんて素敵な人たち。
始まった時はホルガ村とか言っちゃってごめんね(でも、まだちょっと、そうかもって思ってる、あれはあれで愛だからな!)
「5」と「3」は似ているのだと初めて知った(笑)
最終回、寂しいな。
元春が陥れられていく図、『半沢直樹』かと思ったよ。助けて渡真利くん!!そして古美門せんせい!!!……元春は審査しろと言ったのに、いいからいいからで融資を受けて、クビを免れた支店長、どうかしてる世界。
沙也加と離婚し、グイグイ来る澪を払いのけ、会社はクビになって、ついにこっちの世界に居る必要が無くなった。
これは、時空の歪みがカエレ(・∀・)と言っているのでしょう。そして……澪も一緒についてくるよね。
こっちの澪は、自分も依存していたと理解している。でも、こっちの澪の金切り声も同じ事になる可能性高そう。
結局、そんなに上手くいくものなのかな。戻ったら、戻ったところに澪がいるはずだし、整合性ってものをどうするのか、そっちが心配になって来た(笑)
久兵衛と律子、今生の別れであった。ナレで思いっきりネタバレ。
二・二六事件の余波で満州に飛ばされた夫を追って大陸に渡る律子。
ただ懐妊、出産していれば、むしろ坂東家に身を寄せていたかもしれない。
かをるも惣吉を夢に見てしまう等、姉妹揃って『娘』を卒業出来ておらず、
『母』になれるかの試練の時という意味だろうか?
吉武家でも惣吉がスパイ活動にスカウトされて、とねさん曰く
「独り者だから目を付けられるんだ。
若旦那は何故、後妻を貰わないのかと、皆言っているよ」
そうそう、こういうツッコミが無いから惣吉に感情移入出来なかったのだ。
善吉も奥さんを可愛がっているようだし、アミちゃんも出征する職人と婚約。
周囲が現実を割り切り前に進んでいく中で一人、青少年している惣吉。
元凶である事が客観的に描かれるようになったとも言えますが(笑。
追い出されたボスは近所で下っ端の仕事って、それはスイーツドラマでやった!
ボス帰還作戦なんて悠長にやっていたのは、
まだ新体制による新雑誌創刊前の状態だからだと思いたい…。
しかし、これは後半のタメでした。
恋愛>>>仕事だった医療ドラマ。恋愛≧仕事だったスイーツドラマときて
とうとうファッションドラマで仕事>恋愛の下剋上展開(笑。
『甘いモノは別腹』ならぬ『恋は別冊』って、そういう意味か。
仕事が辛くてたまらなかった時の出会いから恋が始まったのに何という皮肉。
恋敵キャラも単なる咬ませ犬にならずに最後まで絡む。次回は最終回です。
『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』第9話
酷い生徒、酷い教師、そして酷い親の回。毎回、わりと簡単に解決したりして、モヤっとしてきたけれど、今日も自分の理想を押し付けすぎる親たちがアッサリ改心。
来週最終回って、小川先生の死の真相とか、木島校長の容態とか、浅村は実は黒幕とか、山口紗弥加がただのイイ人なはずがないとか、そういう事も来週一挙に解決できるのか!!
初回はイジメ生徒をがんがんタイホーーしたりしてスッキリするドラマだと思っていたのに、何だか徐々に雑になっていった気がするのは気のせいかな。
……三枝くんが実は黒幕だったという展開にも期待している(絶対なさそう)
『監察医 朝顔2』第18話
幼児虐待の話は、家族に愛されて幸せなつぐみちゃんを見れば見るほど辛かったけれど、悲しんでいるのかいないのか、本当に遺体に帰って欲しくないのか欲しいのか。そんなことは人の行動だけでは分からない……という話。
平さんも朝顔も。お母さんに会うまでは、本当は遺骨で帰って来てほしかったかどうかは分からない。
小さな綺麗な可愛い骨。帰って来てくれて良かった。帰れて良かった。
万木家にお帰りなさい。そして新しい命、おめでとう、の回だった。
この家族なら、どんな魂でも子供でも愛して行くだろうという幸せと共に、老いて亡くなっていく命も描く。
最終回はどうなるのかな。
『天国と地獄~サイコな2人~』第8話
純粋に入れ替わりは日高と望月だけだったらしい。考察とは一体……。高橋一生が綾瀬はるかの手をグイっと引き寄せているのに、中身は女の子にしか見えないので不要なドキドキ感はない、2人の入れ替わり演技が素晴らしすぎる(と毎週言ってる)
師匠が空集合@東朔也だったことは確定。師匠を見捨てられない陸くんが優しい。一方、望月に寄り添っていた八巻くんは捕まってしまった。殺されるよりは……いいよね。
ワンコのお腹から日高の乳歯が出て来たことで、捜査は一気に進展。逮捕される前に入れ替わってやろうというのだから、日高はやはり善良な人間。
余命の少ない空集合はどうなるのか。「居ないことにされた人間」の復讐が神の手で成されていると考えると……いけない事だと思いつつも、やはり同情してしまう。
誰も、みんな、自分の存在を失くされたくないよ。
転げ落ちた2人は……入れ替われていない感じ。
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第6話
兄ちゃん…闇SNSがリアルに侵食してきてる……。そうとう溜まっていた様子はずっと描かれてきたけれど、一気に爆発しすぎて唖然としてしまった。「演じて」きたのね。
あのお母さんから毒気がスッカリ抜けて、フリーターの役者志望の彼すら応援モードだというのに、一人毒を吐く兄ちゃん。
兄ちゃんは「大丈夫?」という役のはずだったし、誰よりもしっかり者で、ボンヤリした父とセカセカした母を諫め、世間ずれした妹を救い、だれよりも家族の上位置に居るつもりだった。
実際に子どもの頃はいじめられる妹を庇うのにも苦労しただろうし。爆発は仕方ないかなぁ。しかし「家」に囚われすぎていて切ない。
もっと彼女や世間や、外に目を向ければ生きやすくなっただろうに。家中がモコミを心配していることが兄をモンスターにしていったのだろう。
「誰よりもお花の気持ちがわかる」と言い切っていたモコミは人の気持ちが分からない。そこは先週までの「誰よりもモコミを分かっている」と言い切るお母さんと被る部分がある。
これも家族の物語なのね。