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『僕はどこから』第5話 #僕はどこから 学生時代からの友情の思い出が身を助け、やっと帰宅した薫と智美の再会シーンに泣きそう~~……そして、新たな試練にまた泣きそう(泣)
何かを読んでも心が動かず登場人物の気持ちに入り込めない薫くんが作家に向いているのかどうかは分からないけれど、こうなったら持ち込みはやめて文学賞投稿からやってみては……。
ゴンドゥが味方らしいことにはちょっとホッとする。
先が読めずどう運ばれるのかも分からないけれど、根底に友情があるという安心感で見ていられる。深夜帯なのがつくづくもったいないな。
医療ドラマと恋愛ドラマのバランスが今までで一番、良かった…と思った。 カテーテル治療シーンを実際に描いてくれたのが、良かった…と思った。 彼女面してギャアギャア騒ぐのではなく 「看護婦として信頼されないのが悔しい」と言うのが良かった…と思った。
EDテロップ直後に全て台無し。 看護師カンファレンスで「俺の彼女」宣言に周囲が祝福って何やねん。 魔王がそんなに簡単にオチてどうする?少女漫画世界の住人でどうする?
『10の秘密』第5話 #10の秘密 自分のものでもない3億を盗りあう迂闊夫婦を見ていたら、アドキシンスペアリブとアクアパッツァを食わせ合うトンチキ夫婦を思い出した……まさしくそういうドラマ。
圭太だけではなくて由貴子も案外迂闊なのを見ていると、瞳が迂闊でも仕方ないよねと思える。DNAのなせる業。
自分の犯罪を一応反省して金を送っていたはずなのに、翼くんに対して「離れろ!」とか、めっちゃ上から命令するのも笑える。
ツッコんでる分には面白い迂闊選手権。
おお、実際、中学生をマジで彼女にしたら大学の友人からロリコン扱いなピアニスト 翼君(仮名)が共感の持てるキャラとして急上昇してきました。
彼は(多分)復讐のためには刺し違えて破滅しても構わないという「無私」の心境。 主人公も元妻に一泡吹かせてやりたいのなら協力者に 9割渡して(1割で納得するなんて案外、人がイイ?後からタカるつもり?) 「俺は三千万止まりの男だから、それだけしか手元に残してないよ~」 ぐらいじゃないと駄目だろう。
上から目線の話術で会話のイニシアチブを握るのが由貴子さんのやり口。 (というか仲間さんの定番キャラよね) 「私のお金」を強調するのは、こちらも背伸びした心理の裏返しだから 足元に捨身でタックルかければコケるんだけど 「瞳のためなら俺はどうなってもいい!」という境地まで達していないので なかなか勝てない訳だ…。次回も後手後手っぽい。
各レビューで、なんだかんだ言われがちやけど。
八っさん、ええ人やん。
ではっ!
『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』第4話 #病院の治しかた 野林先生がついに壊れてしまった。有原院長のように明るく引っ張って行ってくれる人は上司として頼もしいけれど、その力の強さについていけない人もいる。現状、ブラック限りない勤体という感じだし、こんな体育会系ではみんなもたない。
けれども、自信のない母親に「貴女が悪いのではない」と言ってくれる医師としての姿勢はまた頼もしくて、この主人公を良い人一方向から描かない姿勢は好感が持てる。
お金のことに関しても結構甘いし……。あの事務長がついにキレてしまうのも仕方ない(笑)でも、やり直さなきゃ病院再生物語にならない。
地元の患者さんに慕われる病院である描写は充分伝わるので、手を携えて頑張ってほしいな。(野林先生も帰ってきてくれないかな…)
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』第6話 #絶対零度 おーーい!!真宙くんの退場、絶対マイナス1000度ぉぉぉ……じゃなく、予告はそんな感じではなかったのでまた巻き戻るのかな。未犯、みんなで闇落ちしそう。
今日の話はイイ話だった。清水尋也くんのサイコっぽ演技は定番の素晴らしい出来で、そこからの展開にも見入ってしまいました。
DVする方やつらこそ検知されてほしいのにね。
イイ話で面白かったところで、真宙くんの退場は、…(冒頭に戻る)
単発ドラマとしてはイマイチな作品ですが連続ドラマ的には面白くなってきた?
そもそも本作がイマイチな理由は 「主人公の主観的な断罪が正しいような雰囲気」 「断罪自体がテンポが悪くネチネチしている」 「ヒロインが自分の意思で行動していない」 「無駄に長ったらしいタイトルがダレる」等々。
そりゃ、こんな事していたら模倣犯が出てこない方がおかしい。 そろそろ締めて欲しいな。
「犯人にノートを奪われてしまった」
オ・マ・エが勝手に放り投げたノートを拾われたのだろうが~!!!
自分の事で一杯一杯でテンパって傍迷惑な主人公は「10の秘密」と共通している…。 まあ、冤罪で苦しめられてきた事や 姉のために踏みとどまろうとする所は成長の兆しなのかもしれないので こちらは皆で幸せになって欲しいと思えるのは対照的。
勘のいい主人公なら木村さんが出席している事に疑問を感じて 姉の危険も察知するのだけれど、さてどうなるやら(原作は漫画なんですね)。 真犯人が明らかになるのはタイミング的におかしいけど 全く出てこなかった人が最後にいきなり真犯人だったりするのも、どうかと思うし 単純に真犯人逮捕等という結末では無いのかもしれない。
『テセウスの船』第4話 #テセウスの船 現代に戻ってきたら、母と兄は心中し、妻は生きていたが自分たち一家を糾弾するマスゴミになっていたぁぁ……心はどう動く!?まぁ、もちろん、相変わらず無計画だけれど、姉が事件の被害者家族と結婚しているというのはなかなかの衝撃。
しかも相手は安藤政信!!!じゃなくてミキオ、その母はあの人の好さそうなお節介おばちゃんだった木村さん。不自然な髪型と嫁のパソコン監視が怖いっ!
父を救うために被害者の会で証言してくれる人を探そうという、過去でも現代でも無計画な心であった……。
未来が変わっちゃった現代では嫁は嫁じゃないのに、姉の現状をベラベラ喋っちゃう心。父は「シンさん」を覚えているのに弟を見ても「シンさん」を微塵も思い出さない姉。
いざとなったら、突然心に協力的に動き出す妻(元)。しっかりしていそうなユキだけが頼りだったのに、彼女も結構な無鉄砲……。
とりあえず、早く過去にまた帰りたいな。もちろん、「計画的に」!
ミキオの母・木村さんが青酸カリとか持っていて、まるで犯人のようだけれど、まだ4話だし、これはきっと思わせぶり……もしかしたら、姉、復讐されちゃう??(それを庇ってミキオが死んじゃう展開はやめてぇ)
『心の傷を癒(いや)すということ』第4話
朝ドラ大阪勢が沢山出てた、全4話の医療ドラマが終りました。
安先生=白ヘビさん、灯ちゃんとギリ会えて、幸せな最期だったかも。
『終子』の『終』が『リセット』の意味だったのも、ほっとさせられました。
私の父も『癌』で亡くなりましたので。
『癌』撲滅方法を見つけた方には。
ノーベル賞を10個くらいあげたい気持ちも有るけれど。
更に治せない病気が新たに出てくる筈。
イタチごっこです。
人は何時か必ず死にします。
このまま『癌』は治せないままでいいかな?とも、思うのです。
能力ある天才も、時代や努力や運や…諸々の縁によって、成功を手に入れられる事も、有る。手に入れられない人が、ほとんど。不完全で、不自由な自由…。そうか…自由は、不自由だ…か…。沁みる……
『病室で念仏を唱えないでください』第4話 #病室で念仏を唱えないでください #ねんとな 自覚のない研修医に説教、ワーカホリックな先輩への警告など、医療ドラマとしてのエピソードは定番なれど描き方は極めて真摯。
家族の命と介護人生を天秤にかけてしまう主婦のリアリティ。毎回の患者案件も綺麗ごとで済まさない姿勢がいい。こんなに医療ドラマが乱立しているクールじゃなければもっと注目されただろうと思うともったいないな。
子どもの虐待の件、どうなるんだろう。あれはもう……松本せんせーー!!殴っちゃダメーーーと思いつつ、よくやった。って思ってしまった。思うよね。
医療と患者の実生活の狭間で起こる悲劇と、医者はどこまで踏み込んでいけるかというテーマをジックリ見ていきたい。
八郎を思って…泣いた……。我が夫が横で、この朝ドラ、視聴率悪いんだってね〜。つまらないもんね〜って、通勤途中で、車のテレビを見て…見たつもりの人に、何が分かる!って、静かな怒りがふつふつ…。有給休暇の夫のいる、朝…。敢えて私は無言で視聴…涙が頬を伝っていたのを、我が夫は、気付いていたのかどうか、不明…。前に、スカーレットの良さを力説したので、もう、諦めているのだ。夫婦でも、好みは分かれる…。
失踪した夫。故郷とは別世界に思える東京で懸命に探す妻の不安。 この作品が最もハラハラしたのは、ここだったでしょうか。
「蒸発した出稼ぎ労働者」じゃなくて 「自分の名前も忘れてしまった大女優のヒモ」になり下がっていたとは お母ちゃんの涙が報われなくて、こっちが泣けてきます。 家族のために頑張りながらも孤独感と疲労が散り積もっていった出稼ぎ労働者を 沢村一樹のスケジュール都合で描けないというのなら 失踪騒ぎは主人公の上京の切欠以上の意味を持たせず前半で解決してもよかった。
直前の再放送が「ゲゲゲ」だっただけに、この時代特有の人の心の闇の描き方の弱さ (大人キャラの戦時体験には若干、触れたがそれも弱目)は岡田作品の弱点に映る。 お父ちゃんもひったくり犯にまで敬語を使う事は無いだろう(泣。 何も三男に発砲騒ぎを起こしてくれとはいいませんが(笑 (興味のある方は『永山則夫』で検索してみてください) 出稼ぎのオッサンの中には東京の風俗店で遊べるのを楽しみにしていた 不届きなオヤジもいたそうなので、その辺りを描いても良かったかも。
『僕はどこから』第5話 #僕はどこから
学生時代からの友情の思い出が身を助け、やっと帰宅した薫と智美の再会シーンに泣きそう~~……そして、新たな試練にまた泣きそう(泣)
何かを読んでも心が動かず登場人物の気持ちに入り込めない薫くんが作家に向いているのかどうかは分からないけれど、こうなったら持ち込みはやめて文学賞投稿からやってみては……。
ゴンドゥが味方らしいことにはちょっとホッとする。
先が読めずどう運ばれるのかも分からないけれど、根底に友情があるという安心感で見ていられる。深夜帯なのがつくづくもったいないな。
医療ドラマと恋愛ドラマのバランスが今までで一番、良かった…と思った。
カテーテル治療シーンを実際に描いてくれたのが、良かった…と思った。
彼女面してギャアギャア騒ぐのではなく
「看護婦として信頼されないのが悔しい」と言うのが良かった…と思った。
EDテロップ直後に全て台無し。
看護師カンファレンスで「俺の彼女」宣言に周囲が祝福って何やねん。
魔王がそんなに簡単にオチてどうする?少女漫画世界の住人でどうする?
『10の秘密』第5話 #10の秘密
自分のものでもない3億を盗りあう迂闊夫婦を見ていたら、アドキシンスペアリブとアクアパッツァを食わせ合うトンチキ夫婦を思い出した……まさしくそういうドラマ。
圭太だけではなくて由貴子も案外迂闊なのを見ていると、瞳が迂闊でも仕方ないよねと思える。DNAのなせる業。
自分の犯罪を一応反省して金を送っていたはずなのに、翼くんに対して「離れろ!」とか、めっちゃ上から命令するのも笑える。
ツッコんでる分には面白い迂闊選手権。
おお、
実際、中学生をマジで彼女にしたら大学の友人からロリコン扱いなピアニスト翼君(仮名)が共感の持てるキャラとして急上昇してきました。
彼は(多分)復讐のためには刺し違えて破滅しても構わないという「無私」の心境。
主人公も元妻に一泡吹かせてやりたいのなら協力者に
9割渡して(1割で納得するなんて案外、人がイイ?後からタカるつもり?)
「俺は三千万止まりの男だから、それだけしか手元に残してないよ~」
ぐらいじゃないと駄目だろう。
上から目線の話術で会話のイニシアチブを握るのが由貴子さんのやり口。
(というか仲間さんの定番キャラよね)
「私のお金」を強調するのは、こちらも背伸びした心理の裏返しだから
足元に捨身でタックルかければコケるんだけど
「瞳のためなら俺はどうなってもいい!」という境地まで達していないので
なかなか勝てない訳だ…。次回も後手後手っぽい。
各レビューで、なんだかんだ言われがちやけど。
八っさん、ええ人やん。
ではっ!
『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』第4話 #病院の治しかた
野林先生がついに壊れてしまった。有原院長のように明るく引っ張って行ってくれる人は上司として頼もしいけれど、その力の強さについていけない人もいる。現状、ブラック限りない勤体という感じだし、こんな体育会系ではみんなもたない。
けれども、自信のない母親に「貴女が悪いのではない」と言ってくれる医師としての姿勢はまた頼もしくて、この主人公を良い人一方向から描かない姿勢は好感が持てる。
お金のことに関しても結構甘いし……。あの事務長がついにキレてしまうのも仕方ない(笑)でも、やり直さなきゃ病院再生物語にならない。
地元の患者さんに慕われる病院である描写は充分伝わるので、手を携えて頑張ってほしいな。(野林先生も帰ってきてくれないかな…)
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』第6話 #絶対零度
おーーい!!真宙くんの退場、絶対マイナス1000度ぉぉぉ……じゃなく、予告はそんな感じではなかったのでまた巻き戻るのかな。未犯、みんなで闇落ちしそう。
今日の話はイイ話だった。清水尋也くんのサイコっぽ演技は定番の素晴らしい出来で、そこからの展開にも見入ってしまいました。
DVする方やつらこそ検知されてほしいのにね。
イイ話で面白かったところで、真宙くんの退場は、…(冒頭に戻る)
単発ドラマとしてはイマイチな作品ですが連続ドラマ的には面白くなってきた?
そもそも本作がイマイチな理由は
「主人公の主観的な断罪が正しいような雰囲気」
「断罪自体がテンポが悪くネチネチしている」
「ヒロインが自分の意思で行動していない」
「無駄に長ったらしいタイトルがダレる」等々。そりゃ、こんな事していたら模倣犯が出てこない方がおかしい。
そろそろ締めて欲しいな。
「犯人にノートを奪われてしまった」
オ・マ・エが勝手に放り投げたノートを拾われたのだろうが~!!!
自分の事で一杯一杯でテンパって傍迷惑な主人公は「10の秘密」と共通している…。
まあ、冤罪で苦しめられてきた事や
姉のために踏みとどまろうとする所は成長の兆しなのかもしれないので
こちらは皆で幸せになって欲しいと思えるのは対照的。
勘のいい主人公なら木村さんが出席している事に疑問を感じて
姉の危険も察知するのだけれど、さてどうなるやら(原作は漫画なんですね)。
真犯人が明らかになるのはタイミング的におかしいけど
全く出てこなかった人が最後にいきなり真犯人だったりするのも、どうかと思うし
単純に真犯人逮捕等という結末では無いのかもしれない。
『テセウスの船』第4話 #テセウスの船
現代に戻ってきたら、母と兄は心中し、妻は生きていたが自分たち一家を糾弾するマスゴミになっていたぁぁ……心はどう動く!?まぁ、もちろん、相変わらず無計画だけれど、姉が事件の被害者家族と結婚しているというのはなかなかの衝撃。
しかも相手は安藤政信!!!じゃなくてミキオ、その母はあの人の好さそうなお節介おばちゃんだった木村さん。不自然な髪型と嫁のパソコン監視が怖いっ!
父を救うために被害者の会で証言してくれる人を探そうという、過去でも現代でも無計画な心であった……。
未来が変わっちゃった現代では嫁は嫁じゃないのに、姉の現状をベラベラ喋っちゃう心。父は「シンさん」を覚えているのに弟を見ても「シンさん」を微塵も思い出さない姉。
いざとなったら、突然心に協力的に動き出す妻(元)。しっかりしていそうなユキだけが頼りだったのに、彼女も結構な無鉄砲……。
とりあえず、早く過去にまた帰りたいな。もちろん、「計画的に」!
ミキオの母・木村さんが青酸カリとか持っていて、まるで犯人のようだけれど、まだ4話だし、これはきっと思わせぶり……もしかしたら、姉、復讐されちゃう??(それを庇ってミキオが死んじゃう展開はやめてぇ)
『心の傷を癒(いや)すということ』第4話
朝ドラ大阪勢が沢山出てた、全4話の医療ドラマが終りました。
安先生=白ヘビさん、灯ちゃんとギリ会えて、幸せな最期だったかも。
『終子』の『終』が『リセット』の意味だったのも、ほっとさせられました。
私の父も『癌』で亡くなりましたので。
『癌』撲滅方法を見つけた方には。
ノーベル賞を10個くらいあげたい気持ちも有るけれど。
更に治せない病気が新たに出てくる筈。
イタチごっこです。
人は何時か必ず死にします。
このまま『癌』は治せないままでいいかな?とも、思うのです。
能力ある天才も、時代や努力や運や…諸々の縁によって、成功を手に入れられる事も、有る。手に入れられない人が、ほとんど。不完全で、不自由な自由…。そうか…自由は、不自由だ…か…。沁みる……
『病室で念仏を唱えないでください』第4話 #病室で念仏を唱えないでください #ねんとな
自覚のない研修医に説教、ワーカホリックな先輩への警告など、医療ドラマとしてのエピソードは定番なれど描き方は極めて真摯。
家族の命と介護人生を天秤にかけてしまう主婦のリアリティ。毎回の患者案件も綺麗ごとで済まさない姿勢がいい。こんなに医療ドラマが乱立しているクールじゃなければもっと注目されただろうと思うともったいないな。
子どもの虐待の件、どうなるんだろう。あれはもう……松本せんせーー!!殴っちゃダメーーーと思いつつ、よくやった。って思ってしまった。思うよね。
医療と患者の実生活の狭間で起こる悲劇と、医者はどこまで踏み込んでいけるかというテーマをジックリ見ていきたい。
八郎を思って…泣いた……。我が夫が横で、この朝ドラ、視聴率悪いんだってね〜。つまらないもんね〜って、通勤途中で、車のテレビを見て…見たつもりの人に、何が分かる!って、静かな怒りがふつふつ…。有給休暇の夫のいる、朝…。敢えて私は無言で視聴…涙が頬を伝っていたのを、我が夫は、気付いていたのかどうか、不明…。前に、スカーレットの良さを力説したので、もう、諦めているのだ。夫婦でも、好みは分かれる…。
失踪した夫。故郷とは別世界に思える東京で懸命に探す妻の不安。
この作品が最もハラハラしたのは、ここだったでしょうか。
「蒸発した出稼ぎ労働者」じゃなくて
「自分の名前も忘れてしまった大女優のヒモ」になり下がっていたとは
お母ちゃんの涙が報われなくて、こっちが泣けてきます。
家族のために頑張りながらも孤独感と疲労が散り積もっていった出稼ぎ労働者を
沢村一樹のスケジュール都合で描けないというのなら
失踪騒ぎは主人公の上京の切欠以上の意味を持たせず前半で解決してもよかった。
直前の再放送が「ゲゲゲ」だっただけに、この時代特有の人の心の闇の描き方の弱さ
(大人キャラの戦時体験には若干、触れたがそれも弱目)は岡田作品の弱点に映る。
お父ちゃんもひったくり犯にまで敬語を使う事は無いだろう(泣。
何も三男に発砲騒ぎを起こしてくれとはいいませんが(笑
(興味のある方は『永山則夫』で検索してみてください)
出稼ぎのオッサンの中には東京の風俗店で遊べるのを楽しみにしていた
不届きなオヤジもいたそうなので、その辺りを描いても良かったかも。