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『生きるとか死ぬとか父親とか』第1話
そうか……そういう父だったのか。なんというキャスティング。お洒落で快活で柔らかくて……でも過去がある雰囲気。國村さんにピッタリ。
家族の歴史は幸せな時間も辛い時間も、当事者じゃなければなかなか理解できないなぁ。たぶん、DJで相談に乗りながらも、主人公もそう思っているのだろう。
コラムニスト&DJで身を立てる快活な娘と70を過ぎた父親。仲良さそうだし、会話も穏やか。なぜ同居が上手く行かないのか。
その理由はラストに語られる。
女か……お母さんは苦しんで亡くなったのかな。娘だから余計に許せない。解る気がする。
仏壇に供えられた毒々しい赤い花の持ち主が、次回分かるのだろう。雰囲気はNHK土曜ドラマの趣。映画1本観る満足感を得られそう。
90年代の代表作。…らしいのですが予備知識が殆ど無い初見。 どうも脚本が「主人公ありき」以上では無いかな?
あぐりが墨汁鉄砲を男の子にぶっ放した。 あぐりが蛙を風呂場に持ち込んだ。 あぐりが一晩中、木の上で鴉の巣を見てていた。 あぐりが同級生に馬鹿にされて受験勉強に一念発起した…。 と主役のキャラを色々とアピールしていますが脇キャラ(=ツッコミ)が弱く 独り相撲感。「カーネ」「澪つくし」は別格でも「おちょやん」より弱い。
男児を望んでいた父は弟に目をかけ、母は優等生タイプの姉妹にかまけ お転婆で色黒のあぐりが家族の中で浮いていたという前フリ描写があれば、 主人公の行動が両親に自分を見て欲しい愛情表現の裏返し、勉強を見てもらえ 父の愛情を初めて実感できた直後にスペイン風邪で亡くなってしまう展開なら もっと感情移入出来るのに、単に見え見えの死亡フラグといった感じ。
父ですら、この程度の扱いですから、あぐりに絡んだ脇役の男連中は母親や教師に 言いつけるだけのヘッポコ揃い。望月氏は里見浩太朗だけに存在感があるが 放蕩息子のエイスケに地に足をつけさせるための嫁とりは解るものの、 相手があぐりでなければいけなかった理由がサッパリ見えてこない…。
2週間の内容では、あぐりは単に放任状態で躾も疎かに育ったお嬢様で その場の思いつきで行動しているだけの主人公という感じですが…。 さて、これから化ける事はあるのかな?
疑似恋愛が本物の恋に…というのは何だか先が見えてる。 「駄目男ホイホイ」のキョト子とか、 役作りのためなら太るも痩せるもどんとこいの亮平サンとか (そもそもアシスタントが1人もいないのが良く解らん。岸辺露伴か) 良く言えば安定感、悪く言えば新鮮味が乏しいでしょうか。 片岡さん中心の編集部サイトが割と楽しみ。「重版出来」を思い出すな。
好意的に応援したい気満々で、毎朝視聴してきて、本当、報われたなあ……しみじみ……。戦後、ドン底からの復活を描いた今週…号泣の金曜日のおちょやんでした。それにしても、一福の使い方!凄い!色々と視聴者を驚かせる事に重きを置き過ぎ…って思う時もあるけど、伏線の回収って言うのかな…少なくとも私は、まんまと脚本家の掌の上で、泣き笑い…感動すらしました。
『レンアイ漫画家』第1話
吉岡里帆のコメディエンヌ演技炸裂、疾走する初回。ストーリー的にはまだどうなるかよく分からない。
ちょっとやつれた亮平さん、すでにご遺体の白石くん、イイ人っぽい竜星くん、と眼福ドラマであることは確か。
しかし、恋愛が始まったところで100万は出してほしい。「別れろ」はないよねーー。と思いつつも、レンくんに素直に一緒に暮らそうと言えない所とか、過去の話とか、主人公のこじれた孤独が透けて見える。
湿っぽくならない方向でよろしくお願いします。
中村倫也力ありがとうなドラマだった。ストーリーは2話構成。どちらも日々の仕事にストレスを抱える人たちが青山珈琲に癒される物語。
とにかく、とにかく、青山さん@中村倫也無双。
「死を前にした」とか「ひとつ所に居ちゃいけない」とか、殺し屋から逃げている設定でもあるのかしら。癒されたいのであまり深刻にしないでほしいな……とか思いつつ、まぁ、笑顔でコーヒー淹れてくれているなら来週も安心してただ見ます。
『イチケイのカラス』第1話
破天荒なスタイル、通販じゃなくて返礼品ヲタク、学歴はなく努力で出世、独特のスタイルで人心を掴むなど『HERO』?と思う部分は多かれど、とにかくスッキリ快感な結末の初回。法廷ものは明るく作るならこうであってほしい。
何よりも、イチケイのメンバー、そのメンバーを作り上げるキャストが良いよね。堅くて真っすぐ保守的な心を崩されて行く坂間に黒木華さんがピッタリ。
飄々と我が道を行く入間に竹さま。言うまでもなくハマり。カワイイ枠のマッケンも最高だし、みんなをまとめる部長にコヒさんの安定感。
事件は偽証していた母親のこともモヤっとするし、議員はもちろん許せないけれど、検事側もきちんと正義を行って、正しい方向で決着ついたのは良かった。
これから過去の話も含めてたくさん嫌なことも起きそうだけれど、チームで明るく解決してほしいな。掴みOKな初回で満足度高い。
お味噌が足りないなら醤油を作りましょう、かをるお信さん。 朝方の朝ドラ再放送で男に騙された松原さんが夜も騙される(金&日共に)。
蛮社の獄が描かれたり、あくまでホームドラマだった1期に対して 2期はハード寄りな連続ドラマにテイストを少し変えてくるのでしょうか? ただ、鳥居耀蔵の存在感がイマイチ足りないと思う。 鳥居様と言えば、アレよ。あの方よ。
https://i.imgur.com/SKMrfeI.jpg
「殺せば調書は好きに書ける!」
こんな台詞をサラッと言っちゃう妖怪奉行。テメェの血は何色だぁ!?
他人と同じ枠に入れない者、いわゆるマイノリティに対する風当たりをはねのけ、「自分らしく」自立して強く生きる道へ進む少女の物語。
……その一番の障害である母親の成長も描く、のかと思っていたのだけれど、結局、何やかんや面倒見過ぎで口を出し過ぎた母はただ孤独を避けて夫と田舎へ行く道を選んだだけだった。
個人的には、いくらヒロインにとってイイじいちゃんだろうがかつては家庭を壊したことは間違いないのだし、母はじいちゃんを許す必要はないと思う。夫も自分が家の主導権を握らず妻に任せて来たのに、突然会社は畳むは田舎で暮らすは勝手だよね。と思う。
ここは、母も自立して、一人家に残る結末でも良かったのでは。親子の話としては、母だけが障害物として収まって終わらせたようでモヤモヤが残る。
モコミは自分に適性のある世界を見つけられて本当に良かった。家族の物語としてはシックリ来なかったけれど、この子の今後は応援したい。
コメディエンヌとしての評価が高く、最近チャキチャキした役が多かった小芝風花ちゃんの繊細演技を楽しめた。阿須賀くんの黒演技もハマり、この家族をこのキャストで見られたという点では最高だった。
まーーリカ誕生話として3話連続SP、面白かったじゃないか!連ドラのネタで無理に作られた別のドラマのSPと違って、ちゃんとこのドラマらしさを残したギャグ寄りホラー。上手いなと思った。
タクシー追っかけ3人母子は笑えたし、きっと殺られると思った人々はあまねくやられたし、この世界観に山口まゆちゃんのような優し気な人がピッタリはまったクライマックスは鳥肌。
白いドレスが赤く染まった様子、『箪笥』を思い起こす美しさだった。満足。
劇場版も楽しみ。
「また、繋がりましたね…」
いや、全く(笑)。TBSでセクハラやって10日も経ってないんですけど!? 魂の入れ替わりと、タイムレシーバーって、どっちがファンタジー? そうそう、こういう話だった。 秘密道具を使って尚、勝てない権力という巨悪。 でも北村(違)刑事も不死身なのか?今週末より劇場スクリーンにカムバック。
英一郎、十二代目襲名。入兆300周年。吉武家との和解と大団円。 ただし惣吉とのラブストーリーは最後まで宙ぶらりん~♪
やはり入り婿拒否が分岐点。当時、実質主役の律子が発端で後に伴侶となる小浜が 自分を変える戦いに身を投じる一方、惣吉はかをるをタナボタでゲット。 陸者にならなかったがため遭難し、これが後半の展開をややこしくした訳で…。 律子と水橋のイチャラブを見ているしかなかった小浜が律子がついて来れない程 先に進んだのに対し、惣吉は梅木を心に宿すかをるを追い続けるのは何だかな…。 (最終回は回想1カットのみ登場な柴田恭兵がOPクレジットで先に来ている)
アウェー戦回避のツケは「カーネーション」でも描かれたけど、糸子だってミシン を使いたい一心の時は男尊女卑社会に立ち向かいパッチ屋に自分の場所を作った。 ホームのはずの岸和田がアウェー化する晩年、その経験と父の教訓が融合して 孫を立ち直らせるためにも職人の拘りを捨て立ち上がるという流れがあった。 惣吉も三角関係の中で誠実さを学び、『網元の若旦那』の肩書が通用しない世界で 自分を鍛え直してはきたけど最後まで漁師を捨てる選択肢は無い…。 これで「全てを捨てて俺の所に来てくれ!」はムシが良すぎる。 何だかんだ言っても愛すべき主人公だった糸子に比べ、 憧れの君からフラレマンに転落していく惣吉は何だかな~(笑。
それだけ『梅木の妻』『二児の母』『十二代目の姉』、そして『父が愛した醤油』 と様々なモノを背負っていく、かをるの成長が前半の律子を凌ぐほど 目覚ましかったとも言えたでしょうか。 何にせよ観てきた朝ドラの中でも五指に入る傑作。楽しい半年間を有難う。
梅木の成仏をひたすら願うわ。
かをるは男よりも仕事を選んだ。この結末にクレームが来るのが昭和かな。良いラストだと思うけど。
ラストは、もしも惣吉付きで閉めるなら、惣吉は入兆で醤油造る覚悟で来ないと駄目だと思うのだった。そこまでしても一緒に生きていきたいかをるならばくれてやってもいいぞと久兵衛もきっと言うはず。
当時は紅白で澪つくしのその後話企画があったという。全然覚えてない……。
ともかく、何だかんだツッコんだり笑わさせられたり泣かされたり……人間って面白っ!と思える脚本、ジェームス三木の技が光る。
ひたすら透明感に溢れる若き沢口靖子さんも可愛らしかった。そして桜田淳子さんの女優としての素晴らしさを再確認。
来週のタクシー追っかけシーンが楽しみ過ぎてどうしよう(爆)まさか母娘3人で追いかけて来るんじゃないだろうな。
雨宮家の女に「一緒に」「(前を向いて)生きていきましょう」とか言っちゃう宗像先生、うかつすぎ。
勘違い先走り性格から、どんどん消されて行く「しねばいい」人たちとか、やっぱり「リカ」はレミの血筋よね。それがリカでもユカでも。
ユカがって考えると、山口まゆさんの演技が楽しみだね。
『俺の家の話』第10話
認知症の話を見るたびに、でも人間は必ずしも覚えていることが幸せとは限らない、と思うことがよくある。身内の死などは忘れてしまっていた方が幸せかも知れないよ。むしろ……忘れろ忘れろ祭りな最終回。
必ずしも年寄りが先に死ぬとは限らないのはクドカン世界。死は年の順番ではないから、老いも若きもみんなその時その時を大事にしなくてはならない。それはコロナ禍に入って心から感じた事。
「俺の家の話」は寿一目線の寿一の物語だった。その視線はいつからこんな風になっいたのだろう。ほんと、見直さなきゃ。伏線!!
ちゃんと泣かなきゃ前へ進めない。でも、居なくなったことは忘れても良いんじゃない?だって、私たちはずっと、これからもテレビの片隅に洗面器を抱えた長瀬を見つけるよ。
居なくなったなんて嘘。そう言い張るのもきっと自由で幸せ。だって、そこに居るもの。ずっと居るもの。そういうラストに仕上げてくれた。クドカン、本当にありがとう。
これで終わりとは私は信じない。これがドラマ見の話だ。
『生きるとか死ぬとか父親とか』第1話
そうか……そういう父だったのか。なんというキャスティング。お洒落で快活で柔らかくて……でも過去がある雰囲気。國村さんにピッタリ。
家族の歴史は幸せな時間も辛い時間も、当事者じゃなければなかなか理解できないなぁ。たぶん、DJで相談に乗りながらも、主人公もそう思っているのだろう。
コラムニスト&DJで身を立てる快活な娘と70を過ぎた父親。仲良さそうだし、会話も穏やか。なぜ同居が上手く行かないのか。
その理由はラストに語られる。
女か……お母さんは苦しんで亡くなったのかな。娘だから余計に許せない。解る気がする。
仏壇に供えられた毒々しい赤い花の持ち主が、次回分かるのだろう。雰囲気はNHK土曜ドラマの趣。映画1本観る満足感を得られそう。
90年代の代表作。…らしいのですが予備知識が殆ど無い初見。
どうも脚本が「主人公ありき」以上では無いかな?
あぐりが墨汁鉄砲を男の子にぶっ放した。
あぐりが蛙を風呂場に持ち込んだ。
あぐりが一晩中、木の上で鴉の巣を見てていた。
あぐりが同級生に馬鹿にされて受験勉強に一念発起した…。
と主役のキャラを色々とアピールしていますが脇キャラ(=ツッコミ)が弱く
独り相撲感。「カーネ」「澪つくし」は別格でも「おちょやん」より弱い。
男児を望んでいた父は弟に目をかけ、母は優等生タイプの姉妹にかまけ
お転婆で色黒のあぐりが家族の中で浮いていたという前フリ描写があれば、
主人公の行動が両親に自分を見て欲しい愛情表現の裏返し、勉強を見てもらえ
父の愛情を初めて実感できた直後にスペイン風邪で亡くなってしまう展開なら
もっと感情移入出来るのに、単に見え見えの死亡フラグといった感じ。
父ですら、この程度の扱いですから、あぐりに絡んだ脇役の男連中は母親や教師に
言いつけるだけのヘッポコ揃い。望月氏は里見浩太朗だけに存在感があるが
放蕩息子のエイスケに地に足をつけさせるための嫁とりは解るものの、
相手があぐりでなければいけなかった理由がサッパリ見えてこない…。
2週間の内容では、あぐりは単に放任状態で躾も疎かに育ったお嬢様で
その場の思いつきで行動しているだけの主人公という感じですが…。
さて、これから化ける事はあるのかな?
疑似恋愛が本物の恋に…というのは何だか先が見えてる。
「駄目男ホイホイ」のキョト子とか、
役作りのためなら太るも痩せるもどんとこいの亮平サンとか
(そもそもアシスタントが1人もいないのが良く解らん。岸辺露伴か)
良く言えば安定感、悪く言えば新鮮味が乏しいでしょうか。
片岡さん中心の編集部サイトが割と楽しみ。「重版出来」を思い出すな。
好意的に応援したい気満々で、毎朝視聴してきて、本当、報われたなあ……しみじみ……。戦後、ドン底からの復活を描いた今週…号泣の金曜日のおちょやんでした。それにしても、一福の使い方!凄い!色々と視聴者を驚かせる事に重きを置き過ぎ…って思う時もあるけど、伏線の回収って言うのかな…少なくとも私は、まんまと脚本家の掌の上で、泣き笑い…感動すらしました。
『レンアイ漫画家』第1話
吉岡里帆のコメディエンヌ演技炸裂、疾走する初回。ストーリー的にはまだどうなるかよく分からない。
ちょっとやつれた亮平さん、すでにご遺体の白石くん、イイ人っぽい竜星くん、と眼福ドラマであることは確か。
しかし、恋愛が始まったところで100万は出してほしい。「別れろ」はないよねーー。と思いつつも、レンくんに素直に一緒に暮らそうと言えない所とか、過去の話とか、主人公のこじれた孤独が透けて見える。
湿っぽくならない方向でよろしくお願いします。
中村倫也力ありがとうなドラマだった。ストーリーは2話構成。どちらも日々の仕事にストレスを抱える人たちが青山珈琲に癒される物語。
とにかく、とにかく、青山さん@中村倫也無双。
「死を前にした」とか「ひとつ所に居ちゃいけない」とか、殺し屋から逃げている設定でもあるのかしら。癒されたいのであまり深刻にしないでほしいな……とか思いつつ、まぁ、笑顔でコーヒー淹れてくれているなら来週も安心してただ見ます。
『イチケイのカラス』第1話
破天荒なスタイル、通販じゃなくて返礼品ヲタク、学歴はなく努力で出世、独特のスタイルで人心を掴むなど『HERO』?と思う部分は多かれど、とにかくスッキリ快感な結末の初回。法廷ものは明るく作るならこうであってほしい。
何よりも、イチケイのメンバー、そのメンバーを作り上げるキャストが良いよね。堅くて真っすぐ保守的な心を崩されて行く坂間に黒木華さんがピッタリ。
飄々と我が道を行く入間に竹さま。言うまでもなくハマり。カワイイ枠のマッケンも最高だし、みんなをまとめる部長にコヒさんの安定感。
事件は偽証していた母親のこともモヤっとするし、議員はもちろん許せないけれど、検事側もきちんと正義を行って、正しい方向で決着ついたのは良かった。
これから過去の話も含めてたくさん嫌なことも起きそうだけれど、チームで明るく解決してほしいな。掴みOKな初回で満足度高い。
お味噌が足りないなら醤油を作りましょう、
かをるお信さん。朝方の朝ドラ再放送で男に騙された松原さんが夜も騙される(金&日共に)。
蛮社の獄が描かれたり、あくまでホームドラマだった1期に対して
2期はハード寄りな連続ドラマにテイストを少し変えてくるのでしょうか?
ただ、鳥居耀蔵の存在感がイマイチ足りないと思う。
鳥居様と言えば、アレよ。あの方よ。
https://i.imgur.com/SKMrfeI.jpg
「殺せば調書は好きに書ける!」
こんな台詞をサラッと言っちゃう妖怪奉行。テメェの血は何色だぁ!?
他人と同じ枠に入れない者、いわゆるマイノリティに対する風当たりをはねのけ、「自分らしく」自立して強く生きる道へ進む少女の物語。
……その一番の障害である母親の成長も描く、のかと思っていたのだけれど、結局、何やかんや面倒見過ぎで口を出し過ぎた母はただ孤独を避けて夫と田舎へ行く道を選んだだけだった。
個人的には、いくらヒロインにとってイイじいちゃんだろうがかつては家庭を壊したことは間違いないのだし、母はじいちゃんを許す必要はないと思う。夫も自分が家の主導権を握らず妻に任せて来たのに、突然会社は畳むは田舎で暮らすは勝手だよね。と思う。
ここは、母も自立して、一人家に残る結末でも良かったのでは。親子の話としては、母だけが障害物として収まって終わらせたようでモヤモヤが残る。
モコミは自分に適性のある世界を見つけられて本当に良かった。家族の物語としてはシックリ来なかったけれど、この子の今後は応援したい。
コメディエンヌとしての評価が高く、最近チャキチャキした役が多かった小芝風花ちゃんの繊細演技を楽しめた。阿須賀くんの黒演技もハマり、この家族をこのキャストで見られたという点では最高だった。
まーーリカ誕生話として3話連続SP、面白かったじゃないか!連ドラのネタで無理に作られた別のドラマのSPと違って、ちゃんとこのドラマらしさを残したギャグ寄りホラー。上手いなと思った。
タクシー追っかけ3人母子は笑えたし、きっと殺られると思った人々はあまねくやられたし、この世界観に山口まゆちゃんのような優し気な人がピッタリはまったクライマックスは鳥肌。
白いドレスが赤く染まった様子、『箪笥』を思い起こす美しさだった。満足。
劇場版も楽しみ。
「また、繋がりましたね…」
いや、全く(笑)。TBSでセクハラやって10日も経ってないんですけど!?
魂の入れ替わりと、タイムレシーバーって、どっちがファンタジー?
そうそう、こういう話だった。
秘密道具を使って尚、勝てない権力という巨悪。
でも北村(違)刑事も不死身なのか?今週末より劇場スクリーンにカムバック。
英一郎、十二代目襲名。入兆300周年。吉武家との和解と大団円。
ただし惣吉とのラブストーリーは最後まで宙ぶらりん~♪
やはり入り婿拒否が分岐点。当時、実質主役の律子が発端で後に伴侶となる小浜が
自分を変える戦いに身を投じる一方、惣吉はかをるをタナボタでゲット。
陸者にならなかったがため遭難し、これが後半の展開をややこしくした訳で…。
律子と水橋のイチャラブを見ているしかなかった小浜が律子がついて来れない程
先に進んだのに対し、惣吉は梅木を心に宿すかをるを追い続けるのは何だかな…。
(最終回は回想1カットのみ登場な柴田恭兵がOPクレジットで先に来ている)
アウェー戦回避のツケは「カーネーション」でも描かれたけど、糸子だってミシン
を使いたい一心の時は男尊女卑社会に立ち向かいパッチ屋に自分の場所を作った。
ホームのはずの岸和田がアウェー化する晩年、その経験と父の教訓が融合して
孫を立ち直らせるためにも職人の拘りを捨て立ち上がるという流れがあった。
惣吉も三角関係の中で誠実さを学び、『網元の若旦那』の肩書が通用しない世界で
自分を鍛え直してはきたけど最後まで漁師を捨てる選択肢は無い…。
これで「全てを捨てて俺の所に来てくれ!」はムシが良すぎる。
何だかんだ言っても愛すべき主人公だった糸子に比べ、
憧れの君からフラレマンに転落していく惣吉は何だかな~(笑。
それだけ『梅木の妻』『二児の母』『十二代目の姉』、そして『父が愛した醤油』
と様々なモノを背負っていく、かをるの成長が前半の律子を凌ぐほど
目覚ましかったとも言えたでしょうか。
何にせよ観てきた朝ドラの中でも五指に入る傑作。楽しい半年間を有難う。
梅木の成仏をひたすら願うわ。
かをるは男よりも仕事を選んだ。この結末にクレームが来るのが昭和かな。良いラストだと思うけど。
ラストは、もしも惣吉付きで閉めるなら、惣吉は入兆で醤油造る覚悟で来ないと駄目だと思うのだった。そこまでしても一緒に生きていきたいかをるならばくれてやってもいいぞと久兵衛もきっと言うはず。
当時は紅白で澪つくしのその後話企画があったという。全然覚えてない……。
ともかく、何だかんだツッコんだり笑わさせられたり泣かされたり……人間って面白っ!と思える脚本、ジェームス三木の技が光る。
ひたすら透明感に溢れる若き沢口靖子さんも可愛らしかった。そして桜田淳子さんの女優としての素晴らしさを再確認。
来週のタクシー追っかけシーンが楽しみ過ぎてどうしよう(爆)まさか母娘3人で追いかけて来るんじゃないだろうな。
雨宮家の女に「一緒に」「(前を向いて)生きていきましょう」とか言っちゃう宗像先生、うかつすぎ。
勘違い先走り性格から、どんどん消されて行く「しねばいい」人たちとか、やっぱり「リカ」はレミの血筋よね。それがリカでもユカでも。
ユカがって考えると、山口まゆさんの演技が楽しみだね。
『俺の家の話』第10話
認知症の話を見るたびに、でも人間は必ずしも覚えていることが幸せとは限らない、と思うことがよくある。身内の死などは忘れてしまっていた方が幸せかも知れないよ。むしろ……忘れろ忘れろ祭りな最終回。
必ずしも年寄りが先に死ぬとは限らないのはクドカン世界。死は年の順番ではないから、老いも若きもみんなその時その時を大事にしなくてはならない。それはコロナ禍に入って心から感じた事。
「俺の家の話」は寿一目線の寿一の物語だった。その視線はいつからこんな風になっいたのだろう。ほんと、見直さなきゃ。伏線!!
ちゃんと泣かなきゃ前へ進めない。でも、居なくなったことは忘れても良いんじゃない?だって、私たちはずっと、これからもテレビの片隅に洗面器を抱えた長瀬を見つけるよ。
居なくなったなんて嘘。そう言い張るのもきっと自由で幸せ。だって、そこに居るもの。ずっと居るもの。そういうラストに仕上げてくれた。クドカン、本当にありがとう。
これで終わりとは私は信じない。これがドラマ見の話だ。