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『監察医 朝顔2』第8話
心情的に辛い仕事から帰宅して、一人で食卓につく朝顔の姿に、覚悟していた以上の「孤独」を感じてしまった。
今日から「孤独編」という話だったけれど、つぐみちゃんはいつものように明るいし、桑原くんの傍には姉が居て、朝顔も今日も普通に仕事している。日常が続くのは同じだ。
……と思っていた矢先の、たった一人の食卓。ずっとこの家族を見て来た視聴者にとっては、この孤独こそ、とんでもない非日常。
解剖案件の方も、いつも以上に辛い。つぐみちゃんと同じくらいの年のカワイイ盛りの娘の命を奪われ、その部位が土から発見される度に確認しなければならず、ついに右手だけ返してもらえなかったという父親が、犯人を同じ目に遭わせたいと思うのはごく当然の感情で。
復讐はいけないよ、などと言えない状況だった。「復讐」を正当化しそうになる自分を否定できなかった。
子どもを社会の中で育てたい。けれど、子どもを大衆に潜む悪から引き離したい。
難しい問題を突き付けたまま終了する今年の『監察医 朝顔』。
幸せな新年を迎えてほしいな。
最終回は詰め込み過ぎて、このまま終わることが出来るのか心配になったほど(笑)
結果的には、何もかも上手くいった。上手く行って良かったと子供たちのために心から喜ぼう。
次期も楽しみにお待ちしております。
最終回、姿現さなかった西原亜希さん。 改心して欲しかった・・・ でも『はちどりの家』の問題。 さくらさん失恋したのを除けば。 ほぼほぼ無くなったので、これで良しです。
ラストスパートの戦後編。 戦時に野垂死に寸前だった秋山がジャズを演奏する一方では キヨシは闇市で荒稼ぎして八丁味噌を顧みない。そして笛子姉さん…。 パーマに洋服で「肉のお土産よ~!」、酔っ払い「私が冬吾を売りこんだのよ~」 仮にも原作者のお母様がモデルの人なんですが…(汗。
杏子が指摘しているように反動がきています。 縁談が進みかけた斉藤先生が「桜子が好き」と言えば妹の為に身を引き、 冬吾が女にだらしない事を承知で結婚すると献身的に支え、 戦時に夫と妹に何かあった事を察しても『婚約者を失った今の妹には冬吾が必要』 と考えたのか、悲しみをたたえながら押し黙っていた。 何時も家族の為に自分を押し殺してきた。
やはり桜子と笛子はアンチテーゼ関係にあるのでしょうか。 長女が解放された社会の急激な変化の波に押し流されているのに対して 芸術家肌で奔放だった三女には、これまでの経験から重しが培われた。 昔の桜子なら秋山の演奏と上京の誘いに目を輝かせて即答しただろうが今は違う。 そんな桜子が生還しながら戦争の闇を抱えた達彦に寄り添っていく訳だ…。 闇落ちした人間に太陽の陽射しは強過ぎる。御月様でないとね。
「おひさま」は、やはり本作の劣化版だったか…。 井上真央は朝ドラも大河も宮崎あおいの二番煎じでコケた感じで少し気の毒。
シズさんが子役時代との橋渡しを担った感じでしょうか。 千代との疑似母娘関係を軸とした疑似家族が描かれる。 反面、みつえが子役時代と比べても「カーネ」の奈津に存在感が及ばず、 杉咲花もオノマチには負けるけどね、 「マッサン」序盤の優子さん程に主役に絡む訳ではなくなっていますが 週5回の皺寄せなのでしょうか。そもそも一平以外のキャラがどこまで残るのか?
次週には一平も登場するようですが、それに先んじて奴が来た!!! 疑似家族が他人故にシズさんの薫陶で各自の自己責任を前提にした 相互協力関係なのに対して依存心、満々なパラサイト実父!! 「花アン」おとうを超える逸材か!?キング・オブ・クズの称号は一体、誰の手に…。
『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』第9話
ビミョーな三角関係、嫉妬、焦り、結婚問題、ライバル…定番の恋愛ドラマの体ではあるのに、こんなにも応援してしまうしハラハラしてしまう。名作にはリアリティがあるから自分の事のように振り返ってしまうから。
双子座流星群を2人で見上げる時も、その時、その年齢の、その今を生きられるのはこの時だけ、ということをコロナ禍を通った私たちはよく理解できている。
リモートを飛び出したはずの2人は今でもリモートに踊らされる。その電源は切っておこう。
最終回は寂しいな。今の時代を生きるカップルに届くラストになるといいな。
『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』第8話
青ちゃんとイチャコラの第8話。恋の始まりはこういうものだって、何をしても一緒が楽しいってこういう時だって、誰もが思い出す。恋っていいなぁ、良いものだなぁ、とただホンワカ見ていた所に
クライマックスの展開にいつの間にか泣いている。ただただ「この人と一緒に居たい」ことを伯母さんに訴えるシーン。
いつもどこでも考える。ただ会いたくて。誰だったら幸せになれるかは誰かが決めることではなく「お似合いかどうかは僕が決める。」
いつのまにかウルっとしていた。
ゴモちゃんの気持ちも分かるし。恋は幸せで切ないもの。情感あふれる豊かな1時間。
仕事のラスボス神子社長。無情ではないが甘くも無く切れ者な一面もあり、 例のバツイチシーンは浅羽より大人である事を示す意味があったか…(笑。 勝ち負けよりも認め合う事。仕事はそれで纏まりそうだが恋愛はそうはいかない。
里保が浅羽から身を引いた事が樹木&新谷にまで波及と、ここは予想通り。 恋愛の形は様々なのだから何でもアケスケに話せる関係も 互いを尊敬し合える関係もアリであり浅羽が最初から 「彼女(樹木)の事は好きだが妹みたいなもので、あくまで『LIKE』だ」と 断言してしまえば、それまでのハズ。その辺りを曖昧にしたまま、 新谷と交際している樹木にちょっかいをかけてきたのが問題。
里保も新谷も、中盤には樹木も失恋の感情を噛みしめていて 恋愛の切なさが伝わってくるだけに浅羽がスゲー、卑怯な人間に見えてくる。 仕事がデキる人間の欠点と言えば、それまでなのですが、 「テメーも甘く無い感情をとっくり味わえ!!」と言いたくなる。
『姉ちゃんの恋人』第8話
元カノ、ほんと無理に車停めてまで出てこないで…と思ったけれど、これを乗り越えなきゃ真人が生きていけないと言うから仕方ない。「俺の大事な人」と桃子を紹介するの、すごくイイ。
「キミが幸せにならないと俺がやった事が無駄になってしまうから幸せになって欲しい」という真人、「メリークリスマス」と言ってあげる桃子、なんかもう、すごく優しい。
この彼女だって、たぶん思い出すたびに不幸が襲う辛い人生だっただろう。その上、嘘をついて彼を犯罪者にし、恋も婚約も壊れた。
けれど、偽証だよ。被害者だから偽証の罪を犯していいということにはならないよ。……と、「自分で死んだ」お父さんの話を聞くとますます怒りがこみあげてしまう。
そしてドラマ内で二度目の襲撃に遭う真人。
桃子が襲われずに済んだから同じことにはならなかったけれど、襲われていたら……。
ドラマの世界は優しい世界だけれど、犯罪シーンだけがリアルで辛い。これを糾弾せずに本当に幸せはやってくるのかな。
犯罪は犯罪で、きちんと裁かれる方向に持って行きたい…そういう話じゃないけれど。不幸は現実に起きているのだから。
これの、どこか『純情』なんだ?『きらり』!?と本作が最も物議を醸した 恋多き女・桜子と義兄・冬吾がプチ不倫関係となる第22週。
芸術家の相手は一般人か同じ分野のどちらかだと思うのです。 笛子は「絵の事は解らんけど、絵を描いている冬吾が好き」と言っているし、 桜子の初恋は斉藤先生、婚約者となったのは達彦君でした。 芸術家と一口に言っても画家は視覚、音楽家は聴覚主体と似て非なるもので 守りたかったモノをことごとく失っていた桜子は心の隙間を埋めたかった。 (この辺り「カーネーション」と同じだよね)達彦が奇跡的生還を遂げると 結局は元鞘に収まるので、冬吾役の西島秀俊にしてみれば後に出演した、 つまり朝ドラ不倫男達の大河ドラマ「八重の桜」における 『最初の亭主は兄貴の替り』の逆パターンという事になります。そもそも 主人公死亡エンドに向けての伏線だったのではなかろうかと…。
元々は太宰治の娘さんが若くして亡くなった叔母をモデルに執筆した原作小説が 基盤であり、昨年に公開された邦画『人間失格 太宰治と3人の女たち』では 主人公が結核を患い、奥さんが妹の葬儀に出席するシーンが描かれています。
http://ningenshikkaku-movie.com/
冬吾は以前に兵役検査で肺に結核病巣を指摘されている事を 今回は結核を患った先人画家の事も語っていてさもありなんといった感じ(汗。 しかし同邦画の太宰は吐血して押しの強い愛人の手で無理心中を完遂されるのに 対して冬吾は保菌者であっても自身は発病する事も無く最後まで、 のうのうと生き残るのが(ある意味、太宰テイストですが)どうにもなぁ…。 西島秀俊は「八重の桜」でも自分は脚本に守られながら周囲の女達を不幸にして いる感じがしたし、「とと姉」でサッサと退場してくれたのは本当に良かった。
https://i.imgur.com/KKPKQWw.jpg
朝ドラでも音さんに無理心中、強行してもらいたくなります!!
『監察医 朝顔2』第7話
結構引っ張った「聖奈」の件がやっと解決……。このエピソードで確実に伝わったのは、普段から信頼される仕事をしてきた朝顔だからこそ、こういう時にもみんなから任されるということ。 それは桑原くんもしかり。普段から信頼される仕事をしてきたから、犯人のはずが無いと信じてもらえている。
丁寧な暮らしと丁寧な仕事は繋がるものだなぁ。そして、どんな時でも誰かがやらなければならない仕事。お互いにそれを理解できている夫婦が今回も尊い。
しかし、「聖奈」に一人で会いに行ったのは処罰されても仕方ない迂闊さだったよね……長野への転任はこの家族の事を考えると嫌がらせにすら思えてしまうけれど。
事件が一つ終わり、父は妻の実家へ、妻の元へ帰る。お別れの日はいつものように手作りの普通のお昼。買い物の話。 「嫌な予感」も「孤独」もこのドラマではやめてほしかった……。
年越しがつらい。
職場のエースで、家庭でも母親の朝顔が父と二人っきりの時は娘に戻る…。 これが後半シーズンまで影響しそうです。 しかし令和の時代に未だにビデオテープのお父さんは強者ですな。 私の父は映画館世代で『録画して観る』という習性が身につかず 実家には衛星チューナーはあってもHDDやDVDプレイヤーは無い…。
チーム捜査の勝利で監察官を無言の敗北に追いやったけど、 おしい刑事はやっぱり、この件が尾を引いての左遷だろうか? 妻に「真也」と呼んでもらえないまま飛ばされるのは不憫すぎる…。
『極主夫道』第10話 最終回
ああ……楽しかったなぁ……。終わっちゃった喪失感が大きすぎる。
向日葵ちゃんの件は、何とか一家がこっちに向かっていた件はどこ行ったんだよ!!(爆)というチョーー円満解決。
えへん虫のカチコミシーンは「ルパンの娘」の円城寺ミュージカル天国シーンに匹敵するカオス名シーン(笑)
羊羹を余命3か月と言う医者に眞島さんのキャスティングありがとうの壮絶勘違い。からのラストラジオ体操で締め。
コメディなのに変なコメディ演技には行かず、急に泣かせる陳腐な脚本にも寄らず、終始シュールに淡々とやっていくことが笑いを誘うという、センスのいい演出が最高だった。
また会いたいなぁ……この一家に。きっと会えると信じてる。最後まで最高に楽しかった!
あら、上条君は死体遺棄による書類送検だけだった…。 引っ掻き回した挙句に微罪オチなんですが全4回でキャラの掘り下げは丁寧。 日曜劇場が最近、視聴者を無駄に引っ掻き回す事に終始している感が強いしね。
ベテランオヤジと婦警の凸凹コンビは信頼関係が増したし、クソ親父~!! わざわざ警察に押し掛けて「アイツを絶対に放免しないでくれ!」 正にキング・オブ・クズ!こういう奴が何の罪にも問われず生き残る。 全体が暖かい締めとなったので逆に、このムカつき具合は適度なスパイス。 最近は途中でイイ奴になったり、そこそこフォローされたりするパターンが 多いので、ここまでクズを徹底してくれるのは、いっそ清々しいねぇ(笑。
『危険なビーナス』第10話 最終回
結局、「危険な警察」じゃん(爆)明人が「楓さんは恐ろしい」と言っていたのは「楓さん(の演技力)は恐ろしい」ってことかい……。
Twitterで言われて気づいたのですが、本当だったら今日は「麒麟」で本能寺が燃えていたかも知れなかったわけで、一日で二度信長を燃やすためのキャスティングだったのかしら~~シャレかっ(笑)
コヒさんがただのコヒさんじゃないことは、キャスティングの段階でみんな気づいてた……もっと分からない感じのキャストでよろしくお願いします。
楓さんは明人の妻になり切ったと言っていたけれど、義兄にあんなに気を持たせる嫁とかいないから、もっと研究してほしい(笑)
そして、あんな迂闊な伯朗くんに何だか振られたような形になってる蔭山さんが一番悲劇。
ツッコみどころだらけだったけれど、あの絵は父との思い出だから処分しなかったという母の話だけは、染み入る物があった。
日曜の夜に伯朗くんにツッコみながら見る分には楽しいドラマだった。ありがとう。
『監察医 朝顔2』第8話
心情的に辛い仕事から帰宅して、一人で食卓につく朝顔の姿に、覚悟していた以上の「孤独」を感じてしまった。
今日から「孤独編」という話だったけれど、つぐみちゃんはいつものように明るいし、桑原くんの傍には姉が居て、朝顔も今日も普通に仕事している。日常が続くのは同じだ。
……と思っていた矢先の、たった一人の食卓。ずっとこの家族を見て来た視聴者にとっては、この孤独こそ、とんでもない非日常。
解剖案件の方も、いつも以上に辛い。つぐみちゃんと同じくらいの年のカワイイ盛りの娘の命を奪われ、その部位が土から発見される度に確認しなければならず、ついに右手だけ返してもらえなかったという父親が、犯人を同じ目に遭わせたいと思うのはごく当然の感情で。
復讐はいけないよ、などと言えない状況だった。「復讐」を正当化しそうになる自分を否定できなかった。
子どもを社会の中で育てたい。けれど、子どもを大衆に潜む悪から引き離したい。
難しい問題を突き付けたまま終了する今年の『監察医 朝顔』。
幸せな新年を迎えてほしいな。
最終回は詰め込み過ぎて、このまま終わることが出来るのか心配になったほど(笑)
結果的には、何もかも上手くいった。上手く行って良かったと子供たちのために心から喜ぼう。
次期も楽しみにお待ちしております。
最終回、姿現さなかった西原亜希さん。
改心して欲しかった・・・
でも『はちどりの家』の問題。
さくらさん失恋したのを除けば。
ほぼほぼ無くなったので、これで良しです。
ラストスパートの戦後編。
戦時に野垂死に寸前だった秋山がジャズを演奏する一方では
キヨシは闇市で荒稼ぎして八丁味噌を顧みない。そして笛子姉さん…。
パーマに洋服で「肉のお土産よ~!」、酔っ払い「私が冬吾を売りこんだのよ~」
仮にも原作者のお母様がモデルの人なんですが…(汗。
杏子が指摘しているように反動がきています。
縁談が進みかけた斉藤先生が「桜子が好き」と言えば妹の為に身を引き、
冬吾が女にだらしない事を承知で結婚すると献身的に支え、
戦時に夫と妹に何かあった事を察しても『婚約者を失った今の妹には冬吾が必要』
と考えたのか、悲しみをたたえながら押し黙っていた。
何時も家族の為に自分を押し殺してきた。
やはり桜子と笛子はアンチテーゼ関係にあるのでしょうか。
長女が解放された社会の急激な変化の波に押し流されているのに対して
芸術家肌で奔放だった三女には、これまでの経験から重しが培われた。
昔の桜子なら秋山の演奏と上京の誘いに目を輝かせて即答しただろうが今は違う。
そんな桜子が生還しながら戦争の闇を抱えた達彦に寄り添っていく訳だ…。
闇落ちした人間に太陽の陽射しは強過ぎる。御月様でないとね。
「おひさま」は、やはり本作の劣化版だったか…。
井上真央は朝ドラも大河も宮崎あおいの二番煎じでコケた感じで少し気の毒。
シズさんが子役時代との橋渡しを担った感じでしょうか。
千代との疑似母娘関係を軸とした疑似家族が描かれる。
反面、みつえが子役時代と比べても「カーネ」の奈津に存在感が及ばず、
杉咲花もオノマチには負けるけどね、「マッサン」序盤の優子さん程に主役に絡む訳ではなくなっていますが
週5回の皺寄せなのでしょうか。そもそも一平以外のキャラがどこまで残るのか?
次週には一平も登場するようですが、それに先んじて奴が来た!!!
疑似家族が他人故にシズさんの薫陶で各自の自己責任を前提にした
相互協力関係なのに対して依存心、満々なパラサイト実父!!
「花アン」おとうを超える逸材か!?キング・オブ・クズの称号は一体、誰の手に…。
『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』第9話
ビミョーな三角関係、嫉妬、焦り、結婚問題、ライバル…定番の恋愛ドラマの体ではあるのに、こんなにも応援してしまうしハラハラしてしまう。名作にはリアリティがあるから自分の事のように振り返ってしまうから。
双子座流星群を2人で見上げる時も、その時、その年齢の、その今を生きられるのはこの時だけ、ということをコロナ禍を通った私たちはよく理解できている。
リモートを飛び出したはずの2人は今でもリモートに踊らされる。その電源は切っておこう。
最終回は寂しいな。今の時代を生きるカップルに届くラストになるといいな。
『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』第8話
青ちゃんとイチャコラの第8話。恋の始まりはこういうものだって、何をしても一緒が楽しいってこういう時だって、誰もが思い出す。恋っていいなぁ、良いものだなぁ、とただホンワカ見ていた所に
クライマックスの展開にいつの間にか泣いている。ただただ「この人と一緒に居たい」ことを伯母さんに訴えるシーン。
いつもどこでも考える。ただ会いたくて。誰だったら幸せになれるかは誰かが決めることではなく「お似合いかどうかは僕が決める。」
いつのまにかウルっとしていた。
ゴモちゃんの気持ちも分かるし。恋は幸せで切ないもの。情感あふれる豊かな1時間。
仕事のラスボス神子社長。無情ではないが甘くも無く切れ者な一面もあり、
例のバツイチシーンは浅羽より大人である事を示す意味があったか…(笑。
勝ち負けよりも認め合う事。仕事はそれで纏まりそうだが恋愛はそうはいかない。
里保が浅羽から身を引いた事が樹木&新谷にまで波及と、ここは予想通り。
恋愛の形は様々なのだから何でもアケスケに話せる関係も
互いを尊敬し合える関係もアリであり浅羽が最初から
「彼女(樹木)の事は好きだが妹みたいなもので、あくまで『LIKE』だ」と
断言してしまえば、それまでのハズ。その辺りを曖昧にしたまま、
新谷と交際している樹木にちょっかいをかけてきたのが問題。
里保も新谷も、中盤には樹木も失恋の感情を噛みしめていて
恋愛の切なさが伝わってくるだけに浅羽がスゲー、卑怯な人間に見えてくる。
仕事がデキる人間の欠点と言えば、それまでなのですが、
「テメーも甘く無い感情をとっくり味わえ!!」と言いたくなる。
『姉ちゃんの恋人』第8話
元カノ、ほんと無理に車停めてまで出てこないで…と思ったけれど、これを乗り越えなきゃ真人が生きていけないと言うから仕方ない。「俺の大事な人」と桃子を紹介するの、すごくイイ。
「キミが幸せにならないと俺がやった事が無駄になってしまうから幸せになって欲しい」という真人、「メリークリスマス」と言ってあげる桃子、なんかもう、すごく優しい。
この彼女だって、たぶん思い出すたびに不幸が襲う辛い人生だっただろう。その上、嘘をついて彼を犯罪者にし、恋も婚約も壊れた。
けれど、偽証だよ。被害者だから偽証の罪を犯していいということにはならないよ。……と、「自分で死んだ」お父さんの話を聞くとますます怒りがこみあげてしまう。
そしてドラマ内で二度目の襲撃に遭う真人。
桃子が襲われずに済んだから同じことにはならなかったけれど、襲われていたら……。
ドラマの世界は優しい世界だけれど、犯罪シーンだけがリアルで辛い。これを糾弾せずに本当に幸せはやってくるのかな。
犯罪は犯罪で、きちんと裁かれる方向に持って行きたい…そういう話じゃないけれど。不幸は現実に起きているのだから。
これの、どこか『純情』なんだ?『きらり』!?と本作が最も物議を醸した
恋多き女・桜子と義兄・冬吾がプチ不倫関係となる第22週。
芸術家の相手は一般人か同じ分野のどちらかだと思うのです。
笛子は「絵の事は解らんけど、絵を描いている冬吾が好き」と言っているし、
桜子の初恋は斉藤先生、婚約者となったのは達彦君でした。
芸術家と一口に言っても画家は視覚、音楽家は聴覚主体と似て非なるもので
守りたかったモノをことごとく失っていた桜子は心の隙間を埋めたかった。
(この辺り「カーネーション」と同じだよね)達彦が奇跡的生還を遂げると
結局は元鞘に収まるので、冬吾役の西島秀俊にしてみれば後に出演した、
つまり朝ドラ不倫男達の大河ドラマ「八重の桜」における『最初の亭主は兄貴の替り』の逆パターンという事になります。そもそも
主人公死亡エンドに向けての伏線だったのではなかろうかと…。
元々は太宰治の娘さんが若くして亡くなった叔母をモデルに執筆した原作小説が
基盤であり、昨年に公開された邦画『人間失格 太宰治と3人の女たち』では
主人公が結核を患い、奥さんが妹の葬儀に出席するシーンが描かれています。
http://ningenshikkaku-movie.com/
冬吾は以前に兵役検査で肺に結核病巣を指摘されている事を
今回は結核を患った先人画家の事も語っていてさもありなんといった感じ(汗。
しかし同邦画の太宰は吐血して押しの強い愛人の手で無理心中を完遂されるのに
対して冬吾は保菌者であっても自身は発病する事も無く最後まで、
のうのうと生き残るのが(ある意味、太宰テイストですが)どうにもなぁ…。
西島秀俊は「八重の桜」でも自分は脚本に守られながら周囲の女達を不幸にして
いる感じがしたし、「とと姉」でサッサと退場してくれたのは本当に良かった。
https://i.imgur.com/KKPKQWw.jpg
朝ドラでも音さんに無理心中、強行してもらいたくなります!!
『監察医 朝顔2』第7話
結構引っ張った「聖奈」の件がやっと解決……。このエピソードで確実に伝わったのは、普段から信頼される仕事をしてきた朝顔だからこそ、こういう時にもみんなから任されるということ。
それは桑原くんもしかり。普段から信頼される仕事をしてきたから、犯人のはずが無いと信じてもらえている。
丁寧な暮らしと丁寧な仕事は繋がるものだなぁ。そして、どんな時でも誰かがやらなければならない仕事。お互いにそれを理解できている夫婦が今回も尊い。
しかし、「聖奈」に一人で会いに行ったのは処罰されても仕方ない迂闊さだったよね……長野への転任はこの家族の事を考えると嫌がらせにすら思えてしまうけれど。
事件が一つ終わり、父は妻の実家へ、妻の元へ帰る。お別れの日はいつものように手作りの普通のお昼。買い物の話。
「嫌な予感」も「孤独」もこのドラマではやめてほしかった……。
年越しがつらい。
職場のエースで、家庭でも母親の朝顔が父と二人っきりの時は娘に戻る…。
これが後半シーズンまで影響しそうです。
しかし令和の時代に未だにビデオテープのお父さんは強者ですな。
私の父は映画館世代で『録画して観る』という習性が身につかず
実家には衛星チューナーはあってもHDDやDVDプレイヤーは無い…。
チーム捜査の勝利で監察官を無言の敗北に追いやったけど、
おしい刑事はやっぱり、この件が尾を引いての左遷だろうか?
妻に「真也」と呼んでもらえないまま飛ばされるのは不憫すぎる…。
『極主夫道』第10話 最終回
ああ……楽しかったなぁ……。終わっちゃった喪失感が大きすぎる。
向日葵ちゃんの件は、何とか一家がこっちに向かっていた件はどこ行ったんだよ!!(爆)というチョーー円満解決。
えへん虫のカチコミシーンは「ルパンの娘」の円城寺ミュージカル天国シーンに匹敵するカオス名シーン(笑)
羊羹を余命3か月と言う医者に眞島さんのキャスティングありがとうの壮絶勘違い。からのラストラジオ体操で締め。
コメディなのに変なコメディ演技には行かず、急に泣かせる陳腐な脚本にも寄らず、終始シュールに淡々とやっていくことが笑いを誘うという、センスのいい演出が最高だった。
また会いたいなぁ……この一家に。きっと会えると信じてる。最後まで最高に楽しかった!
あら、上条君は死体遺棄による書類送検だけだった…。
引っ掻き回した挙句に微罪オチなんですが全4回でキャラの掘り下げは丁寧。
日曜劇場が最近、視聴者を無駄に引っ掻き回す事に終始している感が強いしね。
ベテランオヤジと婦警の凸凹コンビは信頼関係が増したし、クソ親父~!!
わざわざ警察に押し掛けて「アイツを絶対に放免しないでくれ!」
正にキング・オブ・クズ!こういう奴が何の罪にも問われず生き残る。
全体が暖かい締めとなったので逆に、このムカつき具合は適度なスパイス。
最近は途中でイイ奴になったり、そこそこフォローされたりするパターンが
多いので、ここまでクズを徹底してくれるのは、いっそ清々しいねぇ(笑。
『危険なビーナス』第10話 最終回
結局、「危険な警察」じゃん(爆)明人が「楓さんは恐ろしい」と言っていたのは「楓さん(の演技力)は恐ろしい」ってことかい……。
Twitterで言われて気づいたのですが、本当だったら今日は「麒麟」で本能寺が燃えていたかも知れなかったわけで、一日で二度信長を燃やすためのキャスティングだったのかしら~~シャレかっ(笑)
コヒさんがただのコヒさんじゃないことは、キャスティングの段階でみんな気づいてた……もっと分からない感じのキャストでよろしくお願いします。
楓さんは明人の妻になり切ったと言っていたけれど、義兄にあんなに気を持たせる嫁とかいないから、もっと研究してほしい(笑)
そして、あんな迂闊な伯朗くんに何だか振られたような形になってる蔭山さんが一番悲劇。
ツッコみどころだらけだったけれど、あの絵は父との思い出だから処分しなかったという母の話だけは、染み入る物があった。
日曜の夜に伯朗くんにツッコみながら見る分には楽しいドラマだった。ありがとう。