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ユーザードラマレビュー一覧(228ページ目)

アバター 南高卒 2021/03/17

ちょっとね…水曜日の段階では、あまりにも…で、コメントのしようがない展開でした……。本当に、金曜日、見てきて良かったって、朝ドラファンを歓喜させられる脚本になっているのか?……疑問符だらけで気の重い水曜日の1日を、過ごしました。おちょやん応援団の一員を自負していた私ですが……ため息…………

巨炎 巨炎 2021/03/17

今度こそ、お嫁さん!と思った矢先に召集令状が届いた英一郎君。
やっぱり嫡男と認識されていないのでは…?

軍靴の足音が大きくなるのに並行して梅木の成長が描かれる。
惣吉の見送りに走る妻に、また荒れるかと思いきや落ち着いた態度。
ハマの一件を水に流してもらえた感謝に加え、身を引く恋敵に感じ入ったらしい。
でも惣吉の方は、かをるへの想いはあっても、自分の手も汚さずに精神的に
追い詰めておいてクズ呼ばわりしたアンタへの罪悪感など微塵も無いようだが~?
梅木の人の良さに涙がちょちょぎれそうですが、ただ立ち直るだけではなく
アキへの悪口を言う女中頭を窘め、女遊びをつけ込まれた英一郎への助け舟と
以前には無かった逞しさを備えて貫禄すら漂ってまいりました。
主役だろうが脇役だろうが真面目で誠実な人間が成長して勝利を手にする展開は
観ていて小気味良い。「カーネーション」も、そんなだった。

https://i.imgur.com/LfOPPaX.jpg

「未亡人は、もう懲り懲りです」
夫への好感度と時代への危機感が同時に膨らんでくる、かをるさん。
ただ、吉武家での姑介護同様に現在の育児が触り程度のサラッとした扱い。
「カーネ」では千代さんが持つ『母の力』、果たしてきた『母の役割』を
受け継ぐ優子がそれらを仕事の世界に応用していく様が巧みに描かれましたが、
「澪つくし」の場合は男性脚本家故の限界があるやもしれません。

巨炎 巨炎 2021/03/16

最後は仕事と恋愛が等価で並んだかな?
まあ仕事や夢に真剣な人が魅力的で、そこに恋が芽生えるというスタンス。
強いて言えば仕事描写は鬼編集長に死に物狂いで主人公達が
ついていかなければならない前半に比べて熱量が後半、低下したのが残念。
(スタッフのスキルが上がったとも解釈できるが)

後、後日談の白石嬢のファッションや髪型はちょっと無理があるなぁ。
やっぱり地味顔、地味服がカジュアルで似合っとる。

くう 2021/03/16

『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』第10話(最終回)

『アウトポスト』という本当に「救急隊連れて来てえぇ」と叫びたい戦場映画を見たばかりなので、浅村の「必ず救急隊連れてきますからぁ」を聞いて、いや、普通に早く救急車呼べよと怒りが沸いてしまったわ(犯人取り押さえ済みやて……)……

金のために教師をハメた生徒も、美人局だと知っていて金を要求した親も、やる気満々だった教師もみんなクズ。

そのせいで小川先生死んだ。小川先生は若い頃苦労した。小川先生は自力で頑張った。小川先生は小川先生はって説教に全部小川先生持って来るスクポリ何なの……。

デリケートな話題をクラスみんなの前でペラペラ語りだすのもビックリだし、そんな語ってる間に三枝くんに救急車は呼んでくれたのだろうかとそればかり気になった。(助かって良かった)

最終的には「学校に警官は合わないですね」みたいにスクポリ不要論で終了。ほぼ犯罪者だらけのようなクラスと職員室問題はどこへ……。

結局、こうして学校は校内の問題は校内で解決しましょうの方向で今後も腐っていくのだった。

虐め生徒に「逮捕ーーー」申し渡した初回の方は新鮮だったのにな……。

とりあえず、竜也を3か月見せてくれたことはありがとうございます。

くう 2021/03/15

『監察医 朝顔2』第19話

事件の顛末も衝撃的だったけれど、平さんがつぐみちゃんの存在を一瞬でも忘れてしまったことが衝撃的すぎてふっ飛んでしまった。大じいじが亡くなって。でも朝顔のお腹には新しい命があって。

手だか足だか頭だか分からない超音波画像でも「かわいいかわいい」と喜ぶ桑原くんに、今さら「式はいつ挙げるんだ」「早く家を出て2人で暮らせ」と言う平さん。

式はきっと挙げてほしかったことがわだかまりになっているから。
家を出ろという蒸し返しは、たぶん、今、不安だから……。

あんなに仲の良かった孫を娘を忘れられてしまった衝撃は大きい。朝顔のショックが伝わる。

今は、帰って来て顔を見れば思い出してくれても……。

でも、大じいじのスーツが遺族の手に残るように、記憶は残る。

好きな人のために、胸赤大蟻の巣を避けて飛び降りても、その人が居た記憶は残る。

好きな人の痕跡と、記憶の話。

森本くんは無事なのか……。

くう 2021/03/14

『天国と地獄~サイコな2人~』第9話

「過去の話、全部セリフ説明かよ」ってよく言っちゃうけれど、全くそう思わなかった。悲しくて切なくて痛々しくて、泣くことも出来ず聞き入った。

たった15分の生の差が生んだ天国と地獄。子どもは何も悪くない。「俺が何をした?頭が悪いからか。努力しなかったからか。」違う。国のせいでも誰かのせいでもなく、これは本当にただ星のせい。

そこに居ない人、空集合として兄の行いを始末するために、弟は後片付けする人になった。兄の便利屋。たった一つだけ出来たつぐない。

でも、兄は決して心から日高を憎んでいたわけではないよ。甲板で弟と再会した時の嬉しそうな瞳。こんなに運命の違う兄弟があってもいいのだろうか。

望月がすっかり出て行って、どこも女ではなくなった一生の演技と、逞しさが増したようなはるかちゃんの演技に魅入る。

そして、悲しさと苦労を背負って、弟と出会えた幸せだけを抱えて逝った和男を演じた迫田さんが凄い。

役者さんにも脚本にもやられるドラマ……結末が楽しみ。

巨炎 巨炎 2021/03/14

「かをるが惣吉に引導を渡してきよった!」お父さん、大喜び。
でも最後は未練タラタラみたいで、そこがちょっと消化不良。

やっぱりというか惣吉の本性はゴーイング・マイ・ウェイのボンボン。
荒くれ漁師達を束ねるため多少の批判はねじ伏せる強さは身に着けてきたけど
他人を受け容れる器量を求められず、何よりホームでしか戦った事が無い。
最初に肩がぶつかる程度のアクションを起こし、挑発された相手が
自分の土俵に上がってきたら自信満々で受けて立つというパターンばかり。
それでいて入り婿や駆け落ちといったアウェーの戦いには応じない。
この台詞中心の「点」で観ると梅木が悪印象になるが、言動を「線」で観ると
評価がひっくり返るのは制作側の確信犯よねぇ…。やっぱ「カーネ」に近い。
梅木に対して勝ち誇った顔とか、律子と強引に復縁を果たして
河原畑を見下した水橋のそれと全く同じ。

ボロボロの梅木は酒浸りになり結婚前のハマとの関係まで自ら暴露。
自分に愛想が尽きて妻も清々すると思ったろうが、かをるは知っている。
結婚前の「猫被り」等、誰でもする。前の夫は自分の意に沿わぬ妻に手を上げたが
今の夫はそのような事は絶対にしない。前の夫は好きな女に通い詰める弟を
自分を棚上げして殴りつけたが、今の夫は義弟を立てようしてくれた。
弱い人間故に人の弱さを知る梅木の優しさや誠実さを惣吉が踏みにじっている。
かをるには、それが許せない。

ただ惣吉の強さや逞しさが本物なら賭けてみたい気持ちもあっただろう。
律子の件を蒸し返されたかをるは心中するぐらいの覚悟で駆け落ちを持ちかけた。
自分達が世間の汚名を被って去れば、残った梅木や子供達は同情される。
こうなると惣吉は及び腰。裸一貫で世間に立ち向かう、そんな勝ち目のない戦いで
醜態をさらしてかをるを失望させるリスクは負えない。
惚れた女の前で自分の全てをさらけ出す。梅木に出来た事は惣吉には出来ない。
他を見ても律子に見合う男になろうと自分を変えた小浜、アキと添い遂げる事は
諦めても力になろうとした善吉、結果どうあろうと惚れた女のため歯を食いしばり
自分に納得できるまで戦う男達に対して、惣吉は戦いもせず高みに立とうとした。

美しい思い出となって去って行くのは一応のケジメか。
でも綺麗な所に立ったまま人を追い詰めるような事をしたツケだしな…。

くう 2021/03/14

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第7話

「兄ちゃんの反抗期」が想定外に中坊っぽくて笑えた(笑)今からタバコかよ(笑)しかし、闇SNSを両親と祖父に見られたら、あたしゃ二度と家に帰れないよ(笑)

「自分なら放っておいてほしかった」と言うモコミ、「自分が頑張って店を続けて兄を待つ」と言うモコミ。それは全て俊祐の闇落ち対策からはズレてるよね……と思いつつも、このビミョーなズレがドラマ内で受け入れられていることに違和感。

彼のような人はものすごい承認欲求の塊だから、たぶん放っておかれたくはないのだと思う。自分の居ない店が普通に回っていたら本気で出て行くだろう。

そういう意味では、帰って来た時、「どこ行ってたの?何してたの?」と矢継ぎ早に聞いていた母の対応は正しいかも。こうやって心配していて欲しいんだよね。

「普通の」アレンジメントを「無理して」行っていたモコミは「常識」の洗礼を受けて世界を閉ざす。

子どもがだんだん大人になり、世間に染まってお人形の声が聞こえなくなるのと同じ。

この現象をこのドラマの世界はどう捉えるのか。最終回の結末が気になる。

くう 2021/03/14

斗真のモノローグは落ち着いて、安定感あるなぁ……と昔から思っている。ラスト。綺麗にまとまった。もう少しメチャクチャでも良かったかも(笑)

脚本家の葛藤や苦労がよく分かり、これを見たら「脚本誰だよ!」とか二度と言えなくなりそう(でも言うかも、すいません(笑))

夫婦関係に無駄なドタバタ感がなく、奥さん出来てる感じも好きだった。子どもたちも、きちんと家の事もやる至って良い子。ただでさえ仕事で苦労している主人公にそれ以上無駄なプレッシャーを与えない設定が好き。

福田靖先生の脚本が私は好き。10年を超えて活躍する脚本家。だからこそ書けたユーモラスとリアリティの混在世界だった。

この枠、良い皮切りになったのでは。岡田くんの『富豪教師Q』もぜひ見てみたい。

アバター 南高卒 2021/03/13

土スタに、杉咲花さん成田凌さん、トランペッターで福助君の出演でした。いやあ…楽しかった!来週の見所を、杉咲花さんが最後に言われたんですが、クズ父のテルヲ登場ではあるけれど、金曜日には、二人の関係が良い方向へと…っていうような事と解釈出来ました。クズ父は、もうお腹いっぱいの気分ではありますが、見守ります。花籠の人の解明が有るのか?も、期待しつつ……

くう 2021/03/13

『ここは今から倫理です。』第7話

「常識は既に或る信仰である」はぁ……集団が虐めに至るまでを何と分かりやすく描くのか。高柳先生の授業は万人が受けるべき。

集団でしか成し遂げられない善もあれば集団だからこそ出来てしまう悪もある。仲良しクラス全体で作っているグループチャットなんて本当に面倒くさいと思う一方で、集団の中で上手く生きていけるスマートさも羨ましく思う。

最大多数の最大幸福の中で違和感を感じながらも抵抗はしきれない。私は南香緒里と同じ。

ひとり主義が寂しいと思う人間はそもそもきっとひとり主義じゃないんだ。

「倫理とは、どうすればよりよく生きられるのか考える学問です」

学生の時に、そう考えながら授業を受けていればよかった。いい教師との出会いは人生を豊かにする。

どんな主義の下でも幸福になれる選択を求めて、最後の授業の結論を見たい。

くう 2021/03/13

『俺の家の話』第8話

命の終わりにこの世に思い出を置いて行こうとするこのドラマと、長瀬のクドカンドラマの思い出を視聴者に置いて行こうとする演出が被って……なんかもう、泣くしかないよね。

いつ人生が終わりを迎えるか分からないのに、家族の心が離れて行ってしまうの、切ない。一番団結していて欲しい時にバラバラになってしまうのは切ない。

人生はままならない。最期の時に家族が泣きながら枕元を囲んでくれるなんて幻。…でも、観山家はたぶん大丈夫だけれどね。

自分の親父の最期や、いろんな事を思い出すドラマだ。

照る照るはうすに親父を送って、数々の思い出に泣く寿一。親が居る場所こそが実家で、親がいなくなった家はすでに実家ではないとしみじみ思う。

くう 2021/03/12

帰るのも思い出すのもわりと簡単で、そういう所がこの枠らしかったけれど、江戸で仙夏さんを見守り、送り出し、そこで仙夏さんと令和を思いながら生を閉じたのだろう長兵衛の事を考えると切ない。

最後の最後になって長兵衛が漢だった。時代を超えて子孫が寿乃と巡り会う展開が仁のよう。なんだこの感動の後味……もう長兵衛がいきなり主人公でもいいくらい。

そして最後まで鳥居の旦那が可愛すぎた。とにかく、ドラマ中、一番成長したのは社長だ。

最後は色々と簡単だったけれど、おじさんだけは全て覚えている魔法使い感が田中にピッタリ。

キャストも新鮮で、毎回楽しかったな。終わって名残惜しい。

くう 2021/03/11

「にじいろカルテ」第8話

「俺はいつもそうなんです。3人でずっと仲良しだと思っていたのに……」朔先生と真空先生が恋愛関係だと思い込んだ太陽くんの「昔から俺以外仲良し」嘆きがカワイイ(笑)

そして、真空先生の「男女なんて超えて3人で一緒に居たい、愛してる」の叫び。なんだか、もう……いいなぁ。なんて素敵な村。なんて素敵な人たち。

始まった時はホルガ村とか言っちゃってごめんね(でも、まだちょっと、そうかもって思ってる、あれはあれで愛だからな!)

「5」と「3」は似ているのだと初めて知った(笑)

最終回、寂しいな。

くう 2021/03/11

元春が陥れられていく図、『半沢直樹』かと思ったよ。助けて渡真利くん!!そして古美門せんせい!!!……元春は審査しろと言ったのに、いいからいいからで融資を受けて、クビを免れた支店長、どうかしてる世界。

沙也加と離婚し、グイグイ来る澪を払いのけ、会社はクビになって、ついにこっちの世界に居る必要が無くなった。

これは、時空の歪みがカエレ(・∀・)と言っているのでしょう。そして……澪も一緒についてくるよね。

こっちの澪は、自分も依存していたと理解している。でも、こっちの澪の金切り声も同じ事になる可能性高そう。

結局、そんなに上手くいくものなのかな。戻ったら、戻ったところに澪がいるはずだし、整合性ってものをどうするのか、そっちが心配になって来た(笑)