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これのどこが東洋で一番、平和な街だ(爆。 しかし医療描写は多分、全部正しい。 身元不明意識不明の患者は確認できるものがないか荷物チェック、ボディチェック。 「1,2,3」で皆で移し替え、傷口に消毒液を使いすぎると組織が痛むので、 水洗浄で傷口を見え易くして局所麻酔、縫合が上手く出来ないならホッチキス。
大真面目に馬鹿をやっている作品。どっちかと言えば昭和のノリな気もするが…。 橋本愛はNPO所属。NHKドラマの時のように花嫁は殺人犯になったりしないかな?
わあー、リキちゃんお見事‼ ある意味、神回じゃない? それで双子の設定ね。一人か双子かは最初の契約書にないし、神のみぞ知る領域。草桶との契約も果たしたわけだし、リキに芽生えた母性も納得させる、凄く公平で平等な結末。これはリキちゃんに一本だね。(子供の幸せとか、ありきたりな意見はすっ飛ばしてます)
誰も成長しない話だった。だから酷いドラマということではなく、不快なのに揺さぶられる。登場人物は自分のことで精いっぱいだが、視聴者は、子どもにこんなことはしてはいけないと大いに学んだ。有意義でしょう。
基は血のつながりを超えて子どもを育てようと決めた。成長にも見えたが、結局それは「草桶の子」であり、リキの感情を無視した花束や乳母の要求は人の心を解さない。
悠子は初めから醸し出していたエセ聖母っぷりを最後まで発揮。「今までこの計画から自分だけ外されていたけれど、子どもたちを見てやっと一つになれた気がする」。子どもたちが、たぶん草桶の血筋の部外者だから。最後まで自分本位。
リキは「自分自身が売った感情のない母胎」から自我を取り戻した。「痛かった。大変だった。傷も残った。子どもたちは可愛い。離れたくない」だから「機械だと思われたくない」
子どもの契約は本当は1人。だから思いのままに子どもを1人連れて行く。
自我を取り戻したのは良かったけれど、自分のためであって子どものためではない。
誰もが何かあったらこの子たちを捨ててしまいそうな危うさの中で話は終わる。
本来、ドナーと患者は会わないもので、それは感情のない機械でなければ必ず何かあるから。契約には全てプランテが間に入るべきだった。なのにあの会社は途中から全く出てこない。
こんな代理母制度は認められてはならない。子どもの幸せは一番に考えられるべき。
物語を見ている人間にとっては学ぶことがたくさんある。
子どもは一番美しい宝。
赤ちゃんの顔は大きく、体や手は小さく、愛らしい声で泣く。これは動物的な本能で守らせるための可愛さなのだと聞いたことがある。可愛いは正義なのは本当。
しかし子供はいつまでも赤ちゃんではない。お金もかかる。反抗もする。
この子たちがずっと不自由なく生きていける環境を与えられるように祈ってやまない。
静かで心揺さぶられる劇伴、感情を逆なでさせられる素晴らしい演技、目が離せない展開。気持ちの悪い名作。
長田育恵脚本はやはり人間を分かっている。
夏が「私が決めていいでしょう?」と堕胎を告げる水季に「分かった」と言ってしまった時点で、こうなってしまったんだよな……と思いながら見ていたけれど、さすがに水季の「一人計画」には辟易としてしまった。正直、とても面倒くさい。
なのに水季の遺族はみんな「月岡さん」を知っている。地獄のホラー葬儀。
母親も「うちの娘のわがままで勝手に産んで」とは分かっていながらも何か言いたくなる気持ちは分かるけれど、「娘の7年間を察しろ」と言われても、それはちょっと無理では。
就活に入ったばかりの学生の夏を思いやったと言われれば綺麗だけれど、さよならしといて、娘に家の場所は教えてる。恐いわ。
こんな「察しろ」は何かのスペックでもなきゃ到底無理だし、これから先ね、今の彼女・弥生も実家も巻き込んで、かりそめの父子になっていくんだよね。
察してあげたいのは、たった6歳の無邪気な子どもの気持ちだよ。お友達にはパパが居るのに自分には居ない。買い物に行けばみんなパパに抱っこされているのに自分には居ない。どれだけ寂しいか。
親の面倒くささのせいで子どもに悲しみを呼び込んだ。これが一番不幸なこと。
脚本は『Silent』の生方さん。優しいのに残酷で、美しいのにモヤモヤする空気感が同じ。
子どもを黙って産んだ水季はもう居ないので責めても文句言っても仕方ない。
最終的には、正直、夏よりも弥生さんよりも、海ちゃんの幸せを願うわ。
元カノの名前は「ミズキ」で母親が大竹しのぶ。 朝ドラ再放送がネット上で物議を醸しているのを狙ったとしか思えませんが、 大竹しのぶはマイナスイメージ払拭ねらいか活用か。
個人的には後者であって欲しい。 ヤル事、やっていながら中絶書類のサインも別れ話も言われるままだった主人公は 全く幸せになって欲しくないので、どんどん追詰めてくれ。
それにしても「silent」の脚本家で今度は目黒氏演じる男の方が主役か…。
エピソード4 初めての逆パターンで、日本に就労に来ていて事故にあったベトナム人の女性をお国へ帰すお仕事。
お金がかかるので遺族は遺体確認に来られず、遺体のままではなく火葬して返す。
事故の真相っぽいシーンも映されたけれども、あれは妄想の範疇ということかしら。焼けてしまったら分からないことも多いだろうから、きちんと検証してから国に帰そうよ(そういうドラマではない)
ご遺体を人質に取って立てこもった男の目的は、未払いの給料を払うことと、労災の手続きをご家族に進めること。
最終的には謝ってほしかったんだよね。ブラック企業っぷりを。
目的は果たし、お父様も日本で娘と対面することができた。良い話だけれど、ちょっと甘いかも。
不倫カップルの方は……この回と合わせる必要があったのかしら。かなり色が違う気がした。
街並み照らすヤツは「あの人」だったというオチ…。正義に実刑が下るのは納得できない気もするけれど、「あの人」に守られた正義は帰る場所を確保された。これはご利益。
最終回はまるで打ち上げ。
街の人たち1人1人に合ったケーキをプレゼントする竹野夫妻。
澤本さんまで呼んじゃう心の広さと、正義の芯まで理解する包容力、やっと大人になった彩ちゃん。
街が大好きで街を守る正義の根底にあるのが父との思い出で、街を壊そうとする光一の根底にあるのもまた父との思い出であるのは感慨深い。
結局、代々繋がっていくものなのだろう。親への反抗も、子育ての勘違いも、親を超えるためにあがくことも。
この人たちの勝手な願望を押し付けられて正義が犯罪者になったのだと怒りを感じたこともあったけれど、シャッター街の人たちの根本はいつも明るくて優しくて、単純で。
だから笑顔で帰らせてくれるんだよね。たとえ刑務所に入っても。
今、慎太郎のクランクアップのコメント動画を見ていて、正義と慎太郎がシンクロするくらいに人が良くて温かくて正義感に溢れているように見えて泣けてしまった。
「お話をいただいた時は大丈夫?と思ったけれど……」そうだよね。この局のドラマであんなことがあったタイミングで、事務所問題もまだまだ尾を引いていて……
そんな慎太郎が持ち前の明るさやひたむきさで、周りに理解されて支えられて、頑張ったに違いない3か月を応援した。
シャッター街のみんなもドラマの今後も、照らされていてほしい。
応援したい人たち。
『笑うマトリョーシカ』想像していたより、ずっと堅くて重厚なドラマだった。「キャストに意外性がない」のではなく、「よく配役したなというピッタリさ」で安心する。
過去映像が発端で今に続くのはTBSの名作ではよくある流れ。政治家ではなく、同級生の秘書に回った鈴木は、過去に起きた事件の復讐を企てているらしい。
AIではないか、と言われるほど、鈴木の作った原稿を即暗記し、自分のものにして流す。
鈴木と清家をハヌッセンとヒトラーに例える道上の読みは本当に正しいのか。
人好きして、正義感熱く、頼りがいがあって、信頼できそう……な櫻井翔くんのイメージを「AI」と見るキャスティング。素晴らしい。
にこやかで可愛い笑顔のマトリョーシカを1つずつ開けて開けて開けて行くうちにどんな姿が出て来るのか。
イメージを剥いでいくのは、清家だけではなく、鈴木も。そしてこの物語自体も。
父の死すら泣かない。本物の復讐劇が見られそう。先が楽しみ。
朝ドラで「仕置人殺人事件」をモデルにした話をやっていたとは、ここは驚き。 しかし黒田社長を追いかけるマスコミはいくら行きつけと言っても 自宅ではなく椿屋に押しかけ&張り込みと、 結局、滝乃を物語の中心に置きたいだけなんじゃないの?
美月も女優として光る原石的な所がある訳でも無く『椿屋の娘』という肩書で、 ストーリーに関わっているだけだし、当人も自分の境遇に対し文句を言うだけ。 即、自立とまでいかなくても、「おかあちゃま」を「滝乃さん」と呼び直して 本来の自宅に転居する事すらしていないのだから、 経済依存&精神依存の状態は全く変わらず折り返しまで来てしまった。
最終回SPとか、それなりに需要はあったのだろうか? 描きたいものは何となく分かるけど製作費、特に人件費が足りてないのでは…。 竜巻のような局地的大災害ならともかく関東を呑み込むような巨大台風で、 少人数とCGで場を盛り上げようっぷりは「日本沈没」を思い出す。
肝心なのはSDMという組織単体じゃなくてDMATや自衛隊といった既存組織 との連携、指揮権や権限の調整が重要になるのであり、それは上司の役目。 「現場に裁量権を全て任せて好きにさせます!」は一見、カッコいいけど駄目よ。 「TOKYO MER」はドラマ的に粗削りな所はあっても少数精鋭の限界や女性都知事と 周囲の関係もポイントを踏まえて描いたから、それなりにヒットした訳で。
各回のエピが考えさせられて 失ったものよりできることで希望を感じ ずうっと見ていたいような心地良さすら感じる展開で 登場人物の背景や伏線が見事に回収される最終回を経て 見てきてよかったと心から思える作品に出合えてうれしい 悲しい出来事があり 脚色した作品が放送前なのに、やり玉に挙がってしまう現在において これも漫画の原作があり、しかも主人公を変えてある脚色で ドラマだからできる演出で魅せる作品に出合えたことも かさねて感謝します
末廣健一郎さんのこの劇伴が。おとぎ話のシーンのようだとずっと思っていたけれど、最終回、まことが花見会場の林を逃げている図が秀逸。
林の向こうにウサギを見つけて追っていくのはアリスのワンダーランドそのもの。
結局、事故は事故だった。ストーカーは居なかった。3人の誰かがストーカーだなんて絶対に嫌だったから、本当によかった。
個人的には公太郎さん派だったので心から嬉しい結末。でも、4人がいい。これからも4人で居て欲しい。
悪い人がいないドラマの良さを作るのは全て脚本や演出次第で、このドラマは本当に気持ちいい作品だった。
みんな良い人だから名作なのではなく、キャラクターがちゃんと良い生き方をしているから名作になるのだと改めて思う。
記憶喪失も「3人の王子」設定も、全部、キャラクターの成長に繋がる物語。ありがとうございました。
原作では三瓶先生が主人公らしい…。 どうりで絶対に失敗しないスーパードクター的言動が目立ったはずだ(爆。 大迫先生の方がリアルな複雑さがあったと思うんですよね(笑。
同じフジテレビでも「ラジエーションハウス」等とこうも違うのか。 やっぱり原作から医者が主役の方がドラマ化にあたり周囲の医師を貶める弊害 とも無縁なのでしょうか。手術シーンだけでなく、行きつけの居酒屋シーンが 料理も美味そうでチームワーク感が出ていたと思います。
脳外科は他科の医師に比べてもハードな分野なのは想像に難く無いが、 こういう職場の人達なら頑張っていけそう。
りりこが、異常なほど「女を搾取されているリキ」に同情しているので話がややこしくなっているけれど、基の言う通り、そもそも基が札束でリキを叩いて言うことを聞かせたわけではない。
りりこの怒りは草桶家よりもプラントに向かうべき。
もう全く出てこなくなって、どうなっているのかも分からないけれど、そもそもリキの管理もプラントがきちんと行うべきだった。
悠子の不安定な言い訳や、りりこの方向違いの正義感のせいで、リキだけが気の毒なようになっているけれど、それは違う。
基がメールを送る前からリキは北海道へ行き、周りに基との結婚を言いふらし、同窓会にまで顔を出した。
基が縛り付けなくても、この事態はきっと起きていた。「全能感」?は?契約違反を反省してくれ。と思ってしまう。
しかし「産んだあんたが1年間だけ子供の面倒を見ろ」は、いくら何でも違うと思う。
だって、リキが売ったのは子宮であって、心ではないからね。
そんなことをさせるならば、それはまた別契約でしょう。忘れなくてはならない母性を1年間だけ売る。日給10万は欲しいわ。
悠子は一人逃げようとしているので、この件を交渉する係になるのは当然。
みんなが逃げたい双子。
最後に子どもたちを愛してあげられるのは誰なのか。
それも「産んでみないと分からない」なんだろうな。凄い話だ。
医療チームのドラマは「ここは俺が」「ここは私が」「解説は俺が!」みたいなキャラ主張が多いのだけど(それはそれで好きだけど)、何の派手さもない静かなカテーテル手術の中の熱さ、重厚さ、そして笑顔の安心感……
物静かで頼もしい、熱い熱いチームを見た。過去最高。
最終回のほとんどは「ミヤビ先生のために」そして「ミヤビ先生と三瓶先生のために」。
この2人が立ち直れば最高の仲間が永遠に共にいられるのだとみんな信じているから。
「アンメットを消したい」回想からのプロポーズ、そして、あのグミ。ドラマ内でずっと語られてきたことやキャラクターの習慣の謎が全て解ける最終回。
「わかります」
彼女は生きているし、記憶は戻る。「私の今日は明日に繋がる」。繋がった。
役者さんの演技力を信じてナチュラルに仕上げた演出に、毎回ドキュメントのように見入らせられた。
アンメットの表題のための光と影の美しさ。ここに居る人たちの心のように優しい。
2人の幸せな未来を望まない人間はきっと誰一人いない。そんな結末。
ありがとうございました。素敵なドラマ。
これのどこが東洋で一番、平和な街だ(爆。
しかし医療描写は多分、全部正しい。
身元不明意識不明の患者は確認できるものがないか荷物チェック、ボディチェック。
「1,2,3」で皆で移し替え、傷口に消毒液を使いすぎると組織が痛むので、
水洗浄で傷口を見え易くして局所麻酔、縫合が上手く出来ないならホッチキス。
大真面目に馬鹿をやっている作品。どっちかと言えば昭和のノリな気もするが…。
橋本愛はNPO所属。NHKドラマの時のように花嫁は殺人犯になったりしないかな?
わあー、リキちゃんお見事‼ ある意味、神回じゃない? それで双子の設定ね。一人か双子かは最初の契約書にないし、神のみぞ知る領域。草桶との契約も果たしたわけだし、リキに芽生えた母性も納得させる、凄く公平で平等な結末。これはリキちゃんに一本だね。(子供の幸せとか、ありきたりな意見はすっ飛ばしてます)
誰も成長しない話だった。だから酷いドラマということではなく、不快なのに揺さぶられる。登場人物は自分のことで精いっぱいだが、視聴者は、子どもにこんなことはしてはいけないと大いに学んだ。有意義でしょう。
基は血のつながりを超えて子どもを育てようと決めた。成長にも見えたが、結局それは「草桶の子」であり、リキの感情を無視した花束や乳母の要求は人の心を解さない。
悠子は初めから醸し出していたエセ聖母っぷりを最後まで発揮。「今までこの計画から自分だけ外されていたけれど、子どもたちを見てやっと一つになれた気がする」。子どもたちが、たぶん草桶の血筋の部外者だから。最後まで自分本位。
リキは「自分自身が売った感情のない母胎」から自我を取り戻した。「痛かった。大変だった。傷も残った。子どもたちは可愛い。離れたくない」だから「機械だと思われたくない」
子どもの契約は本当は1人。だから思いのままに子どもを1人連れて行く。
自我を取り戻したのは良かったけれど、自分のためであって子どものためではない。
誰もが何かあったらこの子たちを捨ててしまいそうな危うさの中で話は終わる。
本来、ドナーと患者は会わないもので、それは感情のない機械でなければ必ず何かあるから。契約には全てプランテが間に入るべきだった。なのにあの会社は途中から全く出てこない。
こんな代理母制度は認められてはならない。子どもの幸せは一番に考えられるべき。
物語を見ている人間にとっては学ぶことがたくさんある。
子どもは一番美しい宝。
赤ちゃんの顔は大きく、体や手は小さく、愛らしい声で泣く。これは動物的な本能で守らせるための可愛さなのだと聞いたことがある。可愛いは正義なのは本当。
しかし子供はいつまでも赤ちゃんではない。お金もかかる。反抗もする。
この子たちがずっと不自由なく生きていける環境を与えられるように祈ってやまない。
静かで心揺さぶられる劇伴、感情を逆なでさせられる素晴らしい演技、目が離せない展開。気持ちの悪い名作。
長田育恵脚本はやはり人間を分かっている。
夏が「私が決めていいでしょう?」と堕胎を告げる水季に「分かった」と言ってしまった時点で、こうなってしまったんだよな……と思いながら見ていたけれど、さすがに水季の「一人計画」には辟易としてしまった。正直、とても面倒くさい。
なのに水季の遺族はみんな「月岡さん」を知っている。地獄のホラー葬儀。
母親も「うちの娘のわがままで勝手に産んで」とは分かっていながらも何か言いたくなる気持ちは分かるけれど、「娘の7年間を察しろ」と言われても、それはちょっと無理では。
就活に入ったばかりの学生の夏を思いやったと言われれば綺麗だけれど、さよならしといて、娘に家の場所は教えてる。恐いわ。
こんな「察しろ」は何かのスペックでもなきゃ到底無理だし、これから先ね、今の彼女・弥生も実家も巻き込んで、かりそめの父子になっていくんだよね。
察してあげたいのは、たった6歳の無邪気な子どもの気持ちだよ。お友達にはパパが居るのに自分には居ない。買い物に行けばみんなパパに抱っこされているのに自分には居ない。どれだけ寂しいか。
親の面倒くささのせいで子どもに悲しみを呼び込んだ。これが一番不幸なこと。
脚本は『Silent』の生方さん。優しいのに残酷で、美しいのにモヤモヤする空気感が同じ。
子どもを黙って産んだ水季はもう居ないので責めても文句言っても仕方ない。
最終的には、正直、夏よりも弥生さんよりも、海ちゃんの幸せを願うわ。
元カノの名前は「ミズキ」で母親が大竹しのぶ。
朝ドラ再放送がネット上で物議を醸しているのを狙ったとしか思えませんが、
大竹しのぶはマイナスイメージ払拭ねらいか活用か。
個人的には後者であって欲しい。
ヤル事、やっていながら中絶書類のサインも別れ話も言われるままだった主人公は
全く幸せになって欲しくないので、どんどん追詰めてくれ。
それにしても「silent」の脚本家で今度は目黒氏演じる男の方が主役か…。
エピソード4 初めての逆パターンで、日本に就労に来ていて事故にあったベトナム人の女性をお国へ帰すお仕事。
お金がかかるので遺族は遺体確認に来られず、遺体のままではなく火葬して返す。
事故の真相っぽいシーンも映されたけれども、あれは妄想の範疇ということかしら。焼けてしまったら分からないことも多いだろうから、きちんと検証してから国に帰そうよ(そういうドラマではない)
ご遺体を人質に取って立てこもった男の目的は、未払いの給料を払うことと、労災の手続きをご家族に進めること。
最終的には謝ってほしかったんだよね。ブラック企業っぷりを。
目的は果たし、お父様も日本で娘と対面することができた。良い話だけれど、ちょっと甘いかも。
不倫カップルの方は……この回と合わせる必要があったのかしら。かなり色が違う気がした。
街並み照らすヤツは「あの人」だったというオチ…。正義に実刑が下るのは納得できない気もするけれど、「あの人」に守られた正義は帰る場所を確保された。これはご利益。
最終回はまるで打ち上げ。
街の人たち1人1人に合ったケーキをプレゼントする竹野夫妻。
澤本さんまで呼んじゃう心の広さと、正義の芯まで理解する包容力、やっと大人になった彩ちゃん。
街が大好きで街を守る正義の根底にあるのが父との思い出で、街を壊そうとする光一の根底にあるのもまた父との思い出であるのは感慨深い。
結局、代々繋がっていくものなのだろう。親への反抗も、子育ての勘違いも、親を超えるためにあがくことも。
この人たちの勝手な願望を押し付けられて正義が犯罪者になったのだと怒りを感じたこともあったけれど、シャッター街の人たちの根本はいつも明るくて優しくて、単純で。
だから笑顔で帰らせてくれるんだよね。たとえ刑務所に入っても。
今、慎太郎のクランクアップのコメント動画を見ていて、正義と慎太郎がシンクロするくらいに人が良くて温かくて正義感に溢れているように見えて泣けてしまった。
「お話をいただいた時は大丈夫?と思ったけれど……」そうだよね。この局のドラマであんなことがあったタイミングで、事務所問題もまだまだ尾を引いていて……
そんな慎太郎が持ち前の明るさやひたむきさで、周りに理解されて支えられて、頑張ったに違いない3か月を応援した。
シャッター街のみんなもドラマの今後も、照らされていてほしい。
応援したい人たち。
『笑うマトリョーシカ』想像していたより、ずっと堅くて重厚なドラマだった。「キャストに意外性がない」のではなく、「よく配役したなというピッタリさ」で安心する。
過去映像が発端で今に続くのはTBSの名作ではよくある流れ。政治家ではなく、同級生の秘書に回った鈴木は、過去に起きた事件の復讐を企てているらしい。
AIではないか、と言われるほど、鈴木の作った原稿を即暗記し、自分のものにして流す。
鈴木と清家をハヌッセンとヒトラーに例える道上の読みは本当に正しいのか。
人好きして、正義感熱く、頼りがいがあって、信頼できそう……な櫻井翔くんのイメージを「AI」と見るキャスティング。素晴らしい。
にこやかで可愛い笑顔のマトリョーシカを1つずつ開けて開けて開けて行くうちにどんな姿が出て来るのか。
イメージを剥いでいくのは、清家だけではなく、鈴木も。そしてこの物語自体も。
父の死すら泣かない。本物の復讐劇が見られそう。先が楽しみ。
朝ドラで「仕置人殺人事件」をモデルにした話をやっていたとは、ここは驚き。
しかし黒田社長を追いかけるマスコミはいくら行きつけと言っても
自宅ではなく椿屋に押しかけ&張り込みと、
結局、滝乃を物語の中心に置きたいだけなんじゃないの?
美月も女優として光る原石的な所がある訳でも無く『椿屋の娘』という肩書で、
ストーリーに関わっているだけだし、当人も自分の境遇に対し文句を言うだけ。
即、自立とまでいかなくても、「おかあちゃま」を「滝乃さん」と呼び直して
本来の自宅に転居する事すらしていないのだから、
経済依存&精神依存の状態は全く変わらず折り返しまで来てしまった。
最終回SPとか、それなりに需要はあったのだろうか?
描きたいものは何となく分かるけど製作費、特に人件費が足りてないのでは…。
竜巻のような局地的大災害ならともかく関東を呑み込むような巨大台風で、
少人数とCGで場を盛り上げようっぷりは「日本沈没」を思い出す。
肝心なのはSDMという組織単体じゃなくてDMATや自衛隊といった既存組織
との連携、指揮権や権限の調整が重要になるのであり、それは上司の役目。
「現場に裁量権を全て任せて好きにさせます!」は一見、カッコいいけど駄目よ。
「TOKYO MER」はドラマ的に粗削りな所はあっても少数精鋭の限界や女性都知事と
周囲の関係もポイントを踏まえて描いたから、それなりにヒットした訳で。
各回のエピが考えさせられて
失ったものよりできることで希望を感じ
ずうっと見ていたいような心地良さすら感じる展開で
登場人物の背景や伏線が見事に回収される最終回を経て
見てきてよかったと心から思える作品に出合えてうれしい
悲しい出来事があり
脚色した作品が放送前なのに、やり玉に挙がってしまう現在において
これも漫画の原作があり、しかも主人公を変えてある脚色で
ドラマだからできる演出で魅せる作品に出合えたことも
かさねて感謝します
末廣健一郎さんのこの劇伴が。おとぎ話のシーンのようだとずっと思っていたけれど、最終回、まことが花見会場の林を逃げている図が秀逸。
林の向こうにウサギを見つけて追っていくのはアリスのワンダーランドそのもの。
結局、事故は事故だった。ストーカーは居なかった。3人の誰かがストーカーだなんて絶対に嫌だったから、本当によかった。
個人的には公太郎さん派だったので心から嬉しい結末。でも、4人がいい。これからも4人で居て欲しい。
悪い人がいないドラマの良さを作るのは全て脚本や演出次第で、このドラマは本当に気持ちいい作品だった。
みんな良い人だから名作なのではなく、キャラクターがちゃんと良い生き方をしているから名作になるのだと改めて思う。
記憶喪失も「3人の王子」設定も、全部、キャラクターの成長に繋がる物語。ありがとうございました。
原作では三瓶先生が主人公らしい…。
どうりで絶対に失敗しないスーパードクター的言動が目立ったはずだ(爆。
大迫先生の方がリアルな複雑さがあったと思うんですよね(笑。
同じフジテレビでも「ラジエーションハウス」等とこうも違うのか。
やっぱり原作から医者が主役の方がドラマ化にあたり周囲の医師を貶める弊害
とも無縁なのでしょうか。手術シーンだけでなく、行きつけの居酒屋シーンが
料理も美味そうでチームワーク感が出ていたと思います。
脳外科は他科の医師に比べてもハードな分野なのは想像に難く無いが、
こういう職場の人達なら頑張っていけそう。
りりこが、異常なほど「女を搾取されているリキ」に同情しているので話がややこしくなっているけれど、基の言う通り、そもそも基が札束でリキを叩いて言うことを聞かせたわけではない。
りりこの怒りは草桶家よりもプラントに向かうべき。
もう全く出てこなくなって、どうなっているのかも分からないけれど、そもそもリキの管理もプラントがきちんと行うべきだった。
悠子の不安定な言い訳や、りりこの方向違いの正義感のせいで、リキだけが気の毒なようになっているけれど、それは違う。
基がメールを送る前からリキは北海道へ行き、周りに基との結婚を言いふらし、同窓会にまで顔を出した。
基が縛り付けなくても、この事態はきっと起きていた。「全能感」?は?契約違反を反省してくれ。と思ってしまう。
しかし「産んだあんたが1年間だけ子供の面倒を見ろ」は、いくら何でも違うと思う。
だって、リキが売ったのは子宮であって、心ではないからね。
そんなことをさせるならば、それはまた別契約でしょう。忘れなくてはならない母性を1年間だけ売る。日給10万は欲しいわ。
悠子は一人逃げようとしているので、この件を交渉する係になるのは当然。
みんなが逃げたい双子。
最後に子どもたちを愛してあげられるのは誰なのか。
それも「産んでみないと分からない」なんだろうな。凄い話だ。
医療チームのドラマは「ここは俺が」「ここは私が」「解説は俺が!」みたいなキャラ主張が多いのだけど(それはそれで好きだけど)、何の派手さもない静かなカテーテル手術の中の熱さ、重厚さ、そして笑顔の安心感……
物静かで頼もしい、熱い熱いチームを見た。過去最高。
最終回のほとんどは「ミヤビ先生のために」そして「ミヤビ先生と三瓶先生のために」。
この2人が立ち直れば最高の仲間が永遠に共にいられるのだとみんな信じているから。
「アンメットを消したい」回想からのプロポーズ、そして、あのグミ。ドラマ内でずっと語られてきたことやキャラクターの習慣の謎が全て解ける最終回。
「わかります」
彼女は生きているし、記憶は戻る。「私の今日は明日に繋がる」。繋がった。
役者さんの演技力を信じてナチュラルに仕上げた演出に、毎回ドキュメントのように見入らせられた。
アンメットの表題のための光と影の美しさ。ここに居る人たちの心のように優しい。
2人の幸せな未来を望まない人間はきっと誰一人いない。そんな結末。
ありがとうございました。素敵なドラマ。