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鬼籍に入られたり、海外移転、結婚によるスケジュール問題などでキャストが 替わっていく中、ジャニーズ問題でとうとう主演が交替してしまった。 「江戸を斬る」のシリーズ末期みたい…。高橋長英や勝村政信ら古株キャストは ある程度、残っているのでテセウスの船とまではいかないか? 母親役の松原智恵子とかさすがにキツく無い?
脚本家も変わっていく訳ですが、お白洲に盗賊親方を座らせている間に アジトに手入れをして証拠品や部下を引っ張ってくるというのが 現代の法廷ドラマ的であんまり時代劇という感じがしない。
そもそもこんなに小さな海ちゃんが一人で夏のところに来られちゃうような距離に水季は住んでいたってことだよね?という事実を考えるとますます恐い。(とりあえず感想は「水季こわい」で構成されています)
親が、娘が悪いと思いつつ、ちょっと夏に恨みを抱いてしまう気持ちは分かる。そういうものだもの。個人的には夏は一寸も悪くないと思っているけれど、親の気持ちはそういう物でしょう。
しかし弥生さんに突っかかって行ったり恨んだりするのは全面的に違うよね。そこは抑えて欲しい(予告の話だけど)
自分にも胎児に関するトラウマがあった弥生さん。「私が一緒に子どもを育てるという選択肢は……」とまで言ってしまったのは水子に対する罪悪感があるからね。そしてその時に、もう子供ができない身体になってしまったのだろうな。
「子供」に関するお話で、「水」に関する名前ばかりが連なる。弥生さんはきっととても辛い。
海ちゃんには大人の事情に翻弄されずに幸せに育ってもらいたい。そういう夏の物語になるといいな。せっかく出会ったパパだから。
初回でSeason1が終わりSeason2が始まるとか斬新な作り(ではない)
昔、山のお医者を描くドラマがあってだな、私の大好きな女優さんがものすごくうるさい役をさせられていて挫折したのだよ(女優さんのせいではない)山はそういうトラウマ。
エピソードがとてもベタで、たくさんツッコんでしまった……。
MERとかSDMとかMMTとか、もう分からないけど、ドラマのテンションはみんな似てる。
あと1回くらい見るかも……たぶん、9月まで見ずに下山しそう。
杉野くん、『ばらかもん2』…やらんの?…
リアル研修医の成長を描く「PICU」再びか?…と思ったら あくまで主人公のバックボーンを固める為の初回。
掴みとしては良好。まだ、どんな医者になるかのビジョンも充分に固まっておらず そういった所を通過してきた先輩医師の言動からプレッシャーを感じたり。 一方では兄貴は植物人間と思っていら、それは主人公が見ていた幻というオチ。 更に主人公を鍛える怖めの先生かと思った元家事ヘルパー(違)医師はえ~?
脚本家は近年の「ルパン三世」や「仮面ライダー」も手掛けている方なので 結構、エンタメ重視になるのかな?水10の医療ドラマと共に視聴継続。
今カノの背後に元カノをイメージしながら反省会やっているような感じ? 「もっと、ちゃんと話し合えば良かった」 この台詞だけでも多少は溜飲が下がる。目黒氏もいい演技している。
百瀬さんも似た経験があったというのは御都合主義的な気もするが、 実は海ちゃんの父親は別の奴でそいつが気に入らないから 外堀埋めて主人公に認知させたいとかいうのではなかろうか? 次回予告を観ると夏に父親をやらせたいが、彼の今カノに母親の座を渡して 海を手放す気はなくて何やかんやと理屈をこね回すとか、 大竹しのぶをキャスティングしているので、そういう毒婆をイメージしてしまう。
するぞ、するぞ。今日の寅子からは橋田寿賀子臭がプンプンするぞ!
後半戦。三年が経過しても殆ど何も変わらず今度は大映倒産と大映ドラマじみた話?
必殺を制作した松竹は「仕置人殺人事件」以降も 「清兵衛流極意 – 明治泥棒物語 -」を原作とする「助け人走る」、 オイルショックを意識した「暗闇仕留人」を経た一年余りの冷却期間の後、 ギャンブルブームを意識した「必殺必中仕事屋稼業」でシリーズ名の復活と、 柔軟かつアグレッシブな制作体制を維持していましたが本作では 過去のヒット作リメイクに走って大コケ。朝ドラの枠組みで見ても 同じ時代劇ネタでも「カムカム」と比べてとにかく後ろ向き。 一回、ヒット作主演になっただけで大物俳優気取りの錠島がコケるのはまだしも、 作品の良心ともいうべき杉本や晋八も冷や飯食いという有様。 梓君も一度は自立したのに大学合格後も何故、実家に留まっているのだろう?
美月絡みで都合が悪くなると実母に助言&助力を請いにくるのに 「椿屋の美月ちゃん」と平素は事ある毎にマウントを取りたがる滝乃も相変わらず。 愛子さんの方が子供もそろそろ自立する年頃と割り切っているのだし、自分が梓君 ならク〇ババと顔を合わせるのも声を聞くのも嫌なので大学の寮にでも入る。 「ふたりっ子」で毒要素を背負った麗子でも下町暮らしから抜け出す為に 色々と行動していたものなのだが…。
予告映像があまりにカッコ良かったので、ものすごく期待していた。初回の印象は、予告通りの不気味さと恐ろしさ。夏にこういう深夜帯ドラマを放送していただけるのは嬉しい。
刑事の成田凌はワケありで、激しくて真っすぐで悩み深い。好きなキャラ。メイサちゃんの刑事もとてもいい。
何より19人疑似兄弟の生き残り、ネグレクトの犠牲者・花音役の吉川愛ちゃんが最高に気味が悪くて良い。他の兄弟の気持ち悪さももっと見たい。
真夏に良いホラー。楽しみ。
前作の記憶がほぼ無いくらいの状態なので、今回はニノは渡海先生ではなくて天城先生だという前情報を頂いても「そうなんだ(?)」くらいの反応だった。
しかし主役が変わっても周りは渡海先生を覚えているし、世界観が変わったわけではないのね。佐伯教授なんて新病院のセンター長に推挙しちゃうくらい。
もしかしたら、これはやはり……記憶を失った渡海先生なのでは……(ない)でも双子説はありえる。
渡海先生も大概金に汚かった記憶だけれど、天城先生もそうらしい。今後も毎回「手術してやろうかゲーム」をするのだろうか。それは要らない気がする……
患者の身の上話もちょっと長かったな。延長がなくなってスッキリ収まった回を楽しみたい。
キャラクターは個性溢れる楽しさ。医師の涼真はいい感じ。1クール楽しみ。
くうさんの、感想が、こんなにも待ち遠しく感じるとは…。なかなか私の中のモヤモヤを表現して下さっている感想に出逢えず…。虎翼は、とっても素晴らしい脚本だと、心酔してきていただけに、今週は、きつかった…でも、くうさんの文章に、救われた気分。
『笑うマトリョーシカ』第2話 大して話が進んだわけではないのに圧倒的に面白い。鈴木の事故なんてどうせ自作自演でしょと思っていたけれど、そんなことではないらしい。
「僕はもう大切な人を失いたくないんだ。うん。」と鈴木の手を取る清家一郎のうさんくささ。手を取るその仕草も、誰かから教わった様式なのよね、たぶん。
国民の信頼を得る演説をするためのパフォーマンス。手の動き。そこまで鈴木に操られている……。
ハヌッセンはヒトラーを操り27歳でナチスドイツに君臨させ、そして43歳で暗殺される。誰に?ヒトラーに。
清家は操られているだけではない。ハヌッセンすら計画から外す黒幕が現れる。出会いは27歳。突然出会った女性・美恵子。笑顔が「恐い」。
この不気味な演出と恐怖をあおるリアリティがこのドラマの秀逸なところ。
こうなると、事故から軽症で戻ってきた青山くんも信用できなくなる……。
マトリョーシカの中心にいる小さな悪魔は何処にいるのか。どういう顔をしているのか。振り回される道上の今後も心配。
うさんくさくて恐くて誰も信用できなくて、今のところ今期一、面白い。
上がってこない寅子株。仕事はしているので、その点だけはマシですが。 何故、穂高先生の方が老体鞭うって謝罪に来るのか。 男女云々より社会人としての規範の問題で本来なら先生の葬儀に参列拒否される ぐらいの事。それでなお自分を曲げないか?悔恨の念を背負い続けるか? というレベルでなければ感情移入は出来ない。
寅子の言い分、自体にもさして重みが感じられない。 先日、再放送終了した「ゲゲゲ」の夫婦は自分達にも余裕が無い中で時代に 淘汰されていく人達の力になろうとして喜びも苦しみも分かち合ってきたから メジャーデビューに際し、皆の想いを背負って立つ感慨ひとしおだった。 寅子の場合、梅子さんはともかく、よねさんや崔香淑は隔意を示していて 分かち合ったのは喜びだけだった訳で…。この辺り来週に同性からの糾弾が やっとこ入りそうで、いい加減に痛い目を見て欲しいところ。
先生の器量に最後まで甘えっぱなしで、 『男に護られているのがお似合いだ』的状況を卒業出来ないようでは、 よねさんとの和解はおぼつかない。
高スペックなのにやる気のないヒロインが、事件のピースが合うと完成された推理オタクになって活躍してしまう……演出が面白かった!
初回の印象が、ちょっと前クールの「イップス」と被った。おされな部屋(店)で事件とは外れた井戸端会話を繰り返しつつ事件が解決に導かれる。舞台的装置。
ヒロイン枠に3人必要なのかどうかは初回ではわからなかったけれど、松岡茉優さんは1話の中で多彩な人格を演じる、さすがの演技力。
面倒な事案を掘り起こしてくる、やりすぎの杉田・泉澤祐希くんも良いキャラ。得体のしれない安達順平を演じる今回も怪しいイケメン白洲迅。
肝心の事件が甘い気がするのだけど、楽しく見れたのは確かなので次回にも期待している。
『王様のレストラン』のようなED映像に、ああ、クドカン本当に久しぶりにフジでやるんだなぁ、と実感。
2回目をじっくり見て「人は平等なのか」で泣きそう。
日本では同情される傾向の外国人労働者は、日本人の就労機会を食っている。反社の烙印は更生しても消えることなく社会生活の機会を奪う。
アメリカではそもそも保険や治療の内容すらステイタスで差がある。
でも、どんな人間も戦場では平等だし、どんな人間の命も医者の前では等しい。そういう話。テーマは極めて真面目で社会派。
重たいテーマであるから、ベースがコメディでも重めに傾く。これでいいと思う。
安定のキャスト陣はTBSよりはNHK作品寄り(笑)ビックリするほど朝ドラから来てる。
嘘くさいほど荒々しい日系アメリカ人の軍医は小池さんにピッタリの豪快さ。優三さんとは似ても似つかないチャラい美容外科医の太賀くんもいい。馬場っちの位置づけがものすごく好き。岡部たかしさんは朝ドラ父さんよりも哲学がありそう(笑)
失敗しそうな女医は、人間的にはとても応援できそう。無理に笑わせてくれなくても楽しいし、無理に泣かされなくても悲しい。クドカンの味がここにちゃんとある。
サザンのEDも最高にカッコよかった。先が楽しみな初回。
今回はさすがになぁ…。穂高先生にどうしろと? 母親が娘の相談相手になってくれた桂場に勝ってに食って掛かって 家族の恩人となった時は礼も言わなかった事は前にも書いたが、 やはり、恵まれた立場にありながら虐げられた世の女性達の代表のようなつもりな 母親似の所が今もあるのかね。
鬼籍に入られたり、海外移転、結婚によるスケジュール問題などでキャストが
替わっていく中、ジャニーズ問題でとうとう主演が交替してしまった。
「江戸を斬る」のシリーズ末期みたい…。高橋長英や勝村政信ら古株キャストは
ある程度、残っているのでテセウスの船とまではいかないか?
母親役の松原智恵子とかさすがにキツく無い?
脚本家も変わっていく訳ですが、お白洲に盗賊親方を座らせている間に
アジトに手入れをして証拠品や部下を引っ張ってくるというのが
現代の法廷ドラマ的であんまり時代劇という感じがしない。
そもそもこんなに小さな海ちゃんが一人で夏のところに来られちゃうような距離に水季は住んでいたってことだよね?という事実を考えるとますます恐い。(とりあえず感想は「水季こわい」で構成されています)
親が、娘が悪いと思いつつ、ちょっと夏に恨みを抱いてしまう気持ちは分かる。そういうものだもの。個人的には夏は一寸も悪くないと思っているけれど、親の気持ちはそういう物でしょう。
しかし弥生さんに突っかかって行ったり恨んだりするのは全面的に違うよね。そこは抑えて欲しい(予告の話だけど)
自分にも胎児に関するトラウマがあった弥生さん。「私が一緒に子どもを育てるという選択肢は……」とまで言ってしまったのは水子に対する罪悪感があるからね。そしてその時に、もう子供ができない身体になってしまったのだろうな。
「子供」に関するお話で、「水」に関する名前ばかりが連なる。弥生さんはきっととても辛い。
海ちゃんには大人の事情に翻弄されずに幸せに育ってもらいたい。そういう夏の物語になるといいな。せっかく出会ったパパだから。
初回でSeason1が終わりSeason2が始まるとか斬新な作り(ではない)
昔、山のお医者を描くドラマがあってだな、私の大好きな女優さんがものすごくうるさい役をさせられていて挫折したのだよ(女優さんのせいではない)山はそういうトラウマ。
エピソードがとてもベタで、たくさんツッコんでしまった……。
MERとかSDMとかMMTとか、もう分からないけど、ドラマのテンションはみんな似てる。
あと1回くらい見るかも……たぶん、9月まで見ずに下山しそう。
杉野くん、『ばらかもん2』…やらんの?…
リアル研修医の成長を描く「PICU」再びか?…と思ったら
あくまで主人公のバックボーンを固める為の初回。
掴みとしては良好。まだ、どんな医者になるかのビジョンも充分に固まっておらず
そういった所を通過してきた先輩医師の言動からプレッシャーを感じたり。
一方では兄貴は植物人間と思っていら、それは主人公が見ていた幻というオチ。
更に主人公を鍛える怖めの先生かと思った元家事ヘルパー(違)医師はえ~?
脚本家は近年の「ルパン三世」や「仮面ライダー」も手掛けている方なので
結構、エンタメ重視になるのかな?水10の医療ドラマと共に視聴継続。
今カノの背後に元カノをイメージしながら反省会やっているような感じ?
「もっと、ちゃんと話し合えば良かった」
この台詞だけでも多少は溜飲が下がる。目黒氏もいい演技している。
百瀬さんも似た経験があったというのは御都合主義的な気もするが、
実は海ちゃんの父親は別の奴でそいつが気に入らないから
外堀埋めて主人公に認知させたいとかいうのではなかろうか?
次回予告を観ると夏に父親をやらせたいが、彼の今カノに母親の座を渡して
海を手放す気はなくて何やかんやと理屈をこね回すとか、
大竹しのぶをキャスティングしているので、そういう毒婆をイメージしてしまう。
するぞ、するぞ。今日の寅子からは橋田寿賀子臭がプンプンするぞ!
後半戦。三年が経過しても殆ど何も変わらず今度は大映倒産と大映ドラマじみた話?
必殺を制作した松竹は「仕置人殺人事件」以降も
「清兵衛流極意 – 明治泥棒物語 -」を原作とする「助け人走る」、
オイルショックを意識した「暗闇仕留人」を経た一年余りの冷却期間の後、
ギャンブルブームを意識した「必殺必中仕事屋稼業」でシリーズ名の復活と、
柔軟かつアグレッシブな制作体制を維持していましたが本作では
過去のヒット作リメイクに走って大コケ。朝ドラの枠組みで見ても
同じ時代劇ネタでも「カムカム」と比べてとにかく後ろ向き。
一回、ヒット作主演になっただけで大物俳優気取りの錠島がコケるのはまだしも、
作品の良心ともいうべき杉本や晋八も冷や飯食いという有様。
梓君も一度は自立したのに大学合格後も何故、実家に留まっているのだろう?
美月絡みで都合が悪くなると実母に助言&助力を請いにくるのに
「椿屋の美月ちゃん」と平素は事ある毎にマウントを取りたがる滝乃も相変わらず。
愛子さんの方が子供もそろそろ自立する年頃と割り切っているのだし、自分が梓君
ならク〇ババと顔を合わせるのも声を聞くのも嫌なので大学の寮にでも入る。
「ふたりっ子」で毒要素を背負った麗子でも下町暮らしから抜け出す為に
色々と行動していたものなのだが…。
予告映像があまりにカッコ良かったので、ものすごく期待していた。初回の印象は、予告通りの不気味さと恐ろしさ。夏にこういう深夜帯ドラマを放送していただけるのは嬉しい。
刑事の成田凌はワケありで、激しくて真っすぐで悩み深い。好きなキャラ。メイサちゃんの刑事もとてもいい。
何より19人疑似兄弟の生き残り、ネグレクトの犠牲者・花音役の吉川愛ちゃんが最高に気味が悪くて良い。他の兄弟の気持ち悪さももっと見たい。
真夏に良いホラー。楽しみ。
前作の記憶がほぼ無いくらいの状態なので、今回はニノは渡海先生ではなくて天城先生だという前情報を頂いても「そうなんだ(?)」くらいの反応だった。
しかし主役が変わっても周りは渡海先生を覚えているし、世界観が変わったわけではないのね。佐伯教授なんて新病院のセンター長に推挙しちゃうくらい。
もしかしたら、これはやはり……記憶を失った渡海先生なのでは……(ない)でも双子説はありえる。
渡海先生も大概金に汚かった記憶だけれど、天城先生もそうらしい。今後も毎回「手術してやろうかゲーム」をするのだろうか。それは要らない気がする……
患者の身の上話もちょっと長かったな。延長がなくなってスッキリ収まった回を楽しみたい。
キャラクターは個性溢れる楽しさ。医師の涼真はいい感じ。1クール楽しみ。
くうさんの、感想が、こんなにも待ち遠しく感じるとは…。なかなか私の中のモヤモヤを表現して下さっている感想に出逢えず…。虎翼は、とっても素晴らしい脚本だと、心酔してきていただけに、今週は、きつかった…でも、くうさんの文章に、救われた気分。
『笑うマトリョーシカ』第2話 大して話が進んだわけではないのに圧倒的に面白い。鈴木の事故なんてどうせ自作自演でしょと思っていたけれど、そんなことではないらしい。
「僕はもう大切な人を失いたくないんだ。うん。」と鈴木の手を取る清家一郎のうさんくささ。手を取るその仕草も、誰かから教わった様式なのよね、たぶん。
国民の信頼を得る演説をするためのパフォーマンス。手の動き。そこまで鈴木に操られている……。
ハヌッセンはヒトラーを操り27歳でナチスドイツに君臨させ、そして43歳で暗殺される。誰に?ヒトラーに。
清家は操られているだけではない。ハヌッセンすら計画から外す黒幕が現れる。出会いは27歳。突然出会った女性・美恵子。笑顔が「恐い」。
この不気味な演出と恐怖をあおるリアリティがこのドラマの秀逸なところ。
こうなると、事故から軽症で戻ってきた青山くんも信用できなくなる……。
マトリョーシカの中心にいる小さな悪魔は何処にいるのか。どういう顔をしているのか。振り回される道上の今後も心配。
うさんくさくて恐くて誰も信用できなくて、今のところ今期一、面白い。
上がってこない寅子株。仕事はしているので、その点だけはマシですが。
何故、穂高先生の方が老体鞭うって謝罪に来るのか。
男女云々より社会人としての規範の問題で本来なら先生の葬儀に参列拒否される
ぐらいの事。それでなお自分を曲げないか?悔恨の念を背負い続けるか?
というレベルでなければ感情移入は出来ない。
寅子の言い分、自体にもさして重みが感じられない。
先日、再放送終了した「ゲゲゲ」の夫婦は自分達にも余裕が無い中で時代に
淘汰されていく人達の力になろうとして喜びも苦しみも分かち合ってきたから
メジャーデビューに際し、皆の想いを背負って立つ感慨ひとしおだった。
寅子の場合、梅子さんはともかく、よねさんや崔香淑は隔意を示していて
分かち合ったのは喜びだけだった訳で…。この辺り来週に同性からの糾弾が
やっとこ入りそうで、いい加減に痛い目を見て欲しいところ。
先生の器量に最後まで甘えっぱなしで、
『男に護られているのがお似合いだ』的状況を卒業出来ないようでは、
よねさんとの和解はおぼつかない。
高スペックなのにやる気のないヒロインが、事件のピースが合うと完成された推理オタクになって活躍してしまう……演出が面白かった!
初回の印象が、ちょっと前クールの「イップス」と被った。おされな部屋(店)で事件とは外れた井戸端会話を繰り返しつつ事件が解決に導かれる。舞台的装置。
ヒロイン枠に3人必要なのかどうかは初回ではわからなかったけれど、松岡茉優さんは1話の中で多彩な人格を演じる、さすがの演技力。
面倒な事案を掘り起こしてくる、やりすぎの杉田・泉澤祐希くんも良いキャラ。得体のしれない安達順平を演じる今回も怪しいイケメン白洲迅。
肝心の事件が甘い気がするのだけど、楽しく見れたのは確かなので次回にも期待している。
『王様のレストラン』のようなED映像に、ああ、クドカン本当に久しぶりにフジでやるんだなぁ、と実感。
2回目をじっくり見て「人は平等なのか」で泣きそう。
日本では同情される傾向の外国人労働者は、日本人の就労機会を食っている。反社の烙印は更生しても消えることなく社会生活の機会を奪う。
アメリカではそもそも保険や治療の内容すらステイタスで差がある。
でも、どんな人間も戦場では平等だし、どんな人間の命も医者の前では等しい。そういう話。テーマは極めて真面目で社会派。
重たいテーマであるから、ベースがコメディでも重めに傾く。これでいいと思う。
安定のキャスト陣はTBSよりはNHK作品寄り(笑)ビックリするほど朝ドラから来てる。
嘘くさいほど荒々しい日系アメリカ人の軍医は小池さんにピッタリの豪快さ。優三さんとは似ても似つかないチャラい美容外科医の太賀くんもいい。馬場っちの位置づけがものすごく好き。岡部たかしさんは朝ドラ父さんよりも哲学がありそう(笑)
失敗しそうな女医は、人間的にはとても応援できそう。無理に笑わせてくれなくても楽しいし、無理に泣かされなくても悲しい。クドカンの味がここにちゃんとある。
サザンのEDも最高にカッコよかった。先が楽しみな初回。
今回はさすがになぁ…。穂高先生にどうしろと?
母親が娘の相談相手になってくれた桂場に勝ってに食って掛かって
家族の恩人となった時は礼も言わなかった事は前にも書いたが、
やはり、恵まれた立場にありながら虐げられた世の女性達の代表のようなつもりな
母親似の所が今もあるのかね。