ユーザードラマレビュー一覧(185ページ目)

アバター くう 2020/12/02

『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』第7話

男の人がみんな濃厚接触をゴールだと思ってるとしたらそんなことはない…そして女の人もみんな結婚をゴールだと思っているわけじゃない。ただただ手を繋いで寝るのが幸せという気持ち、伝わる。温かさが伝わる。

誕生日に花束とか夜の遊園地とか、バブリーな感じがすることも、この令和では「出来る」ことが奇跡だよね。

コロナ禍の中、会いたい人と会って精一杯できる事をする。温かさはリモートではなく直に味わう。今を大事にする。
恋ってこんなに素敵なことだったと思い出させてくれるドラマ。

巨炎 巨炎 2020/12/02

達彦戦死の報告が入り、力尽きてしまったアンパンマン!
月曜日の「ちゅらさん」では入れ替わりで看病のプロとして登場した所(笑。
「ちゅらさん」の頃に生まれた子が本作に子供心を踏みにじられたケースは
本当にあったようですが、もう大きく成っている頃ですね。

https://i.imgur.com/ZgayWAK.jpg

ちなみに戸田恵子も若い頃に(声優として)ロミジュリ的大恋愛、
姉との対立、希望となる次世代を出産しつつ死亡のトリプルコンボを
かましていて業界の因果を感じるので宮崎あおいも20年後には
若い娘さんをイビル姑を演じているのかもしれませんね。

序盤は視聴者からの憎まれ役を一身に背負っていたであろうアンパンマンですが
タミさんと和解した後の常連客に対して目を輝かせながら
「当主の達彦に替わって…」と挨拶する場面では桜子や達彦にとって音楽が
大事なように、この人は先祖から受け継いだ八丁味噌と息子がとても大切で
言いなりにしたかった息子を一人の人間として立てられる様も見てとれた。

息子が生まれた日、先に亡くなった夫が祝福してくれた事を呟きなら倒れる様は
さすがに泣かせます。自分と似た欠点の妹とその夫に今になって苦しめられるのは
改心した所で全ての因果がチャラになる訳では無いという意味かも知れませんが。

アバター くう 2020/12/01

『姉ちゃんの恋人』第6話

よかったねぇ……ああ本当に良かったな…と思える観覧車。なのに予告で、やっぱり出てきちゃうのか。いや、今さら出て来ても揺れることは無いと思うけれど、彼女は彼女で悲惨な日々を生きて来たかも知れないし。

白雪姫と小人たちのような家で、ちょっと強めの姉ちゃんとして生きて来た桃子さん。真人くんと一緒になっても小人さんが増える感じになりそう。

もうゴタゴタは要らないし、ただただ幸せ掴んでいってほしい。真人くんに幸せになって欲しい。

アバター くう 2020/11/30

『監察医 朝顔2』第5話
解剖は岩手と東京の2本立て。岩手は自殺。東京は他殺。どちらも解剖した結果分かった事実。正直、71歳で8年間も娘の介護を受けていた話の方は母娘どちらにとっても「自然死」だと思ったままでいられた方が幸せだった気がする。

それでも真実は知った方がいいのだろうか。……という点が、朝顔のじいちゃんの気持ちと被る。人は知らない方が幸せなこともある。

歯は「偶然、手袋の側で見つかった誰の物か分からない歯」だった。平さんは退職して岩手に住む覚悟。どうしても探したい夫、もう探したくない父。平さんが岩手へ行ったら、2人の心はどう変わるのだろう。

自分が死んだ方だとしたら探されたくない。でも、死なれた方なら探したい。生き残る人間の方が寂しいのだから…。

というあれこれも、タテモトマサコは何なのか、聖奈って誰なのか、引っかかって今一つ集中できず。

そしてラストの展開は……何かのドラマみたいに妄想だといいな……

巨炎 巨炎 2020/11/30

3週間に渡る東京編が終わり舞台は再び岡崎へ。
…なんですが女将によく似た妹の夫婦に店を乗っ取られた?
和解したらヒール2号が出てくるって何だろう。
旦那を見ると恵さんが悪事に走るとこうなるのかという気持ちにはなりますが、
戦時下で経営が苦しいのに帳簿を誤魔化した所で金が捻りだせる?

これが実話なら納得しますが元々、原作では達彦君は貿易会社を営む実業家の
次男坊らしい。だから嫡男にいきなり赤紙が来る等という不自然な展開になり、
八丁味噌もヒール女将もドラマオリジナル要素なのでネタが尽きてきた?

そもそも達彦の誠実なキャラの方が一本芯が通っていて
桜子は音楽の才能はあっても当初は地に足が付かないフワフワした所があった。
若女将としての成長があっても糸子ほどにバイタリティがある訳では無く
家族を助ける為の上京も優子のように手伝いの域を超えた影響力を発揮するには
至らずで冬吾や笛子の描写に比重が置かれる傾向が強かった。
手頃な悪役を出さざるをえなくなってるのでしょうか…?

https://i.imgur.com/b9AXqq7.jpg

やっぱり、ここで終わっていた方が良かった事ない?
多少はコミカルな演出が入って息抜きにはなってますけどね…。

アバター くう 2020/11/30

初回の印象は、一つの言葉に拘り過ぎると「花子と呼べし」みたいになるのではという危惧と、お父ちゃんが今後もニヤニヤ出て来て人生を邪魔するのかなと思うと「花k……いや、でも、絵作りと回想の丁寧さは『カーネーション』級。

母の回想で泣かされるのは『べっぴんさん』以来かも。

ラストの展開に主人公と一緒に驚きつつ、ちょっと笑う。でも、丸い枠で引けていく演出がちょっと「梅子」っぽい……

色々と、良と出るか不可と出るかはまだ分からないけれど初回は良かった。

……という初回レビュー
https://dramablog.cinemarev.net/ochoyan-asadora-1.html

アバター たんしお 2020/11/30

アタル シマちゃん以来さあ楽しみだ

巨炎 巨炎 2020/11/29

真剣師の重慶に見込まれてしまった上条君。
技術面の師匠が柄本なら精神面の師匠が竹中になるのかな?
「一生、忘れられない勝負を見せてやる」
と言って授業料にと名匠の駒を質にいれて去って行く。

死体はこっちか?と思わすミスリードは引っ張らず、やっぱりクソ親父か。
再放送なのに昭和パートから平成パートの間に令和の会長役を演じて
戻ってきたように見えちゃう竹中直人(爆。
この人は殺人の経緯を知っているようだが、駒に血が付いていたという
鑑識報告は無かったし埋める事情は次回に明かされる模様。

アバター くう 2020/11/29

『危険なビーナス』第8話

見ながら何回も、バカかっっ!!って、つぶやいちゃったよ、リアルに!バカか伯朗くんっ!元々、出会ったばかりの義妹とやらを義妹だというだけで「信じている」根拠もないし(単に美人に弱いから!)、「え、なんで信じてんの?」という佐代さんの言葉がもっとも過ぎるんですけど。

「愛して育てた息子に裏切られた私」は。なんだか親離れ感があって痛々しい。結局、みんな美人に弱い。

息子のために実験を止めたという康之介氏の人情話もちょっと信じられず、ただ単にあの段階で実験は終わったのでは、と。

明人の監禁が妄想じゃなければ、脅すメールを送っているのは楓さんよね。ペラペラと手の内を全部楓に見せちゃう伯朗くん。得体の知れない楓。好きになれない主人公たちでどうしよう(笑)

巨炎 巨炎 2020/11/29

ぼちぼちクライマックスか…。
あんまり人が死んでないので盛り上がっているのか、いないのかよく解らんです。

伯朗君が自分を見失っていたって、ストーリーが迷走していた事にならない?
そもそも小さな命を助ける仕事にやりがいを感じて自立している伯朗が
自分で築いた訳でも無い遺産の取り合いに目を血走らせてる連中に
見下されながら付きあう理由は「母の死の真相を知る」以外、無いんだよね。

私だったら本当に最初から付きあわないか、正直者らしく全方位に情報垂れ流して
連中が勝手に自滅し合うように仕向けるかな?

アバター くう 2020/11/29

人の心や行動の理由は本当に分からないもので、丁寧でベタのない展開。前シーズンから見ていた者にとっては、およねの成長っぷりが頼もしい。観音様のような慈悲の心。

凄く良いなぁと思うのは、つぐみとおよねが若い女同志だからといって張り合ったり、悩み相談したり、そんな関係にならないところ。

この話の中では、およねは立派な一人の児童福祉従事者であり、つぐみは医者であり、性別や年齢など関係ない。

あるのは信頼と真実だけ。およねの事情を十分知っていて気を使い、取り囲む、養生所メンバー。つぐみを後輩としてフォローする津川。それぞれの接し方が素晴らしかった、

城桧吏くんの目力ある美しい瞳。「万引き家族」から変わらない。
定吉が愛情を忘れず、命をあきらめず強く生きて行けるよう、心から願うラスト。

巨炎 巨炎 2020/11/29

緒形拳が10週と案外、早く退場してしまい、うたた寝しながら観ていると
何時の間にか鎌倉幕府は滅んでいてキャストも大分、変わっていた。

尊氏も顎に髭を生やしたオッサンなお年頃。
鎌倉にかをる登子を残して京都に出征したら九州にまで追いやられるも
同じ回の内に反撃して京都に攻め上るとか妙に駆け足。合戦シーンも少なく
内輪で会話しているシーンが多いけど良く考えたら大河の大半はそんなもの。

子供時分に観た頃には屋外シーンでもセットで民放時代劇に比べショボイ印象が
残るのですが映画と同じようなシーンをTVドラマで描くには予算が色々と。
バブル期で本格時代劇最後の砦になっていた「武田信玄」辺りが一番、
派手にやっていたのかもしれませんな。

アバター くう 2020/11/29

『35歳の少女』第8話

予告のウェディングは、もちろん妄想(というか夢)。今期は妄想オチが流行りなのか(笑)しかし、その後の悪夢の連続のような展開は遊川流妄想。

中身10歳だった望美は外も中も35歳になり、35年この世界で生き続けてた我々のヤサグレ度にあっという間に追いついた。

子どもの好奇心を持ち合わせていただけあって、眠っていた25年で進化したネットツールも使いこなし、ついに闇のYouTuberに(笑)

1人ぽっちで部屋にこもって生きる時間を、幻影から「無駄」と指摘されるのは、寂しさの深層心理なのだろう。本質はグレた中二くらいなのかも知れない…。

25年間娘が意識を取り返すことだけを願って生き続け、家庭まで崩壊させてしまった母に「自己満足」と言い切ってしまう娘。「一緒に死にましょう」と言う母。

自分の25年を奪った本人から全否定される気持ちが愛情から憎しみに変わるの、親だって当たり前では?

望美は10歳で35歳という複雑個体なのだから人生経験も学習体験も薄いのだと理解していても、逆鱗に触れるってことはあるよね。

もしもこのまま死んだら、この母は不幸すぎる。

巨炎 巨炎 2020/11/28

久兵衛、かをるを勘当する。

『入兆の娘は思想犯と密通していた』という醜聞の真相を公にすれば律子に、
事態を静観するだけなら、かをるに害が及び続けるため惣吉に娘を託す、
父としての苦渋の決断。顔で笑って目で泣く津川雅彦の名演が光る。しかし…、

「お前も自分でモノを考える女になったな」
でも10週間でかをるの自分の考えに基づいた行動は、女郎を庇ったぐらい?
状況を動かしてきたのは、かをるを挟んで久兵衛と対峙してきた律子であり、
かをるは異母姉に責任を求めたりしない事で主役の面目を何とか保ってきた形。
久兵衛が惣吉に「漁夫の利を得たな」と皮肉を言うぐらいは当然だよなぁ…。
庶子で年少のかをるの方が先に片付いたが彼の苦悩はまだまだ続く。
この辺りは面倒くさい娘は糸子一人だった善ちゃんの方がマシとも言えますが
自分の女好きの因果と言ってしまえば、それまでか。

またハマが一度、かをるを追い出して以降、急に丸く成ってしまったのも…。
彼女が久兵衛に最も厳しい叱責を受けたのは、坂東家に来たばかりの頃のかをるを
律子専用の女中にした時であれで態度を改めなかった人が簡単に変わるかな?
この辺り惣吉が本格的にストーリーに関わるようになって
ヒールとして物語を引っ張る必要性が無くなった都合に見えてイマイチ。
能動性に乏しい主人公に都合よく事態が好転、虐めキャラも急に優しくなるとか
同時期に放映されていた「小公女セーラ」(現在、WOWOWにて再放送中)
みたいで結納シーンにも釈然としないものが残りました。

という訳で、ずっと見守ってきたかをるを横からかっさらっていった惣吉を
静かに睨みつける梅木に共感を覚えたり。

アバター くう 2020/11/26

『ルパンの娘』2 第7話

美雲はもう…ずっと円城寺さんと踊っててくれればいいのに……。カズくんが捕まるのは、もう「また!?」だけれど、手錠なんて掛けられなければもっと機敏に戦えてた(かもしれない)

今回はアンちゃんとの別れも辛いし、万能スプレーに期限があったのも辛いし、円城寺マジックの失敗も痛いし……いろんな意味で世界がリアルに近い。
でも、このドラマだから来週は鮮やかにマジック見せてくれると信じている。

そして予告は相変わらずわけ分からない(爆)