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生き別れの父との束の間の再会。 ストーリー的には突然の難破とか手術シーンのラフな描き方とか、 少し雑に感じるが、そこは松本幸四郎親子共演でカバー? 親子鷹役者が劇中でも親子を演じるというのは 「美味しんぼ」の三國連太郎と佐藤浩市、「真田太平記」の中村梅之助&梅雀等が (梅雀氏にとって、この時の徳川秀忠は生涯の当たり役らしい)ありますが、 緒形拳が息子の直人氏と共演したという話は特に聞かない。 替わって今回欠場の林隆三が(後の大河「信長」等で)良く面倒を見た。
秀吉が一応、人妻な美緒に一目惚れして御所望となり 次回における助左衛門と兼久双方のリアクションが楽しみ。 利休や高山右近が出てくるのにお吟さま不在はキャラが被るためだろうか…。
https://youtu.be/gEEsvsZ6sF4
『女は家長に命じられたら好きでも無い男にも嫁がねばならない』的な 戦前価値観が消滅すると、あまり共感出来ない人なので 本作同年の映画を最後に全く見かけなくなったような気がする。
土スタで、稔の中の人がスタジオに!録画で、勇の中の人、黒縁メガネで!とにかく、二人が、あまりに稔と勇と違う人々で、びっくり!稔の中の人は、ラジオをやっているけど、イメージが違うから、聴かないでって自ら発言。勇の中の人、ピアスとかしていて、メガネのせいもあってか、ラッパーなの?って思った。まだ、全くお二人の事を、事前に知らない状況のままの、私。稔も勇も大好きキャラなので、中の人々の情報は、しばらく、敢えて知りにいかないようにし〜よおって思っておりぬ。あ、カムカム路線は、大変気に入っています。久しぶりに、我が夫も、気に入っているので、一緒に朝ドラ論議が出来るのも、嬉しい!
反抗できなかったパワハラ親父に、友達を守るために反抗した順くん。この家を改善するために黒木が何をするか楽しみだったけれど、見守るだけだった。でも「子供は思っているより弱くない」は、なるほど。
順が反抗できないようだったら何かしら手を差し伸べていたのか、それは分からない。「たかが塾講師は、家庭の事情には踏み込めない」。けれども、とても悔しそうに見えた。
このままだと、あの家は母は委縮し続け、いずれは息子依存に陥りそう。しかしそこまではドラマではやらないんだろうな。
このドラマを見ていて思うのは、「高校受験や大学受験には自我があるけれど中学受験は親のもの」と思われがちな認識が覆りそうなこと。
小学生だって頑張っているし、小学生だって「勉強も青春だ」。
島津家の問題はいずれ解決されるといいなぁ。
美しい姉弟がただお互いを思い合って手を取り合って、失くした過去を懐かしんでいるだけで泣きたくなる。こんなに悲しいのに空も緑も横山克さんの劇伴も美しくて、美しいからまた泣きたくなる。涙腺がおかしい。
「最愛」なのは大ちゃんなんだと先週までは思っていたけれど、弟なんだね。梨央の最愛は優くん。
渡邉を殺したのは優くんだという映像は途中までのもので、とどめは父が刺したのだろうと思っていた。けれど、父はただ運んで埋めただけだったのかも。いずれにせよ、父は全て被って死ぬつもりだった。
大事な娘に乱暴され、大事な息子を罪人にされ、その父までもが災いを連れてきた。発端は埋められた男のせいなのに。
「助けて」のメールに呼応する「了解」。あまりにも頼れる優しい「家族」。加瀬さんは信じてもいい人なんだろうか……。
もう少し、お仕事ベースなお話だったような気がするのだけど、秒で1年留学して戻ってきたらスッカリ恋愛話。まぁ、面白いけれど。
それでも、一生懸命生きていても貧乏は追って来るし、スーパーRICHだった過去を土足で踏みにじるような親父もいるし、貧乏神はなかなか退散しないものだなぁという苦しさはある。
この苦みがこのドラマの醍醐味かな。「変わらなくてもいい」としても悪運は祓いたい。時々身につまされるドラマ。だから応援したいのかも。
御両親説得の為、知識と知恵と誠実さを総動員する優しいお兄さんに涙し、 全く登場しない元凶のクソ兄貴にイライラする15分であった…。 夢に向かって懸命で結果を出したのならともかく 「自由」を主張して周囲に迷惑かけているだけでは、もう出征してこい!!
「カーネ」では近所の菓子屋は『売り』専門だったらしいので、勘助が去った後、 足痛が酷くなったオッチャンが引退に併せて店じまいしたのだろうが、 橘家は自家製の味がウリの老舗だからなぁ。
組織の規模が大きくなれば設備投資や維持、人件費も膨れ上がるので それに見合う収益も上げ続けなければいけない。稔さんは菓子屋が斜陽産業と なっていくのも見越している感じだが自分の家も戦争で、どちらに転ぶやら。
優しさが時に人を傷つける…等という綺麗な話では無く、 追い詰められた時こそ人間の本性が出るという話だった。 移動中の弱視の人の足元に大きな石や自転車を意図的に置いたら立派な犯罪だ…。
それにしてもヤンキーは彼女の言葉にだけ従順という性格も多いらしいので、 イイ奴過ぎる(原作では、もっと凶悪顔の)森生はソッチのタイプに見えん。 対して、さすが本当は30手前の獅子王は社会人の分別を身に着けた元ヤン的。
鈴木伸之はこの髪型のままバラエティ番組にも出演しております。 「今日から俺は」を経て「お茶にごす。」で主演抜擢ですが、黒髪の鬘?
空ちゃんが「見える奴なんて大嫌い」と叫ぶのを聞いて、いわゆる人種や身分の壁を思い出してしまった。一方は「してやってる」つもりはなくとも、そう受け取られたり。またはしていないつもりでも、そうなってしまったり。
壁は心が作るもので、いくらフラットな態度で居るつもりでも凝り固まった被害感情が抜けなかったり。その原因が今回のような犯罪的な嫌がらせだったりする。
空ちゃんの好きなもの、森生の好きなもの、両方を併せたメニューコースを作り出したユキコさんはさすが。
1人はALLではない。見える人も見えない人も、例えば国だって部落だって年齢層だって職業だって、1人の考えや行動はその人が属する全ての人間の考えではないので、凝り固まらないで。
……と願う気持ちが空ちゃんに伝わるような結末で良かった。花男と草介もホント、良い人たち。今回も気持ちいい話。
こちらは更に急転直下。 妹のラジオ歌唱大会入賞とか、皆聞き逃して大騒ぎとか、明るいネタだった昨日。 それが杯を持つ手が震える父とか、雄太が初めて「お父さん」と言った直後に 家族皆で橋を渡る際に映る父の背中とか、グローブを踏んづけてしまい 片づけていない息子二人を叱る父とか、死亡フラグ立ちまくり。
戦地から生還した父の体は既にボロボロだったのか…。戦争が終わり 明るい未来を夢見て人々が上を向こうとしている中にも垣間見える戦争の傷。 速水との色恋沙汰以外は狂言回し的な主人公だった純子がいよいよ 家族をしょって立つ展開になるのだろうか。来週から相撲で休止が残念。
やっぱり、こうなるよねぇ…。それが朝ドラの宿命。 主役が騒動を起こすタイプなら周囲に宥め役や振り回されキャラがいて、 主役が真面目なタイプなら逆になる。 濱田岳、「わろてんか」の時は前者だったんだけどね~。
「モネ」中盤から内輪で暗い顔で語り合って15分が消化されるような エピソードが目立ち始めてテンポが悪くなった後だけに 前回の構成、見せ方を凄く新鮮に感じた次回にコレだもんなぁ…。 微かな希望を一瞬、抱かされた後に落とされる安子。 朝ドラで、やはり初恋は実らないのだろうか?「ちゅらさん」とか 実っちゃうカップリングは共感出来ない事の方が多いのだが。
これってもう、会社がそんなに困っているなら、会社が弁護士つけてデマを拡散させている連中を訴えたらどうなの。
主人公が本当に怪しいのかどうかはヤッスーのみが知っている真実だけれど、今のところは妻子が失踪している人間に対しての悪意が酷すぎて見ているのが辛くなってきた(これを2クールやるの?正月まで挟んで?)
YouTuberなんて、垢バンするだけじゃなくて法的に訴えればいいと思うわ。SNSやネットは恐いよというだけではなく、ドラマを作る人はネットはデマを撒いたら罰せられるよということも、きちんと描いていただきたいな。
第3週
ミシンに向かって歩みだし女学校中『退』の糸やんですが…。 壱:「オバちゃんが通わせてくれた学校辞めるとかふざけるな」と勘助を しばきながら「卒業してから採用」の約束を反故にする自分の棚上げぶり。 弐:そんな勘助に気遣われると逆にプライドを傷つけられ婆ちゃんに泣きつく。 参:裁縫以外の授業に興味もなく仲の良い友人も皆無なのに去り際に 壇上パフォーマンスとか、要らん所でカッコつけ。 後の引『退』詐欺事件の伏線が既にワラワラと…。
いかに前半生の糸子が成長しなかったか良く解る~。善作が今回はパッチ屋面々、 ン十年後は孫を介して、「コイツは絞めておこう」と考えるのも、良く解る~。 実際、糸子にはそれぐらいで丁度いい。何せ、 「泰造兄ちゃんはアンタや知らんと思うで」奈津の初恋をヘラヘラ笑い、 「姉ちゃんは偉いやて」母の褒め言葉は聞きつけるが妹の不満は聞き流し、 「仕事は学校とは違うんや」誰も学校の勉強が適当でイイとは言ってね~!
しかし「あぐり」のように主人公の有様を脚本で正当化せず、甘やかさないので 馬鹿な子程、可愛いなノリでツッコミが楽しい。男が女を気遣いはしても 顔色窺ったりしない昭和初期。そんな時代にイイ子ちゃんでは風穴開けられない。 奈津は父や男達の前で『よき女子』を演じ、裏で糸子に並の朝ドラ主人公を求めて 撃沈、失恋に泣くしかないが、糸子はミシンに目を輝かせ父や男達の間に軋轢を 生じようとも手を伸ばす!山口先輩の空腹感を煽る作戦とか戦国武将向きな性格。 ミシンを使いたいのなら、それだけ周囲に認められなければならず、その為には 何をすべきか感覚を研ぎ澄ませていく糸子。正にこの経験は生涯の財産となった。
https://i.imgur.com/tDCpeBs.jpg
様子を見に来た清三郎は丁稚だった頃の自分を糸子の中に見る。が、この作品は 孫が可愛いお爺ちゃんを職場に乱入させて笑いを取るような真似はしない。 この時期、不仲な善作の『糸子に下積みの経験を積ませる』という意図を暗黙の 内に理解している。決して苦労知らずな人では無いのである。
老獪な三井の爺様が去ったら、これまで脇で描かれてきた岩崎弥太郎が 入れ替わりで主人公と対峙し強欲全開。 合戦シーンが完全に無くなり室内劇の比重が高まっているので、 各キャラ&キャストに夜存在感や立ち位置は本当に重要。
ちなみに岩崎が生まれた地域にも商工会議所はあるが田舎の公民館レベルである。 坂本竜馬、中岡慎太郎、山之内夫婦らに比べて地元のスターとは違うかな。 昨年度の五代映画に登場したのに比べれば、はるかに存在感がありますが。
映画『天外者』公式サイト
「天地人」の脚本家ではなぁ…。三浦春馬の本当の遺作は何なのだろう?
いつまで会議ばかりやってるんだろう。いい加減に揺れろ!とか言っていたら地震キタ(不謹慎)。だって、たぶん、現実でもこうやって政党がどうの利権がどうの経済が(自分の儲けが)どうのって話で上はゴタゴタするのだろうけれど、いい加減にドラマとして飽きてきた。
このまま来年まで会議ばかりでガタンとも揺れなかったらどうしようかと思った(不謹慎)
確かに総理の許可もなく最高機密をマスコミに売った(金は動いてないけど)天海んはどうかと思うけれど、明日沈むかもと知っているのに緊急の対策を取らない政府もどうよ。
「人災」と言われる大きな事故は、大抵こうして起こるのよ。事態を甘く見ている政府のゴタゴタよりも、そろそろちゃんとしたCGで避難を始めよう。まだ関東しか沈没しないことになっるし。
梨央を吊るし上げる真田ホールディングの会議の間、「お前やないってことを 俺が証明する。」と約束した大輝が、渡辺昭殺害容疑の男を追う。
腕に傷。「大ちゃん」と呼ぶ青年。大輝はもう、これが誰だか知っている。
「弟の病気を治したい」という梨央の思いに被る、過去から逃げる青年。
私たちだってこれが誰なのかう分かっているけれど。帽子を取って梨央に「姉ちゃん」と呼びかける優くんを見て。もう、絶望的なつらさしかない。
あの日、あんなことさえ起きなければ……。優くんは過去から逃げる人生を送らなくても良かった。
でも、話はまだ4話で。優くんが真犯人だとは限らないと思うんだ。映像はいつも真実を語っているとは限らない。とどめを刺したのは、あの時は父で、今回は姉、なのでは。
優くんが後藤の情報屋をしていた理由も分からない。
話はまだ半分も進んでいない。
悲しい。けれど甘い夢のように過ぎていく。
生き別れの父との束の間の再会。
ストーリー的には突然の難破とか手術シーンのラフな描き方とか、
少し雑に感じるが、そこは松本幸四郎親子共演でカバー?
親子鷹役者が劇中でも親子を演じるというのは
「美味しんぼ」の三國連太郎と佐藤浩市、「真田太平記」の中村梅之助&梅雀等が
(梅雀氏にとって、この時の徳川秀忠は生涯の当たり役らしい)ありますが、
緒形拳が息子の直人氏と共演したという話は特に聞かない。
替わって今回欠場の林隆三が(後の大河「信長」等で)良く面倒を見た。
秀吉が一応、人妻な美緒に一目惚れして御所望となり
次回における助左衛門と兼久双方のリアクションが楽しみ。
利休や高山右近が出てくるのにお吟さま不在はキャラが被るためだろうか…。
https://youtu.be/gEEsvsZ6sF4
『女は家長に命じられたら好きでも無い男にも嫁がねばならない』的な
戦前価値観が消滅すると、あまり共感出来ない人なので
本作同年の映画を最後に全く見かけなくなったような気がする。
土スタで、稔の中の人がスタジオに!録画で、勇の中の人、黒縁メガネで!とにかく、二人が、あまりに稔と勇と違う人々で、びっくり!稔の中の人は、ラジオをやっているけど、イメージが違うから、聴かないでって自ら発言。勇の中の人、ピアスとかしていて、メガネのせいもあってか、ラッパーなの?って思った。まだ、全くお二人の事を、事前に知らない状況のままの、私。稔も勇も大好きキャラなので、中の人々の情報は、しばらく、敢えて知りにいかないようにし〜よおって思っておりぬ。あ、カムカム路線は、大変気に入っています。久しぶりに、我が夫も、気に入っているので、一緒に朝ドラ論議が出来るのも、嬉しい!
反抗できなかったパワハラ親父に、友達を守るために反抗した順くん。この家を改善するために黒木が何をするか楽しみだったけれど、見守るだけだった。でも「子供は思っているより弱くない」は、なるほど。
順が反抗できないようだったら何かしら手を差し伸べていたのか、それは分からない。「たかが塾講師は、家庭の事情には踏み込めない」。けれども、とても悔しそうに見えた。
このままだと、あの家は母は委縮し続け、いずれは息子依存に陥りそう。しかしそこまではドラマではやらないんだろうな。
このドラマを見ていて思うのは、「高校受験や大学受験には自我があるけれど中学受験は親のもの」と思われがちな認識が覆りそうなこと。
小学生だって頑張っているし、小学生だって「勉強も青春だ」。
島津家の問題はいずれ解決されるといいなぁ。
美しい姉弟がただお互いを思い合って手を取り合って、失くした過去を懐かしんでいるだけで泣きたくなる。こんなに悲しいのに空も緑も横山克さんの劇伴も美しくて、美しいからまた泣きたくなる。涙腺がおかしい。
「最愛」なのは大ちゃんなんだと先週までは思っていたけれど、弟なんだね。梨央の最愛は優くん。
渡邉を殺したのは優くんだという映像は途中までのもので、とどめは父が刺したのだろうと思っていた。けれど、父はただ運んで埋めただけだったのかも。いずれにせよ、父は全て被って死ぬつもりだった。
大事な娘に乱暴され、大事な息子を罪人にされ、その父までもが災いを連れてきた。発端は埋められた男のせいなのに。
「助けて」のメールに呼応する「了解」。あまりにも頼れる優しい「家族」。加瀬さんは信じてもいい人なんだろうか……。
もう少し、お仕事ベースなお話だったような気がするのだけど、秒で1年留学して戻ってきたらスッカリ恋愛話。まぁ、面白いけれど。
それでも、一生懸命生きていても貧乏は追って来るし、スーパーRICHだった過去を土足で踏みにじるような親父もいるし、貧乏神はなかなか退散しないものだなぁという苦しさはある。
この苦みがこのドラマの醍醐味かな。「変わらなくてもいい」としても悪運は祓いたい。時々身につまされるドラマ。だから応援したいのかも。
御両親説得の為、知識と知恵と誠実さを総動員する優しいお兄さんに涙し、
全く登場しない元凶のクソ兄貴にイライラする15分であった…。
夢に向かって懸命で結果を出したのならともかく
「自由」を主張して周囲に迷惑かけているだけでは、もう出征してこい!!
「カーネ」では近所の菓子屋は『売り』専門だったらしいので、勘助が去った後、
足痛が酷くなったオッチャンが引退に併せて店じまいしたのだろうが、
橘家は自家製の味がウリの老舗だからなぁ。
組織の規模が大きくなれば設備投資や維持、人件費も膨れ上がるので
それに見合う収益も上げ続けなければいけない。稔さんは菓子屋が斜陽産業と
なっていくのも見越している感じだが自分の家も戦争で、どちらに転ぶやら。
優しさが時に人を傷つける…等という綺麗な話では無く、
追い詰められた時こそ人間の本性が出るという話だった。
移動中の弱視の人の足元に大きな石や自転車を意図的に置いたら立派な犯罪だ…。
それにしてもヤンキーは彼女の言葉にだけ従順という性格も多いらしいので、
イイ奴過ぎる(原作では、もっと凶悪顔の)森生はソッチのタイプに見えん。
対して、
さすが本当は30手前の獅子王は社会人の分別を身に着けた元ヤン的。鈴木伸之はこの髪型のままバラエティ番組にも出演しております。
「今日から俺は」を経て「お茶にごす。」で主演抜擢ですが、黒髪の鬘?
空ちゃんが「見える奴なんて大嫌い」と叫ぶのを聞いて、いわゆる人種や身分の壁を思い出してしまった。一方は「してやってる」つもりはなくとも、そう受け取られたり。またはしていないつもりでも、そうなってしまったり。
壁は心が作るもので、いくらフラットな態度で居るつもりでも凝り固まった被害感情が抜けなかったり。その原因が今回のような犯罪的な嫌がらせだったりする。
空ちゃんの好きなもの、森生の好きなもの、両方を併せたメニューコースを作り出したユキコさんはさすが。
1人はALLではない。見える人も見えない人も、例えば国だって部落だって年齢層だって職業だって、1人の考えや行動はその人が属する全ての人間の考えではないので、凝り固まらないで。
……と願う気持ちが空ちゃんに伝わるような結末で良かった。花男と草介もホント、良い人たち。今回も気持ちいい話。
こちらは更に急転直下。
妹のラジオ歌唱大会入賞とか、皆聞き逃して大騒ぎとか、明るいネタだった昨日。
それが杯を持つ手が震える父とか、雄太が初めて「お父さん」と言った直後に
家族皆で橋を渡る際に映る父の背中とか、グローブを踏んづけてしまい
片づけていない息子二人を叱る父とか、死亡フラグ立ちまくり。
戦地から生還した父の体は既にボロボロだったのか…。戦争が終わり
明るい未来を夢見て人々が上を向こうとしている中にも垣間見える戦争の傷。
速水との色恋沙汰以外は狂言回し的な主人公だった純子がいよいよ
家族をしょって立つ展開になるのだろうか。来週から相撲で休止が残念。
やっぱり、こうなるよねぇ…。それが朝ドラの宿命。
主役が騒動を起こすタイプなら周囲に宥め役や振り回されキャラがいて、
主役が真面目なタイプなら逆になる。
濱田岳、「わろてんか」の時は前者だったんだけどね~。
「モネ」中盤から内輪で暗い顔で語り合って15分が消化されるような
エピソードが目立ち始めてテンポが悪くなった後だけに
前回の構成、見せ方を凄く新鮮に感じた次回にコレだもんなぁ…。
微かな希望を一瞬、抱かされた後に落とされる安子。
朝ドラで、やはり初恋は実らないのだろうか?「ちゅらさん」とか
実っちゃうカップリングは共感出来ない事の方が多いのだが。
これってもう、会社がそんなに困っているなら、会社が弁護士つけてデマを拡散させている連中を訴えたらどうなの。
主人公が本当に怪しいのかどうかはヤッスーのみが知っている真実だけれど、今のところは妻子が失踪している人間に対しての悪意が酷すぎて見ているのが辛くなってきた(これを2クールやるの?正月まで挟んで?)
YouTuberなんて、垢バンするだけじゃなくて法的に訴えればいいと思うわ。SNSやネットは恐いよというだけではなく、ドラマを作る人はネットはデマを撒いたら罰せられるよということも、きちんと描いていただきたいな。
第3週
ミシンに向かって歩みだし女学校中『退』の糸やんですが…。
壱:「オバちゃんが通わせてくれた学校辞めるとかふざけるな」と勘助を
しばきながら「卒業してから採用」の約束を反故にする自分の棚上げぶり。
弐:そんな勘助に気遣われると逆にプライドを傷つけられ婆ちゃんに泣きつく。
参:裁縫以外の授業に興味もなく仲の良い友人も皆無なのに去り際に
壇上パフォーマンスとか、要らん所でカッコつけ。
後の引『退』詐欺事件の伏線が既にワラワラと…。
いかに前半生の糸子が成長しなかったか良く解る~。善作が今回はパッチ屋面々、
ン十年後は孫を介して、「コイツは絞めておこう」と考えるのも、良く解る~。
実際、糸子にはそれぐらいで丁度いい。何せ、
「泰造兄ちゃんはアンタや知らんと思うで」奈津の初恋をヘラヘラ笑い、
「姉ちゃんは偉いやて」母の褒め言葉は聞きつけるが妹の不満は聞き流し、
「仕事は学校とは違うんや」誰も学校の勉強が適当でイイとは言ってね~!
しかし「あぐり」のように主人公の有様を脚本で正当化せず、甘やかさないので
馬鹿な子程、可愛いなノリでツッコミが楽しい。男が女を気遣いはしても顔色窺ったりしない昭和初期。そんな時代にイイ子ちゃんでは風穴開けられない。
奈津は父や男達の前で『よき女子』を演じ、裏で糸子に並の朝ドラ主人公を求めて
撃沈、失恋に泣くしかないが、糸子はミシンに目を輝かせ父や男達の間に軋轢を
生じようとも手を伸ばす!山口先輩の空腹感を煽る作戦とか戦国武将向きな性格。
ミシンを使いたいのなら、それだけ周囲に認められなければならず、その為には
何をすべきか感覚を研ぎ澄ませていく糸子。正にこの経験は生涯の財産となった。
https://i.imgur.com/tDCpeBs.jpg
様子を見に来た清三郎は丁稚だった頃の自分を糸子の中に見る。が、この作品は
孫が可愛いお爺ちゃんを職場に乱入させて笑いを取るような真似はしない。
この時期、不仲な善作の『糸子に下積みの経験を積ませる』という意図を暗黙の
内に理解している。決して苦労知らずな人では無いのである。
老獪な三井の爺様が去ったら、これまで脇で描かれてきた岩崎弥太郎が
入れ替わりで主人公と対峙し強欲全開。
合戦シーンが完全に無くなり室内劇の比重が高まっているので、
各キャラ&キャストに夜存在感や立ち位置は本当に重要。
ちなみに岩崎が生まれた地域にも商工会議所はあるが田舎の公民館レベルである。
坂本竜馬、中岡慎太郎、山之内夫婦らに比べて地元のスターとは違うかな。
昨年度の五代映画に登場したのに比べれば、はるかに存在感がありますが。
映画『天外者』公式サイト
「天地人」の脚本家ではなぁ…。三浦春馬の本当の遺作は何なのだろう?
いつまで会議ばかりやってるんだろう。いい加減に揺れろ!とか言っていたら地震キタ(不謹慎)。だって、たぶん、現実でもこうやって政党がどうの利権がどうの経済が(自分の儲けが)どうのって話で上はゴタゴタするのだろうけれど、いい加減にドラマとして飽きてきた。
このまま来年まで会議ばかりでガタンとも揺れなかったらどうしようかと思った(不謹慎)
確かに総理の許可もなく最高機密をマスコミに売った(金は動いてないけど)天海んはどうかと思うけれど、明日沈むかもと知っているのに緊急の対策を取らない政府もどうよ。
「人災」と言われる大きな事故は、大抵こうして起こるのよ。事態を甘く見ている政府のゴタゴタよりも、そろそろちゃんとしたCGで避難を始めよう。まだ関東しか沈没しないことになっるし。
梨央を吊るし上げる真田ホールディングの会議の間、「お前やないってことを 俺が証明する。」と約束した大輝が、渡辺昭殺害容疑の男を追う。
腕に傷。「大ちゃん」と呼ぶ青年。大輝はもう、これが誰だか知っている。
「弟の病気を治したい」という梨央の思いに被る、過去から逃げる青年。
私たちだってこれが誰なのかう分かっているけれど。帽子を取って梨央に「姉ちゃん」と呼びかける優くんを見て。もう、絶望的なつらさしかない。
あの日、あんなことさえ起きなければ……。優くんは過去から逃げる人生を送らなくても良かった。
でも、話はまだ4話で。優くんが真犯人だとは限らないと思うんだ。映像はいつも真実を語っているとは限らない。とどめを刺したのは、あの時は父で、今回は姉、なのでは。
優くんが後藤の情報屋をしていた理由も分からない。
話はまだ半分も進んでいない。
悲しい。けれど甘い夢のように過ぎていく。