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「アンタは阿保か!」
面白いドラマの秘訣はこういう楽しくて適切なツッコミが入る事。 記者の取材中に鉄棒練習に首を突っ込んで見事に自爆した町子。 痛い目を見ているのは本人で傍で見ている周囲は心が和む~(笑。 これまでの回想パート効果がテキメン。子供時分からの重量変化に自覚が足りない 主人公を間に挟んで大人になり過ぎて子供の気持ちに疎くなった健次郎と、 大人になれない故に子供の気持ちが解り過ぎる昭一の対比も絶妙。
「診療所の撮影は患者のプライバシーのため御遠慮願います」
しっかりした作りのドラマならではの発言。主人公は医療関係者でもないのに。 こいういう所が「カーネーション」にも受け継がれたんだろうな。
秀吉の浮気街道がいよいよ幕を開ける…。 ただ本妻に子供がいないなら側室は当たり前の時代。 女性がそれで納得するかは、また別問題だが。
そもそも秀吉が子宝に恵まれなかったのは成長期に満足な栄養が取れなかったため 無精子症になっていた可能性が高い。冷害に強い稲が開発されたのは近代に なってからで、百姓には百姓の戦いがあったはずであり、鎌倉御家人が 土地の奪い合いに神経を尖らせていたのも農作を軽んじていた訳ではない裏返し。
どうも主人公夫婦を間に挟んで愚痴りまくる妹と姑が 「戦は嫌じゃ」な女性大河の走りっぽい。
久しぶりに総集編を見た。今は亡きおばあも、スーちゃんも、懐かしくて涙が出る。
この頃は何も考えずに見ていたけれど、箱庭世界で個性的な愛しい仲間がワチャワチャしている岡田惠和イズムはこの頃からずっと変わらないのね。
「ひよっこ」しかり「はらちゃん」しかり「にじいろカルテ」も…中に入りたい幸福感。
岡田さんの世界はやはり朝ドラに合う。沖縄、美しいなぁ。
先週は、市議を「不要」とサッサと切り捨てる真木亜蘭総理を見て独裁政治を想定し、危うさを感じたけれど、今回の真木くんは買い物に喜び、住民の声に動揺し、人情を理解する。普通の少年。
こっちもこっちで危うい。
けれどもただ「人情」に振り回されたわけではなく、きちんと代案を立ててAIソロンに計算させる賢さと計画性はある。
歴史文化や伝統や思い出を守りつつ、新しい施設も共住させる。投票率が70%に達するまで結論を待つ総住民投票。AIは有能だ。可能性が無限に広がる。
けれども、そんなソロンに支配されているわけではなく、ソロンのマスターである真木総理。
信用していいのか。危うさはないのか。
非情さと少年らしさを共存する真木くんの内面と、古い概念の支配と情を顧みない無機質なAIの共存を反映させるような劇伴。美しくて危うい世界観にピッタリ。
「永瀬さん、昔は金のために家を売っていると言っていましたね。今は何のために売ってるんですか?」
桐山とのタッグが上手く行ってスパイ容疑も晴れたスッキリ回。
今や「正直営業」に転じざるを得なくなった永瀬。スパイのように思われていたけれど最初から正直営業していた桐山。
お昼はいつも一人なのは密かに給食を食べに行っているからではなかった(違います)。お昼まで顧客ファーストで動いているのに疑われる不器用さと不愛想さ。
過去も分かり、これからなのに、本当にここで退場してしまうのかな。
ミネルヴァ不動産の闇は社長同士のゴタゴタにあるらしい。くだらない話だったら嫌だなぁ、と思いつつ真相は早く知りたい。
ミタゾノさん、普通に時間を止められるので(止めてるのも役者さんの素晴らしい演技だけれど(爆))巻き戻しも出来るのかと本気で思っていた(違った(笑))
親はなかなか子供を留められない。「私が求められる同居」ではなく、お互い自由に生きる同居だった十分続けても良いと思うけれど。
子どもはいつの間にか巣立っている。望ましい形の独立劇だった。
むすび家政婦紹介所、いい仕事するよね(笑)
今期のミタゾノさんは毒は少ないけれども本当に面白い!
スポーツドラマとしても学園ものとしても盛り上がるし凡そ面白いんだけれど、校長だけがどうしても納得できない。あの頑なさと横暴さは一体何なのか。
父にも言われていたけれど学校を私物化しすぎだし、桐沢に向ける私怨(か何かよく分からない)が異常。何かそこまでの事情があったっけ?私は見逃した??
コーチが変わるのはともかく、学期の途中で授業をやっている教師が変わるのはあり得ないでしょう…生徒が動揺するし。「京明をやっつける」というのも教育者としてどうなの。スポーツですが?
私怨でクビにして呼び戻すのに上から……。ブラックすぎる。
まぁ、ともかく、虹郎くん=ももちゃんが出てきてやっと役者が揃った感じ。活躍が楽しみ!
ヤンキーのくだらない嘘を暴いて、殴りあいでスッキリする前半。からの、狡猾なやり口で弱い者をイジメ殴る「見た目普通の優等生」を裁く後半。
同じ徒党を組んだ卑怯な暴力なのに、後半の気持ち悪さはどうよ。
ヤンキー姿の分かりやすい不良は令和ではほぼお目にかかれないが、普通の姿をした学生の「イジメ」と言う名の暴行は現実に横行している。
理解して応援してくれる「ツレ」の存在は心を強くする。けれども、こいつらは本当に心が無いので、反省もなく人を殺すからね。
どちらの方が不良なのか。どちらの方が馬鹿なのか。分からなくなる。
関口くんが無事で本当に良かったし。難破剛は本当に心がカッコいい。
賢秀が去って多少、観易くなりましたが馬鹿兄貴の影に隠れて目立たなかったが 実は三姉妹の中で一番非常識な暢子は正念場とも言えます。
家族の為の行動を何度もドタキャン、先方の迷惑を考えないので家族ぐるみで 非常識に見えてくる。両親、もとい良心だった良子まで何故か突然、折れる。 「純情きらり」でも似たような展開はあったけど過程はしっかり描いていた。
ヒロインの上京に対する目的意識のいい加減さは「ちゅらさん」が もっと酷かったので、これが沖縄の県民性なのだろうか…?
ぜん朝ドラ応援をしたい事を自覚する私としては、視聴しない選択は、実は、無い。しかし…本当は、離脱したい…。いや、まだ、巻き返しを期待……しても良いのか?
三谷氏だけに旧作を調べて対照性や系譜は意識している。 松ケン義時にとって壇ノ浦は妻が眼前で入水したトラウマ回だったけど、 小栗義時、今回はいなくてもストーリー成立するよなぁ。 対岸から漕ぎ手を射殺した事を視認するのは無理があると思うが…。
石坂頼朝は義高を殺された大姫に糾弾されても超然とした態度だったのに対して 大泉頼朝は折れていた訳だし、政略の兄&戦術の弟と自分の土俵では幾らでも 非情になるものの、そこから離れればそれなりに情がある兄弟な事が描かれる。 「それでこそ武士じゃ!如何なる手段を用いても勝ち続けてこその武士じゃ‼!」
義経が清盛の後継者的だった「義経」と頼朝が清盛の後継者だった「平清盛」と 両者をハイブリットさせた形でしょうか。
嵐の日に海釣りして波にさらわれるリスクがストーリーから抜け落ちていて 緊張感が無いなぁ…。医師の投薬指示は普通、カルテに記載するもんじゃね? 21世紀設定だから電子カルテなら改竄される事もありそうだけど、 そこを脚本家も意識しているようには見えないし。 逆ギレする医師のオッサンも頭悪そうで盛り上がりません。
犯人ったら壊れた家族を再生してくれてるんじゃん、それって誰とく?と考えたら妻よりも夫側だったりして。あんな感じで必死に探したり運んだりしているけれど、実は夫たちの共謀だったりして……。
とか、色々と考える。共謀と考えたら妻側も怪しいし、子どもの共謀という可能性も……は、ないか。でも大人の協力者がいればできるよね。
少なくとも阿久津の娘は何か知っていそう。
私だったら1憶配当されちゃったらもう警察に言うな。本当に犯人にされちゃうのは困る。どこまで人類全ファミリーとか言っていられるのか。許容の問題でもあるかも。
いろんなパターンが考察できるけれど、少なくとも殺しはしない気がしてきた。
再放送視聴終了。単純なホームドラマ以上の内容でした。
圭一君中心で描かれる地域開発の顛末の方に惹きつけられたかもしれない。 「コロコロ言う事、変えやがって!」 体張って進めてきたBプランをあっさり反故にされたんだから、 これぐらいの意趣返しはしてやりたくなるわな~。 正に企業アルアル感満載だがAプランなりの大義があった所も凄いと思う。
パパの世代が若い頃は高度経済成長期でTVドラマ版「男はつらいよ」等も 戦前派の人達が若い世代の影になって消えていく様が描かれた。 一週回ってインフラ老朽化も問題になってきている昨今であるが、 人と人の繋がりを残していけるかは、その時を生きる人々全員の責任なんだろう。
町子と健次郎の教育論。こういう、やりとりからも互いの個性が見て取れ、 展開にメリハリも生まれる。同じ町子が主役でも前番組よりも上だな~。 老家政婦さんとのやり取り等、明るい日常の中にも戦争の傷が時折、 垣間見える所など、むしろ「純ちゃん」に近いかもしれない。
小津監督映画を観ても昭和のオヤジが一様に鉄拳論者だった訳では無い。 ただ、町子は自分が親の優しさを受け継いで言葉や仕草による叱責だけで 迷惑をかけた人の痛みを共感出来るから暴力不要と思えるのだ。 過去パートで、お爺ちゃんは上の叔母さんを「甘やかし過ぎた」と言っているし、 下の叔母さんは毎週、お父ちゃんに殴られながら何故、殴られていたのか 自分が親の立場になっても全く理解していなかった真性のアホたれ。 「ちむどん」の賢秀は親に一発、殴られておくべきだったよね…。 ブーメラン効果が家族にばかり及んでいてネット上でも本作の方が高評価の模様。
こちらも駄目兄貴が全国ツーリングから帰還。 毎朝、見かけるので懐かしさの欠片もありません。
「アンタは阿保か!」
面白いドラマの秘訣はこういう楽しくて適切なツッコミが入る事。
記者の取材中に鉄棒練習に首を突っ込んで見事に自爆した町子。
痛い目を見ているのは本人で傍で見ている周囲は心が和む~(笑。
これまでの回想パート効果がテキメン。子供時分からの重量変化に自覚が足りない
主人公を間に挟んで大人になり過ぎて子供の気持ちに疎くなった健次郎と、
大人になれない故に子供の気持ちが解り過ぎる昭一の対比も絶妙。
「診療所の撮影は患者のプライバシーのため御遠慮願います」
しっかりした作りのドラマならではの発言。主人公は医療関係者でもないのに。
こいういう所が「カーネーション」にも受け継がれたんだろうな。
秀吉の浮気街道がいよいよ幕を開ける…。
ただ本妻に子供がいないなら側室は当たり前の時代。
女性がそれで納得するかは、また別問題だが。
そもそも秀吉が子宝に恵まれなかったのは成長期に満足な栄養が取れなかったため
無精子症になっていた可能性が高い。冷害に強い稲が開発されたのは近代に
なってからで、百姓には百姓の戦いがあったはずであり、鎌倉御家人が
土地の奪い合いに神経を尖らせていたのも農作を軽んじていた訳ではない裏返し。
どうも主人公夫婦を間に挟んで愚痴りまくる妹と姑が
「戦は嫌じゃ」な女性大河の走りっぽい。
久しぶりに総集編を見た。今は亡きおばあも、スーちゃんも、懐かしくて涙が出る。
この頃は何も考えずに見ていたけれど、箱庭世界で個性的な愛しい仲間がワチャワチャしている岡田惠和イズムはこの頃からずっと変わらないのね。
「ひよっこ」しかり「はらちゃん」しかり「にじいろカルテ」も…中に入りたい幸福感。
岡田さんの世界はやはり朝ドラに合う。沖縄、美しいなぁ。
先週は、市議を「不要」とサッサと切り捨てる真木亜蘭総理を見て独裁政治を想定し、危うさを感じたけれど、今回の真木くんは買い物に喜び、住民の声に動揺し、人情を理解する。普通の少年。
こっちもこっちで危うい。
けれどもただ「人情」に振り回されたわけではなく、きちんと代案を立ててAIソロンに計算させる賢さと計画性はある。
歴史文化や伝統や思い出を守りつつ、新しい施設も共住させる。投票率が70%に達するまで結論を待つ総住民投票。AIは有能だ。可能性が無限に広がる。
けれども、そんなソロンに支配されているわけではなく、ソロンのマスターである真木総理。
信用していいのか。危うさはないのか。
非情さと少年らしさを共存する真木くんの内面と、古い概念の支配と情を顧みない無機質なAIの共存を反映させるような劇伴。美しくて危うい世界観にピッタリ。
「永瀬さん、昔は金のために家を売っていると言っていましたね。今は何のために売ってるんですか?」
桐山とのタッグが上手く行ってスパイ容疑も晴れたスッキリ回。
今や「正直営業」に転じざるを得なくなった永瀬。スパイのように思われていたけれど最初から正直営業していた桐山。
お昼はいつも一人なのは密かに給食を食べに行っているからではなかった(違います)。お昼まで顧客ファーストで動いているのに疑われる不器用さと不愛想さ。
過去も分かり、これからなのに、本当にここで退場してしまうのかな。
ミネルヴァ不動産の闇は社長同士のゴタゴタにあるらしい。くだらない話だったら嫌だなぁ、と思いつつ真相は早く知りたい。
ミタゾノさん、普通に時間を止められるので(止めてるのも役者さんの素晴らしい演技だけれど(爆))巻き戻しも出来るのかと本気で思っていた(違った(笑))
親はなかなか子供を留められない。「私が求められる同居」ではなく、お互い自由に生きる同居だった十分続けても良いと思うけれど。
子どもはいつの間にか巣立っている。望ましい形の独立劇だった。
むすび家政婦紹介所、いい仕事するよね(笑)
今期のミタゾノさんは毒は少ないけれども本当に面白い!
スポーツドラマとしても学園ものとしても盛り上がるし凡そ面白いんだけれど、校長だけがどうしても納得できない。あの頑なさと横暴さは一体何なのか。
父にも言われていたけれど学校を私物化しすぎだし、桐沢に向ける私怨(か何かよく分からない)が異常。何かそこまでの事情があったっけ?私は見逃した??
コーチが変わるのはともかく、学期の途中で授業をやっている教師が変わるのはあり得ないでしょう…生徒が動揺するし。「京明をやっつける」というのも教育者としてどうなの。スポーツですが?
私怨でクビにして呼び戻すのに上から……。ブラックすぎる。
まぁ、ともかく、虹郎くん=ももちゃんが出てきてやっと役者が揃った感じ。活躍が楽しみ!
ヤンキーのくだらない嘘を暴いて、殴りあいでスッキリする前半。からの、狡猾なやり口で弱い者をイジメ殴る「見た目普通の優等生」を裁く後半。
同じ徒党を組んだ卑怯な暴力なのに、後半の気持ち悪さはどうよ。
ヤンキー姿の分かりやすい不良は令和ではほぼお目にかかれないが、普通の姿をした学生の「イジメ」と言う名の暴行は現実に横行している。
理解して応援してくれる「ツレ」の存在は心を強くする。けれども、こいつらは本当に心が無いので、反省もなく人を殺すからね。
どちらの方が不良なのか。どちらの方が馬鹿なのか。分からなくなる。
関口くんが無事で本当に良かったし。難破剛は本当に心がカッコいい。
賢秀が去って多少、観易くなりましたが馬鹿兄貴の影に隠れて目立たなかったが
実は三姉妹の中で一番非常識な暢子は正念場とも言えます。
家族の為の行動を何度もドタキャン、先方の迷惑を考えないので家族ぐるみで
非常識に見えてくる。両親、もとい良心だった良子まで何故か突然、折れる。
「純情きらり」でも似たような展開はあったけど過程はしっかり描いていた。
ヒロインの上京に対する目的意識のいい加減さは「ちゅらさん」が
もっと酷かったので、これが沖縄の県民性なのだろうか…?
ぜん朝ドラ応援をしたい事を自覚する私としては、視聴しない選択は、実は、無い。しかし…本当は、離脱したい…。いや、まだ、巻き返しを期待……しても良いのか?
三谷氏だけに旧作を調べて対照性や系譜は意識している。
松ケン義時にとって壇ノ浦は妻が眼前で入水したトラウマ回だったけど、
小栗義時、今回はいなくてもストーリー成立するよなぁ。
対岸から漕ぎ手を射殺した事を視認するのは無理があると思うが…。
石坂頼朝は義高を殺された大姫に糾弾されても超然とした態度だったのに対して
大泉頼朝は折れていた訳だし、政略の兄&戦術の弟と自分の土俵では幾らでも
非情になるものの、そこから離れればそれなりに情がある兄弟な事が描かれる。
「それでこそ武士じゃ!如何なる手段を用いても勝ち続けてこその武士じゃ‼!」
義経が清盛の後継者的だった「義経」と頼朝が清盛の後継者だった「平清盛」と
両者をハイブリットさせた形でしょうか。
嵐の日に海釣りして波にさらわれるリスクがストーリーから抜け落ちていて
緊張感が無いなぁ…。医師の投薬指示は普通、カルテに記載するもんじゃね?
21世紀設定だから電子カルテなら改竄される事もありそうだけど、
そこを脚本家も意識しているようには見えないし。
逆ギレする医師のオッサンも頭悪そうで盛り上がりません。
犯人ったら壊れた家族を再生してくれてるんじゃん、それって誰とく?と考えたら妻よりも夫側だったりして。あんな感じで必死に探したり運んだりしているけれど、実は夫たちの共謀だったりして……。
とか、色々と考える。共謀と考えたら妻側も怪しいし、子どもの共謀という可能性も……は、ないか。でも大人の協力者がいればできるよね。
少なくとも阿久津の娘は何か知っていそう。
私だったら1憶配当されちゃったらもう警察に言うな。本当に犯人にされちゃうのは困る。どこまで人類全ファミリーとか言っていられるのか。許容の問題でもあるかも。
いろんなパターンが考察できるけれど、少なくとも殺しはしない気がしてきた。
再放送視聴終了。単純なホームドラマ以上の内容でした。
圭一君中心で描かれる地域開発の顛末の方に惹きつけられたかもしれない。
「コロコロ言う事、変えやがって!」
体張って進めてきたBプランをあっさり反故にされたんだから、
これぐらいの意趣返しはしてやりたくなるわな~。
正に企業アルアル感満載だがAプランなりの大義があった所も凄いと思う。
パパの世代が若い頃は高度経済成長期でTVドラマ版「男はつらいよ」等も
戦前派の人達が若い世代の影になって消えていく様が描かれた。
一週回ってインフラ老朽化も問題になってきている昨今であるが、
人と人の繋がりを残していけるかは、その時を生きる人々全員の責任なんだろう。
町子と健次郎の教育論。こういう、やりとりからも互いの個性が見て取れ、
展開にメリハリも生まれる。同じ町子が主役でも前番組よりも上だな~。
老家政婦さんとのやり取り等、明るい日常の中にも戦争の傷が時折、
垣間見える所など、むしろ「純ちゃん」に近いかもしれない。
小津監督映画を観ても昭和のオヤジが一様に鉄拳論者だった訳では無い。
ただ、町子は自分が親の優しさを受け継いで言葉や仕草による叱責だけで
迷惑をかけた人の痛みを共感出来るから暴力不要と思えるのだ。
過去パートで、お爺ちゃんは上の叔母さんを「甘やかし過ぎた」と言っているし、
下の叔母さんは毎週、お父ちゃんに殴られながら何故、殴られていたのか自分が親の立場になっても全く理解していなかった真性のアホたれ。「ちむどん」の賢秀は親に一発、殴られておくべきだったよね…。
ブーメラン効果が家族にばかり及んでいてネット上でも本作の方が高評価の模様。
こちらも駄目兄貴が
全国ツーリングから帰還。毎朝、見かけるので懐かしさの欠片もありません。