みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
結局、兄さんの足、なんだったん?何か見逃した?(笑)今までも酷かったけれど、畳み方が本当に酷すぎた最終回、突然女性キャラが勢ぞろいして親父よりも強くなるという、よく分からない劇団展開に爆笑。
大富豪の親父が引退した途端に姿を消すとか、普通に考えたら大事件だけれど、ホームレスしていた公園もよくよく考えたら深山の私有地なんだろうし、結局は神々の遊びということで。
皆さんの変わったキャラを楽しむドラマだった。
で、どうして車いすだったん……?
最後に。難破松くん、出してくれてありがとう。(そこが最高だった)
今度生まれたら、草彅の父に…(爆。 脇役俳優・松尾諭の実録ドラマ。 「ひよっこ」の撮影シーンが導入で役者が当人を演じたり虚実入り混じり展開。 取りあえず東京は厳しい街だったが、草彅はそこを飛び越えてしまった。 兄弟って一人が不器用に生きていると、逆に要領よく生きる奴が出てくる。
どうせ解決するんでしょと思いながら問題に立ち向かう主人公を見て、解決していく様に思いがけず(?)泣かされるといういつものやつ(笑)さすがTBS日曜ドラマ。
福田靖先生の脚本も元々そういう系(立ち向かいながら解決していき、視聴者の鬱憤も浄化されていくカタルシス味わう系)なので、この枠とは親和性が高い。でも、たぶんこの枠、初よね。もしかしたらTBS自体が初なのでは……
5歳の時からサッカーしかやって来ず、自分に絶対的な自信があって60まで現役で選手やる気でいて……
なのに、突然チームは解散。サッカーに暗いので、J1で大活躍していた選手がJ3で職を失ったら解説者の話すら来ないのだと初めて知る。
スポーツ業界マネジメント会社は、自分の過去の栄光を引きずっている人間には辛いだろうなぁ……と思ったけれど、新町が想像以上にポジティブでホッとする。
綾野剛くんは久々脳筋系キャラ。でも、人の心に寄り添える。まさに天職を得たような新町が描かれる初回だった。
まぁ、ずっとこんなに上手く行くとは思えないので、きっとこれから毎回……毎回大変なんだろうな。
とりあえず掴みOKな初回だった。スポーツ。夏らしくて良いのでは。
映画『黄泉がえり』を思い出したよ……が、蘇った人が抱えるものは、あんなに感動的な話ではなさそう。
複生者の手続きは世にキミョ的。確かに突然蘇られても、人の心も法も対応できない。
亡くなった理由が自殺ならなおさら……。あきらめをつけた人たちの気持ちは収まらない。3年間。やっと整理したばかりだったろうに。
謎の警備員・佐伯は実在の人物なのか。徹生が作り上げた妄想なのか。……と思ったけれど、奥さんも知っているのね(予告)
『死刑にいたる病』に引き続き、サダヲが怖い。
この作品で繰り返されてきた「ソロンはなぜ彼を選んだか」。その答えはきっと、「青いから」。
腐敗したものも、ねじれた心も、凝り固まった老いた思想も、「青さ」には勝てない。
スノウの怨念がソロンを汚染したように、17才の青さはジワジワと古い政治概念を洗浄して行った。青く、透明にする。
「あの子が夢見るウーアは誰にも見えない」。「そんな世界が来ることを誰も予想できない」。
でも、私たちは誰も想像していなかったコロナ禍を生きた。コロナ禍で一気にデジタル化されていく様々なシステムを見た。SFのような世界は案外近くにある。
初めはどんな独裁国家が立ち上がるのだろうかと思っていたけれど、真木亜蘭は真っ白な17才だった。忖度なく、染まることを避け、純粋に「幸せ」を願う。
人間は自分に害が及ぶことに抵抗する。私も私の仕事を失ったら、官邸に抗議の声を浴びせたりしてしまうかもしれない。
「ただ人のために」考えることが出来る。それが17才の彼だったということ。そんな彼も10歳の思い出の中で生きていた。人間の気持ちはAIとは完全に同化できない。
毎回、心つかまれるOPに見入った。郷愁感が演出された音作り。私たちもきっとAIに操られている。
制作統括から脚本から音楽まで。天才が集結した凄いドラマを見た。
この参議院選挙前に。幸せになれる社会について考えよう。
犯人は特命係に入る前の、そして今度は特命係に帰還する亀山~! って妙に恩着せがましい態度で最初から怪しいと思ったよね。 当時、人気ドラマだった「はぐれ刑事純情派」定番展開の亜流っぽい。
タツボンが拗ねるのに疲れて素直になったのは良いけど解きほぐしてくれたのは 弁護士先生だし、のぞみ嬢ちゃんが話のメインに来ると途端に面白くなくなる…。 事件後に弁護士先生と感謝のコミュニケーションも重ねずに 「私、弁護士になる!」宣言は一念発起というより唯の思いつきでは?
少年課の刑事さんも結構、優しかったのに周囲への感謝が足りない感じ。 「ハコヅメ」は令和の刑事をリアルに描いていたけど平成はどうだったんだろう? 「はぐれ刑事」的でいいのかな?ちなみに昭和の刑事はマジで怖かったと思う。
https://i.imgur.com/pe7NMn3.jpg
浩太も刑事となるや、おしんを張り倒すわ、髪をひっつかむわ、捻り上げるわ…。
車椅子の兄弟、頭打って記憶喪失。やっぱり「星の金貨」ネタ…。 「恋はDEEPに」の二番煎じ感よりはマシだけど、基本ネタドラマだよねぇ。
美保子の苦労話とか、取ってつけ感が強いし、その場凌ぎのインパクト重視。 深山400年の伝統なんて言っても成り上がりの40年ぐらいの歴史しか感じないし、 パパ王が語る重責より明人君の「ぶっ潰す!」に肩入れしちゃう。 それにしたってUSBにデータ抜き取った程度でぶっ潰れるの?
アニメ声優のナレとか、漫画チックな作品なんで深く考えないように~ という意味を込めていそう。「カナカナ」にも、そういう所はあるが、 15分で区切ってくれる分、ダレにくいのに比べるとこちらは…。
本当にあきれるくらい真っすぐで善良なドラマで「どうせそうなるんでしょ」と思いながら良かった良かったと泣いている自分。もう、優しくて優しくて、ただそれだけで泣ける。
最終回、校長には落とし前付けるだろうと思っていたけれど、カラッと良い仲間を描くだけで終わった。物足らないどころか、それがまた気持ちいい(笑)
内容は、たぶん、ベタで昭和で普通で単純なヤンキードラマだよ。それがこんなに熱くて優しいのは何かの魂が宿っちゃってるからだよね。
家族の物語であり、友情の物語。それ以上でも以下でもない善良さ。キャラクターみんなが愛しくて、たぶん、これ、私の中でずっと忘れない思い出のドラマになったと思う。
またみんなに会いたいなぁ……というところで、来週は特別編。ずっと特別編で1年続けてくれてもいいのよーー!!!
マツにもまた会える。あと一週、楽しもう!
名作。様々な人生を面白おかしく、でも憐れみを持って描く。
内館牧子先生、過去脚本ドラマでは、ギャーーって話が多いけれど、人生熟した夫婦と家族の話を落ち着いて描くこの感じが良いのでは。
作風というものも老いるのだなぁと思った。良い意味で。素晴らしかった。
なんかパッとしない特別編だったけれど、この2人をもう一週見れたのは嬉しかった。色々練り直して続編待ってる。
せっかくのキャストはこのまま続けて欲しい…
第8週
やっぱり「ちむどんどん」の責任を脚本家一個人に求めるのは酷じゃないかな…。 広島の実家に帰郷して家業や姉の出産に関わる、お気に入り週。 酒蔵シーンや主人公夫婦が迷いつつも努力して周囲に認められる王道展開、 女中仕事を頑張って給金を受け取るエリーの手は赤くはれているし、 家族一人一人の立ち位置や個性など、お宝一杯です。 里帰りしていた姉は弟夫婦を真剣に心配しているし、 「子供を言い訳にして楽な方向に逃げるな!」と一喝する父、 長年、連れ添ってきた夫のその一言で全てを察する母。
まあ、マッサンは将来の子供の事と併せて妻子を養える甲斐性を心配しましょう。 何より二人が出産に立ちあった今週の展開は生まれた悟が後継者になる 終盤の展開に帰結するのに、その悟の扱いが甚だ悪いのが本作の大きな問題点。
イタコの口寄せ⇒発狂死の旧作と同じ展開はやらないぞというメッセージ。 さすがにインパクトは及ばなかったかな。 草笛光子の再登場はかつて丹後局を演じた事を意識しての展開か。 「力を背景に好き勝手が出来ると思うな!」 …権威を背景に武士に対して、ずっと好き勝手してきたのによく言うなぁ。 尼将軍が「(大姫の仇じゃ!)院であろうが、やってしまえ!」 と終盤に激を飛ばす伏線回といった所。
政子はまだ解るけど頼朝は焦って弟にまで八つ当たりしたようにしか見えない。
病院検査、食べて元気に、そして奄美大島…。何とタイムリーな(爆。 「どうせ死ぬなら最後は賑やかに…」「アホ言いな!」 お婆ちゃんの一喝。言葉はシンプル、相手と向き合い対等目線。
明確な持病は無くとも体力虚弱で兄姉には好き放題させる一方で病院にも ずっと連れて行ってもらえず自分は家族の中で愛されていないのでは?という 悪循環に陥っていた末っ子の精一杯の反抗を頭ごなしに否定して、 「兄ちゃん、姉ちゃんを見習え!」と言う本放送作品の貞子とエライ差ですな…。
前妻の法事も終わり、お婆ちゃんの旧友は去って行ったが 町子の過去パートに登場した友人キャラが後半、再登場したりしないかな?
トレンディドラマがサスペンスドラマ化して割と観てられる内容に。 脚本家や夏木マリはそっちの方が合ってるんじゃな~い? とはいえ、 娘の縁談話の最中に息子の出生を語りだしたのが発端というのはどうかと…。
窃盗事件が起こって逮捕されるシーンがきて、 「あんな子じゃ、親御さんは苦労するでしょうね」と皮肉を言われて、 こんな当たり前の展開に何故かホッとしてしまう(笑。 勿論、朝ドラだし 主人公が弁護士を志すので後から異なる真相となる可能性もありますが。
はあ、今期も面白かった。この枠のシリーズ物の中で一番好きで、滝藤さんのキャラの中で千曲川が一番好きで、一華と橋田さんと千曲川のトリオをいつまでも見ていたいほど好き。
今期は、橋田さんと千曲川の元から娘が巣立っていくような寂しさがあった。寂しくて愛しい嫁入りシーンの後のこの結末。
親の仇が一番信頼していた人だったという美津山兄妹が可愛そう。
このドラマも金は人を狂わせるというテーマなのだった。本当に信頼できる人はいつも傍に居る。一華は結構幸せだなと思う。
人の幸せは、些細なことの積み重ねでできています
そういうものだと信じて…… また3人に会いたいな。 今期も、ありがとうございました。
結局、兄さんの足、なんだったん?何か見逃した?(笑)今までも酷かったけれど、畳み方が本当に酷すぎた最終回、突然女性キャラが勢ぞろいして親父よりも強くなるという、よく分からない劇団展開に爆笑。
大富豪の親父が引退した途端に姿を消すとか、普通に考えたら大事件だけれど、ホームレスしていた公園もよくよく考えたら深山の私有地なんだろうし、結局は神々の遊びということで。
皆さんの変わったキャラを楽しむドラマだった。
で、どうして車いすだったん……?
最後に。難破松くん、出してくれてありがとう。(そこが最高だった)
今度生まれたら、草彅の父に…(爆。 脇役俳優・松尾諭の実録ドラマ。
「ひよっこ」の撮影シーンが導入で役者が当人を演じたり虚実入り混じり展開。
取りあえず東京は厳しい街だったが、草彅はそこを飛び越えてしまった。
兄弟って一人が不器用に生きていると、逆に要領よく生きる奴が出てくる。
どうせ解決するんでしょと思いながら問題に立ち向かう主人公を見て、解決していく様に思いがけず(?)泣かされるといういつものやつ(笑)さすがTBS日曜ドラマ。
福田靖先生の脚本も元々そういう系(立ち向かいながら解決していき、視聴者の鬱憤も浄化されていくカタルシス味わう系)なので、この枠とは親和性が高い。でも、たぶんこの枠、初よね。もしかしたらTBS自体が初なのでは……
5歳の時からサッカーしかやって来ず、自分に絶対的な自信があって60まで現役で選手やる気でいて……
なのに、突然チームは解散。サッカーに暗いので、J1で大活躍していた選手がJ3で職を失ったら解説者の話すら来ないのだと初めて知る。
スポーツ業界マネジメント会社は、自分の過去の栄光を引きずっている人間には辛いだろうなぁ……と思ったけれど、新町が想像以上にポジティブでホッとする。
綾野剛くんは久々脳筋系キャラ。でも、人の心に寄り添える。まさに天職を得たような新町が描かれる初回だった。
まぁ、ずっとこんなに上手く行くとは思えないので、きっとこれから毎回……毎回大変なんだろうな。
とりあえず掴みOKな初回だった。スポーツ。夏らしくて良いのでは。
映画『黄泉がえり』を思い出したよ……が、蘇った人が抱えるものは、あんなに感動的な話ではなさそう。
複生者の手続きは世にキミョ的。確かに突然蘇られても、人の心も法も対応できない。
亡くなった理由が自殺ならなおさら……。あきらめをつけた人たちの気持ちは収まらない。3年間。やっと整理したばかりだったろうに。
謎の警備員・佐伯は実在の人物なのか。徹生が作り上げた妄想なのか。……と思ったけれど、奥さんも知っているのね(予告)
『死刑にいたる病』に引き続き、サダヲが怖い。
この作品で繰り返されてきた「ソロンはなぜ彼を選んだか」。その答えはきっと、「青いから」。
腐敗したものも、ねじれた心も、凝り固まった老いた思想も、「青さ」には勝てない。
スノウの怨念がソロンを汚染したように、17才の青さはジワジワと古い政治概念を洗浄して行った。青く、透明にする。
「あの子が夢見るウーアは誰にも見えない」。「そんな世界が来ることを誰も予想できない」。
でも、私たちは誰も想像していなかったコロナ禍を生きた。コロナ禍で一気にデジタル化されていく様々なシステムを見た。SFのような世界は案外近くにある。
初めはどんな独裁国家が立ち上がるのだろうかと思っていたけれど、真木亜蘭は真っ白な17才だった。忖度なく、染まることを避け、純粋に「幸せ」を願う。
人間は自分に害が及ぶことに抵抗する。私も私の仕事を失ったら、官邸に抗議の声を浴びせたりしてしまうかもしれない。
「ただ人のために」考えることが出来る。それが17才の彼だったということ。そんな彼も10歳の思い出の中で生きていた。人間の気持ちはAIとは完全に同化できない。
毎回、心つかまれるOPに見入った。郷愁感が演出された音作り。私たちもきっとAIに操られている。
制作統括から脚本から音楽まで。天才が集結した凄いドラマを見た。
この参議院選挙前に。幸せになれる社会について考えよう。
犯人は特命係に入る前の、そして今度は特命係に帰還する亀山~!
って妙に恩着せがましい態度で最初から怪しいと思ったよね。
当時、人気ドラマだった「はぐれ刑事純情派」定番展開の亜流っぽい。
タツボンが拗ねるのに疲れて素直になったのは良いけど解きほぐしてくれたのは
弁護士先生だし、のぞみ嬢ちゃんが話のメインに来ると途端に面白くなくなる…。
事件後に弁護士先生と感謝のコミュニケーションも重ねずに
「私、弁護士になる!」宣言は一念発起というより唯の思いつきでは?
少年課の刑事さんも結構、優しかったのに周囲への感謝が足りない感じ。
「ハコヅメ」は令和の刑事をリアルに描いていたけど平成はどうだったんだろう?
「はぐれ刑事」的でいいのかな?ちなみに昭和の刑事はマジで怖かったと思う。
https://i.imgur.com/pe7NMn3.jpg
浩太も刑事となるや、おしんを張り倒すわ、髪をひっつかむわ、捻り上げるわ…。
車椅子の兄弟、頭打って記憶喪失。やっぱり「星の金貨」ネタ…。
「恋はDEEPに」の二番煎じ感よりはマシだけど、基本ネタドラマだよねぇ。
美保子の苦労話とか、取ってつけ感が強いし、その場凌ぎのインパクト重視。
深山400年の伝統なんて言っても成り上がりの40年ぐらいの歴史しか感じないし、
パパ王が語る重責より明人君の「ぶっ潰す!」に肩入れしちゃう。
それにしたってUSBにデータ抜き取った程度でぶっ潰れるの?
アニメ声優のナレとか、漫画チックな作品なんで深く考えないように~
という意味を込めていそう。「カナカナ」にも、そういう所はあるが、
15分で区切ってくれる分、ダレにくいのに比べるとこちらは…。
本当にあきれるくらい真っすぐで善良なドラマで「どうせそうなるんでしょ」と思いながら良かった良かったと泣いている自分。もう、優しくて優しくて、ただそれだけで泣ける。
最終回、校長には落とし前付けるだろうと思っていたけれど、カラッと良い仲間を描くだけで終わった。物足らないどころか、それがまた気持ちいい(笑)
内容は、たぶん、ベタで昭和で普通で単純なヤンキードラマだよ。それがこんなに熱くて優しいのは何かの魂が宿っちゃってるからだよね。
家族の物語であり、友情の物語。それ以上でも以下でもない善良さ。キャラクターみんなが愛しくて、たぶん、これ、私の中でずっと忘れない思い出のドラマになったと思う。
またみんなに会いたいなぁ……というところで、来週は特別編。ずっと特別編で1年続けてくれてもいいのよーー!!!
マツにもまた会える。あと一週、楽しもう!
名作。様々な人生を面白おかしく、でも憐れみを持って描く。
内館牧子先生、過去脚本ドラマでは、ギャーーって話が多いけれど、人生熟した夫婦と家族の話を落ち着いて描くこの感じが良いのでは。
作風というものも老いるのだなぁと思った。良い意味で。素晴らしかった。
なんかパッとしない特別編だったけれど、この2人をもう一週見れたのは嬉しかった。色々練り直して続編待ってる。
せっかくのキャストはこのまま続けて欲しい…
第8週
やっぱり「ちむどんどん」の責任を脚本家一個人に求めるのは酷じゃないかな…。
広島の実家に帰郷して家業や姉の出産に関わる、お気に入り週。
酒蔵シーンや主人公夫婦が迷いつつも努力して周囲に認められる王道展開、
女中仕事を頑張って給金を受け取るエリーの手は赤くはれているし、
家族一人一人の立ち位置や個性など、お宝一杯です。
里帰りしていた姉は弟夫婦を真剣に心配しているし、
「子供を言い訳にして楽な方向に逃げるな!」と一喝する父、
長年、連れ添ってきた夫のその一言で全てを察する母。
まあ、マッサンは将来の子供の事と併せて妻子を養える甲斐性を心配しましょう。
何より二人が出産に立ちあった今週の展開は生まれた悟が後継者になる
終盤の展開に帰結するのに、その悟の扱いが甚だ悪いのが本作の大きな問題点。
イタコの口寄せ⇒発狂死の旧作と同じ展開はやらないぞというメッセージ。
さすがにインパクトは及ばなかったかな。
草笛光子の再登場はかつて丹後局を演じた事を意識しての展開か。
「力を背景に好き勝手が出来ると思うな!」
…権威を背景に武士に対して、ずっと好き勝手してきたのによく言うなぁ。
尼将軍が「(大姫の仇じゃ!)院であろうが、やってしまえ!」
と終盤に激を飛ばす伏線回といった所。
政子はまだ解るけど頼朝は焦って弟にまで八つ当たりしたようにしか見えない。
病院検査、食べて元気に、そして奄美大島…。何とタイムリーな(爆。
「どうせ死ぬなら最後は賑やかに…」「アホ言いな!」
お婆ちゃんの一喝。言葉はシンプル、相手と向き合い対等目線。
明確な持病は無くとも体力虚弱で兄姉には好き放題させる一方で病院にも
ずっと連れて行ってもらえず自分は家族の中で愛されていないのでは?という
悪循環に陥っていた末っ子の精一杯の反抗を頭ごなしに否定して、
「兄ちゃん、姉ちゃんを見習え!」と言う本放送作品の貞子とエライ差ですな…。
前妻の法事も終わり、お婆ちゃんの旧友は去って行ったが
町子の過去パートに登場した友人キャラが後半、再登場したりしないかな?
トレンディドラマがサスペンスドラマ化して割と観てられる内容に。
脚本家や夏木マリはそっちの方が合ってるんじゃな~い? とはいえ、
娘の縁談話の最中に息子の出生を語りだしたのが発端というのはどうかと…。
窃盗事件が起こって逮捕されるシーンがきて、
「あんな子じゃ、親御さんは苦労するでしょうね」と皮肉を言われて、
こんな当たり前の展開に何故かホッとしてしまう(笑。 勿論、朝ドラだし
主人公が弁護士を志すので後から異なる真相となる可能性もありますが。
はあ、今期も面白かった。この枠のシリーズ物の中で一番好きで、滝藤さんのキャラの中で千曲川が一番好きで、一華と橋田さんと千曲川のトリオをいつまでも見ていたいほど好き。
今期は、橋田さんと千曲川の元から娘が巣立っていくような寂しさがあった。寂しくて愛しい嫁入りシーンの後のこの結末。
親の仇が一番信頼していた人だったという美津山兄妹が可愛そう。
このドラマも金は人を狂わせるというテーマなのだった。本当に信頼できる人はいつも傍に居る。一華は結構幸せだなと思う。
人の幸せは、些細なことの積み重ねでできています
そういうものだと信じて……
また3人に会いたいな。
今期も、ありがとうございました。