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何という凄いものを3か月見ていたのだろうと改めて震える。ラスト、自信満々にスタジオに立つ浅川さんを見て、晴れ晴れとした気持ちになる……けれども決してハッピーエンドではないんだよ。
テレビ局ではないけれど報道の中に居る岸本と村井さん。冤罪の檻から解放されて美しいショートケーキを頬ばる松本さんとチェリーさん。事件に巻き込まれた女性たちの親族の笑顔……それでも、これは全くハッピーエンドではないんだよ。
副総理の過去を暴く代わりに浅川さんが出した提案、本城彰を差し出す。それは大門亨さんの死を胡麻化して松本さんを救うという交換条件を実行しただけで、隠ぺいの真実は何も変わっていない。
斎藤が裏でやっていることが善に転ぶのか悪に変わるのか、結末は無く物語は終わる。
だから、私たちはもっともっとこの世界を見なくてはならないと強く思う。それが、最終回が晴れ晴れと終わっても「見足りない」理由。
問題提起などという言葉で簡単に片づけられない真実。私たちは報道を信じたい。信じられる人たちもきっと居るに違いない。そういう「希望」の物語だった。
何年も残る名作。
クリスマスイブの土スタ、貴司の中の人、赤楚さん出演!私の心が舞い上がりっぱなしでした!
紫耀くんの黒崎は、明るくしていてもおどけていても、どこか憂いがあって、劇伴と合わせて良い雰囲気だった。
2006年版は氷柱のお友達がブイブイ迫ってきて三角関係のようになっているのがとっても面倒だった。今回はそれがなくなった分、黒崎の過去と現在の目的がクローズアップされて良かった(脚本は同じ方なのよね……あの時はなんであんなに迫らせてたん……)
Season2が無理でも、スペシャルくらいはやってほしいな、と思うのだった。来年の5月までに。
余計なゴタゴタや面倒な事件も無く、静かに温かい余韻で閉めた最終回。カスミソウは雪の結晶。「言葉」で繋がるために声は必要なかった。
それでも、「これからも紬といると辛くなるかもしれない」と想は言う。それは当たり前だと思う。輝く過去は思い出としてずっとそこにあるし、そこで繋がったから今ここにいるのだから。
紬はそれを受け入れ受け止め、ずっと傍に居るだろう。家族も友達も、ずっと見守りつつ傍に居るだろう。
メインの2人だけではなく、登場人物それぞれに人間関係があり、それぞれが優しく繋がっている様が愛しいドラマだった。
世界は決して優しさだけで出来ているわけではなく、ここに至るまでの家族の苦しみや努力も十分に描かれた。けれども、終わって今、温かさの余韻しかない。気持ちのいい作品。
身体の障害や大病がある方を主人公に据えたドラマや映画は数あるけれど、「なのに三角関係」とか「なのにイジメ」とか、障害の上塗りをする作品が多くて脱落することが多い。
苦しい思いをして生きている人を描くなら、それ以上の障害は物語の中に要らない。
そんな大きな障害をいくつも乗り越えさせなくてもドラマは作れる。
改めてそう思わせてくれる素敵な作品。
こんな時代に、優しいプレゼントを貰えた。本当にそう思う。
とりあえず「ひまわり」よりは面白い。あちらは祖母二人が仲良しでしたが、 こちらは爺二人が険悪。「私の青空」まで繋がる系譜かな? 二人とも孫娘は可愛く、ひらりはその影響も受けてきたのは窺えます。 江戸っ子基質に多感な学生時代は崩壊前のバブル期でノリと気風が良く、 それでいて古き良き価値観へのリスペクトも窺える。 祖父に長年に渡り連れてこられた相撲部屋に入り浸って人気者なのも納得。
ただ、男受けする要素しか持っていない子という見方もあるかな。 糸子は男勝りの気性故に男相手に軋轢が生じ、そこから話が動いていきましたが、 ひらりは友人、母、姉とノリで行動する能天気さへのツッコミ役は全員女。
真逆な性格の姉みのり。でも見ている人はちゃんと見ているし姉妹間もそれなり。 やがて男を巡って姉妹バトルが展開するんですね~。 書籍で結果は知っているけど女性脚本家のお手並み拝見。 まずは無医村ならぬ無医部屋問題。力士の体って一般人と色々、違って医者から 見てもやっかいそうだしドクターヘリにも乗れないし。そこは都心で良かった。
ドラマ版は久美さんのサイドストーリーがイイ感じ。 劇場版は島から逃げだそうとした所で薫=恵理菜が「皆と離れたく無い!」と 拒絶した事でお縄になったがドラマ版の希和子は逃亡生活の終焉を覚悟。 周囲の人達にも感謝の念を抱き成長した? でも久美さん達に嘘をついている事や本妻への罪悪感は相変わらず無いようだし。
そして、いざとなったら、やっぱりドロン!逮捕となった所で、 「お願いします。もう少しだけ、もう少しだけ!」 希和子はどこまで行っても希和子なのでした。
希和子自身の子供時分の親との関わり等は全く描かれないものの、その言動や 久美さん&昌江さんの関係と対比させて見ると大体、想像出来てしまう。 お決まり台詞を並べていたらナァナァで我儘を許容され、 真剣に叱ってもらった事なんかなさそう。最終回でやっとこ、本妻の苦悩が 描かれるようですけど、希和子のやった事は誘拐と洗脳(+強盗)です。
運良く、走り出しの今日迄、視聴。うわあ〜!年頃の女心、あるある〜ってセリフのオンパレード!相撲も大好きだし、展開が、超楽しみっ!とにかく、リアルな言動が、良くも悪くも、興味をひきまくるなあ…ただ…色々、泥沼がありそうな予感………ま、ドラマって、そうじゃないとねっ!!!
当時の若貴ブームにあやかった?の相撲朝ドラ。監修は入っているし、 脚本家も大の相撲好きですが、自分は特に好きでも嫌いでも無く 同じ脚本なら後の「私の青空」の方がヒット作という印象ですが…。
姉みのりのキャラや姉妹関係を受け容れられるかが評価を左右しているようです。 個人的に朝ドラ姉妹の1位は「カーネーション」の優子と直子、 2位は「純情きらり」は鬼の笛子姉ちゃんと桜子、 3位は「澪つくし」の朝ドラ初代スカーレットな律子とかをる、といった所。 仲の良し悪し等は枝葉で互いの個性が際立つような関係がイイ。 「あさが来た」は男とガチで相撲して勝てそうな川崎さんが主演なら面白いけど それだと宮崎あおいと姉妹に見えなくなっちゃうのかな…。
主人公の正義感だけで、患者を全部受け入れてしまうような、そんなドラマじゃなくて良かった。未曽有の危機には一人で頑張るのではなく、連携で乗り越える、そういう結末で良かった。現実的に向き合わなくてはならないリアリティがそこにあるから。
最終回まで、子どもが生きる世界は決して甘くはなく、しかし医師たちはきちんと現実に向き合い、未来の命へ繋がる話し合いを続ける。
命は簡単ではない。それを理解して、日々闘っている人たちがいる。院内パワハラやマウントや、そんなものと闘うよりも真摯に病と闘うドラマを見たい、そういう当然の欲求が満たされる作品だった。
Season2をお待ちしております。
あのボンボンの岸本が「正義だけがお友達」になり、セクハラPの村井が正義のために壊れる。浅川は「飲み込めない」に戻ってしまって前へ進めない。
「善玉菌」とはマジョリティかマイノリティかによって善にも悪にもなるんですって。善と悪は曖昧な立ち位置で、バランスが必要。……そんな飲み込めない話があるだろうか。悪は悪でしょ。
完全な悪であり、多くの人間を巻き込んで踏みつぶしていながら、日本の最高の位置に属する大門家とは一体どんな家なのだろう。
あと一話で、これを潰すことが出来るのか。浅川は「飲み込めない」から進むことが出来るのか。
なんにせよ、浅川さんは人気キャスターのままではいられないだろうな……。「正義」に勝ってほしい。心から。
最後までチーム医療。悠太が救急の最前線に立ち、武四郎が後方支援。 どっちが主人公やねん(笑。 圭吾の彼女が重傷を負う展開があるかと思ったら 綿貫先生のトラウマ克服話か。母親モードでトラウマ自体を忘れる。
でもって渡辺先生もイケズやね~。要は知事にスカウトされてきた植野先生と 立てついてくる綿貫先生が気に入らなかっただけなんだよね。二人に貸しを 作って、知事に「地元の医師もいるぞ!」とアピールした方が賢いわ。 医療と行政が密接に関わっている所もちゃんと踏まえます。
初回には助けられなかった命が今日は救える。でも全員が救えた訳じゃない。 忘れない内に反省会。命を救う戦いは明日も続いていく。 圭吾と語り合う武四郎。二十年後には今の武四郎と植野先生だったりして。 それって、つまり医療に生涯を捧げた結婚できない男?
なんといっても、大好きな、役者さんばかり出ているので、セリフまわしや、間合い、声のトーンなどなど、興味シンシンで見ています。私は、キャスティングも正解だと思っています。こういう撮り方は、大好き
最終回の余韻に浸っていたら、政子も翌年他界されたって知った。あんなに元気な政子が何故?三谷幸喜さんの脚本で、是非、ドラマ化して欲しい。それと、くうさんが、最終回の感想を、ここにアップして下さっていて…感涙…。何処かで、ちゃんと、毎週書いておられたんでしょうが、私の持つ機器では追えてなかった…ぐすんっ!でも、最終回後の熱い、くうさんの思いを拝読出来て、しあわせでした。
凄い最終回だった。今日で終わりかーと、しんみりしながら8時になったら、あっと驚くオープニング!そして最後の政子のすすり泣き。。悲しいだけの回になるのかと思ったけどそこはさすが三谷作品。りくさんとか義村とか、所々でクスッとさせる。政子のイメージが一変した『鎌倉殿』でしたが、この難しい役を演じきった小池栄子さんはやっぱり素晴らしい俳優さんやな。
くうさんも一年間お疲れさまでした。また来年のレビューも楽しみにしています♪
これが終わるまでは死ねない!……と制作発表の時から待ち続けていた大河がもう終わってしまった……毎週、これを待っている1年は早すぎた。
大好きな鎌倉時代題材で、大好きな脚本家で、大好きな人たちばかりが出演していて、お祭りのような大河。
現実、毎週笑ったり泣いたりお祭りのように見て来たけれど、混乱、権力闘争、迷信、呪詛、暗殺……何でもござれの時代。北条は、自らの血筋を粛清することで自らを亡ぼしてきた。
いつもの三谷大河と同じく。そんな一族でも、どんな悲劇の時代にも、そこには「家族」の歴史があって楽しく笑い合って生きていた時もあったのだと。桃源郷のようにその時期を思い出すことが出来る作り。
ラストはブラックアウトの悲劇だけれど、姉は弟を愛しみ、北条の手で鎌倉をまとめる同志として生きてきた。北条政子の死は1年後。その地獄を墓まで持って行ったのは、弟ではなく姉が引き受けたということ。
平家の一族は偉大な父の名のもと波の下の都で再会し、世を恨みつつも仲良くやっていそうだけれど、北条家の義時は地獄に落ちてもかつての仲間たちや一族に呪われ続けそう。
血筋の者たちを守れなかった政子も同じく。死してまで一蓮托生の姉弟を包み込む闇のラストは大河史上初かも。
あと何回かこのラストを味わい、無音の世界がこの先を示す意味を考え続けたい。
何という凄いものを3か月見ていたのだろうと改めて震える。ラスト、自信満々にスタジオに立つ浅川さんを見て、晴れ晴れとした気持ちになる……けれども決してハッピーエンドではないんだよ。
テレビ局ではないけれど報道の中に居る岸本と村井さん。冤罪の檻から解放されて美しいショートケーキを頬ばる松本さんとチェリーさん。事件に巻き込まれた女性たちの親族の笑顔……それでも、これは全くハッピーエンドではないんだよ。
副総理の過去を暴く代わりに浅川さんが出した提案、本城彰を差し出す。それは大門亨さんの死を胡麻化して松本さんを救うという交換条件を実行しただけで、隠ぺいの真実は何も変わっていない。
斎藤が裏でやっていることが善に転ぶのか悪に変わるのか、結末は無く物語は終わる。
だから、私たちはもっともっとこの世界を見なくてはならないと強く思う。それが、最終回が晴れ晴れと終わっても「見足りない」理由。
問題提起などという言葉で簡単に片づけられない真実。私たちは報道を信じたい。信じられる人たちもきっと居るに違いない。そういう「希望」の物語だった。
何年も残る名作。
クリスマスイブの土スタ、貴司の中の人、赤楚さん出演!私の心が舞い上がりっぱなしでした!
紫耀くんの黒崎は、明るくしていてもおどけていても、どこか憂いがあって、劇伴と合わせて良い雰囲気だった。
2006年版は氷柱のお友達がブイブイ迫ってきて三角関係のようになっているのがとっても面倒だった。今回はそれがなくなった分、黒崎の過去と現在の目的がクローズアップされて良かった(脚本は同じ方なのよね……あの時はなんであんなに迫らせてたん……)
Season2が無理でも、スペシャルくらいはやってほしいな、と思うのだった。来年の5月までに。
余計なゴタゴタや面倒な事件も無く、静かに温かい余韻で閉めた最終回。カスミソウは雪の結晶。「言葉」で繋がるために声は必要なかった。
それでも、「これからも紬といると辛くなるかもしれない」と想は言う。それは当たり前だと思う。輝く過去は思い出としてずっとそこにあるし、そこで繋がったから今ここにいるのだから。
紬はそれを受け入れ受け止め、ずっと傍に居るだろう。家族も友達も、ずっと見守りつつ傍に居るだろう。
メインの2人だけではなく、登場人物それぞれに人間関係があり、それぞれが優しく繋がっている様が愛しいドラマだった。
世界は決して優しさだけで出来ているわけではなく、ここに至るまでの家族の苦しみや努力も十分に描かれた。けれども、終わって今、温かさの余韻しかない。気持ちのいい作品。
身体の障害や大病がある方を主人公に据えたドラマや映画は数あるけれど、「なのに三角関係」とか「なのにイジメ」とか、障害の上塗りをする作品が多くて脱落することが多い。
苦しい思いをして生きている人を描くなら、それ以上の障害は物語の中に要らない。
そんな大きな障害をいくつも乗り越えさせなくてもドラマは作れる。
改めてそう思わせてくれる素敵な作品。
こんな時代に、優しいプレゼントを貰えた。本当にそう思う。
とりあえず「ひまわり」よりは面白い。あちらは祖母二人が仲良しでしたが、
こちらは爺二人が険悪。「私の青空」まで繋がる系譜かな?
二人とも孫娘は可愛く、ひらりはその影響も受けてきたのは窺えます。
江戸っ子基質に多感な学生時代は崩壊前のバブル期でノリと気風が良く、
それでいて古き良き価値観へのリスペクトも窺える。
祖父に長年に渡り連れてこられた相撲部屋に入り浸って人気者なのも納得。
ただ、男受けする要素しか持っていない子という見方もあるかな。
糸子は男勝りの気性故に男相手に軋轢が生じ、そこから話が動いていきましたが、
ひらりは友人、母、姉とノリで行動する能天気さへのツッコミ役は全員女。
真逆な性格の姉みのり。でも見ている人はちゃんと見ているし姉妹間もそれなり。
やがて男を巡って姉妹バトルが展開するんですね~。
書籍で結果は知っているけど女性脚本家のお手並み拝見。
まずは無医村ならぬ無医部屋問題。力士の体って一般人と色々、違って医者から
見てもやっかいそうだしドクターヘリにも乗れないし。そこは都心で良かった。
ドラマ版は久美さんのサイドストーリーがイイ感じ。
劇場版は島から逃げだそうとした所で薫=恵理菜が「皆と離れたく無い!」と
拒絶した事でお縄になったがドラマ版の希和子は逃亡生活の終焉を覚悟。
周囲の人達にも感謝の念を抱き成長した?
でも久美さん達に嘘をついている事や本妻への罪悪感は相変わらず無いようだし。
そして、いざとなったら、やっぱりドロン!逮捕となった所で、
「お願いします。もう少しだけ、もう少しだけ!」
希和子はどこまで行っても希和子なのでした。
希和子自身の子供時分の親との関わり等は全く描かれないものの、その言動や
久美さん&昌江さんの関係と対比させて見ると大体、想像出来てしまう。
お決まり台詞を並べていたらナァナァで我儘を許容され、
真剣に叱ってもらった事なんかなさそう。最終回でやっとこ、本妻の苦悩が
描かれるようですけど、希和子のやった事は誘拐と洗脳(+強盗)です。
運良く、走り出しの今日迄、視聴。うわあ〜!年頃の女心、あるある〜ってセリフのオンパレード!相撲も大好きだし、展開が、超楽しみっ!とにかく、リアルな言動が、良くも悪くも、興味をひきまくるなあ…ただ…色々、泥沼がありそうな予感………ま、ドラマって、そうじゃないとねっ!!!
当時の若貴ブームにあやかった?の相撲朝ドラ。監修は入っているし、
脚本家も大の相撲好きですが、自分は特に好きでも嫌いでも無く
同じ脚本なら後の「私の青空」の方がヒット作という印象ですが…。
姉みのりのキャラや姉妹関係を受け容れられるかが評価を左右しているようです。
個人的に朝ドラ姉妹の1位は「カーネーション」の優子と直子、
2位は「純情きらり」は鬼の笛子姉ちゃんと桜子、
3位は「澪つくし」の朝ドラ初代スカーレットな律子とかをる、といった所。
仲の良し悪し等は枝葉で互いの個性が際立つような関係がイイ。
「あさが来た」は男とガチで相撲して勝てそうな川崎さんが主演なら面白いけど
それだと宮崎あおいと姉妹に見えなくなっちゃうのかな…。
主人公の正義感だけで、患者を全部受け入れてしまうような、そんなドラマじゃなくて良かった。未曽有の危機には一人で頑張るのではなく、連携で乗り越える、そういう結末で良かった。現実的に向き合わなくてはならないリアリティがそこにあるから。
最終回まで、子どもが生きる世界は決して甘くはなく、しかし医師たちはきちんと現実に向き合い、未来の命へ繋がる話し合いを続ける。
命は簡単ではない。それを理解して、日々闘っている人たちがいる。院内パワハラやマウントや、そんなものと闘うよりも真摯に病と闘うドラマを見たい、そういう当然の欲求が満たされる作品だった。
Season2をお待ちしております。
あのボンボンの岸本が「正義だけがお友達」になり、セクハラPの村井が正義のために壊れる。浅川は「飲み込めない」に戻ってしまって前へ進めない。
「善玉菌」とはマジョリティかマイノリティかによって善にも悪にもなるんですって。善と悪は曖昧な立ち位置で、バランスが必要。……そんな飲み込めない話があるだろうか。悪は悪でしょ。
完全な悪であり、多くの人間を巻き込んで踏みつぶしていながら、日本の最高の位置に属する大門家とは一体どんな家なのだろう。
あと一話で、これを潰すことが出来るのか。浅川は「飲み込めない」から進むことが出来るのか。
なんにせよ、浅川さんは人気キャスターのままではいられないだろうな……。「正義」に勝ってほしい。心から。
最後までチーム医療。悠太が救急の最前線に立ち、武四郎が後方支援。
どっちが主人公やねん(笑。 圭吾の彼女が重傷を負う展開があるかと思ったら
綿貫先生のトラウマ克服話か。母親モードでトラウマ自体を忘れる。
でもって渡辺先生もイケズやね~。要は知事にスカウトされてきた植野先生と
立てついてくる綿貫先生が気に入らなかっただけなんだよね。二人に貸しを
作って、知事に「地元の医師もいるぞ!」とアピールした方が賢いわ。
医療と行政が密接に関わっている所もちゃんと踏まえます。
初回には助けられなかった命が今日は救える。でも全員が救えた訳じゃない。
忘れない内に反省会。命を救う戦いは明日も続いていく。
圭吾と語り合う武四郎。二十年後には今の武四郎と植野先生だったりして。
それって、つまり医療に生涯を捧げた結婚できない男?なんといっても、大好きな、役者さんばかり出ているので、セリフまわしや、間合い、声のトーンなどなど、興味シンシンで見ています。私は、キャスティングも正解だと思っています。こういう撮り方は、大好き
最終回の余韻に浸っていたら、政子も翌年他界されたって知った。あんなに元気な政子が何故?三谷幸喜さんの脚本で、是非、ドラマ化して欲しい。それと、くうさんが、最終回の感想を、ここにアップして下さっていて…感涙…。何処かで、ちゃんと、毎週書いておられたんでしょうが、私の持つ機器では追えてなかった…ぐすんっ!でも、最終回後の熱い、くうさんの思いを拝読出来て、しあわせでした。
凄い最終回だった。今日で終わりかーと、しんみりしながら8時になったら、あっと驚くオープニング!そして最後の政子のすすり泣き。。悲しいだけの回になるのかと思ったけどそこはさすが三谷作品。りくさんとか義村とか、所々でクスッとさせる。政子のイメージが一変した『鎌倉殿』でしたが、この難しい役を演じきった小池栄子さんはやっぱり素晴らしい俳優さんやな。
くうさんも一年間お疲れさまでした。また来年のレビューも楽しみにしています♪
これが終わるまでは死ねない!……と制作発表の時から待ち続けていた大河がもう終わってしまった……毎週、これを待っている1年は早すぎた。
大好きな鎌倉時代題材で、大好きな脚本家で、大好きな人たちばかりが出演していて、お祭りのような大河。
現実、毎週笑ったり泣いたりお祭りのように見て来たけれど、混乱、権力闘争、迷信、呪詛、暗殺……何でもござれの時代。北条は、自らの血筋を粛清することで自らを亡ぼしてきた。
いつもの三谷大河と同じく。そんな一族でも、どんな悲劇の時代にも、そこには「家族」の歴史があって楽しく笑い合って生きていた時もあったのだと。桃源郷のようにその時期を思い出すことが出来る作り。
ラストはブラックアウトの悲劇だけれど、姉は弟を愛しみ、北条の手で鎌倉をまとめる同志として生きてきた。北条政子の死は1年後。その地獄を墓まで持って行ったのは、弟ではなく姉が引き受けたということ。
平家の一族は偉大な父の名のもと波の下の都で再会し、世を恨みつつも仲良くやっていそうだけれど、北条家の義時は地獄に落ちてもかつての仲間たちや一族に呪われ続けそう。
血筋の者たちを守れなかった政子も同じく。死してまで一蓮托生の姉弟を包み込む闇のラストは大河史上初かも。
あと何回かこのラストを味わい、無音の世界がこの先を示す意味を考え続けたい。