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万里江はつくづく、しっかり者の母を見て育ったんだな…。 喧嘩しても後腐れがない母と娘。こういうのがサバサバした女なんです。 片や同族嫌悪かネチネチとした会話の父と息子。
しかし孫の取り合いは核家族化、少子化も原因なのだろうな。 万里江も悠作も親世代からして一人っ子みたいで純基には従兄弟がいない? 私等は兄弟姉妹が3人ぐらいは普通で父が長男、母には兄がいたので、 父方祖父母の影響の方が強いぐらいは当たり前でしたが。
ちなみに悠作は自分の駄目人間ぶりを客観視して漫画のネタにする ぐらいじゃなきゃ、どこまでいっても戦力外夫なんだろうな。
「良い仲間に出会えただけだ。俺は何もしていない」 鉄平、どこまでも謙虚で人格者だな。貴方の持つ人脈や信頼はお金では買えません。 社会人として規範であり、一緒に仕事したい理想の上司です。
鉢巻寿司のポリシーを守った2号店案の提出、 戦力外通告した球団にトライアウトするがごとき迷いの無さ、 最後まで輝いている鉄平に対して夏代はなぁ…。 日記は色んな事を書き綴るので10年以上となると一冊分のストックじゃすまいよ。 夫への言い訳と自己正当化の陳述書みたいに見えるぞ。 株券の取得は何でやらないの?だったので今更ながら、やっただけマシか。
最後は敗残者となった不倫医師の負け惜しみで何とか纏めました。 鉄平、お疲れ様。
本当によく人間を見て知っている脚本家だなぁ…と、つくづく恐くなるほど。
離婚して行きついた鬼怒川の女のバーで、そこが自分の終の棲家でも最期の女でもないと気づいて、また娘の家に帰って来る老齢の父とか。
孫にとっての「もう一人のお祖母ちゃんの家」である娘の夫の実家に、可愛い孫が寄り添っていくのを許せない老齢の母とか。
幼い孫を預かった記憶から離れられない。もう使わないオモチャを取ってある。思い出と生きてる。
孫が来てくれないことを、娘が遠ざけているとすら思ってしまう。そうじゃない、もう孫自身が高校生だからなのだけど。
笑っちゃうけれど、そういうもんなんだよね。我が家の息子たちも私の母に対する態度があまりにも塩なのでもう少し何とかしてほしいといつも思っているけれど……
「相手の気持ちを尊重しすぎて好き勝手させて来た」結果がそうなのだろうか。人の心はよく分らない。
とにかく、順基にはもう少し祖父母に優しくしてほしいよね。もっとも、あの父親に育てられているから難しいか(困)
万里江さんは幼い順基の寂しさをタオルケットで理解した。
預けられる親を持ったことは幸いだし、その親が今も孫を愛していることも幸いだと思わないとね。
さて……本当に和菓子職人になるのか?楽しみ。
家定の死を胤篤が知るシーンは、原作でも中澤をぶん殴りたい気持ちになる悔しさで。
もっとも、中澤にとっても胤篤が自分と同じ気持ちでいてくれない事に対する怒りが爆発しているシーン。
太守様と薩摩のために生きて来た中澤、今や家定のためだけに生きている胤篤。薩摩からやって来た主従の気持ちは大きくすれ違っている。
2人とも、なんとも切なく、また、実写ならではのリアルな気まずさがあった。
流水紋の裃姿の御台に恋する家定は本当に可愛くて。蛍を眺めながら寄り添う2人の後姿を見守る瀧山の瞳には、ここにはもう居ない正弘の記憶が確かに宿っていて。
ずっとずっとこのまま幸せでいて欲しかった。
家茂に「父上」と呼ばれ、亡くなった上様と自分を繋ぐ「子」がここに居ることに気づいた胤篤。
今は亡き家定の遺志を継ぐこの子を支えることで徳川に尽くす。決心伝わる良いシーンだった。
和宮御降嫁までするすると時は進み、徳川の終わりが近づいてくる……
球児たちの純粋さと一生懸命さに泣かされ、応援せずにいられず、勝利した時はテレビに向かって拳を振り上げてしまうという……ああ、青春♥
(なんか騙されているような気がするのはきっと気のせい……)
南雲の過去がほんっと全部夢でしたって感じに丸っとこのドラマから消えてくれればいいのに。
山住先生の件なんて、嘘に決まってると思ったらやっぱりウソだったし、見る者を振り回すためだけに作られたようなエピソードに感じちゃった……(結局、秒で解決するし……)
大人の問題が子供たちの青春エピソードを邪魔しているという……そもそもミステリー要らないと思うんですよね、このドラマ。
ところで免許偽造はお咎めなしでいいものなの……
1人でゆっくり朝のコーヒーを楽しむはずだった藤堂さんを不運に巻き込む一円(笑)でもある種の友情は芽生えたよう……。
ネットで人員募集されて集まるインスタント強盗団、ドラマの中のことだけではなく、社会現象なので興味深く見た。
ドラマはしょせんドラマだけれど、こんなものに入ってしまった経緯や抜け出せない事情は描かれていた通りなのだろうと思う。
でも、「こんな国に未来はない」とか、犯罪を犯した本人は、国や政治のせいにしてはいけないのよね。
藤堂さんが言っていた通り。自分が変わらないと何も変わらないという話だった。
一団となって2人を救おうとする刑事課のメンバーの動きも面白くて、たぶんこのドラマが始まってから一番好きな回。
家族はお金のことで仲が悪くなる……あるある(笑)あんな大きな家に財産があれば取り合いになるだろうが、ほぼ負の遺産となればみんなが放棄する。
両親が居なくなったら兄弟がバラバラになるのもあるある。3人を繋いであげたいと願いながら亡くなった父の想いに、ベタだなと思いながらちょっと泣けてしまった。
遺産を3等分するなら未納の税金も3等分。兄さんたち、払ってあげて。
主人公たちの暗い過去話に相変わらずイマイチ興味持てないんだけれど、各回のエピソードは面白いね
失礼と失言を絵にかいたような笙野も、田中さんと過ごすことで「気遣い」や「接してみる」ことを覚えていく。
笙野成長記なのかなぁと思っていたけれども、朱里だって成長している。ただただ田中さんに心酔し、田中さんを傷つける笙野を憎んでいたけれど、気づけば笙野はとっくに田中さんに寄り添える男になっている。
人は好きな誰かのために自分を変えることができる。でも、23年間、私のために自分を変えてくれた人なんていなかった。
田中さんには温かいご両親も居て、田中さんを気遣う笙野も居て、自分の在り方についてちょっと考える朱里。小西は思ったよりシッカリした良い男だと思うけれど…
取るに足らない小さなチクチクした記憶に時々苦しめられるという田中さんの背中を押してあげることができる優しい朱里。
良い出会いと優しい人たちに今回もちょっと泣かされる。
ちふゆ暴走回(いや、もう毎週暴走しているけど)
私の大好きな原菜乃華ちゃんが、今まで見たことも無かったような狂った形相で深愛に突撃する。
尾行するとか陰から見守るとか、そういうことができない人なので、正面から食らいついたり、本人の前にナイフを持って現れちゃったりするのはさすがだ(褒めてはいない)
「やっぱりろくでもない女だったじゃん!!!」って、どの口が言うとるん……。
このモンスターがあのくらいの転げ落ち方で死んじゃうとは思えないので、きっと大丈夫。でも、予告に一切出てこなかったのは気になる(笑)
「50も過ぎたら誕生日などめでたくない!」というのはよく聞く話だけれど、シロさんの言う通り、早くして亡くなってしまう人のことを考えたら、長く生きることは祝いたい。特に、そのパートナーにとって。
仲良くテーブルを挟んでいる2人を見ていて、いつかこの片方が居なくなってしまうことを考えたら、そんなに寂しいことはないと実感できた。
それは私自身の家族のことと置き換えても同じなんだよね。
だから、いつまでも誕生日は祝おう。居てくれることがめでたいのだから。
いつも通り丁寧に作るちらし乗っけ寿司。とり天。お祝いだから特別にとケンジが買って来たホールケーキ。
「後に遺す子供も孫も居なくても、俺は俺とケンジのために美味しくて健康的な飯を作る」
素敵な決心。
お互いがお互いの存在をずっと大切にするという確認、お祝いとはそういう意義があるのだと再認識させられた。
今日もいい話。
「言いたいことは本人にきちんと言う」「死ねなどと人の心を傷つけることは言ってはいけない」割と当たり前のことのはずなんだけれど。蔵前の説教が友人の娘にきちんと伝わったのはスッキリ。
親に向かって死ねとか、よく言える……というのは、あり得ないと思う世代だからかもしれないけれど、本当に死ねと言った相手が死んでしまったらこの子はどうするつもりなのか。
「人に嫌われるのが恐い」パパの気持ちはきっと全世代、理解できる人は出来る。
誰にでもサービスしすぎちゃうことが、ファンに頼まれて写真を撮る時の大げさな表情ですぐわかった。ツダケンさん、凄い。
杏先生の方が蔵前のサポートに回ったような話だったけれど、見やすかった。復讐のために仕事してるの?というような杏の姉さんの謎は早めに知りたい。面倒だから(笑)
娘の沙奈すら、復讐のために差し出してもいいような考えになってしまっている一葉にとって、もの凄い衝撃だろうなぁ……ラスト。
一葉が梨里杏を思うように、航輔も沙奈や一葉を大事に思っているわけで、家族の復讐のために家族がどんどん不幸になっている今の図は本末転倒。
しかし、ちっとも復讐は進まないなぁ。このままこちらばかりが命を削られていきそうで、良い結末が想像できない。
りっくんの ゆりあに対する態度が酷すぎて毎回イライラしているんだけれど、「同じ穴の狢」だの「僕は自分がダメだと初めから分かっている」だの言う りっくんに ゆりあが物理的な攻撃を仕掛けていく図、頼もしすぎて爆笑した(笑)
そもそも不倫の末に意識不明になった夫の介護をしなきゃならない理由が分からないし、その愛人が上から色々言ってくるのもよく分らないし「殴りたい」と思っていたけれど、本当に殴るとは(笑)
このドラマのこういうところが、ついつい視聴を続けてしまう面白さなんだろうな、と思う。
お義母さんも少しはしっかりしたし、依存していた人たちに「出ていくかもよ」と分からせておくのは大事なことかもね。
私は善良な人間ではないので、人間らしい部分を見せてもらえた方がホッとする。
「いちばんすきな席」は「いちばんすきな場所」になくても良い。そういう結論であってほしい。
赤田ですがなにか?状態の赤田、椿さん家に何しに来たか覚えてないよね(顧客を1人鬱失ったけどね……)
「恋愛」ならば、元の恋人に新しい恋人がいたら何となくモヤモヤする……そういうことが「友達」にも起こるかも知れない。と夜々ちゃんは言う。
何となく分かる。けれど、勝手だな、とも思う。(赤田は特に勝手に見える(笑))
恋愛だろうが友愛だろうが親子愛だろうが、深ければ深いほど人間はきっと失うことに臆病になる。
人の関係は失ったらなかなか元には戻らない。やっと得た椿家の自分の席。
これが物理的なものではなく、「どこにあっても自分の物」ならば問題ないわけで。
きっと、それだけの絆は最終回までに出来上がるのだと思っている。
ラス1ですが鉄平や青山のような誠実な人間が少数派で 後は自分の都合でしか物事を考えずに自己主張している奴ばっかりなのがな…。
「学費と生活費、また宜しくお願いしまーす!」 夢を語りながら実際には具体的に何もせず、父親が敷いただけと主張した レールの上に戻る夏代の息子…。こんなんじゃ失敗するだけだったろうな。 せめて叱ってくれた父へのリスペクトは持つべきで姉貴がマシなのだけが救い。
「仕事が道楽の貴方と違って皆、生活がかかっているから」 だからこそリスクも高い店舗拡充を疑問視して鉄平派に回る人が誰もいないのが謎。 作り置きしないため人気店になっても利益が上がらず皆、生活がカツカツで 2号店にかけていたのなら、そこを酌まない鉄平では無い。 何故、『お婆ちゃんの味を守りたかった』娘が母親にかけあってくれた鉄平に 真っ先に文句をいって周囲も追随するのだろう。
「私はやられっぱなしじゃありませんよ」 アンタ、何かやられたの?子供達に離婚の経緯を全く語らず、不倫医師を 諸悪の根源扱いして自分はあくまで被害者という意識で自己完結する夏代。 最終回はいっそ、共倒れになってくれた方がスッキリします。
万里江はつくづく、しっかり者の母を見て育ったんだな…。
喧嘩しても後腐れがない母と娘。こういうのがサバサバした女なんです。
片や同族嫌悪かネチネチとした会話の父と息子。
しかし孫の取り合いは核家族化、少子化も原因なのだろうな。
万里江も悠作も親世代からして一人っ子みたいで純基には従兄弟がいない?
私等は兄弟姉妹が3人ぐらいは普通で父が長男、母には兄がいたので、
父方祖父母の影響の方が強いぐらいは当たり前でしたが。
ちなみに悠作は自分の駄目人間ぶりを客観視して漫画のネタにする
ぐらいじゃなきゃ、どこまでいっても戦力外夫なんだろうな。
「良い仲間に出会えただけだ。俺は何もしていない」
鉄平、どこまでも謙虚で人格者だな。貴方の持つ人脈や信頼はお金では買えません。
社会人として規範であり、一緒に仕事したい理想の上司です。
鉢巻寿司のポリシーを守った2号店案の提出、
戦力外通告した球団にトライアウトするがごとき迷いの無さ、
最後まで輝いている鉄平に対して夏代はなぁ…。
日記は色んな事を書き綴るので10年以上となると一冊分のストックじゃすまいよ。
夫への言い訳と自己正当化の陳述書みたいに見えるぞ。
株券の取得は何でやらないの?だったので今更ながら、やっただけマシか。
最後は敗残者となった不倫医師の負け惜しみで何とか纏めました。
鉄平、お疲れ様。
本当によく人間を見て知っている脚本家だなぁ…と、つくづく恐くなるほど。
離婚して行きついた鬼怒川の女のバーで、そこが自分の終の棲家でも最期の女でもないと気づいて、また娘の家に帰って来る老齢の父とか。
孫にとっての「もう一人のお祖母ちゃんの家」である娘の夫の実家に、可愛い孫が寄り添っていくのを許せない老齢の母とか。
幼い孫を預かった記憶から離れられない。もう使わないオモチャを取ってある。思い出と生きてる。
孫が来てくれないことを、娘が遠ざけているとすら思ってしまう。そうじゃない、もう孫自身が高校生だからなのだけど。
笑っちゃうけれど、そういうもんなんだよね。我が家の息子たちも私の母に対する態度があまりにも塩なのでもう少し何とかしてほしいといつも思っているけれど……
「相手の気持ちを尊重しすぎて好き勝手させて来た」結果がそうなのだろうか。人の心はよく分らない。
とにかく、順基にはもう少し祖父母に優しくしてほしいよね。もっとも、あの父親に育てられているから難しいか(困)
万里江さんは幼い順基の寂しさをタオルケットで理解した。
預けられる親を持ったことは幸いだし、その親が今も孫を愛していることも幸いだと思わないとね。
さて……本当に和菓子職人になるのか?楽しみ。
家定の死を胤篤が知るシーンは、原作でも中澤をぶん殴りたい気持ちになる悔しさで。
もっとも、中澤にとっても胤篤が自分と同じ気持ちでいてくれない事に対する怒りが爆発しているシーン。
太守様と薩摩のために生きて来た中澤、今や家定のためだけに生きている胤篤。薩摩からやって来た主従の気持ちは大きくすれ違っている。
2人とも、なんとも切なく、また、実写ならではのリアルな気まずさがあった。
流水紋の裃姿の御台に恋する家定は本当に可愛くて。蛍を眺めながら寄り添う2人の後姿を見守る瀧山の瞳には、ここにはもう居ない正弘の記憶が確かに宿っていて。
ずっとずっとこのまま幸せでいて欲しかった。
家茂に「父上」と呼ばれ、亡くなった上様と自分を繋ぐ「子」がここに居ることに気づいた胤篤。
今は亡き家定の遺志を継ぐこの子を支えることで徳川に尽くす。決心伝わる良いシーンだった。
和宮御降嫁までするすると時は進み、徳川の終わりが近づいてくる……
球児たちの純粋さと一生懸命さに泣かされ、応援せずにいられず、勝利した時はテレビに向かって拳を振り上げてしまうという……ああ、青春♥
(なんか騙されているような気がするのはきっと気のせい……)
南雲の過去がほんっと全部夢でしたって感じに丸っとこのドラマから消えてくれればいいのに。
山住先生の件なんて、嘘に決まってると思ったらやっぱりウソだったし、見る者を振り回すためだけに作られたようなエピソードに感じちゃった……(結局、秒で解決するし……)
大人の問題が子供たちの青春エピソードを邪魔しているという……そもそもミステリー要らないと思うんですよね、このドラマ。
ところで免許偽造はお咎めなしでいいものなの……
1人でゆっくり朝のコーヒーを楽しむはずだった藤堂さんを不運に巻き込む一円(笑)でもある種の友情は芽生えたよう……。
ネットで人員募集されて集まるインスタント強盗団、ドラマの中のことだけではなく、社会現象なので興味深く見た。
ドラマはしょせんドラマだけれど、こんなものに入ってしまった経緯や抜け出せない事情は描かれていた通りなのだろうと思う。
でも、「こんな国に未来はない」とか、犯罪を犯した本人は、国や政治のせいにしてはいけないのよね。
藤堂さんが言っていた通り。自分が変わらないと何も変わらないという話だった。
一団となって2人を救おうとする刑事課のメンバーの動きも面白くて、たぶんこのドラマが始まってから一番好きな回。
家族はお金のことで仲が悪くなる……あるある(笑)あんな大きな家に財産があれば取り合いになるだろうが、ほぼ負の遺産となればみんなが放棄する。
両親が居なくなったら兄弟がバラバラになるのもあるある。3人を繋いであげたいと願いながら亡くなった父の想いに、ベタだなと思いながらちょっと泣けてしまった。
遺産を3等分するなら未納の税金も3等分。兄さんたち、払ってあげて。
主人公たちの暗い過去話に相変わらずイマイチ興味持てないんだけれど、各回のエピソードは面白いね
失礼と失言を絵にかいたような笙野も、田中さんと過ごすことで「気遣い」や「接してみる」ことを覚えていく。
笙野成長記なのかなぁと思っていたけれども、朱里だって成長している。ただただ田中さんに心酔し、田中さんを傷つける笙野を憎んでいたけれど、気づけば笙野はとっくに田中さんに寄り添える男になっている。
人は好きな誰かのために自分を変えることができる。でも、23年間、私のために自分を変えてくれた人なんていなかった。
田中さんには温かいご両親も居て、田中さんを気遣う笙野も居て、自分の在り方についてちょっと考える朱里。小西は思ったよりシッカリした良い男だと思うけれど…
取るに足らない小さなチクチクした記憶に時々苦しめられるという田中さんの背中を押してあげることができる優しい朱里。
良い出会いと優しい人たちに今回もちょっと泣かされる。
ちふゆ暴走回(いや、もう毎週暴走しているけど)
私の大好きな原菜乃華ちゃんが、今まで見たことも無かったような狂った形相で深愛に突撃する。
尾行するとか陰から見守るとか、そういうことができない人なので、正面から食らいついたり、本人の前にナイフを持って現れちゃったりするのはさすがだ(褒めてはいない)
「やっぱりろくでもない女だったじゃん!!!」って、どの口が言うとるん……。
このモンスターがあのくらいの転げ落ち方で死んじゃうとは思えないので、きっと大丈夫。でも、予告に一切出てこなかったのは気になる(笑)
「50も過ぎたら誕生日などめでたくない!」というのはよく聞く話だけれど、シロさんの言う通り、早くして亡くなってしまう人のことを考えたら、長く生きることは祝いたい。特に、そのパートナーにとって。
仲良くテーブルを挟んでいる2人を見ていて、いつかこの片方が居なくなってしまうことを考えたら、そんなに寂しいことはないと実感できた。
それは私自身の家族のことと置き換えても同じなんだよね。
だから、いつまでも誕生日は祝おう。居てくれることがめでたいのだから。
いつも通り丁寧に作るちらし乗っけ寿司。とり天。お祝いだから特別にとケンジが買って来たホールケーキ。
「後に遺す子供も孫も居なくても、俺は俺とケンジのために美味しくて健康的な飯を作る」
素敵な決心。
お互いがお互いの存在をずっと大切にするという確認、お祝いとはそういう意義があるのだと再認識させられた。
今日もいい話。
「言いたいことは本人にきちんと言う」「死ねなどと人の心を傷つけることは言ってはいけない」割と当たり前のことのはずなんだけれど。蔵前の説教が友人の娘にきちんと伝わったのはスッキリ。
親に向かって死ねとか、よく言える……というのは、あり得ないと思う世代だからかもしれないけれど、本当に死ねと言った相手が死んでしまったらこの子はどうするつもりなのか。
「人に嫌われるのが恐い」パパの気持ちはきっと全世代、理解できる人は出来る。
誰にでもサービスしすぎちゃうことが、ファンに頼まれて写真を撮る時の大げさな表情ですぐわかった。ツダケンさん、凄い。
杏先生の方が蔵前のサポートに回ったような話だったけれど、見やすかった。復讐のために仕事してるの?というような杏の姉さんの謎は早めに知りたい。面倒だから(笑)
娘の沙奈すら、復讐のために差し出してもいいような考えになってしまっている一葉にとって、もの凄い衝撃だろうなぁ……ラスト。
一葉が梨里杏を思うように、航輔も沙奈や一葉を大事に思っているわけで、家族の復讐のために家族がどんどん不幸になっている今の図は本末転倒。
しかし、ちっとも復讐は進まないなぁ。このままこちらばかりが命を削られていきそうで、良い結末が想像できない。
りっくんの ゆりあに対する態度が酷すぎて毎回イライラしているんだけれど、「同じ穴の狢」だの「僕は自分がダメだと初めから分かっている」だの言う りっくんに ゆりあが物理的な攻撃を仕掛けていく図、頼もしすぎて爆笑した(笑)
そもそも不倫の末に意識不明になった夫の介護をしなきゃならない理由が分からないし、その愛人が上から色々言ってくるのもよく分らないし「殴りたい」と思っていたけれど、本当に殴るとは(笑)
このドラマのこういうところが、ついつい視聴を続けてしまう面白さなんだろうな、と思う。
お義母さんも少しはしっかりしたし、依存していた人たちに「出ていくかもよ」と分からせておくのは大事なことかもね。
私は善良な人間ではないので、人間らしい部分を見せてもらえた方がホッとする。
「いちばんすきな席」は「いちばんすきな場所」になくても良い。そういう結論であってほしい。
赤田ですがなにか?状態の赤田、椿さん家に何しに来たか覚えてないよね(顧客を1人鬱失ったけどね……)
「恋愛」ならば、元の恋人に新しい恋人がいたら何となくモヤモヤする……そういうことが「友達」にも起こるかも知れない。と夜々ちゃんは言う。
何となく分かる。けれど、勝手だな、とも思う。(赤田は特に勝手に見える(笑))
恋愛だろうが友愛だろうが親子愛だろうが、深ければ深いほど人間はきっと失うことに臆病になる。
人の関係は失ったらなかなか元には戻らない。やっと得た椿家の自分の席。
これが物理的なものではなく、「どこにあっても自分の物」ならば問題ないわけで。
きっと、それだけの絆は最終回までに出来上がるのだと思っている。
ラス1ですが鉄平や青山のような誠実な人間が少数派で
後は自分の都合でしか物事を考えずに自己主張している奴ばっかりなのがな…。
「学費と生活費、また宜しくお願いしまーす!」
夢を語りながら実際には具体的に何もせず、父親が敷いただけと主張した
レールの上に戻る夏代の息子…。こんなんじゃ失敗するだけだったろうな。
せめて叱ってくれた父へのリスペクトは持つべきで姉貴がマシなのだけが救い。
「仕事が道楽の貴方と違って皆、生活がかかっているから」
だからこそリスクも高い店舗拡充を疑問視して鉄平派に回る人が誰もいないのが謎。
作り置きしないため人気店になっても利益が上がらず皆、生活がカツカツで
2号店にかけていたのなら、そこを酌まない鉄平では無い。
何故、『お婆ちゃんの味を守りたかった』娘が母親にかけあってくれた鉄平に
真っ先に文句をいって周囲も追随するのだろう。
「私はやられっぱなしじゃありませんよ」
アンタ、何かやられたの?子供達に離婚の経緯を全く語らず、不倫医師を
諸悪の根源扱いして自分はあくまで被害者という意識で自己完結する夏代。
最終回はいっそ、共倒れになってくれた方がスッキリします。