みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
『カーネーション』101・102話 #カーネーション 画家になるという夢を「止めた」ことが、いつの間にか「家のために止めてあげた」ことになっている優子。
家は私が継ぐのだから、あんたたちは好きな事を一生懸命勉強しなさい。と説教する姿が芝居がかっていて可笑しい。ああ、人生の中で、自分もこんな顔して弟妹や子供らに説教していた時もあっただろうなぁと恥ずかしく振り返る。「おこがましさ」。
近所の人たちに偉い偉いと褒められる姉。「家を継ぐ」ことになっている姉。注目されるし、注目されるように動く姉。
ついに爆発したのが赤いバッグ事件(笑)
直子が欲しているのは、そのバッグでは無くて、糸子の愛と関心なのだと。よく見て、糸子。
三人兄弟の真ん中は「おみそ」になりやすいと昔から言う。
何も語らず、ただ不器用に孤独を全身から発する直子が可愛くて愛しうて、ああ、子育てとはなんと難しくて罪深いのだろうと思う。
がさつに見える子ほど敏感。
『健康で文化的な最低限度の生活』第7話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ 視聴率がイマイチで色々言われているのをチラっと目にした気がしますが、「貧乏」や「病気」や「底辺」を描いていながらお涙ちょうだいにも曖昧なホッコリにも走らない作り、とても好きです。
個人的には今期のドラマの中で好感度高い方に入っています。
ディスレクシアの相談者と、人間関係に難アリのケースワーカー。どちらも自分のことで精いっぱい、人の気持ちを考えるという器が初めからない。
出会った事で、それぞれ自分の欠点を見直し前へ進むという流れが素晴らしかった。丁寧だと思います。
不器用な優等生を演じる川栄さんが上手くて。そして可愛くて。時代物からヤンキーから優等生まで、本当に何でもこなすなぁ。
字が理解できない中林さんを支える手があるように、不器用な栗橋さんを支える仲間がいる。良い環境です。こういうホッコリは心から歓迎したい。
本日は直子メインのパートでしょうか。
母の関心を得ようと優子と直子が互いを牽制している状況ですが この時期の糸子の人生観は「長女がしっかりしていれば兄弟姉妹は何とかなる」なので (結果的に、あながち間違いでは無かったですが) 家業を継ぐポジにもいない直ちゃんは分が悪い…。 だからこそ、この母親に認められるには胸倉ひっつかんで 自分の方に向かせるぐらいの力と気迫を持つ事だと最初に考えるのも直子(笑。
優子が原口先生に師事する直前に勇からのチョコレート。 糸子が根岸先生に師事する直前に善作(苦党)がコーヒーについて語る場面との対比。 前半の糸子と後に優子が買ってくるケーキの意味合いが全く違うのが解る。
また、この縦軸とは別に横軸では直子を中心に家族を描く。 正面には直ちゃんを一番、理解してくれる千代お婆ちゃん。 聡子に対する態度は糸子以上に我の強い性格でありながら 妹から栗を独占していた糸子との違いが描かれる。 そして優子は直子と視線を合わさず母の死角に隠れるように服を見せに来る。 美大受験を反対されたら抗う気概も持てず家業を継ぐという選択肢しか選べない優子は 糸子の影にいますが、それは妹の才能や覇気を警戒する優子にとって 姉の面目を保ちながらの都合の良い逃げ場所でもあります。
何で、三人の中でここまで面倒くさい性格なのかは、また次回。
面白い時とそうでない時の落差が激しい「マッサン」ですが、今週は…。 何故、エマの初恋を2週間も引っ張るのか。 先週はエリーの初恋に結び付けて彼女の内面を掘り下げたので 今週はマッサンの一馬へのウイスキー作り伝授を通じて、ここに至るまでの 展開を回想し、終盤を前にマッサンのキャラを今一度、総括すべきでは? (一馬を中心に出征の葛藤を描く事自体はいいのだが) ところが、伝授は触り程度の扱いで主人公が一番、影の薄い週になってしまう…。 優希美青の所属事務所ゴリ押しみたいなものを感じる。
ピン子の臨終を年明けまで引っ張りたくて失業編を一週余分にダラダラやった感もあり こういった「大人の事情」が全体の構成に歪を及ぼした節がある。 この割を食ったのが主人公夫婦が出産に立ち合い、最終的に後継者となる悟。 一馬が残した樽を前にマッサンが俊兄や悟と語る場面は 栄一郎が残した樽を前に三人だけの葬儀を行う場面へのフィードバックがうががえ 栄一郎⇒一馬⇒悟へと繋がるラインが見えるだけに 前任者二人に比べ影が薄い悟が気の毒(スピンオフにも出演できなかったし)。
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第6話 #トーキョーエイリアンブラザーズ 「忘れられるって悲しいなぁ」 夏が悲しみを覚える。
「覚える」というよりも、実はとっくに分かってはいたんだ。だから記憶を消すのは嫌だったし、岡部を傷つけることを恐れた。
冬ノ介だって実は知ってる。 だからお茶を差し出すんだね。
「優しくて気が利いて話し上手」だけれども大事なものが抜けている冬。
大事なものだけを持っている夏。
そう言ってもらえたのに、忘れられてしまった。
ちいちゃんの記憶は二度と戻らない。 なのに、こっちの記憶は蓄積されたまま。
死んでしまった人の思い出のよう……。
悲しさがこっちにまで伝わる。
『ラストチャンス 再生請負人』第7話 #ラストチャンス 騙しているのではと思っていたあの人は騙していなくて、怪しいのではと思っていたあの人は本当に怪しいし、悪いのではと思っていた人まで騙されていたとか…なんなの。
昨日から土下座土下座で薩摩の家老が大変もす(笑)
この辺、よく分からないが負債の話はとっくに流れていてもおかしくない気がしてしまうし、ここまでよく引っ張ったなぁ(笑)
ラストは土下座の嵐らしい。
まぁ……どう再生するのか楽しみにしておきます。
医療裁判を起こす正攻法でもなく 「巌窟王」ばりにエゲツナイ作戦でもなく 結婚式場で銃を構えるのは安直感を拭えない。
ラブシーン映像をカットして対象を見失ったり プロフェッショナルの魅力も無いなぁ…。
過去作品レギュラーだった長嶋氏登場はテコ入れだったりしないかな? そういえば北大路欣也は、もう「刑事シュート」はやらないのでしょうか。 新山千春は朝ドラ以外は殆ど茶髪。
『絶対零度』第7話 #絶対零度 愛した人の心臓を撃ちに行く……。
とても切なくて美しい話なんだけれども、雇った興信所がドナーや整形まで探り当てちゃうとか、真実を知った経緯が病院内での立ち聞きだったとか、何だか色々と詰めが甘くて。
この「dele」になれそうで、ちょっとなれない感じが月9なのかなぁとか……(汗)
さあ再開、そうそう糸やんが飛ばす! 「その理屈が無茶苦茶なんや」全くもって、その通り(笑。 学校で美術教師でもやって後は家庭に落ち着く人生はダメな訳? 自分は父から神戸行を取りつけもしなかった癖に、娘の上京に対する覚悟を試す糸子。 怖いお母ちゃんを通り越した極悪非道なお母ちゃんです。 だからこそ倒しがいがあるとも言えますが…。
周防編が色々と布石になっている。「ピアノ買うて!」で善作を回想しての一喝! この時期の糸子の言動には『お父ちゃんなら、こうする』的意識が垣間見える。 (一方、千代さんは孫の気持ちを汲んでやろうと空回っていたので 『お母ちゃんは昔から頼りにならん』的な意識もうかがえる) なら糸子が善作の考えを、この時期に咀嚼出来ているかというとンな事は無い。 「ウチはどないしたらええん?どうしたら認めてくれるん?」という優子の泣き言を 糸子もロイヤル時代に言っていて、父に命じられるまま生地屋に務めただけ。 (ミシンという人参がぶら下がっていた事で糸子の長所である馬力が発揮されていた パッチ屋時代と単純比較している人が多いが善作視点で観ていると全く違う) これも周防編の「お母ちゃんは早寝早起きやったで」という台詞で 親の立場になったら自分を棚に上げる人っているよね~と思った方もいたでしょうが 糸子はその度合いが極めて強い。自分の学歴そっちのけで聡子の通信簿を笑ってます。
http://i.imgur.com/7G9NeWz.jpg?1
片や直子のツッコミを背中にウケて北村の所に足が向かう三つ編み&セーラー服の優子。 こちらは『お爺ちゃんが生きとったらウチの味方になってくれるのに』。 ファザコンの糸子もお爺ちゃん子の優子も善作に対する精神依存があるのは変わらない。 しかし北村に感情の受け皿になってもらいながら自分の弱さと向き合っていく優子と 批判をねじ伏せる力があるのを良い事に自分を棚に上げる糸子の差が後から出てくる。 「覚悟があるんやったらウチの言う事なんか聞かんで行ったらええ」 鏡面越しに台詞を言わせるのはブーメラン展開の伏線。 自分が蹴散らされたり踏みにじられる立場になる可能性を全く考えていません。
「お前はまだまだや!」オマエモナー。
『透明なゆりかご』第6話 #透明なゆりかご 命と死が裏表なように、その選択も裏表。
望むところには来ない命、望まぬところに来る命、どちらも傷つく。
けれども、傷つく人を見守る温かい目と手はどちらにもあって、決して責めない。
傷つく女性が明日も生きていけるように、丁寧に処置をし、笑顔で送る。
モグリで違法で危険な堕胎処置ではなく、救済のための山の中の病院。
「あの台に一度上がったら、「出来ちゃったらまた堕ろせばいい」なんて人は、私はいないと思うよ。」
いつか笑顔で、本当に「産みたい」出産をして会いに戻ってきてくれるように。
どうにもならない運命を嫌悪感なく受け止める笑顔。
悲しさではなくて、温かさに泣く。
『ゼロ 一獲千金ゲーム』第7話 緊張感ゼロすぎて深夜帯にキツい……。せめて1ゲーム1話にすればいいのに。
ゲストを引っ張りたくてこういう構成になっちゃうんでしょうが、死にそうな気が全然しなくて眠いです。
回答間違え過ぎたら引っかかって助かっちゃうマシーンとか、善良か!!^^;
手越くんの演技は面白いけど(笑)
『インベスターZ』第7話 #インベスターZ 生命保険の仕組みと生保レディの営業力。興味深い。
ガンになってしまった時に実際に必要な医療費は100万あればいい。
日本には様々な制度があるので大黒柱が早死にしてしまったとしても、生命保険に掛けていた金が貯蓄されていれば問題はない。
この話だけ聞いていたら生命保険は要らないなという気にもなってしまうけれども、結局、それは各家庭の経済力や貯蓄力にも寄るんだよね。
子育ての間に借金せず進学に当たっても奨学金など一切借りず、節約生活を守り一定額を貯蓄し続けられれば保険は要らない。かも知れない。
けれども、多くの家庭では強制的に毎月いくらか徴収されないと貯めることができないのだった……結局、金を貯めるのには強い意志が必要で、そう出来ない一般家庭では「お守り」は必要だなぁとしみじみ思ってしまった。
そしても結局「特典」に釣られて入ってしまうとか(笑)ちょっと可愛い。
『透明なゆりかご』第5話 #透明なゆりかご もう毎週の感想が「泣きっぱなし」になっていてどうかしているけれども、泣きっぱなし。
と言っても前週のように命を失くして愕然とし途方に暮れる涙ではなくて、命の繋がりを思わせる温かい涙だった。
あの「14才の母」で不満に思っていたことが、ここで全部解決された。
経済力も育児も親に頼っているのに命の大切さや美しさに言い換えた甘えた未成年出産。
けれども、この親は甘えさせなかった。「やりたいようにやりなさい」は愛情のあるつき放し。
そして、これは14才の母を軸にした、由比先生の話だった。
「短時間で多くの患者を救う医師」ではなく、「長く1人の人生に関わる医師」を選択した由比先生。
だからこそ14才の母に感謝され、だからこそ二度と出産死を体験したくない。
その人間臭い真面目さと神のような優しさに泣ける。
そんな弛まない努力と苦悩を続ける若き医師を演じる瀬戸くんが本当に素晴らしい。
『チア☆ダン』第7話 #チアダン 一番上手くないメンバー外しからの、みんなで上を目指そうというリーダー資質とか、みんなでお店を手伝ってあげようとか(何かでも見たと思ったら「ドラゴン桜」や、思い出した。そして「ドラゴン桜」は、子供らがみんなで手伝いをしながら合格を目指すのには限界があるという教訓付きだった、ちゃんと……)やはり、展開に「どこかで見た感」が否めなくて苦しい……
肝心の(「肝心」じゃないんだろうけど)研修風景は飛ばして、あっという間に大会。
1位優勝良かった!!とは思うけれども、ベタなエピ中心で稽古がロクに描写されていないから「え、取ったんだ……あ、そう……よ、よかった……」みたいなボンヤリした祝福しかできない(汗)
まぁ、もう、こうなったら最後まで見守るしかないよね……と思いながら、一応見ています。そんな感じ。
『dele(ディーリー)』第5話 #dele #ディーリー 初めての「No」というパターン。ああ、良かったなぁ、と心から思えた。
祐太郎が言っていた通り、きっと依頼は取り下げられるだろう。命はいつ終わるか分からないと知った2人にはもう迷いはないと思うから。
それはケイの方も同じことで。拘っているといつ失うか解らないのはお互いさまなこと。
橋本愛と菅田将暉が最大に美しく描かれた映像の中で、嘘つき話のごっこが繰り広げられる。このまま何かの映画になってもおかしくない。
「大切な人が居なくなったのに世界は何も変わらない。」
この話も、本当に「妹」の事なのかは、今は不明。
けれども、妹の話からの来週……ちょっと猟奇的な話になるのかしら。
予告の雰囲気は金城脚本っぽい。
幻想のように美しくて、有限な命を大切にするストーリーの次にはまた来週のようなパターンがあって。
どんなパターンの話も素晴らしい。
『カーネーション』101・102話 #カーネーション
画家になるという夢を「止めた」ことが、いつの間にか「家のために止めてあげた」ことになっている優子。
家は私が継ぐのだから、あんたたちは好きな事を一生懸命勉強しなさい。と説教する姿が芝居がかっていて可笑しい。ああ、人生の中で、自分もこんな顔して弟妹や子供らに説教していた時もあっただろうなぁと恥ずかしく振り返る。「おこがましさ」。
近所の人たちに偉い偉いと褒められる姉。「家を継ぐ」ことになっている姉。注目されるし、注目されるように動く姉。
ついに爆発したのが赤いバッグ事件(笑)
直子が欲しているのは、そのバッグでは無くて、糸子の愛と関心なのだと。よく見て、糸子。
三人兄弟の真ん中は「おみそ」になりやすいと昔から言う。
何も語らず、ただ不器用に孤独を全身から発する直子が可愛くて愛しうて、ああ、子育てとはなんと難しくて罪深いのだろうと思う。
がさつに見える子ほど敏感。
『健康で文化的な最低限度の生活』第7話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ
視聴率がイマイチで色々言われているのをチラっと目にした気がしますが、「貧乏」や「病気」や「底辺」を描いていながらお涙ちょうだいにも曖昧なホッコリにも走らない作り、とても好きです。
個人的には今期のドラマの中で好感度高い方に入っています。
ディスレクシアの相談者と、人間関係に難アリのケースワーカー。どちらも自分のことで精いっぱい、人の気持ちを考えるという器が初めからない。
出会った事で、それぞれ自分の欠点を見直し前へ進むという流れが素晴らしかった。丁寧だと思います。
不器用な優等生を演じる川栄さんが上手くて。そして可愛くて。時代物からヤンキーから優等生まで、本当に何でもこなすなぁ。
字が理解できない中林さんを支える手があるように、不器用な栗橋さんを支える仲間がいる。良い環境です。こういうホッコリは心から歓迎したい。
本日は直子メインのパートでしょうか。
母の関心を得ようと優子と直子が互いを牽制している状況ですが
この時期の糸子の人生観は「長女がしっかりしていれば兄弟姉妹は何とかなる」なので
(結果的に、あながち間違いでは無かったですが)
家業を継ぐポジにもいない直ちゃんは分が悪い…。
だからこそ、この母親に認められるには胸倉ひっつかんで
自分の方に向かせるぐらいの力と気迫を持つ事だと最初に考えるのも直子(笑。
優子が原口先生に師事する直前に勇からのチョコレート。
糸子が根岸先生に師事する直前に善作(苦党)がコーヒーについて語る場面との対比。
前半の糸子と後に優子が買ってくるケーキの意味合いが全く違うのが解る。
また、この縦軸とは別に横軸では直子を中心に家族を描く。
正面には直ちゃんを一番、理解してくれる千代お婆ちゃん。
聡子に対する態度は糸子以上に我の強い性格でありながら
妹から栗を独占していた糸子との違いが描かれる。
そして優子は直子と視線を合わさず母の死角に隠れるように服を見せに来る。
美大受験を反対されたら抗う気概も持てず家業を継ぐという選択肢しか選べない優子は
糸子の影にいますが、それは妹の才能や覇気を警戒する優子にとって
姉の面目を保ちながらの都合の良い逃げ場所でもあります。
何で、三人の中でここまで面倒くさい性格なのかは、また次回。
面白い時とそうでない時の落差が激しい「マッサン」ですが、今週は…。
何故、エマの初恋を2週間も引っ張るのか。
先週はエリーの初恋に結び付けて彼女の内面を掘り下げたので
今週はマッサンの一馬へのウイスキー作り伝授を通じて、ここに至るまでの
展開を回想し、終盤を前にマッサンのキャラを今一度、総括すべきでは?
(一馬を中心に出征の葛藤を描く事自体はいいのだが)
ところが、伝授は触り程度の扱いで主人公が一番、影の薄い週になってしまう…。
優希美青の所属事務所ゴリ押しみたいなものを感じる。
ピン子の臨終を年明けまで引っ張りたくて失業編を一週余分にダラダラやった感もあり
こういった「大人の事情」が全体の構成に歪を及ぼした節がある。
この割を食ったのが主人公夫婦が出産に立ち合い、最終的に後継者となる悟。
一馬が残した樽を前にマッサンが俊兄や悟と語る場面は
栄一郎が残した樽を前に三人だけの葬儀を行う場面へのフィードバックがうががえ
栄一郎⇒一馬⇒悟へと繋がるラインが見えるだけに
前任者二人に比べ影が薄い悟が気の毒(スピンオフにも出演できなかったし)。
『トーキョーエイリアンブラザーズ』第6話 #トーキョーエイリアンブラザーズ
「忘れられるって悲しいなぁ」
夏が悲しみを覚える。
「覚える」というよりも、実はとっくに分かってはいたんだ。だから記憶を消すのは嫌だったし、岡部を傷つけることを恐れた。
冬ノ介だって実は知ってる。
だからお茶を差し出すんだね。
「優しくて気が利いて話し上手」だけれども大事なものが抜けている冬。
大事なものだけを持っている夏。
そう言ってもらえたのに、忘れられてしまった。
ちいちゃんの記憶は二度と戻らない。
なのに、こっちの記憶は蓄積されたまま。
死んでしまった人の思い出のよう……。
悲しさがこっちにまで伝わる。
『ラストチャンス 再生請負人』第7話 #ラストチャンス
騙しているのではと思っていたあの人は騙していなくて、怪しいのではと思っていたあの人は本当に怪しいし、悪いのではと思っていた人まで騙されていたとか…なんなの。
昨日から土下座土下座で薩摩の家老が大変もす(笑)
この辺、よく分からないが負債の話はとっくに流れていてもおかしくない気がしてしまうし、ここまでよく引っ張ったなぁ(笑)
ラストは土下座の嵐らしい。
まぁ……どう再生するのか楽しみにしておきます。
医療裁判を起こす正攻法でもなく
「巌窟王」ばりにエゲツナイ作戦でもなく
結婚式場で銃を構えるのは安直感を拭えない。
ラブシーン映像をカットして対象を見失ったり
プロフェッショナルの魅力も無いなぁ…。
過去作品レギュラーだった長嶋氏登場はテコ入れだったりしないかな?
そういえば北大路欣也は、もう「刑事シュート」はやらないのでしょうか。
新山千春は朝ドラ以外は殆ど茶髪。
『絶対零度』第7話 #絶対零度
愛した人の心臓を撃ちに行く……。
とても切なくて美しい話なんだけれども、雇った興信所がドナーや整形まで探り当てちゃうとか、真実を知った経緯が病院内での立ち聞きだったとか、何だか色々と詰めが甘くて。
この「dele」になれそうで、ちょっとなれない感じが月9なのかなぁとか……(汗)
さあ再開、そうそう糸やんが飛ばす!
「その理屈が無茶苦茶なんや」全くもって、その通り(笑。
学校で美術教師でもやって後は家庭に落ち着く人生はダメな訳?
自分は父から神戸行を取りつけもしなかった癖に、娘の上京に対する覚悟を試す糸子。
怖いお母ちゃんを通り越した極悪非道なお母ちゃんです。
だからこそ倒しがいがあるとも言えますが…。
周防編が色々と布石になっている。「ピアノ買うて!」で善作を回想しての一喝!
この時期の糸子の言動には『お父ちゃんなら、こうする』的意識が垣間見える。
(一方、千代さんは孫の気持ちを汲んでやろうと空回っていたので
『お母ちゃんは昔から頼りにならん』的な意識もうかがえる)
なら糸子が善作の考えを、この時期に咀嚼出来ているかというとンな事は無い。
「ウチはどないしたらええん?どうしたら認めてくれるん?」という優子の泣き言を
糸子もロイヤル時代に言っていて、父に命じられるまま生地屋に務めただけ。
(ミシンという人参がぶら下がっていた事で糸子の長所である馬力が発揮されていた
パッチ屋時代と単純比較している人が多いが善作視点で観ていると全く違う)
これも周防編の「お母ちゃんは早寝早起きやったで」という台詞で
親の立場になったら自分を棚に上げる人っているよね~と思った方もいたでしょうが
糸子はその度合いが極めて強い。自分の学歴そっちのけで聡子の通信簿を笑ってます。
http://i.imgur.com/7G9NeWz.jpg?1
片や直子のツッコミを背中にウケて北村の所に足が向かう三つ編み&セーラー服の優子。
こちらは『お爺ちゃんが生きとったらウチの味方になってくれるのに』。
ファザコンの糸子もお爺ちゃん子の優子も善作に対する精神依存があるのは変わらない。
しかし北村に感情の受け皿になってもらいながら自分の弱さと向き合っていく優子と
批判をねじ伏せる力があるのを良い事に自分を棚に上げる糸子の差が後から出てくる。
「覚悟があるんやったらウチの言う事なんか聞かんで行ったらええ」
鏡面越しに台詞を言わせるのはブーメラン展開の伏線。
自分が蹴散らされたり踏みにじられる立場になる可能性を全く考えていません。
「お前はまだまだや!」オマエモナー。
『透明なゆりかご』第6話 #透明なゆりかご
命と死が裏表なように、その選択も裏表。
望むところには来ない命、望まぬところに来る命、どちらも傷つく。
けれども、傷つく人を見守る温かい目と手はどちらにもあって、決して責めない。
傷つく女性が明日も生きていけるように、丁寧に処置をし、笑顔で送る。
モグリで違法で危険な堕胎処置ではなく、救済のための山の中の病院。
「あの台に一度上がったら、「出来ちゃったらまた堕ろせばいい」なんて人は、私はいないと思うよ。」
いつか笑顔で、本当に「産みたい」出産をして会いに戻ってきてくれるように。
どうにもならない運命を嫌悪感なく受け止める笑顔。
悲しさではなくて、温かさに泣く。
『ゼロ 一獲千金ゲーム』第7話
緊張感ゼロすぎて深夜帯にキツい……。せめて1ゲーム1話にすればいいのに。
ゲストを引っ張りたくてこういう構成になっちゃうんでしょうが、死にそうな気が全然しなくて眠いです。
回答間違え過ぎたら引っかかって助かっちゃうマシーンとか、善良か!!^^;
手越くんの演技は面白いけど(笑)
『インベスターZ』第7話 #インベスターZ
生命保険の仕組みと生保レディの営業力。興味深い。
ガンになってしまった時に実際に必要な医療費は100万あればいい。
日本には様々な制度があるので大黒柱が早死にしてしまったとしても、生命保険に掛けていた金が貯蓄されていれば問題はない。
この話だけ聞いていたら生命保険は要らないなという気にもなってしまうけれども、結局、それは各家庭の経済力や貯蓄力にも寄るんだよね。
子育ての間に借金せず進学に当たっても奨学金など一切借りず、節約生活を守り一定額を貯蓄し続けられれば保険は要らない。かも知れない。
けれども、多くの家庭では強制的に毎月いくらか徴収されないと貯めることができないのだった……結局、金を貯めるのには強い意志が必要で、そう出来ない一般家庭では「お守り」は必要だなぁとしみじみ思ってしまった。
そしても結局「特典」に釣られて入ってしまうとか(笑)ちょっと可愛い。
『透明なゆりかご』第5話 #透明なゆりかご
もう毎週の感想が「泣きっぱなし」になっていてどうかしているけれども、泣きっぱなし。
と言っても前週のように命を失くして愕然とし途方に暮れる涙ではなくて、命の繋がりを思わせる温かい涙だった。
あの「14才の母」で不満に思っていたことが、ここで全部解決された。
経済力も育児も親に頼っているのに命の大切さや美しさに言い換えた甘えた未成年出産。
けれども、この親は甘えさせなかった。「やりたいようにやりなさい」は愛情のあるつき放し。
そして、これは14才の母を軸にした、由比先生の話だった。
「短時間で多くの患者を救う医師」ではなく、「長く1人の人生に関わる医師」を選択した由比先生。
だからこそ14才の母に感謝され、だからこそ二度と出産死を体験したくない。
その人間臭い真面目さと神のような優しさに泣ける。
そんな弛まない努力と苦悩を続ける若き医師を演じる瀬戸くんが本当に素晴らしい。
『チア☆ダン』第7話 #チアダン
一番上手くないメンバー外しからの、みんなで上を目指そうというリーダー資質とか、みんなでお店を手伝ってあげようとか(何かでも見たと思ったら「ドラゴン桜」や、思い出した。そして「ドラゴン桜」は、子供らがみんなで手伝いをしながら合格を目指すのには限界があるという教訓付きだった、ちゃんと……)やはり、展開に「どこかで見た感」が否めなくて苦しい……
肝心の(「肝心」じゃないんだろうけど)研修風景は飛ばして、あっという間に大会。
1位優勝良かった!!とは思うけれども、ベタなエピ中心で稽古がロクに描写されていないから「え、取ったんだ……あ、そう……よ、よかった……」みたいなボンヤリした祝福しかできない(汗)
まぁ、もう、こうなったら最後まで見守るしかないよね……と思いながら、一応見ています。そんな感じ。
『dele(ディーリー)』第5話 #dele #ディーリー
初めての「No」というパターン。ああ、良かったなぁ、と心から思えた。
祐太郎が言っていた通り、きっと依頼は取り下げられるだろう。命はいつ終わるか分からないと知った2人にはもう迷いはないと思うから。
それはケイの方も同じことで。拘っているといつ失うか解らないのはお互いさまなこと。
橋本愛と菅田将暉が最大に美しく描かれた映像の中で、嘘つき話のごっこが繰り広げられる。このまま何かの映画になってもおかしくない。
「大切な人が居なくなったのに世界は何も変わらない。」
この話も、本当に「妹」の事なのかは、今は不明。
けれども、妹の話からの来週……ちょっと猟奇的な話になるのかしら。
予告の雰囲気は金城脚本っぽい。
幻想のように美しくて、有限な命を大切にするストーリーの次にはまた来週のようなパターンがあって。
どんなパターンの話も素晴らしい。