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ユーザードラマレビュー一覧(90ページ目)

くう 2023/02/28

いわゆる「女らしさ」を封印し、ひたすら豪胆に政治を仕切り、太い声で檄を飛ばし、そこらの男を押し倒して「父など分からぬ子」を設ける、イケメン吉宗の時代に帰って来た。

高い背、打掛を着てもなお絵になる大股歩き、礼を述べる行為まで上からという威厳の塊のような将軍。冨永愛さんの「見せ方」が素晴らしい。

しかし藤波は言う。「情がない」と。

大奥の意味とは、たった一人お腹様として御鈴廊下で選ばれ、花道を登る「男の誇り」。それを取り上げて「父など誰でもいい」と言う言動に「男を見下げた行為」だと。藤波は大奥を去って行った。

この言葉は正しく吉宗を刺す。男女が逆なら(実際は逆だったわけだけれど)、腹など何でもいい、後継ぎだけが必要だと言われたら、やはり人間として女が軽んじられていると思われるわけで。

吉宗の行いは男を軽んじた行為だと思われるのは仕方がないかも。

史実の吉宗も、仕事面では精力的に民のために働きつつ、息子・家重との関係性には悩んだ。

その家重が来週、三浦透子さんで登場。どんな家重を見せてくれるか楽しみ。

アバター えりぃ 2023/02/28

よく「手垢が着いた戦国時代」って言われますけど、まだまだ謎な部分はあるんですねぇ。時代劇の醍醐味って、史実と史実を繋ぐ部分のフィクションだと思うんです。演出家の腕の見せ処というか。本多正信って正にミステリアス!今までの大河なら家康の隣に居てあたりまえの人が、こんな眼をして反旗を翻しているなんて(ただの勉強不足ですけど)。遅い半蔵とセットで楽しんでます

アバター えりぃ 2023/02/28

昨夜の「プロフェッショナル」俵万智さん。良かったです。ぜひNHKプラスでご覧下さい!

アバター えりぃ 2023/02/28

『諦めは 我が辞書に無し 岩倉舞 誰かの背を押す 舞い上がれと』今週は、これですかね

くう 2023/02/27

先週の「まさかの鴨井ーー!」からの「ええ、それ信じちゃうの?!」まで。鴨井大臣もなかなか詰めが甘い。息子が事故を起こした情報、幹事長が発信元なら嘘に決まっていると思わなかった?

まあ、そういうことじゃないんだろうけれど。息子の全てに自信がなく、信用も出来なかったんだよね。でも、庇いたい。自分の保身のためにも。

息子は冤罪っぽい。しかし権力が「犯人」と決めたらそれはもう覆せない。

ここまで、迂闊だな……と思ったら芝居だった!という展開をきちんと踏んできた鷲津くん。たぶん、分かっていると思うのだけど。

最終的には、犯人は総理関係に決まっている(予想)

そして、刺すのは蛯沢くん。

巨炎 巨炎 2023/02/27

真相を終盤まで引っ張りはしなかったか…。しかし、なぎさ議員に加えて鷹野か~。
コイツだけは味方でいて欲しいと思う奴が敵になる政治の世界。
既に蛯沢というアキレス腱を抱えている鷲津、
国家権力と戦い抜いた果てに目下の者に刺されて終わるのかもね…。

くう 2023/02/26

今週で最終回になるのではと思ってしまった。「人間」になるということは、もう周回は終わり。やり直しできない。そんな当たり前のことが、とてつもなく寂しい。

まりりんは周回しているどころか、5周目。周回の先輩だった。その目的は2人の親友を救うこと。仲良しグループは3人ではなくて4人だったし、まりりんは2人を救うために「親友」の位置を失った。なんという献身。

結果、麻美は3人の親友を失う。3人との思い出は4周分。ありもしない100年が混ざり合う。切ない。

グループ関係にない人も、世界の誰かが何かのために周回して歴史を変えていて、誰か変えるたびに誰かが何かを失ったり得たりする。

この周回システム自体がもう神の遊びで、そして、このドラマはバカリズムという神の思うままにズラされていくんだね。

それが心地よく、面白く、楽しいのに、とても寂しい。天才だな。

巨炎 巨炎 2023/02/26

エースの過去が語られたが…、成人と小児じゃ肺のサイズが全然違うだろ!
ネット上で本職や本格派作品を見慣れた人に色々と叩かれたせいか、
「治療内容は架空のものです」とテロップが入るようになった。

医療描写は杜撰だが医療外ドラマはまだ見応えがそこそこあるので
エースは脇に置いて、ジョーカーの「DEATH NOTE」親子対決にしても良くない?

巨炎 巨炎 2023/02/26

「何故、皆がワシの元から離れていく!」

それ、この前まで今川の二代目が言ってた台詞。
本作では今川義元がやっぱり主人公の養父的存在なのだね。
これまで織田&今川といった国外勢力に対する弱者という立場だった松平家だけど
現在は国内の一向衆を平定する立場で序盤の今川ポジに来ているとも言えるか。

この一件で本多正信は一度、離反する訳だけど
「ワシは民の側についただけ」と開き直って口下手な家康が丸め込まれそう…。

巨炎 巨炎 2023/02/26

高度経済成長の中で消えていく戦前世界を語り合った直後に宗俊逝く…。
背中の痛みの直後に突然死とは最近、よく聞く急性大動脈乖離だったのだろうか。

還暦前後で他界はやはり善ちゃん的。
旅行の予定、対応を悔やむ主人公、初七日開けずに仕事を再開と。
娘との語り、臨終、葬儀とほぼ2話かけられるのは、やはり津川パパの存在感。
70年代後半の必殺シリーズ初期作品では色気ある悪役を何度もこなしているので
死に演技も堂に入っている。片や未だに健在な菅井きんも凄いか。

ラスト一か月。世の中が便利になっていく昭和40年代は一方で公害等の
様々な新たな社会問題も発生し始めた。サリドマイド薬による奇形児、あったな。
基本、家庭人な主人公のお仕事ぶりを期待しましょう。

くう 2023/02/26

本筋はホームドラマだけれど、経済的なこと、とりわけお金に関する考え方と「丁寧暮らし」について勉強になった。

きちんと生活していればお金は貯められるし、何だかんだと一番必要なのは人との繋がりだったり。

ドラマの中に自分のためだけにガツガツお金を貯めている人間はおらず、みんなが「誰かのために」を考える。

きっと、丁寧な暮らしとは敬意を持って生きることで、その基本が家族であることは間違いないのだろうな、と思う。

三千円の使い方について考えながら生活したい。

アバター 南高卒 2023/02/25

赤楚さんが、日高のりこさんの大ファンって、朝イチで、インタビュー映像が流れて…なんか、日高のりこさんに、強烈に嫉妬してしまった舞い上がれ!明けの金曜朝。ま、私も基本的に、日高のりこさんの御声ファンではあるんだけど…。短歌教室もオープンファクトリーも上手くいって、ほんわかあったかくなった。しっかし私、舞い上がれ!の出演者、全員、好きになっているって気付いた。嫌いなキャラクターを一所懸命探してみたけど…あ!兎のスミちゃん死亡時に、仲間外れにした小学生達は、大っ嫌い!!!

巨炎 巨炎 2023/02/25

さすがデスノートに自分で名前を書いた男!覚悟上等である。
シリアスとコメディのバランスが凄く良い。
霊視能力にもリスクが伴う辺りが便利一辺倒のファンタジーでは無いし。
に、しても地元の名士?二十年前から続く事件の真相も怖いな。

くう 2023/02/25

子どもとの関わり方に悩むのは実の親でも同じだと思うのだけど、継母だから「自分が何か足らない」のではないかと思ってしまう。想像できる苦しさ。

しかし継母だからこそ、埋めなくてはと必死に関わり、それが継子を救った気がする今回の話。実の親だったらもっと甘く関わってしまっていたかも知れない。ステップファミリーには、きっと良い面がたくさんある。

SLD・限局性学習症の子どものためのタブレット。中学生くらいだったら理解がありそうだけれど、小学生だと「あいつだけ」と言う子はもちろんいるだろう。

でも、「きみはイジメられたら嫌だよね?」じゃなくて、きみがイジメられないようにするのが学校のお仕事。だという認識が欲しい。

多様性の時代でしょ、令和。小学校は、こういう症例も個性として育てていく最初の集団の場であるべき場所なのだから。

くう 2023/02/24

危機一髪を体当たりで救いに来る魚住くんに、うわぁぁ!!!と叫び、「直木の言うことは全部分かっている」という悠依にウルウルし、ラストのブドウグミでゾワッとする。全国の良々予想組の皆さん、おめでとう。

2人のために命を削っちゃう魚住くんを助けたいお姉さん。許すべきことと分かっていても運命を呪うから原田さんを許せないハヨン先生、みんな、それぞれに大事な人がいる。

大切な存在を失うことは不慮の事故ですら許せないのに、意図的に人を傷つけるなんて。そんな人が「名士」だなんて。ただ悲しい。

子どもたちを健やかに。「あっち」へ行かなくて済むように。そうならなかった悠依の苦悩。優しさが伝わる。悠依も魚住くんも直木も、優しさと「善」で繋がっている。

親和性の高さ。見ていて納得できる。