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「隣のクソ家族」も最低だけれど、闇バイト家族を脅して自分の手柄に使う刑事、ますます最低じゃないか。山路=サンジ。
「高額バイト」に手を出してしまう人間の性質がよく分る序盤、犯罪者が犯罪者に使われる仕組みがよく分る初回。
焦りの演技が最高に上手い鈴鹿くん、感情死んでる表情が最高な山本舞香さん。安定の光石さん、麻生さん。憎めないムショ出のおじいちゃん綾田さん。
このまま家族を続けてくれていてもいいほど好きなメンバー。疑似家族でも誕生日を祝われるのは嬉しい。
最終的に切ない結末にならないといいな。でも切ない結末しか想像できないな。
人や国の闇の部分を堪能できそう。楽しみ。
これは間違いなくFINALなんだなぁ、と思わせる、ラスト。駆け抜ける2050年。
信頼と愛があれば親子は離れていても一緒に生きていける、と教えてくれた最後のぎぼむす。
小さい みゆきが亜希子さんを母として受け入れた日から、大学を卒業して、結婚して、亜希子さんをおばあちゃんにする日まで!
ずっと見守ってきたわけではないのに、この母娘をずっとずっと見て来たような気がしている。
結婚式はもちろん、視聴者も一緒に参加。泣き続けた。
娘は亜希子さんにたくさんのことを教えられ、たくさん愛してきた。
母は みゆきから母としての仕事の達成感をもらい、たくさん愛してきた。
儀礼や押しつけや損得のない、愛だけで繋がっている関係がここにあった。
親子の理想の形すぎて、あり得ない…と思ってしまうほどだけれど、これが完成形だからこそこのドラマの中に自分自身の姿も見えた。
年頭から家族の幸せな姿を見せてもらえて嬉しかったな……。
できれば、巻き戻って2040年辺りもまた見てみたいと思うのだった。
凛々子って、男性からモテるんだねえ〜って羨ましかった。なあんて、軽々な感想を持ってはいけない様な、非常に示唆に富んだ良いドラマだったと思う。っていうか、そもそも、こんな世の中になってしまった事を、憂うなあ…SNSなんて発達しなきゃ良かった気がする。手紙、黒電話、公衆電話の時代が、好きっ!
今期の助演男優賞はもう吉田栄作でいいよね。
エグい話だけれど毎週何となく上手く助かって、何だかな……と思いながら見続けていたけれど、最終回の親父対決は圧巻だったわ。
両方ともヤクザでも何でもない、ろくな武器も持たない、ただのオヤジ対決。なんだか滑稽だけれど、2人ともただただ子どものためなんだよなぁ……。
娘のために間取の息子を殺した哲雄が、殺された息子のために復讐しようとしている姿に怯えながらも対抗する。
結局は、生き延びても何の希望もない方が負けるという切なさ。腰が痛いと泣きながら遺体を埋める親父の哀愁……
馬鹿馬鹿しく見えつつも、親の気持ち、子は知って欲しいなと思える最終回だった。
続きは劇場か……見たいけれど……(笑)
結核は「純情きらり」以来でしょうか。 今でも副作用の強い薬を半年ぐらい服用しなければいけないので大変ですが、 感染しても発症率自体はそれ程に高くない。 保菌者の分際で、のうのうと歩きまわっていた高等遊民に呆れ顔の西園寺先生。
https://i.imgur.com/8FbfpqL.jpg
当時は「肺病」として周囲に差別される事の方が問題だったかもしれないですが、 その辺りを突き詰めた朝ドラはさすがに記憶に無いですね。
不正の撲滅に関してもコメディに徹してくれた方が、むしろ伝わるものが大きかったのではないかと思うのだけれど、その辺は脚本と演出のセンスが合う合わないの問題なのかも……。
前半は、経費削減経費削減で刑事の仕事にグイグイムチャぶりしてくる一円に好感を持てず、そんなこんなで私の周りでは視聴する人が減ってきてしまっていた気がする。
一円が刑事たちの邪魔をしなくなって見やすくなった後半からは話自体が暗くなってコメディにそぐわず、たまに入って来るギャグのような下りが軽くて、本日の須賀さんのセリフ通り「緊張感ねぇなぁ」。
レギュラーキャラクターを死なせてしまった辺りから、もうコメディとして無理になってしまったなぁ、と思うのだった。
万町署のキャラクターも役者さんの演技も楽しくてそういう方面では見応えあった。
視聴率があまりよくなかったと聞いたし、Twitter(X)の実況民も数が少なかった気がするけれど、私は割と好きなドラマの一本だった。
税金を払う余裕がない人たちの生活は身につまされたし、こういったドラマはお金の勉強にもなる。
原作は未読だし、見たところ大げさすぎる話もあるのだろうけれど、公務員を忌み嫌っている人が多いのは事実だし、ニュースを見ていると隠蔽や大企業の不正の話も後を絶たない。
ああいったニュースの影にこういう人たちの活躍もあるのかもしれないなと想像するのは、ちょっと楽しい。
連載の中心にあった主人公と友人サイドの話も最終回はスッキリ片付き、良い結末だったと思う。
「公務員、なめないでくださいね」の決め言葉も様になって、こういう硬派なドラマが日テレ土ドラ枠にたまには来てくれると嬉しいな。
どこかが爆破されたり逃亡したりするドラマばかりではなく、こういうのが好きです。お疲れさまでした。
みんなに影響を与える田中さん。その田中さんも朱里たちに背中を伸ばしてもらって支えられて生きている。この相互作用が何とも気持ちの良いドラマ。
笙野のお母さんは夫に本音を伝えることが出来た。笙野は決めつけた人生から脱却した。朱里は自分の背中を伸ばすために婚活をやめて新しい人生を模索する。
「田中さんは自由で強い」と笙野は言っていたけれど、そうなるために一生懸命前を向いているんだよね。
「背筋が曲がりそうになったら私が駆け付けます。いつでも、何度でも。」そう言ってくれる朱里のような人がいるから背中を伸ばしていられる。
人は人と関わって幸せを広げていけるんだなと、しみじみ感じるドラマだった。
自由になるために、背中を伸ばす。彼らの幸せを祈りつつ、次のSeasonを待ちたい。
宗教にハマる人は、少なくとも運命や生命に関心のある人、率直に言えば悩みのある人だと思うので。
由宇太はずっと悩んでいたし、祈りを呪いに変えようとしていた。
教祖はそれを知っていたけれど、肝心なところで寄り添いきれなかったのね。
もちろん、これは「聖泉真法会」のせいではないのだけれど、半端に受け入れてしまったことで、信者の中に被害者を作ってしまった。
きっとそれは半端にアットホームで優しかったせい。
由宇太がどうなったのかは次の回まで分からないけれど、予告の感じでは最悪の事態になってしまったようで。
教祖はこれから「聖泉真法会」をどうするのだろう。儲けが出るようなサロンにするのは目標通りなのだと思うけれど、それでは人は救えない。
優しすぎる教祖が宗教を商売にする難しさ。
最終回の感想書かせて戴きます。前回、杏に弁護士資格が無いと姉が言ってましたが、証拠は一切無し、私自身は「最終回近くで何のためにこんな話を盛り込んだ?」と思ってましたが、今回のテスト問題回答用紙の合格点では疑惑晴れないと思いますが…。 何故なら、例えば大学入試で疑惑受験生が合格点に達していても、そこで不正献金が有ったり、回答改ざんが有れば「不正入試」になるのですから。いかにもモヤモヤしたままの終わり方でした。 ですから青海病院の医療ミスも裁判も中途半端に見えてスッキリしなかったのが本音です。 勇者ヨシヒコ、やまとなでしこ、ショムニなどの小ネタは面白くても、肝心要の本編が今ひとつの印象です。
人の善意を思い切り信じたくなるドラマ。こういうホッコリしたドラマがホッコリした料理とリンクする、この多幸感は何ともいえない。
料理がどれも美味しそうで。味が想像できるメニューを「一人一人に合った料理にする」それがちょっとしたミステリーになって効いている。
顔が上げられずに、心を閉ざしていた清美が、料理を他人のために作ることで人と繋がっていく。人のために心を尽くすから人からも愛される。
難しさのない温かい成長記。
この人たちの人生の続きをもう少し見ていたかった。
阿吽みたいな店が近くにあると良いのに。そう思わされるドラマ。さすがです。
「子どもに何か残したい」「パートナーに何か残したい」それがお金なのであって、「お金ばかり」ではなく愛の一環なんだよね。
最終的にはケンジもそこに気づいてくれて良かった。そこしか遺すものがないのだもの。証だよ。
ケンジの親は、ケンジに何かあった時のためにとシロさんと会う機会を作ってくれた。シロさんの親はケンジのために何か残したいと言う。
それぞれの親が息子のパートナーとして2人を受け入れる。
親の就活の話、自分たち自身の老い支度の話。人の寿命が延び、少子化の世になり、ジェンダーフリーを少しずつ受け入れる令和。老々親子の問題は現実。
決して心安くはない現実の中で、周囲の人と関わり、パートナーを愛して生きていく。その中心にあるのが「食」。
「結婚」も「お揃い」も望みたい、古風なケンジ。ケンジの想いを受け入れて、お揃いのエプロンをプレゼントするシロさん。
誕生日のディナーは格別。ケンジ、おめでとう。
また2人に会いたい。
選曲も映像もOPのカッコ良さは印象的。村川絵梨さん、セクシー。辻井先生、好きだったな。
ストーリーはサッパリスッキリする回と「え、それで解決?」と思う回の落差激しく……。
個人的には姉さんが天野杏に弁護士資格がないなどと嘘を振りまいたことは法的に解決してほしかったし、何だか実は妹のためだった、みたいな甘い解決をするくらいなら止めて欲しかった。
天野法律事務所は全体的に悪法を駆使した弁護をしては負けていて、詰めも甘いし嫌がらせ甚だしいし、もっと反省するか窮窮になるかしてほしかったくらいだ……。
原作付きドラマが多い昨今、オリジナルドラマは嬉しいのだけれど、天野杏の生い立ちに絡む物語を外して毎回の話を中心に見たかったな。
香澄法律事務所のメンバーは、回が進むほどに愛しくて、素敵な人たちだった。このメンバーにはまた会いたい。
たぶん、正しいも正しくないもないのだろうな。初回に感じた「この人たち面倒くせぇ」という感覚がそのまま「自由」になった家。
世界で唯一の理解者といえるかも知れない人が3人も居て、一緒に生きることができて。こんなに居心地のいい場所は無かっただろうし、その思いが伝わったからこそ、最高に寂しい引っ越し描写。
誰にでもたぶん「生きづらい」はあって、あなたと私の生きづらさは違う。自分は自分のことを「好き」と言ってくれる人と生きて行けばいい。
みんなに嫌われている人なんていない。
そのメッセージが力強く伝わる。
生きづらい世界にわざわざ関わろうとせず、生きやすい世界を模索する。誰もが憧れる「自分グループの家」がドラマの中にあった。
それだけで見ていて心地よかった。幸せを探したいと、みんなに思わせてもらえるドラマ。
主要4人を演じた役者さんの優しさと強さが伝わる。美しかった。
ニマニマが、ずっと止まらなかった最終回。室内サウナで、漫画を完結させる気になるとは!!思いもよらなかった…。全般通して、ぜ〜〜んぶ、心地良く意表を突かれまくりの大好きな展開だったんだけど、中でも沁みたのは、披露宴シーン…ジーンときたな…。あ!売れ行きは良くなかったって落としていたけど、これって、本屋で売ってないの?是非とも買いたいっ!
「隣のクソ家族」も最低だけれど、闇バイト家族を脅して自分の手柄に使う刑事、ますます最低じゃないか。山路=サンジ。
「高額バイト」に手を出してしまう人間の性質がよく分る序盤、犯罪者が犯罪者に使われる仕組みがよく分る初回。
焦りの演技が最高に上手い鈴鹿くん、感情死んでる表情が最高な山本舞香さん。安定の光石さん、麻生さん。憎めないムショ出のおじいちゃん綾田さん。
このまま家族を続けてくれていてもいいほど好きなメンバー。疑似家族でも誕生日を祝われるのは嬉しい。
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人や国の闇の部分を堪能できそう。楽しみ。
これは間違いなくFINALなんだなぁ、と思わせる、ラスト。駆け抜ける2050年。
信頼と愛があれば親子は離れていても一緒に生きていける、と教えてくれた最後のぎぼむす。
小さい みゆきが亜希子さんを母として受け入れた日から、大学を卒業して、結婚して、亜希子さんをおばあちゃんにする日まで!
ずっと見守ってきたわけではないのに、この母娘をずっとずっと見て来たような気がしている。
結婚式はもちろん、視聴者も一緒に参加。泣き続けた。
娘は亜希子さんにたくさんのことを教えられ、たくさん愛してきた。
母は みゆきから母としての仕事の達成感をもらい、たくさん愛してきた。
儀礼や押しつけや損得のない、愛だけで繋がっている関係がここにあった。
親子の理想の形すぎて、あり得ない…と思ってしまうほどだけれど、これが完成形だからこそこのドラマの中に自分自身の姿も見えた。
年頭から家族の幸せな姿を見せてもらえて嬉しかったな……。
できれば、巻き戻って2040年辺りもまた見てみたいと思うのだった。
凛々子って、男性からモテるんだねえ〜って羨ましかった。なあんて、軽々な感想を持ってはいけない様な、非常に示唆に富んだ良いドラマだったと思う。っていうか、そもそも、こんな世の中になってしまった事を、憂うなあ…SNSなんて発達しなきゃ良かった気がする。手紙、黒電話、公衆電話の時代が、好きっ!
今期の助演男優賞はもう吉田栄作でいいよね。
エグい話だけれど毎週何となく上手く助かって、何だかな……と思いながら見続けていたけれど、最終回の親父対決は圧巻だったわ。
両方ともヤクザでも何でもない、ろくな武器も持たない、ただのオヤジ対決。なんだか滑稽だけれど、2人ともただただ子どものためなんだよなぁ……。
娘のために間取の息子を殺した哲雄が、殺された息子のために復讐しようとしている姿に怯えながらも対抗する。
結局は、生き延びても何の希望もない方が負けるという切なさ。腰が痛いと泣きながら遺体を埋める親父の哀愁……
馬鹿馬鹿しく見えつつも、親の気持ち、子は知って欲しいなと思える最終回だった。
続きは劇場か……見たいけれど……(笑)
結核は「純情きらり」以来でしょうか。
今でも副作用の強い薬を半年ぐらい服用しなければいけないので大変ですが、
感染しても発症率自体はそれ程に高くない。
保菌者の分際で、のうのうと歩きまわっていた高等遊民に呆れ顔の西園寺先生。
https://i.imgur.com/8FbfpqL.jpg
当時は「肺病」として周囲に差別される事の方が問題だったかもしれないですが、
その辺りを突き詰めた朝ドラはさすがに記憶に無いですね。
不正の撲滅に関してもコメディに徹してくれた方が、むしろ伝わるものが大きかったのではないかと思うのだけれど、その辺は脚本と演出のセンスが合う合わないの問題なのかも……。
前半は、経費削減経費削減で刑事の仕事にグイグイムチャぶりしてくる一円に好感を持てず、そんなこんなで私の周りでは視聴する人が減ってきてしまっていた気がする。
一円が刑事たちの邪魔をしなくなって見やすくなった後半からは話自体が暗くなってコメディにそぐわず、たまに入って来るギャグのような下りが軽くて、本日の須賀さんのセリフ通り「緊張感ねぇなぁ」。
レギュラーキャラクターを死なせてしまった辺りから、もうコメディとして無理になってしまったなぁ、と思うのだった。
万町署のキャラクターも役者さんの演技も楽しくてそういう方面では見応えあった。
視聴率があまりよくなかったと聞いたし、Twitter(X)の実況民も数が少なかった気がするけれど、私は割と好きなドラマの一本だった。
税金を払う余裕がない人たちの生活は身につまされたし、こういったドラマはお金の勉強にもなる。
原作は未読だし、見たところ大げさすぎる話もあるのだろうけれど、公務員を忌み嫌っている人が多いのは事実だし、ニュースを見ていると隠蔽や大企業の不正の話も後を絶たない。
ああいったニュースの影にこういう人たちの活躍もあるのかもしれないなと想像するのは、ちょっと楽しい。
連載の中心にあった主人公と友人サイドの話も最終回はスッキリ片付き、良い結末だったと思う。
「公務員、なめないでくださいね」の決め言葉も様になって、こういう硬派なドラマが日テレ土ドラ枠にたまには来てくれると嬉しいな。
どこかが爆破されたり逃亡したりするドラマばかりではなく、こういうのが好きです。お疲れさまでした。
みんなに影響を与える田中さん。その田中さんも朱里たちに背中を伸ばしてもらって支えられて生きている。この相互作用が何とも気持ちの良いドラマ。
笙野のお母さんは夫に本音を伝えることが出来た。笙野は決めつけた人生から脱却した。朱里は自分の背中を伸ばすために婚活をやめて新しい人生を模索する。
「田中さんは自由で強い」と笙野は言っていたけれど、そうなるために一生懸命前を向いているんだよね。
「背筋が曲がりそうになったら私が駆け付けます。いつでも、何度でも。」そう言ってくれる朱里のような人がいるから背中を伸ばしていられる。
人は人と関わって幸せを広げていけるんだなと、しみじみ感じるドラマだった。
自由になるために、背中を伸ばす。彼らの幸せを祈りつつ、次のSeasonを待ちたい。
宗教にハマる人は、少なくとも運命や生命に関心のある人、率直に言えば悩みのある人だと思うので。
由宇太はずっと悩んでいたし、祈りを呪いに変えようとしていた。
教祖はそれを知っていたけれど、肝心なところで寄り添いきれなかったのね。
もちろん、これは「聖泉真法会」のせいではないのだけれど、半端に受け入れてしまったことで、信者の中に被害者を作ってしまった。
きっとそれは半端にアットホームで優しかったせい。
由宇太がどうなったのかは次の回まで分からないけれど、予告の感じでは最悪の事態になってしまったようで。
教祖はこれから「聖泉真法会」をどうするのだろう。儲けが出るようなサロンにするのは目標通りなのだと思うけれど、それでは人は救えない。
優しすぎる教祖が宗教を商売にする難しさ。
最終回の感想書かせて戴きます。前回、杏に弁護士資格が無いと姉が言ってましたが、証拠は一切無し、私自身は「最終回近くで何のためにこんな話を盛り込んだ?」と思ってましたが、今回のテスト問題回答用紙の合格点では疑惑晴れないと思いますが…。
何故なら、例えば大学入試で疑惑受験生が合格点に達していても、そこで不正献金が有ったり、回答改ざんが有れば「不正入試」になるのですから。いかにもモヤモヤしたままの終わり方でした。
ですから青海病院の医療ミスも裁判も中途半端に見えてスッキリしなかったのが本音です。
勇者ヨシヒコ、やまとなでしこ、ショムニなどの小ネタは面白くても、肝心要の本編が今ひとつの印象です。
人の善意を思い切り信じたくなるドラマ。こういうホッコリしたドラマがホッコリした料理とリンクする、この多幸感は何ともいえない。
料理がどれも美味しそうで。味が想像できるメニューを「一人一人に合った料理にする」それがちょっとしたミステリーになって効いている。
顔が上げられずに、心を閉ざしていた清美が、料理を他人のために作ることで人と繋がっていく。人のために心を尽くすから人からも愛される。
難しさのない温かい成長記。
この人たちの人生の続きをもう少し見ていたかった。
阿吽みたいな店が近くにあると良いのに。そう思わされるドラマ。さすがです。
「子どもに何か残したい」「パートナーに何か残したい」それがお金なのであって、「お金ばかり」ではなく愛の一環なんだよね。
最終的にはケンジもそこに気づいてくれて良かった。そこしか遺すものがないのだもの。証だよ。
ケンジの親は、ケンジに何かあった時のためにとシロさんと会う機会を作ってくれた。シロさんの親はケンジのために何か残したいと言う。
それぞれの親が息子のパートナーとして2人を受け入れる。
親の就活の話、自分たち自身の老い支度の話。人の寿命が延び、少子化の世になり、ジェンダーフリーを少しずつ受け入れる令和。老々親子の問題は現実。
決して心安くはない現実の中で、周囲の人と関わり、パートナーを愛して生きていく。その中心にあるのが「食」。
「結婚」も「お揃い」も望みたい、古風なケンジ。ケンジの想いを受け入れて、お揃いのエプロンをプレゼントするシロさん。
誕生日のディナーは格別。ケンジ、おめでとう。
また2人に会いたい。
選曲も映像もOPのカッコ良さは印象的。村川絵梨さん、セクシー。辻井先生、好きだったな。
ストーリーはサッパリスッキリする回と「え、それで解決?」と思う回の落差激しく……。
個人的には姉さんが天野杏に弁護士資格がないなどと嘘を振りまいたことは法的に解決してほしかったし、何だか実は妹のためだった、みたいな甘い解決をするくらいなら止めて欲しかった。
天野法律事務所は全体的に悪法を駆使した弁護をしては負けていて、詰めも甘いし嫌がらせ甚だしいし、もっと反省するか窮窮になるかしてほしかったくらいだ……。
原作付きドラマが多い昨今、オリジナルドラマは嬉しいのだけれど、天野杏の生い立ちに絡む物語を外して毎回の話を中心に見たかったな。
香澄法律事務所のメンバーは、回が進むほどに愛しくて、素敵な人たちだった。このメンバーにはまた会いたい。
たぶん、正しいも正しくないもないのだろうな。初回に感じた「この人たち面倒くせぇ」という感覚がそのまま「自由」になった家。
世界で唯一の理解者といえるかも知れない人が3人も居て、一緒に生きることができて。こんなに居心地のいい場所は無かっただろうし、その思いが伝わったからこそ、最高に寂しい引っ越し描写。
誰にでもたぶん「生きづらい」はあって、あなたと私の生きづらさは違う。自分は自分のことを「好き」と言ってくれる人と生きて行けばいい。
みんなに嫌われている人なんていない。
そのメッセージが力強く伝わる。
生きづらい世界にわざわざ関わろうとせず、生きやすい世界を模索する。誰もが憧れる「自分グループの家」がドラマの中にあった。
それだけで見ていて心地よかった。幸せを探したいと、みんなに思わせてもらえるドラマ。
主要4人を演じた役者さんの優しさと強さが伝わる。美しかった。
ニマニマが、ずっと止まらなかった最終回。室内サウナで、漫画を完結させる気になるとは!!思いもよらなかった…。全般通して、ぜ〜〜んぶ、心地良く意表を突かれまくりの大好きな展開だったんだけど、中でも沁みたのは、披露宴シーン…ジーンときたな…。あ!売れ行きは良くなかったって落としていたけど、これって、本屋で売ってないの?是非とも買いたいっ!