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ユーザードラマレビュー一覧(70ページ目)

くう 2024/06/11

もしかしたら、リキに対して母親のような愛情が芽生えてしまったのだろうかと思えるほど甲斐甲斐しく世話をし、話を親身に聞いてやっていた お義母様の口から出る「あれは違う人種」。

とにかく、これは「人間恐い」物語。

「私の孫になるんだから、あなたに会ってみたかった」とニコニコと押しかけ、マメに作り置き料理し、つわりの面倒を見てやり、身の上話を聞いていたのに…。

「1千万は、産んだら消えてもらうための金」「どうしようもない人間」って、差別発言の連続。

それでも、まだ「あんな女の子どもは要らないわ」とは言わないんだね。血筋はそれほど尊いか。

基は教え子の親と話して、もう気づいているはず。

「親の血で子どもの人生や才能は決まらない」「子どもは遺伝子の奴隷じゃない」

ついに基にリキの子種の事を話してしまった悠子さん。

この人の思考も、ただの逃げだったか……。

でも、もう引き返せないよね。この夫婦は責任を持って血の繋がらない子どもたちを育てるべき。

リキも気づくべき。自分は自ら望んで搾取されただけで、子宮貸しは人助けでも何でもないと。

一番可哀想なのは、そんな風に生まれた子どもたち。

くう 2024/06/10

ミヤビ先生に身の上を語りながら、ミヤビ先生のノーマンズランドに苦しみ、光と影の話にありし日を思い出し、もうグチャグチャになりながら抱きしめられる三瓶先生……

芝居には到底思えず、心から語り合うシーンの末に抱きしめ、抱きしめられる姿が自然すぎた。

だからこそ、ラストのひと言が衝撃すぎる。こんなに思い合っている、その最中に突然「どなたです」。

これはもう……手術、したいよね。

「手術しようと思う、その情熱と衝動が、三瓶先生の持つ爆弾」西島のじじいはそれを仕掛けようとし、大迫先生はそれを留めて来た。

ずっと相槌打ちながら三瓶先生の話を丁寧に聞くミヤビ先生を見ていて、三瓶先生じゃなくともこの記憶を取り戻させてあげたいと願う。

なんとか手術して成功することはできないものか……。

救われて欲しい。

くう 2024/06/10

自分の息子の遺体が海外で理不尽な形で見つかり、搬送されて日本へ帰って来る。想像しただけで胸が締め付けられる話。

ご遺体を搬送し、綺麗に死化粧してご遺族に返す。そんな仕事があることは理解していたけれど、こんな民間企業がやっているとは思わなかった。

メンバーはとんでもなくガラが悪く、とても人間の尊厳にかかわる人たちとは思えない。

けれども、仕事に入れば芝居レベルでは済まない真剣さと情の深さ。ご遺体1人1人に思い入れが過ぎたら次へ進めないからドライに装っているのかなと思えた。

ご遺体とご遺族に対する時の伊沢。米倉さんの表情を見ているだけで泣きそうになる。

演技だけでキャラクターのバックボーンを感じさせることが出来るって、すごいな。

それに加えて、脚本。祭りのような騒がしさと暗黒の過去。古沢良太の真骨頂。

「ご遺族にとって、手は顔の次に大事な思い出」ものすごくよく分る。自分の子どもが小さかった頃の手の柔らかさまで思い出してしまうようなシーンだった。

アマプラで配信されていたのは知っていたけれど、見る機会なく。BSで放映されることになって初めて見ている。

死に関わる話なのだから、辛い事ばかりだろうけれど見守っていきたい。

くう 2024/06/09

シャッター街はここだけではなく、つまり『街並み照らすヤツら』はここにいる人間だけではなかった。

どこの住民も保守派から改革を拒まれ、富裕層から搾取される。全く同じ構図。

だから、やっちゃえ!というのは過激すぎるのだが、ヤツらの頭に立つのが「正義」だからな……。

ニセ正義が「お前かよ!」なのにもビックリだし、リバーシブル・シュンが「こっち」みたいになっているのもビックリだよ。

何だかんだボケかましてくる所はコメディなのよね(笑)

どんどんおかしくなってくる澤本さんのおかげで、彩ちゃんがすごくまともに見えてくる。

誰もがエキサイトし過ぎな中、本当の悲劇だけがまだ起きていないのは救い。このまま、正義は正義らしく、正義を貫ける形で進んでくれるといいな。

くう 2024/06/08

まだまだ来週も続きそうな終わり方で「えっ、時間が足らなかったの?」と思ってしまった。最後の最後になってダイイングメッセージの意味が解ったり、お母さんが生きている?と言いつつ謎は放りっぱなし、お父さんはあれからどうしたの……。

当然Season2へ繋がるのだと思うけれど、視聴率のアレコレや役者のアレコレもあって、Season2って必ず出来るものではないので、一作一作きちんと一応終わらせていただかないと……(困惑)

JKが弁護士という設定や、キャラクターはとても楽しくて可愛くて良かったのだけれど、だからこそ事件はもっと身近で「鳥のまなごで」解決できる範囲のものにしないと無理があるのでは(原作ありきとはいえ…)

同じキャストでなるべく早くSeason2をお願いしたいと希望してます(もう無理だろうけど、あまり重くならない方向で…)

くう 2024/06/08

寂しくて温かい最終回。

「「仮設」住宅はユートピアではない」それはもっともなのだけれど、ここで生まれ育った子どもも居るわけで、彼らにとってはここは「仮」ではないのよね。

たった5万円の立退料。馬鹿にしていると思うが、みんながスネに傷がある身。結局、みんなが「騒ぎながら」出て行く。

自分の「家」とは何処なのだろう、何なのだろうと近年よく考える。終の棲家をどうしても自宅にしたいと望む年寄りたちを見るたびに。

たぶん故郷は誰でも心の中にあって、それが木更津だろうが北三陸だろうが、監獄だろうがオリンピックだろうが……好きな時間を好きな人たちと生きられれば忘れることは無い。

季節のない街は消えてしまったけれど、クドカン世界の故郷はまた一つ増えた。彼らを見て来た私たちは忘れない

くう 2024/06/06

通常ダークヒーローや復讐ものの主人公が描かれるときは、もっとこう、狡猾だったり気品があって周りが騙されちゃうことが多いのだろうけれど、どうしてみんな海斗くんなんかに騙されるん……木下さんよ……。

やっと海斗くんのあまり頭の良くない嘘がバレ始めたけれど、私たちが「ざまぁ」とツッコみながら見ている海斗って、主人公ですよね、確か……。

なんせ、何の志も、憐れみすらも無いからなぁ。

こんな男のせいで美咲ちゃんが死んでしまい、木下さんが泣かされ、若林先生が巻き込まれるという、本当に情けない事態。

大友先生、早く何とかして。

アバター マッチ 2024/06/06

コードブルーを期待していた私がバカでした。

アバター マッチ 2024/06/06

「私が殺した」みたいな刺激的な言葉で視聴者を引き留める手法が日常的になってきて、実に薄っぺらな脚本です。科学的根拠の乏しいことを自然現象という言い逃れで話を繋いでいますが、いい加減すぎる。最低のドラマもう見ません。

くう 2024/06/05

車が走って来たわけじゃなくて土石流が流れてきているのに、あんな近い場所でドンっっってやったら一方は助かって一方は巻き込まれてしまうって、ちょっと冷めてしまう演出。

上野さん、亡くなってしまうのかな……。

灯の真実も話さないままだし、こういう引っ張りは何だか好きではないな。と思ってしまうのだった。

くう 2024/06/05

素敵なカップルを見た日には、自然と手を繋ぐ。

デートへ出かけた まことと公太郎さん。

「記憶があっても無くても、俺は居るから」そう言ってくれる公太郎さんを「今の気持ち」で好きになっても何ら不思議はない。善人だもの。

朝日くんが彼氏候補から脱落した今、ストーカーのピースにはまるのはリツかなぁと思っていたんだけれど。ラストまでは。

まことの記憶は間違わない。らしいので、そうなるとリツの方が……。

個人的な気分は、もう彼氏は公太郎さんなんだけれど。裏切ってくれるなぁ……。

これじゃ瀬戸くんがまた当て馬になってしまう(当て馬どころかストーカーかも……泣)

いや、まだ分からないので……次週を待つ。

アバター 柴田隆 2024/06/05

1947年の旧民法改正時に、1949年に流行した異国の丘が流れるのか?時代交渉をしっかりやってくださいお願いします✨

くう 2024/06/05

『夢うつつの岡本』回。

結局、この穴に関すること全てが岡本の夢である可能性は?

そして、きっと岡本は穴に入らない。

やはり「穴」に入ることは、生を放棄する行いなのだろうなと思う。

8人の主要キャストそれぞれの芝居を堪能。

夢のような世界だった。

私は穴があったら入っては、みたい。

くう 2024/06/05

どいつもこいつも、契約無視の自分勝手な人間ばかり……と、思うのだけど、草桶の義母を見ていると、不思議と、フッっと、「いいんじゃない?血の繋がりの無い子どもを育てさせてやれ!」と言う気持ちが芽生えて来るから不思議(笑)

視聴者の予想通り、妊娠しちゃったリキ。あんな短期間に2人とやってしまって、どちらが父親か分からない。

それでもリキは「私だけが悪いわけではない」と考える。「産む機械みたいに…」というけれど、自分を産む機械にしようと考えて契約したのは自分自身だ。

あえていうなら「貧しさのせい」。しかし、それは依頼主とは無関係だ。

「仕事」の自覚がない。しかも、悠子さんに全部話してしまう遠慮のなさ。

ここでリキが言う通り、おろさせて契約を打ち切ればよかった。が、悠子さんはリキを受け入れる。夫への隠ぺい行為。

悠子さんには元々関係ないんだものね。夫の血が入っていようが、その子どもはどうせ自分の子どもではない。

こうなったら、本当に離婚してしまって、悠子さんは自由になればいい。

こんな事情で出来た、血の繋がらない双子を育てる人生は、たぶん天使でもなければ、ちっとも幸せではない。

ここまで来ても先が見えないので、ただ気持ち悪く、面白い。

巨炎 巨炎 2024/06/04

悩みながらも殺陣師の道を踏み出した晋八君。君江さん再登場。
やっとこ話が前向きに動き出しました。
「木枯し紋次郎」対抗番組とか必殺シリーズ創作話が元ネタなのは明らか。
もっとも第一作「仕掛人」は池波正太郎の原作がちゃんとあって、
昨年に作者生誕100周年でトヨエツ主演の映画になっている訳ですが。