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ヒロイン?の雲田がうざすぎて2話の途中で離脱。 偉そうな態度に真摯に現場に向き合ってるときに 自分のことばかり話したり、 過去のことについてズケズケ聞いてきたり… いや~もう無理です。 ストーリー自体は面白そうでしたが、イライラしてもう見ていられません。
VRの機器を捨ててしまうくらいショックだったらしい穂波さん。あんなに恐い顔は初めて見たし、娘に知られるのが本当に嫌なんだなぁ。
直樹も家族のことに口出ししないでくれと強く言われてしまった。
ずっと温和な顔しか見てこなかった穂波さんの頑固な面を始めて見た気がする。
娘とはそれだけ確執が大きいらしい。
葵くんは、母とお爺ちゃんはひと言も話さない、と言う。
人付き合いの苦手な直樹が人付き合いの苦手な少年と意気投合して、VR世界でホナミとの思い出のブランコに並ぶ。
微笑ましい……けれど寂しい風景。
「ホナミは僕を気に掛けてくれた唯一の人だった」
その人が現実世界で1人心を閉ざしている。
命も尽きようとしているのに。
助けてあげたいよね……
元カレカノの誕生日忘れちゃう。怪しい気もするけれど、現実あるあるな話で、これだけでは疑えない。
「私の彼は誰だったのか」だけでこんなに面白くなるとはなぁ。謎を引っ張ってイライラするドラマも数ある中、毎週少しずつ解けそうで解けない秘密の関係…イライラじゃなくてむしろときめく。
リツが一目ぼれではないことは分かっていたけれど、デートの経験があるとは(リツの片思いっぽいけれど)。
朝日くんは、もしかしたらストーカーかと思っていたけれど、純粋に片思いを続けている同僚だったみたい。ストーカーにならないように気を遣う模範的令和男子。
公太郎さんはいまだに謎だけれど、フラワーケーキのエア蝋燭を吹き消した途端に東京タワーが暗くなるシーン。ロマンティック。
何だかんだ、3人とも まことへの想いは本物のような気がするので、いっそ3人とずっと仲良くして欲しいと願ってしまうのだった。
まことの複雑そうな家庭事情も分かってきて、来週は記憶の一部が蘇りそう。
原作は未読です。とても恐い話でした。死ぬかもしれないのに3000万でも安いと思います。
毎週とても楽しみに見ています。昭和的家族像と令和的な人格形成の融合が上手く嵌っているなと思います。良いドラマですね。
上白石萌歌ちゃん、田舎暮らしの松岡 回。
「お母さん、私、穴に入ることにした」「うん、分かった、気を付けるねーー」くらいの軽いお母さんとの会話に「穴」とは一体何なのだろうと唖然としつつ……
でも、お母さんも娘の病気は知っているのかもしれないので、別れの覚悟があるのだろうかなど(いや、そんな感じではなかったけれど……)
私だったら病気の子どもが穴に入ると言い出したら泣いて止めると思うけれど。慣れてしまえばこんな風になるのだろうか。
でも、誰も戻ってきてないんだよね。
穴をくぐり抜けたら田舎がそこにあって、手を繋いだ はらゆきえ が待っているかも知れない。
不思議さ極まる回だった
「卵子提供も献血も同じじゃないですか」いや、違うでしょ……とツッコんだけれど、売れるものなら何でも売るかも知れない。300万、安すぎでしょ!と思ったけれど、どうしても生活できなければ売るかも知れない。
自転車で転がった相手を助けるためにわざわざ車を降りてきて、真っ白なハンカチを差し出す奥様。これが汚れなき豊かな層というもの。
どんな層にも悩みはある。何もかも持っている草桶家には「子ども」がない。
子どもは生まれる前からダンサーとして家を継ぐことを望まれている。
月給14万。貧しい一人暮らしの派遣OLが、富裕層の子どもを産む子宮を提供する。
みんなが切羽詰まった状況で、最終的にどう話が落ちるのか。
ユーモラスなシーンは無く、ただただ追い詰められる苦しさがホラーモードで描かれる。恐い。恐くて面白かった。
私は3000万は欲しいです……
坂東彌十郎さんが先週の土スタで、井桁さんが自分の演技に合わせてくれているというようなことを言っていらしたけれど、葵くんが中にいるホナミは穂波さんと全く違った緊張感があって、本当に井桁さんの演技が素敵だなと。
孫としては、たとえアバターでも祖父と知らないおっさんがキスしたりしているわけで、そりゃ寝られなくなるよね(笑)
葵くんが2人の中に入ってくることで、どう関係性が変わっていくのか楽しみ。
物語はちょっと混乱し始めたけれど、食卓風景など癒される。
穂波さんは長年こういう生活を願っていたんだろうなと思うと……今は心穏やかでいてもらいたい。
良い悪いはべつにして、父親の育て方で子供の人生が制限される。 (昭和的な価値観で見るならば?)素晴らしい父親と言えるし娘達にも受け継がれているのは分かる。 しかし逆にそのせいで今の世の中では幸せになりにくい人間になっているとも言える。 極論を言えば「北の国から」と同じ構図が見える。 良い悪いは言っていない。
脚本が甘いので話が安い
雰囲気が仮面ライダーっぽい
【これしゃ無い感の正体】
前シリーズでは、銀行業務や問題発生の状況説明などが丁寧かつ自然で流れるようにテンポ良く成されてて、俳優陣の雰囲気と演技の相性も良く、散りばめられてるユーモアもうまく機能して、後から観なおしても面白さが劣化しない良質なドラマに仕上がってました。
しかしシリーズ続編と銘打たれ始まったこの第三シリーズを第3話まで観た感じでは、
俳優陣は粒揃いで演技も悪くないものの、
銀行業務の解説やトラブルの状況説明といった、視聴者を物語へ没入させる為の工夫(演出や脚本)が雑だったり、強引だったり見当違いだったりしてかなり劣化してる印象です。
原作と前シリーズの少々時代遅れとなった平成中期の舞台設定を、現在の令和仕様へ近づけてドラマの違和感や矛盾を減らそうとしてる所までは理解できますが、
続編として制作されてる筈のこの第3シリーズにおいて、 登場人物達の常識感覚や倫理観や、物語内で繰り広げられる不正やハラスメントの内容が、
今の令和仕様にバージョンUPされるどころか、平成初期頃のモノにまで逆行してしまってて時代錯誤甚だしく、そこに今風のキャッチーな日常ワードやスマホとかの令和っぽいアイテムや皮だけ被せて取り繕ってる感じなので、
現役で働いてる世代の視聴者からみたら、悪い意味で違和感ハンパない仕上がりに…。
しかも今続編では、主人公キャラ花咲舞の魅力すら理解してないとしか思えない脚本や演出が散見される事によって醸し出されてる 「コレじゃない感」が強すぎて、新シリーズ制作首脳の原作や前シリーズへの愛情が感じられません…。
具体的に例を挙げるなら、 花咲舞が自社銀行支店長の不正を暴かなきゃいけない時、
不正の内部告発の情報提供をしてくれる社外協力者(主人公と親しい訳でもなく、業務上の担当者としで銀行と関わっただけの人物)の立場に主人公が全く配慮せずに(上司の制止もスルーして)正義感を振りかざして暴走する形で、内部告発の更なる協力要請をしつこく行った事が原因で、
協力者の社内立場が悪くなるに留まらず、経営者から解雇をチラつかされる事態が主人公の眼前で繰り広げられたにも関わらず、
その事態へは何の配慮も手も打たず、 主人公の都合のみ最優先させ協力要請をしつこくゴリ押しし、根負けさせ協力させた挙げ句、
主人公が不正暴きの任務完遂し用が済んだら、協力者の事はほったらかし。
後日、協力者側から「何とかおとがめ無しで済みました」という報告があって、何故か感謝まてされて全てハッピーエンドでした。という超ご都合主義な結末。
もしも、こんな第三シリーズの花咲舞みたいな人間が、身の周りに現れて己の正義感を振りかざし始めたら、 少なくとも令和現在の民間就労感覚を有する一般社会人からしたらたまったものじゃないく傍迷惑だろうなと思います。
あともう一つ。 演技は良いので俳優さん達に罪はないのですが、 制作首脳達の主要キャラへの理解不足によるミスキャストや、主要キャラ設定の蛇足アレンジがドラマの品質を更に押し下げてるようにも感じます。
主人公役のお方は及第点の演技が出来てはいるものの、元ベテラン敏腕テーラーとしては若すぎる上に、醸し出す空気もギラついてて自己主張も無駄に強めなので、メガバンクの銀行窓口業務でエース級の働きが務まるようには到底見えないので、ミスキャストと言わざるをえません。
相棒の相馬役の方は俳優として一流の演技をされてますが、そもそも相馬というキャラの設定が今作の制作首脳によって蛇足的にいじくりまわされてるせいでキャラとして微妙化してしまってる上、前作の絶妙に味の乗ったキャラとも比較されてしまうなど、俳優という職業の手が届かない部分で歩が悪くなってる感じがして気の毒です。
制作首脳の、主人公キャラの「魅力」への理解の浅さは、特に致命的にドラマを劣化させてる気がします。
個人的見解になりますが 花咲舞というキャラの魅力は、 世間一般の常識がある程度あって、テーラーとして叩き上げ的に仕事が出来て、
お客や同僚や仕事関係者の立場への配慮も出来て、 己の分も身の丈もわきまえてはいるんたけれども、
「立場が弱い故に理不尽に屈し声を殺して泣いてる」ような人々を黙って見過ごすことがどうしても出来ず、
自分の立場が危うくなるのも忘れて(かえり見ない無謀者ではないとこがミソ)ついつい動かずにはいられない、
それによって(前シリーズなどでも)散々痛い目あわされたりもし苦労も重ねて来てて、 上司にも釘を散々刺されまくってきてるのに、
いざとなると例え相手が自分の社会的立場を軽く踏み潰せる程の強者であっても、 泣いてる人の為に、思わずお言葉を返してしまうヒロイン。
がさつで家庭的要素もなく恋愛に飢えてる上に、SNSで映えまくるようなキラキラ女子でも決してないけれど、 人間性が輝いてるので視聴者が応援したくなる。
それが花咲舞というキャラの魅力だと思います。 (己の都合や正義感を満たす為じゃなく、泣いてる人の為に戦ってるのが伝わってくる所がミソで、前シリーズまではこの辺りのさじ加減が絶妙でした)
中途半端に第3シリーズにしたりせず、せめて一から作り直すリーブート作にしてた方が出来が良くなったかもしれません。
参加俳優陣(特に男性陣)が良い味を出してるだけとても勿体ないです。
過去の苦しみが解けて行くような素敵な回だった。
障害のために手術をさせてもらえない。大迫先生も師長の津幡さんもミヤビの仕事を阻んでいると思っていたけれど、そうではなく。
「自信のない顔をしていた。だから反対したの。」と。
2人とも、ミヤビ自身が出来ることならばやっても良いと考えていた。差別も壁も無く、正しい判断で安全な医療を行う人たち。
津幡師長は過去の医療ミス手術のトラウマからオペ看が出来なくなり、安全な医療に対して神経質になっていた。
結果、安全な医療に対して神経質になりすぎるほどなることは決して間違いではなく、でも「みんなから相談されづらい空気を作っていたのは間違いだった」と謝罪してくれた。
ミヤビがメスを握り、津幡師長がオペ看をする手術シーンには涙が出た。
正しい人たちと温かい脚本で構成されたドラマ。
もっとも……嫉妬が絡めば意地悪くなる人間も居るわけで、そこもリアル。
三瓶先生が婚約者だったことも綾野くんと仲良かったことも、本当なの?という『くるり』のようなミステリーも残しつつ、ラストには衝撃の
「脳に障害が見つからない」
では記憶喪失は精神的なもの?
次回への引きも上手い。
大事な人を守れなかった過去を持つ赤峰くんは、かつて「鈴木先生」の生徒であった時と同じく、明墨メソッドを学ぶんだね。
明墨は何が何でも依頼人を無罪にしてさしあげる弁護士というわけではないということが分かった3話目。
前回、明墨に不信感抱いた赤峰くんが、明墨が出している証拠の化けの皮を剥がすために一生懸命聞き込むシーンが長かったけれど、同じ事務所なのに依頼人に損を与えるような証拠探してどうする(笑)
依頼人を裏切る時は、明墨くらいオーバーな演技で「映像を見て、我が目を疑いましたぁっ!」ってやらないと(笑)
最初から目的は、依頼人を弁護することではなく、その父親議員の証拠隠蔽を世間に晒すためだった。
やっとチーム感が出てきましたね。
楽しそうに映像加工する林泰文さんも良き…
伏し目状態から相手の顔までをゆっくりゆっくり追っていく目の動きが本当に上手くて、まりかさま。……ではなくて、すみれさん。さすが手練れの女詐欺師。
昭和から続く王道のラブストーリーを地で行っている感覚。
結婚詐欺師が恋に落ちるまでも、相手の親が警察官であることも、すみれさんの過去話も、物珍しさは無いものの、役者さんの演技で楽しませていただいている。
宗春さんは好きな仕事を好きなだけ楽しんでやっているということが理解できない、お金第一のすみれさん。
愛か経済か、という結論に行きつくんだろうな。と予想しつつ見守っていこうかなぁと
ヒロイン?の雲田がうざすぎて2話の途中で離脱。
偉そうな態度に真摯に現場に向き合ってるときに
自分のことばかり話したり、
過去のことについてズケズケ聞いてきたり…
いや~もう無理です。
ストーリー自体は面白そうでしたが、イライラしてもう見ていられません。
VRの機器を捨ててしまうくらいショックだったらしい穂波さん。あんなに恐い顔は初めて見たし、娘に知られるのが本当に嫌なんだなぁ。
直樹も家族のことに口出ししないでくれと強く言われてしまった。
ずっと温和な顔しか見てこなかった穂波さんの頑固な面を始めて見た気がする。
娘とはそれだけ確執が大きいらしい。
葵くんは、母とお爺ちゃんはひと言も話さない、と言う。
人付き合いの苦手な直樹が人付き合いの苦手な少年と意気投合して、VR世界でホナミとの思い出のブランコに並ぶ。
微笑ましい……けれど寂しい風景。
「ホナミは僕を気に掛けてくれた唯一の人だった」
その人が現実世界で1人心を閉ざしている。
命も尽きようとしているのに。
助けてあげたいよね……
元カレカノの誕生日忘れちゃう。怪しい気もするけれど、現実あるあるな話で、これだけでは疑えない。
「私の彼は誰だったのか」だけでこんなに面白くなるとはなぁ。謎を引っ張ってイライラするドラマも数ある中、毎週少しずつ解けそうで解けない秘密の関係…イライラじゃなくてむしろときめく。
リツが一目ぼれではないことは分かっていたけれど、デートの経験があるとは(リツの片思いっぽいけれど)。
朝日くんは、もしかしたらストーカーかと思っていたけれど、純粋に片思いを続けている同僚だったみたい。ストーカーにならないように気を遣う模範的令和男子。
公太郎さんはいまだに謎だけれど、フラワーケーキのエア蝋燭を吹き消した途端に東京タワーが暗くなるシーン。ロマンティック。
何だかんだ、3人とも まことへの想いは本物のような気がするので、いっそ3人とずっと仲良くして欲しいと願ってしまうのだった。
まことの複雑そうな家庭事情も分かってきて、来週は記憶の一部が蘇りそう。
原作は未読です。とても恐い話でした。死ぬかもしれないのに3000万でも安いと思います。
毎週とても楽しみに見ています。昭和的家族像と令和的な人格形成の融合が上手く嵌っているなと思います。良いドラマですね。
上白石萌歌ちゃん、田舎暮らしの松岡 回。
「お母さん、私、穴に入ることにした」「うん、分かった、気を付けるねーー」くらいの軽いお母さんとの会話に「穴」とは一体何なのだろうと唖然としつつ……
でも、お母さんも娘の病気は知っているのかもしれないので、別れの覚悟があるのだろうかなど(いや、そんな感じではなかったけれど……)
私だったら病気の子どもが穴に入ると言い出したら泣いて止めると思うけれど。慣れてしまえばこんな風になるのだろうか。
でも、誰も戻ってきてないんだよね。
穴をくぐり抜けたら田舎がそこにあって、手を繋いだ はらゆきえ が待っているかも知れない。
不思議さ極まる回だった
「卵子提供も献血も同じじゃないですか」いや、違うでしょ……とツッコんだけれど、売れるものなら何でも売るかも知れない。300万、安すぎでしょ!と思ったけれど、どうしても生活できなければ売るかも知れない。
自転車で転がった相手を助けるためにわざわざ車を降りてきて、真っ白なハンカチを差し出す奥様。これが汚れなき豊かな層というもの。
どんな層にも悩みはある。何もかも持っている草桶家には「子ども」がない。
子どもは生まれる前からダンサーとして家を継ぐことを望まれている。
月給14万。貧しい一人暮らしの派遣OLが、富裕層の子どもを産む子宮を提供する。
みんなが切羽詰まった状況で、最終的にどう話が落ちるのか。
ユーモラスなシーンは無く、ただただ追い詰められる苦しさがホラーモードで描かれる。恐い。恐くて面白かった。
私は3000万は欲しいです……
坂東彌十郎さんが先週の土スタで、井桁さんが自分の演技に合わせてくれているというようなことを言っていらしたけれど、葵くんが中にいるホナミは穂波さんと全く違った緊張感があって、本当に井桁さんの演技が素敵だなと。
孫としては、たとえアバターでも祖父と知らないおっさんがキスしたりしているわけで、そりゃ寝られなくなるよね(笑)
葵くんが2人の中に入ってくることで、どう関係性が変わっていくのか楽しみ。
物語はちょっと混乱し始めたけれど、食卓風景など癒される。
穂波さんは長年こういう生活を願っていたんだろうなと思うと……今は心穏やかでいてもらいたい。
良い悪いはべつにして、父親の育て方で子供の人生が制限される。
(昭和的な価値観で見るならば?)素晴らしい父親と言えるし娘達にも受け継がれているのは分かる。
しかし逆にそのせいで今の世の中では幸せになりにくい人間になっているとも言える。
極論を言えば「北の国から」と同じ構図が見える。
良い悪いは言っていない。
脚本が甘いので話が安い
雰囲気が仮面ライダーっぽい
【これしゃ無い感の正体】
前シリーズでは、銀行業務や問題発生の状況説明などが丁寧かつ自然で流れるようにテンポ良く成されてて、俳優陣の雰囲気と演技の相性も良く、散りばめられてるユーモアもうまく機能して、後から観なおしても面白さが劣化しない良質なドラマに仕上がってました。
しかしシリーズ続編と銘打たれ始まったこの第三シリーズを第3話まで観た感じでは、
俳優陣は粒揃いで演技も悪くないものの、
銀行業務の解説やトラブルの状況説明といった、視聴者を物語へ没入させる為の工夫(演出や脚本)が雑だったり、強引だったり見当違いだったりしてかなり劣化してる印象です。
原作と前シリーズの少々時代遅れとなった平成中期の舞台設定を、現在の令和仕様へ近づけてドラマの違和感や矛盾を減らそうとしてる所までは理解できますが、
続編として制作されてる筈のこの第3シリーズにおいて、
登場人物達の常識感覚や倫理観や、物語内で繰り広げられる不正やハラスメントの内容が、
今の令和仕様にバージョンUPされるどころか、平成初期頃のモノにまで逆行してしまってて時代錯誤甚だしく、そこに今風のキャッチーな日常ワードやスマホとかの令和っぽいアイテムや皮だけ被せて取り繕ってる感じなので、
現役で働いてる世代の視聴者からみたら、悪い意味で違和感ハンパない仕上がりに…。
しかも今続編では、主人公キャラ花咲舞の魅力すら理解してないとしか思えない脚本や演出が散見される事によって醸し出されてる
「コレじゃない感」が強すぎて、新シリーズ制作首脳の原作や前シリーズへの愛情が感じられません…。
具体的に例を挙げるなら、
花咲舞が自社銀行支店長の不正を暴かなきゃいけない時、
不正の内部告発の情報提供をしてくれる社外協力者(主人公と親しい訳でもなく、業務上の担当者としで銀行と関わっただけの人物)の立場に主人公が全く配慮せずに(上司の制止もスルーして)正義感を振りかざして暴走する形で、内部告発の更なる協力要請をしつこく行った事が原因で、
協力者の社内立場が悪くなるに留まらず、経営者から解雇をチラつかされる事態が主人公の眼前で繰り広げられたにも関わらず、
その事態へは何の配慮も手も打たず、
主人公の都合のみ最優先させ協力要請をしつこくゴリ押しし、根負けさせ協力させた挙げ句、
主人公が不正暴きの任務完遂し用が済んだら、協力者の事はほったらかし。
後日、協力者側から「何とかおとがめ無しで済みました」という報告があって、何故か感謝まてされて全てハッピーエンドでした。という超ご都合主義な結末。
もしも、こんな第三シリーズの花咲舞みたいな人間が、身の周りに現れて己の正義感を振りかざし始めたら、
少なくとも令和現在の民間就労感覚を有する一般社会人からしたらたまったものじゃないく傍迷惑だろうなと思います。
あともう一つ。
演技は良いので俳優さん達に罪はないのですが、
制作首脳達の主要キャラへの理解不足によるミスキャストや、主要キャラ設定の蛇足アレンジがドラマの品質を更に押し下げてるようにも感じます。
主人公役のお方は及第点の演技が出来てはいるものの、元ベテラン敏腕テーラーとしては若すぎる上に、醸し出す空気もギラついてて自己主張も無駄に強めなので、メガバンクの銀行窓口業務でエース級の働きが務まるようには到底見えないので、ミスキャストと言わざるをえません。
相棒の相馬役の方は俳優として一流の演技をされてますが、そもそも相馬というキャラの設定が今作の制作首脳によって蛇足的にいじくりまわされてるせいでキャラとして微妙化してしまってる上、前作の絶妙に味の乗ったキャラとも比較されてしまうなど、俳優という職業の手が届かない部分で歩が悪くなってる感じがして気の毒です。
制作首脳の、主人公キャラの「魅力」への理解の浅さは、特に致命的にドラマを劣化させてる気がします。
個人的見解になりますが
花咲舞というキャラの魅力は、
世間一般の常識がある程度あって、テーラーとして叩き上げ的に仕事が出来て、
お客や同僚や仕事関係者の立場への配慮も出来て、
己の分も身の丈もわきまえてはいるんたけれども、
「立場が弱い故に理不尽に屈し声を殺して泣いてる」ような人々を黙って見過ごすことがどうしても出来ず、
自分の立場が危うくなるのも忘れて(かえり見ない無謀者ではないとこがミソ)ついつい動かずにはいられない、
それによって(前シリーズなどでも)散々痛い目あわされたりもし苦労も重ねて来てて、
上司にも釘を散々刺されまくってきてるのに、
いざとなると例え相手が自分の社会的立場を軽く踏み潰せる程の強者であっても、
泣いてる人の為に、思わずお言葉を返してしまうヒロイン。
がさつで家庭的要素もなく恋愛に飢えてる上に、SNSで映えまくるようなキラキラ女子でも決してないけれど、
人間性が輝いてるので視聴者が応援したくなる。
それが花咲舞というキャラの魅力だと思います。
(己の都合や正義感を満たす為じゃなく、泣いてる人の為に戦ってるのが伝わってくる所がミソで、前シリーズまではこの辺りのさじ加減が絶妙でした)
中途半端に第3シリーズにしたりせず、せめて一から作り直すリーブート作にしてた方が出来が良くなったかもしれません。
参加俳優陣(特に男性陣)が良い味を出してるだけとても勿体ないです。
過去の苦しみが解けて行くような素敵な回だった。
障害のために手術をさせてもらえない。大迫先生も師長の津幡さんもミヤビの仕事を阻んでいると思っていたけれど、そうではなく。
「自信のない顔をしていた。だから反対したの。」と。
2人とも、ミヤビ自身が出来ることならばやっても良いと考えていた。差別も壁も無く、正しい判断で安全な医療を行う人たち。
津幡師長は過去の医療ミス手術のトラウマからオペ看が出来なくなり、安全な医療に対して神経質になっていた。
結果、安全な医療に対して神経質になりすぎるほどなることは決して間違いではなく、でも「みんなから相談されづらい空気を作っていたのは間違いだった」と謝罪してくれた。
ミヤビがメスを握り、津幡師長がオペ看をする手術シーンには涙が出た。
正しい人たちと温かい脚本で構成されたドラマ。
もっとも……嫉妬が絡めば意地悪くなる人間も居るわけで、そこもリアル。
三瓶先生が婚約者だったことも綾野くんと仲良かったことも、本当なの?という『くるり』のようなミステリーも残しつつ、ラストには衝撃の
「脳に障害が見つからない」
では記憶喪失は精神的なもの?
次回への引きも上手い。
大事な人を守れなかった過去を持つ赤峰くんは、かつて「鈴木先生」の生徒であった時と同じく、明墨メソッドを学ぶんだね。
明墨は何が何でも依頼人を無罪にしてさしあげる弁護士というわけではないということが分かった3話目。
前回、明墨に不信感抱いた赤峰くんが、明墨が出している証拠の化けの皮を剥がすために一生懸命聞き込むシーンが長かったけれど、同じ事務所なのに依頼人に損を与えるような証拠探してどうする(笑)
依頼人を裏切る時は、明墨くらいオーバーな演技で「映像を見て、我が目を疑いましたぁっ!」ってやらないと(笑)
最初から目的は、依頼人を弁護することではなく、その父親議員の証拠隠蔽を世間に晒すためだった。
やっとチーム感が出てきましたね。
楽しそうに映像加工する林泰文さんも良き…
伏し目状態から相手の顔までをゆっくりゆっくり追っていく目の動きが本当に上手くて、まりかさま。……ではなくて、すみれさん。さすが手練れの女詐欺師。
昭和から続く王道のラブストーリーを地で行っている感覚。
結婚詐欺師が恋に落ちるまでも、相手の親が警察官であることも、すみれさんの過去話も、物珍しさは無いものの、役者さんの演技で楽しませていただいている。
宗春さんは好きな仕事を好きなだけ楽しんでやっているということが理解できない、お金第一のすみれさん。
愛か経済か、という結論に行きつくんだろうな。と予想しつつ見守っていこうかなぁと