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宏樹に子どもの名前を付けて欲しいとか言い出す美羽の托卵っぷりが凄いぞ。
「俺を父親にしてくれ」と言い出す宏樹が可哀想。初回のモラハラっぷりが記憶から飛んで行く。
あなたは立派なニセ家族です。
冬月も帰ってきたら一番に美羽の所に行きなさいよ。
「あなたは父親よ」
冬月にはどう言うのだろう。
残酷だけど楽しみ。
ギャルを頭ごなしに否定する父と元ギャルの母が何故、結婚したのだろう? 母親の「アンタは黙って!」には「おしん」で若い頃の自分に似た主人公を 自己投影の対象にして孫の言葉にまったく耳を貸さなかった、 くに婆と同ベクトルのものを感じる訳で。
で、黙らせた結果として傷害事件となった自覚はあるのか 「歩の言い分も聞かんと…」とマイルドな言動にシフトしたが、 かといって自分が夫に替わって娘の本音を聞き出したりはしないのね。 「カーネーション」では経済力で家長として君臨している糸子に対して、 北村が優子や直子が本音を語り易いように上手く会話を切り出したものでしたが…。
来週からは農業編?
成る程、企業家一年生となった五十嵐が、かぐや姫レースに参加する流れか。 ま、人生の選択肢を変えた所で自分が変わらない限り結果は同じというのは、 広瀬アリスがやさぐれていた民放ドラマでも、やっていましたねー。 高橋の五十嵐は役所ではロボットしか話し相手がおらずなのに加えて、 結婚30年後に離婚をつきつけられている事が判明しましたが、 この種の家庭にも職場にも居場所がない中年サラリーマンは未来社会どころか、 半世紀前から存在はしていました。ただ惰性で夫婦を続けるより選択肢として、 離婚率が高まっている点が大きな違い。 「夢追い人になっていれば自分は変われた」とまでは考えていたが結婚生活が どうなっていたかまでは考えていなかったか、考えないようにしてきたのか 色々と正念場です。
色気を隠して理知とエリート感としたたかさを表現した橋本マナミさん、とても素敵だった(中の役はDVで駄目だけれど)
超常現象のような異常事件には必ず科学的根拠がある、ということで「連続飛び降り事件」の原因は、違法薬物。
夫が浮気をしていた事実を公表されるよりも、夫が薬物をやっていたという事実の方がまだ公表に耐えられるという妻のプライドの方向が恐ろしい。
事実は科学的に解決されたけれど、ヒルコ(豊玉姫)の所業は科学では解決できなさそう。
ここはSPEC の再来で(局違い)よろしくお願いしたい。
なるほど…「国民の誰かと無作為に入れ替わる」目的が見えてきた。こうして国民の実情をきちんと知ることは物凄く大事なことだと思う。
現職の大臣や議員もみんなこうなればいいのに…と本気で思ってしまった第二話。
初回はただ入れ替わるネタ的に面白かっただけで、前作に比べると甘い気がしていたけれど、闇バイトに手を出してしまう若者と入れ替わったことで総理が「貧しくて孤独な若者」を肌で知ることができた。
「借金は返せない額じゃない」と豊かな人が上から言ってしまう無神経さにはあきれていたけれど、泰山さんにはそれを返すためにバリバリ働くバイタリティも、今の仕事をあきらめずに会社を立て直すポジティブ志向もあった。
後ろ向きにしか動けず、孤独に耐えられず、闇バイトで一気に稼げる気がして飛びついてしまう……入れ替わった若者にも諦めずに政治を考える力が付いた。
これこそ有意義な入れ替わり。お互いにお互いの苦労や生活レベルを知るのは大切なこと。
今期の民王は面白いな、と期待できそうな回で良かった!
定時制では世代間の分断が度々問題になる。実は教室だけの問題ではなく、世界の、人間の、ネットの中でも、日々起きている分断。
「自分たちがどれだけ恵まれているか分かっていない」と言う長嶺さんにも分かっていない、「若い子たち」の事情。
どの世代のどの時代にも恵まれてる面と恵まれない面がある。どんな人間にも「個人として事情がある」それが示された。
結局、人の分断は理解不足から始まるし、一つの世界で生きていこうと思えば相手を理解することは大切。
とても分かりやすく、世界を平和にする方法が示される回だった。
イッセー尾形節の長嶺さんの話は、高校にも行けずに集団就職した時代に生きたからこそ身についた向学心の重さを知る語りでしみじみ身に染みた。
高校を出るのなんて当たり前のこの時代にも、学校を出られなかった事情がそれぞれにある。
理解の後の和解シーンが温かい。
このドラマの主人公は藤竹先生だけれど、先生は静かに生徒たちをサポートし、話を聞き、推測して微笑むだけで教室の力になっている。
生徒たちは自分たちの問題は自分たちで考えて解決する。先生はお膳立てをするだけ。何という優しくて深い教育ドラマ。
自分のズルは見過ごしやすい。他人のズルはよく見える! もし今の自分の人生が、人生を書き換えやり直す能力を持ってしまった誰かに よって歪められていたりするとゾッとしませんねぇ(笑。 過ぎ去った時間は3000万どころか国家予算を投じた所で本来、戻らないのだし。 五十嵐パートは先週までで今週から、ずっと凛ちゃんパートなのかね? 主人公に振り回された彼女の復讐譚になっていくのだろうか…。
「気味が悪い」と言われることに敏感に反応してしまう鹿乃子さんの優しさ。だからこそ何とか嘘を解いてあげようとしたのだろうけれど、「お人形の人」は想像以上に手ごわそう。 今回は、かなり長い間「嘘」に対する反応が無かったので、なかなか分かりづらい。
・人懐こい品子さんは「私」であって品子さんではない。 ・品子さんは双子ではない。 ・亡くなったイネさんは人形を一体持ち出していた。 ・毒を飲んで倒れていたのは人形。
以上の証言は嘘ではない。
双子じゃないなら三つ子以上では?と考えていたけれど、Twitter(X)で多くの方が言っていらしたように人格乖離なのかも。
後編に続く……。いつもよりもちょっと怪奇っぽさが強い。
夫からモラハラを受けているのかとばかり思っていた妻のしたたかさが見物だった。さすが佐津川さん。
それを言い当てた神波先生の、上から人を刺すような目線が今回も良い。
もう一方の裁判で不実な人妻に対して「経済だけをあてにした結婚の不条理」を糾弾しつつ、依頼人の妻に向かって同じ言葉をぶつけ続ける。
今時でも「東大卒の血」を欲するお家柄が存在するのかどうかは分からないけれど、そんな精子だけを欲しがるような男との結婚が「それでいい」はずもなく、結局は離婚に踏み切る。
「無精子であること」に口止め料5憶。そこまでして隠さなきゃならないの……大変なお家柄だね。
趣里さんが演じる神波先生が本当に悪魔のように正しくて気持ちいい。
体がデカすぎて尾行に向かないのに(笑)今や部下のように使われている杉浦先生にも癒されてる(笑)
絢子さんは団地に住んで53年。入った頃は当時の皇太子夫妻も内覧に来られた、話題のモダンな住宅だった。
そこで子どもを育て、子どもは巣立ち、夫は亡くなり、近所の人たちと支え合って暮らした。
団地は人生の縮図。他人の人生はやがて自分自身が迎える人生。子育て問題から介護問題まで、ここに全てが詰まっている。
団地が無くなるというのは故郷が無くなるということに等しい。
娘の老後まで心配して、団地の建て替え計画に積極的に賛同してきたノエチの父。
親が亡くなった後、娘は一人になり、収入も多くはない。
それはなっちゃんも同じで、親はいくつになっても子どもを心配する。
そして、ノエチとなっちゃんは現代のプレ老後世代の問題を提起しているのだった。
ホンワカしたご近所ドラマというわけではなく、頭の痛い問題がたくさん散りばめられている。
来週最終回、故郷を失うような寂しさもあるし、2人の今後が自分に被さって来たかと思うほどの不安も感じる。
どういう閉め方をするのか、人生を覗いてみたい。
「心を診る気なんてない」牧野先生が、「気持ちが前に向くことが治療につながる」と結論付ける時の照れくさそうな顔。
牧野先生は子どもを変に甘やかさず、きちんとした真実を順序立てて伝えてくれる。
「お前は子供だから弟に対して責任取れない」だから「弟の病気はお前の責任じゃない」
そう言われた時の啓ちゃんがどんなにホッとしたか。
息子の病気に神経質になりすぎて、娘を放置する母親を恨むでもなく、弟に嫉妬をぶつけることもなく、啓は本当に「出来過ぎた」娘だった。
「息子が病に打ち勝って登校できるようになる日」を長い気持ちで待つ母の気持ちを思い出させてくれた牧野先生のおかげで、母であることを取り戻した啓のお母さん。
闘病が長い子どもを持つのは大変なストレスだろうけれど、どうかこの賢くて優しい娘の方にも目を向けて上げて欲しい。
視聴者も祈りに近い気持ちでこの家族と接することが出来そうな結論で良かった。
(でも探してくれた学校やみんなに、まず親として礼を言おうか……)
息子が親に失望…いや、絶望する瞬間をまさにまさに、見てしまったわ。高いピアノを「一生懸命働いた金」で買ってくれた「はず」の両親。
純一くんは泣きながら謝ったんだよ。自分は逮捕されるのかと怯え、犯罪者にならないと安心し、両親に感謝して頑張っていた。
金はどんなシーンでも、信頼関係を失くす。
ソラの家でもそうだった。祖母の金を奪ったソラ。そのせいで祖母は亡くなった。
そりゃ、お母さんも絶縁するわ。
免許のコピーを回収できないという甘さで、ついに家の住所まで知られてしまう祐子。
ソラは捕まった。蒲池のように沈められるかもしれないのに、一体いつまで上手く逃げられている気持ちでいるんだろう。
警察に駆け込める機会も今が最後だよ。
闇バイトに手を出しそうな人にこそ見て欲しいドラマなんだけれどな……。
牧村さん、信用できねぇ…絶対に天音くん(の外の人)と繋がってるし…と思ったら、ラップあるし!絶対に盗聴器かカメラ仕込まれた~~……の回。
だけど、もしかしたら彼ら、ライオンくんをDVから守る勢の可能性もあるものね(天音くんの様子は怖いんだけど)
動物園で、トラブルに負けずに自分の絵のパフォーマンスを行う みっくんの成長をホッコリしながら見ていた前半と、ライオンくんの父親の本性が怖そうな後半で、全く違う。
どちらも本当に面白いし、最終的には3人のプライドを守りたいと祈りながら見る。
愛生は本当に死んでしまったのか……息子を逃がして自分は犠牲になったのか。
分からないけれど、きっとこの3人で一緒に居れば安全なのだと。みっくんもライオンを助けるのだと。
そういう話なのだと思う。守られるばかりではなく、行動する人たちになるんだね、きっと。
未来の自分が現れた時点でタイムワープが存在する作品ではあるのだが、 これまで現実的な話をしていただけにファンタジー成分が急に増えると…。 掃除機の発明がタイムマシンに繋がる?よく解らん。 ゴミが、どこに消えるのか?造った奴にも、よく解らん。そんな無茶な。 SF映画でよくやっている伝送装置の方が、まだ説得力があったかな。
やっぱり、ふっかくん(冬月)生きてたでしょ……なんとややこしい。
先週、これでもかこれでもかと夫のモラハラっぷりを見せられたので、宏樹にあまり同情できず……上手いな、脚本と演出(笑)
自分の子供を抱いたら泣いてしまうほどブラックな環境に病んでいた宏樹。これからどんどん可哀想になっていくんだろうな。
とりあえず私は子どもが幸せならそれでいいので、子どもだけは不幸にしないでね。
宏樹と血液型が合うことを祈るわ。(新生児の間は母の胎内の血液を多く受けちゃってるので…でOKよw)
宏樹に子どもの名前を付けて欲しいとか言い出す美羽の托卵っぷりが凄いぞ。
「俺を父親にしてくれ」と言い出す宏樹が可哀想。初回のモラハラっぷりが記憶から飛んで行く。
あなたは立派なニセ家族です。
冬月も帰ってきたら一番に美羽の所に行きなさいよ。
「あなたは父親よ」
冬月にはどう言うのだろう。
残酷だけど楽しみ。
ギャルを頭ごなしに否定する父と元ギャルの母が何故、結婚したのだろう?
母親の「アンタは黙って!」には「おしん」で若い頃の自分に似た主人公を
自己投影の対象にして孫の言葉にまったく耳を貸さなかった、
くに婆と同ベクトルのものを感じる訳で。
で、黙らせた結果として傷害事件となった自覚はあるのか
「歩の言い分も聞かんと…」とマイルドな言動にシフトしたが、
かといって自分が夫に替わって娘の本音を聞き出したりはしないのね。
「カーネーション」では経済力で家長として君臨している糸子に対して、
北村が優子や直子が本音を語り易いように上手く会話を切り出したものでしたが…。
来週からは農業編?
成る程、企業家一年生となった五十嵐が、かぐや姫レースに参加する流れか。
ま、人生の選択肢を変えた所で自分が変わらない限り結果は同じというのは、
広瀬アリスがやさぐれていた民放ドラマでも、やっていましたねー。
高橋の五十嵐は役所ではロボットしか話し相手がおらずなのに加えて、
結婚30年後に離婚をつきつけられている事が判明しましたが、
この種の家庭にも職場にも居場所がない中年サラリーマンは未来社会どころか、
半世紀前から存在はしていました。ただ惰性で夫婦を続けるより選択肢として、
離婚率が高まっている点が大きな違い。
「夢追い人になっていれば自分は変われた」とまでは考えていたが結婚生活が
どうなっていたかまでは考えていなかったか、考えないようにしてきたのか
色々と正念場です。
色気を隠して理知とエリート感としたたかさを表現した橋本マナミさん、とても素敵だった(中の役はDVで駄目だけれど)
超常現象のような異常事件には必ず科学的根拠がある、ということで「連続飛び降り事件」の原因は、違法薬物。
夫が浮気をしていた事実を公表されるよりも、夫が薬物をやっていたという事実の方がまだ公表に耐えられるという妻のプライドの方向が恐ろしい。
事実は科学的に解決されたけれど、ヒルコ(豊玉姫)の所業は科学では解決できなさそう。
ここはSPEC の再来で(局違い)よろしくお願いしたい。
なるほど…「国民の誰かと無作為に入れ替わる」目的が見えてきた。こうして国民の実情をきちんと知ることは物凄く大事なことだと思う。
現職の大臣や議員もみんなこうなればいいのに…と本気で思ってしまった第二話。
初回はただ入れ替わるネタ的に面白かっただけで、前作に比べると甘い気がしていたけれど、闇バイトに手を出してしまう若者と入れ替わったことで総理が「貧しくて孤独な若者」を肌で知ることができた。
「借金は返せない額じゃない」と豊かな人が上から言ってしまう無神経さにはあきれていたけれど、泰山さんにはそれを返すためにバリバリ働くバイタリティも、今の仕事をあきらめずに会社を立て直すポジティブ志向もあった。
後ろ向きにしか動けず、孤独に耐えられず、闇バイトで一気に稼げる気がして飛びついてしまう……入れ替わった若者にも諦めずに政治を考える力が付いた。
これこそ有意義な入れ替わり。お互いにお互いの苦労や生活レベルを知るのは大切なこと。
今期の民王は面白いな、と期待できそうな回で良かった!
定時制では世代間の分断が度々問題になる。実は教室だけの問題ではなく、世界の、人間の、ネットの中でも、日々起きている分断。
「自分たちがどれだけ恵まれているか分かっていない」と言う長嶺さんにも分かっていない、「若い子たち」の事情。
どの世代のどの時代にも恵まれてる面と恵まれない面がある。どんな人間にも「個人として事情がある」それが示された。
結局、人の分断は理解不足から始まるし、一つの世界で生きていこうと思えば相手を理解することは大切。
とても分かりやすく、世界を平和にする方法が示される回だった。
イッセー尾形節の長嶺さんの話は、高校にも行けずに集団就職した時代に生きたからこそ身についた向学心の重さを知る語りでしみじみ身に染みた。
高校を出るのなんて当たり前のこの時代にも、学校を出られなかった事情がそれぞれにある。
理解の後の和解シーンが温かい。
このドラマの主人公は藤竹先生だけれど、先生は静かに生徒たちをサポートし、話を聞き、推測して微笑むだけで教室の力になっている。
生徒たちは自分たちの問題は自分たちで考えて解決する。先生はお膳立てをするだけ。何という優しくて深い教育ドラマ。
自分のズルは見過ごしやすい。他人のズルはよく見える!
もし今の自分の人生が、人生を書き換えやり直す能力を持ってしまった誰かに
よって歪められていたりするとゾッとしませんねぇ(笑。
過ぎ去った時間は3000万どころか国家予算を投じた所で本来、戻らないのだし。
五十嵐パートは先週までで今週から、ずっと凛ちゃんパートなのかね?
主人公に振り回された彼女の復讐譚になっていくのだろうか…。
「気味が悪い」と言われることに敏感に反応してしまう鹿乃子さんの優しさ。だからこそ何とか嘘を解いてあげようとしたのだろうけれど、「お人形の人」は想像以上に手ごわそう。
今回は、かなり長い間「嘘」に対する反応が無かったので、なかなか分かりづらい。
・人懐こい品子さんは「私」であって品子さんではない。
・品子さんは双子ではない。
・亡くなったイネさんは人形を一体持ち出していた。
・毒を飲んで倒れていたのは人形。
以上の証言は嘘ではない。
双子じゃないなら三つ子以上では?と考えていたけれど、Twitter(X)で多くの方が言っていらしたように人格乖離なのかも。
後編に続く……。いつもよりもちょっと怪奇っぽさが強い。
夫からモラハラを受けているのかとばかり思っていた妻のしたたかさが見物だった。さすが佐津川さん。
それを言い当てた神波先生の、上から人を刺すような目線が今回も良い。
もう一方の裁判で不実な人妻に対して「経済だけをあてにした結婚の不条理」を糾弾しつつ、依頼人の妻に向かって同じ言葉をぶつけ続ける。
今時でも「東大卒の血」を欲するお家柄が存在するのかどうかは分からないけれど、そんな精子だけを欲しがるような男との結婚が「それでいい」はずもなく、結局は離婚に踏み切る。
「無精子であること」に口止め料5憶。そこまでして隠さなきゃならないの……大変なお家柄だね。
趣里さんが演じる神波先生が本当に悪魔のように正しくて気持ちいい。
体がデカすぎて尾行に向かないのに(笑)今や部下のように使われている杉浦先生にも癒されてる(笑)
絢子さんは団地に住んで53年。入った頃は当時の皇太子夫妻も内覧に来られた、話題のモダンな住宅だった。
そこで子どもを育て、子どもは巣立ち、夫は亡くなり、近所の人たちと支え合って暮らした。
団地は人生の縮図。他人の人生はやがて自分自身が迎える人生。子育て問題から介護問題まで、ここに全てが詰まっている。
団地が無くなるというのは故郷が無くなるということに等しい。
娘の老後まで心配して、団地の建て替え計画に積極的に賛同してきたノエチの父。
親が亡くなった後、娘は一人になり、収入も多くはない。
それはなっちゃんも同じで、親はいくつになっても子どもを心配する。
そして、ノエチとなっちゃんは現代のプレ老後世代の問題を提起しているのだった。
ホンワカしたご近所ドラマというわけではなく、頭の痛い問題がたくさん散りばめられている。
来週最終回、故郷を失うような寂しさもあるし、2人の今後が自分に被さって来たかと思うほどの不安も感じる。
どういう閉め方をするのか、人生を覗いてみたい。
「心を診る気なんてない」牧野先生が、「気持ちが前に向くことが治療につながる」と結論付ける時の照れくさそうな顔。
牧野先生は子どもを変に甘やかさず、きちんとした真実を順序立てて伝えてくれる。
「お前は子供だから弟に対して責任取れない」だから「弟の病気はお前の責任じゃない」
そう言われた時の啓ちゃんがどんなにホッとしたか。
息子の病気に神経質になりすぎて、娘を放置する母親を恨むでもなく、弟に嫉妬をぶつけることもなく、啓は本当に「出来過ぎた」娘だった。
「息子が病に打ち勝って登校できるようになる日」を長い気持ちで待つ母の気持ちを思い出させてくれた牧野先生のおかげで、母であることを取り戻した啓のお母さん。
闘病が長い子どもを持つのは大変なストレスだろうけれど、どうかこの賢くて優しい娘の方にも目を向けて上げて欲しい。
視聴者も祈りに近い気持ちでこの家族と接することが出来そうな結論で良かった。
(でも探してくれた学校やみんなに、まず親として礼を言おうか……)
息子が親に失望…いや、絶望する瞬間をまさにまさに、見てしまったわ。高いピアノを「一生懸命働いた金」で買ってくれた「はず」の両親。
純一くんは泣きながら謝ったんだよ。自分は逮捕されるのかと怯え、犯罪者にならないと安心し、両親に感謝して頑張っていた。
金はどんなシーンでも、信頼関係を失くす。
ソラの家でもそうだった。祖母の金を奪ったソラ。そのせいで祖母は亡くなった。
そりゃ、お母さんも絶縁するわ。
免許のコピーを回収できないという甘さで、ついに家の住所まで知られてしまう祐子。
ソラは捕まった。蒲池のように沈められるかもしれないのに、一体いつまで上手く逃げられている気持ちでいるんだろう。
警察に駆け込める機会も今が最後だよ。
闇バイトに手を出しそうな人にこそ見て欲しいドラマなんだけれどな……。
牧村さん、信用できねぇ…絶対に天音くん(の外の人)と繋がってるし…と思ったら、ラップあるし!絶対に盗聴器かカメラ仕込まれた~~……の回。
だけど、もしかしたら彼ら、ライオンくんをDVから守る勢の可能性もあるものね(天音くんの様子は怖いんだけど)
動物園で、トラブルに負けずに自分の絵のパフォーマンスを行う みっくんの成長をホッコリしながら見ていた前半と、ライオンくんの父親の本性が怖そうな後半で、全く違う。
どちらも本当に面白いし、最終的には3人のプライドを守りたいと祈りながら見る。
愛生は本当に死んでしまったのか……息子を逃がして自分は犠牲になったのか。
分からないけれど、きっとこの3人で一緒に居れば安全なのだと。みっくんもライオンを助けるのだと。
そういう話なのだと思う。守られるばかりではなく、行動する人たちになるんだね、きっと。
未来の自分が現れた時点でタイムワープが存在する作品ではあるのだが、
これまで現実的な話をしていただけにファンタジー成分が急に増えると…。
掃除機の発明がタイムマシンに繋がる?よく解らん。
ゴミが、どこに消えるのか?造った奴にも、よく解らん。そんな無茶な。
SF映画でよくやっている伝送装置の方が、まだ説得力があったかな。
やっぱり、ふっかくん(冬月)生きてたでしょ……なんとややこしい。
先週、これでもかこれでもかと夫のモラハラっぷりを見せられたので、宏樹にあまり同情できず……上手いな、脚本と演出(笑)
自分の子供を抱いたら泣いてしまうほどブラックな環境に病んでいた宏樹。これからどんどん可哀想になっていくんだろうな。
とりあえず私は子どもが幸せならそれでいいので、子どもだけは不幸にしないでね。
宏樹と血液型が合うことを祈るわ。(新生児の間は母の胎内の血液を多く受けちゃってるので…でOKよw)