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『SUITS/スーツ』第1話 #ドラマスーツ #スーツ バディものは好き系だし、主演の2人も好きだし、特に中島裕翔は大好きなんだけれども、何となく間延びした初回延長SP.
まぁ、初回延長SPの違和感は、2回目からが本番だから(って、じゃあ延長しなければいいのに(笑))。
クセモノ甲斐と、頭がいいのに単純で世渡り下手すぎる大貴との出会いの経緯は面白かったけれども、初回はそこ中心に1時間でキャラ紹介した方が入り込みやすかった気がする。
まぁ……様子見で。
とりあえず裕翔のキャラはとても良かった。だけに、将来的にはこの経歴詐称がバレちゃうんだろうなぁっと思うと今からドンヨリ。
『不惑のスクラム』第6話 #不惑のスクラム マルさんがみんなの事を心配し、みんなの中に適度に入り込んで背中を押してきたからこその、ここ。
「プライバシーに踏み込むのか」ですよね。
マルさんが人の繋がりを大切にしていることが伝わったから、だからマルさんは冷たく妻子を切り捨てたわけではない、きっと絶対に会いたいに決まっていると信じられる。
ラグビーが好きで、それがみんなの居場所になったように、マルさんの心癒せる場を戻してあげたい。
麦田くんは、もういいの?……と思いつつも……
これがまた「ヤンチャーズ」の絆をますます固くするのだろうなと。
そう思えます。
個人的には、「痴漢は冤罪だった、相手は先に掴みかかってきた」その真実は本当はみんなにシッカリ知ってほしいのだけど……それを言ったら無粋なんだろうな。
『NHK朝ドラ まんぷく』第6回まで #まんぷく 一週間が終って、個人的には4話目からグッと惹きつけられ、5話6話とそれは続いています。
今は先が楽しみで仕方ありません。
モデルの人の設定が違うことは多少は目に入ってきますが、今のところは気にはなりません。(まだ萬平さんの設定がよく分っていないので……)過去の女など出てこない方向でよろしくお願いしたいです。
とにかく……ファンの贔屓ってことで言わせていただければ、
この長谷川さん、最高ですよね!??
とりあえず、この長谷川さんが見られるだけで、見る価値のある一週間でした。
(それは、容姿がカッコ良いとかセクシーだとか、そういうことではなく。
こういうキャラクターを演技を見たくてワクワクした一週間でした。それが「役者」を素敵に見せてくれるということですよね)
主題歌のドリカム「あなたとトゥラッタッタ♪」は、さまざまな苦難を乗り越えて戦後の昭和を駆け抜けるだろうヒロイン夫婦の背中を押すのに最高の曲だと思います。
このワクワクが続く半年でありますように。 https://dramablog.cinemarev.net/manpuku-6.html
『結婚相手は抽選で』第1話 #結婚相手は抽選で これはーー設定から展開まで面白かったです!
主人公は潔癖症の26歳。バックに震災ボランティア。
セクハラパワハラ発言の嵐の中、施行される「抽選見合い結婚法案」。矢面に立たされるのは気の強いバツイチ女性大臣。
もっと軽い話なのかと思って切る気満々で見始めたけれども、現代の社会問題を掴みつつ若者の苦痛と押し付けの馬鹿馬鹿しさをたっぷり見せつけてくれそう。
恐らく、みんな、強く強くなっていくんだろうなと思わせてもらえる高橋優の力強い主題歌。
今は辛さしか見えない野村周平くんのキャラが最高にいい。
深夜帯じゃなくてゴールデンにやってほしい気がするけれども、ツッコみドラマに走らず貫いてほしいです。見ます。
朝ドラって最初は面白いのに何故だか途中からダメになるパターンのなんと多いことか…(TT)今作は、最後まで見続けたいですわ。 OPは好印象。サクラさんの表情七変化とドリカムさんの主題歌にはなんだかジワッとくるものがあります。 福ちゃんお薦めのラーメンがいつかあんな風になるのか⁉とか、モデルの方を上手に活かした所もさりげなく入ってるとこも良いですね(^^)
一週間目を見て。前のが嫌いだったせいもあるかもけど、とても楽しいです。やっぱり大阪局のドラマの方が性に合ってるのかも。それ以前に、登場人物の性格がちゃんとしていて癒されます。お姉ちゃんは早死にしてしまう人らしいです。ドラマでは幸せになってほしい。
『このマンガがすごい!』 第1回 森山未來の「うしおととら」 #このマンガがすごい これは面白い!マンガ好きにも役者好きにもたまらないですね。
役者が自分の好きなドラマを自分で構成してオーディションまで行って、キャラになり切って1ページに入り込むという、どこまでが企画だか演技だか分らない系、モキュメンタリー。
テレ東はこういうの、本当に上手いと思います。深夜枠だからこその遊び。
森山未來くん、さすがのモノ作りへのこだわり、楽しませていただきました。
役者さんそれぞれのなり切りがこれから楽しみ。11人と言わず、もっともっと見たいくらいだ。
『ブラックスキャンダル』第1話 初回の印象はよくあるこの枠の復讐ものという感じ……。(ごめんなさい、好き系ではないです)
山口紗弥加さんの初主演は楽しみでした。(でも、正直初回の印象は「モンクリ」の演技の方がずっと恐かったです)
まりかさまとは、そういう関係なのですねぇ……。
お母さんの死因が映像的にかなり恐い。 あんな風に人生メチャメチャにされたのに、そんな程度の復讐でいいの?
復讐がTwitterでツッコめる程度の緩さなのが実はこの枠のイマイチ好きになれないところ(笑)
安藤政信さん目当てで見る予定ではあります!
「アンタはこの店(=お母ちゃん)の後を継ぎ。その方がウチ『ら』も安心や」 言っちゃったよ直ちゃん。学生時代の姉妹喧嘩していた頃には上にあった 小原洋装店=糸子の存在が大きく下落している。これと対になる台詞が 「今の小原呉服店(=お父ちゃん)は仕事選べる立場ちゃうよって」 仕事を取ってきた静子が言えない台詞をアッサリ口にしていた糸子。 直子も姉が言わない本音をアッサリと…。優子が生来は静子寄りな性格という所がミソ。
糸子自身がそうだったように力を付けた娘達は親の代名詞を軽んじ始める。 虎の子もやはり虎!尾を踏んだ側はその自覚すら持たないが踏まれた側は鋭敏に反応。 野獣の視線を若虎達に走らせる!! 『その言い草は何や直子。優子も自分が独立するっちゅう時は泣いて頭下げてきといて 今はそんなか。アンタら自分が上り調子やゆうてエエ気になってるんやないで…』 気が付けば最初に腹を立てた聡子にすっかり肩入れしている糸やんであった…。
善作にせよ糸子にせよ聖人君子ではまったくない。 我が子のためとはいえ、その場の勢いで自分の首を絞める事をして打算もある。 しかし、その結果を受け止める事で年長者の器量を磨いていく。 善作はハルさんの無言の激、糸子は玉枝さんの他界で年長者の自覚を促されるのが重要。 何はともあれ第5週の善作の境地まで来ました糸子。 しかし父の想いを完全に理解するには煮え湯をもう一飲みしなければならない。
イケズと意固地とアホ。その性格の元凶はアンタでしょうが。それはともかく、
見た事も無い時代。しかし、それが全て良いモノとは限らない。 高度経済成長期真っ只中で行われた直子の結婚式。 奈津と糸子はアクシデント発生。静子と優子は直接の描写無しだったので 実は泰蔵兄ちゃんと八重子さん以来なんですね。 しかし善作が高砂を朗々と謳っていたそれと比べて凄い落差。 時代の繁栄に浮かれて皆、何かを忘れている。
糸子自身も時代の渦中にあっては、その例外ではなかった。 昨日、放映分での根回しの際に良い事を言っているように見えますが、 最も受け継がせるべきなのはだんじりに込められた精神である事を失念している。
しかし共に生きた戦前・戦中派が姿を消し始め若い世代は広い世界に羽ばたいていく。 これからは糸子が狭間に置かれる立場。その位置に来る事で見えてくるものがある。
爆笑!爆笑!!大爆笑!!! 鳩が豆鉄砲を食らったようなアホ面に始まり、父の意思を曲解して娘視点の発想も無い 自分を棚に上げた憎々しい顔つきと捨て台詞。最早、完全にヒール。悪は滅び正義が勝つ! 『ワシの優子ちゃんがアホの糸子に勝ちよったで~♪』 善ちゃんが小躍りしている姿が目に浮かぶようです。夫が看板を下ろす場面に立ち合い 涙を流していた千代さんのあっけらかんとした態度が全てを物語る。 姉の面目を保つ事に必死で「家業を継ぐ」と言っていた優子が直子と真剣に向き合い 聡子に居場所を残して外に出る。これこそが引退を決意した善作の行動の本質の再現。 「まるう」だの「小そう」だのと見当外れの台詞を並べ父の行為を自分に都合よく 矮小化させようとした糸子こそが善作の想いを踏みにじった張本人。 善作が可愛がっていた優子を介して、その思いあがりを叩き潰したのが真相。
https://i.imgur.com/LfOPPaX.jpg
十年前、暗い子供部屋を床面主体で映した場面との対比。あの頃は母の真意が 分からず下を向いていた優子が今はそれを真剣に受け止めて上を向き、それが為に 母の期待を裏切らなければならない矛盾にまで目を向ける程、視野を広げている。 片や薄暗い安岡家。母親のはずの糸子の方が視野が狭く狭量な事を示す演出。 (糸子の影にいた優子が光の側に立ち、糸子を影に追いやりだしたという意味もあるが) 一番、ほったらかしにされた直子が物件に込めた想いなんて考えもせずに自分が 全く話してこなかった看板のバックボーンを優子が汲んでくれないと泣き喚いているし、 やんわり優子支持の八重子さんとお婆ちゃんに挟まれた立ち位置、何より里恵似の服装。 映像は語る。「どっちが親やねん!」とツッコミをいれてくれと…。 オノマチより一つ上の新山千春に老けメイクまでさせる徹底ぶり(汗。
「おおきに、お母ちゃん(半泣き)」糸子がパッチ屋修行を許された時の 「おおきに、お父ちゃん(ニコニコ)」と対となる言葉。 才に加え年長者のアドバンテージまで糸子側にあり親子間の力量差が前半より広がった。 優子はこの差を埋めるため挫折の経験を真剣に噛みしめ地道な努力を重ねてきました。 人として成長するのは道理。対して糸子は優子の未熟さがよく見えるからと慢心。 優子が自分と正反対の性格をしている事もあって親の器量を磨く機会が全く無かった。 才に溺れ、力に驕り、人間性において娘にボロ負け…。こんな主人公、見た事が無い!!! まあ私は、この突き放しぶりが大好きな訳ですが(笑。
日本ドラマ史上を見ても、ここまで見事に悲劇と喜劇は紙一重を描き切った作品は無い。 優子視点では王道ストーリーが展開しているのに糸子のカットに切り替わるとお笑い ピカレスクロマン。父に追いつくどころか娘に追い抜かれてしまった小さな器が大爆発! 『お前がワシの真似をしようなんざ100年早いんじゃ!ボケェ!!』 遺影の善ちゃんからツッコミが聞こえてきそうです。 優子の言葉は糸子が第2週の善作の心境をようやく辿った事を示しています。 父の想いを身をもって理解していくのは、まだまだ、これから。 同時に優子との力量差が逆転していく過程で善作は糸子の側に移っていくのですが。
無言で去った父の心境を語った祖母の言葉など体よく忘却の糸子。美大受験の時は優子を 呼びつけて覚悟を問いただし『可哀想なウチ』をアピールして回る様を呆れていたのに、 優子が力をつけたら話し合いもせず『カッコ良う引退するウチ』をアピールして回る。 「覚悟の無い奴が悪い」「自分で考え」「甘えるな」「茶番や、茶番」 自分の言葉が己に返ってこようという時に御満悦。駄目だコイツ。早く何とかしないと。
糸子が忘れてしまった真剣さを持っているのは直子。思いつめた表情、 理想のために東京に拘っているはずなのに心斎橋の物件を詳細に語る超へそ曲り曰く、 「アンタの方が売上が高いんや。アンタ一人でやっていけるやろ!」 かつて清三郎は言った。「姫路の工場、紹介したるわ。ただし、行くんは、お前一人や」 丁稚から松坂家当主まで上り詰めた清三郎。その商才を受け継いだ糸子。 母と異なる天性を持つ直子。彼らの狭間に置かれた『持たざる者』が善作と優子。 「勉強やで」を繰り返した善作のスタンスが『持つ者』の才能に競り勝った瞬間です。
https://i.imgur.com/sY05OCW.jpg
追い風の時にカッコつけるだけなら誰でも出来る。逆風の時こそ人は真価を問われる。 「あんたもホッとしたんかいな?」「しょうもなぁ思っただけや!」 「身内で戦うんはしんどいぞ」「その方がオモロイ」 「姉ちゃんに岸和田から見守られたかて迷惑や」 「お母ちゃんなんか関係ないやん。聡子も自分のやりたい事をしぃや」 直子絡みの描写がこの場面に集約する流れ。ライバルと対等に戦わずして何が面白い? 二年間、助けられた借りを返すべく汚れ役に徹して筋金入りの意地っ張りは言い放つ。 「ウチはアンタが目障りなんや!」 横顔を見やる北村。独りぼっちでビラ配りをしていた時と同じBGMが流れていく(泣。
優子は直子の告白なんか聞いていない。しかし二度目の上京を決意した時の言葉 「あの子の理想をホンマに解って手伝ってやれるのはウチだけや」が本物なら妹の本心が 解るはず。天才・小原直子に相応しい姉なら。千代さんのような本物の母親なら。 直子の感性が才能の代償で赤ん坊並で且つ糸子がアレな性格であったため、この二人は 姉妹でありながら疑似母娘関係(このテンプレが戦時の玉枝さんと奈津)にある。 そこに生まれる『母の力』。里恵が直子にとって自己投影の対象である事に気づけば その描写、全てに意味がある事が分る。眠っている里恵を気遣う意識からギリギリの所で 冷静さを保っている優子を直子から見れば千代さんの立ち位置を基本としつつ 糸子寄りになる。シスコン直子の自立と駄目お姉ちゃんだった優子の成長。
https://i.imgur.com/LWgYqlk.jpg
ソフトパワーはそれ単体では、さしたる意味を持ちませんがハードが一定スペックになると並外れた効果を発揮する。玉枝さんは戦時のどん底から立直り、糸子に追いつくまで止まりでしたが「勉強やで」の限界を極め糸子に肉薄している優子には更なる飛躍の原動力となった。直子の真剣な想いが母と戦う等、考えてもいなかった優子を突き動かし糸子を抜き去って行く様。正に二人なら糸子を超えられる!!
片や自分がライバルとの友情を糧に戦う主人公にぶっ倒されるラスボスポジション とは露知らず感傷に浸る糸子。ここまでアホだと、いっそ清々しい。 善作と糸子では看板を見上げる場面から漂う空気感が全く違う。 善作の時には『朝ドラで、これ程に魅力的な父親は見た事が無い』でしたが 糸子の場合は『朝ドラで、ここまでアホな主人公は見た事が無い』です。 糸やんは結局、自分が痛い目を見るまで解らないタイプ。 機は熟した事を示すがごとき宣告の鐘が鳴る。やったれ優子!
自らを鍛え直し立て直しをはかる糸やんですが劣勢は続く…。
優子が送ってきたデザイン画。封筒裏面には自分と直子の名、宛名は【小原聡子様】と。 優子の性格からして母親を蔑ろにするのは在り得ないので聡子への口止めはマジ(汗。 優子と直子が貪欲に競い合っている時に親の面子に拘りながらオコボレに預かる糸子。 北村のツッコミもマジ(汗×2。ここで四人の特性を纏めてみます。
https://i.imgur.com/jHElRpb.jpg
糸子=大工方商売人。直子=芸術家。聡子=アスリート。優子=母親。 三人の中でも才能の強大さで糸子に匹敵するのは直子だけですが服飾分野への適性度で母や妹に劣る。だからこそ重要なのは直子の糾弾を受けて聡子に助言出来るまでに4、5年を要した優子の経験と努力の蓄積量がダントツという事。そして力の差が無くなった事で千代さん譲りの調整力が糸子を脅かし始める。自分達の後を追いかける形で同じ世界に入ってきた妹の力が未知数であるため慎重に言葉を選ぶ優子。同時に自分の選択が妹の将来に少なからず影響を与える事を自覚するが故の心境の変化が窺える。 『母達に褒められたい』『自分を良くみせよう』 当初、見られた点数稼ぎの意識が無くなり自分と妹の将来を同時に考える思考が自然体で備わっている優子。私が聡子でも相談相手は母より姉になるなぁ…。
糸子にも妹達の将来を考え長女として行動するポイントはありましたが全く動かず、同じ場所で父が土下座までしてくれた事を察しようともしなかった。父の器量にどれだけ甘えてきたかの自覚も無いから歳を重ねてもファザコンを卒業できない。娘の担任達の褒め言葉は聞き流して原口先生が父に鍛えられた生地の目利きを賞賛すると途端に感激。善作の受け売りでお説教、その場凌ぎで娘の事を考えたつもりでも意識は善作に向いてしまう。
https://i.imgur.com/AgeTGy1.jpg
この時期に善作の心境に到達していたのなら物件を押さえ後の展開を自らプロデュース出来ていました。しかし妹の将来を考え自分が外に出た経験が無いから聡子の将来を考えて優子を外に送りだす発想がなくノーアクション。糸子が動かないポイント(場所or人)で今度は直子が動く。彼女には、この時点で後の展開の絵図面が出来上がっていた。直感力では糸子すら凌ぎますが聡子の事を常に気にかけ優子の性格を知り尽していたから可能だった事。そもそも先攻でありながら無為無策の糸子が悪い。 『まあ、姉ちゃんに関してはウチとお母ちゃんでは年季が違いますから』(By直ちゃん) 肝心なのは姉に助けられている現状からの自立、善作と対極の覚悟があるかどうか。 善作は戦前旧世代。直子は戦後新世代。糸子と優子はその過渡期に当たる。 もっとも大切なのは方向性より自分の選択にどれだけの覚悟で臨んでいるかという事。 糸子よ、本物の覚悟を持った人間は旗色が悪くなったからと言って他人に愚痴や 泣き言を言ったり、まして責任を求めるような真似はしないものなのだよ…。
『NHK朝ドラ まんぷく』第1回 #まんぷく 初回の印象はとにかく明るく元気!! 内容は人物紹介というところで王道。 わちゃわちゃした女主人一家が描かれる。
愛菜ちゃんのナレーションは、ちょっと教科書を上手く読む人っぽいなぁと思ったけれども、15分間で慣れた(笑)上手さはさすがです。
キャラクターについてはまだよく分らないものの、『デート』のたくみンっぽいハセヒロさんにはワクワクした。
主題歌とOPは元気を貰えそうだけれども、正直、一度でパッと頭に入ってこない。それよりも、イントロがないことに驚いた。
アバンから続くことが多い朝ドラのイントロ。これが無いって、かなり挑戦的……。
まぁまぁ、楽しそうだなと思える一話目でした。
https://dramablog.cinemarev.net/manpuku-1.html
これまでも「物足りなかったな」とか「結局何が言いたかったのかな」と感じた朝ドラはありましたが、見終わって不快感が残った作品は初めてです(私的には「純と愛」より不快です)。 人物については色々な見方があるので共感できたり自分ゴト化できなくてもいいですが、朝ドラはストーリーに見どころを感じたり納得感があることが必須なのではないかと思います。 この作者にはストーリーは描けず、くうさんが書かれたように、ただくっついたり離れたりの恋愛話を作者のいうところの「アイディア」という名の思いつきで話を展開させて、ポエムなセリフで長々と見せられただけでした。さらに作者の自己顕示が絡んでくるのが始末が悪い。 この作品で視聴者に伝えたい「核となるような思想」はないので、最後は多くの人物に正論を語らせないとドラマが閉じられなかったのでしょう。(得意の「アイディア」はなくひたすら正論をセリフで語るだけ・・・あ~震災を持ってくることが「アイディア」ですか!) 私もこの作者の作品は二度と見たくありません。
『SUITS/スーツ』第1話 #ドラマスーツ #スーツ
バディものは好き系だし、主演の2人も好きだし、特に中島裕翔は大好きなんだけれども、何となく間延びした初回延長SP.
まぁ、初回延長SPの違和感は、2回目からが本番だから(って、じゃあ延長しなければいいのに(笑))。
クセモノ甲斐と、頭がいいのに単純で世渡り下手すぎる大貴との出会いの経緯は面白かったけれども、初回はそこ中心に1時間でキャラ紹介した方が入り込みやすかった気がする。
まぁ……様子見で。
とりあえず裕翔のキャラはとても良かった。だけに、将来的にはこの経歴詐称がバレちゃうんだろうなぁっと思うと今からドンヨリ。
『不惑のスクラム』第6話 #不惑のスクラム
マルさんがみんなの事を心配し、みんなの中に適度に入り込んで背中を押してきたからこその、ここ。
「プライバシーに踏み込むのか」ですよね。
マルさんが人の繋がりを大切にしていることが伝わったから、だからマルさんは冷たく妻子を切り捨てたわけではない、きっと絶対に会いたいに決まっていると信じられる。
ラグビーが好きで、それがみんなの居場所になったように、マルさんの心癒せる場を戻してあげたい。
麦田くんは、もういいの?……と思いつつも……
これがまた「ヤンチャーズ」の絆をますます固くするのだろうなと。
そう思えます。
個人的には、「痴漢は冤罪だった、相手は先に掴みかかってきた」その真実は本当はみんなにシッカリ知ってほしいのだけど……それを言ったら無粋なんだろうな。
『NHK朝ドラ まんぷく』第6回まで #まんぷく
一週間が終って、個人的には4話目からグッと惹きつけられ、5話6話とそれは続いています。
今は先が楽しみで仕方ありません。
モデルの人の設定が違うことは多少は目に入ってきますが、今のところは気にはなりません。(まだ萬平さんの設定がよく分っていないので……)過去の女など出てこない方向でよろしくお願いしたいです。
とにかく……ファンの贔屓ってことで言わせていただければ、
この長谷川さん、最高ですよね!??
とりあえず、この長谷川さんが見られるだけで、見る価値のある一週間でした。
(それは、容姿がカッコ良いとかセクシーだとか、そういうことではなく。
こういうキャラクターを演技を見たくてワクワクした一週間でした。それが「役者」を素敵に見せてくれるということですよね)
主題歌のドリカム「あなたとトゥラッタッタ♪」は、さまざまな苦難を乗り越えて戦後の昭和を駆け抜けるだろうヒロイン夫婦の背中を押すのに最高の曲だと思います。
このワクワクが続く半年でありますように。
https://dramablog.cinemarev.net/manpuku-6.html
『結婚相手は抽選で』第1話 #結婚相手は抽選で
これはーー設定から展開まで面白かったです!
主人公は潔癖症の26歳。バックに震災ボランティア。
セクハラパワハラ発言の嵐の中、施行される「抽選見合い結婚法案」。矢面に立たされるのは気の強いバツイチ女性大臣。
もっと軽い話なのかと思って切る気満々で見始めたけれども、現代の社会問題を掴みつつ若者の苦痛と押し付けの馬鹿馬鹿しさをたっぷり見せつけてくれそう。
恐らく、みんな、強く強くなっていくんだろうなと思わせてもらえる高橋優の力強い主題歌。
今は辛さしか見えない野村周平くんのキャラが最高にいい。
深夜帯じゃなくてゴールデンにやってほしい気がするけれども、ツッコみドラマに走らず貫いてほしいです。見ます。
朝ドラって最初は面白いのに何故だか途中からダメになるパターンのなんと多いことか…(TT)今作は、最後まで見続けたいですわ。
OPは好印象。サクラさんの表情七変化とドリカムさんの主題歌にはなんだかジワッとくるものがあります。
福ちゃんお薦めのラーメンがいつかあんな風になるのか⁉とか、モデルの方を上手に活かした所もさりげなく入ってるとこも良いですね(^^)
一週間目を見て。前のが嫌いだったせいもあるかもけど、とても楽しいです。やっぱり大阪局のドラマの方が性に合ってるのかも。それ以前に、登場人物の性格がちゃんとしていて癒されます。お姉ちゃんは早死にしてしまう人らしいです。ドラマでは幸せになってほしい。
『このマンガがすごい!』 第1回 森山未來の「うしおととら」 #このマンガがすごい
これは面白い!マンガ好きにも役者好きにもたまらないですね。
役者が自分の好きなドラマを自分で構成してオーディションまで行って、キャラになり切って1ページに入り込むという、どこまでが企画だか演技だか分らない系、モキュメンタリー。
テレ東はこういうの、本当に上手いと思います。深夜枠だからこその遊び。
森山未來くん、さすがのモノ作りへのこだわり、楽しませていただきました。
役者さんそれぞれのなり切りがこれから楽しみ。11人と言わず、もっともっと見たいくらいだ。
『ブラックスキャンダル』第1話
初回の印象はよくあるこの枠の復讐ものという感じ……。(ごめんなさい、好き系ではないです)
山口紗弥加さんの初主演は楽しみでした。(でも、正直初回の印象は「モンクリ」の演技の方がずっと恐かったです)
まりかさまとは、そういう関係なのですねぇ……。
お母さんの死因が映像的にかなり恐い。
あんな風に人生メチャメチャにされたのに、そんな程度の復讐でいいの?
復讐がTwitterでツッコめる程度の緩さなのが実はこの枠のイマイチ好きになれないところ(笑)
安藤政信さん目当てで見る予定ではあります!
「アンタはこの店(=お母ちゃん)の後を継ぎ。その方がウチ『ら』も安心や」
言っちゃったよ直ちゃん。学生時代の姉妹喧嘩していた頃には上にあった
小原洋装店=糸子の存在が大きく下落している。これと対になる台詞が
「今の小原呉服店(=お父ちゃん)は仕事選べる立場ちゃうよって」
仕事を取ってきた静子が言えない台詞をアッサリ口にしていた糸子。
直子も姉が言わない本音をアッサリと…。優子が生来は静子寄りな性格という所がミソ。
糸子自身がそうだったように力を付けた娘達は親の代名詞を軽んじ始める。
虎の子もやはり虎!尾を踏んだ側はその自覚すら持たないが踏まれた側は鋭敏に反応。
野獣の視線を若虎達に走らせる!!
『その言い草は何や直子。優子も自分が独立するっちゅう時は泣いて頭下げてきといて
今はそんなか。アンタら自分が上り調子やゆうてエエ気になってるんやないで…』
気が付けば最初に腹を立てた聡子にすっかり肩入れしている糸やんであった…。
善作にせよ糸子にせよ聖人君子ではまったくない。
我が子のためとはいえ、その場の勢いで自分の首を絞める事をして打算もある。
しかし、その結果を受け止める事で年長者の器量を磨いていく。
善作はハルさんの無言の激、糸子は玉枝さんの他界で年長者の自覚を促されるのが重要。
何はともあれ第5週の善作の境地まで来ました糸子。
しかし父の想いを完全に理解するには煮え湯をもう一飲みしなければならない。
イケズと意固地とアホ。その性格の元凶はアンタでしょうが。それはともかく、
見た事も無い時代。しかし、それが全て良いモノとは限らない。
高度経済成長期真っ只中で行われた直子の結婚式。
奈津と糸子はアクシデント発生。静子と優子は直接の描写無しだったので
実は泰蔵兄ちゃんと八重子さん以来なんですね。
しかし善作が高砂を朗々と謳っていたそれと比べて凄い落差。
時代の繁栄に浮かれて皆、何かを忘れている。
糸子自身も時代の渦中にあっては、その例外ではなかった。
昨日、放映分での根回しの際に良い事を言っているように見えますが、
最も受け継がせるべきなのはだんじりに込められた精神である事を失念している。
しかし共に生きた戦前・戦中派が姿を消し始め若い世代は広い世界に羽ばたいていく。
これからは糸子が狭間に置かれる立場。その位置に来る事で見えてくるものがある。
爆笑!爆笑!!大爆笑!!!
鳩が豆鉄砲を食らったようなアホ面に始まり、父の意思を曲解して娘視点の発想も無い
自分を棚に上げた憎々しい顔つきと捨て台詞。最早、完全にヒール。悪は滅び正義が勝つ!
『ワシの優子ちゃんがアホの糸子に勝ちよったで~♪』
善ちゃんが小躍りしている姿が目に浮かぶようです。夫が看板を下ろす場面に立ち合い
涙を流していた千代さんのあっけらかんとした態度が全てを物語る。
姉の面目を保つ事に必死で「家業を継ぐ」と言っていた優子が直子と真剣に向き合い
聡子に居場所を残して外に出る。これこそが引退を決意した善作の行動の本質の再現。
「まるう」だの「小そう」だのと見当外れの台詞を並べ父の行為を自分に都合よく
矮小化させようとした糸子こそが善作の想いを踏みにじった張本人。
善作が可愛がっていた優子を介して、その思いあがりを叩き潰したのが真相。
https://i.imgur.com/LfOPPaX.jpg
十年前、暗い子供部屋を床面主体で映した場面との対比。あの頃は母の真意が
分からず下を向いていた優子が今はそれを真剣に受け止めて上を向き、それが為に
母の期待を裏切らなければならない矛盾にまで目を向ける程、視野を広げている。
片や薄暗い安岡家。母親のはずの糸子の方が視野が狭く狭量な事を示す演出。
(糸子の影にいた優子が光の側に立ち、糸子を影に追いやりだしたという意味もあるが)
一番、ほったらかしにされた直子が物件に込めた想いなんて考えもせずに自分が
全く話してこなかった看板のバックボーンを優子が汲んでくれないと泣き喚いているし、
やんわり優子支持の八重子さんとお婆ちゃんに挟まれた立ち位置、何より里恵似の服装。
映像は語る。「どっちが親やねん!」とツッコミをいれてくれと…。
オノマチより一つ上の新山千春に老けメイクまでさせる徹底ぶり(汗。
「おおきに、お母ちゃん(半泣き)」糸子がパッチ屋修行を許された時の
「おおきに、お父ちゃん(ニコニコ)」と対となる言葉。
才に加え年長者のアドバンテージまで糸子側にあり親子間の力量差が前半より広がった。
優子はこの差を埋めるため挫折の経験を真剣に噛みしめ地道な努力を重ねてきました。
人として成長するのは道理。対して糸子は優子の未熟さがよく見えるからと慢心。
優子が自分と正反対の性格をしている事もあって親の器量を磨く機会が全く無かった。
才に溺れ、力に驕り、人間性において娘にボロ負け…。こんな主人公、見た事が無い!!!
まあ私は、この突き放しぶりが大好きな訳ですが(笑。
日本ドラマ史上を見ても、ここまで見事に悲劇と喜劇は紙一重を描き切った作品は無い。
優子視点では王道ストーリーが展開しているのに糸子のカットに切り替わるとお笑い
ピカレスクロマン。父に追いつくどころか娘に追い抜かれてしまった小さな器が大爆発!
『お前がワシの真似をしようなんざ100年早いんじゃ!ボケェ!!』
遺影の善ちゃんからツッコミが聞こえてきそうです。
優子の言葉は糸子が第2週の善作の心境をようやく辿った事を示しています。
父の想いを身をもって理解していくのは、まだまだ、これから。
同時に優子との力量差が逆転していく過程で善作は糸子の側に移っていくのですが。
無言で去った父の心境を語った祖母の言葉など体よく忘却の糸子。美大受験の時は優子を
呼びつけて覚悟を問いただし『可哀想なウチ』をアピールして回る様を呆れていたのに、
優子が力をつけたら話し合いもせず『カッコ良う引退するウチ』をアピールして回る。
「覚悟の無い奴が悪い」「自分で考え」「甘えるな」「茶番や、茶番」
自分の言葉が己に返ってこようという時に御満悦。駄目だコイツ。早く何とかしないと。
糸子が忘れてしまった真剣さを持っているのは直子。思いつめた表情、
理想のために東京に拘っているはずなのに心斎橋の物件を詳細に語る超へそ曲り曰く、
「アンタの方が売上が高いんや。アンタ一人でやっていけるやろ!」
かつて清三郎は言った。「姫路の工場、紹介したるわ。ただし、行くんは、お前一人や」
丁稚から松坂家当主まで上り詰めた清三郎。その商才を受け継いだ糸子。
母と異なる天性を持つ直子。彼らの狭間に置かれた『持たざる者』が善作と優子。
「勉強やで」を繰り返した善作のスタンスが『持つ者』の才能に競り勝った瞬間です。
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追い風の時にカッコつけるだけなら誰でも出来る。逆風の時こそ人は真価を問われる。
「あんたもホッとしたんかいな?」「しょうもなぁ思っただけや!」
「身内で戦うんはしんどいぞ」「その方がオモロイ」
「姉ちゃんに岸和田から見守られたかて迷惑や」
「お母ちゃんなんか関係ないやん。聡子も自分のやりたい事をしぃや」
直子絡みの描写がこの場面に集約する流れ。ライバルと対等に戦わずして何が面白い?
二年間、助けられた借りを返すべく汚れ役に徹して筋金入りの意地っ張りは言い放つ。
「ウチはアンタが目障りなんや!」
横顔を見やる北村。独りぼっちでビラ配りをしていた時と同じBGMが流れていく(泣。
優子は直子の告白なんか聞いていない。しかし二度目の上京を決意した時の言葉
「あの子の理想をホンマに解って手伝ってやれるのはウチだけや」が本物なら妹の本心が
解るはず。天才・小原直子に相応しい姉なら。千代さんのような本物の母親なら。
直子の感性が才能の代償で赤ん坊並で且つ糸子がアレな性格であったため、この二人は
姉妹でありながら疑似母娘関係(このテンプレが戦時の玉枝さんと奈津)にある。
そこに生まれる『母の力』。里恵が直子にとって自己投影の対象である事に気づけば
その描写、全てに意味がある事が分る。眠っている里恵を気遣う意識からギリギリの所で
冷静さを保っている優子を直子から見れば千代さんの立ち位置を基本としつつ
糸子寄りになる。シスコン直子の自立と駄目お姉ちゃんだった優子の成長。
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ソフトパワーはそれ単体では、さしたる意味を持ちませんがハードが一定スペックになると並外れた効果を発揮する。玉枝さんは戦時のどん底から立直り、糸子に追いつくまで止まりでしたが「勉強やで」の限界を極め糸子に肉薄している優子には更なる飛躍の原動力となった。直子の真剣な想いが母と戦う等、考えてもいなかった優子を突き動かし糸子を抜き去って行く様。正に二人なら糸子を超えられる!!
片や自分がライバルとの友情を糧に戦う主人公にぶっ倒されるラスボスポジション
とは露知らず感傷に浸る糸子。ここまでアホだと、いっそ清々しい。
善作と糸子では看板を見上げる場面から漂う空気感が全く違う。
善作の時には『朝ドラで、これ程に魅力的な父親は見た事が無い』でしたが
糸子の場合は『朝ドラで、ここまでアホな主人公は見た事が無い』です。
糸やんは結局、自分が痛い目を見るまで解らないタイプ。
機は熟した事を示すがごとき宣告の鐘が鳴る。やったれ優子!
自らを鍛え直し立て直しをはかる糸やんですが劣勢は続く…。
優子が送ってきたデザイン画。封筒裏面には自分と直子の名、宛名は【小原聡子様】と。
優子の性格からして母親を蔑ろにするのは在り得ないので聡子への口止めはマジ(汗。
優子と直子が貪欲に競い合っている時に親の面子に拘りながらオコボレに預かる糸子。
北村のツッコミもマジ(汗×2。ここで四人の特性を纏めてみます。
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糸子=
大工方商売人。直子=芸術家。聡子=アスリート。優子=母親。三人の中でも才能の強大さで糸子に匹敵するのは直子だけですが服飾分野への適性度で母や妹に劣る。だからこそ重要なのは直子の糾弾を受けて聡子に助言出来るまでに4、5年を要した優子の経験と努力の蓄積量がダントツという事。そして力の差が無くなった事で千代さん譲りの調整力が糸子を脅かし始める。自分達の後を追いかける形で同じ世界に入ってきた妹の力が未知数であるため慎重に言葉を選ぶ優子。同時に自分の選択が妹の将来に少なからず影響を与える事を自覚するが故の心境の変化が窺える。
『母達に褒められたい』『自分を良くみせよう』
当初、見られた点数稼ぎの意識が無くなり自分と妹の将来を同時に考える思考が自然体で備わっている優子。私が聡子でも相談相手は母より姉になるなぁ…。
糸子にも妹達の将来を考え長女として行動するポイントはありましたが全く動かず、同じ場所で父が土下座までしてくれた事を察しようともしなかった。父の器量にどれだけ甘えてきたかの自覚も無いから歳を重ねてもファザコンを卒業できない。娘の担任達の褒め言葉は聞き流して原口先生が父に鍛えられた生地の目利きを賞賛すると途端に感激。善作の受け売りでお説教、その場凌ぎで娘の事を考えたつもりでも意識は善作に向いてしまう。
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この時期に善作の心境に到達していたのなら物件を押さえ後の展開を自らプロデュース出来ていました。しかし妹の将来を考え自分が外に出た経験が無いから聡子の将来を考えて優子を外に送りだす発想がなくノーアクション。糸子が動かないポイント(場所or人)で今度は直子が動く。彼女には、この時点で後の展開の絵図面が出来上がっていた。直感力では糸子すら凌ぎますが聡子の事を常に気にかけ優子の性格を知り尽していたから可能だった事。そもそも先攻でありながら無為無策の糸子が悪い。
『まあ、姉ちゃんに関してはウチとお母ちゃんでは年季が違いますから』(By直ちゃん)
肝心なのは姉に助けられている現状からの自立、善作と対極の覚悟があるかどうか。
善作は戦前旧世代。直子は戦後新世代。糸子と優子はその過渡期に当たる。
もっとも大切なのは方向性より自分の選択にどれだけの覚悟で臨んでいるかという事。
糸子よ、本物の覚悟を持った人間は旗色が悪くなったからと言って他人に愚痴や
泣き言を言ったり、まして責任を求めるような真似はしないものなのだよ…。
『NHK朝ドラ まんぷく』第1回 #まんぷく
初回の印象はとにかく明るく元気!!
内容は人物紹介というところで王道。
わちゃわちゃした女主人一家が描かれる。
愛菜ちゃんのナレーションは、ちょっと教科書を上手く読む人っぽいなぁと思ったけれども、15分間で慣れた(笑)上手さはさすがです。
キャラクターについてはまだよく分らないものの、『デート』のたくみンっぽいハセヒロさんにはワクワクした。
主題歌とOPは元気を貰えそうだけれども、正直、一度でパッと頭に入ってこない。それよりも、イントロがないことに驚いた。
アバンから続くことが多い朝ドラのイントロ。これが無いって、かなり挑戦的……。
まぁまぁ、楽しそうだなと思える一話目でした。
https://dramablog.cinemarev.net/manpuku-1.html
これまでも「物足りなかったな」とか「結局何が言いたかったのかな」と感じた朝ドラはありましたが、見終わって不快感が残った作品は初めてです(私的には「純と愛」より不快です)。
人物については色々な見方があるので共感できたり自分ゴト化できなくてもいいですが、朝ドラはストーリーに見どころを感じたり納得感があることが必須なのではないかと思います。
この作者にはストーリーは描けず、くうさんが書かれたように、ただくっついたり離れたりの恋愛話を作者のいうところの「アイディア」という名の思いつきで話を展開させて、ポエムなセリフで長々と見せられただけでした。さらに作者の自己顕示が絡んでくるのが始末が悪い。
この作品で視聴者に伝えたい「核となるような思想」はないので、最後は多くの人物に正論を語らせないとドラマが閉じられなかったのでしょう。(得意の「アイディア」はなくひたすら正論をセリフで語るだけ・・・あ~震災を持ってくることが「アイディア」ですか!)
私もこの作者の作品は二度と見たくありません。