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「ゲゲゲの鬼太郎」誕生。…と言っても作品のバックボーンは さんざん描いてきたので主題歌やタイトルで茂は少し悩んでいる程度。 妹いずみの青春とそこに関わる布美枝の話に比重が置かれる。
姉よりも早く運転免許を取得していて、村井家の中に居場所を確保。 若いアシスタントや編集者にもモテモテと『私って東京でも上手くやれてるじゃん』。 上京ウキウキなんて半日だけだった布美枝は 東京の眩しい所しか見えていない妹にどう接したらいいか解らない。 こういう時にプレブシムスが居たら…と思ってしまうけど 結局は自身の経験を元にして自分がそのポジションに来るしか無い。
いずみは改修前の幽霊屋敷のようだった村井家を知らない。 布美枝が不器用で要領が悪く自分が要領よくこなせてしまう事もなかなか出来ず、 自分からは年が離れすぎた姉達にコンプレックスを抱いてきた事も知らない。 でも悶々とした想いを抱きながら腐らず地道にきた中で培われた粘り強さがある。
「私なら逃げ帰っとるよ」「他に道がなかったけん」
そういう考え方が出来る事自体が強さだろう。 布美枝は悩んだり涙を流すことはあっても「帰りたい」と嘆いた事は一回も無い。 布美枝が上京した源さんにタンカを切ったのに対して いずみは初恋や一時の夢に別れを告げて源さんの所に戻るのであった。
『G線上のあなたと私』第8話 #G線上のあなたと私 恋愛至上主義ではなく人間愛に溢れていて、でも、恋愛面でもドキドキさせてくれる、何なのこの作り。「神様はどS」の神様はこのドラマのスタッフですよね。
それぞれの家族が見守る3人コンサート。きちんと家族も絡めて描いて来たから、エピソードの集大成のように泣ける。最高のG線。
まお先生にも気持ちが伝わり、ヴァイオリンは全員を救った。
大人になっても回り道でも、こんな出会いはあるのだという希望を持たせてくれる。クリスマス前にこれほどの贅沢はあるだろうか。
このドラマから充分に幸せを貰えているからこそ、ヒロインの恋も全力押しで応援できる。
……のに来週なのね。
「天国か地獄か」考えてしまうのは年の差かな。理人くんとヤエちゃんの恋も、幸恵さんも、3人のヴァイオリンも、まだまだ見続けたいし応援したい。この人たちの未来をずっと祈りたい。こんなドラマ、久しぶり。
『まだ結婚できない男』第9話 #まだ結婚できない男 桑野さんがいつも通り得意げにうんちく垂れて、有希江さんが自分のやり方を主張して、桑野さんに新たな発見が味わえるという、もんじゃ焼きシーンが絶品。
結局、誰も人の事を思い込みや見かけでしか判断しておらず、有希江さんだけがフラットに物を見ているから楽しめるという……もったいないよねぇ、狭い見識で人生を生きていると。
もっとも、桑野さんが人にそう思わせる言動をしているから仕方ないんだけれど。前シーズンから桑野さんを見てきた視聴者だからこそ、つい贔屓目に見てしまう(もう母目線(爆))
まどか先生にも若干桑野の血が流れている感じがあるから、最終的には、まどか先生と一緒になってしまうんだろうな。(私は有希江さんがいいなーー)
とにかく、タツオがおもちちゃんと近づけて良かった(笑)
『シャーロック』第9話 #シャーロック もしかしたら、このドラマ初?のワンシチュエーション展開。ちょっと舞台的で面白かった。イケメンに囲まれるテーブルは事件無関係に見応えある(笑)
怨恨以外では、人が人を殺してしまう理由は些細なことが多くて、そういう時には解決後に伴う後悔の痛みが大きい。
クイズのように楽しそうに事件を解く主人公たちと、秘密を抱えた厨房との風景の差。真実が明るみにされたところで、誰も救われない。
心中しようとしていた夫婦は、これを切っ掛けに何か生きる目的を掴むかしら。断たれる命もあるのなら、つがみついて生きてみるのもまた運命。
最終回近くて寂しいな。(個人的にはモリヤはあまりどうでもいい(笑))
死役所は、朝も夜もなく、体は痛みを感じず疲れないしお腹も空かない と、どこかで言っていたはず。 現世で罪を犯して死刑になった人が、成仏できずにひたすら労働しているのが、この死役所。
イシ間さんは、おそらく何十年も前にこの役所に来て、他殺課の担当としてたくさんの死者と出会ってきた。 他殺課にくる人は、以前の食堂の店主三浦貴大さんのように、何者かに理不尽に未来を絶たれてしまった人だ。 殺された理由も自分を殺した相手も分からないこともあるかもしれないし、 なかには(次の話のように)幼い子どもが虐待された末…ということもあるだろう。
イシ間さんは、その境遇に、一緒に涙してしまうような人。
イシ間さんは、自分の罪に本来の意味での反省はしていないかもしれないけれども、 長く死者と向かい合ってきたことで、命の重みとか生きる意味とか(こうして書くと陳腐だ) 何か大事なことを学んだのではないかな。
滅多に出ない、成仏の辞令。 成仏の扉を開くまでは、天国か地獄かはまだ分からない。 他殺課に来たいじめっこ中学生は地獄だった。
死刑になるほどの罪を犯した人が、死に向かい合って、次のステップへ進むための場なのかもしれない。
(原作では、少年2人を殺害したのは畑を荒らしたからだと主張し、ミチのために真実を隠したまま、刑を執行されたことが描かれている。) ミチが、認知症とはいえ、結婚して変わった姓ではなく「石間」と書いたのは、 戸籍上は養子縁組をしないままだったかもしれないけれど、 自分は「おじちゃんの娘」だとの想いがあったのだと思う。 幸せな姿をおじちゃんに見せることができて、石間ミチに戻ったんだろうな。
イシ間さんにとっても、ミチに再会できて、もう心残りもなくなった。 そのタイミングでの辞令よ。
金栗が明治のジジィなら、アンタらは昭和のオヤジだろうが…。 勝ち誇って去っていく川野。 オリンピックをダシにされたが、国の発展に結び付けたのも事実であり 21世紀の東京オリンピックに関わる政治家連中より骨のある男なのも確か。
一番、可哀想なのは名と実をそれぞれ川野と田畑に持っていかれている東さんでは? 活気に満ちた裏委員会を眩しそうに眺める姿は高度経済成長期の影にいた サラリーマン(「蒸発」という言葉がこの頃に生まれた)の象徴的。
女子体育の発展も並行して描かれ、男も女も濃かった活気あふれる時代。
美川…ほんと、不死鳥となって、是非もう一度!五りんも、こんなに重要な出演者とは、前半では全く思いもしなかったのに…どうやら、最終回まで活躍?なら、妙に、不思議な魅力の美川にも、再出場して欲しいなあ…と、くうさんの感想拝読後の感想。さて、いよいよ、一所懸命役作りされたと新聞で明言されている、あの方が、いだてん登場!いよおっ!三谷幸喜!待ってました!!じゃんねえ〜〜!
第4&5回とキャラのバックボーン掘り下げに重点を置いた話が続く。
沢村は悶々と過ちを悔いているだけではなく被害者遺族会と連携を取っていた! 敦子の性格に頑なというか、強情なところがあるのは多分、母譲りなのでしょうが 両親健在だったのか⇒家出した理由も帰らない理由も納得。
「親子の問題に他人が口を挟まないでください!」
お腹の子供に対する気遣いゼロの毒っぷりが強くて 傍にいる亭主がブレーキや妻と娘の緩衝材になれないから第三者が入るのよ。 自分の無力さに対する自覚は一応、持っている父親は 大岡裁きのでんでんに頭を下げる。 ラスト3回だし、そろそろ敦子さんは救われて欲しい。
それにしてもメイクニュースって名誉棄損で訴えられるレベル。 厳罰を報道して、それこそ社会への抑止力にした方が良いのでは?
『歪んだ波紋』第5回 「逮捕」 #歪んだ波紋 私は「毒親」という言葉は基本嫌いだし、どんな親だって人間が未熟ななりに子どもに向き合っているから仕方ないと思っている(現行の朝ドラ父だって毒親だとは思わない)けれども、今回は久しぶりに「毒 親」を見たわ。
夫を事故で失った娘の心を思いやることもなく、「みっともない」「隣のケイコちゃんはちゃんとやってる」とか言う実家に誰が帰るか。性格腐りすぎ。
クリーニング屋のでんでんさんがカッコ良くて泣きそうだった。まさに地獄に仏の体現(死役所の人(笑))
娘が顔向けできないと思う「世間」とは。読者が知りたい「社会」とは一体何なのか。
記事の私物化も何も。敦子が犯人かもしれないという誤報を書かせて掲載したのは会社なのだから会社が責任を取るのが当然だ。
ネットですらスキャンダルの拡散に比べて訂正の拡散は広がらない。いや、ほぼない。ネットをやっていない「社会」では紙面の情報が全てだ。誤報の訂正は新聞の義務。
ニセニュースサイトがやっと一つ潰れた。ニセ情報を拡散する輩がどう落とし前つけてくれるのか…楽しみ。
『赤ひげ2』第5回 #赤ひげ2 #赤ひげ 「幸せとは、なりふり構わず足掻いた人間だけが得られるもの」そういう事かも知れない。それって、ある種のあきらめを享受するということで、才能を捨てざるをえなくなって生きるために他の選択をするのはどんなに辛いか。
理不尽な人生。それでも、生きていく。手の中に残るのは女房だけ。それだけの価値ある愛を貰って来たからこそ出来ること。
苦しいけれども温かい。今回もそういう話。およねの成長を見守り、よく出来た味噌汁に微笑む赤ひげ先生が最高に良い。
『リカ』第8話 #リカ 最終回 リカの最後の邪魔者は「あなた以外」リカ、優しい。「死ねばいい」って言われなくて済むらしい、私(爆) 警察、花山病院の時からずっと無能すぎて、やっと役に立ったと思ったらこんな結末(笑)
ラストは引っ越し荷物の中から出て来てくれるとより楽しかった(笑)
こんな結末なんだろうなとは予想していたけれども面白かった。とにかくホラー演出と、役者さん、特に高岡早紀さんのリカが怪演、最高すぎた!
これからは高岡さんを見るたびに28歳なんだなと思うようにします。
久々に楽しいオトナの土ドラをありがとう。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第7回 #ミスジコチョー ほうかさんだけに、始めから上司が怪しさMaxなわけだけれど、何だか切ない結末になったなぁ。この上司も忙しさでどんどん心が貧しくなっていったのだろうけれど、死人に口なしで人に罪を被せる事は最低の罪悪だわ。
上司はやりたい仕事というわけではなかった。部下はやりたい仕事で夢があり、前向きに仕事にまい進していた。結果、知らない内にやり過ぎ状態になり過労死。ミスは無かった。なのに死んでから過重労働でミスをしたように見せかけられた。
本人はもしかしたら好きな仕事を最後まで出来て、過労でも悔いはなかったかも知れない。しかしその功績を讃えられるどころかミスを押し付けるなんて許せない。きちんと真実を知って貰えて良かった。
「ニセベテラン」という言葉は初めて聞いた。いい得て妙!
『4分間のマリーゴールド』第7話 #4分間のマリーゴールド Twitterで直江直江騒いで、 #真田丸 を見ていなかった方々、すいません……。そういえばパパは直江だったと思いだした。(母は生きてる設定も忘れてた(笑))
両親が再婚して、継父が亡くなってから、兄弟たちのために父親代わりになろうと頑張ってきた廉兄の話だった。恋も捨てて面倒見て来たんだねぇ。
しかし母も生きているということで、経済的にはそれほど困窮していなかったんだろうと思われる。「大学」に拘るあまり、「大学とは自分がやりたい事をする所」という考えがすっぽりと抜けているよう……。
絵を描こうが料理を作ろうが、卒業すれば学士を取る事ができるのが大学という所。調理師免許も管理栄養士も取れる大学もあるので、そこから話し合うべきだったのではーーと普通に考えてしまいました^;
弟を好き過ぎる廉兄の気持ちは伝わった。みんなもう大人なので、これからは自由に生きるといいよね。
ってことで、次は母が戻ってくる。
父と娘の噛み合わない言い合い…なんか…なんでこんな風に取り入れるんだろう…って、思った。喜美子は結局、家から出ていかず……。とりあえず、父も、そんな娘を容認していて、火祭。そっか…喜美子は、ちゃんと、自分は今後も大丈夫って、両親に話すべきだったのに、父親譲りの性格で、上手く説得することが出来ず…。ふうむ…。くうさんの感想拝読させて頂き、やっと、少し、制作サイドの思いが分かった。さすが!!!くうさん、すごいなあ……。
「悪魔くん」特撮番組として復活。 昭和41年は「ウルトラQ」等もヒットしていた頃で、 (特撮技術では負けるにせよ)、怖めの雰囲気の作品の人気がうかがえます。
プレブシムスからの連絡は電報だけだったり俳優のスケジュール都合がつかない 残念な人もいますが「悪魔くん」執筆時の中森さんや富田(元)所長といった 懐かしい面々の登場は、やはり嬉しい。 しかし家族で観終った後、茂が真っ先に連絡を入れたのは 茂の存在が最近、遠くなっていくのを感じていた戌井さんなのでした。
「アンタの編集者としての目に狂いは無かった…」
電話の後には妻の肩に手をやる茂。渾身の作品が全く認められず、 漫画家の道を諦めかけた時に支えてくれたのは、この二人。 「ロッキー」等を観ていても思うのは、男が大成するための秘訣は いい女房といい友達を持つ事なんじゃないかと。
「ゲゲゲの鬼太郎」誕生。…と言っても作品のバックボーンは
さんざん描いてきたので主題歌やタイトルで茂は少し悩んでいる程度。
妹いずみの青春とそこに関わる布美枝の話に比重が置かれる。
姉よりも早く運転免許を取得していて、村井家の中に居場所を確保。
若いアシスタントや編集者にもモテモテと『私って東京でも上手くやれてるじゃん』。
上京ウキウキなんて半日だけだった布美枝は
東京の眩しい所しか見えていない妹にどう接したらいいか解らない。
こういう時にプレブシムスが居たら…と思ってしまうけど
結局は自身の経験を元にして自分がそのポジションに来るしか無い。
いずみは改修前の幽霊屋敷のようだった村井家を知らない。
布美枝が不器用で要領が悪く自分が要領よくこなせてしまう事もなかなか出来ず、
自分からは年が離れすぎた姉達にコンプレックスを抱いてきた事も知らない。
でも悶々とした想いを抱きながら腐らず地道にきた中で培われた粘り強さがある。
「私なら逃げ帰っとるよ」「他に道がなかったけん」
そういう考え方が出来る事自体が強さだろう。
布美枝は悩んだり涙を流すことはあっても「帰りたい」と嘆いた事は一回も無い。
布美枝が上京した源さんにタンカを切ったのに対して
いずみは初恋や一時の夢に別れを告げて源さんの所に戻るのであった。
『G線上のあなたと私』第8話 #G線上のあなたと私
恋愛至上主義ではなく人間愛に溢れていて、でも、恋愛面でもドキドキさせてくれる、何なのこの作り。「神様はどS」の神様はこのドラマのスタッフですよね。
それぞれの家族が見守る3人コンサート。きちんと家族も絡めて描いて来たから、エピソードの集大成のように泣ける。最高のG線。
まお先生にも気持ちが伝わり、ヴァイオリンは全員を救った。
大人になっても回り道でも、こんな出会いはあるのだという希望を持たせてくれる。クリスマス前にこれほどの贅沢はあるだろうか。
このドラマから充分に幸せを貰えているからこそ、ヒロインの恋も全力押しで応援できる。
……のに来週なのね。
「天国か地獄か」考えてしまうのは年の差かな。理人くんとヤエちゃんの恋も、幸恵さんも、3人のヴァイオリンも、まだまだ見続けたいし応援したい。この人たちの未来をずっと祈りたい。こんなドラマ、久しぶり。
『まだ結婚できない男』第9話 #まだ結婚できない男
桑野さんがいつも通り得意げにうんちく垂れて、有希江さんが自分のやり方を主張して、桑野さんに新たな発見が味わえるという、もんじゃ焼きシーンが絶品。
結局、誰も人の事を思い込みや見かけでしか判断しておらず、有希江さんだけがフラットに物を見ているから楽しめるという……もったいないよねぇ、狭い見識で人生を生きていると。
もっとも、桑野さんが人にそう思わせる言動をしているから仕方ないんだけれど。前シーズンから桑野さんを見てきた視聴者だからこそ、つい贔屓目に見てしまう(もう母目線(爆))
まどか先生にも若干桑野の血が流れている感じがあるから、最終的には、まどか先生と一緒になってしまうんだろうな。(私は有希江さんがいいなーー)
とにかく、タツオがおもちちゃんと近づけて良かった(笑)
『シャーロック』第9話 #シャーロック
もしかしたら、このドラマ初?のワンシチュエーション展開。ちょっと舞台的で面白かった。イケメンに囲まれるテーブルは事件無関係に見応えある(笑)
怨恨以外では、人が人を殺してしまう理由は些細なことが多くて、そういう時には解決後に伴う後悔の痛みが大きい。
クイズのように楽しそうに事件を解く主人公たちと、秘密を抱えた厨房との風景の差。真実が明るみにされたところで、誰も救われない。
心中しようとしていた夫婦は、これを切っ掛けに何か生きる目的を掴むかしら。断たれる命もあるのなら、つがみついて生きてみるのもまた運命。
最終回近くて寂しいな。(個人的にはモリヤはあまりどうでもいい(笑))
死役所は、朝も夜もなく、体は痛みを感じず疲れないしお腹も空かない と、どこかで言っていたはず。
現世で罪を犯して死刑になった人が、成仏できずにひたすら労働しているのが、この死役所。
イシ間さんは、おそらく何十年も前にこの役所に来て、他殺課の担当としてたくさんの死者と出会ってきた。
他殺課にくる人は、以前の食堂の店主三浦貴大さんのように、何者かに理不尽に未来を絶たれてしまった人だ。
殺された理由も自分を殺した相手も分からないこともあるかもしれないし、
なかには(次の話のように)幼い子どもが虐待された末…ということもあるだろう。
イシ間さんは、その境遇に、一緒に涙してしまうような人。
イシ間さんは、自分の罪に本来の意味での反省はしていないかもしれないけれども、
長く死者と向かい合ってきたことで、命の重みとか生きる意味とか(こうして書くと陳腐だ)
何か大事なことを学んだのではないかな。
滅多に出ない、成仏の辞令。
成仏の扉を開くまでは、天国か地獄かはまだ分からない。
他殺課に来たいじめっこ中学生は地獄だった。
死刑になるほどの罪を犯した人が、死に向かい合って、次のステップへ進むための場なのかもしれない。
(原作では、少年2人を殺害したのは畑を荒らしたからだと主張し、ミチのために真実を隠したまま、刑を執行されたことが描かれている。)
ミチが、認知症とはいえ、結婚して変わった姓ではなく「石間」と書いたのは、
戸籍上は養子縁組をしないままだったかもしれないけれど、
自分は「おじちゃんの娘」だとの想いがあったのだと思う。
幸せな姿をおじちゃんに見せることができて、石間ミチに戻ったんだろうな。
イシ間さんにとっても、ミチに再会できて、もう心残りもなくなった。
そのタイミングでの辞令よ。
金栗が明治のジジィなら、アンタらは昭和のオヤジだろうが…。
勝ち誇って去っていく川野。
オリンピックをダシにされたが、国の発展に結び付けたのも事実であり
21世紀の東京オリンピックに関わる政治家連中より骨のある男なのも確か。
一番、可哀想なのは名と実をそれぞれ川野と田畑に持っていかれている東さんでは?
活気に満ちた裏委員会を眩しそうに眺める姿は高度経済成長期の影にいた
サラリーマン(「蒸発」という言葉がこの頃に生まれた)の象徴的。
女子体育の発展も並行して描かれ、男も女も濃かった活気あふれる時代。
美川…ほんと、不死鳥となって、是非もう一度!五りんも、こんなに重要な出演者とは、前半では全く思いもしなかったのに…どうやら、最終回まで活躍?なら、妙に、不思議な魅力の美川にも、再出場して欲しいなあ…と、くうさんの感想拝読後の感想。さて、いよいよ、一所懸命役作りされたと新聞で明言されている、あの方が、いだてん登場!いよおっ!三谷幸喜!待ってました!!じゃんねえ〜〜!
第4&5回とキャラのバックボーン掘り下げに重点を置いた話が続く。
沢村は悶々と過ちを悔いているだけではなく被害者遺族会と連携を取っていた!
敦子の性格に頑なというか、強情なところがあるのは多分、母譲りなのでしょうが
両親健在だったのか⇒家出した理由も帰らない理由も納得。
「親子の問題に他人が口を挟まないでください!」
お腹の子供に対する気遣いゼロの毒っぷりが強くて
傍にいる亭主がブレーキや妻と娘の緩衝材になれないから第三者が入るのよ。
自分の無力さに対する自覚は一応、持っている父親は
大岡裁きのでんでんに頭を下げる。
ラスト3回だし、そろそろ敦子さんは救われて欲しい。
それにしてもメイクニュースって名誉棄損で訴えられるレベル。
厳罰を報道して、それこそ社会への抑止力にした方が良いのでは?
『歪んだ波紋』第5回 「逮捕」 #歪んだ波紋
私は「毒親」という言葉は基本嫌いだし、どんな親だって人間が未熟ななりに子どもに向き合っているから仕方ないと思っている(現行の朝ドラ父だって毒親だとは思わない)けれども、今回は久しぶりに「毒 親」を見たわ。
夫を事故で失った娘の心を思いやることもなく、「みっともない」「隣のケイコちゃんはちゃんとやってる」とか言う実家に誰が帰るか。性格腐りすぎ。
クリーニング屋のでんでんさんがカッコ良くて泣きそうだった。まさに地獄に仏の体現(死役所の人(笑))
娘が顔向けできないと思う「世間」とは。読者が知りたい「社会」とは一体何なのか。
記事の私物化も何も。敦子が犯人かもしれないという誤報を書かせて掲載したのは会社なのだから会社が責任を取るのが当然だ。
ネットですらスキャンダルの拡散に比べて訂正の拡散は広がらない。いや、ほぼない。ネットをやっていない「社会」では紙面の情報が全てだ。誤報の訂正は新聞の義務。
ニセニュースサイトがやっと一つ潰れた。ニセ情報を拡散する輩がどう落とし前つけてくれるのか…楽しみ。
『赤ひげ2』第5回 #赤ひげ2 #赤ひげ
「幸せとは、なりふり構わず足掻いた人間だけが得られるもの」そういう事かも知れない。それって、ある種のあきらめを享受するということで、才能を捨てざるをえなくなって生きるために他の選択をするのはどんなに辛いか。
理不尽な人生。それでも、生きていく。手の中に残るのは女房だけ。それだけの価値ある愛を貰って来たからこそ出来ること。
苦しいけれども温かい。今回もそういう話。およねの成長を見守り、よく出来た味噌汁に微笑む赤ひげ先生が最高に良い。
『リカ』第8話 #リカ 最終回 リカの最後の邪魔者は「あなた以外」リカ、優しい。「死ねばいい」って言われなくて済むらしい、私(爆) 警察、花山病院の時からずっと無能すぎて、やっと役に立ったと思ったらこんな結末(笑)
ラストは引っ越し荷物の中から出て来てくれるとより楽しかった(笑)
こんな結末なんだろうなとは予想していたけれども面白かった。とにかくホラー演出と、役者さん、特に高岡早紀さんのリカが怪演、最高すぎた!
これからは高岡さんを見るたびに28歳なんだなと思うようにします。
久々に楽しいオトナの土ドラをありがとう。
『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』第7回 #ミスジコチョー
ほうかさんだけに、始めから上司が怪しさMaxなわけだけれど、何だか切ない結末になったなぁ。この上司も忙しさでどんどん心が貧しくなっていったのだろうけれど、死人に口なしで人に罪を被せる事は最低の罪悪だわ。
上司はやりたい仕事というわけではなかった。部下はやりたい仕事で夢があり、前向きに仕事にまい進していた。結果、知らない内にやり過ぎ状態になり過労死。ミスは無かった。なのに死んでから過重労働でミスをしたように見せかけられた。
本人はもしかしたら好きな仕事を最後まで出来て、過労でも悔いはなかったかも知れない。しかしその功績を讃えられるどころかミスを押し付けるなんて許せない。きちんと真実を知って貰えて良かった。
「ニセベテラン」という言葉は初めて聞いた。いい得て妙!
『4分間のマリーゴールド』第7話 #4分間のマリーゴールド Twitterで直江直江騒いで、 #真田丸 を見ていなかった方々、すいません……。そういえばパパは直江だったと思いだした。(母は生きてる設定も忘れてた(笑))
両親が再婚して、継父が亡くなってから、兄弟たちのために父親代わりになろうと頑張ってきた廉兄の話だった。恋も捨てて面倒見て来たんだねぇ。
しかし母も生きているということで、経済的にはそれほど困窮していなかったんだろうと思われる。「大学」に拘るあまり、「大学とは自分がやりたい事をする所」という考えがすっぽりと抜けているよう……。
絵を描こうが料理を作ろうが、卒業すれば学士を取る事ができるのが大学という所。調理師免許も管理栄養士も取れる大学もあるので、そこから話し合うべきだったのではーーと普通に考えてしまいました^;
弟を好き過ぎる廉兄の気持ちは伝わった。みんなもう大人なので、これからは自由に生きるといいよね。
ってことで、次は母が戻ってくる。
父と娘の噛み合わない言い合い…なんか…なんでこんな風に取り入れるんだろう…って、思った。喜美子は結局、家から出ていかず……。とりあえず、父も、そんな娘を容認していて、火祭。そっか…喜美子は、ちゃんと、自分は今後も大丈夫って、両親に話すべきだったのに、父親譲りの性格で、上手く説得することが出来ず…。ふうむ…。くうさんの感想拝読させて頂き、やっと、少し、制作サイドの思いが分かった。さすが!!!くうさん、すごいなあ……。
「悪魔くん」特撮番組として復活。
昭和41年は「ウルトラQ」等もヒットしていた頃で、
(特撮技術では負けるにせよ)、怖めの雰囲気の作品の人気がうかがえます。
プレブシムスからの連絡は電報だけだったり俳優のスケジュール都合がつかない
残念な人もいますが「悪魔くん」執筆時の中森さんや富田(元)所長といった
懐かしい面々の登場は、やはり嬉しい。
しかし家族で観終った後、茂が真っ先に連絡を入れたのは
茂の存在が最近、遠くなっていくのを感じていた戌井さんなのでした。
「アンタの編集者としての目に狂いは無かった…」
電話の後には妻の肩に手をやる茂。渾身の作品が全く認められず、
漫画家の道を諦めかけた時に支えてくれたのは、この二人。
「ロッキー」等を観ていても思うのは、男が大成するための秘訣は
いい女房といい友達を持つ事なんじゃないかと。