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ユーザードラマレビュー一覧(271ページ目)

くう 2019/11/21

『ドクターX~外科医・大門未知子~』Season6 第6話 #ドクターX
患者の命を相場操作のために利用するニコちゃん……今シリーズが始まった時は、山の中で暮らしている気さくなおじさんだったのに、どうしてこんな風になってしまったんだ。

未知子と城之内さんのゴタゴタは毎回なれど、今回は人命に関わるだけにヒヤヒヤしちゃった。エビちゃんを手術に使っちゃダメダメーー。

ストーリーは定型だけれど、今回も面白い。でも、追加キャラクターはもう少し前に出してくれてもいいかも。藤森の存在忘れてたし、ユースケ居なかったし、多古くんもう少し面白くしてくれてもいいよねーー。増やしすぎたのでは(笑)

巨炎 巨炎 2019/11/21

前半の今までにない明るい雰囲気の段階で明らかに後半への前フリだけに胃がキリキリ。
サクラの夢は桑原の汚い野心と刺し違えるのであった…。

「どこだって、やっている」とか建設業界を敵に回しそうな発言ですが
現実を見れば、ありそうな話で怖いです。
でも、そうやって無自覚に悪意を振りかざしている限り黒川には勝てん!

対して「敵を作らない男」黒川はさすがである。
冒頭でサクラ寄りになった?と思ったら元部下を呼びつけたのは
明らかに自分が桑原と事を構えるのが面倒だからだったし、
最後はシレッと解雇通知を置いていくとは…。

「なんで神様(=脚本家)はサクラばっかり…」
百合の言葉は実体験による真実味があります。

くう 2019/11/21

『少年寅次郎』第5回 #少年寅次郎
結局、悪童だったのは寅ちゃんではなくてお父ちゃんだったんだねぇ。まさに遺伝の「馬鹿だねぇ、お前は。」

寅次郎を愛していないわけじゃないが、光子さんを裏切って苦しめた自分自身の象徴である我が子を真っ直ぐ見ることができない。葬儀の後のあの悪態は、まさに自分自身への悪態。お父ちゃんもつらいよ。自業自得だけれど。

まさに仏様のように温かく慈悲に満ちて、仏様のように美しいお母ちゃんを演じた井上真央、素晴らしいなんて言葉じゃ言い表せない名女優。

彼女が柱の物語で、彼女が柱の家だった。柱がなくなって、寅次郎はさくらのために出て行く。自分勝手な家出とは違う。生まれ変わらなきゃならなかったんだよ。

映画の寅次郎を観るたびに、フラフラ出て行っちゃフラフラ帰って、調子のいいおっさんだとずっと思ってきたけれど、何だかこのドラマを踏まえて見直したくなったわ。

再会は必ずある。映画を観ている私たちは知っている。だから今はおいちゃんとおばちゃんにさくらを託せるわけだよ。そうか、あの家族はこんな風に形成されていたのかって、渥美清さんが居ない今、寂しくも温かく思いを馳せる。

素晴らしき映画のスピンオフ。

くう 2019/11/20

『同期のサクラ』第7話 #同期のサクラ
「私には夢があります。故郷の島に橋を架けることです。私には夢があります。一生信じ合える仲間を持つことです。私には夢があります。一生信じ合える仲間とたくさんの人を幸せにする建物を造ることです。」

2つめの夢は自分の力で叶えた。3つめの夢は今の仲間たちとずっといられれば叶うだろう。

しかし、おそらく一番叶えたかった一番目の夢は不可抗力。島の地盤は弱く、法定に違反はしないが「危険が無いと言い切れない」状態。これを強行しようとする会社は馬鹿だ。大抵の大事故はこういう甘さから起こるもの。

花村建設は駄目な会社だ。でも、サクラはこんな花村建設が好き。なのに会社はサクラを切ろうとしている……。

大好きなじいちゃんも一番の夢も失った自暴自棄なサクラ。でも、じっちゃんは「サクラは絶対に咲く」という最後のFAXを送ってくれたでしょ。

サクラが現在、あんなことになっている理由が早く知りたい。とにかく、橋の建設はくい止められたんだよね?あの橋は、造ることよりも食い止めることに意義があったと思う。サクラは間違っていない。正しいことをするって、つらいこと。

くう 2019/11/19

『G線上のあなたと私』第6話 #G線上のあなたと私 
そうか「人間愛」のドラマなんだな。だから見ていて気持ちいいんだなと思った。もちろん、恋もキュンもあるけれど、それも含めて人間愛。

愛が欲しい人たちが右往左往しながら一生懸命考えている姿が愛おしいんだね。

自分に自信が持てず「誰からも気にかけられない」痛みに嫉妬する也映子。自己満足な優しさを止められない加瀬兄と、自己満足な愛を許せなさすぎる加瀬弟。夫を許せないのに出てもいけない半端な優しさに自己嫌悪を抱く幸恵さん。「最上級女子」の位置からしか人を計れない眞於先生。

何て勝手な人たちなんだと思いつつ、そこに人間の姿を見るからホッとする。

「若返りたい」……それは、昔に帰りたい懐古の情。キラキラを也映子の中に見ることで癒される幸恵さん。これも人間愛。

理人くんの「おれ、好きかも。」にドキドキさせられ、也映ちゃんの中に願いを託し、幸恵さんの幸せを祈る……人の人生を思い切り楽しめるドラマ。

関われる人がいて、気にしてもらえるのって、時にウザくてもきっと幸せ。

巨炎 巨炎 2019/11/19

「お前が部屋でやっている事なんて俺が全部やってきた」
やっぱり兄弟なのか。お兄さんは自分の卑怯さに対して開き直っているけど
理人君は「兄貴の顔なんか見たくもない!」と兄夫婦から自立もせずに
兄を筆頭とする年長者達に批判の感情を向けている。
己の感情と向き合い昇華出来ずに、その気持ちを外にばかりぶつけてしまう。

https://i.imgur.com/AgyShob.jpg
ジオンにも殴られた事が無いのに!これが若さか…」

幸恵さんは、この辺りが良く見えているなぁ。
姑さんとのやり取りにもユーモア感が漂ってきましたが
大人だって全ての感情を咀嚼出来ている訳では無く
蓋をする術を身に着けてきただけで切欠一つで漏れ出してきたりもする。

也映子は元カレに対して溢れだす感情は結局、無いという事なのだろうか…。
で、嫉妬される側をこれから体験するの?
どうでも良いが原作絵柄のヒロインはモロに眼鏡女子なのに対して
波留さんは、コンタクトレンズの方がイケてると思っちゃ駄目なんだろうか?

くう 2019/11/18

『シャーロック』第7話 #シャーロック
そ、その白い粉ならウチにもある……(回向院の鼠小僧の墓石を削って粉を持っていると「スルスル入れる」というご利益で受験のお守りになると言われているよ~~)

2時間グルグル回っていたとか、場所が灯台下暗しだとか、何となくやっぱりトリックが……モゴモゴ…。

でもねでもね、相棒を介護していて遺産を貰う約束をした介護士のちょっと凄みのある笑み、黒沢あすかさん、やっぱり好きだわ。悪女の色気。

カッコいいドラマにカッコいい役者たち、いいですね。とことん。

巨炎 巨炎 2019/11/18

「モンテ・クリスト伯」キャストを復活させただけあって渋い男のドラマに。
君ぐらいの年頃で爺ちゃんは死に物狂いで生きていたんだ。察してやれ少年。

犯人のキャラ立ては弱かったが日々、大変な介護職の方が「魔」が差しちゃった
女性職員が浮かべた表情は、やはり本作ならではといった所。

前回とは一転してコケまくった若宮君ですが原作でも
ホームズの真似に挑戦したワトスンがコケる話はあるので、むしろ嬉しい(笑。
原作者自身が医師で観察力が並はずれた同僚だか恩師だかを主役のモデルにした訳だし
若宮を精神科医とする事で問診以外の診察所見(視診、聴診、触診)から
情報を得る経験が少なかったキャラ設定、そこそこ優秀な頭脳である彼を通じて
犯人側のミスリードを描くのが上手かった。

独創性や観察力で張り合うのはやめて常識論で勝負だ(笑。
警察へのアドバイス料金の算定とか獅子雄はやらないから、そこんとこヨロシク。

アバター 南高卒 2019/11/18

川島正次郎氏に、11歳で他界された御子息しか、お子さんがおられなかったようなので、どんなに悪そうに表現されても、とりあえず、私の心は安寧…。これで、次回も楽しみに視聴出来ます!

アバター 南高卒 2019/11/18

前回、今回のはじめの方は、五りんの感動的な、壮大な回収に、ただただ、クドカンの脚本力に感心しきりだったけど、本当に史実に基づく話なのか…と、本当に、こんなゴタゴタがあったのに、東京オリンピックは開催されたの?って展開。社会科という科目が大の苦手の私…。ついて行けなかった…。これから、あの、にっくき暗躍野郎の人生を、検索して、勉強します。

巨炎 巨炎 2019/11/17

「スカーレット」特番直後にフカ先生が火葬されるシーンに突入とは確信犯?

他作品に「中庸は無いのか?」と書いたけど本作はグレーゾーンだらけ。
沢村は感情が表に出ないタイプだけど、三反園も善人か悪人か掴み所が無い。
過去と現在の事件が錯綜して接点となる桐野は
「おんな弱い人だったとは。お前のオヤジには失望した」と…。
しかし、それは自分の弱さに対する論点のすり替えだろう。とは言え、
誤報で父が翻弄され、正義の報道を信じて父替りに思った人は期待に応えてくれずで…、
情報を受け取る側だけでなく発信する側まで振り回されている。

一番、タチが悪いのは「悪いけど仕方ないしね~」と語る弁当屋のオバチャンかもしれない。
情報に対する責任を大衆の中の一人という立場で全く負わない。
森本さんは、どこまで翻弄されていくのか。
今度の務め先はセクハラ&パワハラのリスクまで背負ってしまいそう…。

巨炎 巨炎 2019/11/17

前回、遂に津川家康が退場。「今度こそ俺の時代が来た~!!」の西田秀忠。

「将軍はこの秀忠ぞ!」と相応に威厳を保ちながら大御所の決定の覆す所は覆す。
ただ、やっている事の大半は千姫の再婚問題とか
家康存命時ゴタゴタの残務処理だったりする。
まだキャストのパワーも残っているし、これが最終回付近なら良かったのですが
本作は終盤に一番、テンションが下がる家光の治世が来るからな…。

巨炎 巨炎 2019/11/17

裏タイトルは「女はつらいよ」だったんじゃなかろうか?
「男はつらいよ」へのカウントダウンが幸子さんの命のカウントダウンとは酷い。

長期シリーズに多少の矛盾は御愛嬌というべきで
夏子さんも当初は「子供の頃は寅がいじめていたチンクシャ」という設定だったのが
今回はこの時代ならスカウトに引っかからない方が不思議な美少女に。
寅次郎も手の付けられない悪童で家を飛び出したと本編で語られていたのに、
どう見ても悪童がそのまま大人になった平造オヤジの方が問題だろー!!

一応、息子に愛情がある様は描かれたけど兄妹を離れ離れにさせないためにも
自分の方が外に出るような甲斐性は持たず、十四歳の息子の方に要求するかね?
幸子さんは寅ちゃんよりもロクデナシ亭主の方が心配だったんじゃないのかなぁ…。
さくらちゃんも兄に始まり祖父、母、そして異母兄と家族がことごとく去って行き、
物心ついた時には全く家の中におらず、
本編までの空白期間中にどんな顛末を迎えたのかも描かれない父親だけが残った…。
寅母の祈りも空しく憎まれっ子、世に憚るといったところ。

おいちゃん&おばちゃんが寅屋に戻ってきた理由が良く分かる。
さくらが気立ての良い娘に育った功績は間違いなく、この二人にあります。

くう 2019/11/17

『リカ』第6話 #リカ ウチの実況TLは #おっさんずラブ と二極化されているんですが、温度差がすごい(爆)

何年経っても「リカ28歳」に感化されているのか、どんど若くなっている気がする高岡早紀さんが恐い(笑)

探偵は「巧妙な手口」と言っていたけれども、リカのやること、ほとんど背後に気を付けていれば防げるので気をつけよう、ほんと。

せっかくスパイの正体を知ったのに先輩に報告せず終わった坂井くん、さようなら。迂闊で短気な人ばかり。でも人間ってきっとそんなもの。焦ったら身も守れない。探偵も盗聴器にも気づかず消されちゃうんだろうなぁ。

今日のベストシーンは「御礼」が「おふだ」(漢字にすると同じだと改めて気づく)に見える謝礼のドア張りつけ返し。ホラーすぎ。

くう 2019/11/16

『俺の話は長い』第6話 #俺の話は長い 
「ヒモ」の定義がなかなか難しい時代。男性でも専業主夫はありえ、では結婚していればヒモではないのかというと、書類を出さないパートナーシップ同居という形の夫婦もいる。

ヒモかどうかは「愛があるかないか」と定義する満。光司さんと共に昔の本ヒモ体験が酷い(笑)

心配する家族も当然だけれども、いい大人だからこれを機会にまず家を出れば後は独立しそうな気もするんだけど……。

満依存していたお母さんが一番心配。でも、来週は何かカオスな予告(爆)

「騒がしい家」は親密な関係があるからこそで、そこから去るのはなかなか難しいかもね。春海の淡々とした語りと、卒業式のような寂しげな表情。清原果耶の演技に魅入る。