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『アンサング・シンデレラ』第7話
主要人物を病気にしたり死なせたりして涙取る話は無理だわ~。毎回、陰でみんなが主人公の昔話をしているのも何だか怖いし、(褒め褒めの嵐でどこがアンサング…)
たまに出てくる医者たちが主人公に説教されている図も慣れ過ぎた。薬剤師の話だから仕方ないけれど、患者の難しい症状はいつも薬のせい……。
原作ありきだからこれでいいのだろうか。来週から止めときます。
濱田岳、剴切の迷い人。
これはこれは、またグサグサくるよねぇ……。その仕事がやりたくて働いているのか、本当はその会社でどうなりたいのか、誰を何を目指しているのか、あの人は本当に幸せなのか。
誰もが時に充実感を持ったり、絶望したり、やる気を出したり、失ったりしながら働いている。「働く」の意義。
橋田くんの中の「八木沼さん」。私の中にも居たし、今もっと居るし、私の中に「橋田くん」も居る。
答えのない問いに今期も頷くドラマが始まった。
『私たちはどうかしている』第3話
こんな経緯で出会ったのにもう好きですドンみたいになってる椿さん、どうかしている。あんな子供が線路で転んでいるのに助けないおじいさまどうかしている。
お父さまが有島くんなだけに、手を出したのはお父様の方からだろとしか思えずどうかしている。
スパイの正体が3話目でもう発覚しちゃったのもどうかしている。
黒真宙も楽しみ。
『私の家政夫ナギサさん』第8話
水漏れの時、オモチャが流れて来たように見えた(見えた!)から、子持ちを隠してるのかと思っちゃったよ田所さん……(みんな、なぜ家事ができないことをそんなに躍起になって隠す(爆))
個人的には全くシックリ来ない流れだった。役者が南朋さんだから、ナギサさん頑張って、と思うし、メイさんと恋愛しても全く構わないし、キュンっともするけれど、ラストのメイのプロポーズは本当に「家政夫という夫」が欲しいだけの発言だぞ……。Twitterで叩かれまくるやつだぞ(笑)
それと、せっかく「おじさんだけれど家事が完璧な家政夫」を描いているのに、雇い主と恋愛に落ちちゃう結末はね。職業ジェンダーレスの未来を無くすよね。(それを進めているのが同じく家政婦のプロであるはずの妹だってのが余計になんだか引っかかる)
原作ありきなのでどうなるのかは分からないけれど、もしかしたら火曜のこの枠って職業と恋愛を絡ませるのが下手?なのかなってちょっと思っちゃいました(あ、逃げ恥は別です!)
来週の結論を待ちたい。別に田所さんと結婚して2人でナギサさんに依頼するってことでいいじゃないか……異動しなくていいじゃないか…
ぶっちゃけ私にとってこのドラマは、役者さん達の名演技を堪能させていただく眼福ドラマなのである。特に高橋一生さんとまりか様! 一生さんは、神経症じゃないかと思うくらいまあ演技が細かい細かい(これ、物凄い勢いで褒めています)。そして相対するまりか様も、鼻っ柱の強いお嬢様から恋する乙女への変化をミリ単位で細かく見せて(魅せて!)くれている。久しぶりに悪中のワルを演じるエンケンのドスの効いた存在感も素晴らしい。 そりゃ竜一君も人の子ですもの、利用しているおぼっちゃまにまで人でなし扱いされ、愛する(いろんな意味で)妹になじられしたら、夜中にふらふらと港町歩いちゃうよ!そしておそらく双子なりの第六感で駆け付けた竜二と小宇宙を作ってがっしと抱き合い涙しちゃうYO! そもそもいくら整形しても高橋一生の骨格が玉木宏になるわけないからなw これは週中の憂鬱さを吹き飛ばす大娯楽巨編なのですよ! それにしても期待(?)の斉藤由貴さん、メンタルではなくフィジカルの方?次回を震えて待て!
『SUITS/スーツ2』第6話
甲斐先生は不正はしないというし、鈴木先生は甲斐先生を責めるけれど、そもそも甲斐先生が居なくなったら一番困るのは無資格を隠してもらっている鈴木せんせーだと思うんだ……
そして、みんなでタマちゃんに同情するけれど、書類を勝手に破棄したのはタマちゃんだと思うんだ……(命令ではなかったし、これを「ため」だと言うのは誤魔化しが過ぎるのでは……)
上杉せんせーはそんなに自分の事務所が欲しかったら独立してくれれば良かったのに。
一体、どうなるの……と思ったら、突然のスピンオフのようなミステリー。どうなってるん……
申し訳ありません。 またミスりました。 前回私のコメの冒頭は
「13(桜庭ななみ主演)」第4話。
です。
『親バカ青春白書』第4話
ここまで親バカというよりモンスターか依存に近い感覚だったバカ親のガタローが、めちゃくちゃ好感度上げる回(笑)美咲のバイト先に来るモンスター客もとい美咲のモンスター元彼に怯まず正々堂々と対応。(店長には警察呼んで欲しいけどね……)
畠と寛子には恋愛の何たるかを解説……今までどちらかというと迷惑親父の振る舞いを説教されてきた所を今日はお返し。世代の差が生きる展開、良かった。
せっかく、親世代と子世代が共に学校生活を送るのだから、こういうのがいいよね。しかも過剰に説教くさくない所も良かった。幸子さんがガタローと結婚したのにも納得いくエピソード。
先週のネゴロの暴走はイマイチ乗れないエピソードだったけれど、今回はスッキリ片付いた。(でも店長は経営者として、もっと考えてほしい……)
来週のネゴロエピソードも楽しみ。
『半沢直樹』第二期 第6話
曽根崎……凄いぞ。机バンバン小曾根のウザさに顔だけで匹敵する爆発力(爆 あっ、曽根繋がり(笑)
いやあ、あんな嘘ついて、半沢が困るだけじゃなくて会社への背任行為だよね、この話、そういうの多すぎだよね、と思っていたけれど、今回はさすがに社内の処分で収まらず。
大事な頭取が「頭取ちんっっ……ぼっっっつ」状態になっちゃった大和田さんが黒幕とは思えず。紀本常務なんだろうなぁ。もっと賢くイイ人に見えたのに。
会社を貶めてまで張った罠、ほんとうの黒幕は政界の方なんでしょうね。
頭を下げる頭取の姿を神妙な顔で受け止める東京中央銀行の面々……。
彼らのような部下が正しい上司についていれば、まだこの銀行も救われる部分はあるのかな。
今回も笑わせてもらい、楽しかった(いいのか(笑))
一度目は実況しながら、二度目はじっくりと。深いし重いし絶望と救いと明と暗。なんなんこのドラマ…クズミがどういう半生を送ってここにいるのかに興味ある。役者たちさんも脚本も素晴らしすぎる。すんばらしい!
『MIU404』第9話
あっと言う間だった気もするし、3時間くらい見ていた気もする。密度濃すぎな1時間。
序盤から、みんな少しずつ「何かのカン」が働いているのに、それが惨劇の予測に辿り着けないもどかしさ。見ている方からすれば全編フラグだらけ。だからこそクライマックスの緩衝度合いが半端ない。
麦ちゃんが素直すぎて。何かや誰かを信じすぎることは我が身を危うくする、という話であると同時に、誰かを信じすぎことが我が身を助ける話であった……。後者が正しく機能する世界であって欲しい。麦ちゃんが言うところの「表しかない世界」。
桔梗さんの正義と優しさ、伊吹の誠実さと行動力、志摩の冷静さが麦ちゃんを救う。麦ちゃんの真っすぐさと愛情深さが成川を救う。成川の今後はきっとキュウちゃんが救っていく。
機捜だけではなく、真摯に自分の仕事を遂行する人たちの連携が気持ちいい。最期までどうなるか分からない緩急激しい展開。お仕事ドラマとしてもアクションドラマとしてもサスペンスとしても、非の打ち所ない面白さ。
悪役としての久住のクズさがまたいいよね……最高黒幕にピッタリな存在感。
今回は、麦ちゃんの事で一番つらい思いをしていただろう桔梗さんが、指揮者としてガンとした態度を崩さず動揺も見せない姿にかえって心が痛んだ。大事な人の無事を確かめて、救急車の中のあの表情……。静と動の塩梅が素晴らしすぎた。泣くわ。
『ディア・ペイシェント』第6話
「悩んだ時は焦らず、ただ立ち止まる。」というお母さんの教えは追いつめられた精神には優しく沁みる……けれども、このドラマの場合は、立ち止まってないで根本的な悪をサッサと排除するように動けば?と思ってしまう。
座間さんのエスカレートしすぎる行動は、すでに千晶先生の身内まで危うくしている。「患者様ファースト」のせいで千晶先生や家族に何かあったら事務長は責任取れるの?
千晶先生も、岩見さんの家には何を言われようと1人で言ってはいけないと思うし、病院、お母さんの施設、千晶先生自身の警戒心、全てにおいてセキュリティがザルすぎてハラハラよりもイライラ(笑)
浜口先生が助けに来てくれたのは嬉しかったけれど、これも本来は浜口先生の仕事じゃないよな、と思うと。つまり、ジムでのトレーニングシーンが度々登場することを鑑みても、テーマは「自分の身は自分で守れ」ということ?(笑)
最終回はぜひ、千晶先生には病院と事務長を訴えて終わって欲しい。立ち止まるのは大事だけれど、理不尽とは戦う内容であって下さい。
『ディア・ペイシェント』第5話
この病院に監視カメラがあったと知ってビックリだ。(だったら千晶先生に対する座間さんのDV行動も何とかして…)
公開裁判って公開処刑よね。スタッフを糾弾する時、事務長がいつもとても嬉しそう。何か医師に対する恨みでもあるのかと思っていたけれど、介護士に対しても同じ。結局、他人を責めることが好きなんですね。
このままだと、良い人材はみんな去って行ってしまうよ。この病院を潰すことが目的なのかしら。
認知症の人は孤独で寂しい。芯から人を求めている。自分に暴言を吐く西園寺のことを理解して、しかも面白くて好きだったと言う瀬戸くんは根本的に人間力が高い。介護士にも向いているし、対人関係の仕事は何でもイケるはず。
瀬戸くんを失って嘆く西園寺さんが痛々しくて、瀬戸くんは面会でもいいから来てくれないかと思ってしまった。西園寺さんは認知症だから責めることは出来ないけれど、千晶先生に向かって訴えていたことは事務長に向かって怒鳴ってやって欲しい。
千晶先生の個人情報を知りすぎている座間さんが気持ち悪すぎる。事務方が情報を売っているとしたら、もう本当にどうしようもない病院。
ドラマとしては、医療問題を真摯に考えるという方向よりも、ありえないセキュリティに対する怒りばかりが増していく(笑)
来週から放送再開。第二次中断とか無ければよいが。 90年代に二年間で3作品制作した事もあったし、次回作はドマイナーだし 本作放映が来年3月ぐらいまでずれ込んでも構わないですが。
https://i.imgur.com/P5Xr3lR.jpg
とりあえず、この二か月は毎週「希林がくる」だった。
宮崎あおい代表作。 若干二十歳で表情による感情表現の巧みさは正に演技のサラブレットであり 彼女は本作と二年後の「篤姫」で同世代女優の中でも不動の評価を得ました。
本作は途中から(実は序盤から姉の離婚とか初恋の人と婚約破棄とか) ドロドロ展開が増えますが太宰治の奥さんの実家がモデルと聞くとね~。 姉役の寺島しのぶは前年のTBSドラマ「太宰治物語」でも妻役を演じ、 四年後の邦画「人間失格」にも出演と喪服が似合いそうな顔立ちしとります。
設定を作家から画家に変更した後の義兄、冬吾も登場~。出た途端、 オープニングのキャストで夫&幼馴染役の福士誠治を追い抜く西島秀俊。 この人も朝ドラや大河に出るたびに女を不幸にしているような。 「とと姉」で本作の三浦友和同様、さっさと退場したのは正解だったかも。
『アンサング・シンデレラ』第7話
主要人物を病気にしたり死なせたりして涙取る話は無理だわ~。毎回、陰でみんなが主人公の昔話をしているのも何だか怖いし、(褒め褒めの嵐でどこがアンサング…)
たまに出てくる医者たちが主人公に説教されている図も慣れ過ぎた。薬剤師の話だから仕方ないけれど、患者の難しい症状はいつも薬のせい……。
原作ありきだからこれでいいのだろうか。来週から止めときます。
『働かざる者たち』第1話
濱田岳、剴切の迷い人。
これはこれは、またグサグサくるよねぇ……。その仕事がやりたくて働いているのか、本当はその会社でどうなりたいのか、誰を何を目指しているのか、あの人は本当に幸せなのか。
誰もが時に充実感を持ったり、絶望したり、やる気を出したり、失ったりしながら働いている。「働く」の意義。
橋田くんの中の「八木沼さん」。私の中にも居たし、今もっと居るし、私の中に「橋田くん」も居る。
答えのない問いに今期も頷くドラマが始まった。
『私たちはどうかしている』第3話
こんな経緯で出会ったのにもう好きですドンみたいになってる椿さん、どうかしている。あんな子供が線路で転んでいるのに助けないおじいさまどうかしている。
お父さまが有島くんなだけに、手を出したのはお父様の方からだろとしか思えずどうかしている。
スパイの正体が3話目でもう発覚しちゃったのもどうかしている。
黒真宙も楽しみ。
『私の家政夫ナギサさん』第8話
水漏れの時、オモチャが流れて来たように見えた(見えた!)から、子持ちを隠してるのかと思っちゃったよ田所さん……(みんな、なぜ家事ができないことをそんなに躍起になって隠す(爆))
個人的には全くシックリ来ない流れだった。役者が南朋さんだから、ナギサさん頑張って、と思うし、メイさんと恋愛しても全く構わないし、キュンっともするけれど、ラストのメイのプロポーズは本当に「家政夫という夫」が欲しいだけの発言だぞ……。Twitterで叩かれまくるやつだぞ(笑)
それと、せっかく「おじさんだけれど家事が完璧な家政夫」を描いているのに、雇い主と恋愛に落ちちゃう結末はね。職業ジェンダーレスの未来を無くすよね。(それを進めているのが同じく家政婦のプロであるはずの妹だってのが余計になんだか引っかかる)
原作ありきなのでどうなるのかは分からないけれど、もしかしたら火曜のこの枠って職業と恋愛を絡ませるのが下手?なのかなってちょっと思っちゃいました(あ、逃げ恥は別です!)
来週の結論を待ちたい。別に田所さんと結婚して2人でナギサさんに依頼するってことでいいじゃないか……異動しなくていいじゃないか…
ぶっちゃけ私にとってこのドラマは、役者さん達の名演技を堪能させていただく眼福ドラマなのである。特に高橋一生さんとまりか様!
一生さんは、神経症じゃないかと思うくらいまあ演技が細かい細かい(これ、物凄い勢いで褒めています)。そして相対するまりか様も、鼻っ柱の強いお嬢様から恋する乙女への変化をミリ単位で細かく見せて(魅せて!)くれている。久しぶりに悪中のワルを演じるエンケンのドスの効いた存在感も素晴らしい。
そりゃ竜一君も人の子ですもの、利用しているおぼっちゃまにまで人でなし扱いされ、愛する(いろんな意味で)妹になじられしたら、夜中にふらふらと港町歩いちゃうよ!そしておそらく双子なりの第六感で駆け付けた竜二と小宇宙を作ってがっしと抱き合い涙しちゃうYO!
そもそもいくら整形しても高橋一生の骨格が玉木宏になるわけないからなw
これは週中の憂鬱さを吹き飛ばす大娯楽巨編なのですよ!
それにしても期待(?)の斉藤由貴さん、メンタルではなくフィジカルの方?次回を震えて待て!
『SUITS/スーツ2』第6話
甲斐先生は不正はしないというし、鈴木先生は甲斐先生を責めるけれど、そもそも甲斐先生が居なくなったら一番困るのは無資格を隠してもらっている鈴木せんせーだと思うんだ……
そして、みんなでタマちゃんに同情するけれど、書類を勝手に破棄したのはタマちゃんだと思うんだ……(命令ではなかったし、これを「ため」だと言うのは誤魔化しが過ぎるのでは……)
上杉せんせーはそんなに自分の事務所が欲しかったら独立してくれれば良かったのに。
一体、どうなるの……と思ったら、突然のスピンオフのようなミステリー。どうなってるん……
申し訳ありません。
またミスりました。
前回私のコメの冒頭は
「13(桜庭ななみ主演)」第4話。
です。
『親バカ青春白書』第4話
ここまで親バカというよりモンスターか依存に近い感覚だったバカ親のガタローが、めちゃくちゃ好感度上げる回(笑)美咲のバイト先に来るモンスター客もとい美咲のモンスター元彼に怯まず正々堂々と対応。(店長には警察呼んで欲しいけどね……)
畠と寛子には恋愛の何たるかを解説……今までどちらかというと迷惑親父の振る舞いを説教されてきた所を今日はお返し。世代の差が生きる展開、良かった。
せっかく、親世代と子世代が共に学校生活を送るのだから、こういうのがいいよね。しかも過剰に説教くさくない所も良かった。幸子さんがガタローと結婚したのにも納得いくエピソード。
先週のネゴロの暴走はイマイチ乗れないエピソードだったけれど、今回はスッキリ片付いた。(でも店長は経営者として、もっと考えてほしい……)
来週のネゴロエピソードも楽しみ。
『半沢直樹』第二期 第6話
曽根崎……凄いぞ。机バンバン小曾根のウザさに顔だけで匹敵する爆発力(爆 あっ、曽根繋がり(笑)
いやあ、あんな嘘ついて、半沢が困るだけじゃなくて会社への背任行為だよね、この話、そういうの多すぎだよね、と思っていたけれど、今回はさすがに社内の処分で収まらず。
大事な頭取が「頭取ちんっっ……ぼっっっつ」状態になっちゃった大和田さんが黒幕とは思えず。紀本常務なんだろうなぁ。もっと賢くイイ人に見えたのに。
会社を貶めてまで張った罠、ほんとうの黒幕は政界の方なんでしょうね。
頭を下げる頭取の姿を神妙な顔で受け止める東京中央銀行の面々……。
彼らのような部下が正しい上司についていれば、まだこの銀行も救われる部分はあるのかな。
今回も笑わせてもらい、楽しかった(いいのか(笑))
一度目は実況しながら、二度目はじっくりと。深いし重いし絶望と救いと明と暗。なんなんこのドラマ…クズミがどういう半生を送ってここにいるのかに興味ある。役者たちさんも脚本も素晴らしすぎる。すんばらしい!
『MIU404』第9話
あっと言う間だった気もするし、3時間くらい見ていた気もする。密度濃すぎな1時間。
序盤から、みんな少しずつ「何かのカン」が働いているのに、それが惨劇の予測に辿り着けないもどかしさ。見ている方からすれば全編フラグだらけ。だからこそクライマックスの緩衝度合いが半端ない。
麦ちゃんが素直すぎて。何かや誰かを信じすぎることは我が身を危うくする、という話であると同時に、誰かを信じすぎことが我が身を助ける話であった……。後者が正しく機能する世界であって欲しい。麦ちゃんが言うところの「表しかない世界」。
桔梗さんの正義と優しさ、伊吹の誠実さと行動力、志摩の冷静さが麦ちゃんを救う。麦ちゃんの真っすぐさと愛情深さが成川を救う。成川の今後はきっとキュウちゃんが救っていく。
機捜だけではなく、真摯に自分の仕事を遂行する人たちの連携が気持ちいい。最期までどうなるか分からない緩急激しい展開。お仕事ドラマとしてもアクションドラマとしてもサスペンスとしても、非の打ち所ない面白さ。
悪役としての久住のクズさがまたいいよね……最高黒幕にピッタリな存在感。
今回は、麦ちゃんの事で一番つらい思いをしていただろう桔梗さんが、指揮者としてガンとした態度を崩さず動揺も見せない姿にかえって心が痛んだ。大事な人の無事を確かめて、救急車の中のあの表情……。静と動の塩梅が素晴らしすぎた。泣くわ。
『ディア・ペイシェント』第6話
「悩んだ時は焦らず、ただ立ち止まる。」というお母さんの教えは追いつめられた精神には優しく沁みる……けれども、このドラマの場合は、立ち止まってないで根本的な悪をサッサと排除するように動けば?と思ってしまう。
座間さんのエスカレートしすぎる行動は、すでに千晶先生の身内まで危うくしている。「患者様ファースト」のせいで千晶先生や家族に何かあったら事務長は責任取れるの?
千晶先生も、岩見さんの家には何を言われようと1人で言ってはいけないと思うし、病院、お母さんの施設、千晶先生自身の警戒心、全てにおいてセキュリティがザルすぎてハラハラよりもイライラ(笑)
浜口先生が助けに来てくれたのは嬉しかったけれど、これも本来は浜口先生の仕事じゃないよな、と思うと。つまり、ジムでのトレーニングシーンが度々登場することを鑑みても、テーマは「自分の身は自分で守れ」ということ?(笑)
最終回はぜひ、千晶先生には病院と事務長を訴えて終わって欲しい。立ち止まるのは大事だけれど、理不尽とは戦う内容であって下さい。
『ディア・ペイシェント』第5話
この病院に監視カメラがあったと知ってビックリだ。(だったら千晶先生に対する座間さんのDV行動も何とかして…)
公開裁判って公開処刑よね。スタッフを糾弾する時、事務長がいつもとても嬉しそう。何か医師に対する恨みでもあるのかと思っていたけれど、介護士に対しても同じ。結局、他人を責めることが好きなんですね。
このままだと、良い人材はみんな去って行ってしまうよ。この病院を潰すことが目的なのかしら。
認知症の人は孤独で寂しい。芯から人を求めている。自分に暴言を吐く西園寺のことを理解して、しかも面白くて好きだったと言う瀬戸くんは根本的に人間力が高い。介護士にも向いているし、対人関係の仕事は何でもイケるはず。
瀬戸くんを失って嘆く西園寺さんが痛々しくて、瀬戸くんは面会でもいいから来てくれないかと思ってしまった。西園寺さんは認知症だから責めることは出来ないけれど、千晶先生に向かって訴えていたことは事務長に向かって怒鳴ってやって欲しい。
千晶先生の個人情報を知りすぎている座間さんが気持ち悪すぎる。事務方が情報を売っているとしたら、もう本当にどうしようもない病院。
ドラマとしては、医療問題を真摯に考えるという方向よりも、ありえないセキュリティに対する怒りばかりが増していく(笑)
来週から放送再開。第二次中断とか無ければよいが。
90年代に二年間で3作品制作した事もあったし、次回作はドマイナーだし
本作放映が来年3月ぐらいまでずれ込んでも構わないですが。
https://i.imgur.com/P5Xr3lR.jpg
とりあえず、この二か月は毎週「希林がくる」だった。
宮崎あおい代表作。
若干二十歳で表情による感情表現の巧みさは正に演技のサラブレットであり
彼女は本作と二年後の「篤姫」で同世代女優の中でも不動の評価を得ました。
本作は途中から(実は序盤から姉の離婚とか初恋の人と婚約破棄とか)
ドロドロ展開が増えますが太宰治の奥さんの実家がモデルと聞くとね~。
姉役の寺島しのぶは前年のTBSドラマ「太宰治物語」でも妻役を演じ、
四年後の邦画「人間失格」にも出演と喪服が似合いそうな顔立ちしとります。
設定を作家から画家に変更した後の義兄、冬吾も登場~。出た途端、
オープニングのキャストで夫&幼馴染役の福士誠治を追い抜く西島秀俊。
この人も朝ドラや大河に出るたびに女を不幸にしているような。
「とと姉」で本作の三浦友和同様、さっさと退場したのは正解だったかも。