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自分を押し込めて爆発できなかったお兄ちゃんは、あのお父さんの子。位置的に、自分の世界に浸ることばかりで周りを見ることはないモコミは、攻撃性はないけれどあのお母さんと同じなのかもしれない。 お母さんのひどさはずっと描かれてきたけれど、お父さんの「昔は言うこときいて可愛かった」「聞いてやってた」「不倫してやればよかった」という爆発方向が(笑)何だか今期はいろんな所に元春がいるな(脚本は「知ってるワイフ」と同じ橋部先生)
お父さんの爆発を受けてか、ずっと優しかったお兄ちゃんが闇落ち化。まぁ、ずっと抱えて来てはいるよね。虐められる妹を庇ってきた子ども時代も大変だっただろうし。
モコミが自分の世界だけではなく、広い世界と関わっていく話なんだなと今さら気づく。
『俺の家の話』第5話
やらずに後悔するよりやって後悔するのが観山家流。そうね。「次」なんていつ来るか分からないもの。寿命が近かろうが遠かろうがそんな時代だ、今。
すっかり反抗期が来てしまった寿限無、反抗期すら甥と同列になっちゃう寿限無。寿一が家出しなければ芸養子になって尽くすことも無かった。帰ってこなければそのまま観山を継ぐことも出来た。後悔ばかり。でも家族。
最期になるかも知れない家族旅行をみんなで楽しんでほしいね。(でも帰ってきたら、さくらは「なにか」と共に消えていそう……)
しかし、じゅじゅは何だかんだ少しは後悔しろよってくらい女を作ってるよね……。隠し子も寿限無だけとはとても思えない。
もしかしたら、さくらも……。
「どうして人を貶めたり、傷つけたりするんだ!」
人生のセーブデータをこっそり書き換えた、お前が言うか…。 本当に卑怯な人間は自分がそうであるとの自覚も無いという話かな? 前回も今回も、その場凌ぎでイイ顔をしようとしている風にしか見えない元春、 津山がスマホまで活用してマメにコミュニケーションを積み重ねる様と対照的。
次回は離婚話に発展するようだが、元春は職場での義父の威光を忘れてない? 職場の人間関係や、津山が外回りで汗を流す様はそこそこ描かれているが 銀行員のノルマとか触れられてこなかったよな…。
元春は前の時間軸と現在で自分の職場での評価とか考えているのだろうか…。 妻の親に貰った幸せへの感謝があるのなら、沙也佳の言い分にも多少の理はある。 元春さえいなければ音楽家として大成したかもしれず、 花屋の店員と駆け落ち等はやめて欲しいが。
主人公の懐妊~出産と一話で済ませる。早ッ! 沢口敦子の演技も良くなったが、やはり津川雅彦。 律子の結婚報告に居間では、ふくれっ面しているのに夜空を見上げる佇まい。 別に軍人嫌いではなく漁師の時と同様、危険な仕事の夫に嫁ぐ娘が心配なのね。
初孫に大喜びの大旦那。しかし動乱の昭和二桁がいよいよ近い。 梅木も「一年前はこんな幸せ考えもしなかった」と絶頂期ですが そろそろ『忘れたワイフ』の男が嵐の先から生還しそうだなぁ…。
「カーネーション」に匹敵するハラハラ感の、この朝ドラもラスト一月余り。
『知ってるワイフ』第7話
沙也佳の描かれ方が酷すぎて引く。
義母の手術に対するあの冷酷さや自分勝手さは痛々しいのだけど、夫の実家と関わる面倒くささや、自分の実家ばかりつい持ち上げてしまう子供の甘え感覚や、姑に「あんな嫁」扱いされるようなことしちゃう馬鹿さや、全部、何となく理解できる部分も多くて……ああ、賢くない嫁、と思うと心が痛い。
過去に戻って「良い澪」を描くための酷すぎるキャラ付けにちょっと同情する。(やっぱり私は澪が嫌い(笑))
書き込みのことは元春と「澪が」悪いだろ、と個人的には思うのだった。夫の手が知らない女の頭の上に乗せられてる図を見たら不快感しかないじゃんね(笑)
まぁ……元春が悪いのですが、全て。
女たちよ。さっさと他の男と幸せになりな。
今週もめっちゃモヤっとして終わった……。そりゃ教育の場が家庭教育の押し付けやモンペや生徒へのコンプライアンスや人員不足で疲れ切っているのは分かっている。でも、今回はそうではなくて職場イジメの問題でしょ。
職員室での同僚いじめ問題が悲しい事件になったばかりなのに、それは人員不足のせいです、で全部終わってしまったではないか。虐めをする人間は忙しくても暇でも虐めをするんだよ。
もっとブラック企業のパワハラ問題に切り込み、初回のように教師を逮捕しちゃって欲しかったわ。
それとも……
彼女の問題を解決できなくなるから、今は教師には手を付けないってところなのだろうか。
だったら仕方ない。でもモヤモヤ……
教師間パワハラというのも最近、良く聞く話。 生徒に強く出れなくなっている分、ストレスの捌け口を別に求めている訳だ。
新津先生は柴田先生という親友がいてくれて本当によかった…。 完全に孤独なら本当に自殺してもおかしくなかったし、 『半分、死ぬ気』でなければ真面目人間二人に、こんな大芝居できない。 友情再確認でパワハラ組に抗う気概も生まれそうだ。
対して口ばかりで、さしてイイ人やイイ先生に思えなかった涼子先生の 本性も見えてきました。膿を徹底的に出さなきゃ駄目っぽいなぁ…。
『監察医 朝顔2』第15話
解剖案件がなく、ひたすら万木家の再出発までを描いた1時間。「今日の事も、さっきの事も、メモした事すら」忘れてしまう平さんの苦悩が伝わる。
妻の近くで妻を探しながら死に向かう人生を歩もうとしていた平さんを生に向かわせたのは、つぐみちゃんの「どうして、じいじとつぐみは離れ離れなの?」という言葉。
生きている家族が傍にいる記憶は、妻の思い出に縛り付けようとする妻の「旧友」から平さんを引き戻す。
こういう丁寧な家族の物語がこのドラマの真骨頂。
「つぐみとお父さんと桑原くんと」「4人で楽しく暮らそう」。
幸せな思い出をたくさん積み重ねて行ってほしい。人は骨が残らなくても結構いろいろ残る。カセットテープの音だったり。会話だったり。思い出。
かをるの再婚前日に軍人となった小浜と婚約を宣言しに戻った律子。 カンカンの久兵衛ですが「誰と結婚しても反対するんじゃ、ありません?」 と後妻に突っ込まれると、そうかもなぁ…。
律子も水橋と交際していた頃は体制に抗い、父と意見を戦わせていた。 今はかつて毛嫌いしていた軍人となった小浜に輝いていた頃の水橋に劣らぬ 信念を見て意見を戦わせ、「いずれは実業家になるかもしれないわよ」と。 結局、この人はお父ちゃんが大好きで小浜の中にも父を見ているんだな…。 父を困らせるのも愛情表現で父にぶつかっていく時こそ最も生を実感する。 この辺りは可愛がられるだけの、かをるさんには理解出来ない関係。
矢吹ジョー(ⅭⅤのあおい輝彦は桜田淳子とミュージカルで共演経験アリ)曰く、 「力石もカーロスも俺よりは格上のボクサーだ。 しかし、お互い赤い血が流れている者同士、リングで燃えに燃えりゃ 俺の中にも理屈を超えた何かが湧きあがり互角に打ちあえるんだ」と。 正に初代朝ドラ版スカーレットの律子。もうすぐ嵐の時代だが…?
『天国と地獄~サイコな2人~』第5話
「2人分の人生を生きている」……これは……。日高、現在の望月の中に居るのは本当に日高なのか。突然女になっても何の戸惑いも無さそうだった日高。いや、入れ替わっているのは3人4人とも限らないよね。
殺人鬼は現実に存在するわけだし。しかし日高…現在の望月は恐らく犯人ではない。よくこんな話を考えるなぁという驚き。
陸が帰って来た時の、日高の表情は心から嬉しそうで。恋かと思ってしまう。はるかちゃんの「揺らぎ」の表情の巧さ。
面白いなぁ……本当に、どんどん面白くなってくる。ストーリーで魅せるドラマは最高。
美しく丁寧で豪華なセットは、「さすが大河」。が、ファンタジーな演出は『花燃ゆ』を思い出し、朝ドラっぽい子役時代は『花燃ゆ』や『西郷どん』を思い出し、全体的に『花も………AKかっ(だよ)
初回の印象はOP含め、まだピンとこない。佐藤直紀さんだと知ってワクワクしていたのに、今は見えぬ(聞こえぬ)姿。
主人公サイドよりも徳川・水戸お家事情の方が今のところは見応えありそう。
キャスト陣は好きな人ばかりなので、花も………からは遠ざかる方向でお願いしたい。
(ファンタジー演出は子ども時代だからだと信じてる……)
『俺の家の話』第4話
堂々と宗家の子どもとして生きて来た三兄妹弟の「クソジジイ」と比べて、寿限無のクソジジイ」の重々しさよ……。番頭の息子として宗家に家臣のように仕えてきて、実は隠し子でしたって、今さら聞いてもね、って気持ち。よく分かる。
秀生が大州がいるから楽しくて能をやりたいように、寿一は寿限無がいるから能をやって来られた。そして片方は逃げ、片方は残るんだね。
昔は兄弟で舞ったといわれる『小袖曽我』。親父の弟子と舞っていると思い込んでいたけれど、実は兄弟で舞っていたのだと気づく寿一のシーンには温かい感動がある。
しかし、その時、鐘の中で泣いていた寿限無の温度は全然違ったよう……。
要介護者の株だだ下がりの中、介護の継続は大丈夫なのかしら……。ほんと、人生の最期は自分に返ってくるな。
3人でワチャワチャしているシーンの脚本は本当にあるのかなぁ。自然すぎて自然すぎてただ癒されて楽しくて、演技じゃなくて本当にこの村に暮らす3人であってほしいと願ってしまう。
朔先生のトラウマ。深く突っ込まない太陽くんと真空先生。でも、「私の傍にいてくれ」と言われて、とにかく傍にいるのね。看護師として、友として最高の太陽くん。
ブヨのことを黙っていたくらい許してやってくれ(笑)
3人が一緒に居るだけでホンワカしつつも泣けてしまうなぁ。
「人は悪を克服できない」と男は笑い、タカヤナは「私は彼の教師として善の心で接することしかできない」と言う。「人間は気ままに生きると争う悪になる」
けれども、かつての教え子は、学校という正しい場所では死にたがり、裏の世界で生き生きと生きている。先生は認めたくないけれど認めている。
結局は受け入れてくれる人がいることが生きる事、なのだろう。
善の心を取り戻す友が善の世界にいることは幸いである。……という形の解決に今回もちょっと泣く。静かな感動があるドラマ。
人間は簡単に成長できるものではないという話…。 「誠実」である事と「上手く立ち回って誰にでもイイ顔する」事は違う。 元春が二人を本気で応援するつもりなら津山に連絡を取って捜索の引き継ぎを 考えるべきで自分がイイ顔したくて流されているだけよね。
沙也佳は言いなりと誠実さの違いが解っていない、男を見る目が無いお嬢だけど 彼女なりに、こんな旦那でも好きでもっと知りたい、自分を見て欲しい的な 意識が窺える。元春は澪のメッセージに気づいてやれなかった事を悔やむが 沙也佳は元春が隠そうとするメッセージをどんどん見つけ出す。
妻をブラックにすることにかけて元春は、ここまでくると一種の才能かもね。 器用に生きようとしても不器用になってしまう男的な切ないBGMが逆にイラつく。 誠実さの欠けた不器用男なんて単なる最低ヤローでしょうに。 インスタを弄る妹夫婦は切欠は元春が作ったにせよ、 お互いに向き合って幸せを作ってきたのが解りますな。
自分を押し込めて爆発できなかったお兄ちゃんは、あのお父さんの子。位置的に、自分の世界に浸ることばかりで周りを見ることはないモコミは、攻撃性はないけれどあのお母さんと同じなのかもしれない。
お母さんのひどさはずっと描かれてきたけれど、お父さんの「昔は言うこときいて可愛かった」「聞いてやってた」「不倫してやればよかった」という爆発方向が(笑)何だか今期はいろんな所に元春がいるな(脚本は「知ってるワイフ」と同じ橋部先生)
お父さんの爆発を受けてか、ずっと優しかったお兄ちゃんが闇落ち化。まぁ、ずっと抱えて来てはいるよね。虐められる妹を庇ってきた子ども時代も大変だっただろうし。
モコミが自分の世界だけではなく、広い世界と関わっていく話なんだなと今さら気づく。
『俺の家の話』第5話
やらずに後悔するよりやって後悔するのが観山家流。そうね。「次」なんていつ来るか分からないもの。寿命が近かろうが遠かろうがそんな時代だ、今。
すっかり反抗期が来てしまった寿限無、反抗期すら甥と同列になっちゃう寿限無。寿一が家出しなければ芸養子になって尽くすことも無かった。帰ってこなければそのまま観山を継ぐことも出来た。後悔ばかり。でも家族。
最期になるかも知れない家族旅行をみんなで楽しんでほしいね。(でも帰ってきたら、さくらは「なにか」と共に消えていそう……)
しかし、じゅじゅは何だかんだ少しは後悔しろよってくらい女を作ってるよね……。隠し子も寿限無だけとはとても思えない。
もしかしたら、さくらも……。
「どうして人を貶めたり、傷つけたりするんだ!」
人生のセーブデータをこっそり書き換えた、お前が言うか…。
本当に卑怯な人間は自分がそうであるとの自覚も無いという話かな?
前回も今回も、その場凌ぎでイイ顔をしようとしている風にしか見えない元春、
津山がスマホまで活用してマメにコミュニケーションを積み重ねる様と対照的。
次回は離婚話に発展するようだが、元春は職場での義父の威光を忘れてない?
職場の人間関係や、津山が外回りで汗を流す様はそこそこ描かれているが
銀行員のノルマとか触れられてこなかったよな…。
元春は前の時間軸と現在で自分の職場での評価とか考えているのだろうか…。
妻の親に貰った幸せへの感謝があるのなら、沙也佳の言い分にも多少の理はある。
元春さえいなければ音楽家として大成したかもしれず、
花屋の店員と駆け落ち等はやめて欲しいが。
主人公の懐妊~出産と一話で済ませる。早ッ!
沢口敦子の演技も良くなったが、やはり津川雅彦。
律子の結婚報告に居間では、ふくれっ面しているのに夜空を見上げる佇まい。
別に軍人嫌いではなく漁師の時と同様、危険な仕事の夫に嫁ぐ娘が心配なのね。
初孫に大喜びの大旦那。しかし動乱の昭和二桁がいよいよ近い。
梅木も「一年前はこんな幸せ考えもしなかった」と絶頂期ですが
そろそろ『忘れたワイフ』の男が嵐の先から生還しそうだなぁ…。
「カーネーション」に匹敵するハラハラ感の、この朝ドラもラスト一月余り。
『知ってるワイフ』第7話
沙也佳の描かれ方が酷すぎて引く。
義母の手術に対するあの冷酷さや自分勝手さは痛々しいのだけど、夫の実家と関わる面倒くささや、自分の実家ばかりつい持ち上げてしまう子供の甘え感覚や、姑に「あんな嫁」扱いされるようなことしちゃう馬鹿さや、全部、何となく理解できる部分も多くて……ああ、賢くない嫁、と思うと心が痛い。
過去に戻って「良い澪」を描くための酷すぎるキャラ付けにちょっと同情する。(やっぱり私は澪が嫌い(笑))
書き込みのことは元春と「澪が」悪いだろ、と個人的には思うのだった。夫の手が知らない女の頭の上に乗せられてる図を見たら不快感しかないじゃんね(笑)
まぁ……元春が悪いのですが、全て。
女たちよ。さっさと他の男と幸せになりな。
今週もめっちゃモヤっとして終わった……。そりゃ教育の場が家庭教育の押し付けやモンペや生徒へのコンプライアンスや人員不足で疲れ切っているのは分かっている。でも、今回はそうではなくて職場イジメの問題でしょ。
職員室での同僚いじめ問題が悲しい事件になったばかりなのに、それは人員不足のせいです、で全部終わってしまったではないか。虐めをする人間は忙しくても暇でも虐めをするんだよ。
もっとブラック企業のパワハラ問題に切り込み、初回のように教師を逮捕しちゃって欲しかったわ。
それとも……
彼女の問題を解決できなくなるから、今は教師には手を付けないってところなのだろうか。
だったら仕方ない。でもモヤモヤ……
教師間パワハラというのも最近、良く聞く話。
生徒に強く出れなくなっている分、ストレスの捌け口を別に求めている訳だ。
新津先生は柴田先生という親友がいてくれて本当によかった…。
完全に孤独なら本当に自殺してもおかしくなかったし、
『半分、死ぬ気』でなければ真面目人間二人に、こんな大芝居できない。
友情再確認でパワハラ組に抗う気概も生まれそうだ。
対して口ばかりで、さしてイイ人やイイ先生に思えなかった涼子先生の
本性も見えてきました。膿を徹底的に出さなきゃ駄目っぽいなぁ…。
『監察医 朝顔2』第15話
解剖案件がなく、ひたすら万木家の再出発までを描いた1時間。「今日の事も、さっきの事も、メモした事すら」忘れてしまう平さんの苦悩が伝わる。
妻の近くで妻を探しながら死に向かう人生を歩もうとしていた平さんを生に向かわせたのは、つぐみちゃんの「どうして、じいじとつぐみは離れ離れなの?」という言葉。
生きている家族が傍にいる記憶は、妻の思い出に縛り付けようとする妻の「旧友」から平さんを引き戻す。
こういう丁寧な家族の物語がこのドラマの真骨頂。
「つぐみとお父さんと桑原くんと」「4人で楽しく暮らそう」。
幸せな思い出をたくさん積み重ねて行ってほしい。人は骨が残らなくても結構いろいろ残る。カセットテープの音だったり。会話だったり。思い出。
かをるの再婚前日に軍人となった小浜と婚約を宣言しに戻った律子。
カンカンの久兵衛ですが「誰と結婚しても反対するんじゃ、ありません?」
と後妻に突っ込まれると、そうかもなぁ…。
律子も水橋と交際していた頃は体制に抗い、父と意見を戦わせていた。
今はかつて毛嫌いしていた軍人となった小浜に輝いていた頃の水橋に劣らぬ
信念を見て意見を戦わせ、「いずれは実業家になるかもしれないわよ」と。
結局、この人はお父ちゃんが大好きで小浜の中にも父を見ているんだな…。
父を困らせるのも愛情表現で父にぶつかっていく時こそ最も生を実感する。
この辺りは可愛がられるだけの、かをるさんには理解出来ない関係。
矢吹ジョー(ⅭⅤのあおい輝彦は桜田淳子とミュージカルで共演経験アリ)曰く、
「力石もカーロスも俺よりは格上のボクサーだ。
しかし、お互い赤い血が流れている者同士、リングで燃えに燃えりゃ
俺の中にも理屈を超えた何かが湧きあがり互角に打ちあえるんだ」と。
正に初代朝ドラ版スカーレットの律子。もうすぐ嵐の時代だが…?
『天国と地獄~サイコな2人~』第5話
「2人分の人生を生きている」……これは……。日高、現在の望月の中に居るのは本当に日高なのか。突然女になっても何の戸惑いも無さそうだった日高。いや、入れ替わっているのは3人4人とも限らないよね。
殺人鬼は現実に存在するわけだし。しかし日高…現在の望月は恐らく犯人ではない。よくこんな話を考えるなぁという驚き。
陸が帰って来た時の、日高の表情は心から嬉しそうで。恋かと思ってしまう。はるかちゃんの「揺らぎ」の表情の巧さ。
面白いなぁ……本当に、どんどん面白くなってくる。ストーリーで魅せるドラマは最高。
美しく丁寧で豪華なセットは、「さすが大河」。が、ファンタジーな演出は『花燃ゆ』を思い出し、朝ドラっぽい子役時代は『花燃ゆ』や『西郷どん』を思い出し、全体的に『花も………AKかっ(だよ)
初回の印象はOP含め、まだピンとこない。佐藤直紀さんだと知ってワクワクしていたのに、今は見えぬ(聞こえぬ)姿。
主人公サイドよりも徳川・水戸お家事情の方が今のところは見応えありそう。
キャスト陣は好きな人ばかりなので、花も………からは遠ざかる方向でお願いしたい。
(ファンタジー演出は子ども時代だからだと信じてる……)
『俺の家の話』第4話
堂々と宗家の子どもとして生きて来た三兄妹弟の「クソジジイ」と比べて、寿限無のクソジジイ」の重々しさよ……。番頭の息子として宗家に家臣のように仕えてきて、実は隠し子でしたって、今さら聞いてもね、って気持ち。よく分かる。
秀生が大州がいるから楽しくて能をやりたいように、寿一は寿限無がいるから能をやって来られた。そして片方は逃げ、片方は残るんだね。
昔は兄弟で舞ったといわれる『小袖曽我』。親父の弟子と舞っていると思い込んでいたけれど、実は兄弟で舞っていたのだと気づく寿一のシーンには温かい感動がある。
しかし、その時、鐘の中で泣いていた寿限無の温度は全然違ったよう……。
要介護者の株だだ下がりの中、介護の継続は大丈夫なのかしら……。ほんと、人生の最期は自分に返ってくるな。
3人でワチャワチャしているシーンの脚本は本当にあるのかなぁ。自然すぎて自然すぎてただ癒されて楽しくて、演技じゃなくて本当にこの村に暮らす3人であってほしいと願ってしまう。
朔先生のトラウマ。深く突っ込まない太陽くんと真空先生。でも、「私の傍にいてくれ」と言われて、とにかく傍にいるのね。看護師として、友として最高の太陽くん。
ブヨのことを黙っていたくらい許してやってくれ(笑)
3人が一緒に居るだけでホンワカしつつも泣けてしまうなぁ。
「人は悪を克服できない」と男は笑い、タカヤナは「私は彼の教師として善の心で接することしかできない」と言う。「人間は気ままに生きると争う悪になる」
けれども、かつての教え子は、学校という正しい場所では死にたがり、裏の世界で生き生きと生きている。先生は認めたくないけれど認めている。
結局は受け入れてくれる人がいることが生きる事、なのだろう。
善の心を取り戻す友が善の世界にいることは幸いである。……という形の解決に今回もちょっと泣く。静かな感動があるドラマ。
人間は簡単に成長できるものではないという話…。
「誠実」である事と「上手く立ち回って誰にでもイイ顔する」事は違う。
元春が二人を本気で応援するつもりなら津山に連絡を取って捜索の引き継ぎを
考えるべきで自分がイイ顔したくて流されているだけよね。
沙也佳は言いなりと誠実さの違いが解っていない、男を見る目が無いお嬢だけど
彼女なりに、こんな旦那でも好きでもっと知りたい、自分を見て欲しい的な
意識が窺える。元春は澪のメッセージに気づいてやれなかった事を悔やむが
沙也佳は元春が隠そうとするメッセージをどんどん見つけ出す。
妻をブラックにすることにかけて元春は、ここまでくると一種の才能かもね。
器用に生きようとしても不器用になってしまう男的な切ないBGMが逆にイラつく。
誠実さの欠けた不器用男なんて単なる最低ヤローでしょうに。
インスタを弄る妹夫婦は切欠は元春が作ったにせよ、
お互いに向き合って幸せを作ってきたのが解りますな。