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コロナ復帰直後に合コン撮影とは…。大丈夫かオイ。
そして老夫婦はやっぱりねぇ。 自分の体験したケースは外面のいい旦那が認知の進んだ奥さんにDVをしていて 独立している子共も容易に干渉できない状況であったが、 警察が介入する事で奥さんを施設に避難させる事が出来たというものでした。
何とかと国家権力は使いよう。上手く使うのが町のお巡りさんの心。
戸田恵梨香さん、昨日のお誕生日おめでとうございます!美しさに酔わず凛としてその場にしっかり存在し、頼もしさと正しさで魅了する…藤さんがピッタリ。本当に、適役だなぁ。
ツッコみ、ボケ、自然なテンポで笑いを誘う、このドラマのキャスト陣、天才の集まりかなと思うわけです。いいメンバーが揃ったなぁ。 チンピラ大奥までしっかり笑わせていただき、でも、本編に流れる老々介護問題は切なく。
川合も正しく、町のためのお巡りさんだなぁ。藤さんと出会うべくして出会った相棒。
どんどん面白くなる。
川合のモノローグが過去形なのが気になる。それだけが心配……。
裏切り者…。でもオメデトウ先生。 牡蠣もお喋り集団も苦手な先生が、 家業に背を向けているけど牡蠣は食うパパンの隣に座り 愛の力でトラウマを克服する様は泣けばよいのか、笑えばよいのか。
ちなみにパパンも昔は無口だった。「ふたりっ子」はリコ活がカウントダウン。
まー、壱成のキャラをどこまで受け入れられるかですな。 家を嫌いながら家の金で横暴な態度を取ってきた訳で、客観的にドラ息子。 根は悪い奴では無くても、ヤンキーがたまに良い事をするとイイ奴に見える類。 母親の事があったといっても辛い過去はコイツだけじゃないし 「高校生にもなってママのオッパイが恋しい?ダッサ…」と誰か言ってやれ。
早梅がフィジカルなツッコミを入れる事でギリギリ、バランスは取れてきたが トータルで見ると周囲はコイツに甘い。(この辺り、いかにもレディコミ的) ようやく成長の兆しが見えてきたけど、同世代に比べても幼稚だった奴が ドラマの尺内で十歳年上の女性に相応しい相手になったりすと逆に噓くさいです。
孫の甘やかしに遅まきで気付いた祖母役の 三田圭子さんは実生活の経験から演技しているかもね…。
スタンガンにびっくりして、ながら見から一気に釘付けになった(爆)菊乃のこと、蛇みたいな嫌な女だとずっと思っていたけれど、いや、それ、傷害罪だから(笑)そこまでやるならいっそ清々しい(清々しくない(笑))
菊乃も宿の仲居たちもイヤな女ばかりで、壱成も捻じ曲がっているし壱成の取り巻きも最低だし、善人ゼロじゃん、と思っていたけれど、まぁ何とかなるものだ。
とりあえずヒロインが強くたくましく、言いたいことをキッパリ言うことには助かっている。
菊乃はどこまでやりたいのかよく分からないけれど、犯罪もやるのだということはよく分かった。こんなキャラをドロドロと演じる松井玲奈は、とてもいい。
従業員とめの故郷に疎開する、あぐり御一行。 岡山が空襲にさらされたのは結果論であり何故、他人様宅へ?
例によって男連中は主人公に妙に肩入れしておりますが、 食糧事情も芳しく無い中で母親を介護してきた姉さんの指摘が真っ当過ぎる…。 戦時疎開でなく現代でも血縁でもない一家が居候してきたら嫌だろう。
淳之介は下宿しながら学校に通い次の徴兵に備えるとの事だが、 この前、自主退学してきたばかりじゃん!そういう所は父親似と思ってましたが、 勉強好きでも無いのに都合の良い時だけ学校を逃げ場にしている所は母親似? イイ歳して就労も就学もしていない者は白眼視されるのも世の常ですが…。
一番の問題はとめのキャラが長く登場している割に立っていない事かな。 糸やんと昌ちゃんを観れば解るようにツッコミ描写は 突っ込まれる側と突っ込む側双方の個性や関係性を描く上で凄く重要なのに この人、「先生、先生」言っていただけなんだよなぁ。
土村芳さんの代表作になるね。やつれても美しく、最期まで全て約束通り。生き抜く、というテーマの、まさにまとめになる最終回。人間は必ずいつかは死ぬ。その日までどう生きるか。生きざまが死にざまを表すのだと教えてもらった。
雫の死後のあれこれは、雫の見た夢かも知れない。少し暖かすぎる妄想。
死んでしまったら無なのだから、どんな風に生きてもいいのだと思うか。
死んだ後も人は誰かの中に生き続けるのだと思うか。
その答えはこの作品を見た者が自分で考えればいい。
家族に看取られることを拒み、家族の埋葬を拒み、ライオンの家で死ぬことを良しとするかどうかは答えは出ない。
正直、「もしもお父さんが再婚しなければ……」と思うこともある。
けれども雫はきっと、ライオンの家に来なければ死を恐れたまま何もできずに死んでいったのだと思う。
ライオンの家で多くの人と接し、多くの人の考えに触れ、見送り見送られる最期。
「味わい深い人生」。
そう言うことが出来たのは、ここに居たから。
「人が死ぬから泣かされる」などという当たり前の内容ではなかった。
「生きることは誰かの光になる事」それを目指せるかどうかは分からないけれど、こんな時代だからこそ鎮魂歌のような輝きを放つ作品になった。
浮気・不倫ものはお腹いっぱいなんだよね。一話だけ見てみるかと思ったけれど、何ともシュールな世界観。
うきわに乗ってずぶぬれになりながら引かれる門脇麦ちゃんの姿になぜか『合葬』を思い出してしまった。この人は幻想の中に居るのがとてもよく似合う。
赤い糸ならぬ赤いロープに引かれて、これからどうなるのか、ボーーっと見ていたい気持ちになった。
ドラマよりも本当は1本の映画でやってほしいなぁ、と思ったり。
デスプリが帰って来た途端に漫然とツッコミ入れてた実況TLが輝くように活気づいて草death まさかの退場?と思ったら最後の最後に出て来て、やるな、日テレ。ってなった(笑)
しかし、本編(なにが本編なのだ)すっかり辛気臭くなっちゃって。もっとただバカバカしいドラマでよかったのに。
許嫁は風岡と組んでいそうだし、怪しさ満載が飽和状態で、ちょっと飽きている。笑わせてくれ……希望はデスプリに掛かっている!
俺たちの竜星涼がいい感じに悩める若者を演じる竜星涼をありがとうドラマが始まった。今、竜星涼を見たい人は「ライオンのおやつ」と、これを見るべき(笑)
テレ東バラエティ「家、ついて行ってイイですか?」には、元々たまにチャンネルを合わせていた。時々、すごくイイ話があって、ちょっとウルっとしてしまう。そこを上手く30分のドラマに納めてあった。
いっぱい撮って、採用されないものもあるのか……というのは初めて知った。裏話的にも面白い。
夜のタクシーから見る風景って、情緒あるよね……。
最終回をやっと見ることができた。そして思ったのだけれど、ここまで共感したり泣いたりしながら見て来たけれど、卒業式の下りはちょっと学校側に共感してしまったのだった。
緊急事態宣言の中、卒業式が出来ないのは「みんながしているから」「決められたことだから」という問題ではなく……校長が言っていた通り、「生徒を守るため」じゃないでしょうか。
「もし実行してクラスタが出たら」という保身からの措置だという描写がもっとハッキリしていたら、良かったのだろうか。
「今やりたいから」では実行できない理由をもっときちんと説明できている大人が居れば良かったのだろうか。
……と、ちょっとモヤり、まぁ、ドラマだから。……という感想で終わってしまった。少し残念。
主演の佐藤二朗さんから、生徒役の若い方々まで、役者さんたちの素晴らしい演技の熱量には感動した。
「どんな風に死にたい?その瞬間まで精いっぱい生きれば、人生を全うしたことになる。」
思い出して笑われるような人生、それも素敵な生きざま。足跡を残して居なくなっていくのだから。きっとみんながいつまでも彼を思い出して温かく笑ってくれる。 私の身内はいつも怒っていて、最期まで病院や家族に怒っていた。「あの人はいつも怒っていた」それもまた爪痕なのかも知れない。
雫ちゃんよりも先に逝ってしまったアワトリスさん。誰も泣いていない。賑やかに送り出す。
両親は唖然とした様子。
冗談の一つも言えなかった息子は、最期にキャラ変したくてライオンの家に来た。
「生き切った」素敵な人生の最期。
私はずっと泣きながら見ているけれど、よく考えたらライオンの家では誰一人メソメソしていない。
行く人も送る人も、みな逝く人だから。
私たちもそういう覚悟で生きていくことが、日々を充実させる最良のメソッドなのかも。
今回も面白かった。二話目にしてすでにキャラの安定感。怪異と現実世界の妬み嫉みは紙一重……という話が続く。元々昔話や怪談はそういうものだし。
藁人形に五寸釘ではなく針。という時点でおかしいことに気づかなかったなぁ。確かに。
自分を犠牲にしてまで一生懸命尽くしてくれる存在はありがたいけれど、負担になる。それをはねのける強さが無かった妹。
怪異ではなかったけれど、お互いを縛り合う姉妹の呪いは解けた。
お互いを労わり合うようなウソに絶望する深町くんに、お互いから解き放たれたのだからこれは良い兆候だと教えてあげる高槻先生。
「嘘にいつも失望する必要はない」
台詞が良いよなぁ……と思う。
そんな高槻先生も何か隠しているわけで。声が歪んで聞こえないので、それは悪意ではないのよね。きっと。
今期のキントリは、本当に今まで以上に冴えわたっている。愚かな人間の痛さ、哀れさを描く筆の巧さ。井上由美子先生の真骨頂。
30台からの独身女は犯罪率が高いという部長のセクハラエイジハラ発言がそのまんま実現してしまう虚しさ。事実はそんな単純なことではなく、年の功で嘘の巧妙さも芝居力も憎悪も妬みも欲も増していくんだよね……きっと。
旦那さんは坊ちゃんだから使われているのが分からないのだという奥さんの言葉も当たっているし。結局、善人は善人で、悪女は悲しくて愚かな悪女だった。本音を聞き出せば、誰でも「ただの悪人」ということはないのね。キントリの存在意義。
ただ、巻き添えになった20歳の全く無関係の工員が……。そこに一番罪悪感を持ってほしいわ。
紅顔の美少年から2週間程でゴツイ兄ちゃんになってしまった淳之介。 親友の大工は出征半年後に戦死したが、兵役検査で喘息を指摘されて出戻り…。 後ろ指を刺される描写はあるが、単純に喜んでいるあぐりは相変わらず能天気。 そもそも喘息持ちというのは幼少期の和子ちゃんでしか描かれていないしな。
戦時の岡山といえば津山事件を思い出す訳ですが兵役検査で落とされる前から 祖父や両親が結核で亡くなっていて『労咳筋』と周囲に見なされていた事が 都井睦雄の人生に影を落としていた事が大きい。 リメイクを繰り返す「砂の器」の映像化を見ても肺病やハンセン病患者への 当時の差別意識は現在、エログロや戦争の描写よりもタブーとなってきている。 邦画「丑三つの村」でも強調されたのは夜這い云々の辺りで、 この点を踏み込んだ描き方はしていなかった。 朝ドラでも結核保菌者のイケメンが病識薄くあちこちをブラブラしている有様。
https://i.imgur.com/KKPKQWw.jpg
コロナ復帰直後に合コン撮影とは…。大丈夫かオイ。
そして老夫婦はやっぱりねぇ。
自分の体験したケースは外面のいい旦那が認知の進んだ奥さんにDVをしていて
独立している子共も容易に干渉できない状況であったが、
警察が介入する事で奥さんを施設に避難させる事が出来たというものでした。
何とかと国家権力は使いよう。上手く使うのが町のお巡りさんの心。
戸田恵梨香さん、昨日のお誕生日おめでとうございます!美しさに酔わず凛としてその場にしっかり存在し、頼もしさと正しさで魅了する…藤さんがピッタリ。本当に、適役だなぁ。
ツッコみ、ボケ、自然なテンポで笑いを誘う、このドラマのキャスト陣、天才の集まりかなと思うわけです。いいメンバーが揃ったなぁ。
チンピラ大奥までしっかり笑わせていただき、でも、本編に流れる老々介護問題は切なく。
川合も正しく、町のためのお巡りさんだなぁ。藤さんと出会うべくして出会った相棒。
どんどん面白くなる。
川合のモノローグが過去形なのが気になる。それだけが心配……。
裏切り者…。でもオメデトウ先生。
牡蠣もお喋り集団も苦手な先生が、
家業に背を向けているけど牡蠣は食うパパンの隣に座り
愛の力でトラウマを克服する様は泣けばよいのか、笑えばよいのか。
ちなみにパパンも昔は無口だった。「ふたりっ子」はリコ活がカウントダウン。
まー、壱成のキャラをどこまで受け入れられるかですな。
家を嫌いながら家の金で横暴な態度を取ってきた訳で、客観的にドラ息子。
根は悪い奴では無くても、ヤンキーがたまに良い事をするとイイ奴に見える類。
母親の事があったといっても辛い過去はコイツだけじゃないし
「高校生にもなってママのオッパイが恋しい?ダッサ…」と誰か言ってやれ。
早梅がフィジカルなツッコミを入れる事でギリギリ、バランスは取れてきたが
トータルで見ると周囲はコイツに甘い。(この辺り、いかにもレディコミ的)
ようやく成長の兆しが見えてきたけど、同世代に比べても幼稚だった奴が
ドラマの尺内で十歳年上の女性に相応しい相手になったりすと逆に噓くさいです。
孫の甘やかしに遅まきで気付いた祖母役の
三田圭子さんは実生活の経験から演技しているかもね…。
スタンガンにびっくりして、ながら見から一気に釘付けになった(爆)菊乃のこと、蛇みたいな嫌な女だとずっと思っていたけれど、いや、それ、傷害罪だから(笑)そこまでやるならいっそ清々しい(清々しくない(笑))
菊乃も宿の仲居たちもイヤな女ばかりで、壱成も捻じ曲がっているし壱成の取り巻きも最低だし、善人ゼロじゃん、と思っていたけれど、まぁ何とかなるものだ。
とりあえずヒロインが強くたくましく、言いたいことをキッパリ言うことには助かっている。
菊乃はどこまでやりたいのかよく分からないけれど、犯罪もやるのだということはよく分かった。こんなキャラをドロドロと演じる松井玲奈は、とてもいい。
従業員とめの故郷に疎開する、あぐり御一行。
岡山が空襲にさらされたのは結果論であり何故、他人様宅へ?
例によって男連中は主人公に妙に肩入れしておりますが、
食糧事情も芳しく無い中で母親を介護してきた姉さんの指摘が真っ当過ぎる…。
戦時疎開でなく現代でも血縁でもない一家が居候してきたら嫌だろう。
淳之介は下宿しながら学校に通い次の徴兵に備えるとの事だが、
この前、自主退学してきたばかりじゃん!そういう所は父親似と思ってましたが、
勉強好きでも無いのに都合の良い時だけ学校を逃げ場にしている所は母親似?
イイ歳して就労も就学もしていない者は白眼視されるのも世の常ですが…。
一番の問題はとめのキャラが長く登場している割に立っていない事かな。
糸やんと昌ちゃんを観れば解るようにツッコミ描写は
突っ込まれる側と突っ込む側双方の個性や関係性を描く上で凄く重要なのに
この人、「先生、先生」言っていただけなんだよなぁ。
土村芳さんの代表作になるね。やつれても美しく、最期まで全て約束通り。生き抜く、というテーマの、まさにまとめになる最終回。人間は必ずいつかは死ぬ。その日までどう生きるか。生きざまが死にざまを表すのだと教えてもらった。
雫の死後のあれこれは、雫の見た夢かも知れない。少し暖かすぎる妄想。
死んでしまったら無なのだから、どんな風に生きてもいいのだと思うか。
死んだ後も人は誰かの中に生き続けるのだと思うか。
その答えはこの作品を見た者が自分で考えればいい。
家族に看取られることを拒み、家族の埋葬を拒み、ライオンの家で死ぬことを良しとするかどうかは答えは出ない。
正直、「もしもお父さんが再婚しなければ……」と思うこともある。
けれども雫はきっと、ライオンの家に来なければ死を恐れたまま何もできずに死んでいったのだと思う。
ライオンの家で多くの人と接し、多くの人の考えに触れ、見送り見送られる最期。
「味わい深い人生」。
そう言うことが出来たのは、ここに居たから。
「人が死ぬから泣かされる」などという当たり前の内容ではなかった。
「生きることは誰かの光になる事」それを目指せるかどうかは分からないけれど、こんな時代だからこそ鎮魂歌のような輝きを放つ作品になった。
浮気・不倫ものはお腹いっぱいなんだよね。一話だけ見てみるかと思ったけれど、何ともシュールな世界観。
うきわに乗ってずぶぬれになりながら引かれる門脇麦ちゃんの姿になぜか『合葬』を思い出してしまった。この人は幻想の中に居るのがとてもよく似合う。
赤い糸ならぬ赤いロープに引かれて、これからどうなるのか、ボーーっと見ていたい気持ちになった。
ドラマよりも本当は1本の映画でやってほしいなぁ、と思ったり。
デスプリが帰って来た途端に漫然とツッコミ入れてた実況TLが輝くように活気づいて草death まさかの退場?と思ったら最後の最後に出て来て、やるな、日テレ。ってなった(笑)
しかし、本編(なにが本編なのだ)すっかり辛気臭くなっちゃって。もっとただバカバカしいドラマでよかったのに。
許嫁は風岡と組んでいそうだし、怪しさ満載が飽和状態で、ちょっと飽きている。笑わせてくれ……希望はデスプリに掛かっている!
俺たちの竜星涼がいい感じに悩める若者を演じる竜星涼をありがとうドラマが始まった。今、竜星涼を見たい人は「ライオンのおやつ」と、これを見るべき(笑)
テレ東バラエティ「家、ついて行ってイイですか?」には、元々たまにチャンネルを合わせていた。時々、すごくイイ話があって、ちょっとウルっとしてしまう。そこを上手く30分のドラマに納めてあった。
いっぱい撮って、採用されないものもあるのか……というのは初めて知った。裏話的にも面白い。
夜のタクシーから見る風景って、情緒あるよね……。
最終回をやっと見ることができた。そして思ったのだけれど、ここまで共感したり泣いたりしながら見て来たけれど、卒業式の下りはちょっと学校側に共感してしまったのだった。
緊急事態宣言の中、卒業式が出来ないのは「みんながしているから」「決められたことだから」という問題ではなく……校長が言っていた通り、「生徒を守るため」じゃないでしょうか。
「もし実行してクラスタが出たら」という保身からの措置だという描写がもっとハッキリしていたら、良かったのだろうか。
「今やりたいから」では実行できない理由をもっときちんと説明できている大人が居れば良かったのだろうか。
……と、ちょっとモヤり、まぁ、ドラマだから。……という感想で終わってしまった。少し残念。
主演の佐藤二朗さんから、生徒役の若い方々まで、役者さんたちの素晴らしい演技の熱量には感動した。
「どんな風に死にたい?その瞬間まで精いっぱい生きれば、人生を全うしたことになる。」
思い出して笑われるような人生、それも素敵な生きざま。足跡を残して居なくなっていくのだから。きっとみんながいつまでも彼を思い出して温かく笑ってくれる。
私の身内はいつも怒っていて、最期まで病院や家族に怒っていた。「あの人はいつも怒っていた」それもまた爪痕なのかも知れない。
雫ちゃんよりも先に逝ってしまったアワトリスさん。誰も泣いていない。賑やかに送り出す。
両親は唖然とした様子。
冗談の一つも言えなかった息子は、最期にキャラ変したくてライオンの家に来た。
「生き切った」素敵な人生の最期。
私はずっと泣きながら見ているけれど、よく考えたらライオンの家では誰一人メソメソしていない。
行く人も送る人も、みな逝く人だから。
私たちもそういう覚悟で生きていくことが、日々を充実させる最良のメソッドなのかも。
今回も面白かった。二話目にしてすでにキャラの安定感。怪異と現実世界の妬み嫉みは紙一重……という話が続く。元々昔話や怪談はそういうものだし。
藁人形に五寸釘ではなく針。という時点でおかしいことに気づかなかったなぁ。確かに。
自分を犠牲にしてまで一生懸命尽くしてくれる存在はありがたいけれど、負担になる。それをはねのける強さが無かった妹。
怪異ではなかったけれど、お互いを縛り合う姉妹の呪いは解けた。
お互いを労わり合うようなウソに絶望する深町くんに、お互いから解き放たれたのだからこれは良い兆候だと教えてあげる高槻先生。
「嘘にいつも失望する必要はない」
台詞が良いよなぁ……と思う。
そんな高槻先生も何か隠しているわけで。声が歪んで聞こえないので、それは悪意ではないのよね。きっと。
今期のキントリは、本当に今まで以上に冴えわたっている。愚かな人間の痛さ、哀れさを描く筆の巧さ。井上由美子先生の真骨頂。
30台からの独身女は犯罪率が高いという部長のセクハラエイジハラ発言がそのまんま実現してしまう虚しさ。事実はそんな単純なことではなく、年の功で嘘の巧妙さも芝居力も憎悪も妬みも欲も増していくんだよね……きっと。
旦那さんは坊ちゃんだから使われているのが分からないのだという奥さんの言葉も当たっているし。結局、善人は善人で、悪女は悲しくて愚かな悪女だった。本音を聞き出せば、誰でも「ただの悪人」ということはないのね。キントリの存在意義。
ただ、巻き添えになった20歳の全く無関係の工員が……。そこに一番罪悪感を持ってほしいわ。
紅顔の美少年から2週間程でゴツイ兄ちゃんになってしまった淳之介。
親友の大工は出征半年後に戦死したが、兵役検査で喘息を指摘されて出戻り…。
後ろ指を刺される描写はあるが、単純に喜んでいるあぐりは相変わらず能天気。
そもそも喘息持ちというのは幼少期の和子ちゃんでしか描かれていないしな。
戦時の岡山といえば津山事件を思い出す訳ですが兵役検査で落とされる前から
祖父や両親が結核で亡くなっていて『労咳筋』と周囲に見なされていた事が
都井睦雄の人生に影を落としていた事が大きい。
リメイクを繰り返す「砂の器」の映像化を見ても肺病やハンセン病患者への
当時の差別意識は現在、エログロや戦争の描写よりもタブーとなってきている。
邦画「丑三つの村」でも強調されたのは夜這い云々の辺りで、
この点を踏み込んだ描き方はしていなかった。
朝ドラでも結核保菌者のイケメンが病識薄くあちこちをブラブラしている有様。
https://i.imgur.com/KKPKQWw.jpg