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マル暴上がりだけれど血が嫌い。強面だけれどズッコケてる。ニシジのキャラ作りは完璧。初回から『ある男』みたいになってる蓮見光輔。こっちには闇を背負っている雰囲気が漂ってる。岳くんはどんなキャラクターを充てられてもハマる。
キャラクターに魅せられた初回。演出は木村ひさし監督味満載。
先が見えない不安の中で家に引きこもっていた息子が、新たに引きこもるために選んだ場所は刑務所の中。
でも、こっちはただ引きこもっているだけではなく、たぶん無理矢理更生させられるので……本当に「外に出たい」気持ちになって戻って来られるかもね。
えげつない家政婦でも、命を奪ったら罪。それをこの父子がきちんと反省して「家族」をやり直せればいいね。
こんなにひどい鈴木伸之を見たのは有島くん以来かも知れない……というひどさで、奥さんが離婚したくなる理由を聞かなくてもわかる描写が凄い(笑)(冷蔵庫の開けっ放し許せん)
しかし忍者とはこんなに無神経ではやっていけない気がするので、これは「一般人の男性」を装う芝居が行き過ぎているだけなのでは……(そうだと言って…)
お互いの生活様式が合わなくなって離婚に進む辺り、印象としてはリコカツが一番似ているかも、とは思うけれどあそこまで盛り上がるかどうかはちょっと分からない初回。
設定は原作ありきだけれど十分興味深いので、もう少しコメディに寄せてくれると見やすいかも。
とりあえず、どんなダメンズでも鈴木伸之くんの笑顔はやっぱり可愛いな。(でも冷蔵庫の明けっぱは許せん…←そこ)
3日後に始まる本年度大河。徳川家康が主人公は40年ぶりかな? 平清盛の時もそんな感じだった。で、松ケン出るんだ。 山岡荘八原作「徳川家康」も近所のレンタルショップに並んでいるけど 家康って主役の時は細面イケメン、脇役の時は達磨顔や狸面が多い。
主役でない時の方が思いきり良く動かせている感じで個人的に一番、ハマりは 「真田太平記」(1985)で中村梅之助が演じた家康。実子が演じる秀忠込(笑。 真田の妨害で遅参した息子を諸将の前で叱責する場面は、ベテラン俳優達の前で 息子の演技に駄目ダシしているようなギャグスレスレハイテンションです。
https://i.imgur.com/VlLmeei.jpg
梅雀さん、マジで叱られているように見える…。切腹を命じられるも本多忠勝が 取りなし退席する秀忠君はこの日の屈辱を最終回まで根に持つのでした。 背後で『私情を挟まないリーダー』の仮面を外した父の溜息等、知りようが無い。
一方、ドラマ史上、悪役として突き抜けたのは「猿飛佐助」(1980)の西村家康。 両脇を小池朝雄と岸田森が固めた超濃い、超ワルな徳川政権(爆。
]https://i.imgur.com/3DMkpNC.jpg
最終回には師の仇である服部半蔵を討ち果たすも反撃の目潰しを喰らい、 「目が、目が見えね~!」と苦悶する佐助に嘲笑を浴びせ、蜂の巣にしてしまう。 「お…、お師匠さん…」ガクッ!! リアタイ視聴のお子様達にトラウマ確実のラストシーン(汗。放映打ち切りの ヤケクソ入ってますが思いきりの良いドラマ制作が出来た時代を彷彿とさせます。 昨年の「鎌倉殿の13人」は規制煩い昨今にかなり挑戦したハード描写でしたが、 今年はどうなるのでしょう?
みのりの心情に、同調しまくってます。その他にも色々、30年前だからこそでしょうが、台詞にすっごく同調しまくり!確か、みのりとひらりで、恋愛バトルだったって記憶が、うっすらと、ありますが、何しろはるか昔の朝ドラ…。ひらりの職業がどうなる展開かも含めて、あえて、検索せずに、ひらりって朝ドラを堪能したい心境の今日この頃。絶対、面白い朝ドラだって、確信してきているんですが…どうかな??って、新年初回のひらり視聴後です。
結構早めに、偽ビリケン案件登場…そっか…多分、高くはなってても、そこまでの金額には、ならへんのやな…会社再建にまでは…あっったり前でせうが…。とにかく、悠人にいちゃんの言葉は、もっともだと思ったのでした。でもね…舞は、どうなるんじゃ?家業廃業の借金返済の為、パイロットで稼ぐ?なんか、夢の無い朝ドラ……。頑張れ〜〜〜!
件の安藤医師も加わってきましたが、俺達の安藤とはいかないようで…。 外科医?相撲部屋近くに派遣されて来るなら整形外科のスポーツ医学とかを 専門にしていそうだけど脚本家がそこまで考えていないだけかもしれない。
ちなみに俺達の菅波はモデルとなった呼吸器内科専門医のセンセーがいて 確かに今後のキャリアとか考えていた頃でしたが。それでカリカリしている? でも、さすがに患者に対して態度が横柄過ぎるような。 もっとも、ひらりも親方の娘でも何でも無い立場で久男にエラソーな事を言う割に 自分は仕事を選り好みして今の所、それ程に好感度が高い訳ではありませんが…。 何でもハッキリ言う性格がプラスにばかり働いているのは若い内の事で、 結婚まで視野に入れると男は二の足を踏むんじゃなかろうか…。 お母さんの同窓会を見て思ったり。
地方は3ヵ月遅れでスタートの初回SP。 新三郎が伊織先生と決別して、薫ちゃんに戻って右京&伊丹の元に帰還(爆。 伊丹の方が嬉しそうだなー。「俺の生き甲斐が帰ってきた!」って感じ。
冗談抜きで「大岡」ネタに見えてくる。 このシリーズも長いので前半で脅迫による殺人を強要された容疑者全員の中に 勝村氏が混じっていれば後半の仕掛けも大体は読める。 森の中に木を隠す伊織先生、木を見て森を見ずの新三朗薫ちゃん。
オチに関しては第5シーズン頃に勝野洋氏がゲスト出演したSPの 展開をひっくり返したようなもの?時の流れを感じるなー。
『17才の帝国』と『エルピス』について結構語った2022年のベストまとめを書きました。 佐野亜裕美Pしか勝たん年だった。
今年もよろしくお願いします。
https://dramablog.cinemarev.net/2022-best.html
グランドフィナーレの再放送堪能。三谷幸喜さんも出て欲しかったけど。でも、楽しかった!で、気が付いてしまったけど、午後、総集編が、ずっとず〜っと有る!大掃除が出来ぬ…どうしてくれよう…。年末29日の葛藤……。
総集編、視聴中…懐かしい…。なにわバードマン編は、やっぱ良いなあ〜!!でも、最近の二週間分の配分が多いようで、なにわバードマン編は、あっちゅうまに終わった…。最近の舞い上がれ場面が、長い長い…あああ〜ってあくびが出るくらいだわ…。さて、この後、鎌倉殿の、グランドフィナーレ再放送が有る!楽しみで仕方がないのであった。
リストラおばちゃんず…ラジオ体操の時から、うさんくさい感じをプンプンさせて、なんなん?って思わせて、更に、舞に向ける、嫌味〜〜って反感を増幅させられていたら…まさかの、仕事に誇りを持って会社に尽くしておられた事が判明!いやあ…すんごい泣いた……。おばちゃんず、カムバッ〜ック!それにしても、おばちゃんず女優さん達の、お名前も存じ上げないけど、気負いない演技…素晴らしい!
何という凄いものを3か月見ていたのだろうと改めて震える。ラスト、自信満々にスタジオに立つ浅川さんを見て、晴れ晴れとした気持ちになる……けれども決してハッピーエンドではないんだよ。
テレビ局ではないけれど報道の中に居る岸本と村井さん。冤罪の檻から解放されて美しいショートケーキを頬ばる松本さんとチェリーさん。事件に巻き込まれた女性たちの親族の笑顔……それでも、これは全くハッピーエンドではないんだよ。
副総理の過去を暴く代わりに浅川さんが出した提案、本城彰を差し出す。それは大門亨さんの死を胡麻化して松本さんを救うという交換条件を実行しただけで、隠ぺいの真実は何も変わっていない。
斎藤が裏でやっていることが善に転ぶのか悪に変わるのか、結末は無く物語は終わる。
だから、私たちはもっともっとこの世界を見なくてはならないと強く思う。それが、最終回が晴れ晴れと終わっても「見足りない」理由。
問題提起などという言葉で簡単に片づけられない真実。私たちは報道を信じたい。信じられる人たちもきっと居るに違いない。そういう「希望」の物語だった。
何年も残る名作。
クリスマスイブの土スタ、貴司の中の人、赤楚さん出演!私の心が舞い上がりっぱなしでした!
紫耀くんの黒崎は、明るくしていてもおどけていても、どこか憂いがあって、劇伴と合わせて良い雰囲気だった。
2006年版は氷柱のお友達がブイブイ迫ってきて三角関係のようになっているのがとっても面倒だった。今回はそれがなくなった分、黒崎の過去と現在の目的がクローズアップされて良かった(脚本は同じ方なのよね……あの時はなんであんなに迫らせてたん……)
Season2が無理でも、スペシャルくらいはやってほしいな、と思うのだった。来年の5月までに。
余計なゴタゴタや面倒な事件も無く、静かに温かい余韻で閉めた最終回。カスミソウは雪の結晶。「言葉」で繋がるために声は必要なかった。
それでも、「これからも紬といると辛くなるかもしれない」と想は言う。それは当たり前だと思う。輝く過去は思い出としてずっとそこにあるし、そこで繋がったから今ここにいるのだから。
紬はそれを受け入れ受け止め、ずっと傍に居るだろう。家族も友達も、ずっと見守りつつ傍に居るだろう。
メインの2人だけではなく、登場人物それぞれに人間関係があり、それぞれが優しく繋がっている様が愛しいドラマだった。
世界は決して優しさだけで出来ているわけではなく、ここに至るまでの家族の苦しみや努力も十分に描かれた。けれども、終わって今、温かさの余韻しかない。気持ちのいい作品。
身体の障害や大病がある方を主人公に据えたドラマや映画は数あるけれど、「なのに三角関係」とか「なのにイジメ」とか、障害の上塗りをする作品が多くて脱落することが多い。
苦しい思いをして生きている人を描くなら、それ以上の障害は物語の中に要らない。
そんな大きな障害をいくつも乗り越えさせなくてもドラマは作れる。
改めてそう思わせてくれる素敵な作品。
こんな時代に、優しいプレゼントを貰えた。本当にそう思う。
マル暴上がりだけれど血が嫌い。強面だけれどズッコケてる。ニシジのキャラ作りは完璧。初回から『ある男』みたいになってる蓮見光輔。こっちには闇を背負っている雰囲気が漂ってる。岳くんはどんなキャラクターを充てられてもハマる。
キャラクターに魅せられた初回。演出は木村ひさし監督味満載。
先が見えない不安の中で家に引きこもっていた息子が、新たに引きこもるために選んだ場所は刑務所の中。
でも、こっちはただ引きこもっているだけではなく、たぶん無理矢理更生させられるので……本当に「外に出たい」気持ちになって戻って来られるかもね。
えげつない家政婦でも、命を奪ったら罪。それをこの父子がきちんと反省して「家族」をやり直せればいいね。
こんなにひどい鈴木伸之を見たのは有島くん以来かも知れない……というひどさで、奥さんが離婚したくなる理由を聞かなくてもわかる描写が凄い(笑)(冷蔵庫の開けっ放し許せん)
しかし忍者とはこんなに無神経ではやっていけない気がするので、これは「一般人の男性」を装う芝居が行き過ぎているだけなのでは……(そうだと言って…)
お互いの生活様式が合わなくなって離婚に進む辺り、印象としてはリコカツが一番似ているかも、とは思うけれどあそこまで盛り上がるかどうかはちょっと分からない初回。
設定は原作ありきだけれど十分興味深いので、もう少しコメディに寄せてくれると見やすいかも。
とりあえず、どんなダメンズでも鈴木伸之くんの笑顔はやっぱり可愛いな。(でも冷蔵庫の明けっぱは許せん…←そこ)
3日後に始まる本年度大河。徳川家康が主人公は40年ぶりかな?
平清盛の時もそんな感じだった。で、松ケン出るんだ。
山岡荘八原作「徳川家康」も近所のレンタルショップに並んでいるけど
家康って主役の時は細面イケメン、脇役の時は達磨顔や狸面が多い。
主役でない時の方が思いきり良く動かせている感じで個人的に一番、ハマりは
「真田太平記」(1985)で中村梅之助が演じた家康。実子が演じる秀忠込(笑。
真田の妨害で遅参した息子を諸将の前で叱責する場面は、ベテラン俳優達の前で
息子の演技に駄目ダシしているようなギャグスレスレハイテンションです。
https://i.imgur.com/VlLmeei.jpg
梅雀さん、マジで叱られているように見える…。切腹を命じられるも本多忠勝が
取りなし退席する秀忠君はこの日の屈辱を最終回まで根に持つのでした。
背後で『私情を挟まないリーダー』の仮面を外した父の溜息等、知りようが無い。
一方、ドラマ史上、悪役として突き抜けたのは「猿飛佐助」(1980)の西村家康。
両脇を小池朝雄と岸田森が固めた超濃い、超ワルな徳川政権(爆。
]https://i.imgur.com/3DMkpNC.jpg
最終回には師の仇である服部半蔵を討ち果たすも反撃の目潰しを喰らい、
「目が、目が見えね~!」と苦悶する佐助に嘲笑を浴びせ、蜂の巣にしてしまう。
「お…、お師匠さん…」ガクッ!!
リアタイ視聴のお子様達にトラウマ確実のラストシーン(汗。放映打ち切りの
ヤケクソ入ってますが思いきりの良いドラマ制作が出来た時代を彷彿とさせます。
昨年の「鎌倉殿の13人」は規制煩い昨今にかなり挑戦したハード描写でしたが、
今年はどうなるのでしょう?
みのりの心情に、同調しまくってます。その他にも色々、30年前だからこそでしょうが、台詞にすっごく同調しまくり!確か、みのりとひらりで、恋愛バトルだったって記憶が、うっすらと、ありますが、何しろはるか昔の朝ドラ…。ひらりの職業がどうなる展開かも含めて、あえて、検索せずに、ひらりって朝ドラを堪能したい心境の今日この頃。絶対、面白い朝ドラだって、確信してきているんですが…どうかな??って、新年初回のひらり視聴後です。
結構早めに、偽ビリケン案件登場…そっか…多分、高くはなってても、そこまでの金額には、ならへんのやな…会社再建にまでは…あっったり前でせうが…。とにかく、悠人にいちゃんの言葉は、もっともだと思ったのでした。でもね…舞は、どうなるんじゃ?家業廃業の借金返済の為、パイロットで稼ぐ?なんか、夢の無い朝ドラ……。頑張れ〜〜〜!
件の安藤医師も加わってきましたが、俺達の安藤とはいかないようで…。
外科医?相撲部屋近くに派遣されて来るなら整形外科のスポーツ医学とかを
専門にしていそうだけど脚本家がそこまで考えていないだけかもしれない。
ちなみに俺達の菅波はモデルとなった呼吸器内科専門医のセンセーがいて
確かに今後のキャリアとか考えていた頃でしたが。それでカリカリしている?
でも、さすがに患者に対して態度が横柄過ぎるような。
もっとも、ひらりも親方の娘でも何でも無い立場で久男にエラソーな事を言う割に
自分は仕事を選り好みして今の所、それ程に好感度が高い訳ではありませんが…。
何でもハッキリ言う性格がプラスにばかり働いているのは若い内の事で、
結婚まで視野に入れると男は二の足を踏むんじゃなかろうか…。
お母さんの同窓会を見て思ったり。
地方は3ヵ月遅れでスタートの初回SP。
新三郎が伊織先生と決別して、薫ちゃんに戻って右京&伊丹の元に帰還(爆。
伊丹の方が嬉しそうだなー。「俺の生き甲斐が帰ってきた!」って感じ。
冗談抜きで「大岡」ネタに見えてくる。
このシリーズも長いので前半で脅迫による殺人を強要された容疑者全員の中に
勝村氏が混じっていれば後半の仕掛けも大体は読める。
森の中に木を隠す伊織先生、木を見て森を見ずの
新三朗薫ちゃん。オチに関しては第5シーズン頃に勝野洋氏がゲスト出演したSPの
展開をひっくり返したようなもの?時の流れを感じるなー。
『17才の帝国』と『エルピス』について結構語った2022年のベストまとめを書きました。
佐野亜裕美Pしか勝たん年だった。
今年もよろしくお願いします。
https://dramablog.cinemarev.net/2022-best.html
グランドフィナーレの再放送堪能。三谷幸喜さんも出て欲しかったけど。でも、楽しかった!で、気が付いてしまったけど、午後、総集編が、ずっとず〜っと有る!大掃除が出来ぬ…どうしてくれよう…。年末29日の葛藤……。
総集編、視聴中…懐かしい…。なにわバードマン編は、やっぱ良いなあ〜!!でも、最近の二週間分の配分が多いようで、なにわバードマン編は、あっちゅうまに終わった…。最近の舞い上がれ場面が、長い長い…あああ〜ってあくびが出るくらいだわ…。さて、この後、鎌倉殿の、グランドフィナーレ再放送が有る!楽しみで仕方がないのであった。
リストラおばちゃんず…ラジオ体操の時から、うさんくさい感じをプンプンさせて、なんなん?って思わせて、更に、舞に向ける、嫌味〜〜って反感を増幅させられていたら…まさかの、仕事に誇りを持って会社に尽くしておられた事が判明!いやあ…すんごい泣いた……。おばちゃんず、カムバッ〜ック!それにしても、おばちゃんず女優さん達の、お名前も存じ上げないけど、気負いない演技…素晴らしい!
何という凄いものを3か月見ていたのだろうと改めて震える。ラスト、自信満々にスタジオに立つ浅川さんを見て、晴れ晴れとした気持ちになる……けれども決してハッピーエンドではないんだよ。
テレビ局ではないけれど報道の中に居る岸本と村井さん。冤罪の檻から解放されて美しいショートケーキを頬ばる松本さんとチェリーさん。事件に巻き込まれた女性たちの親族の笑顔……それでも、これは全くハッピーエンドではないんだよ。
副総理の過去を暴く代わりに浅川さんが出した提案、本城彰を差し出す。それは大門亨さんの死を胡麻化して松本さんを救うという交換条件を実行しただけで、隠ぺいの真実は何も変わっていない。
斎藤が裏でやっていることが善に転ぶのか悪に変わるのか、結末は無く物語は終わる。
だから、私たちはもっともっとこの世界を見なくてはならないと強く思う。それが、最終回が晴れ晴れと終わっても「見足りない」理由。
問題提起などという言葉で簡単に片づけられない真実。私たちは報道を信じたい。信じられる人たちもきっと居るに違いない。そういう「希望」の物語だった。
何年も残る名作。
クリスマスイブの土スタ、貴司の中の人、赤楚さん出演!私の心が舞い上がりっぱなしでした!
紫耀くんの黒崎は、明るくしていてもおどけていても、どこか憂いがあって、劇伴と合わせて良い雰囲気だった。
2006年版は氷柱のお友達がブイブイ迫ってきて三角関係のようになっているのがとっても面倒だった。今回はそれがなくなった分、黒崎の過去と現在の目的がクローズアップされて良かった(脚本は同じ方なのよね……あの時はなんであんなに迫らせてたん……)
Season2が無理でも、スペシャルくらいはやってほしいな、と思うのだった。来年の5月までに。
余計なゴタゴタや面倒な事件も無く、静かに温かい余韻で閉めた最終回。カスミソウは雪の結晶。「言葉」で繋がるために声は必要なかった。
それでも、「これからも紬といると辛くなるかもしれない」と想は言う。それは当たり前だと思う。輝く過去は思い出としてずっとそこにあるし、そこで繋がったから今ここにいるのだから。
紬はそれを受け入れ受け止め、ずっと傍に居るだろう。家族も友達も、ずっと見守りつつ傍に居るだろう。
メインの2人だけではなく、登場人物それぞれに人間関係があり、それぞれが優しく繋がっている様が愛しいドラマだった。
世界は決して優しさだけで出来ているわけではなく、ここに至るまでの家族の苦しみや努力も十分に描かれた。けれども、終わって今、温かさの余韻しかない。気持ちのいい作品。
身体の障害や大病がある方を主人公に据えたドラマや映画は数あるけれど、「なのに三角関係」とか「なのにイジメ」とか、障害の上塗りをする作品が多くて脱落することが多い。
苦しい思いをして生きている人を描くなら、それ以上の障害は物語の中に要らない。
そんな大きな障害をいくつも乗り越えさせなくてもドラマは作れる。
改めてそう思わせてくれる素敵な作品。
こんな時代に、優しいプレゼントを貰えた。本当にそう思う。