みんなが投稿できるドラマの感想クチコミレビューとデータベースサイト
メニュー
サイドバー
前へ
次へ
検索
本サイトにはプロモーションが含まれています
リンの子供らしい本音が見えるようになってきてから、どんどん同情が深くなってきたよね。
第8話 とりあえず、山崎先生、ご無事で何より!
先週は服なんか買いに行ってゆっくり食事しているシーンにイラっとしていたけれど、今日は刑事のくせに匿っている政宗とラーメンを食べに行ったり、危ういのは分かっているのに今一つ用意周到に出来ない須之内にイラっとする(笑)
そういう穴は多いのに、逃亡劇にはドキドキしてしまうよね。毎週、緊張と切なさで迎えるEDに被る主題歌の「us」で持っていかれる。
メイが健康でリンが無事に生きていければそれでいいと言う政宗だけれど、現段階でリンをここで手放したら、ちっとも安全な気がしないよね。
とにかく汐里が恐ろしくて恐ろしくて。子供のころから政宗の人生を食ってきた女。
安達祐実の演技力、改めて(見るたび)感嘆……
白鳥「ぼくは本質的にこの年齢の女子の方が狡いと思います」 保健師「悪気は無いんですけどねえ」 全体を観て、やはり島田琉菜のあざとさが目についた。自分の可愛さ綺麗さを知っているからだと思う。面談の頃から自分の家の不和を相談。 巌谷先生のマンションに行った時も、きちんとよそ行き服、整えた髪。とても突発的に家を飛び出した少女とは思えない。あの涙も抱きつきも、密室でのキスも計算尽くし…。まあ男なら年齢関係なく女のしたたかさに翻弄されるのは良くある話し。 でも巌谷は教師、色んな意味でミスが多かった。隙だらけだった。SNSのやり取りで島田が家へ行くと成ったのもマズかったと思う。親なら誰でも警察に通報すると思う。 諭旨免職になった巌谷が、島田を激しい言葉で突き離したのも良いと思いますが。 白鳥と幸々のぎこちない小学三年生の付き合い方に比べたら、島田はませていた。いや狡猾だった。 それに巌谷先生や大人達が振り回されていた。 白鳥や教師達が説明出来ないのも仕方ないと。
小3の恋だと山田先生に言われ、微笑ましく見守られる恋から始まり、生徒の片思いを封印して去って行く大人の恋で締める。
切ない恋の回。
健治くんはものすごく成長しているのだと思う。
理事長にあんな風に怒鳴られて、「出ていけ」と言われて。昔だったらきっと登校拒否になってしまうだろう。
けれど、今は学校へ行く。大事な人がたくさんいるから。
巌谷先生の潔白は生徒たちに伝える。「あなたたちだけでも信じてほしい」と。
先生の心も生徒たちの心も守る。そういう風に動けるのは素晴らしいこと。
巌谷先生は島田に「お前を好きになったことは一度もない。お前もだ。」「親も俺のことも見返すような大人になれ」と言ってあげた。
良い先生だった。こんなことで退職するのは理不尽以外の何物でもない。
先生には今後、孤独になってほしくない。仕事などに困るようなことにもなってほしくない。
健治くんはきっと「友達」として法律的な相談に乗る。
そして巌谷先生には健治くんに「大人の男」として相談に乗ってあげてほしい。
恋はムムス。人間関係もムムス……。みんな頑張ってほしい。
歌詞おじさん?あっ、崇おじさんか(笑。とうとう昭和40年代。 手塚治虫だって劇画タッチの後進に焦りを覚えはじめる頃なので、 完全に時代の流れに逆行している崇はいわんやおや。そんな所に元上官の言葉、 (意訳)『シンプル・イズ・ベストがお前の持ち味だ』金言ですなぁ…。
それにしても登美子さんはすっかり落ち着いたな。 茶道の家元として自立した女性になる事で、かつての男性依存はどこえやら。 息子も相応の収入を得て家庭をもっているので過干渉はしないし、 (崇の方は『三つ子の魂百までも』的な苦手意識がまだあるようだが) これで「孫の顔が見たい」なんて言われたらエライ事になるしね。
今、私が得た、金言満載の寛伯父話をひとつ。寺社にお供えする菓子を扱っている京都の菓子問屋の娘さんを、京都で医学の勉強をされていた時に見初められ、見知らぬ高知へ嫁ぐので、親戚筋の女性を伴って高知へ…だった奥様は、とっても素敵な、教養溢れる、人情味の有る女性だったそうです。寛ドクターも、勿論、非常に立派な方で…。寛伯父夫妻を軸にした、ドラマも見てみたい気になりました。いよいよラストスパートですネ!あんぱんも、きっと、頑張る人々に癒しをもたらす、世界は優しいを感じさせてくれそう…ただ…舟を編むの脚本家、蛭田氏の脚本で、あんぱんの別バージョンも、見てみたい今日この頃。中園氏の脚本も、悪くはないと思うんだけど…
神谷先生と安乃の結婚…は、前半でナレ予言があったので余ったキャラを 思いつきてくっつけた訳では無いが伏線というには寝かせっぱなしでお粗末。 そもそも叔父夫婦に次いで蝶子を甘やかしていた先生とイマイチ、 キャラが立っていない安乃に思い入れが無くてどうでも良い。 一応、元教え子達に結婚を迫られる先生は「他人に左右されず生きろ」と 教えながら左右されたら事への責任を持たない発言をしたブーメラン的。
主人公より自立した女性として生きてきた邦ちゃんが誰と結婚するかの方が 気になったし、敗者となって去った兄の訃報を邦ちゃんが伝えに来る方がショック。 「ワシは厳しかったのか…?」 まあ、お母さんがアレではお父さんは厳しくしない訳にはいかないよね。 迷走した人生を送って亡くなった兄と太平洋戦争に突入していく日本をリンク? 遺骨が戻ってくる分、お兄さんはまだマシなのかもしれない。 来週からは完全シリアスモードなのだろうか。
ワンペアではなくワンチームの 恋愛中休み回。
慶司が雀ちゃんばかり見ているわけではなく、職場のチームのメンバー一人一人に気を配っていることが伝わり、
雀ちゃんが「十条さん」としてチームを支えチームに頼られていることも伝わり、
2人の職場の中での位置がよく分かる回だった。
予告がつらくて……最終回に向けて、この2人には心から幸せになってほしいーー!とただただ祈っている。
「長く生き過ぎた」と言って、神神のいたずらのような退屈しのぎを始めたらしいジウ。頭から抜けていたけれど崇徳院の呪いだったのね。
どの時代にも存在して、才木くんが生まれる前から彼の両親を見守ってきたらしい。そして才木の父は「人類のために」DOPEを作った。
異能力者同士もお互いを操れるし、異能力は無力化できるらしいし、やはりこのドラマの能力って魔法的で何でもありなので、これじゃ戦いになんかならないよな、と思いながら見ている。
人物映像がとても綺麗で、私の好きな人たちの姿が最高美で拝めることは眼福。
ストーリーは、どこが能力の穴になるのか見守るわ
脚本の蛭田さん、優しい世界を書かれるって言われているけど、ちょっと違って、世界は優しい…つまり、作られた優しさではなく、世界が本来持っている優しさ…を信じておられる…とか。彼女の書かれる、描いてくださる世界を、もっともっと、拝見したいって、強く強く思ったのであった。私の心が、優しさ、癒しを求めているんだなあ……
犯人、考おじさんでしょ?でしょ?とずっと言ってきたけれど、まさかの、幸太郎が「出て行かない。家族みんなで乗り越えよう」と言った途端の自首はなぜ?
こんなに早い段階で犯人確定してしまったとなると、やはり違う気がしてきた。
「真実は既成の価値観を乗り越えたところにある」という幸太郎の話に感銘を受けた黒川はネルラに翻弄されるのをやめた。
それは、ネルラが犯人であると確信したから…ということでもなさそうだった。
けれど、「奥さんは意図せずに周りを翻弄したり傷つけたりする人です」と気づいた黒川くんに見えている風景があるんだよね。
家族はみんな何か知っていて、ネルラを庇っているか恐れているのかもしれない。
何が起きたから こう言われ続けているのか、全く分からず、ただとにかく面白い。
捜査一課が川原を探しているとは思えなかったけれど、あの写真は宇都宮社長のものだったんだ?
明菜さんはカヲルの客でもあったわけだから、突き落とされたと思われたんだね。違うんですよ、刑事さん。川原を逮捕してくださいよ。
どこかズレてる愛実先生。まさか川原との婚約を継続するわけじゃないよね。
「私が悪いのだから」なんて言ってると罪を償わせる機会を無くすよ?さっさと警察に突き出してほしいな。
サスペンス回は一話で終了。家を出ると決心した愛実先生だけれど失敗するみたいだし、最終的にどういう方向に解決するのか今だに井上由美子先生が狙っている結末が読めない。
DNA鑑定以外でも犯人特定の検査はあるという、トリビアとしては楽しい。事件そのものは胸くそ案件。
彼女が彼と別れることになった理由。彼女が恐い思いをして死ななければならなかった理由。それが同じ事とは。
主人公・土門先生が冤罪晴らしのセクションに居て、視点が弁護側に寄っているのでどうしても家族の物語として見てしまうけれど。……
本当に可哀想なのは冤罪をかけられそうだった兄でも、勝手に死のうとした弟でも、どちらが犯人でも縁なんて切れない両親でもなくて……彼女だよね。
「家族が一番大事なんです」と言われ、結局彼女のために涙を流している人は誰もいない。
家族の話になにもかも内包されていて、ああ、勝手な人たちだからこうなったのかもな、と思ってしまった。
土門先生は一生懸命お仕事したし、相田先生は複雑な顔をしていたけれどやはりこの家のために何とか動いてやるしかない。
お仕事とは大変なこと。
岩井圭也氏の原作本1話を既読でしたが、内容が過激で地上波のコンプライアンスに合わないと思っていましたら、ドラマでは、高倉のバースデーパーティーや土門と尾藤とのエピソードも入れてマイルドにしてました。他にも真犯人は父→弟、鑑定物は体液→唾液と変えられていましたが、原作を大筋では変えてないと思いました。 土門は鑑定の結果を発表する事に躊躇してましたが、ドラマではその部分がクローズアップされなかったのが疑問です。恋人殺しが弟の仕業だったのですから…。 まあ検察官が吉田ウーロン太さんなので、検察負けるとは思っていましたが。
くうさんの、BS放送時の、こちらの感想…どうしてか、私のアイパッド君では、かくれんぼしたまま状態…。視聴後に、いちいち、くうさんの感想を読む気でいたのに…そのまま最終回。ふう…良い終わり方だけど、即、続編を!あの、ふたつのカップルは、うまくいかない気がするんだよねえ〜なあんて、辞書以外の恋愛の行方を心配したり…って余韻に浸って丸1日経って、こちらを訪問させて頂いたら、なんと!くうさんの、昨年BS放送時の感想を拝読出来るようにして下さっていたっ!感涙…。で、くうさんの感想が存在する中、私なんかが、余計な感想を書く必要性無しって結論に至れり。ああ…でも、ほんっと、くうさん達の感想を含めて、素晴らしいドラマでした。
「なんて」いいドラマだったのでしょう。泣いた泣いた。地道に、でも確実に仕事をする気持ちのよい人たち。自分たちの目的のために働き惜しみしない。そして誰も置いていかない。みどりちゃんの成長がおばちゃんとても嬉しく頼もしく見ていました。日本語って「なんて」美しいのでしょう。とてもとても好きなドラマでした。コロナ禍に絡めてのあの結末、とてもよかった!
リンの子供らしい本音が見えるようになってきてから、どんどん同情が深くなってきたよね。
第8話 とりあえず、山崎先生、ご無事で何より!
先週は服なんか買いに行ってゆっくり食事しているシーンにイラっとしていたけれど、今日は刑事のくせに匿っている政宗とラーメンを食べに行ったり、危ういのは分かっているのに今一つ用意周到に出来ない須之内にイラっとする(笑)
そういう穴は多いのに、逃亡劇にはドキドキしてしまうよね。毎週、緊張と切なさで迎えるEDに被る主題歌の「us」で持っていかれる。
メイが健康でリンが無事に生きていければそれでいいと言う政宗だけれど、現段階でリンをここで手放したら、ちっとも安全な気がしないよね。
とにかく汐里が恐ろしくて恐ろしくて。子供のころから政宗の人生を食ってきた女。
安達祐実の演技力、改めて(見るたび)感嘆……
白鳥「ぼくは本質的にこの年齢の女子の方が狡いと思います」
保健師「悪気は無いんですけどねえ」
全体を観て、やはり島田琉菜のあざとさが目についた。自分の可愛さ綺麗さを知っているからだと思う。面談の頃から自分の家の不和を相談。
巌谷先生のマンションに行った時も、きちんとよそ行き服、整えた髪。とても突発的に家を飛び出した少女とは思えない。あの涙も抱きつきも、密室でのキスも計算尽くし…。まあ男なら年齢関係なく女のしたたかさに翻弄されるのは良くある話し。
でも巌谷は教師、色んな意味でミスが多かった。隙だらけだった。SNSのやり取りで島田が家へ行くと成ったのもマズかったと思う。親なら誰でも警察に通報すると思う。
諭旨免職になった巌谷が、島田を激しい言葉で突き離したのも良いと思いますが。
白鳥と幸々のぎこちない小学三年生の付き合い方に比べたら、島田はませていた。いや狡猾だった。
それに巌谷先生や大人達が振り回されていた。
白鳥や教師達が説明出来ないのも仕方ないと。
小3の恋だと山田先生に言われ、微笑ましく見守られる恋から始まり、生徒の片思いを封印して去って行く大人の恋で締める。
切ない恋の回。
健治くんはものすごく成長しているのだと思う。
理事長にあんな風に怒鳴られて、「出ていけ」と言われて。昔だったらきっと登校拒否になってしまうだろう。
けれど、今は学校へ行く。大事な人がたくさんいるから。
巌谷先生の潔白は生徒たちに伝える。「あなたたちだけでも信じてほしい」と。
先生の心も生徒たちの心も守る。そういう風に動けるのは素晴らしいこと。
巌谷先生は島田に「お前を好きになったことは一度もない。お前もだ。」「親も俺のことも見返すような大人になれ」と言ってあげた。
良い先生だった。こんなことで退職するのは理不尽以外の何物でもない。
先生には今後、孤独になってほしくない。仕事などに困るようなことにもなってほしくない。
健治くんはきっと「友達」として法律的な相談に乗る。
そして巌谷先生には健治くんに「大人の男」として相談に乗ってあげてほしい。
恋はムムス。人間関係もムムス……。みんな頑張ってほしい。
歌詞おじさん?あっ、崇おじさんか(笑。とうとう昭和40年代。
手塚治虫だって劇画タッチの後進に焦りを覚えはじめる頃なので、
完全に時代の流れに逆行している崇はいわんやおや。そんな所に元上官の言葉、
(意訳)『シンプル・イズ・ベストがお前の持ち味だ』金言ですなぁ…。
それにしても登美子さんはすっかり落ち着いたな。
茶道の家元として自立した女性になる事で、かつての男性依存はどこえやら。
息子も相応の収入を得て家庭をもっているので過干渉はしないし、
(崇の方は『三つ子の魂百までも』的な苦手意識がまだあるようだが)
これで「孫の顔が見たい」なんて言われたらエライ事になるしね。
今、私が得た、金言満載の寛伯父話をひとつ。寺社にお供えする菓子を扱っている京都の菓子問屋の娘さんを、京都で医学の勉強をされていた時に見初められ、見知らぬ高知へ嫁ぐので、親戚筋の女性を伴って高知へ…だった奥様は、とっても素敵な、教養溢れる、人情味の有る女性だったそうです。寛ドクターも、勿論、非常に立派な方で…。寛伯父夫妻を軸にした、ドラマも見てみたい気になりました。いよいよラストスパートですネ!あんぱんも、きっと、頑張る人々に癒しをもたらす、世界は優しいを感じさせてくれそう…ただ…舟を編むの脚本家、蛭田氏の脚本で、あんぱんの別バージョンも、見てみたい今日この頃。中園氏の脚本も、悪くはないと思うんだけど…
神谷先生と安乃の結婚…は、前半でナレ予言があったので余ったキャラを
思いつきてくっつけた訳では無いが伏線というには寝かせっぱなしでお粗末。
そもそも叔父夫婦に次いで蝶子を甘やかしていた先生とイマイチ、
キャラが立っていない安乃に思い入れが無くてどうでも良い。
一応、元教え子達に結婚を迫られる先生は「他人に左右されず生きろ」と
教えながら左右されたら事への責任を持たない発言をしたブーメラン的。
主人公より自立した女性として生きてきた邦ちゃんが誰と結婚するかの方が
気になったし、敗者となって去った兄の訃報を邦ちゃんが伝えに来る方がショック。
「ワシは厳しかったのか…?」
まあ、お母さんがアレではお父さんは厳しくしない訳にはいかないよね。
迷走した人生を送って亡くなった兄と太平洋戦争に突入していく日本をリンク?
遺骨が戻ってくる分、お兄さんはまだマシなのかもしれない。
来週からは完全シリアスモードなのだろうか。
ワンペアではなくワンチームの 恋愛中休み回。
慶司が雀ちゃんばかり見ているわけではなく、職場のチームのメンバー一人一人に気を配っていることが伝わり、
雀ちゃんが「十条さん」としてチームを支えチームに頼られていることも伝わり、
2人の職場の中での位置がよく分かる回だった。
予告がつらくて……最終回に向けて、この2人には心から幸せになってほしいーー!とただただ祈っている。
「長く生き過ぎた」と言って、神神のいたずらのような退屈しのぎを始めたらしいジウ。頭から抜けていたけれど崇徳院の呪いだったのね。
どの時代にも存在して、才木くんが生まれる前から彼の両親を見守ってきたらしい。そして才木の父は「人類のために」DOPEを作った。
異能力者同士もお互いを操れるし、異能力は無力化できるらしいし、やはりこのドラマの能力って魔法的で何でもありなので、これじゃ戦いになんかならないよな、と思いながら見ている。
人物映像がとても綺麗で、私の好きな人たちの姿が最高美で拝めることは眼福。
ストーリーは、どこが能力の穴になるのか見守るわ
脚本の蛭田さん、優しい世界を書かれるって言われているけど、ちょっと違って、世界は優しい…つまり、作られた優しさではなく、世界が本来持っている優しさ…を信じておられる…とか。彼女の書かれる、描いてくださる世界を、もっともっと、拝見したいって、強く強く思ったのであった。私の心が、優しさ、癒しを求めているんだなあ……
犯人、考おじさんでしょ?でしょ?とずっと言ってきたけれど、まさかの、幸太郎が「出て行かない。家族みんなで乗り越えよう」と言った途端の自首はなぜ?
こんなに早い段階で犯人確定してしまったとなると、やはり違う気がしてきた。
「真実は既成の価値観を乗り越えたところにある」という幸太郎の話に感銘を受けた黒川はネルラに翻弄されるのをやめた。
それは、ネルラが犯人であると確信したから…ということでもなさそうだった。
けれど、「奥さんは意図せずに周りを翻弄したり傷つけたりする人です」と気づいた黒川くんに見えている風景があるんだよね。
家族はみんな何か知っていて、ネルラを庇っているか恐れているのかもしれない。
何が起きたから こう言われ続けているのか、全く分からず、ただとにかく面白い。
捜査一課が川原を探しているとは思えなかったけれど、あの写真は宇都宮社長のものだったんだ?
明菜さんはカヲルの客でもあったわけだから、突き落とされたと思われたんだね。違うんですよ、刑事さん。川原を逮捕してくださいよ。
どこかズレてる愛実先生。まさか川原との婚約を継続するわけじゃないよね。
「私が悪いのだから」なんて言ってると罪を償わせる機会を無くすよ?さっさと警察に突き出してほしいな。
サスペンス回は一話で終了。家を出ると決心した愛実先生だけれど失敗するみたいだし、最終的にどういう方向に解決するのか今だに井上由美子先生が狙っている結末が読めない。
DNA鑑定以外でも犯人特定の検査はあるという、トリビアとしては楽しい。事件そのものは胸くそ案件。
彼女が彼と別れることになった理由。彼女が恐い思いをして死ななければならなかった理由。それが同じ事とは。
主人公・土門先生が冤罪晴らしのセクションに居て、視点が弁護側に寄っているのでどうしても家族の物語として見てしまうけれど。……
本当に可哀想なのは冤罪をかけられそうだった兄でも、勝手に死のうとした弟でも、どちらが犯人でも縁なんて切れない両親でもなくて……彼女だよね。
「家族が一番大事なんです」と言われ、結局彼女のために涙を流している人は誰もいない。
家族の話になにもかも内包されていて、ああ、勝手な人たちだからこうなったのかもな、と思ってしまった。
土門先生は一生懸命お仕事したし、相田先生は複雑な顔をしていたけれどやはりこの家のために何とか動いてやるしかない。
お仕事とは大変なこと。
岩井圭也氏の原作本1話を既読でしたが、内容が過激で地上波のコンプライアンスに合わないと思っていましたら、ドラマでは、高倉のバースデーパーティーや土門と尾藤とのエピソードも入れてマイルドにしてました。他にも真犯人は父→弟、鑑定物は体液→唾液と変えられていましたが、原作を大筋では変えてないと思いました。
土門は鑑定の結果を発表する事に躊躇してましたが、ドラマではその部分がクローズアップされなかったのが疑問です。恋人殺しが弟の仕業だったのですから…。
まあ検察官が吉田ウーロン太さんなので、検察負けるとは思っていましたが。
くうさんの、BS放送時の、こちらの感想…どうしてか、私のアイパッド君では、かくれんぼしたまま状態…。視聴後に、いちいち、くうさんの感想を読む気でいたのに…そのまま最終回。ふう…良い終わり方だけど、即、続編を!あの、ふたつのカップルは、うまくいかない気がするんだよねえ〜なあんて、辞書以外の恋愛の行方を心配したり…って余韻に浸って丸1日経って、こちらを訪問させて頂いたら、なんと!くうさんの、昨年BS放送時の感想を拝読出来るようにして下さっていたっ!感涙…。で、くうさんの感想が存在する中、私なんかが、余計な感想を書く必要性無しって結論に至れり。ああ…でも、ほんっと、くうさん達の感想を含めて、素晴らしいドラマでした。
「なんて」いいドラマだったのでしょう。泣いた泣いた。地道に、でも確実に仕事をする気持ちのよい人たち。自分たちの目的のために働き惜しみしない。そして誰も置いていかない。みどりちゃんの成長がおばちゃんとても嬉しく頼もしく見ていました。日本語って「なんて」美しいのでしょう。とてもとても好きなドラマでした。コロナ禍に絡めてのあの結末、とてもよかった!